JP6933105B2 - ケーブル支持装置 - Google Patents

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この発明は、ケーブルが載置される受金物と、この受金物に取り付けられてケーブルを受ける受部材とを備えるケーブル支持装置に関する。
共同溝などの洞道内に配電ケーブルや、光ファイバなどの通信ケーブルを敷設する際に、ケーブルを下方から支持するケーブル支持装置(例えば、特許文献1参照)が利用されている。このケーブル支持装置は、ケーブルが載置される受金物と、この受金物に取り付けられてケーブルを受ける受碍子(受部材)とから構成されている。
受金物は、ケーブルの配線経路に沿って所定間隔で配設された支持金物に固定される固定部と、この固定部から水平方向に延ばされたアーム部とを備える。この受金物は、金属製の板材によって形成されており、アーム部の上にケーブルが載置される。受碍子には、アーム部に上から嵌め込まれる取付溝と、ケーブルを受けるための凹部と、ケーブル縛り紐が挿通される紐通し孔とが設けられており、磁器によって形成されている。
受碍子は、取付溝を利用して受金物に取り付けられ、凹部の上にケーブルが載せられた後、紐通し孔に挿通されたケーブル縛り紐によってケーブルとともに受金物に緊縛される。
特開2017−063574号公報
従来のケーブル敷設では、受金物に受碍子を取り付けた後、受碍子が受金物から落下して破損しないように押さえながら凹部にケーブルを載せ、ケーブルと受碍子とが受金物から外れないように押さえながら、ケーブル縛り紐でケーブルと受碍子とを受金物のアーム部に縛りつける作業が必要であった。また、このような、ケーブル敷設作業は、ケーブルの配線経路に沿って所定間隔で配設された複数の支持金物に対し、繰り返し行う必要がある。そのため、従来のケーブル支持装置は、1人では作業が難しく、複数人で作業をしても手間がかかるため、非常に作業性が悪いものであった。
また、受碍子を取り付けた後で位置を調整したり、ケーブルを追加で敷設するために受金物に新しく受碍子を取り付けるためのスペースを設ける場合には、既設の受碍子のケーブル縛り紐をほどいて受金物上で移動させ、移動後に再びケーブル縛り紐で縛りつける作業が必要となる。そのため、従来のケーブル支持装置は、受碍子の移動にも大きな手間がかかっていた。
そこでこの発明は、ケーブル敷設の作業性が改善でき、受部材の移動を簡単に行うことが可能なケーブル支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ケーブルの配線経路に配設された支持金物に固定され、前記ケーブルが載置される受金物と、前記受金物に取り付けられて前記ケーブルを受ける受部材と、を備えるケーブル支持装置であって、前記受金物は、前記支持金物に固定される固定部と、前記固定部から水平方向に延び、横方向において所定の間隔を空けて並行に配設された一対のアーム部材と、前記一対のアーム部材に水平方向に沿って複数設けられ、前記受部材の固定に利用される被係止部と、を備えるケーブル載置部と、を備え、前記受部材は、前記ケーブル載置部の上部に水平方向に沿ってスライド自在に取り付けられ、前記ケーブル載置部に載置された前記ケーブルを受ける本体部と、前記本体部に設けられ、前記被係止部に係止して前記本体部を前記ケーブル載置部に固定するための係止手段と、前記本体部に設けられ、前記本体部に前記ケーブルを固定するためのケーブル固定手段と、を備える。
この発明によれば、支持金物に受金物の固定部を固定した後、受金物のケーブル載置部の上部で水平方向の任意の位置に受金物を取り付け、受部材の係止手段をケーブル載置部の被係止部に係止することにより、受部材を受金物に固定する。