JP6926825B2 - 通信装置、プログラムおよびオペレータ選択方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載される技術は、顧客とバーチャルオペレータがマッチングしていない場合の対応手段が人間のオペレータへの転送であるため、人間のオペレータのリソースを多く必要とするという問題点があった。
また、バーチャルオペレータの個性が設定されていないため、バーチャルオペレータが応答した場合にワンパターンな応答となってしまい、人間味を感じられないために顧客に違和感を与えるという問題点があった。
また、コールセンタシステムの管理者がバーチャルオペレータをコールセンタシステムに設定する際に、顧客に合わせてバーチャルオペレータのチューニングを行わなければならず、管理者の手間が増大するという問題点があった。
一方、特許文献2に記載される技術は、オペレータの音量、音声速度、音程、音質を変換しているのみであるため、オペレータの容姿を顧客に提示している場合に、音量、音声速度、音程、音質の上下を行い過ぎると、オペレータの容姿に対して不自然な音声となるという問題点があった。
各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、本実施形態では、本発明と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
図1を参照して、本実施形態に係るコールセンタシステムSの構成について説明する。図1は、本実施形態に係るコールセンタシステムSの構成図である。
通信部101は、公衆網110およびIP網112のどちらか一方を介してコールセンタ120内のコールサーバ130やオペレータ端末150とデータ通信や通話を行う。通話端末100は、公衆網110またはIP網112のどちらから発信してもよい。
これらの装置は、例えば、LAN(Local Area Network)などのネットワーク121を用いて互いが通信可能に接続されている。なお、ここではコールサーバ130と制御データベース140とを別々の装置として示しているが、コールサーバ130と制御データベース140とを一体の装置として構成することも可能である。コールサーバ130と制御データベース140とを合わせて、例えば「通信装置」であってもよい。
人間オペレータは、オペレータ端末150を操作して顧客への電話対応業務を行う。一方、バーチャルオペレータ(擬似オペレータ、仮想オペレータ)は、コールサーバ130内やオペレータ端末150内に生成され、例えば人工知能(AI:Artificial Intelligence)技術により導いた回答を、音声合成技術を用いて応答する。本実施形態では、バーチャルオペレータをコールサーバ130内に生成することを想定して説明を行う。
コールサーバ130は、通信部131と、呼制御部132と、バーチャルオペレータ生成部133と、バーチャルオペレータ処理部134を備えて構成されている。なお、ここでは、コールサーバ130が備える各機能の概略のみを説明し、機能の詳細については後記する処理で説明する。
例えば、顧客の通話端末100から通話接続要求があった場合に動作に必要なリソースや個性情報を与えて、通話単位でバーチャルオペレータ処理部134を作成する。そして、作成したバーチャルオペレータ処理部134と通話端末100とを接続することで、顧客との間で通話を行う形態である。
また、作成するバーチャルオペレータ処理部134の絶対数を予め決めておき、各バーチャルオペレータ処理部134に対して動作に必要なリソースや個性情報を事前に割り当てておく。そして、顧客の通話端末100から通話接続要求があった場合に、何れかのバーチャルオペレータ処理部134と通話端末100とを接続することで、顧客との間で通話を行う形態である。
また、バーチャルオペレータ処理部134は、「第1バーチャルオペレータ生成部」、「第2バーチャルオペレータ生成部」、「通知部」および「変更部」の一例であり、これらの一例は、バーチャルオペレータ処理部134に限るものではない。
バーチャルオペレータ情報テーブル141は、バーチャルオペレータID(Identification)と、容姿情報と、音声周波数と、話速情報と、語彙情報と、遺伝子情報とからなる。なお、容姿情報、音声周波数、話速情報、語彙情報および遺伝子情報は、バーチャルオペレータの個性に関する情報(個性情報)である。
容姿情報は、バーチャルオペレータの容姿に関する情報である。容姿情報は、例えば目、鼻および口の位置や大きさ、顔の輪郭の形状、髪形ならびに服装などの情報であり、静止画像であってよい。また、容姿情報には、表情に関する情報が含まれていてもよい。ここでは、オペレータAの容姿情報は「青年期の男性の画像」であり、オペレータBの容姿情報は「青年期の女性の画像」であり、オペレータCの容姿情報は「壮年期の男性の画像」である。
話速情報は、バーチャルオペレータが発声する音声の速度に関する情報である。ここでは、オペレータAの話速は「ゆっくり」であり、オペレータBの話速は「早い」であり、オペレータCの話速は「普通」である。
遺伝子情報は、容姿情報、音声周波数、話速情報および語彙情報をバイナリ化した情報である。遺伝子情報は、バーチャルオペレータのチューニングに使用される。
顧客情報テーブル142は、顧客IDと、性別情報と、年齢情報と、通話開始時の感情値と、通話終了時の感情値とからなる。
ここで、図3は、顧客A、顧客B、顧客Cに関わる顧客情報テーブル142の一例であるが、図3の顧客情報テーブル142は、他の顧客に関わる顧客情報テーブルも含む(図示せず)。
性別情報は顧客の推定性別であり、年齢情報は顧客の推定年齢である。顧客の性別および年齢は、例えば通話における声紋から判定される。
通話開始時の感情値は、顧客の通話開始時の感情を数値化した値であり、また、通話終了時の感情値は、顧客の通話終了時の感情を数値化した値である。これらの感情値は、例えば以下の計算式(1)で導出される。計算式(1)で導出される感情値が高くなるにつれて顧客の満足度も上昇し、感情度が低くなるにつれて顧客の満足度も低下する。
通話開始時の感情値は、式(1)を用いて、通話開始から所定時間(例えば、1分間)における「言葉tに紐付く感情の値」を加算することにより算出される。また、通話終了時の感情値は、式(1)を用いて、通話終了前の所定時間(例えば、1分間)における「言葉tに紐付く感情の値」を加算することにより算出される。なお、顧客の感情値の計算において、期間の中で言葉に重み付けを行ってもよい(例えば、直近の言葉の加重を高くしてもよい)。
