JP6922999B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
特許文献1には、時系列に沿って因果関係を有する内容の時系列データに対して、高速な分析処理を行う情報処理装置が開示されている。この装置は、因果関係を有する内容が同一の部分データ内に含まれるように、時系列データの一部を重複させながら分割し、その部分データを複数のノードに並行して処理させる。これにより、分析処理の精度を維持しつつ高速な分析処理を可能としている。
特開2006−252394号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、時系列データの一部が重複するように分割されるため、時系列データの分割幅が長くなり、処理のリアルタイム性を維持することが困難となり得る。リアルタイム性を維持するために、時系列データを分割する際の重複幅を短くすると、分析処理の精度が悪化する。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、時系列データを分割して分析処理を行う際に、リアルタイム性を維持しつつ高精度な分析処理を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信する入力部と、前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させる分割部とを備え、前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択する決定部を備えることを特徴とする情報処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、情報処理装置が、時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとを実行し、前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、前記情報処理装置は、前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択するステップを実行することを特徴とする情報処理方法が提供される。
本発明の他の観点によれば、時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとをコンピュータに実行させ、前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択するステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが提供される。
本発明によれば、時系列データを分割して分析処理を行う際に、リアルタイム性を維持しつつ高精度な分析処理を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法およびプログラムが提供される。
第1実施形態に係る監視システムの概略図である。 第1実施形態に係るデータ分割装置のブロック図である。 第1実施形態に係る被写体/精度モデルの一例である。 第1実施形態に係る被写体/精度モデルの一例である。 第1実施形態に係る被写体間の近接関係を示す概念図である。 第1実施形態に係る被写体間の近接関係を示す概念図である。 第1実施形態に係る被写体/負荷モデルの一例である。 第1実施形態に係る負荷/精度モデルの一例である。 第1実施形態に係るデータ分割装置のハードウェアブロック図である。 第1実施形態に係るデータ分割装置の動作を表すフローチャートである。 第1実施形態に係る精度算出処理の詳細なフローチャートである。 第1実施形態に係る被写体/精度モデルによる分析精度の算出例である。 第1実施形態に係る被写体/精度モデルによる分析精度の算出例である。 第1実施形態に係る被写体数に応じた分析精度の算出例を示すテーブルである。 第1実施形態に係る被写体/負荷モデルによる分析負荷の算出例である。 第1実施形態に係る負荷/精度モデルによる分析精度の算出例である。 第1実施形態に係る負荷/精度モデルによる分析精度の算出例である。 第1実施形態に係る処理負荷に応じた分析精度の算出例を示すテーブルである。 第1実施形態に係る分析精度の統合値の算出例を示すテーブルである。 第2実施形態に係る情報処理装置の概略構成図である。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る監視システムの概略図である。監視システム10は、例えば、不審者をリアルタイムに発見し、犯罪を未然に防止するためのシステムであって、監視カメラ101、画像解析装置102、分散処理装置103、表示装置104、データベース(DB)105を備える。監視カメラ101は、空港、駅、ショッピングモールなどの人の往来がある監視区域11に設置され、所定のフレームレートで画像データ(動画像データ)の撮像を行う。監視カメラ101の数は限定されず、同一の監視区域11内に数百から数千程度の監視カメラ101が設置され得る。
