JP6922649B2 - アンテナ装置 - Google Patents
アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6922649B2 JP6922649B2 JP2017206752A JP2017206752A JP6922649B2 JP 6922649 B2 JP6922649 B2 JP 6922649B2 JP 2017206752 A JP2017206752 A JP 2017206752A JP 2017206752 A JP2017206752 A JP 2017206752A JP 6922649 B2 JP6922649 B2 JP 6922649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- element member
- antenna device
- spiral
- conductor
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 46
- 230000005855 radiation Effects 0.000 claims description 11
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000005404 monopole Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Aerials (AREA)
Description
すなわち、特許文献1に記載の技術では、可動部はヘリカル端部とホイップ端部とを接続した場合の最大電気長より短い範囲であり、最短ではホイップ部のみとなる範囲でしか可変範囲がないという不都合があった。また、電気長の変化の際に起こりうる整合状態の調整ができないという問題があった。さらに、棒状部分と螺旋部分との接触によるため、段階的にしか調整できないという不都合があった。
すなわち、このアンテナ装置では、少なくとも接地エレメント部材の先端側の螺旋部分に嵌め込まれて螺旋部分の隙間を埋める螺旋状の導体で形成されたインピーダンス調整エレメント部材を備えているので、インピーダンス調整エレメント部材により接地エレメント部材の螺旋部分の隙間を埋めると隣接する螺旋部分同士が接続され、給電部とグランド接続部との電気長が短くなると共に実質的に導体が太くなり、インピーダンスが低くなる。したがって、インピーダンス調整エレメント部材の嵌め込み範囲を調整することで、給電部とグランド接続部との間の電気長を変化させることができ、インピーダンスを調整することが可能である。
すなわち、このアンテナ装置では、長さ調整エレメント部材が、先端に向けて螺旋部分の半径が漸次大きく設定されているので、放射エレメント部材と長さ調整エレメント部材との嵌合部分がテーパー化した形状となり、長さの異なる電流経路が複数生じて、共振長が多様化され、広帯域化を図ることが可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、放射エレメント部材と軸線を同じくして接地エレメント部材の基端側に嵌め込まれた螺旋状の導体で形成された接地側伸長エレメント部材を備えているので、接地エレメント部が伸長され、2周波化が可能になる。
すなわち、このアンテナ装置では、長さ調整エレメント部材が、絶縁性材料で被覆された導体で形成されているので、長さ調整エレメント部材が放射エレメント部材と静電結合し、スタブ付き多段ロッドアンテナ化することができ、多周波共用アンテナとすることができる。
すなわち、本発明のアンテナ装置によれば、軸線を同じくして放射エレメント部材の先端側に嵌め込まれて回動により放射エレメント部材の軸線上を進退可能な螺旋状の導体で形成された長さ調整エレメント部材を備えているので、放射エレメントとなるヘリカル部分の長さを変化させて広い可変範囲で電気長を変えることができ、共振周波数を調整することができる。また、接続する接地エレメント部材と放射エレメント部材との距離を変えることで、グランド接続部と給電部との距離を変更でき、インピーダンスを調整することが可能である。
さらに、インピーダンス調整エレメント部材を備えることで、インピーダンス調整エレメント部材を回動させるだけで、給電部とグランド接続部との間の電気長を変化させることができ、インピーダンスを調整することが可能である。
したがって、本発明のアンテナ装置では、長さ調整エレメント部材を回動させるだけで共振周波数を調整可能であり、さらにインピーダンス調整エレメント部材を備えることでインピーダンスがより調整可能となり、共振周波数またはインピーダンスが不可変で形状があらかじめ固定化されているアンテナでの実装のし直し作業や、アンテナ外部回路での集中定数素子に整合回路なしに、調整が可能になる。
本実施形態では、インピーダンス調整エレメント部材5が接地エレメント部材3と放射エレメント部材2との両方に跨がって嵌め込まれている。
上記放射エレメント部材2、長さ調整エレメント部材4、接地エレメント部材3及びインピーダンス調整エレメント部材5は、いずれも被覆がされておらず同じ線径の銅線等の金属線材を互いに同一コイル径及び同一ピッチで螺旋状に巻回させたもので、互いに同じ軸線上に配されている。
なお、ヘリカル構造を構成する上記各部材は、互いの嵌め込みと巻回とが可能であれば、線径、導体線材の材料、螺旋部分のコイル径及びピッチは適宜設定可能である。
すなわち、第2実施形態では、長さ調整エレメント部材24の先端側が拡径されてテーパー形状となっている。
このように、第3実施形態のアンテナ装置31では、放射エレメント部材2と軸線を同じくして接地エレメント部材3の基端側に嵌め込まれた螺旋状の導体で形成された接地側伸長エレメント部材36を備えているので、接地エレメント部が伸長され、2周波化が可能になる。
すなわち、第4実施形態の長さ調整エレメント部材44は、樹脂等で絶縁被覆された金属線材の導体である。
また、上記第1〜第3実施形態では、各エレメント部材において螺旋部分の導体がすべて剥き出しであるが、一部を絶縁性材料で被覆し、所定長さだけを剥き出しにすることで、調整範囲の可変域を増減させても構わない。
Claims (5)
- 給電点に接続される給電部を基端に有し螺旋状の導体で形成された放射エレメント部材と、
グランドに接続されるグランド接続部を有して前記放射エレメント部材の基端側に直接又は他の導体を介して嵌め込まれ螺旋状の導体で形成された接地エレメント部材と、
軸線を同じくして前記放射エレメント部材の先端側に嵌め込まれて回動により前記放射エレメント部材の軸線上を進退可能な螺旋状の導体で形成された長さ調整エレメント部材とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1に記載のアンテナ装置において、