次いで、受部材の本体部にケーブルを載せ、ケーブル固定手段によりケーブルを固定する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のケーブル支持装置であって、前記係止手段は、操作部材と、前記操作部材の操作に応じて前記被係止部への係止と、係止解除とを切り替える係止機構とを含む、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のケーブル支持装置であって、前記ケーブル固定手段は、一端が前記本体部に連結され、他端が前記本体部に載せられた前記ケーブルの上を通って前記本体部に係止される帯状体である、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のケーブル支持装置であって、前記本体部は、絶縁性を有するプラスチック材料で形成されている、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、受部材に受金物の被係止部に係止する係止手段を設け、受部材にケーブルを固定するためのケーブル固定手段を設けたので、ケーブル縛り紐を利用せずに、受部材とケーブルとを受金物に固定することが可能となる。したがって、ケーブル敷設の作業性を大幅に改善することが可能となる。また、受部材を受金物に取り付けた後に受部材の位置を変更する場合には、係止手段の係止を解除するだけで移動が可能となり、再び係止させることで受金物に固定することができるので、取り付け後の受部材を移動する作業も大幅に改善することが可能となる。さらに、受金物に一対のアーム部材からなるケーブル載置部を設け、このケーブル載置部で受部材を支持するようにしたので、受部材を安定的に支持してスライドさせることが可能となり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
請求項2の発明によれば、係止手段は、操作部材と、操作部材の操作に応じて被係止部への係止および係止解除を切り替える係止機構とを備えるので、取り付け済みの受部材を簡単にケーブル載置部上で移動させることが可能となり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
請求項3の発明によれば、ケーブル固定手段を、一端が本体部に連結され、他端が本体部に載せられたケーブルの上を通って本体部に係止される帯状体から構成したので、ケーブルの固定作業が非常に簡単になり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
請求項4の発明によれば、本体部を、絶縁性を有するプラスチック材料で形成したので、誤って落してしまった場合の破損を防ぐことが可能となる。また、受碍子に比べて軽量になるので、受金物に対する負荷を軽減することが可能となる。
この発明の実施の形態に係るケーブル支持装置の使用状態を示す外観斜視図である。 図1のケーブル支持装置の構成を示す分解斜視図である。 図1のケーブル支持装置の係止機構の構成を示す断面図である。 図1のケーブル支持装置のケーブル固定ベルトの構成を示す断面図である。 図1のケーブル支持装置をアングル材からなる立金物に取り付けた状態を示す外観斜視図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1〜図5は、この発明の実施の形態を示し、図1は、ケーブル支持装置1の使用状態を示す外観斜視図であり、図2は、ケーブル支持装置1の構成を示す分解斜視図である。ケーブル支持装置1は、光ファイバからなる通信ケーブル10を支持するための装置であり、鋼管サポートポール(支持金物)9に固定され、通信ケーブル10が載置される受金物2と、受金物2に取り付けられて通信ケーブル10を受ける受部材5とを備える。
鋼管サポートポール9は、配電ケーブルや各種通信ケーブル、水道管、ガス管などが敷設される共同溝の洞道内に、通信ケーブル10の配線経路(例えば、略水平方向)に沿って所定間隔で複数配設されている。鋼管サポートポール9は、上下端部が洞道の天井および床に固定されることにより、垂直方向に立てられている。
受金物2は、固定部3と、ケーブル載置部4とを備える。固定部3は、金属で形成された矩形の固定板31と、鋼管サポートポール9の外周に掛け回されて固定板31に結合される2つの固定金具32とを備える。固定板31は、四隅に貫通された固定孔311が設けられており、鋼管サポートポール9の外周に当接するように配設される。固定金具32は、金属製の丸棒をU字形状に屈曲したものであり、両端に雄ねじ321が形成されている。固定金具32は、鋼管サポートポール9の外周に掛け回されて、両端の雄ねじ321が固定板31の固定孔311に挿通され、それぞれにナット33が螺合される。これにより、固定板31と固定金具32との間に鋼管サポートポール9が挟み込まれるので、受金物2は、鋼管サポートポール9に固定される。