監視カメラ101は、撮像素子、A/D(Analog/Digital)変換回路、画像処理回路を含む。監視カメラ101は、撮像素子から得られたアナログの画像信号をデジタルのRAWデータに変換するとともに、RAWデータに対して所定の画像処理を行って、所定の形式で符号化された動画像データを生成することができる。
画像解析装置102は、監視カメラ101からの動画像データの内容をリアルタイムに解析し、解析により得られた情報を含むデータを出力する。例えば、画像解析装置102は、動画像データから被写体(人物、物体など)を検出して、被写体情報を生成することができる。被写体情報は、被写体数、各被写体の識別情報などであって、例えば動画像データのフレーム毎に生成される。被写体情報を含むデータは、画像解析装置102により継続的に生成され、分散処理装置103に対して時系列に逐次入力される。このように、被写体情報を含む複数のデータは、時系列データとして分散処理装置103に入力され、データ間の少なくとも一部で関連性を有している。
なお、本実施形態において、画像解析装置102は監視カメラ101毎に設けられているが、この構成に限定されない。画像解析装置102は、各監視カメラ101からの動画像データをリアルタイムに解析し、解析結果を時系列データとして分散処理装置103に入力することが可能なものであればよい。例えば、複数の監視カメラ101からの複数種類の動画像データに対して、1つの画像解析装置102で解析を行うように構成されてもよい。また、画像解析装置102を監視カメラ101または分散処理装置103と一体に構成することも可能である。
分散処理装置103は、データ分割装置100、分析クラスタ(分析システム)110を含む。画像解析装置102からの時系列データは、データ分割装置100により時分割されて分析クラスタ110において分散処理される。分析クラスタ110は複数のノードを含み、各ノードはコンピュータまたはプロセッサなどから構成され得る。分析クラスタ110は、分散処理装置103と別体に設けられていてもよく、また、ネットワーク上に配置された複数のクラウドサーバなどから構成されてもよい。
分析クラスタ110は、データ分割装置100で時分割された時系列データに対して、分析処理を行う。時系列データは、時分割により関連性の一部が欠損しており、分析処理は、欠損した関連性を復元するための処理を含む。分析処理では、例えば、被写体情報に基づいて、特定の被写体に対し、これまでに直接的に接近した被写体、または他の被写体を介して間接的に近くにいたと思われる被写体などが即座に(例えば数秒以内に)検出される。すなわち、被写体同士の関連性の検出が行われる。分析処理の分析結果は、不審な置去物に対する持ち主候補の発見、犯罪者に対し接触した人物の発見などを支援するために使用することができる。
表示装置104は、パーソナルコンピュータ、監視サーバなどであって、分析クラスタ110からの分析結果を表示する。データベース105は、ハードディスク、ストレージサーバなどに設けられ、分析クラスタ110からの分析結果を格納する。表示装置104、データベース105は、直接にまたはネットワークを介して分散処理装置103と接続される。
図2は、本実施形態に係るデータ分割装置100のブロック図である。データ分割装置100は、入力部201、算出部202、計測部203、モデル記憶部204、多重化部205、分割部206、決定部207を備える。入力部201は、データ分割装置100の外部(画像解析装置102)から分析処理の対象となる時系列データを受信する。データ分割装置100は、本発明による情報処理装置の一実施形態である。
算出部202は、入力部201で受信された時系列データの所定時間内の入力データ量を算出する。本実施形態では、時系列データとして被写体情報が入力され、所定時間内の被写体数が算出される。ここで被写体数は、画像データに含まれる被写体の混雑度と言い換えてもよい。
計測部203は、分析クラスタ110から負荷情報を取得する。分析クラスタ110では、別の時系列データに対する分析処理などの他の処理が行われており、ここで取得される負荷情報は、当該他の処理に起因する処理負荷の情報である。モデル記憶部204には、被写体/精度モデル、被写体/負荷モデル、負荷/精度モデルが予め記憶されている。これらのモデルについては、図3A〜図6を用いて後述する。
多重化部205は、入力部201で受信された時系列データの多重化を行う。例えば、多重化部205は、時系列データを複製して同一の時系列データを生成する。これら2つの時系列データは、多重化部205から分割部206に入力される。
分割部206は、多重化部205からの一方の時系列データを短時分割幅(第1の分割幅)で時分割するともに、多重化部205からの他方の時系列データを長時分割幅(第2の分割幅)で時分割する。短時分割幅は例えば1秒であり、長時分割幅は例えば10秒である。時系列データを短時分割幅で分割して分析処理を行うことにより、リアルタイム性の高い分析結果を取得することができる。また、時系列データを長時分割幅で分割して分析処理を行うことにより、分析精度の高い分析結果を取得することができる。時分割された時系列データ(分割データ)は、分割部206から分析クラスタ110に送信され、分析クラスタ110において、第1の分割幅による第1の分析処理と第2の分割幅による第2の分析処理とが並行して実行される。
決定部207は、算出部202により算出された被写体数に基づいて、第1の分析処理および第2の分析処理を実行させる多重モードと、第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかの動作モードを選択する。すなわち、決定部207は、多重モードと単モードとの間で動作モードの切り替えを行う。決定部207は、モデル記憶部204に記憶されている各種モデルを用いて、多重モードと単モードのそれぞれで得られる分析精度を被写体数に基づいて算出し、多重モードと単モードのうち、より高い分析精度が得られる動作モードを選択する。ここで分析精度は、欠損した関連性の復元度合いを示す。
図3Aおよび図3Bは、本実施形態に係る被写体/精度モデルの一例である。被写体/精度モデルは、被写体数に応じた分析精度の予測値をモデル化したものであって、過去の統計データなどに基づいて事前に作成される。
図3Aは、短時分割幅による第1の分析処理における、被写体数と分析精度との関係を示すグラフである。このグラフは、以下の式(1)で規定されるモデルを図示したものである。
分析精度=被写体数*0.225−0.1[1≦被写体数≦4の場合]、
被写体数*0.025+0.7[被写体数>4の場合] ・・・式(1)
また、図3Bは、長時分割幅による第2の分析処理における、被写体数と分析精度との関係を示すグラフである。このグラフは、以下の式(2)で規定されるモデルを図示したものである。
分析精度=被写体数*0.025+0.7[1≦被写体数の場合] ・・・式(2)
図3Aおよび図3Bに示されるような、被写体数に応じた分析精度を特に分析精度aで表す。分析精度aは、被写体数と比例関係にあり、被写体数が多くなるほど高くなる。被写体/精度モデルについて、図4Aおよび図4Bを用いてさらに説明する。
図4Aは、短時分割幅で時系列データが時分割されたときの、被写体間の近接関係を示す概念図である。上段は被写体数が少ない場合を表し、下段は被写体数が多い場合を表している。また、図4Bは、長時分割幅で時系列データが時分割されたときの、被写体間の近接関係を示す概念図である。図4Aと同様に、上段は被写体数が少ない場合を表し、下段は被写体数が多い場合を表している。
図4Aおよび図4Bにおいて、横軸方向、縦軸方向はそれぞれ時間、距離を表し、縦線で区切られた1区画は、1つの分割データに対応する。長時分割幅を短時分割幅の4つ分とし、所定時間を長時分割幅の長さに等しいものとすると、被写体数が少ない場合(上段)の被写体数は3(被写体401〜403)であり、被写体数が多い場合(下段)の被写体数は5(被写体411〜415)である。
図4Aの上段のように、短時分割幅で被写体数が少ない場合、互いに近接する被写体401と被写体402が異なる分割データに含まれてしまうことが多い。分析クラスタ110において、分割データはそれぞれ独立して分析処理されるため、被写体401と被写体402との関連性すなわち、被写体401と被写体402とが互いに近接していることは検出されない。被写体402と被写体403との関連性についても同様に検出されない。
図4Aの下段のように、短時分割幅で被写体数が多い場合であっても、互いに近接する被写体411と被写体413が異なる分割データに含まれてしまうことが多い。しかしながら、被写体数が多い(すなわち混雑度が高い)ことから、被写体412のように、被写体411が含まれる分割データと被写体413が含まれる分割データとの両方に含まれる第3の被写体が存在する可能性が高くなる。分割データがそれぞれ分析処理されることにより、被写体411と被写体412との関連性が検出され、また、被写体412と被写体413との関連性も検出される。よって、時分割によって欠損してしまった被写体411と被写体413との関連性を容易に復元することができる。同様に、被写体413と被写体415との関連性についても、被写体414を介して復元することができる。分析精度は、このような欠損した関連性の復元度合いを示す指標であって、0から1.0までの値で表される。分析精度は、欠損した関連性をすべて復元できる場合に1.0となる。
したがって、図3Aに示したように、短時分割幅による第1の分析処理の分析精度aは、被写体数が多くなるほど高くなり、1.0に近づく。特に、被写体数が少ない(例えば4以下)場合は、分析精度aの被写体数毎の悪化率(すなわちグラフの傾き)が大きい。
また、図4Bの上段のように、長時分割幅で被写体数が少ない場合、互いに近接する被写体401と被写体402が1つの分割データ内に含まれることが多い。よって、分析処理により被写体401と被写体402との関係性が検出される。被写体402と被写体403との関係性についても同様に検出される。さらに、図4Bの下段のように、長時分割幅で被写体数が多い場合も、互いに近接する被写体411〜413および被写体413〜415が1つの分割データ内に含まれることが多い。よって、分析処理により被写体411〜413間の関係性および被写体413〜415間の関係性が検出される。
このように、長時分割幅で時分割を行う場合には、被写体数が少ない場合であっても分析精度aの悪化量は比較的少ない。したがって、図3Aおよび図3Bの比較からも分かるように、長時分割幅による第2の分析処理による分析精度aは、短時分割幅での第1の分析処理による分析精度aに対して、被写体数が少なくなるほど相対的に高くなる。
図5は、本実施形態に係る被写体/負荷モデルの一例である。被写体/負荷モデルは、被写体数に応じた分析負荷の予測値をモデル化したものであって、過去の統計データなどに基づいて事前に作成される。分析負荷は、各分割データに対する分析処理を所定の処理期間内で完了させるために、分析クラスタ110において単位時間当たりに必要なCPU(Central Processing Unit)時間で表されている。
図5のグラフは、以下の式(3)で規定されるモデルを図示したものであり、分析負荷は被写体数に比例している。このモデルは、第1の分析処理および第2の分析処理の分析精度を算出する際に共通して使用される。
分析負荷=被写体数*0.25 ・・・式(3)
図6は、本実施形態に係る負荷/精度モデルの一例である。負荷/精度モデルは、分析クラスタ110全体について、分析負荷に応じた分析精度の予測値をモデル化したものであって、過去の統計データなどに基づいて事前に作成される。分析負荷は、被写体/負荷モデルと同様に、単位時間当たりに必要なCPU時間で表されている。
図6のグラフは、以下の式(4)で規定されるモデルを図示したものである。このモデルは、第1の分析処理および第2の分析処理の分析精度を算出する際に共通して使用される。
分析精度=1.0[分析負荷≦10.0の場合]、
1.0−(分析負荷−10.0)*0.05[10.0<分析負荷<30.0の場合]、
0.0[分析負荷>30.0の場合] ・・・式(4)
図6に示されるような、分析負荷に応じた分析精度を特に分析精度bで表す。分析精度bは、分析負荷が所定の閾値を超える場合、分析負荷が大きくなるほど低くなる。これは、分析負荷が増大することにより、分析クラスタ110で処理溢れが発生すると、分割データの分析処理が途中で打ち切られてしまうためである。
図7は、本実施形態に係るデータ分割装置100のハードウェアブロック図である。データ分割装置100は、CPU701、メモリ702、記憶装置703、入出力インタフェース(I/F)704を備える。CPU701は、メモリ702、記憶装置703に記憶されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、データ分割装置100の各部を制御する機能を有する。また、CPU701は、入力部201、算出部202、計測部203、多重化部205、分割部206の機能を実現するプログラムを実行する。
メモリ702は、RAM(Random Access Memory)などから構成され、CPU701の動作に必要なメモリ領域を提供する。また、メモリ702は、入力部201、多重化部205の機能を実現するバッファ領域として使用され得る。記憶装置703は、例えばフラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)などであって、モデル記憶部204の機能を実現する記憶領域を提供する。入出力インタフェース704は、USB(Universal Serial Bus)、イーサネット(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)などの規格に基づいて、外部装置(画像解析装置102、分析クラスタ110)との間でデータの送受信を行う。
なお、図7に示されているハードウェア構成は例示であり、これら以外の装置が追加されていてもよく、一部の装置が設けられていなくてもよい。例えば、一部の機能がネットワークを介して他の装置により提供されてもよく、本実施形態を構成する機能が複数の装置に分散されて実現されるものであってもよい。
図8は、本実施形態に係るデータ分割装置の動作を表すフローチャートである。まず、入力部201は、画像解析装置102から時系列データを受信する(ステップS101)。続いて、算出部202は、入力部201に入力された時系列データに含まれる被写体情報から所定時間内の被写体数を算出する(ステップS102)。
決定部207は、被写体数に基づいて、多重モードおよび単モードのそれぞれで得られる分析精度を算出する(ステップS103)。この精度算出処理の詳細は、図9を用いて後述する。続いて、決定部207は、多重モードおよび単モードのうち、より高い分析精度が得られる動作モードを選択する(ステップS104)。
多重化部205は、多重モードが選択された場合、入力部201で受信された時系列データを複製し、同一の被写体情報を含むこれら2つの時系列データを分割部206に出力する(ステップS105)。一方、多重化部205は、単モードが選択された場合、入力部201で受信された時系列データをそのまま分割部206に出力する。すなわち、単モードにおいては、時系列データの多重化処理(ステップS105)は実行されない。
分割部206は、多重モードが選択された場合、一方の時系列データを短時分割幅で時分割して分析クラスタ110に送信するとともに、一方の時系列データを長時分割幅で時分割して分析クラスタ110に送信する(ステップS106)。一方、分割部206は、単モードが選択された場合、時系列データを短時分割幅で時分割して分析クラスタ110に送信する。したがって、単モードにおいては、分析クラスタ110において第1の分析処理のみが実行され、第2の分析処理は実行されない(すなわち停止する)。
図9は、本実施形態に係る精度算出処理の詳細なフローチャートである。まず、決定部207は、被写体/精度モデルを用いて、多重モードおよび単モードのそれぞれで得られる分析精度aを被写体数から算出する(ステップS201)。以下、被写体数が2である場合と被写体数が8である場合の2通りについて説明する。
図10Aに示すように、第1の分析処理(短時分割幅)の分析精度aは、被写体数2に対して0.35、被写体数8に対して0.9と算出される。また、図10Bに示すように、第2の分析処理(長時分割幅)の分析精度aは、被写体数2に対して0.75、被写体数8に対して0.95と算出される。
単モードでは、第1の分析処理のみが実行されるため、単モードで得られる分析精度aは、第1の分析処理の分析精度aで評価される。一方、多重モードでは、第1の分析処理と第2の分析処理の両方が実行され、第1の分析処理の分析精度aよりも第2の分析処理の分析精度aの方が高いため、多重モードで得られる分析精度aは、第2の分析処理の分析精度aで評価される。これらの算出結果を図11にまとめて示す。
図9に戻り、決定部207は、分析クラスタ110の処理負荷に基づいて、第1の分析処理および第2の分析処理で得られる分析精度bを算出する(ステップS202)。詳細には、決定部207は、被写体/負荷モデルを用いて、分割処理の対象となっている時系列データ(対象データ)についての処理負荷を算出するとともに、分析クラスタ110の対象データ以外の処理負荷を計測部203から取得する。そして、決定部207は、これらの処理負荷を合計し、負荷/精度モデルを用いて、合計の処理負荷から分析精度bを算出する。
図12に示すように、第1の分析処理および第2の分析処理の分析負荷はともに、被写体数2に対して0.5、被写体数8に対して2.0と算出される。単モードでは、第1の分析処理のみが実行されるため、単モードにおける分析負荷は、第1の分析処理の分析負荷に等しい。一方、多重モードでは、第1の分析処理と第2の分析処理の両方が実行されるため、多重モードにおける分析負荷は、第1の分析処理の分析負荷と第2の分析処理の分析負荷の合計値に等しい。すなわち、多重モードにおける分析負荷は単モードの2倍になり、被写体数2に対して1.0、被写体数8に対して4.0と算出される。
計測部203により、分析クラスタ110の対象データ以外の処理負荷が8.0と計測されたものとすると、単モードにおける合計の処理負荷は、被写体数2に対して8.5、被写体数8に対して10.0と算出される。一方、多重モードにおける合計の処理負荷は、被写体数2に対して9.0、被写体数8に対して12.0と算出される。これらの算出結果を図14にまとめて示す。
よって、図13Aに示すように、単モードにおける分析精度bは、被写体数2に対して1.0、被写体数8に対しても1.0と算出される。一方、図13Bに示すように、多重モードにおける分析精度bは、被写体数2に対して1.0、被写体数8に対しては0.8と算出される。
図9に戻り、決定部207は、分析精度aと分析精度bの統合値を算出する(ステップS203)。図15に示すように、統合値は、分析精度aと分析精度bとの乗算によって算出される。すなわち、単モードにおける統合値は、被写体数2に対して0.35*1.0=0.35、被写体数8に対して0.90*1.0=0.90と算出される。一方、多重モードにおける統合値は、被写体数2に対して0.75*1.0=0.75、被写体数8に対して0.95*0.8=0.76と算出される。
これらの算出結果を図15にまとめて示す。この統合値が、単モードおよび多重モードのそれぞれで得られる分析精度であり、精度算出処理(ステップS103)で最終的に算出される値である。よって、後段のモード選択処理(ステップS104)において、被写体数が2の場合には、分析精度のより高い(0.35<0.75)多重モードが選択され、被写体数が8の場合には、分析精度のより高い(0.90>0.76)単モードが選択される。
本実施形態によれば、時系列データを短い幅で時分割して分析処理を行う第1の分析処理、および同一の時系列データを長い幅で時分割して分析処理を行う第2の分析処理を並行して実行させる。第1の分析処理を実行させることで高いリアルタイム性を確保することができ、第2の分析処理を実行させることで高精度な処理結果を得ることができる。したがって、リアルタイム性を維持しつつ高精度な分析処理を行うことが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、第2の分析処理を停止させることができるため、被写体数などの時系列データの内容に応じて分析処理の精度を最適化することができる。例えば、第1の分析処理に加えて第2の分析処理を実行させることにより、分析精度を向上させることができるが、分析負荷が増大するために、逆に分析精度が悪化する可能性もある。本実施形態では、このような処理の多重化による精度向上と、負荷増大による精度低下のバランスを取ることが可能となる。
[第2実施形態]
図16は、本実施形態に係る情報処理装置の概略構成図である。情報処理装置100は、入力部201、分割部206を備える。入力部201は、時系列に入力される複数のデータであって、データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信する。分割部206は、時系列データを第1の分割幅で時分割し、第1の分割幅による時系列データの第1の分析処理を分析クラスタ110に実行させるとともに、時系列データを第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、第2の分割幅による時系列データの第2の分析処理を分析クラスタ110に実行させる。
[変形実施形態]
本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、上述の実施形態では、時系列データが動画像データから生成される被写体情報を含むものとして説明したが、これに限定されない。例えば、時系列データは、時間の経過により入力データ量が変化するものであれば動画像データ自体であってもよく、その他、音声データ、多数のセンサから入力されるデータなどであり得る。また、本発明は、被写体情報に限定されず、証券取引所の株価情報、クレジットカードの使用情報、交通情報などのようなデータ間に何らかの関連性が生じ得る分析対象に対して幅広く適用可能である。
また、上述の実施形態の機能を実現するように該実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記録させ、記憶媒体に記録されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も各実施形態の範疇に含まれる。すなわち、コンピュータ読取可能な記憶媒体も各実施形態の範囲に含まれる。また、上述のプログラムが記録された記憶媒体だけでなく、そのプログラム自体も各実施形態に含まれる。また、上述の実施形態に含まれる1又は2以上の構成要素は、各構成要素の機能を実現するように構成されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の回路であってもよい。
該記憶媒体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD(Compact Disk)−ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。また該記憶媒体に記録されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウェア、拡張ボードの機能と共同して、OS(Operating System)上で動作して処理を実行するものも各実施形態の範疇に含まれる。
上述の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信する入力部と、
前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させる分割部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
(付記2)
前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、
前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択する決定部を備えることを特徴とする付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記決定部は、時分割により欠損した前記関連性の復元度合いを示す分析精度を、前記被写体数に基づいて算出し、前記多重モードおよび前記単モードのうち、より高い前記分析精度が得られるモードを選択することを特徴とする付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記決定部は、前記被写体数が多くなるほど、前記分析精度を高く算出することを特徴とする付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記決定部は、前記第2の分析処理の前記分析精度を、前記第1の分析処理の前記分析精度よりも高くすることを特徴とする付記3または4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記決定部は、前記第2の分析処理の前記分析精度を、前記第1の分析処理の前記分析精度に対して、前記被写体数が少なくなるほど相対的に高くすることを特徴とする付記4または5に記載の情報処理装置。
(付記7)
前記決定部は、前記分析システムの処理負荷に基づいて、前記多重モードおよび前記単モードのそれぞれで得られる前記分析精度を算出することを特徴とする付記3乃至6のいずれかに記載の情報処理装置。
(付記8)
前記決定部は、前記処理負荷が所定の閾値を超える場合、前記多重モードで得られる前記分析精度を、前記単モードで得られる前記分析精度に対して、前記処理負荷が大きくなるほど低くすることを特徴とする付記7に記載の情報処理装置。
(付記9)
時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、
前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとを備えることを特徴とする情報処理方法。
(付記10)
時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、
前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムが記録された記録媒体。
この出願は、2017年11月27日に出願された日本出願特願2017−226574を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 監視システム
11 監視区域
100 データ分割装置(情報処理装置)
101 監視カメラ
102 画像解析装置
103 分散処理装置
104 表示装置
105 データベース
110 分析クラスタ(分析システム)
201 入力部
202 算出部
203 計測部
204 モデル記憶部
205 多重化部
206 分割部
207 決定部
401〜403、411〜415 被写体
701 CPU
702 メモリ
703 記憶装置
704 入出力I/F

Claims (8)

  1. 時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信する入力部と、
    前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させる分割部とを備え
    前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、
    前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択する決定部を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定部は、時分割により欠損した前記関連性の復元度合いを示す分析精度を、前記被写体数に基づいて算出し、前記多重モードおよび前記単モードのうち、より高い前記分析精度が得られるモードを選択することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定部は、前記被写体数が多くなるほど、前記分析精度を高く算出することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定部は、前記第2の分析処理の前記分析精度を、前記第1の分析処理の前記分析精度に対して、前記被写体数が少なくなるほど相対的に高くすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定部は、前記分析システムの処理負荷に基づいて、前記多重モードおよび前記単モードのそれぞれで得られる前記分析精度を算出することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定部は、前記処理負荷が所定の閾値を超える場合、前記多重モードで得られる前記分析精度を、前記単モードで得られる前記分析精度に対して、前記処理負荷が大きくなるほど低くすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が、
    時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、
    前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとを実行し、
    前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、
    前記情報処理装置は、前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択するステップを実行することを特徴とする情報処理方法。
  8. 時系列に入力される複数のデータであって、前記データ間の少なくとも一部で関連性を有する時系列データを受信するステップと、
    前記時系列データを第1の分割幅で時分割し、前記第1の分割幅による前記時系列データの第1の分析処理を分析システムに実行させるとともに、前記時系列データを前記第1の分割幅よりも長い第2の分割幅で時分割し、前記第2の分割幅による前記時系列データの第2の分析処理を前記分析システムに実行させるステップとをコンピュータに実行させ
    前記時系列データは、動画像データから検出された被写体情報を表し、
    前記時系列データに含まれる所定時間内の被写体数に基づいて、前記第1の分析処理および前記第2の分析処理を実行させる多重モードと、前記第2の分析処理を停止させる単モードとのいずれかのモードを選択するステップを前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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