JP6927923B2 - 濃縮方法および脱水方法 - Google Patents

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Description

本発明は、汚泥等の被処理物を脱水するベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機の前段に配設されて被処理物を濃縮する濃縮装置を用いた濃縮方法、およびこのような濃縮方法によって濃縮された被処理物をベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機によって脱水する脱水方法に関するものである。
このような濃縮方法として、例えば特許文献1には、外筒内に濾過筒を収容し、この濾過筒の内部にスクリューを回転可能に収容し、このスクリューを回転駆動することによって、汚泥凝集槽から濾過筒内に導入される凝集汚泥を搬送しながら、凝集汚泥に含まれる水分を濾過筒の濾過面を通過させて分離液として排出して汚泥を濃縮することが記載されている。
また、特許文献2には、濾過体の上面で汚泥を搬送しながら重力濾過して濃縮する濃縮装置であって、濾過体による汚泥の搬送方向と交差する方向に延び、その回転によって汚泥を濾過体による搬送方向と交差する方向に移動させるスクリューと、濾過体による汚泥の搬送量に応じてスクリューの回転速度を制御する制御部とを備えた濃縮装置によって汚泥を濃縮することが記載されている。
このような濃縮方法により濃縮された汚泥等の被処理物は、ロールに巻回される一対の脱水濾布の間に供給されて挟み込まれた被処理物を脱水するベルトプレス型脱水機や、横方向に走行する脱水濾布の上に供給された被処理物を重力脱水手段、真空吸引脱水手段、および加圧脱水手段のうち少なくともいずれか1つによって脱水するベルト型脱水機等の脱水機に供給されて脱水される。
特開2010−057997号公報 特開2014−136201号公報
しかしながら、特許文献1に記載された濃縮方法のように濃縮された濃縮汚泥を汚泥排出ポンプによって濾過筒の内部から排出して脱水機に供給する場合には、被処理物の固形物濃度を例えばTS6%〜8%程度と高濃度に濃縮した場合、汚泥排出ポンプとして高出力のものが必要となるため、濃縮濃度を上げることができない。また、過度に濃縮された濃縮汚泥は脱水機への移送中に配管の閉塞を生じるおそれがあるとともに、配管での移送によって濃縮汚泥の性状が変化して脱水に悪影響を及ぼすおそれもある。
さらに、特許文献2に記載された濃縮方法においては、濾過体(濾布ベルト)の搬送方向の途中まで搬送されたある程度濃縮された汚泥をスクリューによって濾過体の搬送方向に交差する濾布の幅方向に移動させており、スクリューやその駆動手段等の設備コストや運転コストが増加することになる。また、この特許文献2に記載された濃縮方法では、スクリューによって汚泥を濾布の幅方向中央部に移動させており、こうして中央部に移動させられた汚泥を脱水機に均一に供給することは難しく、例えばベルトプレス型脱水機では濾布の幅方向および厚さ方向に均一に汚泥を供給できないと、濾布の皺寄りや蛇行、早期の破断などの原因となる。
さらにまた、この特許文献2に記載された濃縮方法では、濾過体の上方が搬送方向全体に亙って開放されており、汚泥の飛散等によって機器内の広い範囲が腐食雰囲気となるため、部品やフレームの腐食を引き起こしやすい。また、濃縮された汚泥の濃縮状況が均一でないと、サイドリークが発生したり、脱水汚泥の含水率の上昇を招いたりする原因となる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、被処理物を脱水機に供給するのに高出力のポンプを必要とすることがなく、また配管の閉塞のおそれもないとともに、脱水機の脱水濾布の幅方向および厚さ方向に均一に被処理物を供給可能であり、しかも被処理物の濃縮状況も均一にすることが可能で、被処理物が汚泥であっても機器内の広い範囲が腐食雰囲気となるのを防ぐことが可能な濃縮方法を提供し、またそのような濃縮方法によって濃縮された被処理物をベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機によって脱水する脱水方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の濃縮方法は、被処理物が供給されて貯留される下面が開口した貯留槽を有し、横方向に走行する濃縮濾布の上に配設される濃縮装置を用いた濃縮方法であって、上記濃縮濾布の走行方向側の上記貯留槽の下端部には開口部が形成され、上記被処理物を上記貯留槽に供給して、該貯留槽に貯留される上記被処理物の自重により該被処理物を濃縮しつつ、上記濃縮濾布の走行に伴い上記開口部から排出することを特徴とする。
また、本発明の脱水方法は、第1に、このような濃縮方法によって濃縮された上記被処理物を、ベルトプレス型脱水機の脱水ロールに巻回される一対の脱水濾布の間に供給して挟み込むことにより脱水する脱水方法であって、上記ベルトプレス型脱水機への上記被処理物の供給方向側に上記濃縮装置を備え、上記一対の脱水濾布のうち上記供給方向側において下側に位置する脱水濾布と上記濃縮濾布とを連続させて上記ベルトプレス型脱水機に上記被処理物を供給することを特徴とし、第2には、やはり上述のような濃縮方法によって濃縮された上記被処理物を、ベルト型脱水機の横方向に走行する脱水濾布の上に供給して重力脱水手段、真空吸引脱水手段、および加圧脱水手段のうち少なくともいずれか1つの脱水手段により脱水する脱水方法であって、上記ベルト型脱水機への上記被処理物の供給方向側に上記濃縮装置を備え、上記脱水濾布と上記濃縮濾布とを連続させて上記ベルト型脱水機に上記被処理物を供給することを特徴とする。
上記構成の濃縮方法においては、濃縮濾布の走行方向側における濃縮装置の貯留槽の下端部に開口部が形成されており、貯留槽に供給されて貯留された被処理物は、貯留槽の下部に貯留した被処理物が上部に供給されて貯留した被処理物の自重によって押圧されて濾過圧力が与えられ、濃縮濾布により濾過されて濃縮されつつ、濃縮濾布の走行に伴い濃縮濾布との摩擦によって上記開口部から均一な幅と厚さで上記走行方向に排出される。
そして、被処理物の貯留槽への供給と貯留槽からの排出によって貯留槽に貯留される被処理物の液面高さが調整されることにより、貯留槽の下部に貯留された被処理物への濾過圧力も調整されて被処理物を高濃度に濃縮することができるとともに、濃縮状況を均一にすることができる。従って、上記濃縮方法によれば、被処理物のサイドリークを防ぐことができるとともに、濃縮された濃縮濾布上の被処理物の幅と厚さの均一化を図ることが可能となる。
さらに、本発明の脱水方法では、ベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機の脱水濾布が上記濃縮濾布と連続しているので、こうして濃縮された被処理物を高出力のポンプを要することなく、脱水濾布の走行だけでそのまま脱水機に供給することができて均一な脱水を図ることができるとともに、配管の閉塞を生じるおそれもなく、また被処理物が汚泥であっても高濃度のケーキ状となって供給されるので、腐食雰囲気が広がるのを防ぐことができる。
ここで、上記貯留槽の上記開口部に、上記走行方向に向けて延びるとともに該走行方向側に向かうに従い上記濃縮濾布との間隔が小さくなるように傾斜する傾斜板を備えて、この傾斜板によって上記濃縮濾布の走行に伴い上記開口部から排出される上記被処理物をさらに濃縮することにより、開口部から排出された被処理物を傾斜板の傾斜によってさらに押圧して濃縮することができ、被処理物の濃縮状況や厚さをさらに均一とすることができる。
また、こうして貯留槽の開口部に傾斜板を備えた場合には、上記傾斜板を、上記濃縮濾布に対する傾斜角が上記走行方向側に向かうに従い小さくなるようにすることにより、貯留槽の開口部から排出された被処理物に対して上記走行方向側に向かうに従い傾斜板の傾斜による押圧力を徐々に高めることができ、さらに濃縮を促進するとともに安定した濃縮状況を継続的に得ることができる。
そして、このように貯留槽の開口部に傾斜板を備えた場合には、上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記傾斜板の上記走行方向側の端縁と上記濃縮濾布との間隔を調整することにより、貯留槽内に貯留される被処理物の液面高さに応じて貯留槽内で被処理物が受ける濾過圧力を一定とし、濃縮状況の一層の均一化を図ったり、脱水機に供給される被処理物の濃度を脱水機に適したものに調整したりすることができる。
また、同様に、上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記濃縮濾布の走行速度を調整することによっても、貯留槽内の被処理物の貯留量および液面高さを一定として被処理物が受ける濾過圧力も一定とし、濃縮状況の一層の均一化を図ることができる。
さらに、上記貯留槽に、該貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さを均一にする均し手段を備えて、上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記均し手段を駆動することによっても、貯留槽内の被処理物の液面高さを均一にすることができ、被処理物が受ける濾過圧力に部分的なばらつきが生じるのを防ぐことができて、濃縮状況の一層の均一化を図ることができる。なお、このような均し手段として例えばスクリューを用いたとしても、貯留槽に供給されて液面を形成する被処理物は固形物濃度が低いので、大きな駆動力を要することはない。
ここで、このように調整される上記貯留槽内の上記被処理物の上記液面高さは、100mm〜500mmの範囲内とされることが望ましく、300mm〜500mmの範囲内とされることがより望ましい。この液面高さが300mmを下回り、特に100mmを下回るほど低いと、濾過圧力も低くなって濃縮が不十分となるとともに、供給された被処理物によって貯留された被処理物が押し出されて被処理物の排出が不均一となるおそれがある一方、液面高さが500mmを上回ると、濾過圧力が高くなりすぎて貯留槽の第2の対向壁部の下端縁および2つの側壁部の下端縁と濃縮濾布との間から被処理物がサイドリークするおそれがある。
以上説明したように、本発明によれば、濃縮される被処理物の濃縮状況を高濃度で均一にするとともに濃縮装置の貯留槽から排出される被処理物の幅や厚さも均一にすることができ、高出力のポンプを用いたり、配管の閉塞や機器の腐食を生じたりすることなく、濃縮された被処理物を脱水機に供給することができる。
本発明の濃縮方法および脱水方法の一実施形態に用いられる濃縮装置およびベルトプレス型脱水機を示す一部破断側面図である。 図1に示す濃縮装置の側面図である。 図2に示す濃縮装置の平面図である。 図2に示す濃縮装置を濃縮濾布の走行方向側から見た正面図である。 図2に示す濃縮装置の側断面図である。 図2に示す濃縮装置の平断面図である。
図1は、本発明の濃縮方法および脱水方法の一実施形態に用いられる濃縮装置および該濃縮装置を備えたベルトプレス型脱水機を示すものであり、図2ないし図5はこの濃縮装置を示すものである。本実施形態に用いられるベルトプレス型脱水機においては、一対の脱水濾布1、2が複数の脱水ロール3に巻回されて、このうち少なくとも1つの脱水ロール3が図示されない回転駆動手段によって回転駆動されることにより図中に符号Fで示す走行方向に連続的に走行させられ、これら一対の脱水濾布1、2の間に供給されて挟み込まれた汚泥等の被処理物Wを加圧して脱水する。なお、図1において符号4で示すのは、脱水濾布1、2の戻りロールである。
そして、本実施形態の濃縮方法に用いられる濃縮装置は、このベルトプレス型脱水機への被処理物Wの供給方向側(図1において左側)に備えられており、横方向に走行する濃縮濾布5の上に配設されている。ここで、本実施形態では、ベルトプレス型脱水機の上記一対の脱水濾布1、2のうち、この供給方向側において下側に位置して水平な横方向に走行する脱水濾布1と濃縮濾布5とが連続しており、すなわちこの脱水濾布1と濃縮濾布5とは共通のものであって、濃縮装置によって濃縮された被処理物Wがそのまま濃縮濾布5(脱水濾布1)の連続的な走行に伴ってベルトプレス型脱水機に供給される。
なお、この供給方向側において横方向に走行する濃縮濾布5の下には複数の支持ロール6が走行方向Fに間隔をあけて、この走行方向Fに垂直で水平な濃縮濾布5の幅方向(図1、2、5において図面に垂直な方向。図3、4、6において左右方向)に延びるように配設されており、濃縮濾布5はこれらの支持ロール6上に架け渡されている。さらに、濃縮装置の前段には、この濃縮装置に供給される被処理物Wを固形物濃度がTS3%〜12%程度になるように予備濃縮する例えば縦型スクリュー型濃縮機等の予備濃縮機7が配設されている。
濃縮装置は、こうして予備濃縮された被処理物Wが連続的に供給されて貯留される下面が開口した箱形(直方体形)の貯留槽11を有しており、すなわちこの貯留槽11は、濃縮濾布5の走行方向Fに間隔をあけて対向する2つの対向壁部11A、11Bと、上記濃縮濾布5の幅方向における2つの対向壁部11A、11Bの側縁部を結ぶ走行方向Fに沿った2つの側壁部11Cとを備えている。濃縮濾布5の幅方向における2つの対向壁部11A、11Bの幅は、走行方向Fにおける2つの側壁部11Cの幅よりも十分大きい。
また、貯留槽11の上部は蓋体12によって覆われるとともに、この蓋体12の上記幅方向における中央部には、予備濃縮機7から供給される被処理物Wの供給口12Aが設けられている。さらに、この蓋体12には、貯留槽11内に貯留された被処理物Wの液面高さを検出する光電レベル計等の検出手段13が1つまたは複数取り付けられている。
さらに、2つの対向壁部11A、11Bのうち走行方向F側の第1の対向壁部11Aの下端縁と濃縮濾布5との間隔は、走行方向Fとは反対側の第2の対向壁部11Bの下端縁および2つの側壁部11Cの下端縁と濃縮濾布5との間隔よりも大きくされており、これによって貯留槽11の第1の対向壁部11Aの下端部には上記幅方向に延びる長方形状の開口部11Dが形成される。
なお、第2の対向壁部11Bおよび2つの側壁部11Cの下端縁と濃縮濾布5との間隔は、濃縮濾布5がこれら第2の対向壁部11Bおよび2つの側壁部11Cの下端縁と摺接しながら走行可能な程度とされている。また、開口部11Dが形成された第1の対向壁部11A以外の第2の対向壁部11Bおよび2つの側壁部11Cの下端部には図示されないゴム板等が取り付けられて濃縮濾布5と摺接しており、濃縮濾布5の走行の際に被処理物Wが漏れ出ないようにされている。
さらに、この第1の対向壁部11Aの開口部11Dには、走行方向Fに向けて延びるとともに走行方向F側に向かうに従い濃縮濾布5との間隔が小さくなる傾斜板14が備えられている。この傾斜板14は、開口部11Dの上の第1の対向壁部11Aの走行方向F側を向く面にヒンジ15等を介して上下方向に回転可動可能に取り付けられたものであり、この第1の対向壁部11Aに取り付けられて傾斜板14の走行方向F側の端縁部に連結されたアクチュエータ等の調整手段16によってヒンジ15を中心に上下方向に回転可動させられることにより、この走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔が例えば5mm〜30mmの範囲で調整可能とされている。
また、この傾斜板14は、濃縮濾布5に対する傾斜角が走行方向F側に向かうに従い小さくなっている。具体的に、本実施形態では、この傾斜板14は、走行方向F側に向かうに従い濃縮濾布5に対する傾斜角が段階的に小さくなる複数の傾斜部を備えた折れ板状とされている。ただし、傾斜板14は、走行方向F側に向かうに従い濃縮濾布5に対する傾斜角が連続的に小さくなる曲がり板状でもよく、場合によっては傾斜角が変わらない平板状であってもよい。
なお、貯留槽11の2つの側壁部11Cの下端部には、この傾斜板14が走行方向F側に延びる範囲を覆う延長部11Eが形成されており、傾斜板14は上記幅方向の両端縁がこの延長部11Eに摺接可能とされている。これらの延長部11Eは、その上端縁が、図2および図5に示すように走行方向Fとは反対側では開口部11Dよりも高い位置を覆うようにされ、走行方向F側に向かうに従い濃縮濾布5側に近づく先細り形状とされ、傾斜板14の走行方向F側の端縁を越えたところまで延びている。また、この傾斜板14が走行方向Fに向けて延びる範囲においては、濃縮濾布5の下に架け渡されて濃縮濾布5を支持する支持ロール6の走行方向Fへの間隔が、図1、図2、図5に示すように他の範囲の支持ロール6の間隔よりも密とされている。
さらに、貯留槽11内には、この貯留槽11に供給されて貯留された被処理物Wの液面高さを均一にする均し手段17が備えられている。この均し手段17は、本実施形態では図5および図6に示すように貯留槽11内に上記幅方向に架け渡された水平なスクリュー軸17Aの外周にスクリュー羽根17Bが取り付けられたスクリューであり、図1に示すようにスクリュー羽根17Bの下縁部、またはスクリュー羽根17Bの全体が被処理物Wに浸るように高さが設定されている。また、この均し手段17は、高さ調整が可能とされている。
また、スクリュー羽根17Bの捩れの向きはスクリュー軸17Aの長手方向中央部を境に逆向きとされている。さらに、スクリュー軸17Aの回転の方向は、スクリュー羽根17Bがスクリュー軸17Aの下側にあるときに、被処理物Wを開口部11Dに向けて押し出す方向(図1、図5において反時計回り方向)とされている。このような均し手段17は、貯留槽11の外部に備えられたモータ等の駆動手段17Cによってスクリュー軸17Aを回転することにより、貯留槽11の幅方向中央部に設けられた供給口12Aから供給された被処理物Wを幅方向の両端部に寄せて被処理物Wの液面高さを均一にする。
なお、本実施形態では、この均し手段17の駆動手段17Cによるスクリュー軸17Aの回転や、アクチュエータ等の上記調整手段16による傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔調整は、上記検出手段13によって検出された貯留槽11内の被処理物Wの液面高さに基づいて行われる。すなわち、均し手段17においては、検出手段13によって貯留槽11に貯留された被処理物Wの液面高さが所定の範囲を超えて不均一と検出された場合は、スクリュー軸17Aを回転させて液面高さを均し、所定の範囲内になったならスクリュー軸17Aの回転を止める。なお、運転状況によっては、貯留槽11内の被処理物Wの液面高さに基づくことなく、スクリュー軸17Aを常時回転させて運転することもできる。
また、調整手段16においては、検出手段13によって貯留槽11内の被処理物Wの液面高さが所定の範囲以上となったことが検出された場合は、タイマー監視後に調整手段16を駆動して傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔を大きくすることにより、濃縮濾布5の走行に伴って排出される被処理物Wを増加させ、タイマーを監視して液面高さが所定の範囲となるまでこの操作を繰り返す。
逆に、貯留槽11内の被処理物Wの液面高さが所定の範囲以下となったことが検出された場合は、タイマー監視後に調整手段16を駆動して傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔を小さくすることにより、濃縮濾布5の走行に伴って排出される被処理物Wを減少させ、タイマーを監視して液面高さが所定の範囲となるまでこの操作を繰り返す。
さらに、このような傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔調整だけでは貯留槽11内の被処理物Wの液面高さが所定の範囲内に戻らない場合には、濃縮濾布5の走行速度、すなわちベルトプレス型脱水機の一対の脱水濾布1、2の走行速度を、ベルトプレス型脱水機の性能への影響が最小限となる範囲で調整してもよい。
すなわち、検出手段13によって貯留槽11内の被処理物Wの液面高さが所定の範囲以上のままであることが検出された場合は、走行速度を速くして貯留槽11内から排出される被処理物Wの排出量を増加させ、貯留槽11内の被処理物Wの液面高さが所定の範囲以下のままであることが検出された場合は、走行速度を遅くして貯留槽11内から排出される被処理物Wの排出量を減少させる。なお、これらの操作は、検出手段13と調整手段16、均し手段17、および脱水ロール3の上記回転駆動手段とをコンピュータ等の制御手段を介して接続して自動で行うようにしてもよく、また検出手段13を確認した作業者が手動で行ってもよい。
このように構成された濃縮装置による本実施形態の濃縮方法、および該濃縮装置を備えたベルトプレス型脱水機による本実施形態の脱水方法では、予備濃縮機7から貯留槽11に連続的に供給されて貯留された被処理物Wは、自重によって押圧されて濾過圧力が与えられることにより、貯留槽11の直下に位置した濃縮濾布5によって濾過されて濃縮されながら、連続的に走行する濃縮濾布5との摩擦によって貯留槽11の第1の対向壁部11Aに形成された開口部11Dから上記幅方向に均一な幅で走行方向Fに排出される。
このため、上記構成の濃縮方法および脱水方法においては、このような貯留槽11に貯留された被処理物Wの濾過圧力によって被処理物Wを高濃度に濃縮して濃縮装置の濃縮濾布5およびベルトプレス型脱水機における脱水濾布1、2からのサイドリークを防ぐことができるとともに、濃縮された濃縮濾布5上の被処理物Wの幅の均一化を図ることが可能となる。
例えば、被処理物Wが汚泥であって、貯留槽11に供給される被処理物Wの固形物濃度が上述のようにTS3%〜12%の場合、貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを100mm〜500mm、より望ましくは300mm〜500mmとすれば、供給された被処理物Wに対して3wt%〜5wt%の水分除去による濃縮効果が得られる。なお、被処理物Wが汚泥の場合、貯留槽11内に供給される被処理物Wの固形物濃度が低すぎたり、液面高さが高すぎたりすると、貯留槽11(ゴム板部分)と濃縮濾布5の間から被処理物Wが漏れ出てしまって貯留槽11に貯留することができず、逆に固形物濃度が高すぎたり、液面高さが低すぎたりすると、開口部11Dから均一かつ円滑な排出ができなくなったり、濃縮が不十分となったりするおそれがある。
また、上記構成の脱水方法では、ベルトプレス型脱水機の脱水濾布1と濃縮濾布5が連続しているので、濃縮された被処理物Wを高出力のポンプを要することなく、そのまま脱水機に供給することができて均一な脱水を図ることができ、配管の閉塞を生じるおそれがない。しかも、被処理物Wが汚泥であってもケーキ状となって供給されるので、腐食雰囲気が広がるのを防いで機器の腐食を抑えることができる。
さらに、濾過装置の貯留槽11における第1の対向壁部11Aの開口部11Dには、走行方向Fに向けて延びるとともに走行方向F側に向かうに従い濃縮濾布5との間隔が小さくなる傾斜板14が備えられているので、開口部11Dから排出された被処理物Wは傾斜板14の傾斜によってさらに押圧されて濃縮され、濃縮状況が均一なケーキ状となるとともに、その厚さも均一となる。
なお、この傾斜板14が走行方向Fに向けて延びる範囲では、濃縮濾布5を支持する支持ロール6の走行方向Fへの間隔が他の範囲よりも密とされており、傾斜板14によって被処理物Wを押圧しても、濃縮濾布5に撓みや弛みが生じて濃縮濾布5の走行が損なわれるのを防ぐことができる。ここで、このように傾斜板14が走行方向Fに向けて延びる範囲で濃縮濾布5を支持して撓みや弛みを防ぐには、例えば打ち抜き板やスノコ板、金網等で濃縮濾布5を支持することも考えられるが、濃縮濾布5やその継ぎ目の摩耗等を考慮すると、上述のように支持ロール6を間隔が密となるように配設するのが望ましい。
さらに、この傾斜板14は、濃縮濾布5に対する傾斜角が走行方向F側に向かうに従い小さくなるようにされている。従って、貯留槽11の開口部11Dから排出された被処理物Wに対して上記走行方向F側に向かうに従い傾斜板14の傾斜による押圧力を徐々に高めることで、さらに濃縮を促進することができ、安定した濃縮状況を継続的に得ることができる。
また、この傾斜板14は、走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔が調整手段16によって調整可能とされている。このため、上述のように貯留槽11内に貯留される被処理物Wの液面高さに応じて傾斜板14の端縁と濃縮濾布5との間隔を調整して液面高さを一定とすることにより、貯留槽11内で被処理物Wが受ける濾過圧力も一定とすることができ、濃縮状況をさらに均一化して安定した汚泥の濃縮を行うことができる。また、このように貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを調整できることにより、濃縮装置から排出される被処理物Wの濃度も、後段のベルトプレス型脱水機での脱水に適した濃度に調整することもできる。
さらに、本実施形態では、貯留槽11に、該貯留槽11内に貯留された被処理物Wの液面高さを検出する光電レベル計等の検出手段13が備えられており、この検出手段13による検出結果に基づいて傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔が調整される。このため、一層確実に貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを調整することができる。
また、本実施形態では、この検出手段13による検出結果に基づいて濃縮濾布5(脱水濾布1)の走行速度も調整可能とされている。このため、上述のように傾斜板14の走行方向F側の端縁と濃縮濾布5との間隔の調整だけでは貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを一定に維持することができないような場合でも、こうして濃縮濾布5(脱水濾布1)の走行速度を調整することによって貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを一定とすることができる。
さらに、本実施形態では、貯留槽11に、該貯留槽11内に貯留された被処理物Wの液面高さを均一にする均し手段17が備えられており、この均し手段17によって貯留槽11内の被処理物Wの液面高さを均一にすることができる。従って、貯留槽11内で被処理物Wの液面高さに部分的にばらつきが生じた場合でも、この均し手段17によって液面高さを一定として、被処理物Wが受ける濾過圧力に部分的なばらつきが生じるのを防ぐことができる。しかも、この均し手段17として、本実施形態のようにスクリュー軸17Aとスクリュー羽根17Bを有するスクリューを用いたとしても、貯留槽11に供給されて液面を形成する被処理物Wは固形物濃度が低いので、液面上部に設置して低速で回転させればよいため、大きな駆動力は必要とされない。
さらにまた、本実施形態では、この均し手段17の駆動も、貯留槽11に備えられた上記検出手段13による検出結果に基づいて行われる。このため、一層確実に貯留槽11内の被処理物Wの液面高さの均一化を図ることができ、濃縮されて排出される被処理物の濃縮状況をさらに一定とすることができる。なお、貯留槽11の開口部11Dの上記幅が小さくて濃縮濾布5上に排出される被処理物Wの幅も小さい場合や、濃縮濾布5自体の幅が小さくて被処理物Wの幅も小さくなる場合には、このような均し手段17を備えなくても被処理物Wの液面高さを均一にすることが可能ではあるが、被処理物Wの幅や濃縮濾布5の幅が1mを越える場合には、上述のような均し手段17を設けるのが望ましい。
また、本実施形態の脱水方法では、濃縮装置によって濃縮された被処理物Wを脱水するのに、脱水ロール3に巻回される一対の脱水濾布1、2の間に供給されて挟み込まれた被処理物Wを脱水するベルトプレス型脱水機を用いているが、これに代えて、図示は略するが、横方向に走行する脱水濾布の上に供給された被処理物Wを重力脱水手段、真空吸引脱水手段、および加圧脱水手段のうち少なくともいずれか1つの脱水手段によって脱水するベルト型脱水機を用いて、このベルト型脱水機の被処理物Wの供給方向側に上記構成の濃縮装置を備えたものでもよい。
ここで、上記重力脱水手段としては、脱水濾布を支持する支持ロールに代えて脱水された液分を回収するトレイが敷設されたものでもよく、真空吸引脱水手段としては、脱水濾布を支持する支持ロールに代えて真空吸引装置に接続された真空トレイが配設されたものでもよく、加圧脱水手段としては、脱水濾布上の被処理物Wに圧縮空気を供給する加圧板や被処理物Wを押圧する押圧ロールが備えられたものでもよい。
そして、このようなベルト型脱水機においても、上記脱水濾布と濃縮濾布5とを連続させることにより、高出力のポンプを要したり、配管の閉塞を招いたりすることなく、濃縮された被処理物Wをそのまま脱水機に供給することができ、また脱水濾布からのサイドリークや機器の腐食を防ぐことができる。
なお、従来のベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機における汚泥等の被処理物Wの供給装置に代えて、上記構成の濃縮装置を設けることもでき、この場合には従来の供給装置が不要となる。そして、この場合には、より濃縮された被処理物Wをベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機に供給することができるため、従来のベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機の重力濃縮領域を大幅に短くすることができ、ベルトプレス型脱水機やベルト型脱水機のコンパクト化を図ることができる。
1、2 脱水濾布
3 脱水ロール
5 濃縮濾布
7 予備濃縮機
11 貯留槽
11A 第1の対向壁部
11B 第2の対向壁部
11C 側壁部
11D 開口部
12 蓋体
12A 供給口
13 検出手段
14 傾斜板
16 調整手段
17 均し手段
W 被処理物
F 脱水濾布1、2および濃縮濾布5の走行方向

Claims (8)

  1. 被処理物が供給されて貯留される下面が開口した貯留槽を有し、横方向に走行する濃縮濾布の上に配設される濃縮装置を用いた濃縮方法であって、
    上記濃縮濾布の走行方向側の上記貯留槽の下端部には開口部が形成され、
    上記被処理物を上記貯留槽に供給して、該貯留槽に貯留される上記被処理物の自重により該被処理物を濃縮しつつ、上記濃縮濾布の走行に伴い上記開口部から排出し、
    上記貯留槽の上記開口部には、上記走行方向に向けて延びるとともに該走行方向側に向かうに従い上記濃縮濾布との間隔が小さくなるように傾斜する傾斜板が備えられており、この傾斜板により、上記濃縮濾布の走行に伴い上記開口部から排出される上記被処理物をさらに濃縮し、
    上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記傾斜板の上記走行方向側の端縁と上記濃縮濾布との間隔を調整することを特徴とする濃縮方法。
  2. 上記傾斜板は、上記濃縮濾布に対する傾斜角が上記走行方向側に向かうに従い小さくなることを特徴とする請求項1に記載の濃縮方法。
  3. 上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記濃縮濾布の走行速度を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の濃縮方法。
  4. 上記貯留槽は、該貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さを均一にする均し手段を備えており、上記貯留槽内に貯留された被処理物の液面高さに基づいて上記均し手段を駆動することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の濃縮方法。
  5. 上記貯留槽内の上記被処理物の液面高さを100mm〜500mmの範囲内とすることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の濃縮方法。
  6. 上記貯留槽内の上記被処理物の液面高さを300mm〜500mmの範囲内とすることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の濃縮方法。
  7. 請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の濃縮方法によって濃縮された上記被処理物を、ベルトプレス型脱水機の脱水ロールに巻回される一対の脱水濾布の間に供給して挟み込むことにより脱水する脱水方法であって、
    上記ベルトプレス型脱水機への上記被処理物の供給方向側に上記濃縮装置を備え、
    上記一対の脱水濾布のうち上記供給方向側において下側に位置する脱水濾布と上記濃縮濾布とを連続させて上記ベルトプレス型脱水機に上記被処理物を供給することを特徴とする脱水方法。
  8. 請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の濃縮方法によって濃縮された上記被処理物を、ベルト型脱水機の横方向に走行する脱水濾布の上に供給して重力脱水手段、真空吸引脱水手段、および加圧脱水手段のうち少なくともいずれか1つの脱水手段により脱水する脱水方法であって、
    上記ベルト型脱水機への上記被処理物の供給方向側に上記濃縮装置を備え、
    上記脱水濾布と上記濃縮濾布とを連続させて上記ベルト型脱水機に上記被処理物を供給することを特徴とする脱水方法。
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