顧客感情値の数値化情報テーブル143は、言葉情報と、感情値とからなる。
感情値は、通話の中で顧客から発せられる言葉に紐付く感情の値であり、上記計算式(1)による顧客の感情値の算出に使用される。ここでは、言葉「素晴らしい」に対して感情値「+30」が紐付けられており、言葉「有難う」に対して感情値「+10」が紐付けられており、言葉「駄目です」に対して感情値「−10」が紐付けられており、言葉「嫌だ」に対して感情値「−30」が紐付けられている。つまり、肯定的な表現である「素晴らしい」や「有難う」に対して正の値が紐付けられ、否定的な表現である「駄目です」や「嫌だ」に対して負の値が紐付けられている。
顧客クラスタ情報テーブル144は、クラスタIDと、性別情報と、年齢情報とからなる。
ここで、図5は、クラスタA、クラスタB、クラスタCに関わる顧客クラスタ情報テーブル144の一例であるが、図5の顧客クラスタ情報テーブル144は、他のクラスタ(他の性別、他の年齢)に関わる顧客クラスタ情報テーブルも含む(図示せず)。
性別情報は、顧客クラスタにおける多数派の性別(性別平均値)であり、ここでは、クラスタAにおいては「女性」の顧客が多数派であり、クラスタB,Cにおいては「男性」の顧客が多数派である場合を例示している。
年齢情報は、顧客クラスタにおける顧客の年齢層(年齢平均値)であり、ここでは、クラスタAにおける顧客の年齢層は「40代」であり、クラスタBにおける顧客の年齢層は「30代」であり、クラスタCにおける顧客の年齢層は「20代」である場合を例示している。
ここで、図6は、クラスタA、クラスタB、クラスタCに関わる顧客クラスタの一例であり、図6の顧客クラスタは、他の顧客クラスタ(他の顧客の年齢層)も含む(図示せず)。
ここで、図6は、三つのまとまり(符号190,191,192)に分類された顧客クラスタ化の一例であるが、図6の顧客クラスタ化は、他の顧客クラスタ化(横軸は他の顧客の年齢であり、縦軸は商品に関する定量情報)も含む(図示せず)。
オペレータ適合度情報テーブル145は、クラスタIDと、バーチャルオペレータIDと、適合度とからなる。
バーチャルオペレータIDは、バーチャルオペレータ情報テーブル141のバーチャルオペレータIDと同じであり、バーチャルオペレータを一意に識別する情報である。
適合度は、顧客クラスタに対してどのバーチャルオペレータがふさわしいかを示す尺度であり、以下の計算式(2)で導出される。
適合度=通話終了時の感情値−通話開始時の感情値 ・・・式(2)
実施形態に係るコールセンタシステムSの処理には、主に「バーチャルオペレータ生成処理」と、「オペレータ選択処理」とがある。
バーチャルオペレータ生成処理では、バーチャルオペレータ情報テーブル141の作成(バーチャルオペレータの個性情報の生成)および更新(個性情報のチューニング)が主に行われる。オペレータ選択処理では、適合度に基づいて顧客と通話を行うバーチャルオペレータの選択および人間オペレータへの切り替えが主に行われる。
図8を参照して、実施形態に係るコールセンタシステムSのバーチャルオペレータ生成処理について説明する。図8は、実施形態に係るコールセンタシステムSにおけるバーチャルオペレータ生成処理を示すフローチャートの例示である。バーチャルオペレータ生成処理は、コールセンタ120の運用開始前に処理が開始され、顧客と各バーチャルオペレータとの通話が終了する度にステップS202〜S210の処理が繰り返し行われる。つまり、顧客Aが一人のバーチャルオペレータ(例えば、オペレータA)とだけ通話した場合には、顧客AとオペレータAとの通話に対してステップS202〜S210の処理が行われる。一方、詳細は後記するバーチャルオペレータの交代が行われた結果、顧客Aが複数人のバーチャルオペレータ(例えば、オペレータAおよびオペレータB)と通話した場合には、顧客AとオペレータAとの通話および顧客AとオペレータBの通話に対してステップS202〜S210の処理が行われる。なお、ステップS209、ステップS210の処理は、顧客と各バーチャルオペレータとの通話が終了する度ではなく、所定のタイミングで行ってもよい。
また、バーチャルオペレータ処理部134は、ステップS207で数値化した適合度と、通話を行った顧客のクラスタとに基づいて、オペレータ適合度情報テーブル145(図7参照)の適合度を更新する。
図9を参照して、実施形態に係るコールセンタシステムSのオペレータ選択処理について説明する。図9は、実施形態に係るコールセンタシステムSにおけるオペレータ選択処理を示すフローチャートの例示である。オペレータ選択処理は、顧客がコールサーバ130に発話することにより開始される。
続いて、コールサーバ130の呼制御部132は、顧客の通話端末100と接続が可能なバーチャルオペレータを抽出して、抽出されたバーチャルオペレータの中から、ランダムに1つのバーチャルオペレータを選択する(ステップS302)。
その後、顧客と選択されたバーチャルオペレータとが通話を開始し、バーチャルオペレータ処理部134はバーチャルオペレータ情報テーブル141に格納されるバーチャルオペレータの容姿を顧客の通話端末100に表示する(ステップS303)。通話開始後は、コールサーバ130のバーチャルオペレータ処理部134が音声周波数・話速・語彙を元に発声して、顧客に質問を行う(ステップS304)。発声は、制御データベース140のバーチャルオペレータ情報テーブル141(図2参照)における語彙情報を用いて行い、音声は音声周波数情報と話速情報を用いて行う。
例えば、顧客の通話端末100から通話接続要求があった場合に動作に必要なリソースや個性情報を与えて、通話単位でバーチャルオペレータ処理部134を作成する場合を想定する。この場合、バーチャルオペレータ処理部134は、例えばバーチャルオペレータ情報テーブル141(図2参照)に格納される交代する別のバーチャルオペレータのバーチャルオペレータ情報を元に処理(発声、後述される容姿に関わる表示の変更)することで、別のバーチャルオペレータとして動作する。これにより、別のバーチャルオペレータと顧客との通話が開始する。なお、別のバーチャルオペレータと交代する際に、所定時間だけ時間をおいて交代を行っても良い。
また、作成するバーチャルオペレータ処理部134の絶対数を予め決めておき、各バーチャルオペレータ処理部134に対して動作に必要なリソースや個性情報を事前に割り当てる場合を想定する。この場合、例えば今のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部134(第1バーチャルオペレータ処理部)は、別のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部134(第2バーチャルオペレータ処理部)への呼の転送を呼制御部132に依頼する。そして、呼制御部132が別のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部134(第2バーチャルオペレータ処理部)に呼を転送することで、別のバーチャルオペレータと顧客との通話が開始する。なお、別のバーチャルオペレータに交代する際に、保留転送を行っても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を変えない範囲で実施することができる。実施形態の変形例を以下に示す。
バーチャルオペレータ端末160は、通信部161と、操作部162と、バーチャルオペレータ処理部163とを備えて構成されている。
この場合、バーチャルオペレータの交代では、例えば今のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部163(第1バーチャルオペレータ処理部)は、別のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部163(第2バーチャルオペレータ処理部)への呼の転送を呼制御部132に依頼する。そして、呼制御部132が別のバーチャルオペレータとして動作するバーチャルオペレータ処理部163(第2バーチャルオペレータ処理部)に呼を転送することで、別のバーチャルオペレータと顧客との通話が開始する。
バーチャルオペレータ情報テーブル141aは、実施形態におけるバーチャルオペレータ情報テーブル141(図2参照)と比べて、音声周波数情報および話速情報がなくなり、応答速度情報が追加されている。
なお、顧客のクラスタ化における年齢や性別の判定は、応答速度や使用する言葉などから判定するのがよい。例えば、顧客からの応答速度が基準値よりも20%以上早ければ10代と判定し、基準値よりも10%〜20%だけ早ければ20代と判定し、基準値に対して−10%〜10%の範囲であれば30代と判定し、基準値よりも10%〜20%だけ遅ければ40代と判定し、基準値よりも20%以上遅ければ50代と判定する。
120,120a コールセンタ
130 コールサーバ
131 通信部
132 呼制御部
133 バーチャルオペレータ生成部
134 バーチャルオペレータ処理部
140 制御データベース
141,141a バーチャルオペレータ情報テーブル
142 顧客情報テーブル
143 顧客感情値の数値化情報テーブル
144 顧客クラスタ情報テーブル
145 オペレータ適合度情報テーブル
150 オペレータ端末
160 バーチャルオペレータ端末
163 バーチャルオペレータ処理部
S,Sa コールセンタシステム
Claims (12)
- 第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、動作条件情報に基づいて動作する処理部である、バーチャルオペレータ処理部と、
上記バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部と、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記バーチャルオペレータ処理部の上記動作条件情報を、第1動作条件情報から第2動作条件情報に変更する、変更部と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 上記動作条件情報は、上記バーチャルオペレータ処理部から上記第1顧客通信装置に送信されるコンテンツの表現を、変更または修正するための情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 上記バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との通信が終了した後で、新たに適合度を算出し、上記新たな適合度に基づいて上記動作条件情報の選択処理を行う、調整部を有する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。 - 上記動作条件情報をバイナリ化した遺伝子情報を記憶する、第1記憶部と、
上記バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との通信が終了した後で、上記遺伝子情報に対して交叉処理および突然変異処理の少なくとも何れか一方を行う、調整部を有する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。 - 第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、第1動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第1バーチャルオペレータ処理部と、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第2バーチャルオペレータ処理部と、
上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部と、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、接続処理部と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 第1バーチャルオペレータ通信装置および第2バーチャルオペレータ通信装置に接続された通信装置であって、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、第1動作条件情報に基づいて動作する第1バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記第2バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する第2バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間で接続され、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部を有する上記第2バーチャルオペレータ通信装置が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部と、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、接続処理部と、