ケーブル載置部4は、固定部3の固定板31から水平方向に延び、横方向において所定の間隔を空けて並行に配設された一対のアーム部材41によって構成されている。一対のアーム部材41は、金属製の板材で形成されており、厚み方向が水平方向に配設され、かつ、幅方向が垂直方向に沿うように配設されている。また、一対のアーム部材41は、自由端側の先端部411から、固定板31に固定された基端部412に向けて幅が広くなるテーパー形状となっており、基端部412が固定板31に溶接などで固定されている。さらに、一対のアーム部材41の先端部411には、両者の間隔を保持するために、金属で形成された補強部材42が取り付けられている。
一対のアーム部材41の側面には、受部材5をケーブル載置部4に固定する際に利用される複数の係止孔(被係止部)43が、水平方向(一対のアーム部材の延伸方向)に沿って所定間隔で、複数個設けられている。係止孔43は、アーム部材41を貫通するように設けられているので、ケーブル載置部4の軽量化にも寄与する。
受部材5は、ケーブル載置部4の上部に一対のアーム部材41の延伸方向に沿ってスライド自在に取り付けられる本体部6と、本体部6に設けられ、係止孔43に係止して受部材5をケーブル載置部4に固定するための係止機構(係止手段)7と、本体部6に設けられ、受部材5に通信ケーブル10を固定するためのケーブル固定ベルト(ケーブル固定手段)8とを備えている。
本体部6は、ケーブル載置部4の幅方向に沿って延ばされた長方形の板状体であり、絶縁性を備えるプラスチック材料、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(いわゆる、テフロン(登録商標)樹脂)によって形成されている。なお、プラスチック材料の種類は、これに限定されず、例えば、耐衝撃性が高く、より軽量なポリカーボネートであってもよい。本体部6の底面の長手方向の両端側には、下方に向かって突出され、一対のアーム部材41の外側から側面に当接する一対の規制部61が設けられている。この一対の規制部61が一対のアーム部材41の外側から側面に当接することにより、受部材5は、ケーブル載置部4から脱落せずにスライドするようになっている。
一対の規制部61内には、上述した係止機構7がそれぞれ組み込まれている。この係止機構7は、水平方向の断面図である図3に示すように、規制部61の側面から突出された押しボタン式の操作部材71と、規制部61の内側(一対のアーム部材41に対面する側)へ突出された一対の係止部材72と、操作部材71と一対の係止部材72とを両端部によって連結し、中央部が回動自在に軸支された一対の連系レバー73と、操作部材71を規制部61から突出する方向に付勢するバネ74とを備える。係止機構7は、バネ74以外は、本体部6と同様にプラスチック材料で形成されている。
図3(A)に示すように、係止機構7は、操作部材71が押されていない通常時には、バネ74の付勢によって、操作部材71と一対の係止部材72とが規制部61から突出され、一対の係止部材72は、隣り合う2つの係止孔43に挿入されている。これにより、受部材5は、受金物2に固定される。同図(B)に示すように、操作部材71がバネ74の付勢に抗して押し込まれると、一対の係止部材72は、一対の連系レバー73の回動によって本体部6内に収容され、係止孔43から抜け出る。これにより、受部材5は、受金物2に対する固定が解除されるので、ケーブル載置部4の上をスライド可能となる。
本体部6の上面には、ケーブル載置部4の幅方向に沿って、通信ケーブル10を受け入れる凹状のケーブル受部62が設けられている。受部材5の中央部分における垂直方向の断面図である図4(A)に示すように、本体部6には、ケーブル固定ベルト8が一体に設けられている。ケーブル固定ベルト8は、一端が本体部6の側面から延びるように一体に形成され、他端が自由端とされた帯状体であり、柔軟性が得られるような所定の厚さで形成されている。ケーブル固定ベルト8の自由端側には、本体部6に係止するための爪部81が設けられている。
ケーブル固定ベルト8は、図4(B)に示すように、本体部6の一体に設けられた側面から、ケーブル受部62に受け入れられた通信ケーブル10の上を通り、本体部6の反対側の側面まで巻き回されて、爪部81が本体部6の底面に係止される。これにより、ケーブル受部62に受け入れられた通信ケーブル10が固定される。
また、共同溝内に配設された支持金物として、図5に示すように、断面がL字状のアングル材(山形鋼)からなる立金物11が用いられている場合には、受金物2の固定板3に、断面が略T字状とされた立金物用のアタッチメント12をボルトおよびナットなどを利用して取り付けてもよい。このように、固定板3に取り付けられるアタッチメントを複数種類用意しておけば、鋼管サポートポール9や、立金物11など、異なる種類の支持金物に簡単に対応することが可能となり、ケーブル敷設作業の作業性が大幅に向上する。
次に、このような構成のケーブル支持装置1による通信ケーブル10の敷設作業について説明する。作業者は、ケーブル支持装置1を共同溝内に運び込み、固定板31と、2つの固定金具32と、4個のナット33とを利用して、受金物2を鋼管サポートポール9に固定する。
次いで、受部材5の左右の操作部材71を押圧操作して、係止機構7の一対の係止部材72を規制部61内に収容した状態で、受部材5を受金物2のケーブル載置部4の上に取り付け、受部材5をケーブル載置部4の上でスライドさせて、任意の取り付け位置に移動させる。受部材5の位置決め後、操作部材71の押圧操作を解除すると、係止機構7のバネ74の付勢によって一対の係止部材72が規制部61から突出され、一対のアーム部材41の係止孔43に挿入される。これにより、受部材5は、受金物2に固定される。
なお、受部材5は、バネ74以外の構成が全て絶縁性を備えるプラスチックで形成されているので、受金物2への取付時に誤って落してしまった場合でも、従来の受碍子のように破損することはない。
その後、受部材5のケーブル固定ベルト8を外側に弾性変形させて、凹状のケーブル受部62に通信ケーブル10を収容し、ケーブル固定ベルト8を通信ケーブル10の上を通るように弾性変形させて、爪部81を本体部6の底面に係止する。これにより、通信ケーブル10は、受部材5によって固定される。
なお、受部材5の位置を調整したり、通信ケーブル10を追加で敷設するために受金物2に新たな受部材5を取り付けるスペースを設けるような場合には、既設の受部材5を受金物2の上で簡単に移動することができる。具体的には、通信ケーブル10をケーブル固定ベルト8で固定している状態で、受部材5の左右の操作部材71を押圧操作して、係止部材72を規制部61内に収容させ、その状態で本体部6をケーブル載置部4の上でスライドし、スライド後に操作部材71の操作を解除するだけで受部材5を移動することができる。
このように、このケーブル支持装置1によれば、受部材5に受金物2の係止孔(被係止部)43に係止する係止機構(係止手段)7を設け、受部材5に通信ケーブル10を固定するためのケーブル固定ベルト(ケーブル固定手段)8を設けたので、ケーブル縛り紐を利用せずに、受部材5と通信ケーブル10とを受金物2に固定することが可能となる。したがって、ケーブル敷設の作業性を大幅に改善することが可能となる。また、受部材5を受金物2に取り付けた後で受部材5の位置を変更する場合には、係止機構7の係止を解除するだけで移動が可能となり、再び係止させることで受金物2に固定することができるので、取り付け後の受部材5を移動する作業も大幅に改善することが可能となる。さらに、受金物2に一対のアーム部材41からなるケーブル載置部4を設け、このケーブル載置部4で受部材5を支持するようにしたので、受部材5を安定的に支持してスライドさせることが可能となり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
また、受部材5を受金物2に固定するために、操作部材71と、操作部材71の操作に応じて係止孔43への係止および係止解除を切り替える係止機構7とを備えるので、取り付け済みの受部材5を簡単にケーブル載置部4上で移動させることが可能となり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
さらに、ケーブル固定ベルト8を、一端が本体部6に連結され、他端が本体部6に載せられた通信ケーブル10の上を通って本体部6に係止されるように構成したので、通信ケーブル10の固定作業が非常に簡単になり、ケーブル敷設の作業性を改善することが可能である。
