JP6932193B2 - プロペラファン及び冷凍サイクル装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係るプロペラファンを示す全体図であり、該プロペラファンを翼の負圧面側から観察した図である。なお、図1において回転軸101の近傍に描かれた円弧状の矢印は、プロペラファン100の回転方向を示している。
本実施の形態1に係るプロペラファン100は、ボス1及び複数の翼2を備えている。ボス1は、例えば円筒形状をしている。ボス1は、回転軸101を中心に回転する。複数の翼2は、ボス1の外周部に設けられている。すなわち、複数の翼2は、ボス1とともに、回転軸101を中心に回転する。複数の翼2のそれぞれは、後縁部3、前縁部4、負圧面5及び正圧面6を有する。なお、図1では、負圧面5の裏側に位置しているために図1では図示できない正圧面6を、破線の引き出し線を用いて示している。以下では、紙面裏側に位置することとなり図示できない構成を指し示す場合には、破線の引き出し線を用いることとする。
図2に示すプロペラファン100は、回転軸101を中心に回転する複数の翼2を備えている。複数の翼2は、隣接する翼2が前縁部4と後縁部3とで接続されている。すなわち、図2に示すプロペラファン100は、所謂翼一体型のプロペラファンである。近年、プロペラファンの送風効率を向上させる目的等により、ボスを備えていない翼一体型のプロペラファンが提案されている。図2に示すように、本実施の形態1に係るプロペラファン100は、翼一体型のプロペラファンであってもよい。
以下、凹部10及び段部20の詳細について説明する。
図1に示す円弧状の矢印方向にプロペラファン100が回転すると、各翼2は、正圧面6で周囲の空気を押し出す。これにより、図1の紙面直行方向に流れる、より詳しくは、図1に示す円弧状の矢印方向にプロペラファン100が回転すると、図1の紙面手前側から奥側に向かう気流が発生する。また、プロペラファン100が回転すると、各翼2の周囲では、正圧面6側と負圧面5側とで圧力差が生じる。詳しくは、負圧面5側の圧力が正圧面6側の圧力よりも小さくなる。このため、プロペラファン100が回転すると、前縁部4から負圧面5側に空気が流れ込む。そして、この気流は、前縁部4側から後縁部3側へ向かって、負圧面5に沿って流れていく。翼2に凹部10が設けられていない場合、負圧面5上を流れる気流は、前縁部4側から後縁部3側へ流れていく内に、壁面摩擦と粘性との影響により、負圧面5から剥離する。すなわち、負圧面5で境界層剥離が発生する。この境界層剥離は気流を大きく乱すため、乱れた気流が翼2の下流側に放出されて大きな騒音源となる。
図5に示す比較例に係るプロペラファンは、本実施の形態1に係るプロペラファン100から、段部20の構成を取り除いたものである。ここで、前縁部から凹む凹部を翼に備えた従来のプロペラファンは、本実施の形態1に係る段部20を備えていない。このため、図5に示す比較例に係るプロペラファンは、前縁部から凹む凹部を翼に備えた従来のプロペラファンということもできる。
図6に示すように、内周側となる箇所が外周側となる箇所よりも高くなるように、段部20を形成してもよい。負圧面5に段差がある場合、段差を乗り越えようとする気流が発生する。このため、図6のように段部20を構成した場合、外周側から内周側へむかって段部20を乗り越えようとする気流33が発生する。したがって、段部20の内周側から段部20に向かって流れる縦渦31は、段部20に到達すると、気流33により、段部20の外周側へ流れることを規制される。このため、図6のように段部20を構成しても、段部20に到達した縦渦31は、段部20によって流れる方向が曲げられ、段部20の内周側に沿って流れることとなる。
上述のように、本実施の形態1では、段部20の第1端部20aを、凹部10の第1縁部11に配置した。これに限らず、第1端部20aが凹部10と対向して配置されていればよい。例えば、図7に示すように、第1端部20aが凹部10の第1縁部11と対向するように、第1端部20aが凹部10の第1縁部11から離れていてもよい。
上述したプロペラファン100においては、段部20は、凹部10の第1縁部11側に配置されていた。これに限らず、図8に示すように、凹部10の第2縁部12側に段部20を配置してもよい。なお、図8では、段部20の第1端部20aが凹部10の第2縁部12に配置されている例を示している。
図3では、負圧面5に凹み21を形成することにより、段部20を形成した。これに限らず、例えば図9に示すように、段部20を形成してもよい。詳しくは、図9に示すプロペラファン100の翼2には、負圧面5に凸部22が形成されている。この凸部22は、一方の端部が凹部10と対向するように配置され、他方の端部が前記一方の端部よりも後縁部3側に配置されている。このような凸部22を形成することにより、該凸部22の外周縁に、高さが異なる箇所ができる。この高さが異なる箇所が、段部20となる。
凸部22によって段部20を形成する場合、凸部22の配置位置によっては、縦渦31及び縦渦32のうち、凸部22によって流れ方向が曲げられる大きさの小さい方の縦渦が、凸部22における凹部10と対向する側の端部と衝突する場合がある。このように縦渦が凸部22における凹部10と対向する側の端部と衝突する場合、凸部22における凹部10と対向する側の端部を、図11のように形成してもよい。