少なくとも前記接地エレメント部材の先端側の螺旋部分に嵌め込まれて前記螺旋部分の隙間を埋める螺旋状の導体で形成されたインピーダンス調整エレメント部材を備えていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
前記長さ調整エレメント部材が、先端に向けて螺旋部分の半径が漸次大きく設定されていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記放射エレメント部材と軸線を同じくして前記接地エレメント部材の基端側に嵌め込まれた螺旋状の導体で形成された接地側伸長エレメント部材を備えていることを特徴とするアンテナ装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記長さ調整エレメント部材が、絶縁性材料で被覆された導体で形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206752A JP6922649B2 (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017206752A JP6922649B2 (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | アンテナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019080212A JP2019080212A (ja) | 2019-05-23 |
JP6922649B2 true JP6922649B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=66628909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017206752A Active JP6922649B2 (ja) | 2017-10-26 | 2017-10-26 | アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6922649B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5361142U (ja) * | 1976-10-22 | 1978-05-24 |
-
2017
- 2017-10-26 JP JP2017206752A patent/JP6922649B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019080212A (ja) | 2019-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2421094B1 (en) | Biconical dipole antenna including choke assemblies and related methods | |
EP0790666A1 (en) | A combined structure of a helical antenna and a dielectric plate | |
US6388625B1 (en) | Antenna device and mobile communication unit | |
US8537066B2 (en) | Truncated biconical dipole antenna with dielectric separators and associated methods | |
JPH10224139A (ja) | 2重周波数アンテナ | |
JP6258045B2 (ja) | アンテナ | |
KR19990071190A (ko) | 휴대용 무선 단말기 안테나 | |
US20140247193A1 (en) | Dipole antenna assembly having an electrical conductor extending through tubular segments and related methods | |
US4238800A (en) | Whip antenna with capacitive loading | |
TWI459633B (zh) | 多頻段高增益全向性天線 | |
WO2001020715A1 (fr) | Dispositif antenne et terminal de communication comportant ladite antenne | |
US20090115685A1 (en) | Dual band helical antenna with wide bandwidth | |
JP6922649B2 (ja) | アンテナ装置 | |
US12034209B2 (en) | Axial mode helical antenna with improved/simplified parallel open wire impedance matching technique | |
JP4427781B2 (ja) | ワイドバンド・スリーブアンテナ | |
JP6343527B2 (ja) | メタヘリカルアンテナ | |
KR101502391B1 (ko) | 페라이트를 이용한 광대역 안테나 | |
KR100958812B1 (ko) | 다중공진 안테나 및 이를 갖는 휴대용 전자기기 | |
JP2001185936A (ja) | デュアルモードアンテナ | |
JP2015073239A (ja) | アンテナ装置及び無線通信機器 | |
JP2003087031A (ja) | アンテナ | |
JP2004056280A (ja) | ヘリカルアンテナ | |
US20070057864A1 (en) | [mono-frequency antenna] | |
JP2016140051A (ja) | 輻射体、並列共振アンテナ、アンテナシステム | |
JP2022112846A (ja) | ヘリカルアンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210712 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6922649 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |