JP6932953B2 - ストレージ装置、システム、ストレージ装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

ストレージ装置、システム、ストレージ装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージ装置、システム、ストレージ装置の制御方法及びプログラムに関する。
ストレージ装置が扱うデータ量は、年々増加している。そこで、大量のデータを格納するためにストレージ装置を複数台連結し、必要な容量や性能に応じて、ストレージ装置を追加することが行われている。その際、ホスト装置と追加するストレージ装置を物理的に接続すると共に、必要な容量に応じた新しい論理ディスクを構築することで、ホスト装置に追加するストレージ装置を新しい論理ディスクとして認識させることができる。
ホスト装置上で実行されるオペレーティングシステム(OS;Operating System)では、論理ディスクごとの接続パス(以降「論理パス」と称する)を管理しており、論理ディスクに対するアクセスパスを切り替えることができる。
特許文献1には、ストレージ装置の有するリソース全体の利用効率を高めるための技術が開示されている。特許文献2には、複数のホスト計算機がストレージシステムと同一のホストI/Fを共有可能な計算機システムにおいて、論理ボリュームの状態の違いに適したアクセスを実現するための技術が開示されている。特許文献3には、外部記憶制御装置とバックアップ側の外部記憶制御装置間のパスにおいて、パス閉塞の発生、パスの不足等に応じてパスの追加、削除を行うための技術が開示されている。
国際公開第2016/166867号 特開2008−83922号公報 特開2001−22683号公報
なお、上記先行技術文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明者らによってなされたものである。
ホスト装置上で実行されるOSには、論理パス数に上限が設定されている。また、この論理パス数の上限は、OSの種別ごとに異なっている。従って、OSの論理パス接続数が上限に達している場合に、ストレージ装置を追加しても、論理ディスクへのパスの追加が出来ないという問題が生じる。加えて、OS上で認識している論理パス情報は、物理的な接続パスの抜去だけでは削除されず、OS側でパスの再認識処理を実施する必要がある。従って、OSの論理パス接続数が上限に達している場合には、ストレージ装置とホスト装置を含めたストレージシステム全体の構成変更及びOS側の再設定を手動で行う必要がある。
なお、上記特許文献1〜3が開示する技術では、OS上の論理パス情報を自動的に更新することはできない。いずれの特許文献においても、OSにより制限される論理パス数を考慮していないためである。
本発明は、ホスト装置におけるOS上の論理パス情報を自動的に更新することに寄与する、ストレージ装置、システム、ストレージ装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、ストレージシステムに含まれるストレージ装置であって、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルと、他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、接続パス管理部と、前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、論理パス削除通知部と、を備える、ストレージ装置が提供される。
本発明の第2の視点によれば、ストレージシステムにアクセスするホスト装置と、前記ストレージシステムに含まれるストレージ装置であって、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルと、他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、接続パス管理部と、前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、論理パス削除通知部と、を備える、ストレージ装置と、を含む、システムが提供される。
本発明の第3の視点によれば、ストレージシステムに含まれ、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理するホスト管理テーブルを備えるストレージ装置の制御方法であって、他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、ステップと、前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、ステップと、を含むストレージ装置の制御方法が提供される。
