JP6931867B1 - 駐車場精算方法、プログラム及び統括管理サーバ装置 - Google Patents

駐車場精算方法、プログラム及び統括管理サーバ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 駐車場の複数の管理事業者がある場合でも、一つのサービスで駐車料金の精算を端末装置で容易に行うことができる駐車場精算システムを提供する。【解決手段】 端末装置21で、利用者が精算指示を出すと、駐車場ID及び車室IDがアプリサーバ装置23を介して駐車システム識別情報に対応した事業者サーバ装置13に送信され、駐車料金が計算され、事業者識別情報及び駐車システム識別情報に対応した画像が端末装置21に表示される。端末装置21から支払い指示がされると、アプリサーバ装置23又は管理サーバ装置が決済処理を行い、その結果を端末装置21に送信する。そして、フラップ板が下ろされる。【選択図】図14

Description

本発明は、駐車場の費用の精算を行う駐車場精算方法、プログラム及び統括管理サーバ装置に関するものである。
スマートフォンのアプリから空き駐車場を検索し、利用後の駐車代を登録済みのクレジットカートから自動で精算するシステムがある。
駐車場管理システムは、駐車場に駐車している車両の出庫を制限するフラップ装置とネットワークを介して通信を行うことでフラップ装置を制御する管理サーバ装置と、車両の駐車料金の精算処理に必要な決済情報をサーバ装置に送信する端末装置とを備える。管理サーバ装置または端末装置は、車両の駐車料金の精算処理が終了した場合、フラップ装置を制御して、車両の出庫を可能にする。
特開2019−114070号公報
上述した従来のシステムでは、駐車場のフラップ装置の制御を行う管理サーバ装置が端末装置と直接通信をして、駐車料金の精算処理を行うため、管理サーバ装置を運用する管理事業者毎にサービスを提供することになる。また、同じ管理事業者であっても駐車場によってフラップ式やゲート式など駐車システムが異なる場合もある。そのため、駐車場を管理する管理事業者毎でさらに駐車システム毎にサービスを利用することになり、不便であるという問題がある。
また、上述した従来のシステムでは、端末装置に表示される操作画面についての開示がない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、駐車場の複数の管理事業者があり、さらに複数の駐車システムを適用する場合でも、一つのサービスで駐車料金の精算を端末装置で容易に行うことができる駐車場精算方法、プログラム及び統括管理サーバ装置を提供することにある。
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の駐車場精算方法は、駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、前記駐車料金の精算に用いられる画面を前記端末装置に提供する統括管理サーバ装置と、を用いて行う駐車場精算方法であって、前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記統括管理サーバ装置が前記端末装置から受信する第1の工程と、前記統括管理サーバ装置が、前記第の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、前記第2の工程で前記第2の駐車料金計算要求を受信した前記アプリサーバ装置が、当該第2の駐車料金計算要求に係る前記駐車システム管理事業者の前記事業者サーバ装置を特定し、当該特定した事業者サーバ装置に前記第2の駐車料金計算要求に基づいた第3の駐車料金計算要求を送信する第3の工程と、前記第3の工程で前記第3の駐車料金計算要求を受信した前記事業者サーバ装置が、当該第3の駐車料金計算要求に基づいて駐車料金の計算を行う第4の工程と、前記統括管理サーバ装置が前記第4の工程で計算された前記駐車料金に応じた駐車料金の情報を含む第2の画面を前記端末装置に表示する第5の工程と、前記端末装置の前記第2の画面上で、前記利用者が入力した支払い指示を基に、前記統括管理サーバ装置、前記アプリサーバ装置又は前記事業者サーバ装置が前記第4の工程で計算された駐車料金の決済処理を行う第6の工程と、前記第6の工程で前記決済処理が成功すると、前記事業者サーバ装置が前記第3の駐車料金計算要求に係る前記駐車場の前記駐車場システムの出庫処理を行う第7の工程と、を有する。
好適には、前記アプリサーバ装置が前記第4の工程で計算された前記駐車料金を調整する第8の工程をさらに有し、前記第5の工程において、前記統括管理サーバ装置は前記第8の工程で調整された前記駐車料金に応じた駐車料金の情報を含む前記第2の画面を前記端末装置に表示する。
好適には、前記第2の画面は、前記駐車料金の精算に係る前記駐車場運営者及び前記駐車システム管理事業者の双方に応じた画面を有する。
好適には、前記アプリサーバ装置は、前記駐車場識別情報と前記駐車システム管理事業者の識別情報との対応付けを行うメーカ共有部分と、前記統括管理サーバ装置から受信した情報を前記事業者サーバ装置に対応したデータフォーマットに変換するメーカ固有部分とを有し、前記第3の工程は、前記メーカ共有部分によって、前記第2工程で受信した前記第2の駐車料金計算要求に対応する前記駐車システム管理事業者の識別情報を取得し、前記メーカ固有部分によって、前記第2の駐車料金計算要求に含まれる情報を、前記メーカ共有部分で取得した前記駐車システム管理事業者の識別情報に対応する駐車システム管理事業者に適合したデータフォーマットに変換し、当該変換された情報を含む前記第3の前記駐車料金計算要求を、前記特定した事業者サーバ装置に送信する。
好適には、前記第5の工程は、前記事業者サーバで計算した駐車料金を基に、前記アプリサーバ装置及び前記統括管理サーバ装置の少なくとも一方で調整した駐車場を前記端末装置に表示する。
