JP6931114B2 - 電子機器 - Google Patents

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JP6931114B2 JP2020124317A JP2020124317A JP6931114B2 JP 6931114 B2 JP6931114 B2 JP 6931114B2 JP 2020124317 A JP2020124317 A JP 2020124317A JP 2020124317 A JP2020124317 A JP 2020124317A JP 6931114 B2 JP6931114 B2 JP 6931114B2
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Description

本発明は、物、方法、または、製造方法に関する。または、本発明は、プロセス、マシ
ン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関する。特
に、本発明の一態様は、半導体装置、表示装置、発光装置、照明装置、それらの駆動方法
、または、それらの製造方法に関する。特に、本発明の一態様は、ディスプレイ、発光装
置、半導体装置、電子機器または情報処理装置等に関し、これらの構造、作製方法、また
は使用方法等に関するものである。
携帯型装置の開発が、盛んにおこなわれている。携帯型装置として、可撓性を有するパ
ネルを有し、可撓性の表示パネルの一端部に支持部を有する表示装置が知られている(特
許文献1)。
特開2010−282183号公報
上記特許文献1に記載されている表示装置により、可撓性を有するパネルを取り扱う際
に、駆動回路が壊れることの低減が図られてきた。しかしながら、少なくとも以下の点に
ついて、検討の余地が残されていた。
(折りたたむ形態について)
上記特許文献1では、図7、図8を用いて折曲部Cおよび非折曲部Dについて説明がさ
れている。しかしながら、上記特許文献1では、具体的に折りたたまれた形態の記載がな
かった。
上記特許文献1では、図8(B)等で、折曲部Cが複数あることについて記載されてい
るが、複数の折曲部Cの折り曲げる形態について、具体的な記載がなかった。
そこで、本発明の一態様は、折りたたみ可能な装置を提供する。または、本発明の一態
様は、折りたたんだ状態で表示部を使用可能とする。または、本発明の一態様は、新規な
装置を提供する。なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。
なお、本発明の一態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、
これら以外の課題は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるもので
あり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能で
ある。
本発明の一態様は、折りたたむことができる表示部と、
前記表示部を保持することができる第1の筐体と、
前記表示部を保持することができる第2の筐体とを有し、
前記第1の筐体は、前記表示部が開いているときは、前記第2の筐体と離間し、
前記第1の筐体は、前記表示部が折りたたまれているときは、前記第2の筐体と接す
ることができる
ことを特徴とする半導体装置である。
本発明の一態様は、折りたたむことができる表示部と、
前記表示部を駆動することができる回路部と、
前記表示部を保持することができる第1の筐体と、
前記表示部を保持することができる第2の筐体とを有し、
前記第1の筐体は、前記表示部が開いているときは、前記第2の筐体と離間され、
前記第1の筐体は、前記表示部が折りたたまれているときは、前記第2の筐体と接す
ることができ、
前記回路部は、前記第1の筐体又は前記第2の筐体に接して設けられた
ことを特徴とする半導体装置である。
本発明の一態様によれば、折りたたみ可能な装置を提供できる。装置は、ディスプレイ
、発光装置、半導体装置、電子機器または情報処理装置とすることができる。なお、本発
明の一態様はこれらの効果に限定されるものではない。例えば、本発明の一態様は、場合
によっては、または、状況に応じて、これらの効果以外の効果を有する場合もある。また
は、例えば、本発明の一態様は、場合によっては、または、状況に応じて、これらの効果
を有さない場合もある。
実施の形態に係る半導体装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る半導体装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る半導体装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る半導体装置の構成を説明する図。 実施の形態に係る発光パネルの構成を説明する図。 発光装置の斜視図。 電子機器の図。
実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定
されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更
し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態
の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する発明の構成におい
て、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を異なる図面間で共通して用い
、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様の半導体装置の構成について、図面を参照しながら
説明する。
図1(A)、(B)は、本発明の一態様の半導体装置を説明する図であって、図1(A
)を用いて、折りたたまれた形態を説明する。
半導体装置100は、表示部101を有する。表示部101は、折りたたむことが可能
である。半導体装置100は、表示部101を保持する第1の筐体111と、第2の筐体
112とを有する。第1の筐体111は、表示部101が折りたたまれているため、第2
の筐体112と接することができる。折りたたんだ形態を維持するために、第1の筐体1
11と第2の筐体とが接する第1の領域102において、第1の筐体111は、第1の嵌
合部113を有し、第2の筐体112は、第2の嵌合部114を有する。また第1の筐体
111と第2の筐体とが接する第2の領域122において、第1の筐体111は、第3の
嵌合部123を有し、第2の筐体112は、第4の嵌合部124を有する。例えば、第1
の嵌合部113と第2の嵌合部114とは、サイドリリースバックルやフロントリリース
バックルなど爪部を有する引掛け部で構成することができる。第3の嵌合部123と第4
の嵌合部124とは、サイドリリースバックルやフロントリリースバックルなどで構成す
ることができる。この場合、第1の嵌合部113、または第3の嵌合部123をソケット
(爪凹部)とし、第2の嵌合部114、または第4の嵌合部124をプラグ(爪凸部)と
するとよい。
折りたたまれた形態でも、表示部101を使用することができる。そのため、表示部1
01の一部が表を向くように折りたたむ。この状態で、第1の筐体111と表示部101
とが重なる領域118において、第1の筐体111は透明領域111aを有する。表示部
101は、透明領域111aと接することができる。透明領域111aは、表示部101
に対して全面に無くてもよく、枠の形状を有してもよい。
表示部101の一部が表を向くためには、たとえば、表示部101が偶数箇所の折曲領
域を有し、当該折曲領域の折り曲げ方向が逆となるように折りたためばよい。図1(A)
には、2つの折曲領域(128、129)を有し、表示部101の一部が表を向いた形態
を示す。領域128は、領域129と折り曲げ方向が逆、つまり領域128が山折りであ
れば、領域129は谷折りとなる。折曲領域では、表示部101は、アクティブタイプの
パネルの場合、トランジスタの折り曲げ強度を考慮すると、曲率半径は4mm以上が好ま
しい。勿論、フレキシブルな表示部101は、折曲領域以外でも、曲面を有することがで
きる。
第1の筐体111や第2の筐体112によって形成される半導体装置100の内部厚み
119は、表示部101の曲率半径の2倍から5倍を有する。第1の筐体111や第2の
筐体112に、表示部101の曲率に合わせた曲面を持たせてもよい。それにより、第1
の筐体111や第2の筐体112と、表示部101との間の空間を低減させることができ
る。その結果、半導体装置100の厚み120を一層薄くすることが可能である。この厚
み120は、意匠の洗練さを考慮すると内部厚み119の2倍以下が好ましい。
図1(B)には、表示部101を折りたたんだ状態から、広げる様子を示す。第1の嵌
合部113乃至第4の嵌合部124を非嵌合状態とし、第1の筐体111を、第2の筐体
112から離す。表示部101の一部は、第1の筐体111の透明領域111aを含む領
域に固定され、表示部101の他の一部は、第2の筐体112の一部に固定されている。
図2(A)、(B)には、表示部101を広げた状態を示す。図2(A)は断面図、図
2(B)は上面図である。図2(A)、(B)に示すように、表示部101は、第1の筐
体111と重なる領域146、第2の筐体112と重なる領域148、いずれとも重なら
ない領域147を有する。領域147は、いずれの筐体とも接しないため、領域146、
148と比較して、柔軟性が高い。領域147は、領域146より広い面積を有すること
ができる。領域147は、領域148より広い面積を有することができる。
領域146は、図1(A)のように表示部101を折りたたんだとき、表示可能領域と
なる。そのため、領域146は領域148よりも広い面積を有することができる。
このような領域146乃至148間で、表示部101の視認性を等しくする場合、図2
(A)で示すように、表示部101の裏側(筐体112と接している表示部101の面)
に黒色のフィルム145を配置する。フィルム145は、有機材料を有し、表示部101
よりも薄膜化されたフィルムを用いる。その結果、表示部101に追従して曲がることが
できる。フィルム145は、繰り返しの曲げ伸ばしやよれに耐えられるように高強度・高
弾性率素材であると、補強も兼ねられ好ましい。これらを踏まえてフィルム145の素材
としては例えば、アラミド系やポリアリレート系等のスーパー繊維が挙げられる。
図2(B)に示すように、第1の筐体111と、第2の筐体112とを持つことで、広
げられた表示部101を利用することができる。勿論、第1の筐体111のみを持って表
示部101を利用してもよい。また、第2の筐体112のみを持って表示部101を利用
してもよい。
第1の筐体111は、持ち手となるため、硬度に変化を持たせて、握りやすくしてもよ
い。半導体装置100の側面に当たる第1の筐体111の領域111bは、その他の領域
よりも固い材料を有しつつ、その他の領域は柔らかい材料を有してもよい。第2の筐体1
12においても同様に、半導体装置100の側面に当たる領域112aは、その他の領域
よりも固い材料を有しつつ、その他の領域は柔らかい材料を有してもよい。
第1の筐体111は、入力装置を備えていてもよい。第2の筐体112は、入力装置を
備えていてもよい。
第3の嵌合部123と第4の嵌合部124が表示部101と重なり、視認性が低下する
場合、第3の嵌合部123と第4の嵌合部124は、透光性を有する材料を有するとよい
。また、図2(B)で示したとおり、これら嵌合部が視認性を考慮して表示部101の端
部に配置するのが好ましいが、表示部101中央部まで配置しても良い。これに対して第
1の嵌合部113と第2の嵌合部114は、筐体111と筐体112とを嵌合及び離脱さ
せることができる形式であれば良い。
嵌合部114から、半導体装置100の側面に当たる領域112aまでが透光性を有す
る部分で構成される場合、表示部101を折りたたんだ状態で表示が確認できる領域が大
きくなり、好ましい。この領域に相当する表示部101は、ランプの点滅・点灯など、簡
単な信号(メールや着信の有無)を受け取るのに用いるとよい。
また、表示部101がデュアルエミッションタイプであるならば、第1の嵌合部113
、第2の嵌合部114、表示部101と接着している筐体111の部分も透光性をもつ方
が好ましい。この場合、フィルム145は透光性を有する。筐体111および筐体112
が透光性を有してもよい。
折曲領域129は、領域146と領域147との間に設けられ、折り曲げ領域128は
、領域147と、領域148との間に設けられる。
その他、表示部101と重なって配置された入力装置として、タッチパネルを搭載して
もよい。タッチパネルには、光学式タッチパネル、静電容量式タッチパネル等が挙げられ
る。表示部101が柔軟性に富むため、光学式タッチパネルが好ましい。
このようにして、折りたたみ可能な装置を提供することができる。
図3に示すように、第1の緩衝材131を、第1の筐体111と、表示部101との間
に配置してもよい。同様に、第2の緩衝材132を、第2の筐体112と、表示部101
との間に配置してもよい。第1の筐体111や第2の筐体112は、表示部101を保持
するため、表示部101よりも固い材料を有する。表示部101が折りたたまれた状態で
、第1の筐体111と表示部101、第2の筐体112と表示部101とが接触すると、
表示部101が衝撃を受けやすくなる。そのため、図3で示すように、第1の緩衝材13
1や第2の緩衝材132によって、表示部101への衝撃を和らげることができる。
図4(A)には、外付回路領域150を備えた半導体装置100を示す。画素部を有す
る表示部101は、当該画素部と同一面上の走査線駆動回路や信号線駆動回路を有しても
よい。しかしながら、表示部101は折曲領域128、129を有するため、走査線駆動
回路や信号線駆動回路は、外付回路領域150に設けるとよい。すなわち、外付回路領域
150には、回路部が設けられている。外付回路領域150に回路部を設ける結果、表示
部101の柔軟性を高めることもできる。表示部101の配線は、フレキシブルプリント
回路基板(FPC、図示せず)を介して、外付回路領域150の駆動回路と電気的に接続
することができる。半導体装置100の小型化を維持するため、外付回路領域150は、
表示部101と重なるように配置するとよい。たとえば、第2の筐体112の外側に配置
することができる。外付回路領域150には駆動回路以外、バッテリーなどを配置しても
よい。
図4(B)には、外付回路領域150a、150bを備えた半導体装置を示す。図4(
A)とは、外付回路領域150の配置箇所が異なっている。第1の筐体111に外付回路
領域150aを接して設け、第2の筐体112に外付回路領域150bを接して設けても
よい。図4(a)より、半導体装置100全体の厚みを薄くすることができる。
このようにして、折りたたみ可能な半導体装置を提供することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、本発明の一態様であって、折り曲げ可能な発光パネルの構成につい
て、図5を参照しながら説明する。なお、本実施の形態で説明する折り曲げ可能な発光パ
ネルを備える発光装置は、折りたたみ可能な表示装置または情報処理装置の入出力装置と
して利用することができる。
なお、本実施の形態で説明する発光パネルは、発光素子と撮像素子を有し、画像情報を
表示する表示パネルとして機能するだけでなく、情報の入力手段として用いることができ
る。
図5(A)は本発明の一態様に適用可能な発光パネルの構造を説明する上面図である。
図5(B)は図5(A)の切断線A−Bおよび切断線C−Dにおける断面図である。
図5(C)は図5(A)の切断線E−Fにおける断面図である。
《上面図の説明》
本実施の形態で例示する発光パネル300は表示部301を有する(図5(A)参照)
表示部301は、複数の画素302と複数の撮像画素308を備える。撮像画素308
は表示部301に触れる指等を検知することができる。これにより、撮像画素308を用
いてタッチセンサを構成することができる。
画素302は、複数の副画素(例えば副画素302R)を備える。一つの撮像画素30
8は、複数の副画素、たとえば3つの副画素に対応して設けられる。副画素は発光素子お
よび発光素子を駆動する電力を供給することができる画素回路を備える。
画素回路は、選択信号を供給することができる配線および画像信号を供給することがで
きる配線と、電気的に接続される。
撮像画素308は、光電変換素子および光電変換素子を駆動する撮像画素回路を備える
撮像画素回路は、制御信号を供給することができる配線および電源電位を供給すること
ができる配線と電気的に接続される。
制御信号としては、例えば記録された撮像信号を読み出す撮像画素回路を選択すること
ができる信号、撮像画素回路を初期化することができる信号、および撮像画素回路が光を
検知する時間を決定することができる信号などを挙げることができる。
図5(A)の表示部301のうち、領域395は、折りたたんだ状態でも、利用するこ
とができる。
《断面図の説明》
発光パネル300は、基板310および基板310に対向する対向基板370を有する
(図5(B)参照)。
基板310は、可撓性を有する基板310b、意図しない不純物の発光素子への拡散を
防ぐバリア膜310aおよび基板310bとバリア膜310aを貼り合わせる接着層31
0cが積層された積層体である。
対向基板370は、可撓性を有する基板370b、意図しない不純物の発光素子への拡
散を防ぐバリア膜370aおよび基板370bとバリア膜370aを貼り合わせる接着層
370cの積層体である(図5(B)参照)。
可撓性を有する基板310b、370bを備えた表示部301は、折り曲げることがで
きる。表示部301に駆動回路を配置させない場合、駆動回路が折曲領域に重なることが
ない。駆動回路が壊れることがない。表示部301は、曲げやすくなる。
封止材360は対向基板370と基板310を貼り合わせている。また、封止材360
は空気より大きい屈折率を備え、光学接合層を兼ねる。画素回路および発光素子(例えば
第1の発光素子350R)は基板310と対向基板370の間にある。
《画素の構成》
画素302は、副画素302R、副画素302Gおよび副画素302Bを有する(図5
(C)参照)。また、副画素302Rは発光構造体380Rを備え、副画素302Gは発
光構造体380Gを備え、副画素302Bは発光構造体380Bを備える。
例えば副画素302Rは、第1の発光素子350Rおよび第1の発光素子350Rに電
力を供給することができるトランジスタ302tを含む画素回路を備える(図5(B)参
照)。また、発光構造体380Rは第1の発光素子350Rおよび光学素子(例えば着色
層367R)を備える。
発光素子350Rは、第1の下部電極351R、上部電極352、下部電極351Rと
上部電極352の間に発光性の有機化合物を含む層353を有する(図5(C)参照)。
発光性の有機化合物を含む層353は、発光ユニット353a、発光ユニット353b
および発光ユニット353aと発光ユニット353bの間に中間層354を備える。発光
ユニット353aからの発光と、発光ユニット353bからの発光とが重なりあうことで
、白色発光となる。
発光構造体380Rは、第1の着色層367Rを対向基板370に有する。着色層は特
定の波長を有する光を透過するものであればよく、例えば赤色、緑色または青色等を呈す
る光を選択的に透過するものを用いることができる。または、発光素子の発する光をその
まま透過する領域を設けてもよい。
例えば、発光構造体380Rは、第1の発光素子350Rと第1の着色層367Rに接
する封止材360を有する。
第1の着色層367Rは第1の発光素子350Rと重なる位置にある。これにより、発
光素子350Rが発する光の一部は、光学接合層を兼ねる封止材360および第1の着色
層367Rを透過して、図中の矢印に示すように外部に射出される。第1の着色層367
Rの色が赤色であれば、赤色が外部に射出される。
《表示パネルの構成》
発光パネル300は、遮光層367BMを対向基板370に有する。遮光層367BM
は、着色層(例えば第1の着色層367R)を囲むように設けられている。
発光パネル300は、反射防止層367pを表示部301に重なる位置に備える。反射
防止層367pとして、例えば円偏光板を用いることができる。
発光パネル300は、絶縁膜321を備える。絶縁膜321はトランジスタ302tを
覆っている。なお、絶縁膜321は画素回路に起因する凹凸を平坦化するための層として
用いることができる。また、不純物のトランジスタ302t等への拡散を抑制することが
できる層が積層された絶縁膜を、絶縁膜321に適用することができる。
発光パネル300は、発光素子(例えば第1の発光素子350R)を絶縁膜321上に
有する。
発光パネル300は、第1の下部電極351Rの端部に重なる隔壁328を絶縁膜32
1上に有する(図5(C)参照)。また、基板310と対向基板370の間隔を制御する
スペーサ329を、隔壁328上に有する。
《撮像画素の構成》
撮像画素308は、光電変換素子308pおよび光電変換素子308pに照射された光
を検知するための撮像画素回路を備える。また、撮像画素回路は、トランジスタ308t
を含む。
例えばpin型のフォトダイオードを光電変換素子308pに用いることができる。
上記したトランジスタは、酸化物半導体膜、またはシリコン半導体膜を有する。チャネ
ル形成領域に酸化物半導体膜を用いる場合、シリコン半導体膜よりも薄膜化されるため、
表示部301を折り曲げたときにトランジスタが破損しづらい。
《他の構成》
表示部301と、FPC309(1)との間には、表示には寄与しないトランジスタ3
03aを備えることができる。いわゆるダミー領域303dである。
発光パネル300は、信号を供給することができる配線311を備え、端子319が配
線311に設けられている。なお、画像信号および同期信号等の信号を供給することがで
きるFPC309(1)が端子319に電気的に接続されている。
なお、FPC309(1)にはプリント配線基板(PWB)が取り付けられていても良
い。
なお、表示素子として、発光素子を用いた場合の例を示したが、本発明の実施形態の一
態様は、これに限定されない。
例えば、本明細書等において、表示素子、表示素子を有する装置である表示装置、発光
素子、及び発光素子を有する装置である発光装置は、様々な形態を用いること、又は様々
な素子を有することが出来る。表示素子、表示装置、発光素子又は発光装置の一例として
は、EL(エレクトロルミネッセンス)素子(有機物及び無機物を含むEL素子、有機E
L素子、無機EL素子)、LED(白色LED、赤色LED、緑色LED、青色LEDな
ど)、トランジスタ(電流に応じて発光するトランジスタ)、電子放出素子、液晶素子、
電子インク、電気泳動素子、グレーティングライトバルブ(GLV)、プラズマディスプ
レイ(PDP)、MEMS(マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システム)、デジタル
マイクロミラーデバイス(DMD)、DMS(デジタル・マイクロ・シャッター)、MI
RASOL(登録商標)、IMOD(インターフェアレンス・モジュレーション)素子、
エレクトロウェッティング素子、圧電セラミックディスプレイ、カーボンナノチューブ、
など、電気磁気的作用により、コントラスト、輝度、反射率、透過率などが変化する表示
媒体を有するものがある。EL素子を用いた表示装置の一例としては、ELディスプレイ
などがある。電子放出素子を用いた表示装置の一例としては、フィールドエミッションデ
ィスプレイ(FED)又はSED方式平面型ディスプレイ(SED:Surface−c
onduction Electron−emitter Disply)などがある。
液晶素子を用いた表示装置の一例としては、液晶ディスプレイ(透過型液晶ディスプレイ
、半透過型液晶ディスプレイ、反射型液晶ディスプレイ、直視型液晶ディスプレイ、投射
型液晶ディスプレイ)などがある。電子インク又は電気泳動素子を用いた表示装置の一例
としては、電子ペーパーなどがある。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができ
る。
(実施の形態3)
本実施の形態では、表示モジュール、電子機器について述べる。表示モジュール、電子
機器では、他の実施の形態で述べた内容を利用して構成されている。
〈発光装置の外観〉
図6は、本発明の一態様に係る発光装置(表示モジュール)の外観の一例を示す、斜視
図である。図6に示す発光装置は、パネル1601と、コントローラ、電源回路、画像処
理回路、画像メモリ、CPUなどが設けられた回路基板1602と、接続部1603とを
有している。パネル1601は、画素が複数設けられた画素部1604と、複数の画素を
行ごとに選択する駆動回路1605と、選択された行内の画素への画像信号Sigの入力
を制御する駆動回路1606とを有する。
回路基板1602から、接続部1603を介して、各種信号と、電源の電位とが、パネ
ル1601に入力される。接続部1603には、FPC(Flexible Print
ed Circuit)などを用いることができる。また、接続部1603にCOFテー
プを用いる場合、回路基板1602内の一部の回路、或いはパネル1601が有する駆動
回路1605や駆動回路1606の一部などを別途用意したチップに形成しておき、CO
F(Chip On Film)法を用いて当該チップをCOFテープに接続しておいて
も良い。
なお、パネル1601の上には、タッチセンサが設けられていてもよい。タッチセンサ
は、パネル1601とは別の基板を用いて構成されていてもよいが、パネル1601が有
する基板に、設けられていてもよい。
〈電子機器の構成例〉
本発明の一態様に係る発光装置は、表示装置、ノート型パーソナルコンピュータ、記録
媒体を備えた画像再生装置(代表的にはDVD:Digital Versatile
Disc等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを有する装置)に用
いることができる。その他に、本発明の一態様に係る発光装置を用いることができる電子
機器として、携帯電話、携帯型ゲーム機、携帯情報端末、電子書籍、ビデオカメラ、デジ
タルスチルカメラなどのカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ
)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、デジタルオーディオプレ
イヤー等)、複写機、ファクシミリ、プリンター、プリンター複合機、現金自動預け入れ
払い機(ATM)、自動販売機などが挙げられる。これら電子機器の具体例を図7に示す
図7(A)は表示装置であり、筐体5001、表示部5002、支持台5003等を有
する。本発明の一態様に係る発光装置は、表示部5002に用いることができる。なお、
表示装置には、パーソナルコンピュータ用、TV放送受信用、広告表示用などの全ての情
報表示用表示装置が含まれる。
図7(B)は携帯情報端末であり、筐体5101、表示部5102、操作キー5103
等を有する。本発明の一態様に係る発光装置は、表示部5102に用いることができる。
図7(C)は表示装置であり、曲面を有する筐体5701、表示部5702等を有する
。本発明の一態様に係る発光装置に可撓性を有する基板を用いることで、曲面を有する筐
体5701に支持された表示部5702に、当該発光装置を用いることができ、フレキシ
ブルかつ軽くて使い勝手の良い表示装置を提供することができる。
図7(D)は携帯型ゲーム機であり、筐体5301、筐体5302、表示部5303、
表示部5304、マイクロホン5305、スピーカー5306、操作キー5307、スタ
イラス5308等を有する。本発明の一態様に係る発光装置は、表示部5303または表
示部5304に用いることができる。表示部5303または表示部5304に本発明の一
態様に係る発光装置を用いることで、ユーザーの使用感に優れ、品質の低下が起こりにく
い携帯型ゲーム機を提供することができる。なお、図7(D)に示した携帯型ゲーム機は
、2つの表示部5303と表示部5304とを有しているが、携帯型ゲーム機が有する表
示部の数は、これに限定されない。
図7(E)は電子書籍であり、筐体5601、表示部5602等を有する。本発明の一
態様に係る発光装置は、表示部5602に用いることができる。そして、可撓性を有する
基板を用いることで、発光装置に可撓性を持たせることができるので、フレキシブルかつ
軽くて使い勝手の良い電子書籍を提供することができる。
図7(F)は携帯電話であり、筐体5901に、表示部5902、マイク5907、ス
ピーカー5904、カメラ5903、外部接続部5906、操作用のボタン5905が設
けられている。表示部5902に、本発明の一態様に係る発光装置を用いることできる。
また、本発明の一態様に係る発光装置を、可撓性を有する基板に形成した場合、図7(F
)に示すような曲面を有する表示部5902に当該発光装置を適用することが可能である
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができ
る。
100 半導体装置
101 表示部
102 領域
111 筐体
111a 透明領域
111b 領域
112 筐体
112a 領域
113 嵌合部
114 嵌合部
118 領域
122 領域
123 嵌合部
124 嵌合部
128 折曲領域
129 折曲領域
131 緩衝材
132 緩衝材
145 フィルム
146 領域
147 領域
148 領域
150 外付回路領域
150a 外付回路領域
150b 外付回路領域
300 発光パネル
301 表示部
302 画素
302B 副画素
302G 副画素
302R 副画素
302t トランジスタ
303a トランジスタ
303d ダミー領域
308 撮像画素
308p 光電変換素子
308t トランジスタ
309 FPC
310 基板
310a バリア膜
310b 基板
310c 接着層
311 配線
319 端子
321 絶縁膜
328 隔壁
329 スペーサ
350R 発光素子
351R 下部電極
352 上部電極
353 層
353a 発光ユニット
353b 発光ユニット
354 中間層
360 封止材
367BM 遮光層
367p 反射防止層
367R 着色層
370 対向基板
370a バリア膜
370b 基板
370c 接着層
380B 発光構造体
380G 発光構造体
380R 発光構造体
395 領域
1601 パネル
1602 回路基板
1603 接続部
1604 画素部
1605 駆動回路
1606 駆動回路
5001 筐体
5002 表示部
5003 支持台
5101 筐体
5102 表示部
5103 操作キー
5301 筐体
5302 筐体
5303 表示部
5304 表示部
5305 マイクロホン
5306 スピーカー
5307 操作キー
5308 スタイラス
5601 筐体
5602 表示部
5701 筐体
5702 表示部
5901 筐体
5902 表示部
5903 カメラ
5904 スピーカー
5905 ボタン
5906 外部接続部
5907 マイク

Claims (2)

  1. 折りたたむことができる表示部と、
    前記表示部を保持することができる第1の筐体と、
    前記表示部を保持することができる第2の筐体と、を有し、
    前記第1の筐体は、前記表示部が開いているときは、前記第2の筐体と離間し、
    前記第1の筐体は、前記表示部が折りたたまれているときは、前記第2の筐体と接することができ、
    前記第1の筐体の内側には、第1の緩衝材を有し、
    前記第2の筐体の内側には、第2の緩衝材を有し、
    前記表示部が折りたたまれているとき、前記表示部の第1の折曲領域は、前記第1の筐体の内側にあり、かつ前記表示部の第2の折曲領域は前記第2の筐体の内側にあり、
    前記表示部が折りたたまれているとき、前記表示部の第1の折曲領域は、前記第1の緩衝材と接し、かつ前記表示部の第2の折曲領域は、前記第2の緩衝材と接する電子機器。
  2. 折りたたむことができる表示部と、
    前記表示部を保持することができる第1の筐体と、
    前記表示部を保持することができる第2の筐体と、
    前記表示部と重なる領域を有するタッチパネルと、を有し、
    前記第1の筐体は、前記表示部が開いているときは、前記第2の筐体と離間し、
    前記第1の筐体は、前記表示部が折りたたまれているときは、前記第2の筐体と接することができ、
    前記第1の筐体の内側には、第1の緩衝材を有し、
    前記第2の筐体の内側には、第2の緩衝材を有し、
    前記表示部が折りたたまれているとき、前記表示部の第1の折曲領域は、前記第1の筐体の内側にあり、かつ前記表示部の第2の折曲領域は前記第2の筐体の内側にあり、
    前記表示部が折りたたまれているとき、前記表示部の第1の折曲領域は、前記第1の緩衝材と接し、かつ前記表示部の第2の折曲領域は、前記第2の緩衝材と接する電子機器。
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