本発明の第4の視点によれば、ストレージシステムに含まれ、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルを備えるストレージ装置に搭載されたコンピュータに、他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、処理と、前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、処理と、を実行させるプログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、ホスト装置におけるOS上の論理パス情報を自動的に更新することに寄与する、ストレージ装置、システム、ストレージ装置の制御方法及びプログラムが提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係るシステムの概略構成の一例を示す図である。 論理パステーブルの一例を示す図である。 ホスト管理テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るシステムの動作の一例を示すシーケンス図である。 接続パス管理部による削除する論理パスの選定動作の一例を示すフローチャートである。 ホスト管理テーブルの一例を示す図である。 論理パステーブルの一例を示す図である。 ホスト管理テーブルの一例を示す図である。
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
一実施形態に係るストレージ装置100は、ストレージシステムに含まれる装置である。また、ストレージ装置100は、ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブル101と、接続パス管理部102と、論理パス削除通知部103と、を備える(図1参照)。接続パス管理部102は、他のストレージ装置がストレージシステムに追加された際に、ホスト管理テーブル101を参照し、ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する。論理パス削除通知部103は、選定された論理パスを、ホスト装置に通知する。
上記ストレージ装置100は、上記ホスト管理テーブル101により、ホスト装置やホスト装置に実装されたOSの種別ごとに定められている論理パスの接続上限数やOSごとの現在の論理パス接続数を管理する。そして、ストレージ装置100は、ストレージシステムにストレージ装置を追加する際、ホスト管理テーブル101を参照し、ホスト装置にて当該追加されたストレージ装置に対応する論理パスの形成が可能か否かを判定する。より具体的には、ストレージ装置が追加された際の論理パスの増加により、増加後の接続論理パスの数がOSの論理パス接続上限数に達している場合には、ストレージ装置100は、自動的に削除する論理パスを選定する。選定された論理パスは、ホスト装置に通知され、ホスト装置は、OSが管理する当該論理パスの情報を削除する。即ち、ホスト装置におけるOS上の論理パス情報は自動的に更新される。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係るシステムの概略構成の一例を示す図である。図2を参照すると、第1の実施形態に係るシステムには、複数台のストレージ装置が含まれる。図2では、ストレージ装置10−1及び10−2がストレージシステムに既に存在するストレージ装置(既存のストレージ装置)として図示されている。なお、図2の点線に囲まれたストレージ装置10−9は、後に説明するストレージシステムに追加される追加ストレージ装置である。既存のストレージ装置10−1及び10−2と追加されるストレージ装置10−9の構成は同一とすることができる。
また、図2のシステムには、複数台のホスト装置が含まれる。図2では、ホスト装置20−1及び20−2が図示されている。複数台のストレージ装置(ストレージシステム)と複数台のホスト装置は、スイッチ30−1及び30−2により接続されている。ホスト装置20−1、20−2は、スイッチ30−1、30−2を介してストレージシステムにアクセスする。なお、図2では、2台のスイッチを図示しているがスイッチの数を限定する趣旨ではなく、1台のスイッチ又は3台以上のスイッチがシステムに含まれていても良いことは勿論である。
また、複数のストレージ装置は互いに接続され、情報を共有している。例えば、複数のストレージ装置は、制御線(図2の制御線40)により互いに接続され、当該制御線を用いて情報の共有を実現したり、ストレージ装置の追加を検出したりする。
なお、以降の説明において、ストレージ装置10−1、10−2及び10−9を区別する特段の理由がない場合には、単に「ストレージ装置10」と表記する。ホスト装置やスイッチに関しても同様に表記する。
各ストレージ装置10は、複数のCPU(Central Processing Unit)11−1及び11−2と、HDD(Hard Disk Drive)等に構築された論理ディスク12と、を備えている。CPU11−1及び11−2のそれぞれには、ポート(ストレージポート)が接続されている。ストレージ装置10のストレージポートは、スイッチ30を介してホスト装置20と接続されている。
なお、図2以降の図面において、ストレージポートの近傍において、記号シャープ(♯)とともに付記した数字はポート番号を示す。