また、本体部6を、絶縁性を有するプラスチック材料で形成したので、誤って落してしまった場合の破損を防ぐことが可能となる。また、受碍子に比べて軽量になるので、受金物2に対する負荷を軽減することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、通信ケーブル10を支持するケーブル支持装置1を例に説明したが、通信ケーブル10よりも太いケーブルに対応したケーブル受部62を備える受部材5を取り付けることで、配電ケーブルなどの通信ケーブル10以外のケーブルの支持にも対応することが可能である。また、共同溝内に配設されるケーブル支持装置として説明したが、共同溝以外で使用することも可能である。
また、上記の実施の形態では、被係止部として一対のアーム部材41の側面に係止孔43を形成したが、一対のアーム部材41の間に、一対のアーム部材41間を連結する複数のリブ材を所定間隔で梯子状に配列してもよい。この場合、受部材5に設ける係止機構は、リブ材に係止するための係止部材と、この係止部材を操作するための操作部材とを含むことが好ましい。このような構成によれば、リブ材によって受金物の強度を向上させることも可能となる。
また、ケーブル固定ベルト8を本体部6と一体に設けたが、本体部6と別体に設けて取り付けるようにしてもよい。さらに、ケーブルの固定に、ケーブル固定ベルト8を用いたが、本体部6の上に結束バンドを着脱自在に取り付けられるようにしておき、この結束バンドで通信ケーブルを固定してもよい。これによれば、市販の結束バンドが使用できるので、ケーブル支持装置1のコストが低下する。また、結束バンドの破損時には、新たな結束バンドを簡単に入手することができるので、作業性が効率が向上する。
さらに、支持金物に固定する固定部3として、鋼管サポートポール9用の固定金具32と、立金物11用のアタッチメント12とを説明したが、例えば、受金物2をケーブル載置部4の延伸方向を中心として回動にするようなアタッチメントを用意し、ケーブル支持装置1の配設角度を調整できるようにしてもよい。
1 ケーブル支持装置
2 受金物
3 固定部
31 固定板
32 固定金具
4 ケーブル載置部
41 アーム部材
42 補強部材
43 係止孔(被係止部)
5 受部材
6 本体部
61 規制部
62 ケーブル受部
7 係止機構(係止手段)
71 操作部材(係止手段)
8 ケーブル固定ベルト(ケーブル固定手段)
9 鋼管サポートポール
11 アタッチメント
12 立金物

Claims (4)

  1. ケーブルの配線経路に配設された支持金物に固定され、前記ケーブルが載置される受金物と、前記受金物に取り付けられて前記ケーブルを受ける受部材と、を備えるケーブル支持装置であって、
    前記受金物は、
    前記支持金物に固定される固定部と、
    前記固定部から水平方向に延び、横方向において所定の間隔を空けて並行に配設された一対のアーム部材と、前記一対のアーム部材に水平方向に沿って複数設けられ、前記受部材の固定に利用される被係止部と、を備えるケーブル載置部と、
    を備え、
    前記受部材は、
    前記ケーブル載置部の上部に水平方向に沿ってスライド自在に取り付けられ、前記ケーブル載置部に載置された前記ケーブルを受ける本体部と、
    前記本体部に設けられ、前記被係止部に係止して前記本体部を前記ケーブル載置部に固定するための係止手段と、
    前記本体部に設けられ、前記本体部に前記ケーブルを固定するためのケーブル固定手段と、
    を備えることを特徴とするケーブル支持装置。
  2. 前記係止手段は、操作部材と、前記操作部材の操作に応じて、前記被係止部への係止と、係止解除とを切り替える係止機構とを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル支持装置。
  3. 前記ケーブル固定手段は、一端が前記本体部に連結され、他端が前記本体部に載せられた前記ケーブルの上を通って前記本体部に係止される帯状体である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のケーブル支持装置。
  4. 前記本体部は、絶縁性を有するプラスチック材料で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のケーブル支持装置。
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