JP6938865B2 - 災害対策シミュレーション装置、災害対策シミュレーション方法および災害対策シミュレーションプログラム - Google Patents
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Description
好ましくは、イベント評価部は、第1および第2イベント処理部に対する複数のユーザのそれぞれの処理内容を評価し、結果表示部は、複数のユーザの評価結果を出力する。
図1は、実施形態に基づくシミュレーション装置1のハードウェア構成について説明する図である。
メモリ4は、CPU2のワーク領域として用いられる。
ディスプレイ8は、CPU2で処理されたデータおよび情報を表示する。
図2に示されるように、CPU2は、ハードディスク6に格納されているプログラムを実行することにより各種の機能ブロックを実現する。
シミュレーション実行部21は、本実施形態におけるシミュレーション処理を実行する。
シミュレーション実行部21は、第1イベント処理部22と、第2イベント処理部24と、イベント評価部26と、イベント管理部27とを含む。
イベント管理部27は、シミュレーション処理を管理する。具体的には、ユーザに対して提示するイベントの数等を設定し、管理する。
難易度レベル設定部28は、シミュレーション処理において、ユーザに対して提示するイベントの難易度レベルを設定する。難易度が高い場合にはイベントの数を多くする。あるいは、複雑あるいは高度なイベントがユーザに対して提示されるようにしても良い。
図3は、実施形態に基づくシミュレーション処理の実行画面(シミュレーション画面とも称する)の一例を説明する図である。
シミュレーション画面100には、種々の情報が示されている。具体的には、シミュレーション画面100には、ユーザが自発的にイベント処理する項目のリストの表示を指示する「行動手順参照」タブ102(単にタブとも称する)が設けられている。ユーザがタブ102を選択した場合にユーザが自発的にイベント処理する項目のリスト一覧が表示される。
シミュレーション画面200には、生じたイベントがポップアップして表示されている。本例においては、イベント画面202が表示されている。イベント画面202は、予め規定されたシナリオに従って所定のタイミングで発生する第1イベントである。
図7には、ハードディスク6に格納されているイベント対応テーブルが示されている。イベント対応テーブルは、生じたイベントに対するユーザの対応行動に対する評価の算出に利用される。
図8には、イベントに対するユーザの対応行動を評価する評価結果画面400が示されている。本例において、評価結果画面400には、プレイヤー名、実施日時、難易度が示されている。
図9は、実施形態に基づく評価結果画面500の一例を説明する図である。
当該グラフ表示により各プレイヤーの評価結果を対比して分析することが可能である。
スタート画面50には、複数のコマンドボタンが設けられている。具体的には、スタート画面50は、イベント編集ボタン52と、難易度レベル設定ボタン54と、実行ボタン56と、終了ボタン58とを含む。
難易度レベル設定ボタン54は、イベントの難易度レベルの設定を指示するボタンである。
終了ボタン58は、処理を終了するボタンである。
図11に示されるように、イベント内容編集画面600が示されている。
具体的には、地域の関連する名称を設定(「地域関連名称設定」)することが可能な領域が示されている。
図12に示されるように、イベント内容編集画面610が示されている。
具体的には、自社に関連する名称の設定(「自社関連名称設定」)および業務に関連する名称の設定(「業務関連名称設定」)が可能な領域が示されている。
業務について関連する名称等について、任意の名称等に編集可能となっている。
<C:フロー処理>
図14は、実施形態に基づくシミュレーション装置1の処理フローを説明する図である。
一方、ステップS8において、CPU2は、難易度レベル設定コマンドが無いと判断した場合(ステップS8においてNO)には、実行コマンドが有るかどうかを判断する(ステップS12)。具体的には、操作受付部20は、スタート画面50において、実行ボタン56の操作入力を受け付けたかどうかを判断する。
また、ステップS12において、CPU2は、実行コマンドが無いと判断した場合(ステップS12においてNO)には、ステップS16に進む。
一方、ステップS22において、CPU2は、イベント内容編集画面において、入力が無い場合にはステップS24をスキップして、処理を終了する(リターン)。
一方、ステップS32において、CPU2は、難易度レベル設定画面において、入力が無い場合にはステップS34をスキップして、処理を終了する(リターン)。
第1イベント処理部22は、イベント管理部27により設定されたイベント数のイベントが終了したかどうかを判断する。
一方、ステップS56において、CPU2は、イベントが終了しないと判断した場合(ステップS56においてNO)には、ステップS46に戻る。以降の処理は同様であるのでその詳細な説明については繰り返さない。
Claims (10)
- 災害の発生により生じた社外および社内状況に対してユーザに適切な対応行動を求める災害対策シミュレーション装置であって、
シミュレーション画面における予め規定されたタイミングで発生する第1のイベント群に対する処理を実行する第1イベント処理部と、
前記シミュレーション画面における前記第1のイベント群とは独立した任意のタイミングでユーザの指示に従って発生させる第2のイベント群に対する処理を実行する第2イベント処理部と、
前記第1および第2イベント処理部に対するユーザの処理内容を評価するイベント評価部とを備える、災害対策シミュレーション装置。 - 前記第1イベント処理部で実行する前記第1のイベント群を設定する管理部をさらに備える、請求項1記載の災害対策シミュレーション装置。
- 前記管理部は、前記第1のイベント群の難易度レベルを設定する難易度レベル設定部を含む、請求項2記載の災害対策シミュレーション装置。
- 前記管理部は、前記難易度レベル設定部で設定された難易度レベルに応じた前記第1のイベント群に含まれる第1イベントの数、発生するタイミングあるいは前記第1イベントの種別の少なくともいずれか1つを設定する、請求項3記載の災害対策シミュレーション装置。
- 前記イベント評価部の評価結果を出力する結果表示部をさらに備える、請求項1記載の災害対策シミュレーション装置。
- 前記イベント評価部は、前記第1および第2イベント処理部に対する複数のユーザのそれぞれの処理内容を評価し、
前記結果表示部は、前記複数のユーザの評価結果を出力する、請求項5記載の災害対策シミュレーション装置。 - 前記第1のイベント群は、仮想的な災害に起因して発生する対応に関する情報を含むイベントで構成される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の災害対策シミュレーション装置。
- 前記第2のイベント群は、ユーザの指示に従って発生する予め規定されている第2イベントと、ユーザの意思に従って発生する予め規定されていない第3イベントとで構成される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の災害対策シミュレーション装置。
- 災害の発生により生じた社外および社内状況に対してユーザに適切な対応行動を求める災害対策シミュレーション方法であって、
シミュレーション画面における予め規定されたタイミングで発生する第1のイベント群に対する処理を実行するステップと、
前記シミュレーション画面における前記第1のイベント群とは独立した任意のタイミングでユーザの指示に従って発生させる第2のイベント群に対する処理を実行するステップと、
前記第1および第2イベント群に対する処理内容を評価するステップとを備える、災害対策シミュレーション方法。 - 災害の発生により生じた社外および社内状況に対してユーザに適切な対応行動を求める災害対策シュミレーション装置のコンピュータにおいて実行されるシミュレーションプログラムであって、
前記シミュレーションプログラムは、前記コンピュータを、
シミュレーション画面における予め規定されたタイミングで発生する第1のイベント群に対する処理を実行する第1イベント処理部と、
前記シミュレーション画面における前記第1のイベント群とは独立した任意のタイミングでユーザの指示に従って発生させる第2のイベント群に対する処理を実行する第2イベント処理部と、
前記第1および第2イベント処理部に対する処理内容を評価するイベント評価部として機能させる、災害対策シミュレーションプログラム。
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