CPU11−1及び11−2のそれぞれには、予め主副(メイン、サブ)の役割が割り当てられている。以降の説明では、CPU11−1を主となるコントローラ(メインCPU)、CPU11−2を副となるコントローラ(サブCPU)とする。
各ホスト装置20は、CPU(図示せず)と当該CPUに接続されるポート(ホストポート)を備えている。
なお、図2以降の図面において、ホストポートの近傍において、記号シャープ(♯)とともに付記した数字はポート番号を示す。
各ホスト装置20では、上記CPU上にてOS(Operating System)21が実行される。ホスト装置20のOS21において、論理パステーブル22を管理する処理モジュールと、論理パス変更部23を実現する処理モジュールと、が少なくとも実行される。
各ストレージ装置10のCPU11−1、11−2では、ポート操作部13と、ホスト管理テーブル14を管理するモジュールと、接続パス管理部15と、論理パス削除通知部16に係る処理モジュールが実行される。なお、図2において、理解の容易のため、ホスト装置20の論理パステーブル22を管理するモジュールやストレージ装置10のホスト管理テーブル14を管理するモジュールの図示は、それぞれテーブル名称を用いている。
ポート操作部13は、自装置のストレージポートをリンクアップ状態又はリンクダウン状態に設定する手段である。より具体的には、ポート操作部13は、CPU11−1、11−2に接続されたストレージポートの状態を制御する。例えば、ポート操作部13は、ストレージポートをリンクアップすることで、自装置(ストレージ装置10)の論理ディスク12をホスト装置20に認識させる。つまり、ストレージポートとホスト装置20が物理的に接続された後、ポート操作部13が、ストレージポートをリンクアップすることで、ホスト装置20にストレージ装置10上の論理ディスク12を認識させる。
ホスト装置20は、ストレージポートのリンクアップによりOS21で論理ディスク12を認識すると、各論理ディスク12の識別子(以降、論理ディスク識別子LUNと称する)ごとの論理パス情報を論理パステーブル22に登録する。より具体的には、論理パステーブル22は、論理ディスク識別子LUNごとに、自装置(ホスト装置20)のホストポートを識別するための識別子(以降、ホストポート識別子HPIDと称する)と、ストレージ装置10のストレージポートを識別するための識別子(以降、ストレージポート識別子SPIDと称する)と、を対応づけて管理する。
図3は、論理パステーブルの一例を示す図である。なお、以降の説明において、ホストポート識別子HPID及びストレージポート識別子SPIDには、図2に示すポート番号を用いるものとする。例えば、図2と図3の1行目を参照すると、ストレージ装置10−1の論理ディスク12(LUN=#1)は、ホストポート(HPID=#20)とストレージポート(SPID=#10)からなる論理パスによりホスト装置20−2に接続されていることが分かる。
なお、ストレージ装置10のポート操作部13は、ストレージポートをリンクダウンすることで、ホスト装置20とストレージ装置10間の接続を解除することができる。しかし、この場合、ホスト装置20の論理パステーブル22に登録されている論理パス情報は保持されたままとなる。つまり、ポート操作部13によるリンクダウンだけでは、ホスト装置20が管理する論理パスの削除は完了しない。
ストレージ装置10のホスト管理テーブル14は、ストレージシステム(複数のストレージ装置10からなるストレージシステム)とホスト装置20の間の論理パスに関する情報を管理するテーブルである。ホスト管理テーブル14は、ホスト装置20ごとに、少なくとも論理パス接続上限数と現在の論理パス接続数を管理する。なお、論理パス接続上限数は、各ホスト装置20(より正確には、ホスト装置20に実装されたOS21)がストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す値である。また、現在の論理パス接続数は、ストレージ装置10がストレージシステムに追加される前のストレージシステムとホスト装置20間における論理パス接続数である。なお、論理パス接続上限数は、ホスト装置20に実装されたOS21応じて定まることが多い。
また、ホスト管理テーブル14は、上記情報(論理パス接続上限数、現在の論理パス接続数)に加え、接続されているホスト装置20のOS21ごとに、論理パス接続ごとの詳細(以降、論理パス詳細と称する)を記憶する。論理パス詳細には、論理パスごとに、論理ディスク識別子LUN、ホスト装置20のホストポート識別子HPID及びストレージ装置10のストレージポート識別子SPID及び接続状態が記憶されている(図4参照)。
論理パス接続上限数や現在の論理パス接続数は、システム管理者が予めストレージ装置10に入力する。あるいは、ストレージ装置10が、ホスト装置20と通信することで、論理パス接続上限数や論理パス接続数を取得してもよい。特に、ストレージ装置10が、各ホスト装置20が管理している論理パステーブル22を取得することで、現時点での論理パス接続数を取得することができる。
また、各ストレージ装置10のホスト管理テーブル14の情報は、複数のストレージ装置10間で共有されている。