本発明のプログラムは、駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、前記駐車料金の精算に用いられる画面を前記端末装置に提供する統括管理サーバ装置と、を用いて行う駐車場精算方法において、前記統括管理サーバ装置で実行されるプログラムであって、前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記端末装置から受信する第1の工程と、前記第2の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、前記第2の駐車料金計算要求に応じた前記アプリサーバ装置と前記事業者サーバ装置との間の処理に基づいて得られた駐車料金の情報を含む画面を前記端末装置に表示する第3の工程と、前記端末装置の前記画面上で前記利用者が入力した支払い指示を基に行われた決済処理の結果を前記画面上に表示する第4の工程とを前記統括管理サーバ装置に実行させる。
本発明の統括管理サーバ装置は、駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、通信を行う統括管理サーバ装置であって、前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記端末装置から受信する第1の工程と、前記第2の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、前記第2の駐車料金計算要求に応じた前記アプリサーバ装置と前記事業者サーバ装置との間の処理に基づいて得られた駐車料金の情報を含む画面を前記端末装置に表示する第3の工程と、前記端末装置の前記画面上で前記利用者が入力した支払い指示を基に行われた決済処理の結果を前記画面上に表示する第4の工程とを実行する。
本発明のプログラムは、上記駐車場精算方法における前記端末装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明のプログラムは、上記駐車場精算方法における前記アプリサーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明のプログラムは、上記統括管理サーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、駐車場の複数の管理事業者があり、複数の駐車システムを適用する場合でも、一つのサービスで駐車料金の精算を端末装置で容易に行うことができる駐車場精算方法、プログラム及び統括管理サーバ装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場精算システム1の全体構成図である。 図2は、図1に示す各構成要素の機能ブロック図である。 図3は、図2に示す端末装置21に表示される第1の画面を説明するための図である。 図4Aは、図2に示す端末装置21に表示される第2の画面140−1を説明するための図である。 図4Bは、図2に示す端末装置21に表示される第2の画面140−1の他の例を説明するための図である。 図5は、図2に示す端末装置21に表示される第2の画面140−2を説明するための図である。 図6は、図2に示す端末装置21に表示される車室番号入力欄143を説明するための図である。 図7は、図2に示す端末装置21に表示される支払い完了通知画面140−4を説明するための図である。 図8は、図2に示す端末装置21に表示されるサービス券確認画面161を説明するための図である。 図9は、図2に示す端末装置21に表示されるネット決済確認画面181を説明するための図である。 図10は、図2に示す端末装置21に表示される利用履歴画面191を説明するための図である。 図11は、図2に示す端末装置21に表示される利用履歴画面191を説明するための図である。 図12は、図2に示す端末装置21に表示される利用履歴詳細画面201を説明するための図である。 図13は、データベースカラムの一例を示す図である。 図14は、図1に示す駐車場精算システム1の全体動作を説明するための図である。 図15は、図1に示す駐車場精算システム1の全体動作を説明するための図である。 図16は、図1に示す駐車場精算システム1の全体動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に関する駐車場精算システムについて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場精算システム1の全体構成図である。
駐車場精算システム1は、自動車等の車両のドライバである利用者が、移動先の所定の場所で時間貸しの駐車場を検索し、当該検索した駐車場に車両を移動して駐車し、出庫時に精算する際に用いられる。
図1に示すように、駐車場精算システム1は、例えば、複数の事業者サーバ装置13、決済サーバ装置15、複数の駐車システム17、複数の端末装置21、複数のアプリサーバ装置23及び統括管理サーバ装置19を有する。
事業者サーバ装置13、決済サーバ装置15、駐車システム17、端末装置21、アプリサーバ装置23及び統括管理サーバ装置19は、ネットワーク9を介して相互に通信可能である。
事業者サーバ装置13は、例えば、駐車システム17の入庫、出庫及び精算を管理する駐車場運営会社が運用している。
事業者サーバ装置13は、駐車場で使用される駐車システム17を管理し、当該駐車システム17を適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う。
決済サーバ装置15は、各種クレジットカード会社である。
端末装置21は、利用者の例えば、スマートフォンであり、その他、タブレット端末、PDA (Personal Digital Assistant)、携帯型ゲーム機など、ネットワーク9を介した通信を行う機器である。
アプリサーバ装置23は、駐車場を管理する駐車場運営者が使用する。
例えば、アプリサーバ装置23及び統括管理サーバ装置19は、事業者サーバ装置13とは異なる会社が運用している。
統括管理サーバ装置19は、複数の事業者サーバ装置13及びアプリサーバ装置23を管理する。
端末装置21は複数である。また、決済サーバ装置15は、単数複数いずれでもよい。駐車システム17には、フラップによって出庫を規制するフラップ装置、フラップを用いないフラップレス装置、ゲートによって出庫を規制するゲート装置、ゲートを用いないゲートレス装置、ETCによって入出庫を管理するETC型装置など、各種の方式がある。
[事業者サーバ装置13]
事業者サーバ装置13は、例えば、自らが管理する駐車場内に設置された駐車システム17と通信を行い、1以上の駐車場の空き情報および予約情報を管理する。また、事業者サーバ装置13は、駐車された自動車の駐車料金を管理するとともに、決済サーバ装置15と通信をして駐車料金の決済処理を行ってもよい。
図2は、図1に示す各構成要素の機能ブロック図である。
図2に示すように、事業者サーバ装置13は、例えば、通信部51、メモリ53及び処理部55を有する。
事業者サーバ装置13の処理部55は、駐車システム17から受信した入庫通知に含まれる駐車場ID及び車室IDと、入庫時刻情報とを関連付けて入庫情報としてメモリ53に記録する。当該入庫時刻情報は、駐車システム17のタイマで生成して入庫通知に含まれたものを用いてもよいし、事業者サーバ装置13のタイマを用いて入庫通知の受信時刻を基に生成してもよい。
処理部55は、統括管理サーバ装置19から受信した第1の駐車料金計算要求に含まれる駐車場IDと車室IDと、メモリ53に記録された入庫時刻情報とを基に、当該車両の駐車料金を計算する。
処理部55は、上記計算した駐車料金情報を含む駐車料金通知を統括管理サーバ装置19に送信する。
処理部55は、統括管理サーバ装置19から通信部51が受信した支払い指示を基に、指定された決済先の決済サーバ装置15と通信をして決済処理を行ってもよい。
また、処理部55によって決済処理を行った場合、処理部55は、決済処理が終了すると、決済結果を示す決済完了通知を統括管理サーバ装置19を介して端末装置21に送信する。
また、処理部55は、決済に関係する利用者の車両が駐車された駐車場の車室のフラップ装置171にフラップ下降指示を出力する。
[駐車システム17]
駐車システム17の一例としてフラップ装置171について説明する。
フラップ装置171は、駐車場内において、各駐車スペース(車室)毎に設置さている。フラップ装置171は、自動車が駐車された状態で自動車の移動を制限するためのフラップ板を有する。駐車場は複数の自動車が駐車可能なスペースがあり、駐車場には、複数のフラップ装置171が設けられている。
図2に示すように、フラップ装置171は、例えば、フラップ41、車両検出センサ43、通信部45、及び処理部47を有する。
処理部47は、事業者サーバ装置13から通信部45が受信したフラップ下降指示を基に、フラップ41を下降させ、出庫可能にする。
駐車システム17の他の一例としてゲートレス装置172について説明する。
ゲートレス装置172は、駐車場の出入口にゲートは設けられておらず、自動車のナンバーをカメラで読み取って入出庫を管理する装置である。
図2に示すように、ゲートレス装置172は、例えば、ナンバー読み取り用のカメラ42、通信部44、及び処理部46を有する。処理部46は、事業者サーバ装置13から通信部44が受信した決済完了情報を基に、出庫可能表示を駐車場の出口の表示装置に表示させる。
駐車システム17には、上記のフラップ装置171及びゲートレス装置172のほか、駐車場出入口のゲートの開閉で入出庫を管理するゲート装置、フラップを用いないフラップレス装置、ETCによって入出庫を管理するETC型など、多様な装置がある。
[端末装置21]
前述したように、端末装置21は、利用者が使用するスマートフォン等の通信装置である。
端末装置21は、図2に示すように、例えば、操作部71、ディスプレイ73、通信部75、メモリ77及び処理部79を有する。
端末装置21には、駐車場提供・精算サービス専用のアプリケーションプログラム(以下、専用アプリと称する。)がインストールされており、その専用アプリを実行することにより、後述する機能が実現される。
なお、端末装置21に専用アプリをインストールするのではなく、ウェブサーバにアクセスし、当該ウェブサーバとの間で所定の情報をやりとりすることが可能なブラウザソフトウエアをインストールし、当該ブラウザソフトウエアを介して事業者サーバ装置13と通信することで、専用アプリと同様の機能を実現することもできる。
以下に示す端末装置21の機能は、例えば、上述した専用アプリとアプリサーバ装置23とが通信しながら協働して実現される。
端末装置21の処理部79は、専用アプリの起動中のトップ画面として、図3に示す第1の画面121をディスプレイ73に表示する。
第1の画面121は、例えば、地図表示領域131と、端末装置21の位置の周辺の駐車場を地図上で表示するための第1の指示入力画像133と、道路ナビゲーション動作に切り換え指示を入力するための第2の指示入力画像135と、精算指示を入力するための第3の指示入力画像137とを有する。
地図表示領域131には、駐車場の場所と、各駐車場の空車/満車の情報とが表示される。空車/満車の情報は各駐車システム17で検知され、事業者サーバ装置13から統括管理サーバ装置19を介してアプリサーバ装置23へ送られる。アプリサーバ装置23はこの情報を基に端末装置21の専用アプリに各駐車場の空車/満車の情報を送り、専用アプリによって地図表示領域131に表示される。
処理部79は、第1の画面121上で第3の指示入力画像137が指定操作されると、図4Aに示す第2の画面140−1をディスプレイ73に表示する。
図4Aに示す第2の画面140−1には、利用者の車両を駐車した駐車場の地図情報表示欄141、その駐車場名を入力するための駐車場名入力欄142、車両を駐車した車室番号を入力するための車室番号入力欄143、サービス券情報を表示するためのサービス券表示欄144、料金確認指示入力欄145が表示されている。
処理部79は、図4Bに示す他の第2の画面140−1を表示してもよい。図4Bに示す他の第2の画面140−1には、図4Aに示す車室番号入力欄143の代わりに自動車のナンバーの画像が示される。予め専用アプリに利用する自動車のナンバーの情報を登録しておき、駐車場に設置されたカメラで取り込んだ自動車のナンバーの情報のうち、アプリに登録されたナンバーと合致又は近似するナンバーの画像を表示する。利用者は、候補として表示されたナンバーの画像の中から自車のナンバーを選択する。
処理部79は、図4A又は図4Bに示す第2の画面(支払い情報入力画面)140−1の駐車場名入力欄142、車室番号入力欄143及びサービス券表示欄144のそれぞれに対応する情報が入力(指定)された後に、料金確認指示入力欄145が指定されると、入力された情報に対応する駐車場ID、指定駐車ID(車室ID又は車両のナンバ等の車両識別情報)、サービス券情報を含む第1の駐車料金計算要求を通信部75を介して統括管理サーバ装置19に送信する。
処理部79は、通信部75が統括管理サーバ装置19から駐車料金通知を受信すると、図5に示す第2の画面(料金表示画面)140−2をディスプレイ73に表示する。
第2の画面140−2には、利用者の車両を駐車した駐車場の駐車システムの情報表示欄151、その駐車場名の駐車場名表示欄152、車両を駐車した車室番号を表示する車室番号表示欄153、サービス券情報を表示するためのサービス券表示欄154、支払金額表示欄155、入出庫時刻表示欄156、決済方法入力欄157、料金再確認指示入力欄158、支払指示入力欄159が表示されている。駐車システムの情報表示欄151には、車両を駐車した駐車場に適用される駐車システムに対応した画像が表示される。例えば、フラップ式であればフラップ式を示す画像やテキストが表示され、ゲートレス式であれば例えばゲートの無い出口の画像やテキストが表示される。
処理部79は、アプリサーバ装置23から受信した駐車料金通知が示す駐車料金を支払金額表示欄155に表示する。
処理部79は、決済方法入力欄157に決済方法が入力されると、当該入力された決済方法情報を含む支払い指示を、通信部75を介して統括管理サーバ装置19に送信する。
また、処理部79は、サービス券表示欄154で使用するサービス券が利用者によって指定された場合には、サービス券表示欄154に指定されたサービス券情報を表示すると共に、統括管理サーバ装置19から受信した駐車料金通知が示す駐車料金を支払額として支払金額表示欄155に表示する。
なお、駐車料金から、指定されたサービス券の金額を差し引いた額を支払い金額として支払金額表示欄155に表示するようにしてもよい。
処理部79は、第2の画面140−2上で支払指示入力欄159が指定されると、図6に示す確認画面140−3をディスプレイ73に表示し、利用者の確認操作(「ok」を指定操作)を経て、第2の画面140−2で指定されたサービス券情報と決済方法情報とを含む支払い指示を、通信部75を介して統括管理サーバ装置19に送信する。
端末装置21の処理部79は、適切に決済処理が完了したことを示す決済結果を示す決済完了通知を統括管理サーバ装置19から通信部75が受信すると、図7に示す支払い完了通知画面140−4をディスプレイ73に表示する。支払い完了通知画面140−4には、駐車場ごとに適用される駐車システムに対応した画像やテキストが第3の画面として表示されてもよい。例えば、フラップ式の場合には、支払い完了によってフラップが下がって解除された様子を示す画像やテキストを表示するようにしてもよい。
処理部79は、図4A又は図4Bに示す第2の画面140−1のサービス券表示欄144、又は図5に示す第2の画面140−2のサービス券表示欄154が利用者によって指定操作されると、図8に示すサービス券確認画面161をディスプレイ73に表示する。
図8に示すように、サービス券確認画面161は、例えば、サービス券コード入力欄163、登録されているサービス券一覧を示すサービス券一覧表示欄165、QRコード(登録商標)取得指示入力欄167、サービス券使用指示入力欄169を有する。
利用者は、サービス券確認画面161上でサービス券一覧表示欄165に表示されたサービス券のうち使用するサービス券を指定操作した後に、サービス券使用指示入力欄169を指定すると、図4に示すサービス券表示欄144及び図5に示すサービス券表示欄154に使用するサービス券の金額等が表示される。
また、第2の画面140−2で支払指示入力欄159が指定操作されると、当該サービス券の金額等を含む支払い指示が端末装置21から統括管理サーバ装置19に送信される。
処理部79は、図5に示す第2の画面140−2上で決済方法入力欄157が指定操作されると図9に示すネット決済確認画面181をディスプレイ73に表示する。
利用者は、ネット決済確認画面181上で使用するクレジットカード等の指定操作を行う。
処理部79は、例えば、メニュー画面(図示せず)において利用履歴表示が入力指示さえると、図10に示す利用履歴画面191をディスプレイ73に表示する。
利用履歴画面191には、利用者が過去に利用した駐車場名と決済方法が表示されている。なお、利用履歴がない場合は、利用履歴画面191は図11に示すような表示となる。
利用者が、図10に示す利用履歴画面191で過去に利用した駐車場名に対応する箇所を指定操作すると、処理部79は、図12に示すようにその詳細を示す利用履歴詳細画面201をディスプレイ73に表示する。
[アプリサーバ装置23]
図2に示すように、アプリサーバ装置23は、例えば、通信部61、メモリ63及び処理部65を有する。
アプリサーバ装置23の処理部65は、統括管理サーバ装置19と通信を行い、統括管理サーバ装置19又は事業者サーバ装置13に精算処理等を行わせる。
アプリサーバ装置23は、統括管理サーバ装置19から第1の駐車料金計算要求を受信し、当該第1の駐車料金計算要求に対応する事業者サーバ装置13を特定する。そして、アプリサーバ装置23は、当該第1の駐車料金計算要求に応じた第2の駐車料金計算要求を、当該特定した事業者サーバ装置13に送信する。
駐車料金計算要求には、駐車場IDと駐車場運営会社の識別情報(事業者ID)及びその駐車場で適用される駐車システムの識別情報(駐車システムID)、車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報等が含まれる。
アプリサーバ装置23は、駐車場IDと事業者ID及び駐車システムIDとの対応付けはテーブルデータとして例えばメモリ63に格納される。
アプリサーバ装置23は、駐車場識別情報と駐車システム管理事業者の識別情報との対応付けを行うメーカ共有部分67と、統括管理サーバ装置19から受信した情報を事業者サーバ装置13に対応したデータフォーマットに変換するメーカ固有部分69とを有する。
メーカ共有部分67は、統括管理サーバ装置19から受信した第2の駐車料金計算要求に対応する駐車システム管理事業者の識別情報を取得する。
メーカ固有部分69は、当該第2の駐車料金計算要求に含まれる情報を、メーカ共有部分67で取得した駐車システム管理事業者の識別情報に対応する駐車システム管理事業者に適合したデータフォーマットに変換する。
アプリサーバ装置23は、当該変換された情報を含む第3の前記駐車料金計算要求を、前記特定した事業者サーバ装置13に送信する。
[統括管理サーバ装置19]
図2に示すように、統括管理サーバ装置19は、通信部81、メモリ83、処理部85、メーカ共有部分67及びメーカ固有部分69を有する。
統括管理サーバ装置19の処理部85は、通信部81を介して通信を行いながら複数の事業者サーバ装置13及びアプリサーバ装置23を管理する処理を行う。
図13は、データベースカラムの一例を示す図である。本実施形態では、アプリサーバ装置23と統括管理サーバ装置19との間、及び統括管理サーバ装置19と事業者サーバ装置13との間で通信を行う際のデータベースカラムとして、図13に示すような型(データ形式)及びカラム名が用いられる。
これらのうち、駐車システムメーカ名(company_name)が駐車システムIDに対応している。駐車システムメーカ名(company_name)は、例えば、端末装置21の位置情報やユーザが専用アプリによって選択した駐車場の情報に基づいてアプリサーバ装置23の処理部65によって格納されてもよいし、事業者サーバ装置13によって駐車場IDと対応付けして格納されてもよい。事業者ID(operetor_id)は事業者識別情報である。
図5に示す第2の画面140−2の駐車システムの情報表示欄151や図7に示す支払い完了通知画面140−4に示される駐車システムごとに対応した画像(第3の画像)は、駐車システムメーカ名(company_name)に格納される駐車システムIDに基づき切り換えて表示される。また、第2の画面140−2や支払い完了通知画面140−4において、事業者ID(operetor_id)及び駐車システムIDの双方に応じた画面を表示するようにしてもよい。
[動作例]
以下、駐車場精算システム1の全体動作(駐車場精算方法)を説明する。
図14〜図16は、図1に示す駐車場精算システム1の全体動作を説明するための図である。なお、ここでは駐車システム17としてフラップ装置171を適用した場合の動作を例として説明する。
ステップST1:
駐車場内のそれぞれの車室に設けられたフラップ装置171の車両検出センサ43が車両が当該車室に入庫したことを検出すると、ステップST2に進む。
ステップST2:
フラップ装置171の処理部47は、フラップ41を上げて入庫した車両の出庫を制限する。
ステップST3:
処理部47は、駐車システムID、駐車場ID及び車室IDを含む入庫通知を事業者サーバ装置13に送信する。
ステップST4:
事業者サーバ装置13の処理部55は、ステップST3で受信した入庫通知に含まれる駐車システムID、駐車場ID及び車室IDと、入庫時刻情報とを関連付けて入庫情報としてメモリ53に記録する。
ステップST5:
端末装置21の処理部79は、専用アプリの起動中のトップ画面として、図3に示す第1の画面121をディスプレイ73に表示する。第1の画面121は、端末装置21で専用アプリを起動した際、端末装置21と統括管理サーバ装置19との通信による接続が完了することで、アプリサーバ装置23から端末装置21に対して行われる指示によって表示される。
統括管理サーバ装置19の処理部65及び端末装置21の処理部79は、第1の画面121上で第3の指示入力画像137が指定操作されると、ステップST6に進む。
ステップST6:
端末装置21の処理部79は、図4A又は図4Bに示す第2の画面140−1をディスプレイ73に表示する。
そして、利用者が第2の画面140−1上で駐車場名入力欄142に駐車場名を入力し、車室番号入力欄143に車両を駐車した車室番号を入力する。
ステップST7:
端末装置21の処理部79は、第2の画面140−1上で利用者が料金確認指示入力欄145を指定すると、入力された駐車場IDと車室ID等を含む第1の駐車料金計算要求を、通信部75を介して統括管理サーバ装置19に送信する。
第1の駐車料金計算要求には、利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報(駐車場ID)、車両を駐車した車室を識別する車室識別情報(車室ID)又は車両識別情報(車両ナンバー)等を含む。また、駐車システム管理会社の事業者IDが含まれていもよい。
ステップST8:
統括管理サーバ装置19の処理部85は、端末装置21から送信された第1の駐車料金計算要求に含まれる駐車場IDに基づき、駐車場を運営する駐車場運営会社を特定する。当該特定した駐車場運営会社のアプリサーバ装置23に第2の駐車料金計算要求を送信する。第2の駐車料金計算要求は、第1の駐車料金計算要求に含まれる情報を用いてい生成される。
このとき、駐車場IDと、駐車場運営会社のアプリサーバ装置23との対応するテーブルデータが使用される。
ステップST9:
アプリサーバ装置23の処理部65は、ステップST8で受信した第2の駐車料金計算要求に含まれる駐車場IDを基に、当該駐車場で使用され駐車システムを特定し、当該駐車システムに対応する事業者サーバ装置13を特定する。
このとき、駐車場ID、駐車システム、事業者サーバ装置13との対応を示すテーブルが用いられる。
ステップST10:
アプリサーバ装置23のメーカ共有部分67は、統括管理サーバ装置19から受信した第2の駐車料金計算要求に対応する駐車システム管理事業者の識別情報を取得する。
ステップST11:
アプリサーバ装置23のメーカ固有部分69は、当該第2の駐車料金計算要求に含まれる情報を、メーカ共有部分67で取得した駐車システム管理事業者の識別情報に対応する駐車システム管理事業者に適合したデータフォーマットに変換する。
アプリサーバ装置23は、当該変換された情報を含む第3の駐車料金計算要求を、前記特定した事業者サーバ装置13に送信する。
ステップST12:
事業者サーバ装置13の処理部55は、ステップST11で通信部51が受信した第3の駐車料金計算要求に含まれる駐車場IDと車室IDと、ステップST4でメモリ53に記録した入庫時刻情報とを基に、当該車両の駐車料金を計算する。このとき、事業者サーバ装置13は、必要に応じて駐車料金の調整を行う。
ステップST13:
事業者サーバ装置13の処理部55は、ステップST12で計算した駐車料金情報を含む駐車料金通知をアプリサーバ装置23に送信する。
ステップST14:
アプリサーバ装置23は、ステップST13で受信した駐車料金情報に必要に応じて金額調整をし、調整後の駐車料金情報を統括管理サーバ装置19に送信する。
ステップST15:
統括管理サーバ装置19は、ステップST14で受信した駐車料金情報に必要に応じて金額調整をし、調整後の駐車料金情報を端末装置21に送信する。
ステップST16:
端末装置21の処理部79は、ステップST15で通信部75が統括管理サーバ装置19から駐車料金通知を受信すると、図5に示す第2の画面140−2をディスプレイ73に表示する。端末装置21のディスプレイ73には、駐車料金の情報とともに駐車システムに対応した画像(第2の画面140−2)が表示される。第2の画面140−2は、事業者ID及び駐車システムIDの双方に応じた画面を有していてもよい。
ステップST17:
利用者の操作によって、決済方法入力欄157に決済方法が入力される。
また、処理部79は、サービス券表示欄154で使用するサービス券が利用者によって指定された場合には、サービス券表示欄154に指定されたサービス券情報を表示すると共に、統括管理サーバ装置19から受信した駐車料金通知が示す駐車料金から、指定されたサービス券の金額を差し引いた額を支払い金額として支払金額表示欄155に表示する。
処理部79は、第2の画面140−2上で支払指示入力欄159が指定されると、ステップST18に進む。
ステップST18:
端末装置21の処理部79は、第2の画面140−2で指定されたサービス券情報と決済方法情報とを含む支払い指示を、通信部75を介して統括管理サーバ装置19に送信する。
ステップST19:
統括管理サーバ装置19の処理部85は、ステップST18で通信部81がアプリサーバ装置23から受信した支払い指示を基に、指定された決済先の決済サーバ装置15と通信をして決済処理を行う。
なお、決済処理は、端末装置21から支払い指示を受信した統括管理サーバ装置19が事業者サーバ装置13又はアプリサーバ装置23へ支払い指示を転送し、事業者サーバ装置13又はアプリサーバ装置23によって行うようにしてもよい。
ステップST20:
統括管理サーバ装置19の処理部85は、ステップST19の決済処理で決済が成功したか否かの判断を行う。
ステップST21:
統括管理サーバ装置19の処理部85は、ステップST19で決済処理が成功したと判断すると、決済結果を示す決済完了通知を統括管理サーバ装置19から端末装置21に送信するとともに、事業者サーバ装置13に送信する。端末装置21は、決済完了通知を受信すると、その旨をディスプレイ73に表示する。
ステップST22:
事業者サーバ装置13の処理部55は、決済に関係する利用者の車両が駐車された駐車場の車室のフラップ装置171にフラップ下降指示を出力する。
ステップST23:
フラップ装置171の処理部47は、ステップST15で通信部45が受信したフラップ下降指示を基に、フラップ41を下降させ、出庫可能にする。
ステップST24:
また、フラップ装置171に、フラップが完全に降下したか否かを検出するセンサ等の検出手段を向け、完全に降下したことを検出すると、フラップ降下完了通知を統括管理サーバ装置19から端末装置21に送信してもよい。
ステップST25:
この際、端末装置21のディスプレイ73には、駐車システムIDに対応した出庫可能を知らせる画像(図7に示す支払い完了通知画面140−4:第3の画面)を表示してもよい。支払い完了通知画面140−4は、精算に係る駐車システム管理事業者及び駐車場運営者の双方に応じた画面を有していてもよい。
ステップST26:
ステップST20において決済処理が正常に行われなかった場合にはステップST20の判断でNoとなり、統括管理サーバ装置19の処理部85は、端末装置21のディスプレイ73にエラー画面(第4の画面)を表示する処理を行う。この際、駐車システムIDに対応したエラー画面(エラーメッセージを含む)を表示する。例えば、フラップ式の場合、エラー画面にフラップが解除されていない画像とともに、決済エラーのためフラップは解除されていない旨のエラーメッセージを表示することが挙げられる。エラー画面(第4の画面)は、精算に係る駐車システム管理事業者及び駐車場運営者の双方の双方に応じた画面を有していてもよい。
上記説明した全体動作のうち、アプリサーバ装置23で行われる動作はアプリサーバ装置23としてコンピュータを機能させるためのプログラムによって実現可能である。また、端末装置21で行われる動作は端末装置21としてコンピュータを機能させるためのプログラムとして実現可能である。また、統括管理サーバ装置19で行われる動作は統括管理サーバ装置19としてコンピュータを機能させるためのプログラムとして実現可能である。
