JP6924492B2 - 抽選ゲームシステム及びプログラム - Google Patents
抽選ゲームシステム及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6924492B2 JP6924492B2 JP2018107783A JP2018107783A JP6924492B2 JP 6924492 B2 JP6924492 B2 JP 6924492B2 JP 2018107783 A JP2018107783 A JP 2018107783A JP 2018107783 A JP2018107783 A JP 2018107783A JP 6924492 B2 JP6924492 B2 JP 6924492B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- player
- lottery
- unit
- reward
- association
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Description
[実施形態]
図1は、本実施形態におけるゲームシステム1の全体的な構成例を示している。本実施形態のゲームシステム1は、店舗STごとに備えられるゲーム装置10とセンターサーバ30とを備える。ゲーム装置10(抽選ゲームシステムの一例)とセンターサーバ30とはネットワークNWを経由して通信可能に接続される。
また、本実施形態のゲーム装置10は、プッシャーゲームのゲーム結果に応じてジャックポットゲームも行われるようにされている。ジャックポットゲームにより抽選が行われて、ジャックポットが当選すると、当選したプレイヤは、プレイヤごとのベットにより積算されたプログレッシブ値に応じた報酬(ジャックポット報酬)を受け取ることができる。
なお、センターサーバ30は、複数のサーバユニットが組み合わされることにより1つの論理的なサーバ装置として構成されてもよいし、単一のサーバユニットにより構成されてもよい。あるいは、センターサーバ30は、クラウドコンピューティングを利用して論理的に構成されてもよい。
プレイヤがプレイするスペースは、プレイフィールドPFLごとに柱POLにより区切られている。また、隣接する柱3同士の間は、透明なカバーで覆われている。このため、プレイヤは、直接、プレイフィールドPFL内の機構に触ることができないようになっている。
プレイフィールドPFLでは、ステーションユニット11により、それぞれプレイフィールドPFLごとに独立してプッシャーゲーム等のゲームが行われる。ステーションユニット11には、プッシャーゲームをプレイした結果で獲得したメダルが払い出されるメダル受皿TRAが設けられている。
なお、図3〜図5の説明にあたり、ステーションユニット11に対応してプレイヤが位置する側を手前とし、ステーションユニット11のセンターユニット12に近い側を奥として定める。
ステーションユニットの手前の右側にはメダルホッパー141が設けられる。メダルホッパー141には、メダルをまとめて入れることのできるメダル充填部141aが設けられている。
メダルホッパー141は、メダル投入スイッチ121が下側に押されるように操作されている間、メダル充填部141aに入れられた多数のメダルを1枚ずつメダル投入レール142に送り出していくように動作する。そして、プレイヤがメダル投入スイッチ121から手を離し、メダル投入スイッチ121が下側に押された状態から開放されると、メダルホッパー141は、メダルの送り出しを停止させる。
ここで、メダル投入レール142は、上段メダル台145の左右に対して中央となる位置に先端が位置するようにされた状態で、固定的に配置されている。そのうえで、メダル投入レール142の先端に設けられたメダル排出口143は、左右方向において一定の角度範囲内で任意に角度を変更することができる。角度の変更は、プレイヤが投入方向変更レバー122を操作することによって行われる。
このような構成により、プレイヤは、メダルが投入されるタイミングと投入方向とを自分の好きなように変更しながらメダルを投入させていくことができる。
また、メダル受けプレート144は、透明性を有するガラスあるいは樹脂などが用いられる。これにより、プレイヤは、メダル受けプレート144によって遮られることなく、上段メダル台145と下段メダル台146とにおけるメダルの状態を良好に観察できる。
メダル受け部147に落下したメダルは、所定の経路を経由して、メダル受皿TRAに排出されるようになっている。排出されたメダルは、プレイヤへの報酬となる。
つまり、プレイヤは、メダルホッパー141に入れたメダルを上段メダル台145に投入することで、メダル受け部147にメダルを落とし、落としたメダルを報酬として受け取ることができるようにプッシャーゲームをプレイする。この際に、プレイヤは、できるだけ少ないコインの投入数で多くのコインが報酬として得られるように、投入タイミングと投入する位置を見計らいながら、メダル投入スイッチ121と投入方向変更レバー122とを操作する。
図5は、メダルホッパー141からメダル受皿TRA側にメダルを戻す機構部の一例を示している。
メダルホッパー141から排出されたメダルは、先ず、経路切替ユニット149に入る。メダル戻しボタン(図示せず)が操作されていない状態では、経路切替ユニット149は、入れられたメダルをメダル投入レール142に排出するように位置が設定されている。
これに対して、メダル戻しボタンが操作された状態では、経路切替ユニット149は、入れられたメダルをメダル戻しレール142RTに排出するように位置が設定される。メダル戻しレール142RTに排出されたメダルは戻りメダル排出口148まで誘導され、戻りメダル排出口148から排出され、メダル受皿TRA側に戻される。
なお、メダル戻しのための操作が行われる操作子はボタン形式に限定されるものではなく、例えばレバー形式などとされてもよい。
外周エリアARoutには、円周状に複数のマス(選択肢の一例)が配置される。外周エリアARoutには、外周一般マスGgoとワープマスGwとの2種類のマスが配置される。外周エリアARoutにおいては、主に外周一般マスGgoが配置される。同図においては、16個の外周一般マスGgoが配置された例が示される。そのうえで、外周エリアARoutおいてほぼ対称となる位置に対して各1つのワープマスGwが配置される。