各ストレージ装置10の接続パス管理部15は、他のストレージ装置10がストレージシステムに追加された際に、ホスト管理テーブルを参照し、ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する手段である。また、接続パス管理部15は、ストレージ装置10が追加接続された場合に、いずれか既存のストレージ装置10上で代表して動作し、削除対象となるストレージポートの選定を行う。例えば、複数のストレージ装置10のうち最も早く追加ストレージ装置10の追加を検出したストレージ装置の接続パス管理部15が、上記選定動作を行う。その際、接続パス管理部15は、上記選定動作の開始を他のストレージ装置10に通知し、他のストレージ装置10でのストレージポートの選定動作が起動することを防止する。
各ストレージ装置10の論理パス削除通知部16は、削除する論理パスが選定された場合に、当該選定された論理パス(削除する論理パス)をホスト装置20に通知する手段である。より具体的には、論理パス削除通知部16は、削除する論理パスが選定されると、当該論理パスに含まれるストレージポートや削除する論理パスを識別する情報等をホスト装置20のOS21に通知する。
当該通知を受けたホスト装置20のOS21の論理パス変更部23は、論理パステーブル22から該当する論理パス情報を削除する。
なお、ストレージ装置10の上記各種処理モジュール(ポート操作部13、接続パス管理部15等)やホスト装置20の論理パス変更部23を除くストレージ装置10やホスト装置20の構成、機能は当業者に取って自明なものであるためその詳細な説明を省略する。
[動作の説明]
続いて、第1の実施形態に係るシステムの動作を、図面を参照しつつ説明する。その際、説明のための具体例として、上述のように、ストレージ装置10は2つのコントローラ(CPU11−1、11−2)を備え、各コントローラのそれぞれは、2つのストレージポートを備えるものとする。
また、上述したように、ホスト装置20上のOS21は、論理ディスク識別子LUNと、ホストポート識別子HPIDと、ストレージポート識別子SPIDと、の対応関係を論理パス情報として論理パステーブル22により管理している(図3参照)。さらに、図4を参照すると、各ストレージ装置10は、ホスト装置20ごと(OSごと)にOS21の論理パス接続上限数と現在の論理パス接続数をホスト管理テーブル14により管理している。さらにまた、ホスト管理テーブル14では、論理ディスク識別子LUNと、ホストポート識別子HPIDと、ストレージポート識別子SPIDと、論理パスによる各接続の状態を論理パス詳細として管理している。
なお、図3や図4は例示であって、ストレージ装置10の番号(識別子の内容)、ストレージポートの番号、ホストポートの番号、ストレージ装置10及びホスト装置20の構成等を、上述した値及び方法に限定する趣旨ではない。
次に、図5を参照しつつ、図2に示すシステムに複数のストレージ装置10が含まれる状況において、さらに1台のストレージ装置10−9を追加接続する場合の動作を説明する。
初めに、追加ストレージ装置10−9は、ポート操作部13によりストレージポートの状態をリンクダウン状態に設定する(ステップS101)。
ステップS102において、追加ストレージ装置10−9はスイッチ30に接続される。その結果、追加ストレージ装置10−9とホスト装置20は物理的に接続される。
その後、ステップS103において、追加ストレージ装置10−9は既存のストレージ装置(ストレージ装置10−1等)と接続される。
既存のストレージ装置10(例えば、ストレージ装置10−1)は、ストレージ装置10−9が追加接続されたことを検出する(ステップS201)。
その結果、既存のストレージ装置10のなかの代表ストレージ装置10(例えば、最も早くストレージ装置10−9を検出した装置)の接続パス管理部15が起動する(ステップS202)。
代表ストレージ装置10の接続パス管理部15は、ホスト装置20ごとに追加ストレージ装置10−9の論理ディスク識別子LUNと、ストレージポートと、論理パス詳細の接続状態と、から増加する論理パス数を算出する(ステップS203)。例えば、追加ストレージ装置10−9の論理ディスク12(LUN=#9)に接続し得るストレージポートの数が「4」であれば、各ホスト装置20にて増加する論理パス数は「4」となる。
その後、接続パス管理部15は、ホスト装置20ごとのホスト管理テーブル14の参照を開始する(ステップS204)。
ステップS205において、接続パス管理部15は、ホスト装置上のOS21の論理パス接続上限数と、現在の論理パス接続数と論理パス増加数の合計値と、を比較する。
当該合計値が論理パス接続上限数よりも大きい場合(ステップS206、Yes分岐)、接続パス管理部15は、削除する論理パスの選定(決定)を行う(ステップS207)。例えば、図4を参照すると、ホスト装置20−1に関しては、論理パス接続上限数は「2048」であり、論理パス接続数と増加する論理パス数の合計値は「1028;1024+4」であるから、接続パス管理部15は、当該ホスト装置20−1に関する削除する論理パスの選定動作は行わない。対して、ホスト装置20−2に関しては、論理パス接続上限数「1024」が上記合計値「1028」よりも小さいので、接続パス管理部15は、当該ホスト装置20−2に関する削除する論理パスの設定動作を行う。