以上説明したように、駐車場精算システム1によれば、事業者サーバ装置13とアプリサーバ装置23とが個別に設けられ、統括管理サーバ装置19で管理しているため、統括管理サーバ装置19が複数の事業者サーバ装置13と通信を行い、複数の駐車場運営会社の駐車場精算処理を一括して行うことができる。また、それぞれの駐車場運営会社で複数の駐車システムを採用している場合でも統括管理サーバ装置19によって各駐車システムに対応した情報の送受を行うことから、駐車場運営会社の相違や駐車システムの相違にも柔軟に対応することが可能となる。そのため、利用者は、駐車場運営会社のアプリサービスを利用することで、複数の駐車場運営会社の駐車場の精算処理を一つのアプリで行うことができ、便利である。
また、駐車場精算システム1によれば、駐車場精算処理に伴う上述した様々な画面を端末装置21のディスプレイ73に表示することから、駐車場精算処理をスムーズに行うことができる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲又はその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
上述した実施形態では、入庫時には端末装置21の専用アプリによる処理はされないが、当該専用アプリが何等かの入庫処理及び出庫処理をするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、決済時に、統括管理サーバ装置19や事業者サーバ装置13を介して決済サーバ装置15と決済処理をする場合を例示したが、端末装置21が決済サーバ装置15に直接決済処理をするようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、車室識別情報を用いた場合を例示したが、車両のナンバ等の車両識別情報を用いてもよい。この場合には、駐車場に設置されたカメラによって車両の車両識別情報を読み取って駐車料金の精算処理に用いる。
また、上述した実施形態では、利用者が図4に示す第2の画面140−1の駐車場名入力欄142及び車室番号入力欄143で駐車場情報及び車室番号の入力をする場合例示したが、端末装置21の位置検出システムあるいは駐車システム17との通信等により、これらの情報の少なくとも一つを自動的に設定、あるいは選択できるようにしてもよい。
また、事業者サーバ装置13が車室候補を提供するようにしてもよい。
また、端末装置21とアプリサーバ装置23との通信の一部を、端末装置21が事業者サーバ装置13と直接するようにしてもよい。
また、ステップST9〜ST11の処理の全部又は一部を統括管理サーバ装置19で実行するようにしてもよい。
また、事業者サーバ装置13とアプリサーバ装置23との間の通信の全て、あるいは上述した通信のうち一部を統括管理サーバ装置19を介して行うようにしてもよい。
本発明は駐車場管理システムに適用可能である。
1…駐車場精算システム
9…ネットワーク
13…事業者サーバ装置
51…通信部
53…メモリ
55…処理部
15…決済サーバ装置
17…駐車システム
41…フラップ
43…車両検出センサ
45…通信部
47…処理部
171…フラップ装置
172…ゲートレス装置
42…カメラ
44…通信部
46…処理部
19…統括管理サーバ装置
81…通信部
83…メモリ
85…処理部
21…端末装置
71…操作部
73…ディスプレイ
75…通信部
77…メモリ
79…処理部
23…アプリサーバ装置
61…通信部
63…メモリ
65…処理部
67…メーカ共有部分
69…メーカ固有部分
121…第1の画面
131…地図表示領域
133…第1の指示入力画像
135…第2の指示入力画像
137…第3の指示入力画像
140−1…第2の画面(支払い情報入力画面)
141…地図情報表示欄
142…駐車場名入力欄
143…車室番号入力欄
144…サービス券表示欄
145…支払い完了通知画面
140−2…第2の画面(料金表示画面)
151…地図情報表示欄
152…駐車場名表示欄
153…車室番号表示欄
154…サービス券表示欄
155…支払金額表示欄
156…入出庫時刻表示欄
157…決済方法入力欄
158…料金再確認指示入力欄
159…支払指示入力欄
140−3…確認画面
140−4…完了通知画面
161…サービス券確認画面
163…サービス券コード入力欄
165…サービス券一覧表示欄
167…QRコード(登録商標)取得指示入力欄
169…サービス券使用指示入力欄
181…ネット決済確認画面
191…利用履歴画面
201…利用履歴詳細画面

Claims (10)

  1. 駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、
    前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、
    前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、
    前記駐車料金の精算に用いられる画面を前記端末装置に提供する統括管理サーバ装置と

    を用いて行う駐車場精算方法であって、
    前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記統括管理サーバ装置が前記端末装置から受信する第1の工程と、
    前記統括管理サーバ装置が、前記第の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、
    前記第2の工程で前記第2の駐車料金計算要求を受信した前記アプリサーバ装置が、当該第2の駐車料金計算要求に係る前記駐車システム管理事業者の前記事業者サーバ装置を特定し、当該特定した事業者サーバ装置に前記第2の駐車料金計算要求に基づいた第3の駐車料金計算要求を送信する第3の工程と、
    前記第3の工程で前記第3の駐車料金計算要求を受信した前記事業者サーバ装置が、当該第3の駐車料金計算要求に基づいて駐車料金の計算を行う第4の工程と、
    前記統括管理サーバ装置が前記第4の工程で計算された前記駐車料金に応じた駐車料金の情報を含む第2の画面を前記端末装置に表示する第5の工程と、
    前記端末装置の前記第2の画面上で、前記利用者が入力した支払い指示を基に、前記統括管理サーバ装置、前記アプリサーバ装置又は前記事業者サーバ装置が前記第4の工程で計算された駐車料金の決済処理を行う第6の工程と、
    前記第6の工程で前記決済処理が成功すると、前記事業者サーバ装置が前記第3の駐車料金計算要求に係る前記駐車場の前記駐車場システムの出庫処理を行う第7の工程と、
    を有する駐車場精算方法。
  2. 前記アプリサーバ装置が前記第4の工程で計算された前記駐車料金を調整する第8の工程
    をさらに有し、
    前記第5の工程において、前記統括管理サーバ装置は前記第8の工程で調整された前記駐車料金に応じた駐車料金の情報を含む前記第2の画面を前記端末装置に表示する
    請求項1に記載の駐車場精算方法。
  3. 前記第2の画面は、前記駐車料金の精算に係る前記駐車場運営者及び前記駐車システム管理事業者の双方に応じた画面を有する、請求項1又は請求項2に記載の駐車場精算方法。
  4. 前記アプリサーバ装置は、
    前記駐車場識別情報と前記駐車システム管理事業者の識別情報との対応付けを行うメーカ共有部分と、
    前記統括管理サーバ装置から受信した情報を前記事業者サーバ装置に対応したデータフォーマットに変換するメーカ固有部分と
    を有し、
    前記第3の工程は、
    前記メーカ共有部分によって、前記第2工程で受信した前記第2の駐車料金計算要求に対応する前記駐車システム管理事業者の識別情報を取得し、
    前記メーカ固有部分によって、前記第2の駐車料金計算要求に含まれる情報を、前記メーカ共有部分で取得した前記駐車システム管理事業者の識別情報に対応する駐車システム管理事業者に適合したデータフォーマットに変換し、
    当該変換された情報を含む前記第3の駐車料金計算要求を、前記特定した事業者サーバ装置に送信する
    請求項1〜3のいずれかに記載の駐車場精算方法。
  5. 前記第5の工程は、前記事業者サーバ装置で計算した駐車料金を基に、前記アプリサーバ装置及び前記統括管理サーバ装置の少なくとも一方で調整した駐車場を前記端末装置に表示する
    請求項1〜4のいずれかに記載の駐車場精算方法。
  6. 駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、
    前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、
    前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、
    前記駐車料金の精算に用いられる画面を前記端末装置に提供する統括管理サーバ装置と

    を用いて行う駐車場精算方法において、前記統括管理サーバ装置で実行されるプログラムであって、
    前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記端末装置から受信する第1の工程と、
    前記第の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、
    前記第2の駐車料金計算要求に応じた前記アプリサーバ装置と前記事業者サーバ装置との間の処理に基づいて得られた駐車料金の情報を含む画面を前記端末装置に表示する第3の工程と、
    前記端末装置の前記画面上で前記利用者が入力した支払い指示を基に行われた決済処理の結果を前記画面上に表示する第4の工程と
    を前記統括管理サーバ装置に実行させるプログラム。
  7. 駐車場を管理する駐車場運営者にそれぞれ対応する複数のアプリサーバ装置と、
    前記駐車場で使用される駐車システムを管理し、当該駐車システムを適用した駐車場の駐車料金の精算処理を行う駐車システム管理事業者にそれぞれ対応する複数の事業者サーバ装置と、
    前記駐車場の利用者によって使用される端末装置と、
    通信を行う統括管理サーバ装置であって、
    前記端末装置に表示された第1の画面を用いた前記利用者による前記端末装置の操作により精算指示が入力されると、前記利用者の車両を駐車した駐車場を識別する駐車場識別情報及び前記車両を駐車した車室を識別する車室識別情報又は車両識別情報を含む第1の駐車料金計算要求を前記端末装置から受信する第1の工程と、
    前記第の工程で受信した前記第1の駐車料金計算要求に係る前記駐車場を管理する前記駐車場運営者の前記アプリサーバ装置を特定し、当該特定したアプリサーバ装置に前記第1の駐車料金計算要求に基づいた第2の駐車料金計算要求を送信する第2の工程と、
    前記第2の駐車料金計算要求に応じた前記アプリサーバ装置と前記事業者サーバ装置との間の処理に基づいて得られた駐車料金の情報を含む画面を前記端末装置に表示する第3の工程と、
    前記端末装置の前記画面上で前記利用者が入力した支払い指示を基に行われた決済処理の結果を前記画面上に表示する第4の工程と
    を実行する統括管理サーバ装置。
  8. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の駐車場精算方法における前記端末装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  9. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の駐車場精算方法における前記アプリサーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の駐車場精算方法における前記統括管理サーバ装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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