実施の形態1で示したように、段部20の第1端部20aが凹部10と対向していれば、縦渦31及び縦渦32の干渉を抑制できる。このため、段部20の第1端部20aを、例えば以下のような位置に配置してもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態2に係る段部20は、第1端部20aが接続部13に配置されている。凹部10の第1縁部11で形成される縦渦31は、第1縁部11が続く限り、拡大して強くなっていく。ただし、図3で示したように、凹部10の第1縁部11に段部20の第1端部20aが配置されている場合、縦渦31は、段部20の第1端部20aの位置まで、拡大して強くなっていく。図7で示したように、凹部10の第1縁部11に段部20の第1端部20aが対向している場合もまた、縦渦31は、段部20の第1端部20aの位置まで、拡大して強くなっていく。すなわち、第1端部20aを接続部13に配置することにより、縦渦31を最大限に強くすることができる。換言すると、第1端部20aを接続部13に配置することにより、縦渦31を最大限に成長させることができる。
図12では、段部20と凹部10の第2縁部12とがなす角度が、段部20と凹部10の第1縁部11とがなす角度のうちの鋭角となる方の角度よりも大きくなっている。このような場合、段部20の第2端部20bから後縁部3側へ放出される縦渦31及び縦渦32は、内周側へ向かって放出されることとなる。一方、図14では、段部20と凹部10の第2縁部12とがなす角度のうちの鋭角となる方の角度と、段部20と凹部10の第1縁部11とがなす角度のうちの鋭角となる方の角度とが、略同じになっている。このような場合、段部20の第2端部20bから後縁部3側へ放出される縦渦31及び縦渦32は、図12の場合よりも外周側へ向かって放出されることとなる。また、図15では、段部20と凹部10の第1縁部11とがなす角度が、段部20と凹部10の第2縁部12とがなす角度のうちの鋭角となる方の角度よりも大きくなっている。このような場合、段部20の第2端部20bから後縁部3側へ放出される縦渦31及び縦渦32は、図14の場合よりもさらに外周側へ向かって放出されることとなる。
実施の形態1及び実施の形態2では、翼2を負圧面5から観察した状態において、段部20は略直線形状に形成されていた。これに限らず、翼2を負圧面5から観察した状態において、段部20を以下のような形状にしてもよい。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態3に係る段部20は、翼2を負圧面5から観察した状態において、少なくとも一部に湾曲した部分を有する。なお、図16及び図17では、翼2を負圧面5から観察した状態において、全ての範囲が湾曲した段部20を例示している。
実施の形態1〜実施の形態3では、翼2を負圧面5から観察した状態において、凹部10の第1縁部11及び第2縁部12が略直線形状に形成されていた。これに限らず、翼2を負圧面5から観察した状態において、凹部10の第1縁部11及び第2縁部12を以下のような形状にしてもよい。なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態3のいずれかと同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態4に係るプロペラファン100においては、凹部10の第1縁部11又は第2縁部12は、少なくとも一部に湾曲形状となった部分を有している。
実施の形態1〜実施の形態4で示した凹部10は、正圧面6に開口している構成となっていた。これに限らず、凹部10は、正圧面6側を閉塞した構成としてもよい。実施の形態1〜実施の形態4で示した凹部10をこのように構成しても、実施の形態1〜実施の形態4で示した効果を得ることができる。また、凹部10の正圧面6側を閉塞することにより、騒音をさらに低減することも可能となる。なお、本実施の形態5において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態4のいずれかと同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態5に係るプロペラファン100においては、凹部10は、正圧面6側が閉塞されている。
実施の形態1〜実施の形態5で示した段部20近傍の翼形状を以下のように構成することにより、実施の形態1〜実施の形態5で示した効果に加え、以下のような効果を得ることもできる。なお、本実施の形態6において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態5のいずれかと同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
本実施の形態7では、実施の形態1〜実施の形態6のいずれかで示したプロペラファン100を備えた冷凍サイクル装置の一例について説明する。なお、本実施の形態7において、特に記述しない項目については実施の形態1〜実施の形態6のいずれかと同様とし、同一の機能及び構成については同一の符号を用いて述べることとする。
室外ファン207は、室外熱交換器204の近傍に設けられている。室外ファン207は、室外熱交換器204に、冷媒の熱交換対象である室外空気を供給するものである。つまり、室外ファン207は、室外熱交換器204に送風するものである。
Claims (17)
- 前縁部と、後縁部と、凹みが形成された負圧面とを有し、回転軸を中心に回転する翼を備え、
前記翼は、
前記前縁部から凹む凹部と、