図6は、接続パス管理部による削除する論理パスの選定動作の一例を示すフローチャートである。図6を参照しつつ、削除する論理パスの選定方法について説明する。
ステップS401において、接続パス管理部15は、特定の論理ディスク12(論理ディスク識別子LUN)に対応する論理パス詳細をホスト管理テーブル14から抽出する。例えば、図4において、ホスト装置20−2に関する処理を行っている場合に、接続パス管理部15は、論理ディスク識別子LUN=#1やLUN=#2の論理パス詳細を抽出する。
次に、接続パス管理部15は、特定の論理ディスク12において、論理パス接続数が所定の数以上であるか否かを判定する(ステップS402)。例えば、当該所定の数として、1つのストレージ装置10に含まれるストレージポートの数とすることができる。図2の例では、1つのストレージ装置10に4つのストレージポートが含まれるので、上記所定の数は「4」となる。
論理接続パス接続数が所定の数より小さい場合(ステップS402、No分岐)、接続パス管理部15は、確認対象(削除する論理パスを含むか否かの確認対象)を他の論理ディスク12に変更(ステップS409)し、確認動作を継続する。例えば、図2を参照すると、ホスト装置20−2において、論理ディスク識別子LUN=#1の論理パス接続数は「2」であり、所定の数よりも小さいので、確認対象の論理ディスク12は他のディスク(例えば、LUN=#2の論理ディスク12)に移る。
論理接続パス接続数が所定の数以上である場合(ステップS402、Yes分岐)、接続パス管理部15は、サブCPU(CPU11−2)において、論理パス接続数が所定の数以上であるか否かを判定する(ステップS403)。例えば、当該所定の数として、サブCPU(副系のコントローラ)であるCPU11−2に接続されているストレージポートの数とすることができる。図2の例では、1つのサブCPUに2つのストレージポートが接続されているので、上記所定の数は2となる。
サブCPUに接続された論理パス接続数が所定の数よりも小さい場合(ステップS403、No分岐)、接続パス管理部15は、確認対象を他の論理ディスク12に変更(ステップS409)し、確認動作を継続する。
サブCPUに接続された論理パス接続数が所定の数以上である場合(ステップS403、Yes分岐)、接続パス管理部15は、サブCPUの該当するストレージポートが他のホスト装置20のOS21により使用されているか判定する(ステップS404)。つまり、接続パス管理部15は、ホスト管理テーブル14を参照し、サブCPUの該当するストレージポートを含み、且つ、接続状態が有効(ON)となっている論理パスが存在するか否かを判定する。
例えば、図4において、ホスト装置20−2に関し、確認対象がLUN=#8の論理ディスク12である場合、当該論理ディスクを含むストレージ装置のサブCPUに接続されたポートのストレージポート識別子SPIDが、#81、#83であれば、当該2つのポートそれぞれが他のホスト装置20(より正確には、ホスト装置20のOS21)により使用されているか否かが判定される。
該当するストレージポートが他のホスト装置20により使用されている場合(ステップS404、Yes分岐)、接続パス管理部15は、確認対象を他の論理ディスク12に変更(ステップS409)し、確認動作を継続する。
該当するストレージポートが他のホスト装置20により使用されていない場合(ステップS404、No分岐)、接続パス管理部15は、ステップS404の判定がNoとなるストレージポートが複数存在するか否かを判定する(ステップS405)。
そのような該当ストレージポートが複数存在しない(即ち、1つである)場合(ステップS405、No分岐)には、接続パス管理部15は、該当するストレージポートを削除対象に選定する(ステップS410)。より正確には、接続パス管理部15は、該当するストレージポートを接続ポートとして含む論理パスを削除する(削除対象の)論理パスに選定する。
該当するストレージポートが複数存在する場合(ステップS405、Yes分岐)には、接続パス管理部15は、所定の規則に従い削除対象となるストレージポートを選定する(ステップS420)。例えば、上記所定の規則として、複数の該当ストレージポートのうち、番号の大きいポートを削除対象とすることが例示される。上記の例では、ストレージポート識別子SPID=#81、#83が削除対象のポートの候補と選出されれば、番号の大きい#83が削除対象のストレージポートに選定される。
なお、具体例として、図6に示すフローチャートにより削除する論理パスの選定を説明したが、削除する論理パスの選定は、様々な判断方法を用いることが可能であり、図6を用いて説明した方法に限定されないことは勿論である。例えば、複数のストレージポートが削除対象の候補として算出された場合(ステップS405、Yes分岐)には、番号の小さい(若い)ポートを削除対象のストレージポートに選定してもよい。
図5を参照すると、接続パス管理部15は、上記のような削除する論理パスの選定を、削除後の論理パス接続数と論理パス増加数の合計値が、論理パス接続上限数を下回るまで繰り返す(ステップS205〜S207の処理を繰り返す)。