を有することを特徴とする通信装置。 - コンピュータを、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、動作条件情報に基づいて動作する処理部である、バーチャルオペレータ処理部、
上記バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記バーチャルオペレータ処理部の上記動作条件情報を、第1動作条件情報から第2動作条件情報に変更する、変更部、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、第1動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第1バーチャルオペレータ処理部、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第2バーチャルオペレータ処理部、
上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、接続処理部、
として機能させるためのプログラム。 - 第1バーチャルオペレータ通信装置および第2バーチャルオペレータ通信装置に接続されたコンピュータのためのプログラムであって、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、第1動作条件情報に基づいて動作する第1バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記第2バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する第2バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記コンピュータを、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間で接続され、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部を有する上記第2バーチャルオペレータ通信装置が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知部、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、接続処理部、
として機能させるためのプログラム。 - オペレータをバーチャル化したバーチャルオペレータが動作する通信装置のオペレータ選択方法であって、
上記通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、動作条件情報に基づいて動作する処理部である、バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知ステップと、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記バーチャルオペレータ処理部の上記動作条件情報を、第1動作条件情報から第2動作条件情報に変更する、変更ステップと、
を有することを特徴とするオペレータ選択方法。 - オペレータをバーチャル化したバーチャルオペレータが動作する通信装置のオペレータ選択方法であって、
上記通信装置は、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、第1動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第1バーチャルオペレータ処理部と、
第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される処理部であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する処理部である、第2バーチャルオペレータ処理部とを有し、
上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間で接続され、第1動作条件情報に基づいて動作する当該第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知ステップと、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、変更ステップと、
を有することを特徴とするオペレータ選択方法。 - 第1バーチャルオペレータ通信装置および第2バーチャルオペレータ通信装置に接続された通信装置のオペレータ選択方法であって、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、第1動作条件情報に基づいて動作する第1バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記第2バーチャルオペレータ通信装置は、第1顧客にて使用される第1顧客通信装置との間で通信可能に接続される装置であり、上記第1顧客にとって、上記第1動作条件情報より適合度の高い第2動作条件情報に基づいて動作する第2バーチャルオペレータ処理部を有し、
上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間で接続され、上記第1バーチャルオペレータ処理部と上記第1顧客通信装置とが通信している間に、上記第2動作条件情報に基づいて動作する上記第2バーチャルオペレータ処理部を有する上記第2バーチャルオペレータ通信装置が存在すること示す第1情報および人間オペレータによる対応が可能であることを示す第2情報を通知する、通知ステップと、
上記人間オペレータによる対応を行わない場合に、上記第1バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続を、上記第2バーチャルオペレータ通信装置と上記第1顧客通信装置との間の接続に変更する、接続処理ステップと、
を有することを特徴とするオペレータ選択方法。
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