JP6928714B2 - 誘導ヒーターおよび移動可能な構成要素を有するエアロゾル発生装置 - Google Patents

誘導ヒーターおよび移動可能な構成要素を有するエアロゾル発生装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6928714B2
JP6928714B2 JP2020506887A JP2020506887A JP6928714B2 JP 6928714 B2 JP6928714 B2 JP 6928714B2 JP 2020506887 A JP2020506887 A JP 2020506887A JP 2020506887 A JP2020506887 A JP 2020506887A JP 6928714 B2 JP6928714 B2 JP 6928714B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
aerosol
induction coil
chamber
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020506887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020530774A (ja
Inventor
トニー リーヴェル
トニー リーヴェル
Original Assignee
フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム filed Critical フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
Publication of JP2020530774A publication Critical patent/JP2020530774A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6928714B2 publication Critical patent/JP6928714B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/46Shape or structure of electric heating means
    • A24F40/465Shape or structure of electric heating means specially adapted for induction heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/36Coil arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/20Devices using solid inhalable precursors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

本発明は、エアロゾル発生物品を受容するためのチャンバーを有するハウジングと、ハウジングのチャンバー内に受容されたエアロゾル形成物品を加熱するための誘導ヒーターと、を備えるエアロゾル発生装置に関する。誘導ヒーターは誘導コイルおよび発熱体を備え、発熱体は誘導コイル内に配設可能である。
エアロゾルを発生するためのエアロゾル発生物品に対して異なるタイプのヒーターを採用することが公知である。典型的には、抵抗ヒーターが、eリキッドなどのエアロゾル形成基体を加熱するために採用される。抵抗ヒーターを利用する「加熱するが燃焼しない」装置を提供することも公知であり、これはたばこを含有するエアロゾル形成基体を加熱するが燃焼しないことによって、吸入可能なエアロゾルを発生する。
誘導ヒーターは利点を提供し、かつ上記の装置において提示されてきた。誘導ヒーターは、例えば米国特許出願公開第2017/055580 A1号に記載される。誘導ヒーターでは、誘導コイルは導電性材料から作製された構成要素の周りに配設される。構成要素は発熱体またはサセプタとして示されてもよい。高周波AC電流が誘導コイルを通過する。結果として、交番磁界が誘導コイル内に作り出される。交番磁界は発熱体を貫通し、これによって発熱体内に渦電流を作り出す。これらの電流は発熱体の加熱につながる。渦電流によって発生する熱に加えて、交番磁界はまた、ヒステリシス機構にも起因してサセプタを加熱させる場合がある。一部のサセプタは、渦電流が発生しない、またはほとんど発生しない性質のものである場合さえもある。こうしたサセプタでは、実質的にすべての発熱はヒステリシス機構に起因する。大部分の一般的なサセプタは、熱が両方の機構によって発生するこうした種類のサセプタである。交番磁界によって貫通された時のサセプタ内での熱の発生に対するプロセス、および原因のより詳細な説明は、国際特許公開公報第2015/177255号に見いだされうる。誘導ヒーターは急速な加熱を容易にし、これはエアロゾル発生装置の動作中にエアロゾルを発生するために有益である。
消耗品の加熱を変化させることができる、誘導ヒーターを有するエアロゾル発生装置を持つことが望ましいことになる。装置に対して著しい構造的複雑さを追加することなく、可変加熱を実現することがさらに望ましいことになる。
本発明の第一の態様によると、エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するように構成されたチャンバーを有するハウジングを備えるエアロゾル発生装置が提供されている。装置は、ハウジングのチャンバー内に受容されるエアロゾル形成物品を加熱するための誘導ヒーターをさらに備える。誘導ヒーターは誘導コイルおよび発熱体を備え、発熱体は誘導コイル内に配設可能である。誘導コイルおよび発熱体は、少なくとも第一の動作可能な位置と第二の動作可能な位置との間で相互に対して移動可能に構成される。誘導コイルは、ハウジングのチャンバーに対して移動可能であることが好ましい。
動作可能な位置は、発熱体がエアロゾル発生物品を貫通し、かつ加熱可能である位置を示す。誘導ヒーターの動作中、挿入されたエアロゾル発生物品を加熱する発熱体によってエアロゾルが発生する。
たばこを含有するエアロゾル形成基体が、エアロゾル発生物品の形態で提供されうる。エアロゾル発生物品は、たばこスティックなどの消耗品として提供されてもよい。以下では、エアロゾル発生物品は消耗品として示される。これらの消耗品は細長いロッド様の形状を有してもよい。こうした消耗品は典型的に、装置のチャンバーのくぼみの中へと押し込まれる。チャンバー内で、誘導ヒーターの発熱体は、消耗品の挿入中に消耗品内のエアロゾル形成基体を貫通する。誘導ヒーターの複数の加熱サイクル後に消耗品内のエアロゾル形成基体が使用されると、消耗品は取り外され、新しい消耗品によって置き換えられる。エアロゾルの発生は、とりわけ、消耗品内の発熱体の位置、ならびに発熱体の形状および温度に依存する。特定の発熱体を考慮すると、発熱体の位置および温度は、エアロゾル発生の主要因である。エアロゾルは、発熱体を加熱することおよびユーザーの吸煙に起因して消耗品を通して空気を引き込むことによって生成される。消耗品内のエアロゾル形成基体は、発熱体によって加熱され、揮発性構成成分を放出する。次に、揮発性構成成分を豊富に含んだ空気は、次いで凝縮されてエアロゾルを形成し、続いてこれがユーザーによって吸入される。
異なるユーザーは、エアロゾル発生中に生成される揮発性構成成分の量などの異なる好みを有する場合がある。本発明は、発熱体と誘導ヒーターの誘導コイルとの相対的な位置を変化させることによってエアロゾル発生を制御することを可能にする。発熱体およびインダクタコイルの相対的な配向を変化させることは、誘導コイルに印加されるAC電流に対して使用される任意の周波数および振幅に対して、発熱体を通る磁束がこれらの発熱体とコイルとの相対的な配向に強く依存するため、発熱体への電力の伝達における有効性の差異につながる。よって、発熱体と誘導コイルとの相対的な配向の変化は、発熱体がどの程度高温になりうるか、および発熱体がエアロゾル発生に最適な使用温度に達するのにどの程度長い時間がかかるかに影響を与える場合がある。さらに、発熱体の一部が他の部分よりも高い温度へと加熱される場合があり、この他の部分は主に伝導によって加熱される。よって、基体の異なる領域を、発熱体の動作位置を変えることによって特に加熱できる可能性がある。結果として、消耗品内の発熱体の位置付けは、異なる加熱効果をもたらし、自分のユーザー体験を特定の味覚およびニーズに応じて適合する上で個別のユーザーに高い柔軟性を与える場合がある。
エアロゾル発生装置のハウジング、装置のチャンバーの中へと挿入された消耗品、チャンバー、および誘導コイルはすべて、上記構成成分の長さに沿った中心軸である、同一の長軸方向軸または方向を有することが好ましい。
発熱体およびコイルは細長い形状を有してもよい。発熱体はコイルと同一の長さを有してもよい。発熱体は、ピンまたはブレードの形状を有してもよい。発熱体は中実であってもよく、一方でコイルは、発熱体をコイル内に配置することができるように、らせん状の形状を有してもよい。コイルは、らせん状のばねの形状を有するらせん状に巻かれたコイルとして提供されてもよい。コイルは、AC電流が電源からコイルを通して流れることができるように、接点要素を備えてもよい。誘導コイルに供給されるAC電流は、高周波AC電流であることが好ましい。本出願の目的に対しては、「高周波」という用語は、約1メガヘルツ(MHz)〜約30メガヘルツ(MHz)(1MHz〜30MHzの範囲を含む)、具体的には約1メガヘルツ(MHz)〜約10MHz(1MHz〜10MHzの範囲を含む)、そしてなおより具体的には約5メガヘルツ(MHz)〜約7メガヘルツ(MHz)(5MHz〜7MHzの範囲を含む)の範囲の周波数を示すことが理解される。コイルによって発生した磁場が発熱体を貫通し、これによって上記で説明された機構により発熱体を加熱するため、コイルと発熱体との間に直接的または電気的接続を確立する必要はない。これらの機構は渦電流およびヒステリシス損失であり、これは熱エネルギーへと変換される。コイルだけでなく発熱体も、金属などの導電性材料から作製されうる。発熱体およびコイルは、円形、楕円形または多角形の断面を有しうる。誘導コイルは、保護される装置のハウジング内に配置されてもよい。ハウジングは、交番磁界によって貫通された時、加熱に対する感受性が高くない材料から作製されてもよい。例えば、ハウジング内に渦電流が発生されないように、またヒステリシス機構を通して加熱可能でもないように、ハウジングは非導電性材料から作製されてもよい。言い換えれば、ハウジングは、非サセプタ材料、例えば、非導電性の非サセプタ材料から作製されてもよい。装置のハウジング全体は、非導電性材料から作製されてもよい。別の方法として、誘導コイルに隣接したハウジングのセクションは、非導電性材料から作製されてもよい。
第一の動作可能な位置では、発熱体の第一の部分は、誘導コイルによって包囲されてもよい。第二の動作可能な位置では、発熱体の第二の部分は誘導コイルによって包囲されてもよく、発熱体の第一の部分および第二の部分は重複しない場合がある。発熱体が消耗品を貫通した場合、エアロゾル形成基体の第一の部分および第二の部分は、発熱体の部分に隣接して位置付けられる。誘導ヒーターの動作中、基体の第一の部分は発熱体の第一の位置において加熱されてもよく、また基体の第二の部分は発熱体の第二の位置において加熱されてもよい。
発熱体はハウジングのチャンバーに対して移動可能であってもよい。発熱体は、チャンバーの長軸方向に移動可能であってもよい。発熱体は消耗品を貫通してもよく、また消耗品はその後、チャンバーの長軸方向に沿って発熱体によって動かされてもよい。消耗品内のエアロゾル形成基体は、例えば、ユーザーの各々の吸煙後などに発熱体を前進させることによって連続的に加熱されてもよい。ユーザーは、チャンバーの長軸方向に沿って発熱体の位置を変更してもよい。
エアロゾル発生装置は、チャンバー内の発熱体の動きを制限するように構成された案内要素をさらに備えてもよい。
エアロゾル発生装置は、チャンバー内で発熱体を動かすように構成された摺動アクチュエータを備えてもよい。摺動アクチュエータは、発熱体に直接接触することなく発熱体の動きを可能にする場合がある。摺動アクチュエータは、装置を開くことなくアクチュエータを使用することができるように、装置のハウジングの側面に配設されてもよい。接続手段は、アクチュエータを装置のチャンバーの内側に配置された発熱体と接続するために配設されてもよい。接続手段は、摺動アクチュエータの動きを発熱体の動きへと伝えるように構成されてもよい。
発熱体の第一の部分および第二の部分は、相互に熱的に分離されてもよい。二つの加熱領域は導電性であってもよい。二つの加熱領域は、非導電性材料によって相互に分離されてもよい。他の加熱領域が誘導コイルを通してAC電流が流れる誘導コイルによって包囲される場合、加熱領域のうちの一つでは本質的に渦電流が発生しない場合がある。加熱領域は、他の加熱領域が加熱される間に加熱領域が加熱されないように断熱されてもよい。加熱領域によって、消耗品内のエアロゾル形成基体の部分を、消耗品内のエアロゾル形成基体の他の部分を加熱することなく、本質的に加熱してもよい。
誘導コイルは、チャンバーを包囲するハウジング内の壁内に配設されてもよい。誘導コイルをハウジング内の壁内に配設することによって、誘導コイルは汚染および損傷から保護される場合がある。誘導コイルは、装置の長軸方向軸に対してチャンバーの長さの半分にわたって本質的に延在してもよい。チャンバーの本質的に半分の長さなど、誘導コイルの長さを一区分に制限することによって、消耗品内のエアロゾル形成基体の部分的な部分が加熱されてもよい。AC電流が誘導コイルを通して流れる場合は渦電流が発熱体のこの部分に発生するため、誘導コイルによって包囲される発熱体の部分が加熱されうる。誘導コイルは、チャンバーの近位端に隣接して配置されてもよい。消耗品は、近位端の中へと挿入されてもよい。
発熱体は、チャンバーの長さに対応する長さを有してもよい。加熱された消耗品の部分が枯渇した後(例えば、これ以上満足のいくエアロゾルを生成できないという意味で)、消耗品の内側の発熱体は動かされてもよく、これによって消耗品内のエアロゾル形成基体の新しい部分と接触するように発熱体を動かす。発熱体はチャンバーの長さの半分だけ動かされ、これにより、誘導ヒーターによって加熱されなかった消耗品の部分を誘導コイルによって包囲し、加熱することができる。それゆえに、消耗品のセクションは、発熱体によって誘導コイルを通して消耗品を動かすことによって、加熱可能になる場合がある。
誘導コイルは、チャンバーの長軸方向に移動可能であってもよい。発熱体がチャンバーの長軸方向に移動可能に構成されるのと同様に、移動可能な誘導コイルは、消耗品内のエアロゾル形成基体の異なる部分を加熱可能にしうることを促進する場合がある。この態様によると、誘導コイルは、チャンバーの長さの半分など、チャンバーの一区分を包囲してもよい。消耗品がチャンバーの中へと挿入され、発熱体が消耗品を貫通する時、誘導コイルは、その後にエアロゾル発生のために加熱される消耗品の一部分を包囲してもよい。その後、誘導コイルは、消耗品の異なる部分が誘導コイルによって包囲されるように、チャンバーの長軸方向に動かされてもよい。その後、消耗品のこの異なる部分が加熱されてもよい。
エアロゾル発生装置は、装置のチャンバーに対する誘導コイルの動きを制限するように構成された案内要素をさらに備えてもよい。それゆえに、チャンバーの長さに沿った誘導コイルの安全な動きが促進されうる。
発熱体は、チャンバーの横断方向に移動可能であってもよい。チャンバーの横断方向は、チャンバーの長軸方向と直角をなして延在する。発熱体は、基部セクションを備えてもよい。発熱体は細長く、かつ基部セクションと直角をなしてハウジングのくぼみの中に延在してもよい。基部セクションは、発熱体が誘導コイルの中心軸と整列する第一の位置と、発熱体が誘導コイルの中心軸と整列していない第二の位置との間を動くように構成されてもよい。それゆえに、基部セクションは、誘導コイルの中心軸に対して中心から外れるように発熱体を動かすために構成されてもよい。基部セクションは、発熱体を誘導コイル内に取り付けるための発熱体の基部に形成されてもよい。基部セクションは断熱性材料で作製されてもよい。基部セクションは、非導電性材料で作製されてもよい。基部セクションは、基部セクションを通して空気を引き込むことを可能にする場合がある。
基部セクションはダイヤルを備えてもよい。ダイヤルは、誘導コイルの中心軸に対する発熱体の位置が、ダイヤルを回転することによって変更されうることを可能にする。基部セクションは、ダイヤルの回転を示すマーカーを備えてもよい。基部セクションは、ユーザーがダイヤルを見て動作することができるように、装置のハウジングの外へ少なくとも部分的に延在してもよい。ダイヤルの露出部のマーカーは、ダイヤルがどの位置にあるか、またその結果として発熱体がどの位置にあるかをユーザーに視覚的に表示してもよい。
基部セクションは、基部セクションを取り付けるためのピンを備えてもよい。ピンは、誘導コイルの中心軸に対して中心を外れて配設されてもよい。ダイヤルは、ピンを中心に旋回するように構成されてもよい。このようにして、ダイヤルの回転は、誘導コイルの中心軸から離れるように発熱体を動かすように導いてもよい。発熱体は、誘導コイルの中心軸に沿って第一の動作可能な位置に配設されてもよい。消耗品が発熱体の上で装置のチャンバーの中へと押し込まれる時、発熱体は消耗品の中心において消耗品を貫通しうる。発熱体のこの配設は、標準的な加熱効果で利用されうる。ダイヤルが回転させる時、発熱体は、誘導コイルの一方の側のより近くへ移動しうる。このようにして、発熱体がダイヤルの回転によって動かされた後に消耗品が装置のチャンバーの中へと挿入される場合、発熱体は中心を外れて消耗品の中へと挿入される。それゆえに、ダイヤル回転に起因して発熱体の動きによって異なる加熱効果が作り出される場合がある。この点に関して、エアロゾル形成基体の側部は、中心を外れた発熱体によって加熱されてもよい。中心を外れた発熱体の位置は、第二の動作可能な位置であってもよい。エアロゾル形成基体は、エアロゾル形成基体の異なる側部分が毎回加熱されるように、消耗品が繰り返し取り外され、かつ装置のチャンバー内に挿入される場合、により効率的に使用されうる。この点に関して、消耗品は各々の取り外し−挿入サイクル中に回転されてもよい。また、ダイヤルは各々の取り外し−挿入サイクル中にわずかに回転されてもよい。
基部セクションは、ハウジング内のスロットに対して摺動するように構成された摺動要素を備えてもよい。これは、誘導コイル内の中央位置から中心を外れた位置に向かった発熱体の直線的な動きを可能にする場合がある。加熱効果は、発熱体を中心位置と中心を外れた位置との間で摺動させることによって制御してもよい。中心位置と中心を外れた位置との間の発熱体の動きを、摺動要素によって促進してもよい。基部セクションおよび摺動要素は、さねはぎ継ぎの形状などの相補的形状を有してもよい。
本発明は、エアロゾル発生基体を含むエアロゾル発生物品および上述のようなエアロゾル発生装置を備えるエアロゾル発生システムにも関する。
装置の長軸方向軸に対するチャンバーの長さは、誘導コイルの長さより大きくてもよく、また誘導コイルはチャンバーの近位端に隣接して配設されてもよい。チャンバーの中へと挿入された消耗品の加熱は、チャンバー内の消耗品の位置付けによって変化する場合がある。
この態様によれば、発熱体および誘導コイルは静止して配設されてもよく、一方で消耗品のみが装置のチャンバー内で移動可能であってもよい。誘導コイルはチャンバーの一区分のみを包囲するため、消耗品がチャンバーの中への挿入された時に、消耗品の一部分、および消耗品内のエアロゾル形成基体のみが加熱される。その後、消耗品はそれでもなおチャンバー内に置かれるが、チャンバーの中に完全には延在しないようになり、消耗品はチャンバーから引っ張られてもよい。結果として、ここで、誘導コイルは消耗品の異なる領域を包囲してもよい。このようにして、消耗品をチャンバーの外へ徐々に引き出すことによって、その後消耗品の異なる部分が加熱されてもよい。
発熱体は、誘導コイルの長軸方向軸に沿って配設されてもよく、発熱体は誘導コイルの長軸方向の長さと本質的に同じ長さを有してもよい。このようにして、誘導コイルによって包囲される発熱体のみが加熱されてもよい。
装置はコントローラを備えてもよい。コントローラはマイクロプロセッサを備えてもよく、これはプログラム可能マイクロプロセッサであってもよい。コントローラはさらなる電子構成要素を備えてもよい。コントローラは、誘導ヒーターへの電力の供給を調節するように構成されてもよい。電力は装置の起動後、誘導ヒーターへと連続的に供給されてもよく、または断続的に(例えば、吸煙するごとに)供給されてもよい。電力は、電流パルスの形態で誘導ヒーターへと供給されてもよい。
装置は、電源(典型的には電池)を備えてもよい。代替として、電源はコンデンサーなど別の形態の電荷蓄積装置であってもよい。電源は、再充電を必要とする場合があり、また一回以上の吸煙のために十分なエネルギーの蓄積を可能にする容量を有してもよい。例えば、電源は約6分間、または6分の倍数の期間中にエアロゾルを連続的に発生させることを可能にするために十分な容量を有してもよい。別の実施例では、電源は所定の回数の吸煙、または誘導ヒーターの不連続的な起動を可能にするのに十分な容量を有してもよい。
消耗品はエアロゾル形成基体を含んでもよい。エアロゾル形成基体は均質化したたばこ材料を含んでもよい。エアロゾル形成基体はエアロゾル形成体を含んでもよい。エアロゾル形成基体は、均質化したたばこ材料と、エアロゾル形成体と、水とを含むことが好ましい。均質化したたばこ材料を提供することは、エアロゾル発生と、エアロゾル発生物品の加熱中に発生したエアロゾルのニコチン含有量および風味プロファイルとを改善する場合がある。具体的には、均質化したたばこを作製するプロセスには、たばこ葉を粉砕するプロセスが関与しており、これは加熱に伴うニコチンおよび風味の放出をより効果的に可能にする。
誘導ヒーターは、吸煙検出システムによってトリガーされてもよい。別の方法として、誘導ヒーターは、オンオフボタンを押すことによってトリガーされてもよく、ユーザーの吸煙の持続時間の間保持されてもよい。
吸煙検出システムはセンサーとして提供されてもよく、これは気流センサーとして構成されてもよく、また気流量を測定してもよい。気流量は、エアロゾル発生装置の気流経路を通してユーザーによって引き出される時間当たりの空気の量を特徴付けるパラメータである。吸煙の開始は、気流が所定の閾値を超える時に、気流センサーによって検出されてもよい。開始はまた、ユーザーがボタンを起動するのに伴い検出されてもよい。
センサーはまた、吸煙中にユーザーによって装置の気流経路を通して引き出される、エアロゾル発生装置の内側の空気の圧力を測定するための圧力センサーとして構成されてもよい。
上述のようなエアロゾル発生装置および消耗品は、電気的に作動する喫煙システムであってもよい。エアロゾル発生システムは携帯型であることが好ましい。エアロゾル発生システムは従来の葉巻たばこまたは紙巻たばこに匹敵するサイズを有してもよい。喫煙システムは、およそ30ミリメートル〜およそ150ミリメートルの全長を有してもよい。喫煙システムは、およそ5ミリメートル〜およそ30ミリメートルの外径を有してもよい。
本発明を、添付図面を参照しながら、例証としてのみであるがさらに説明する。
ダイヤル形状の基部セクションによって移動可能な発熱体を有するエアロゾル発生装置を示す。 発熱体およびダイヤル形状の基部セクションの詳細図を示す。 挿入された消耗品を有するエアロゾル発生装置を示す。 摺動部の形状にされた基部セクションを有するエアロゾル発生装置の実施形態を示す。 チャンバーの長さの一区分を包囲する誘導コイルの実施形態、および発熱体が誘導コイルの中心軸に沿って移動可能な実施形態の実施形態を示す。 エアロゾル発生装置および挿入された消耗品で使用される図5の誘導ヒーターを示す。 断熱された加熱領域を有する発熱体の実施形態を示す。 消耗品のみが移動可能である、固定発熱体および誘導コイルの実施形態を示す。 発熱体を動かすための摺動アクチュエータを示す。 誘導コイルが移動可能に配設される、誘導コイルの実施形態を示す。
図1はエアロゾル発生装置10を示す。エアロゾル発生装置10は、第一のハウジング部分12および第二のハウジング部分14を有するハウジングを備える。第一のハウジング部分12は、電池およびコントローラを備える。第二のハウジング部分14は、エアロゾル形成基体を含有する消耗品を挿入するためのチャンバー16を備える。第二のハウジング部分14は、発熱体18および誘導コイル20を有する誘導ヒーターをさらに備える。誘導コイル20は、第二のハウジング部分14内に配設される。発熱体18は、誘導コイル20によって包囲されたチャンバー16内のくぼみ内に配置される。コントローラは、電池から誘導ヒーターへの電気エネルギーの供給を制御するために提供される。誘導ヒーターは、ボタン22を押すことによって起動される。誘導ヒーターは、ボタン22を解除することによって機能停止される。ユーザーは、エアロゾル形成基体を含有する消耗品を近位端24においてチャンバー16の中へと挿入してもよい。その後、ユーザーは、消耗品を吸い、発生したエアロゾルを吸入する間にボタン22を押してもよい。
左から右に、図1a、図1b、図1c、および図1dを提示する。図1aは、上述のエアロゾル発生装置10を示す。エアロゾル発生装置10の側面において、発熱体18の基部セクション26は部分的に見える。基部セクション26は、発熱体18の基部に配設され、かつダイヤルの形状を有する。基部セクション26は、誘導コイル20の中心軸Lに対して中心を外れて取り付けられている。
図1bは、第二のハウジング部分14内の誘導コイル20を見ることができるように、透明な第二のハウジング部分14を有するエアロゾル発生装置10を示す。図1bでは、基部セクション26は、発熱体18が誘導コイル20の中心軸Lに沿って配設されるように回転される。言い換えれば、発熱体は、図1bでは、チャンバー16内の第一の動作可能な位置に配設される。図1cおよび図1dでは、基部セクション26は、発熱体18が誘導コイル20の中心軸Lから離れて第二の動作可能な位置へと中心を外れて動くように回転される。この動きは、エアロゾル発生装置10の外側から、基部セクション26上のマーカー28によって示される。
図2は、発熱体18および基部セクション26の詳細図を示す。発熱体18は、発熱体18による消耗品の貫通を促進するためのテーパー状の先端30を備える。基部セクション26の位置を示すマーカー28を有するダイヤル形状の基部セクション26は、図2に詳細に図示される。図2の左部、図2aでは、基部セクション26は、発熱体18が誘導コイル20の中心軸Lに沿って整列された中央位置に配設される第一の動作可能な位置に図示される。図2の中間部および右部、図2bおよび図2cでは、基部セクション26は、発熱体18が中心を外れて配設されるように回転される。この動きを促進すするため、基部セクション26は、ピン30によって取り付けられ、ピン30は誘導コイル20の中心軸Lに対して中心を外れて配置される。また、図2では、基部セクション26の動きを制限し、かつ第一のハウジング部分12と第二のハウジング部分14との間に基部セクション26を取り付けるためのリング32も図示される。
図3は、エアロゾル発生装置10を示し、消耗品34はエアロゾル発生装置10の中へと挿入される。図3aでは、消耗品34はまだ装置10のチャンバー16の中へと挿入されておらず、また発熱体18はチャンバー16内の第一の動作可能な位置に配設されている。基部セクション26を回転させることによって、ユーザーが所望する場合には、この段階で発熱体18を第二の動作可能な位置へと動かすことができる。図3bでは、消耗品34は装置10のチャンバー16の中へと挿入されている。
図4は、基部セクション26が摺動要素の形状を有する、基部セクション26の実施形態を示す。基部セクション26は、チャンバー16内の発熱体18の位置を変更することができるように、第一のハウジング部分12と第二のハウジング部分14との間のスロット内で摺動することができる。発熱体18は、図4aでは、第一の動作可能な位置において、誘導コイル20の中心軸Lに沿って整列されている。図4bおよび図4cでは、基部セクション26は、発熱体18が第二の動作可能な位置に配設されるように、装置10の外へと摺動される。基部セクション26は、相補的な形状を有する要素36内に保持される。基部セクション26および要素36は、基部セクション26が要素36内でチャンバー38に沿って摺動することができるように、さねはぎ継ぎの形状を有してもよい。
図5は、発熱体18が誘導コイルの中心軸Lに沿って整列し、かつ中心軸Lに沿って移動可能である実施形態を示す。図5a〜図5cでは、発熱体18は中心軸Lに沿って移動される。発熱体18は、発熱体18の動きを可能にするように支持部材40上に取り付けられている。支持部材40は、手動で動かされてもよく、または第一のハウジング部分12内にあるリニアモーターなどの機構によって動かされてもよい。
図5はまた、第二のハウジング部分14のチャンバー16内に配設された発熱体18も示す。この実施形態では、誘導コイル20は、チャンバー16の全長42に沿って配設されない。そうではなく、誘導コイル20は、チャンバー16の長さ44の本質的に半分だけ延在し、一方でチャンバーのもう一方の半分の長さ46は誘導コイル20によって包囲されていない。誘導コイル20は、消耗品34がチャンバーの中へと挿入された時に、消耗品34の一部のみが消耗品34のこの部分を加熱するために誘導コイル20によって包囲されるように、近位端24の近くに配設される。移動可能な発熱体18は、消耗品34を貫通して消耗品34を部分的にチャンバー16の外へと動かした後に使用されてもよい。このようにして、発熱体18によってまだ加熱されていない誘導コイル20によって包囲された消耗品34の一部を次いで加熱することができる。
図6は、消耗品34が図6aのチャンバー16の中へとまだ挿入されていない、図5の実施形態を示す。図6bでは、消耗品34は、誘導コイル20によって包囲される消耗品34の一部分を第一の動作可能な位置において加熱することができるように、チャンバー16の中へと、かつ発熱体18の上に完全に挿入されている。図6cでは、消耗品34は、発熱体18の動きによって部分的にチャンバー16の外に押し出されている。それゆえに、消耗品34の異なる部分が、第二の動作可能な位置において加熱されてもよい。図6dでは、消耗品34は、発熱体18によって部分的にチャンバー16のさらに外へと押し出されている。
図7は、発熱体18が二つの断熱された加熱領域18.1、18.2を含む実施形態を示す。加熱領域18.1、18.2は、分離要素48によって相互から分離され、加熱領域18.1、18.2の間の断熱を促進する。図7aおよび図7bでは、発熱体18は、誘導コイル20の中心軸Lに沿って移動可能に図示される。図7cおよび図7dは、チャンバー16の長さの半分、そして加熱領域18.1、18.2のうちの一つの長さに対応する長さ44を有する誘導コイル20を示す。このようにして、消耗品34がチャンバー16の中へと挿入され、かつ発熱体18の上に押し込まれると、加熱領域18.1、18.2のうちの一つの長さ44に対応する長さ44を有する消耗品34の第一の領域を加熱することができる。その後、消耗品34の第二の部分を加熱することができるように、発熱体18をチャンバー16の外へと部分的に押し出すことができる。
図8は、発熱体18および誘導コイル20が固定されており、消耗品34のみをチャンバー16内で動かすことができる実施形態を示す。誘導コイル20は、チャンバー16の長さ44の本質的に半分に対応する長さを有する。発熱体は、チャンバー16の長さ44の本質的に半分に対応する長さも有する。図8bで見ることができるように、誘導コイル20および発熱体18は、装置10の近位端24に隣接して配設される。消耗品34がチャンバー16の中へと完全に挿入され、発熱体18の上に押し込まれた時、長さ44の消耗品34の第一の部分が加熱される。その後、消耗品を、消耗品34の第二の部分を加熱することができるように、チャンバー16の外へと部分的に引き出すことができる。
図9は、発熱体18を動かすための摺動アクチュエータ50が図示されている実施形態を示す。図9a〜図9cは、摺動アクチュエータ50および発熱体18の中心軸Lに沿った動きを示す。摺動アクチュエータ50は、摺動アクチュエータ50の摺動動作が接続手段によって発熱体18へと伝わるように、接続手段によって発熱体18に接続される。
図10は、中心軸Lに沿って移動可能に配設された誘導コイル20を示す。第二のハウジング部分14は、誘導コイル20が配設された移動可能な部分として構成される。第一のハウジング部分12はチャンバー16を形成し、第二のハウジング部分14は第一のハウジング部分12に沿って摺動可能に構成される。図10a〜図10cを参照のこと。この摺動動作は、案内要素によって促進される場合がある。消耗品34がチャンバー16の中へと挿入された時、誘導コイル20の位置付けに依存して、消耗品34の異なる部分が加熱されてもよい。図7と同様に、発熱体18は、誘導コイルによって包囲された加熱領域のみが一度に加熱されるように、誘導コイル20の長さに対応する長さを有する加熱領域18.1、18.2を備えてもよい。
本発明は説明された実施形態に限定されない。当業者は、異なる実施形態の文脈において説明される特徴を、本発明の範囲内で相互に組み合わせることができることを理解する。

Claims (14)

  1. エアロゾル発生装置であって、
    エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するように構成されたチャンバーを有するハウジングと、
    前記ハウジングの前記チャンバー内に受容されるエアロゾル発生物品を加熱するための誘導ヒーターであって、誘導コイルおよび発熱体を備え、前記発熱体が前記誘導コイル内に配置可能であり、前記誘導コイルが、前記ハウジングの前記チャンバーに対して移動可能である、誘導ヒーターと、を備え、
    前記誘導コイルおよび前記発熱体が、少なくとも第一の動作可能な位置と第二の動作可能な位置との間で相互に対して移動可能である、エアロゾル発生装置。
  2. 前記第一の動作可能な位置において、前記発熱体の第一の部分が前記誘導コイルによって包囲され、かつ前記第二の動作可能な位置において、前記発熱体の第二の部分が前記誘導コイルによって包囲され、前記発熱体の前記第一の部分および前記第二の部分が重複しない、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. 前記発熱体の前記第一の部分および前記第二の部分が相互に熱的に分離される、請求項に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記発熱体が、前記ハウジングの前記チャンバー内に対して移動可能である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  5. 前記発熱体が、前記チャンバーの長軸方向に移動可能である、請求項に記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記チャンバー内の前記発熱体の前記移動を制限するように構成された案内要素をさらに備える、請求項またはに記載のエアロゾル発生装置。
  7. 前記チャンバー内の前記発熱体を動かすように構成された摺動アクチュエータをさらに備える、請求項のいずれか一項に記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記誘導コイルが、前記チャンバーの長軸方向に移動可能である、請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記チャンバーに対する前記誘導コイルの前記移動を制限するように構成された案内要素をさらに備える、請求項1または8に記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記発熱体が、前記チャンバーの横断方向に移動可能である、請求項に記載のエアロゾル発生装置。
  11. 基部セクションをさらに備え、前記発熱体が細長く、かつ前記基部セクションと直角を成して前記ハウジングの前記くぼみの中へと延在し、前記基部セクションが、前記発熱体が前記誘導コイルの中心軸と整列する第一の位置と前記発熱体が前記誘導コイルの前記中心軸と整列していない第二の位置との間で動くように構成される、請求項10に記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記基部セクションが、ダイヤルおよび前記誘導コイルの前記中心軸からずれたピンを備え、前記ダイヤルが前記ピンを中心に旋回するように構成される、請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記基部セクションが、前記ハウジング内のスロットに対して摺動するように構成された摺動要素を備える、請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  14. エアロゾル発生システムであって、
    エアロゾル発生基体を備えるエアロゾル発生物品と、
    前記エアロゾル発生物品の少なくとも一部分を受容するように構成されたチャンバーを有するハウジングと、
    前記ハウジングの前記チャンバー内に受容された前記エアロゾル発生物品を加熱するための誘導ヒーターであって、誘導コイルおよび発熱体を備え、前記発熱体が前記誘導コイル内に配設可能であり、前記誘導コイルが前記ハウジングの前記チャンバーに対して移動可能である、誘導ヒーターと、を備え、
    前記誘導コイルおよび前記発熱体が、少なくとも第一の動作可能な位置と第二の動作可能な位置との間で相互に対して移動可能である、エアロゾル発生システム。
JP2020506887A 2017-08-09 2018-08-06 誘導ヒーターおよび移動可能な構成要素を有するエアロゾル発生装置 Active JP6928714B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17185570 2017-08-09
EP17185570.3 2017-08-09
PCT/EP2018/071266 WO2019030172A1 (en) 2017-08-09 2018-08-06 AEROSOL GENERATING DEVICE COMPRISING AN INDUCTION HEATING DEVICE AND MOBILE COMPONENTS

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020530774A JP2020530774A (ja) 2020-10-29
JP6928714B2 true JP6928714B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=59579502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020506887A Active JP6928714B2 (ja) 2017-08-09 2018-08-06 誘導ヒーターおよび移動可能な構成要素を有するエアロゾル発生装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11246347B2 (ja)
EP (1) EP3664637B1 (ja)
JP (1) JP6928714B2 (ja)
KR (1) KR102398732B1 (ja)
CN (1) CN110996696B (ja)
RU (1) RU2737441C1 (ja)
WO (1) WO2019030172A1 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112019001990A2 (pt) * 2016-08-31 2019-05-07 Philip Morris Products S.A. dispositivo gerador de aerossol com indutor
CA3047236C (en) 2016-12-16 2023-01-03 Kt&G Corporation Aerosol generation method and apparatus
CN114711472A (zh) * 2017-01-18 2022-07-08 韩国烟草人参公社 气溶胶生成装置、其控制方法及包括该装置的充电系统
US11252999B2 (en) 2017-04-11 2022-02-22 Kt&G Corporation Aerosol generating device
CN115708600A (zh) 2017-04-11 2023-02-24 韩国烟草人参公社 气溶胶生成装置
EP3610740A4 (en) * 2017-04-11 2021-01-27 KT & G Coporation AEROSOL PRODUCTION DEVICE EQUIPPED WITH A ROTARY HEATING ELEMENT
US20210127748A1 (en) 2017-04-11 2021-05-06 Kt&G Corporation Aerosol generating device and method for providing adaptive feedback through puff recognition
US11771138B2 (en) 2017-04-11 2023-10-03 Kt&G Corporation Aerosol generating device and method for providing smoking restriction function in aerosol generating device
CN110494053B (zh) 2017-04-11 2022-05-31 韩国烟草人参公社 气溶胶生成装置
JP6854361B2 (ja) 2017-04-11 2021-04-07 ケーティー・アンド・ジー・コーポレーション 喫煙部材クリーニングデバイス及び喫煙部材システム
US11622582B2 (en) 2017-04-11 2023-04-11 Kt&G Corporation Aerosol generating device and method for providing adaptive feedback through puff recognition
KR102035313B1 (ko) 2017-05-26 2019-10-22 주식회사 케이티앤지 히터 조립체 및 이를 구비한 에어로졸 생성 장치
US11849762B2 (en) 2017-08-09 2023-12-26 Kt&G Corporation Electronic cigarette control method and device
WO2019031877A2 (ko) 2017-08-09 2019-02-14 주식회사 케이티앤지 에어로졸 생성 장치 및 에어로졸 생성 장치 제어 방법
EP3679813A4 (en) 2017-09-06 2021-07-14 KT&G Corporation AEROSOL PRODUCTION DEVICE
RU2753909C1 (ru) * 2018-06-14 2021-08-24 Филип Моррис Продактс С.А. Выполненный с возможностью отведения нагреватель для генерирующего аэрозоль устройства
WO2020182737A1 (en) * 2019-03-11 2020-09-17 Nicoventures Trading Limited Aerosol provision device
BR112021018042A2 (pt) * 2019-03-11 2021-11-23 Nicoventures Trading Ltd Dispositivo de geração de aerossol, sistema, sistema de geração de aerossol
JP7296471B2 (ja) * 2019-03-11 2023-06-22 ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド エアロゾル供給デバイス
GB201904844D0 (en) * 2019-04-05 2019-05-22 Nicoventures Trading Ltd Aerosol generating system
KR102337229B1 (ko) * 2019-08-05 2021-12-08 주식회사 케이티앤지 에어로졸 생성 장치 및 이를 포함하는 에어로졸 생성 시스템
KR102353865B1 (ko) * 2019-08-08 2022-01-20 주식회사 케이티앤지 에어로졸 생성 시스템
KR20220038746A (ko) * 2019-08-28 2022-03-29 필립모리스 프로덕츠 에스.에이. 축 방향으로 이동 가능한 유도 히터를 갖는 에어로졸 발생 장치
GB201917449D0 (en) * 2019-11-29 2020-01-15 Nicoventures Trading Ltd Aerosol provision system
US20220408823A1 (en) * 2019-11-29 2022-12-29 Nicoventures Trading Limited Non-combustible aerosol provision device and a method of heating an aerosol-generating material
WO2021122470A1 (en) * 2019-12-16 2021-06-24 Philip Morris Products S.A. Aerosol-generating device with movable portions
CN113508930A (zh) * 2020-04-11 2021-10-19 深圳市合元科技有限公司 气雾生成装置及感受器
KR102402068B1 (ko) * 2020-04-20 2022-05-24 주식회사 케이티앤지 하나 이상의 가열요소를 구비한 에어로졸 발생 장치 및 그 제어 방법
US20240057227A1 (en) * 2020-09-28 2024-02-15 Jt International Sa Induction Heating Assembly
CN113100500B (zh) * 2021-04-09 2024-03-15 福建中烟工业有限责任公司 电子烟及其控制方法、控制器和计算机可读存储介质
CN113100496A (zh) * 2021-04-09 2021-07-13 福建中烟工业有限责任公司 电子烟及其控制方法、控制器和计算机可读存储介质
CN113100495A (zh) * 2021-04-09 2021-07-13 福建中烟工业有限责任公司 电子烟及其控制方法、控制器和气溶胶生成装置
WO2023066862A1 (en) * 2021-10-18 2023-04-27 Philip Morris Products S.A. Inductively heated aerosol-generating device with consumable ejection
KR20230057154A (ko) * 2021-10-21 2023-04-28 주식회사 케이티앤지 에어로졸 생성장치 및 에어로졸 생성장치 제조방법
KR102614361B1 (ko) * 2021-12-27 2023-12-15 주식회사 이노아이티 직관적인 정보를 제공하는 에어로졸 발생 장치 및 그 제어 방법
CN114158777B (zh) * 2022-01-12 2024-07-19 云南中烟工业有限责任公司 一种空气加热烟支的装置及其使用方法
KR20230111741A (ko) * 2022-01-19 2023-07-26 주식회사 케이티앤지 에어로졸 발생 장치 및 에어로졸 발생 시스템
WO2023146221A1 (en) * 2022-01-25 2023-08-03 Kt&G Corporation Aerosol generating device
CN114868973A (zh) * 2022-04-29 2022-08-09 深圳麦克韦尔科技有限公司 电子雾化装置及其加热装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5613505A (en) * 1992-09-11 1997-03-25 Philip Morris Incorporated Inductive heating systems for smoking articles
US5630958A (en) * 1995-01-27 1997-05-20 Stewart, Jr.; John B. Side entry coil induction heater with flux concentrator
US5878752A (en) * 1996-11-25 1999-03-09 Philip Morris Incorporated Method and apparatus for using, cleaning, and maintaining electrical heat sources and lighters useful in smoking systems and other apparatuses
US6053176A (en) * 1999-02-23 2000-04-25 Philip Morris Incorporated Heater and method for efficiently generating an aerosol from an indexing substrate
US6803550B2 (en) * 2003-01-30 2004-10-12 Philip Morris Usa Inc. Inductive cleaning system for removing condensates from electronic smoking systems
US8991402B2 (en) * 2007-12-18 2015-03-31 Pax Labs, Inc. Aerosol devices and methods for inhaling a substance and uses thereof
US9078473B2 (en) 2011-08-09 2015-07-14 R.J. Reynolds Tobacco Company Smoking articles and use thereof for yielding inhalation materials
DE102011082611A1 (de) * 2011-09-13 2013-03-14 Franz Haimer Maschinenbau Kg Induktionsspuleneinheit
ES2637322T3 (es) * 2011-10-25 2017-10-11 Philip Morris Products S.A. Dispositivo generador de aerosol con unidad de calentamiento
GB2504732B (en) 2012-08-08 2015-01-14 Reckitt & Colman Overseas Device for evaporating a volatile material
TWI692274B (zh) 2014-05-21 2020-04-21 瑞士商菲利浦莫里斯製品股份有限公司 用於加熱氣溶膠形成基材之感應加熱裝置及操作感應加熱系統之方法
US10300228B2 (en) * 2014-08-26 2019-05-28 Innovosciences, Llc Thermal modulation of an inhalable medicament
CN204539505U (zh) * 2015-02-07 2015-08-05 深圳市兆禧资本管理有限公司 金属加热头
US20170055580A1 (en) 2015-08-31 2017-03-02 British American Tobacco (Investments) Limited Apparatus for heating smokable material
EP3364796B1 (en) * 2015-10-22 2021-09-08 Philip Morris Products S.A. Aerosol generating article, aerosol-generating system and method for manufacturing an aerosol-generating article
KR102253046B1 (ko) * 2019-03-05 2021-05-17 주식회사 케이티앤지 에어로졸 생성 장치, 에어로졸 생성 시스템, 및 에어로졸 생성 장치의 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
RU2737441C1 (ru) 2020-11-30
EP3664637A1 (en) 2020-06-17
WO2019030172A1 (en) 2019-02-14
US20200245682A1 (en) 2020-08-06
KR102398732B1 (ko) 2022-05-17
JP2020530774A (ja) 2020-10-29
BR112020002576A2 (pt) 2020-08-04
CN110996696B (zh) 2022-10-14
CN110996696A (zh) 2020-04-10
EP3664637B1 (en) 2022-03-30
KR20200024314A (ko) 2020-03-06
US11246347B2 (en) 2022-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6928714B2 (ja) 誘導ヒーターおよび移動可能な構成要素を有するエアロゾル発生装置
KR102537701B1 (ko) 원뿔형 유도 코일을 갖는 유도 히터를 구비한 에어로졸 발생 장치
KR102368912B1 (ko) 모듈형 유도 히터를 갖는 에어로졸 발생 장치
JP6878685B2 (ja) 側面開口部を有する誘導ヒーターを有するエアロゾル発生装置
JP2023544765A (ja) エアロゾル供給デバイス加熱システム
JP2024521971A (ja) エアロゾル生成デバイス
US20240277054A1 (en) Aerosol generating device
KR20230129252A (ko) 에어로졸 가능한 재료를 가열하기 위한 장치
US20230371603A1 (en) Aerosol provision device heating system
TW202423315A (zh) 氣溶膠供給裝置
CN118302071A (zh) 用于加热气溶胶生成材料的设备
AU2022420657A1 (en) Aerosol provision device
JP2024526528A (ja) エアロゾル発生デバイス及びエアロゾル発生システム
BR112020002576B1 (pt) Dispositivo gerador de aerossol e sistema gerador de aerosol com aquecedor por indução e componentes móveis

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6928714

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250