上記合計値が論理パス接続上限値を超えていない場合、又は、論理パス接続上限値を下回るまで論理パスの選定を実施した場合(ステップS206、No分岐)には、接続パス管理部15は、確認対象のホスト装置20が最終のホスト装置20か否かを判定する(ステップS208)。
最終のホスト装置20でない場合(ステップS208、No分岐)、接続パス管理部15は、確認対象を他のホスト装置20に変更(ステップS209)し、確認動作を継続する。
最終のホスト装置20である場合(ステップS208、Yes分岐)、接続パス管理部15は、削除対象となる論理パスが抽出されたか否かを判定する(ステップS210)。
削除対象となる論理パスが抽出されていない場合(ステップS210、No分岐)、処理は終了する(ステップS211)。
削除対象となる論理パスが抽出されている場合(ステップS210、Yes分岐)、ポート操作部13は、該当するストレージ装置10のストレージポートをリンクダウン状態とする(ステップS212)。つまり、削除する論理パスに対応するストレージポートが自装置のポートであれば、ポート操作部13は、削除する論理パスに対応するストレージポートをリンクダウンする。一方、削除する論理パスに対応するストレージポートが他の装置のポートであれば、接続パス管理部15は、削除対象のストレージポートを、当該ポートを含むストレージ装置10に通知する。通知を受けたストレージ装置10のポート操作部13は、自装置の対応するストレージポートをリンクダウンする。例えば、上記の例では、ストレージポート識別子SPID=#83が削除対象のストレージポートとして選定されているので、当該ポートを含むストレージ装置は、当該ポートの状態をリンクダウンする。
その後、論理パス削除通知部16は、当該論理パスを使用していたホスト装置20のOS21に対して、削除対象となった論理パスを通知する(ステップS213)。例えば、上記の例では、ストレージポート識別子SPIDが#83のポートを使用しているのは、ホスト装置20−2であるので、ストレージ装置10−1(接続パス管理部が起動した装置)は、当該ホスト装置のOS21に対して、削除対象となった論理パスを通知する。
該当するホスト装置20のOS21は、上記通知を受信する(ステップS301)。
当該通知を受信したOS21は、論理パス変更部23により、論理パステーブル22の該当する論理パス情報を削除し、その応答(レスポンス)をストレージ装置10に行う(ステップS302)。上記の例では、ストレージ装置10−1が、ホスト装置20−2から論理パス削除完了に関する応答(レスポンス)を受信する。
ホスト装置20から応答を受けたストレージ装置10は、ホスト管理テーブル14において、削除した論理パスに関する更新を行う(ステップS220)。即ち、削除する論理パスがホスト装置20に通知され、且つ、ホスト装置20にて削除する論理パスの削除が完了した後に(論理パステーブルが更新された後に)、削除する論理パスの削除がホスト管理テーブル14に反映される。例えば、上記の例では、ストレージポート識別子SPID=#83を含む論理パスが削除されるので、上記応答(レスポンス)を受け取ったストレージ装置10−1は、当該ポートの接続状態を「OFF(非接続)」に更新する(図7参照)。
その後、追加されたストレージ装置10−9を含むストレージ装置10間で情報の同期を行う(ステップS110)。つまり、論理パスの削除が反映された後のホスト管理テーブル14は、ストレージシステムに含まれる各ストレージ装置10により共有される。具体的には、各ストレージ装置10のホスト管理テーブル14を管理するモジュールが互いに情報を送受信し、ホスト管理テーブル14の共有を実現する。
その後、追加ストレージ装置10−9は、ポート操作部13により、自装置のストレージポートをリンクアップ状態とする(ステップS111)。つまり、ストレージ装置10は、他のストレージ装置10から共有すべきホスト管理テーブル14が提供された場合には、自装置がストレージシステムに追加されるストレージ装置10であると判断し、ポート操作部13を用いて、自装置のストレージポートをリンクアップする。このように、ホスト管理テーブル14が複数のストレージ装置10にて共有された後にストレージポートはリンクアップ状態に設定される。
ホスト装置20は、追加したストレージ装置10−9のストレージポートのリンクアップによりストレージ装置10−9の新規接続を認識する(ステップ310)。
その後、ホスト装置20のOS21は、新規の論理パス情報を論理パステーブル22に登録する(ステップ311)。例えば、上記の例では、ホスト装置20−2のOS21は、ストレージ装置10−9に含まれる論理ディスク(LUN=#9)の論理パスを論理パステーブルに追記する(図8参照)。
追加されたストレージ装置10−9は、ホスト装置20との接続を認識した後、ホスト管理テーブル14において、新規登録された論理パス情報を用いたホスト管理テーブル14の更新を行い(ステップS120)、接続されている他のストレージ装置10との間で情報の同期を行う(ステップS230)。例えば、上記の例では、図9に示す最下段の情報が追加され、当該追加された情報を含むホスト管理テーブル14が複数のストレージ装置10の間で共有される。
