JP6939526B2 - ステアリングホイールの電力供給装置 - Google Patents
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Description
そして、電力供給回路の構成部品が故障する等して、同電力供給回路に異常が発生すると、ホーン駆動回路がホーンを作動させる。また、ホーン駆動回路は、自身の一部に異常が発生した場合にもホーンを作動させる。
上記ステアリングホイールの電力供給装置において、前記ホーン駆動回路は、前記リレーコイルへの電圧の印加及び印加停止を切替えるスイッチング素子を備え、前記スイッチング素子は、前記電力供給回路の正常時、かつ前記ホーン駆動回路の正常時、かつ前記ホーンスイッチの非操作時にはオンして前記リレーコイルに電圧を印加するとともに、前記電力供給回路の異常時、前記ホーン駆動回路の一部の異常時又は前記ホーンスイッチの操作時にはオフして前記リレーコイルへの電圧印加を停止するものであることが好ましい。
図1に示すように、本実施形態では、製造時期が古く、ステアリングホイール17に搭載されている電装品が少なくて機能が少ないタイプのトラック10が、電力供給装置の適用対象となる車両とされている。
電力を供給する電源として、第1電源及び第2電源が用いられている。第1電源は、イグニションスイッチの切替え位置が「アクセサリ」のときに車載バッテリから電力が供給されるACC(アクセサリ)電源15によって構成されている。第2電源は、イグニションスイッチの切替え位置が「オン」のときに車載バッテリから電力が供給されるIG(イグニション)電源16によって構成されている。
上記ホーン駆動回路Bにおける一部の回路部分は、電力供給回路Aの一部を兼ねている。
電力供給回路A及びホーン駆動回路Bがともに正常に作動し、かつホーンスイッチ12及び解除スイッチ41がともに操作されていないときには、電流は、図2において矢印で示すように流れる。ACC電源15から端子21に流入した電流は、回路保護部Dを流れる。回路保護部Dを流れた電流の一部は、抵抗器25を流れるものと、電磁リレー28毎のリレーコイル29を流れるものとに分かれる。抵抗器25を通過した後の電流の一部(0.2アンペア程度の電流)は、制御装置13及びカメラ14を流れる。また、抵抗器25を通過した後の電流の一部は、ホーンスイッチ検出回路Cを流れる。各ツェナーダイオード36にツェナー電圧を越える電圧が加えられて、電流が同ツェナーダイオード36を逆方向に流れる。各トランジスタ34のベースに電流が流れることで、同トランジスタ34がオンされる。回路保護部Dの通過後にホーン駆動回路Bに流入した電流は、電磁リレー28毎のリレーコイル29と、トランジスタ34のコレクタ及びエミッタの間とを流れる。各リレーコイル29に電圧が印加されて同リレーコイル29が励磁される。この励磁により、各リレー接点31が開かれて、ホーン回路におけるホーン11とアースライン32とが切り離され、同ホーン11が停止される。
なお、図4に示すように、上記ホーン11の作動(鳴動)中に解除スイッチ41が操作されると、共通端子42が両常閉接点43,44から離れる。電力供給回路A及びホーン駆動回路Bの一部がホーン回路から切り離されて、ホーン駆動回路Bによるホーン11の作動が解除(停止)される。
・古いトラック10であっても、ステアリングホイール17の電線(スパイラルケーブル)を増やすことなく電装品(制御装置13、カメラ14)を追加し、これらに電力を供給することができ、機能を追加することができる。
・ホーン駆動回路Bとして、電磁リレー28、ダイオード37及びトランジスタ34の組合わせを2組用いている。また、ホーンスイッチ検出回路Cとして、抵抗35及びツェナーダイオード36の組合わせを2組用いている。そのため、万が一、一方の組合わせの構成部品が故障する等して障害が起こっても、他方の組合わせによってホーン駆動回路B及びホーンスイッチ検出回路Cを作動させ続けることができる。
・上記ACC電源15を第1電源とすることで、IG電源16を第1電源とする場合よりも早いタイミングで電力を供給し始めることができる。反面、ACC電源15の電圧は、切替え位置が「スタート」に切替えられる期間に瞬間的に低下する場合がある。これは、スタータモータを作動させるときに余分な負荷を減らすことを目的として、電気的に遮断されるように設計されている場合に起こる。そして、上記電圧低下が原因で、各トランジスタ34がオフされて、ホーン11が作動(鳴動)するおそれがある。
このようにすると、ACC電源15により、制御装置13、カメラ14等に対し、早いタイミングで電力を供給することができる。これに加え、IG電源16により、瞬間的な電圧の低下を抑制し、その電圧低下に起因するホーン11の作動を抑制することができる。
・上記のようにホーンスイッチ検出回路Cにコンデンサ54を追加すると、抵抗35を介してコンデンサ54の充電が行なわれる。このことから、電圧が目的の電圧(24ボルト)に達するまでに時間がかかる。トランジスタ34がオンするタイミングがコンデンサ54の時定数の分、遅くなり、目的の電圧に達する前にホーン11が作動(鳴動)するおそれがある。
・上記電力供給装置20は、トラック10に限らず、バス等、他の車両におけるステアリングホイール17にも適用可能である。
Claims (3)
- 車両に設けられたホーンを作動させるための電力を供給するとともに、ホーンスイッチが設けられたステアリングホイールに追加された電装品に電力を供給する電力供給回路と、
前記ホーンスイッチが操作された場合に加えて、前記電力供給回路に異常が発生した場合、又は自身の一部に異常が発生した場合に前記電力供給回路から供給される電力により前記ホーンを作動させるホーン駆動回路とを備え、
前記電力供給回路の異常時、又は前記ホーン駆動回路の一部の異常時に、前記電力供給回路及び前記ホーン駆動回路の一部をホーン回路から切り離すことで、前記ホーン駆動回路による前記ホーンの作動を解除する解除スイッチが設けられており、
前記電力供給回路及び前記ホーン駆動回路とは別に、前記ホーンスイッチの操作に応じて前記ホーンを作動させる回路が設けられており、
前記解除スイッチは、前記ホーンの作動の解除時には、前記回路をホーン回路に接続するステアリングホイールの電力供給装置。 - 前記ホーン駆動回路は電磁リレーを備えており、
前記電磁リレーにおけるリレーコイルは、前記電力供給回路の正常時、かつ前記ホーン駆動回路の正常時、かつ前記ホーンスイッチの非操作時には、電圧が印加されて励磁され、前記電力供給回路の異常時、前記ホーン駆動回路の一部の異常時又は前記ホーンスイッチの操作時には電圧印加が停止されることにより消磁されるものであり、
前記電磁リレーにおけるリレー接点は、b接点により構成されており、前記リレーコイルが励磁された場合には、前記ホーンとアースラインとを切り離して前記ホーンを停止させ、前記リレーコイルが消磁された場合には、前記ホーンとアースラインとを接続して前記ホーンを作動させるものである請求項1に記載のステアリングホイールの電力供給装置。 - 前記ホーン駆動回路は、前記リレーコイルへの電圧の印加及び印加停止を切替えるスイッチング素子を備え、
前記スイッチング素子は、前記電力供給回路の正常時、かつ前記ホーン駆動回路の正常時、かつ前記ホーンスイッチの非操作時にはオンして前記リレーコイルに電圧を印加するとともに、前記電力供給回路の異常時、前記ホーン駆動回路の一部の異常時又は前記ホーンスイッチの操作時にはオフして前記リレーコイルへの電圧印加を停止するものである請求項2に記載のステアリングホイールの電力供給装置。
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