外周一般マスGgoには、それぞれポイントが割り当てられている。同図においては、外周一般マスGgoのそれぞれに対して一律に30ポイントが割り当てられた例が示されている。なお、外周一般マスGgoのそれぞれに対して割り当てられるポイントは、一律に同じでなく、複数種類が適宜割り当てられるようにされてよい。
ワープマスGwは、外周エリアARoutから内周エリアARinへの移動が可能となるマスである。
なお、外周エリアARoutに配置される外周一般マスGgoとワープマスGwとの各数と位置関係は適宜変更されてよい。
内周一般マスGgiは、内周エリアARinにおいて最も多く配置される。同図においては6個配置された例が示されている。内周一般マスGgiには、それぞれポイントが割り当てられている。同図においては、内周一般マスGgiのそれぞれに対して一律に200ポイントが割り当てられた例が示されている。ここで、内周一般マスGgiに割り当てられたポイントと、外周一般マスGgoに割り当てられたポイントとを比較すると、内周一般マスGgiのほうが高く設定されている。なお、外周一般マスGgoのそれぞれに対して割り当てられるポイントは、一律に同じでなく、複数種類が適宜割り当てられるようにされてよい。
なお、以降の説明において、外周一般マスGgoと内周一般マスGgiとについて特に区別しない場合には、一般マスGgと記載する。
ジャックポットマスGjpは、二次ジャックポット抽選ゲームに挑戦することなく、ジャックポット報酬が得られるマスである。同図において、ジャックポットマスGjpは、内周エリアARinとしての円周に対してほぼ対称となる位置に各1つが配置される。
なお、内周エリアARinに配置される内周一般マスGgiと、ジャックポットチャレンジマスGjpcと、ジャックポットマスGjpとの各数と位置関係は適宜変更されてよい。
ステーションユニット11には、ボール抽選機が設けられている。図7は、ボール抽選機151を平面方向からみた図である。ボール抽選機151には、ボールを搬送するボール搬送機構によって、ボールBLが投入される。ボール抽選機151には、3つの穴部HL(HL−B、HL−R、HL−Y:(選択肢の一例))が配置されている。穴部HL−Bは青色に対応し、穴部HL−Rは赤色に対応し、穴部HL−Yは黄色に対応する。ボール抽選機151において3つの穴部HLが形成された面は、投入されたボールBLが3つの穴部HLのいずれかに対して、ほぼ同じ確率で落下するような形状とされている。
図8は、第1段階抽選の選択肢となる3つのルーレットRL(RL−B、RL−R、RL−Y)の例を示している。3つのルーレットRLのうち、ルーレットRL−Bは、青色のルーレットである。同図に示されるように、ルーレットRL−Bは、6つの領域(選択肢)に分割されたうえで、領域ごとにそれぞれ「1」、「2」、「3」、「1」、「2」、「3」が割り当てられている。
ルーレットRL−Rは、赤色のルーレットである。ルーレットRL−Rは、6つの領域(選択肢)に分割されたうえで、領域ごとにそれぞれ「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」が割り当てられている。
ルーレットRL−Yは、黄色のルーレットである。ルーレットRL−Yは、6つの領域(選択肢)に分割されたうえで、領域ごとにそれぞれ「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」が割り当てられている。
このように、3つのルーレットRLのそれぞれは割り当てられた数のパターンが異なる。
そのうえで、ゲーム装置10は、第2段階抽選として、ステーション表示部に表示させたルーレットの数を選択するために、物理的なボールBLを、ルーレット抽選用の抽選機(ルーレット抽選機)に投入する。ルーレット抽選機は、図示は省略するが、投入されたボールが徐々に穴部に近づいていきつつ、最終的に穴部に落ちるような構造とされている。ゲーム装置10は、ルーレット抽選機にボールが落ちたことが検出されたタイミングでステーション表示部に表示されるルーレットRLの回転を停止し、ポインタが指し示していた領域の数を、抽選された数として決定する。
キャラクタCHRは、外周エリアARoutにおけるマスに位置していた場合には、外周エリアARoutにおけるマス間を移動し、内周エリアARinにおけるマスに位置していた場合には、内周エリアARinにおけるマス間を移動する。
キャラクタCHRが進んで新たに位置することとなったマスが、ジャックポット抽選の結果選択されたマスとなる。このように、各1回の第1段階抽選と第2段階抽選とによる抽選が、1回のジャックポット抽選となる。
本実施形態のゲーム装置10でプレイを開始するにあたり、プレイヤは、プレイヤカードをカードリーダ130に読み取らせて自分のプレイヤIDをゲーム装置10に取得させてもよいし、取得させなくともよい。つまり、本実施形態のゲーム装置10は、例えばプレイヤカードを有していないプレイヤであってもプレイすることができる。ただし、上記の関連付け許可条件として定められているように、一般マスGgとプレイヤとの関連付けは、プレイヤIDをゲーム装置10が取得していなければ行えないようにされている。つまり、一般マスGgの陣地としての占有は、プレイヤカードを有しているプレイヤに限定して与えられた権利である。
このような表示を見ることで、プレイヤは、自分が陣地として占有している一般マスGgと、他のプレイヤによって占有されている一般マスGgと、どのプレイヤにも占有されていない一般マスGgとを区別できる。
このように、本実施形態においては、一般マスGgを陣地として占有したプレイヤは、その後において他のプレイヤがジャックポット抽選を行った結果、自分の陣地の一般マスGgにキャラクタCHRが位置した場合には、自分も報酬を受けることができる。
ゲーム装置10は、ジャックポット報酬をいずれかのプレイヤに付与してプログレッシブ値を初期値にリセットすると供に、一般マスGgが陣地として占有された状態を解消する。つまり、一般マスGgとプレイヤとの関連付けの解除が行われる。
前述のように、ジャックポットマスGjpにキャラクタCHRが位置することとなって、ジャックポット報酬がプレイヤに付与されれば、ジャックポットに対応するプログレッシブ値が初期値にリセットされる。そして、プログレッシブ値が初期値にリセットされると供に、一般マスGgについて、これまでの陣地として占有されていた状態が解消される。
ステーションユニット11は、ステーションユニット制御部110、操作部120、カードリーダ130、プッシャーゲーム機部140、ボール対応抽選機部150及びステーション表示部160を備える。
プレイヤカードは、例えばゲーム装置10が設置される店舗などでプレイヤに提供される。
プレイヤは、ゲーム装置10によりゲームを行うにあたり、プレイヤカードに記憶されたプレイヤIDをゲーム装置10に読み取らせることで、プレイヤのゲームプレイ履歴をセンターサーバに保存させておくことができる。
なお、プレイヤが、例えばプレイヤカードに記載されているプレイヤIDを示す文字列を操作部120に対する操作により入力し、ゲーム装置10は、入力された文字列をプレイヤIDとして取得するようにされてもよい。
ボール対応抽選機部150は、物理的にボールを用いた抽選を行うのに用いられる機構部を備えて構成される部位である。ボール対応抽選機部150は、前述のボール抽選機151、ルーレット抽選機などを含む。
ネットワーク対応通信部210は、ネットワークNW(図1)経由でセンターサーバ30と通信を行う。
プレイヤID取得部221は、プレイヤIDを取得する。前述のようにステーションユニット11のカードリーダ130によりプレイヤカードからプレイヤIDが読み取られると、読み取られたプレイヤIDは、ステーションユニット制御部110により、センターユニット制御部220に送信される。センターユニット制御部220においてプレイヤID取得部221は、受信されたプレイヤIDを取得する。
マスを抽選により選択するにあたり、抽選部222は、第1段階抽選として、ボール対応抽選機部150を制御して、前述のようにボール抽選機151にボールBLを投入させる。抽選部222は、ボール抽選機151に、いずれかの穴部HLにてボールBLが落下したことが検出されたことに応じて、ルーレットRLを選択する。ルーレットRLが決定されるまでは、例えば、抽選部222は、ステーションユニット制御部110と連携して、ステーション表示部160に3つのルーレットRLを表示させる演出を行う。
ルーレットRLが決定されると、抽選部222は、第2段階抽選として、ステーションユニット制御部110と連携して、画面内で固定されたポインタと、画面内を回転する選択されたルーレットRLをステーション表示部160に表示させる。また、抽選部222は、ボール対応抽選機部150を制御して、ルーレット抽選機にボールを投入させる。抽選部222は、ルーレット抽選機の穴部にボールが落下したことが検出されたタイミングでステーション表示部160に表示されるルーレットRLの回転を停止し、ポインタが指し示す領域に基づいて、選択されたルーレットRLに割り当てられた数のうちから1つの数を選択する。
抽選部222は、選択された数のマス分によりジャックポット抽選画面におけるキャラクタCHRを進める。このようにして抽選部222によりマスを選択肢とする抽選が行われる。
また、ジャックポット抽選の結果、ジャックポットチャレンジマスGjpcにキャラクタCHRが位置したことに応じて他のジャックポット抽選ゲームが行われる。
また、ジャックポット抽選の結果、ジャックポットマスGjpにキャラクタCHRが位置したことに応じてジャックポット報酬が獲得される場合がある。この場合、抽選対応報酬付与部223は、プログレッシブ値に応じたジャックポット報酬を抽選対応報酬としてプレイヤに付与する。
また、本実施形態における陣地対応報酬は、付与が決定されたタイミングで付与先のプレイヤがゲーム装置10をプレイしていなくとも、将来的に付与されるように情報としてセンターサーバ30に記憶される。この際、関連付け対応報酬付与部225は、付与先のプレイヤを示すプレイヤIDと占有成果報酬の値とを含む関連付け対応報酬情報を、センターサーバ30に通知する。センターサーバ30は、受信された関連付け対応報酬情報を記憶する。この後において、プレイヤがゲーム装置10でプレイする際に、センターサーバ30に記憶された関連付け対応報酬情報が示す占有成果報酬が、クレジットの加算又はメダルの払い出しによってプレイヤに付与される。このようにして、占有成果報酬は、付与先のプレイヤがゲームをプレイしていなくとも適切に付与することができる。
なお、上記のマス報酬又はジャックポット報酬は、メダルの払い出しによって行われるが、例えば抽選対応報酬として、ゲーム上でのアイテムや特権の付与などを行うことも可能である。この場合には、報酬種別においてメダル払い出しによる報酬と、アイテムや特権の付与などによる報酬とのいずれであるのかについても反映される。アイテムや特権が付与された場合、報酬値のフィールドには、アイテムや特権の種別を特定する情報が格納される。
筐体情報236は、自機としてのゲーム装置10を示す情報である。具体的に、筐体情報236は、ゲーム装置10を一意に示す識別子としての筐体IDである。
メダル払出機部250は、プレイヤにマス報酬、占有成果報酬、及びジャックポット報酬などの報酬が付与されたことに応じて、センターユニット制御部220の制御に応じて、付与された報酬に応じた数のメダルを払い出す部位である。
センターユニット回転機構部260は、センターユニット12を回転させるための機構を備える部位である。センターユニット回転機構部260の回転は、センターユニット制御部220により制御される。
ネットワーク対応通信部310は、ネットワークNW経由でゲーム装置10と通信行う。
図11は、プレイヤ情報テーブル331における1レコードとしてのプレイヤ情報の構造例を示している。同図に示されるように、プレイヤ情報は、プレイヤIDとプレイヤ名とのフィールドを有する。
図12は、陣地設定情報テーブル332における1レコードとしての陣地設定情報の構造例を示している。同図の陣地設定情報は、筐体IDのフィールドに、プレイヤID及びマスIDの各フィールドが対応付けられた構造である。つまり、陣地設定情報テーブル332における陣地設定情報は、ゲーム装置10から陣地設定情報として送信されたプレイヤID及びマスIDに、送信元のゲーム装置10を示す筐体IDをさらに対応付けた構造である。
図13は、キャラクタ位置情報テーブル333における1レコードとしてのキャラクタ位置情報の構造例を示している。同図のキャラクタ位置情報は、筐体IDのフィールドに対してマスIDのフィールドが対応付けられた構造である。つまり、キャラクタ位置情報テーブル333におけるキャラクタ位置情報は、ゲーム装置10からキャラクタ位置情報として送信されたマスIDに、送信元のゲーム装置10を示す筐体IDをさらに対応付けた構造である。
図14は、抽選対応報酬情報テーブル334における1レコードとしての抽選対応報酬情報の構造例を示している。同図の抽選対応報酬情報は、プレイヤID、報酬確定日時、報酬種別、報酬値及び筐体IDの各フィールドを有する。即ち、抽選対応報酬情報テーブル334における抽選対応報酬情報は、ゲーム装置10から抽選対応報酬情報として送信されたプレイヤID、報酬確定日時、報酬種別及び報酬値に、送信元のゲーム装置10を示す筐体IDをさらに対応付けた構造である。
図15は、関連付け対応報酬情報テーブル335における1レコードとしての関連付け対応報酬情報の構造例を示している。同図の関連付け対応報酬情報は、プレイヤID、報酬確定日時、報酬種別、報酬値及び筐体IDの各フィールドを有する。即ち、関連付け対応報酬情報テーブル335における関連付け対応報酬情報は、ゲーム装置10から関連付け対応報酬情報として送信されたプレイヤID、報酬確定日時、報酬種別及び報酬値に、送信元のゲーム装置10を示す筐体IDをさらに対応付けた構造である。
ゲーム装置10において、ステーションユニット制御部110は、自己に対応するステーションユニット11においてジャックポット抽選トリガが発生するのを待機している(ステップS100−NO)。
ジャックポット抽選トリガが発動されると(ステップS100−YES)、その旨がセンターユニット制御部220に通知される。ジャックポット抽選トリガ発動の通知を受けたセンターユニット制御部220は、例えばセンターユニット回転機構部260を駆動して、ジャックポット抽選トリガが発動された対象のステーションユニット11にセンター表示部240が向くようにセンターユニット12を回転させる(ステップS102)。また、この際、センターユニット制御部220の抽選部222は、センター表示部240にジャックポット抽選画面を表示させる。
ボールがボール抽選機151における3つの穴部のうちのいずれかに入ったことが検出されると、ステーションユニット制御部110が3つの穴部のいずれが選択されたかを示す第1段階抽選結果をセンターユニット制御部220に通知する。
ステーションユニット制御部110は、第2段階抽選の実行の要求に応じて、ボール対応抽選機部150のボール搬送機構を制御して、ルーレット抽選機にボールを投入させる。
ボールがルーレット抽選機における穴部に入ったことが検出されたタイミングでステーション表示部160に表示されるルーレットの回転を停止し、ルーレットに割り当てられた数のうちから1つの数を選択する。
抽選部222は、ルーレットRLから選択した数に応じたマスを選択する(ステップS108)。この際、抽選部222は、センター表示部240にて表示されているジャックポット抽選画面において配置されるキャラクタCHRを、選択されたマスに位置するように移動させる。
未だ他のプレイヤの陣地として設定されていない場合(ステップS114−NO)、関連付け部224は、さらに対象のステーションユニット11のプレイヤのプレイヤIDが取得済みであるか否か判定する(ステップS116)。本実施形態のゲーム装置10でプレイを開始するにあたり、対象のステーションユニット11のプレイヤがプレイヤカードをカードリーダ130に読み取らせていれば、プレイヤ情報テーブル231にプレイヤIDが登録されている。この場合にプレイヤIDが取得済みであることになる。
プレイヤIDが取得済みである場合(ステップS116−YES)、関連付け部224は、対象のステーションユニット11のプレイヤを選択された一般マスに関連付けた陣地設定情報を、陣地設定情報テーブル232に格納する(ステップS118)。ステップS118の処理により、ジャックポット抽選画面においては、今回関連付けが行われた一般マスにおいてマークMKとプレイヤ名とが付加された状態で表示される。
一方、プレイヤIDが取得されていなかった場合(ステップS116−NO)、ステップS118の処理がスキップされる。つまり、この場合には、選択された一般マスが対象のステーションユニット11のプレイヤの陣地として設定されない。
一方、今回のジャックポット抽選の終了を以て、規定回数のジャックポット抽選が終了した場合(ステップS124−YES)、ジャックポット抽選が終了される。
つまり、抽選対応報酬付与部223は、対象のステーションユニット11のプレイヤにジャックポット報酬を付与する(ステップS126)。ステップS126の処理として、抽選対応報酬付与部223は、対象のステーションユニット11のプレイヤの抽選対応報酬情報テーブル234に、今回のジャックポット報酬の付与が反映された内容の抽選対応報酬情報を登録する。
また、抽選対応報酬付与部223は、ジャックポット報酬を付与したことに伴い、ジャックポットに対応してこれまで積算されていたプログレッシブ値を初期値に設定する(ステップS128)。前述のように、プログレッシブ値を初期値に設定することにより、ジャックポット報酬の値も初期値に設定される。
(1)以上説明したように、本実施形態におけるゲーム装置10(抽選ゲームシステムの一例)は、抽選部222、抽選対応報酬付与部223、関連付け部224、及び関連付け対応報酬付与部225を備える。
抽選部222は、いずれか一以上のプレイヤのために二以上のマス(選択肢の一例)のうちから抽選によりマスを選択する。抽選対応報酬付与部223は、抽選部222により選択された選択肢に基づいてプレイヤにマス報酬又はジャックポット報酬(抽選対応報酬の一例)を付与する。関連付け部224は、抽選部222により選択されたマス(一般マス)とプレイヤとの関連付けを行う。関連付け対応報酬付与部225は、関連付け部224により関連付けが行われた後のマスが抽選部により選択された場合に、プレイヤに対して占有成果報酬(関連付け対応報酬の一例)を付与する。
上記構成によれば、ジャックポット抽選において、マスの選択に応じてマス報酬を獲得し、また、マスを陣地として占有して後から陣地のマスが選択されたことに応じて占有成果報酬を獲得するというゲーム要素が付加される。これにより、ジャックポット報酬が獲得されたことによりプログレッシブ値が初期値に戻されてしまったとしても、多くの報酬が得られる可能性が残されるため、その後においてもプレイヤの抽選ゲームに参加する動機付けを高めることができる。
上記構成によれば、ジャックポット抽選の結果、ジャックポットチャレンジ又はジャックポットを獲得できなかったとしても、関連付け許可条件が成立していれば、プレイヤがマスを陣地として占有することができる。これにより、ジャックポットチャレンジ又はジャックポットを獲得できなかったプレイヤであっても、ゲームの面白味を失うことなくゲームを続けることができる。