以上のように、第1の実施形態に係るシステムでは、ホスト装置20上のOS21ごと(OSの種別ごと)の接続論理パスの数が、各OSが許容する上限(論理パス接続上限数)に達しているか否かを判定し、当該接続論理パスの数が上限に達している場合には、削除するのに適した論理パスを選定し、削除する論理パスはホスト装置20に通知される。ホスト装置20は、通知された論理パスをOS21が管理する論理パステーブルから削除することで、追加されたストレージ装置10を接続する余地を作り出す。即ち、物理的な接続パスの抜去やホスト装置20のパス再認識処理などの構成変更が不要となる。
ストレージ装置10のポート操作部13等の各処理モジュールは、ストレージ装置10に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、上述の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、上記実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。上記実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
上述の第1の視点に係るストレージ装置のとおりである。
[付記2]
前記ホスト管理テーブルは、
前記ホスト装置ごとに、少なくとも、前記ホスト装置が前記ストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す論理パス接続上限数と、前記ストレージシステムと前記ホスト装置間における現在の論理パス接続数を管理し、
前記接続パス管理部は、
前記他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加されることにより増加する論理パスの増加数と前記現在の論理パス接続数の合計値が、前記論理パス接続上限数よりも大きい場合に、前記削除する論理パスの選定を行う、付記1のストレージ装置。
[付記3]
自装置のストレージポートをリンクアップ又はリンクダウンに設定する、ポート操作部をさらに備える、付記1又は2のストレージ装置。
[付記4]
前記削除する論理パスに対応するストレージポートが自装置のポートであれば、
前記ポート操作部は、前記削除する論理パスに対応するストレージポートをリンクダウンに設定する、付記3のストレージ装置。
[付記5]
前記削除する論理パスが前記ホスト装置に通知され、且つ、前記ホスト装置にて前記削除する論理パスの削除が完了した後に、前記削除する論理パスの削除は前記ホスト管理テーブルに反映される、付記4のストレージ装置。
[付記6]
前記削除する論理パスの削除が反映された後のホスト管理テーブルは、前記ストレージシステムに含まれるストレージ装置により共有される、付記5のストレージ装置。
[付記7]
自装置が前記ストレージシステムに追加される他のストレージ装置である場合には、
前記ポート操作部は、前記ホスト管理テーブルが共有された後に、自装置のストレージポートをリンクアップに設定する、付記6のストレージ装置。
[付記8]
上述の第2の視点に係るシステムのとおりである。
[付記9]
上述の第3の視点に係るストレージ装置の制御方法のとおりである。
[付記10]
上述の第4の視点に係るプログラムのとおりである。
なお、付記8〜10の形態は、付記1の形態と同様に、付記2の形態〜付記7の形態に展開することが可能である。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、10−1、10−2、10−9、100 ストレージ装置
11−1、11−2 CPU(Central Processing Unit)
12 論理ディスク
13 ポート操作部
14、101 ホスト管理テーブル
15、102 接続パス管理部
16、103 論理パス削除通知部
20、20−1、20−2 ホスト装置
21 OS(Operating System)
22 論理パステーブル
23 論理パス変更部
30、30−1、30−2 スイッチ
40 制御線

Claims (9)

  1. ストレージシステムに含まれるストレージ装置であって、
    前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルと、
    他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、接続パス管理部と、
    前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、論理パス削除通知部と、
    を備え、
    前記ホスト管理テーブルは、
    前記ホスト装置ごとに、少なくとも、前記ホスト装置が前記ストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す論理パス接続上限数と、前記ストレージシステムと前記ホスト装置間における現在の論理パス接続数を管理し、
    前記接続パス管理部は、
    前記他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加されることにより増加する論理パスの増加数と前記現在の論理パス接続数の合計値が、前記論理パス接続上限数よりも大きい場合に、前記削除する論理パスの選定を行う、ストレージ装置。
  2. 自装置のストレージポートをリンクアップ又はリンクダウンに設定する、ポート操作部をさらに備える、請求項のストレージ装置。
  3. 前記削除する論理パスに対応するストレージポートが自装置のポートであれば、
    前記ポート操作部は、前記削除する論理パスに対応するストレージポートをリンクダウンに設定する、請求項のストレージ装置。
  4. 前記削除する論理パスが前記ホスト装置に通知され、且つ、前記ホスト装置にて前記削除する論理パスの削除が完了した後に、前記削除する論理パスの削除は前記ホスト管理テーブルに反映される、請求項のストレージ装置。
  5. 前記削除する論理パスの削除が反映された後のホスト管理テーブルは、前記ストレージシステムに含まれるストレージ装置により共有される、請求項のストレージ装置。
  6. 自装置が前記ストレージシステムに追加される他のストレージ装置である場合には、
    前記ポート操作部は、前記ホスト管理テーブルが共有された後に、自装置のストレージポートをリンクアップに設定する、請求項のストレージ装置。
  7. ストレージシステムにアクセスするホスト装置と、
    前記ストレージシステムに含まれるストレージ装置であって、
    前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルと、
    他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスのうち削除する論理パスを選定する、接続パス管理部と、
    前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、論理パス削除通知部と、
    を備え、
    前記ホスト管理テーブルは、
    前記ホスト装置ごとに、少なくとも、前記ホスト装置が前記ストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す論理パス接続上限数と、前記ストレージシステムと前記ホスト装置間における現在の論理パス接続数を管理し、
    前記接続パス管理部は、
    前記他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加されることにより増加する論理パスの増加数と前記現在の論理パス接続数の合計値が、前記論理パス接続上限数よりも大きい場合に、前記削除する論理パスの選定を行う、ストレージ装置、
    を含む、ストレージシステム。
  8. ストレージシステムに含まれ、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理するホスト管理テーブルを備え
    前記ホスト管理テーブルは、
    前記ホスト装置ごとに、少なくとも、前記ホスト装置が前記ストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す論理パス接続上限数と、前記ストレージシステムと前記ホスト装置間における現在の論理パス接続数を管理するストレージ装置の制御方法であって、
    前記ストレージ装置が、他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加されることにより増加する論理パスの増加数と現在の論理パス接続数の合計値が、前記論理パス接続上限数よりも大きい場合に、削除する論理パスの選定を行う、ステップと、
    前記ストレージ装置が、前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、ステップと、
    を含む、ストレージ装置の制御方法。
  9. ストレージシステムに含まれ、前記ストレージシステムとホスト装置の間の論理パスに関する情報を管理する、ホスト管理テーブルを備え
    前記ホスト管理テーブルは、
    前記ホスト装置ごとに、少なくとも、前記ホスト装置が前記ストレージシステムに接続できる論理パスの上限を示す論理パス接続上限数と、前記ストレージシステムと前記ホスト装置間における現在の論理パス接続数を管理するストレージ装置に搭載されたコンピュータに、
    他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加された際に、前記ホスト管理テーブルを参照し、前記他のストレージ装置が前記ストレージシステムに追加されることにより増加する論理パスの増加数と現在の論理パス接続数の合計値が、前記論理パス接続上限数よりも大きい場合に、削除する論理パスの選定を行う、処理と、
    前記選定された論理パスを、前記ホスト装置に通知する、処理と、
    を実行させるプログラム。
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