前記負圧面に前記翼の厚みが薄くなるように形成された前記凹みの境界に設けられ、前記回転軸を中心とする径方向において内周側の前記負圧面と外周側の前記負圧面とで高さが異なるように段差を形成する段部と、
を備え、
前記段部は、前記内周側に面する側面部と、第1端部と、第2端部とを有し、
前記第1端部が前記凹部と対向して配置され、
前記第2端部が、前記第1端部よりも前記後縁部側に配置されているプロペラファン。 - 前縁部と、後縁部と、凹みが形成された負圧面とを有し、回転軸を中心に回転する翼を備え、
前記翼は、
前記前縁部から凹む凹部と、
前記負圧面に前記翼の厚みが薄くなるように形成された前記凹みの境界に設けられ、前記回転軸を中心とする径方向において内周側と外周側とで高さが異なる段部と、
を備え、
前記段部は、前記内周側に面する側面部と、第1端部と、第2端部とを有し、
前記第1端部が前記凹部と対向して配置され、
前記第2端部が、前記第1端部よりも前記後縁部側に配置されており、
前記第1端部と前記第2端部とを結ぶ直線と平行で、且つ前記回転軸と平行な断面において、
前記負圧面が上面となるように前記翼を観察した際、前記負圧面における前記第1端部よりも前記前縁部側となる箇所が、前記第1端部よりも低くなっており、
前記第1端部よりも前記前縁部側となる箇所の前記翼の厚みが、前記段部の位置における前記翼の厚みよりも小さいプロペラファン。 - 前記負圧面における前記第1端部よりも前記前縁部側となる箇所と、前記段部の前記第1端部との接続箇所が、傾斜面となっている請求項2に記載のプロペラファン。
- 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記第1縁部に配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記第1縁部と対向して配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記第2縁部に配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記第2縁部と対向して配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記接続部に配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記凹部を前記負圧面側から観察した状態において、
前記凹部は、
前記前縁部に配置された第1前縁部側端部、及び該第1前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第1後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第1縁部と、
前記第1前縁部側端部よりも前記径方向において外周側となる位置において前記前縁部に配置された第2前縁部側端部、及び該第2前縁部側端部よりも前記後縁部側に配置された第2後縁部側端部を有し、前記前縁部から前記後縁部側に向かって延びる第2縁部と、
前記第1縁部の前記第1後縁部側端部と前記第2縁部の前記第2後縁部側端部とを接続する接続部と、
を有し、
前記段部の前記第1端部は、前記接続部と対向して配置されている請求項1又は2に記載のプロペラファン。 - 前記第1縁部は、前記第2縁部側に凸となる湾曲形状となった部分を有する請求項4、請求項5、請求項8及び請求項9のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。
- 前記第2縁部は、前記第1縁部側に凸となる湾曲形状となった部分を有する請求項6〜請求項9のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。
- 前記翼を前記負圧面側から観察した状態において、
前記段部は、湾曲した部分を有する請求項1〜請求項11のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。 - 前記翼は、正圧面を有し、
前記凹部は、前記正圧面側が閉塞されている請求項1〜請求項12のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。 - 前記第1端部と前記第2端部とを結ぶ直線と平行で、且つ前記回転軸と平行な断面において、
前記負圧面が上面となるように前記翼を観察した際、前記負圧面における前記第2端部よりも前記後縁部側となる箇所が、前記第2端部よりも低くなっており、
前記第2端部よりも前記後縁部側となる箇所の前記翼の厚みが、前記段部の位置における前記翼の厚みよりも小さい請求項1〜請求項13のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。 - 前記負圧面における前記第2端部よりも前記後縁部側となる箇所と、前記段部の前記第2端部との接続箇所が、傾斜面となっている請求項14に記載のプロペラファン。
- 前記負圧面が上面となるように前記翼を観察した状態において、
前記段部は、前記径方向において外周側となる箇所が、前記径方向において内周側となる箇所よりも高い請求項1〜請求項15のうちのいずれか一項に記載のプロペラファン。 - 内部に冷媒が流れる熱交換器と、
前記熱交換器に送風する請求項1〜請求項16のうちのいずれか一項に記載のプロペラファンと、
を備えた冷凍サイクル装置。
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