上記構成によれば、複数のプレイヤについてジャックポット抽選が行えるようにされるため、複数のプレイヤに対して同じマスが選択される可能性がある。そこで、選択されたマスに既に関連付けられているプレイヤの数が所定以上となった場合には、その選択されたマスに関して以降のプレイヤとの関連付けが行われないようにすることで、同じマスに対して無制限にプレイヤが関連付けられてしまうことがなくなり、ゲームのバランスを保つことができる。
上記構成によれば、例えばプレイヤ登録などを行ったことで自分のプレイヤカードを所持しており、プレイヤIDをゲーム装置10に読み取らせることのできるプレイヤに限定してマスを自分の陣地として占有可能なようにできる。
上記構成によれば、適切に解除条件を設定することで、適切な機会でプレイヤとマスとの関連付けを解除することが可能になる。これにより、ゲームバランスを保ちながらジャックポット抽選を行っていくことができる。
上記構成によれば、ジャックポット抽選の結果、特定のマスが選択されたことに応じてマスとプレイヤとの関連付けが解除される。これにより、適切なマスを特定のマスとして選択することで、プレイヤがマスを陣地として占有している状態をより適切な機会で解消させることができる。
上記構成によれば、いずれかのプレイヤによりジャックポットが獲得されたことに応じてジャックポット報酬が付与され、プログレッシブ値が初期値に戻された場合に、プレイヤがマスを陣地として占有している状態を解消させることができる。プログレッシブ値が初期値に戻された状態は、ジャックポットにより大量の報酬を獲得できない状態である。従って、この状態のもとでプレイヤがマスを陣地として占有している状態を解消させれば、プレイヤ間での優劣差が緩和されるので、以降もプレイヤがジャックポット抽選に積極的に参加しようとする動機を与えることができる。
[第1変形例]
上記実施形態において、一般マスをプレイヤと関連付ける(プレイヤが一般マスを陣地として占有する)ための関連付け許可条件としては、ジャックポット抽選を受けているプレイヤが、今回のゲーム参加にあたってゲーム装置10に自分のプレイヤIDを取得させていること、プレイヤのキャラクタCHRが位置することとなった一般が、未だ他のいずれのプレイヤの陣地とされていないこと、との2つの条件要素が成立していることであった。
本実施形態における関連付け許可条件としては、上記の例に限定されない。例えば、予め定められた所定期間内であることを関連付け許可条件における条件要素の1つとしてもよい。
具体例として、関連付け部224は、ジャックポットが獲得されてプログレッシブ値が初期値にリセットされてから一定時間が経過するまでの間であれば一般マスとプレイヤとの関連付けを行うが、一定時間が経過すれば関連付けを行わないようにしてもよい。
あるいは、関連付け部224は、プレイヤがプログレッシブ値のベットを行ってから一定時間が経過するまでの間であれば一般マスとプレイヤとの関連付けを行うが、一定時間が経過すれば関連付けを行わないようにしてもよい。
また、本実施形態における関連付け許可条件における条件要素の1つとして、ジャックポット対応のプログレッシブ値が所定の範囲内であるべきことを含めてもよい。この場合、関連付け部224は、関連付け許可条件における他の条件要素とともに、ジャックポット対応のプログレッシブ値が所定の範囲内であるとの条件要素が成立した場合に、一般マスとプレイヤとの関連付けを行う。
また、本実施形態において、一のプレイヤと関連付けられる一般マスの数を所定数以下に限定してもよい。この場合には、関連付け許可条件における条件要素の1つとして、「一般マスとの関連付けの対象となったプレイヤが現時点までにおいて関連付けられている一般マスの数が所定数以下であること」が含められる。
この場合、関連付け部224は、関連付け許可条件における他の条件要素とともに、一般マスとの関連付けの対象となったプレイヤが現時点までにおいて関連付けられている一般マスの数が所定数以下であるとの条件要素が成立している場合に、一般マスとプレイヤとの関連付けを行ってもよい。
また、本実施形態において、一の一般マスと関連付けられるプレイやの数を所定数以下に限定してもよい(所定数を一人とした場合は、上記の実施形態に対応する)。この場合には、関連付け許可条件における条件要素の1つとして、「一般マスとの関連付けの対象となったプレイヤの数が所定数であること」が含められる。
この場合、関連付け部224は、関連付け許可条件における他の条件要素とともに、一般マスとの関連付けの対象となったプレイヤの数が所定数以下であるとの条件要素が成立している場合に、一般マスとプレイヤとの関連付けを行ってもよい。
また、関連付け許可条件における条件要素の1つとして、プレイヤが一般マスとの関連付けを受けるための関連付け許可目標を達成することを含めてもよい。関連付け許可目標としては、例えば所定数以上のメダルをプレイフィールドに投入するというものを挙げることができる。また、関連付け許可目標として、ゲームにおいて特定のアイテムを獲得するなどといったものを挙げることができる。
この場合、関連付け部224は、関連付け許可条件における他の条件要素とともに、関連付け許可目標が達成されたとの条件要素が成立していれば、一般マスとプレイヤとの関連付けを行ってもよい。
また、上記実施形態において、一の一般マスに対しては、一のプレイヤとの関連付けが行われるようにされていた。しかしながら、関連付け部224は、一の一般マスに対して複数の異なるプレイヤを関連付けてもよい。
この場合、一の一般マスに対応して複数のプレイヤに対する占有成果報酬を付与するにあたっては、関連付け対応報酬付与部225は、例えば各プレイヤに対して、対応の一般マスに割り当てられたポイントに応じた占有成果報酬の値を一律に付与してもよい。
あるいは、関連付け対応報酬付与部225は、プレイヤの数に応じて、各プレイヤに対して付与する占有成果報酬の値を変更してもよい。一具体例として、関連付け対応報酬付与部225は、対応の一般マスに割り当てられたポイントをプレイヤ数で均等に分割したポイントに応じた値の占有成果報酬を各プレイヤに付与してもよい。
上記実施形態においては、ジャックポット報酬が付与され、プログレッシブ値が初期値に設定されたとの解除条件が満たされたことに応じて、これまでに設定されていた一般マスとプレイヤとの関連付けの全てを解除するようにされていた。
しかしながら、関連付け解除部226は、これまでに設定されていた一般マスとプレイヤとの関連付けのうちの一部を解除するようにしてもよい。一例として、関連付け解除部226は、占有成果報酬の積算値が複数のプレイヤのうちで最低であるとの解除免除条件を満たすプレイヤについての一般マスとの関連付けについては解除せずに、他の残りのプレイヤについての一般マスとの関連付けを解除するようにしてもよい。
また、これまでに設定されていた一般マスとプレイヤとの関連付けのうちの一部を解除する態様として、第3変形例のように一の一般マスに対して複数の異なるプレイヤを関連付けてもよい場合には、以下のようにしてもよい。
つまり、関連付け解除部226は、一の一般マスと複数のプレイヤとの関連付けのうち、一部のプレイヤとの関連付けを解除するようにしてもよい。この場合にも、関連付け解除部226は、例えば所定の解除免除条件が成立するプレイヤについては一般マスとの関連付けを解除せずに、残るプレイヤについての一般マスとの関連付けを解除してよい。
上記実施形態において、一般マスとプレイヤとの関連付けに関する解除条件は、ジャックポット報酬が付与され、プログレッシブ値が初期値に設定されるというものであった。しかしながら、本実施形態においては他の解除条件が定められてもよい。
例えば、関連付け解除部226は、所定のタイミングに到来したとの解除条件が成立したことに応じて、一般マスとプレイヤとの関連付けの全て又は一部を解除してもよい。ここでの所定のタイミングは、例えば、予め設定された日時としてもよい。あるいは、所定のタイミングは、一般マスとプレイヤとの関連付けが行われてから所定時間を経過したタイミングであってもよい。
また、本実施形態の関連付け解除部226は、一般マスとプレイヤとの関連付けが行われてから、ジャックポット抽選が所定回数行われたとの解除条件が成立したことに応じて、一般マスとプレイヤとの関連付けの全て又は一部を解除してもよい。
また、本実施形態の関連付け解除部226は、付与された占有成果報酬の総計が一定値に達したとの解除条件が成立したことに応じて、占有成果報酬の総計が一定値に達したプレイヤについての関連付けを解除してもよい。
また、上記実施形態における占有成果報酬の値(量)は、一般マスに割り当てられたポイントに対応していた。つまり、例えば、一のプレイヤと関連付けされた一の一般マスに対応しては、他のプレイヤのジャックポット抽選により選択されるごとに、割り当てられたポイントに対応した一律の値の占有成果報酬が付与される。
これに対して、例えば、関連付け対応報酬付与部225は、一のプレイヤと関連付けされた一の一般マスについて、他のプレイヤのジャックポット抽選により選択される回数に応じて、一のプレイヤに付与する占有成果報酬の値を変更してもよい。具体的には、関連付け対応報酬付与部225は、一のプレイヤと関連付けされた一の一般マスが、他のプレイヤのジャックポット抽選により選択される回数ごとに、段階的に、占有成果報酬の値を少なくしてもよい。
上記実施形態においては、一のプレイヤのためのジャックポット抽選により他のプレイヤに対応付けられている一般マスが選択された場合、一般マスに割り当てられたポイントに応じた値のマス報酬と占有成果報酬とがそれぞれ一のプレイヤと他のプレイヤとに付与されていた。この場合、マス報酬と占有成果報酬とは、例えば同じポイントに応じた同じ値という点で同種別の報酬であり、同じポイントに基づく同じ値を有する。つまり、マス報酬と占有成果報酬とは同じ報酬の内容を有する。
しかし、抽選対応報酬付与部223は、一のプレイヤのための抽選部222の抽選により選択された一般マスに対して既にプレイヤが関連付けられている場合に、一のプレイヤに付与する報酬の内容を変更してもよい。
具体的には、上記のように他のプレイヤに対応付けられている一般マスが選択された場合において、他のプレイヤには一般マスに割り当てられたポイントに応じた占有成果報酬を付与したうえで、一のプレイヤには、占有成果報酬と異なる値(例えば、占有成果報酬より少ない値)のマス報酬を付与してもよい。
また、上記実施形態における占有成果報酬とマス報酬は、いずれもメダルの払い出しによってプレイヤに付与されるものであるが、一のプレイヤに付与されるマス報酬として、メダルの払い出しによるのではなく、例えばアイテムや特典などを付与するようにしてもよい。
また、第13変形例とは逆に、抽選対応報酬付与部223は、一のプレイヤのためのジャックポット抽選により選択された一般マスに他のプレイヤが関連付けられている場合、他のプレイヤに対して付与する占有成果報酬の内容を、一のプレイヤに付与するマス報酬に対して変更してよい。
具体的には、一のプレイヤには一般マスに割り当てられたポイントに応じたマス報酬を付与したうえで、他のプレイヤには、占有成果報酬として、マス報酬の2倍の値を付与してもよい。
つまり、本変形例によっては、自分の陣地としての一般マスを有しているプレイヤは、自分以外のプレイヤのためのジャックポット抽選の結果、自分の陣地の一般マスにキャラクタCHRが位置すると、自分の陣地としての一般マスに割り当てられたポイントに応じた値よりも多くの占有成果報酬を獲得できる。
また、第5変形例と同様に、一の一般マスに対して複数の異なるプレイヤを関連付けてもよいこととした場合、関連付け対応報酬付与部225について以下のように構成してよい。つまり、関連付け対応報酬付与部225、一のプレイヤのための抽選部222による抽選により選択された一般セルに対して一のプレイヤと異なる他のプレイヤが既に関連付けられている場合に、一のプレイヤに付与する報酬内容を変更してもよい。
一例として、複数のプレイヤが対応付けられている一般マスに対応して占有成果報酬を付与する際には、後から関連付けが行われるプレイヤについては、先に関連付けが行われたプレイヤよりも少ない占有成果報酬を付与するようにすることができる。この際、関連付け対応報酬付与部225は、例えば関連付けが行われた順に応じた優先順位を設定し、優先順位に従って重み付けを行って複数のプレイヤごとに付与する占有成果報酬の値を決定してもよい。
上記実施形態においては、一のプレイヤごとに対してジャックポット抽選が行われるようにされている。しかしながら、抽選部222は、複数のプレイヤに対して同時にまとめてジャックポット抽選を行い、複数のプレイヤにとって同じジャックポット抽選結果が同時に得られるようにしてもよい。
上記実施形態においては、1回のジャックポット抽選として、第1段階抽選と第2段階抽選との2段階による抽選が行われている。しかしながら、1回のジャックポット抽選において行われる抽選の段階数については特に限定されない。例えば、1回のジャックポット抽選において1段階にのみよる抽選が行われてもよい。この場合には、一具体例として、1回のジャックポット抽選にあたり1種のルーレットを利用して抽選を行うようにすることができる。
なお、例えば、図9のゲーム装置10におけるセンターユニット制御部220における、プレイヤID取得部221、抽選部222、抽選対応報酬付与部223、関連付け部224、関連付け対応報酬付与部225及び関連付け解除部226のうちの一部が、センターサーバ30における制御部320の機能部として備えられてもよい。
以上の記載から本発明は例えば以下のように把握される。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を便宜的に括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の態様に限定されるものではない。
上記構成によれば、抽選ゲームにおいて、選択肢の選択結果に応じて抽選対応報酬を獲得するというゲーム要素が付加される。これにより、例えば抽選ゲームにおいて大当たりとなったことに応じてプレイヤに付与される報酬の値が初期値に戻されてしまったとしても、多くの報酬が得られる可能性が残されるため、その後においてもプレイヤの抽選ゲームに参加する動機付けを高めることができる。
上記構成によれば、大当たりの抽選結果が得られなくとも、関連付け許可条件が成立していればプレイヤと選択肢との関連付けが行われるようにされる。これにより、大当たりの抽選結果が得られなかったプレイヤであっても、ゲームの面白味を失うことなくゲームを続けることができる。
上記構成によれば、複数のプレイヤについて抽選ゲームが行えるようにされるため、複数のプレイヤに対して同じ選択肢が選択される可能性がある。そこで、選択された選択肢に既に関連付けられているプレイヤの数が所定以上となった場合には、その選択された選択肢に関して以降のプレイヤとの関連付けが行われないようにすることで、同じ選択肢に対して無制限にプレイヤが関連付けられてしまうことがなくなり、ゲームのバランスを保つことができる。
上記構成によれば、自分プレイヤの識別子を抽選ゲームシステムに取得させることのできるプレイヤに限定してマスを自分の陣地として占有可能なようにできる。
上記構成によれば、適切に解除条件を設定することで、適切な機会でプレイヤと選択肢との関連付けを解除することが可能になる。これにより、ゲームバランスを保ちながら抽選ゲームを行っていくことができる。
上記構成によれば、抽選ゲームの結果、特定の選択肢が選択されたことに応じて選択肢とプレイヤとの関連付けが解除される。これにより、適切な選択肢を特定の選択肢として選択することで、プレイヤが選択肢を陣地として占有している状態をより適切な機会で解消させることができる。
ここで、上記の変動型報酬は、1つには、プレイヤがベットすることにより積算されていくプログレッシブ値に基づく報酬である。また、変動型報酬は、抽選が行われた回数に応じて増加していくプログレッシブ値に基づく報酬であってもよい。また、変動型報酬は、時間経過に応じて増加していくプログレッシブ値に基づく報酬であってもよい。また、変動型報酬は、アイテムなどを獲得することによって増加するプログレッシブ値に基づく報酬であってもよい。
上記構成によれば、いずれかのプレイヤによりジャックポットが獲得されたことに応じてジャックポット報酬が付与され、プログレッシブ値が初期値に戻された場合に、プレイヤがマスを陣地として占有している状態を解消させることができる。プログレッシブ値が初期値に戻された状態は、ジャックポットにより大量の報酬を獲得できない状態である。従って、この状態のもとでプレイヤがマスを陣地として占有している状態を解消させれば、プレイヤ間での優劣差が緩和されるので、以降もプレイヤがジャックポット抽選に積極的に参加しようとする動機を与えることができる。
Claims (6)
- ゲームの進行中において、プレイヤによる操作に基づいて前記プレイヤの前記ゲームへの参加を制御する参加制御部と、
前記ゲームへ参加する前記プレイヤに対して抽選により選択肢を選択する抽選部と、
前記プレイヤの識別情報が取得済みであることを条件として、前記抽選部により選択された選択肢と前記プレイヤの識別情報との関連付けを行う関連付け部と、
前記プレイヤが前記ゲームをプレイしているか否かにかかわらず、前記関連付け部により関連付けが行われた後の選択肢が他のプレイヤに対して選択されたことに応じて、前記プレイヤに対して関連付け対応報酬を付与する関連付け対応報酬付与部と、
を備える抽選ゲームシステム。 - 前記抽選部により選択された選択肢に基づいて前記プレイヤに抽選対応報酬を付与する抽選対応報酬付与部をさらに備える、
請求項1に記載の抽選ゲームシステム。 - 前記関連付け部は、
所定の関連付け許可条件が成立した場合に、前記抽選部により選択された選択肢を、前記プレイヤの識別情報に関連付ける、
請求項1又は2に記載の抽選ゲームシステム。 - 前記抽選部は、
二以上のプレイヤのためにそれぞれ選択肢を選択する抽選を行うことが可能であり、
前記関連付け部は、前記抽選部により選択された選択肢に既に前記識別情報が関連付けられているプレイヤの数が所定未満であることを前記関連付け許可条件の少なくとも一つとする、
請求項3に記載の抽選ゲームシステム。 - 所定の解除条件が成立したことに応じて、前記関連付け部により行われた関連付けの全て又は一部について解除を行う関連付け解除部をさらに備える、
請求項1から4のいずれか一項に記載の抽選ゲームシステム。 - コンピュータを、請求項1から5のいずれか一項に記載の抽選ゲームシステムとして機
能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018107783A JP6924492B2 (ja) | 2016-06-08 | 2018-06-05 | 抽選ゲームシステム及びプログラム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016114826A JP6352977B2 (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 抽選ゲームシステム及びプログラム |
JP2018107783A JP6924492B2 (ja) | 2016-06-08 | 2018-06-05 | 抽選ゲームシステム及びプログラム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016114826A Division JP6352977B2 (ja) | 2016-06-08 | 2016-06-08 | 抽選ゲームシステム及びプログラム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018130633A JP2018130633A (ja) | 2018-08-23 |
JP2018130633A5 JP2018130633A5 (ja) | 2019-03-07 |
JP6924492B2 true JP6924492B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=63247735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018107783A Active JP6924492B2 (ja) | 2016-06-08 | 2018-06-05 | 抽選ゲームシステム及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6924492B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003079955A (ja) * | 2001-09-14 | 2003-03-18 | Enix Corp | ビデオゲーム装置、記録媒体およびプログラム |
JP5178764B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2013-04-10 | 株式会社バンダイナムコゲームス | プログラム及び電子装置 |
JP5537596B2 (ja) * | 2012-04-19 | 2014-07-02 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム機及びその制御方法 |
JP5848835B2 (ja) * | 2015-02-05 | 2016-01-27 | グリー株式会社 | ゲーム制御方法、プログラム、及びコンピュータ |
-
2018
- 2018-06-05 JP JP2018107783A patent/JP6924492B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018130633A (ja) | 2018-08-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11508219B2 (en) | Skill-based gaming machine and method that maintain a desired return to player | |
JP2020171774A (ja) | 固定ルールをもつカード・ゲーム | |
US8430733B2 (en) | Skill based games of chance | |
US7704144B2 (en) | Player ranking for tournament play | |
GB2192477A (en) | Vending machine | |
JP2004141524A (ja) | 遊技設備装置及び遊技媒体データの処理方法 | |
US9082255B2 (en) | Game machine | |
TW200934563A (en) | Game system, and game machine and mission notification machine constituting the game system | |
JP6352977B2 (ja) | 抽選ゲームシステム及びプログラム | |
JP6924492B2 (ja) | 抽選ゲームシステム及びプログラム | |
KR101371306B1 (ko) | 확률 예측이 가능한 온라인 추첨 서버와 추첨 시스템 및 그 방법 | |
JP6931154B2 (ja) | ゲーム装置、ゲーム装置の動作方法およびプログラム | |
JP5670770B2 (ja) | 遊技システム | |
JP6008835B2 (ja) | ゲームシステム | |
JP2019042526A (ja) | 抽選ゲームシステム及びプログラム | |
JP6234050B2 (ja) | ゲーム機 | |
JP6440326B2 (ja) | 抽選ゲームシステム及びプログラム | |
JP5823132B2 (ja) | 遊技媒体貸出装置 | |
JP6542858B2 (ja) | ゲーム機 | |
TW200911346A (en) | Game device | |
TWI549731B (zh) | 涉及累積頭獎的娛樂裝置及其方法 | |
JP6075635B2 (ja) | ゲームシステム、ゲーム制御方法及びコンピュータプログラム | |
JP6664780B1 (ja) | ゲーム装置 | |
JP6911241B2 (ja) | ゲーム装置 | |
JP6671703B1 (ja) | ゲーム装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181019 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190121 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200630 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200827 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210309 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210604 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210604 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210616 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210713 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6924492 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |