JP6921598B2 - 計算装置、影響出力システム - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様によるプログラムは、ソースコードにそれぞれ記載される関数または変数である複数の要素について、前記ソースコードの修正履歴において同時に修正された前記要素の対応が記録される同時修正関係情報が格納される記憶部を備えるコンピュータに、前記複数の要素のうち修正の対象となる修正要素を特定させることと、前記複数の要素のうち前記修正要素を修正することにより影響を受ける被影響要素を前記同時修正関係情報を用いて判定させることと、を実現させる。
以下、図1〜図13を参照して、影響出力システムの第1の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、後述する端末装置を操作する者を「ユーザ」と呼ぶ。また以下ではコンピュータに実行させる処理を記載した文書であってコンピュータのコンパイラやインタプリタにより解読され処理される文章を「ソースコード」と呼ぶ。ソースコードに記載される関数および変数を「要素」と呼ぶ。ソースコードに記載された要素に関する記載を変更すること、およびソースコードに要素に関する記載を追加することをソースコードの「修正」と呼ぶ。
図1は、影響出力システム1のシステム構成を示す図である。影響出力システム1は、ユーザが操作する端末装置100と、ネットワークを介して端末装置100に接続されるサーバ200とを備える。すなわち端末装置100はサーバ200との関係ではクライアントとみなすことができる。
図2はサーバ200に備えられる構成管理DB221の構成を示す図である。構成管理DB221には複数のリビジョンのソースコード群223、および履歴情報225が格納される。各リビジョンのソースコード群は1以上のソースコードを含む。リビジョン番号は大きいほど作成日が新しいことを示しており、リビジョン84が構成管理DB221に登録されている最新のソースコードである。
図4は、要素である関数および変数の相互関係の一例を示す図である。図4では関数を「Func」とアルファベット1文字の組み合わせで表し、変数は「Value」とアルファベット1文字の組み合わせで表している。また図4における一方向矢印は呼び出し/被呼び出し関係にあることを示しており、双方向矢印は同時修正関係にあることを示している。すなわち図4には、FuncGはFuncAを呼び出し、FuncAはValueAおよびFuncDを呼び出し、FuncDはFuncHを呼び出すことが示されている。また図4には、FuncBはFuncCを呼び出し、FuncCはFuncEおよびFuncIを呼び出すことが示されている。さらに図4には、FuncAとFuncCは同時修正関係にあり、FuncDとFuncFは同時修正関係にあることが示されている。
図6は、呼び出し関係DB121の一例を示す図である。なお図6に示す例は図4に示した相互関係に対応している。呼び出し関係DB121は、要素テーブル410と呼出関係テーブル420とから構成される。要素テーブル410は複数のレコードから構成され、各レコードは要素ID411、ファイル412、関数・変数413、のフィールドを備える。要素ID411のフィールドには、要素を特定するIDが格納される。このIDはたとえば数字であり、他の要素と異なるものであれば桁数や数値の大小は問わない。ファイル412のフィールドには、要素が定義されているファイル名が格納される。関数/変数413のフィールドには、要素の名称が格納される。
図7は、同時修正関係DB122の一例を示す図である。なお図7に示す例は図4に示した相互関係に対応している。同時修正関係DB122は、サーバ200の構成管理DB221に登録されたリビジョンごとに修正された要素を示すデータベースであり、たとえば図7に示すように関数および変数である要素を行に配し、リビジョン番号を列に配した表形式で表される。図7において丸が記載されている欄の要素が修正されたことを示している。たとえば図7にはリビジョン01ではFuncAとFuncCが修正されたことが示されており、換言するとリビジョン00とリビジョン01との差分がFuncAおよびFuncCにあることを示している。
図8は、表示部130に表示される修正影響チェック画面901の一例を示す図である。修正影響チェック画面901は、修正前入力欄902と、修正後入力欄903と、解析開始ボタン904と、リスト出力欄905とを備える。ユーザはソースコードを修正した後に修正影響チェック画面901を呼び出し、修正した箇所が影響する範囲をチェックする。詳述すると、ユーザはまず入力部140への入力により修正影響チェック画面901を呼び出し、修正前のソースコードのディレクトリを修正前入力欄902に入力し、修正後のソースコードのディレクトリを修正後入力欄903に入力する。そしてユーザが解析開始ボタン904を押下すると、修正した要素が影響する要素のリストである影響出力リスト900がリスト出力欄905に表示される。換言すると、影響出力リスト900には修正した要素と、呼び出し関係、被呼び出し関係、および同時修正関係にある全ての要素が表示される。
以上説明した機能を実現する端末装置100の動作をフローチャートを用いて説明する。
図10は、端末装置100によるサーバ200の構成管理DB221へのソースコードの登録処理を示すフローチャートである。端末装置100の不図示のCPUは、ユーザによる入力部140への入力操作に基づき図10に動作が示されるプログラムを実行する。ただしCPUはあらかじめ定められた条件、たとえば一定時間の経過などによりそのプログラムを実行してもよい。以下に説明する各ステップの実行主体は端末装置100の不図示のCPUである。
図11は、呼び出し関係検出部111による呼び出し関係DB121の作成処理を示すフローチャートである。呼び出し関係検出部111は、前述の修正影響チェック画面901が呼び出された際、修正ソースコード124が更新された際、または一定時間の経過により以下のフローチャートにより動作があらわされるプログラムを実行する。以下に説明する各ステップの実行主体は端末装置100の不図示のCPUである。
図12は、同時修正関係検出部112による同時修正関係DB122の作成処理を示すフローチャートである。同時修正関係検出部112は、前述の修正影響チェック画面901が呼び出された際、修正ソースコード124が更新された際、または一定時間の経過により以下のフローチャートにより動作があらわされるプログラムを実行する。以下に説明する各ステップの実行主体は端末装置100の不図示のCPUである。
以上の処理により、全てのリビジョン間で修正された要素が抽出され、同時修正関係DB122に登録される。
図13は、図8に示した解析開始ボタン904が押された際に実行される処理を示すフローチャートである。以下に説明する各ステップの実行主体は端末装置100の不図示のCPUである。
図14は図13のステップS807の詳細を示すフローチャートである。なお図13において説明したように、図14に示すフローチャートの処理が開始される時点で解析対象要素が選択されている。
図4に例示する要素間の関係を有し、図13のステップS803において差分として検出された要素がFuncAである場合に、図13のステップS804以下において影響出力リスト900がどのように出力されるか説明する。なお上述したフローチャートではステップS812において影響出力リスト900が出力されるとしたが、本動作例では動作との対応を明確にするために影響出力リスト900は適宜出力されることとする。
(1)ソースコードにそれぞれ記載される関数または変数である複数の要素について、ソースコードの修正履歴、すなわちリビジョンごとの差分において同時に修正された要素の組み合わせが記録される同時修正関係DB122が格納される端末記憶部120と、複数の要素のうち修正の対象となる修正要素を特定する修正要素特定部(図13のステップS803)と、複数の要素のうち修正要素を修正することにより影響を受ける被影響要素を同時修正関係DB122を用いて判定し出力する影響箇所解析判定部113とを備える。
そのため過去に同時に修正されていたことに基づいて、その一方が修正された場合に他方を出力するので、ソースコード上で呼び出し関係になくても、同時に修正すべき可能性が高い要素を検出することができる。たとえば表示に関する処理と機能に関する処理がソースコード上で呼び出し関係になくても、過去の同時修正関係を示す同時修正関係DB122を参照することで、機能や動作的に関係のある要素を検出して出力し、ユーザに注意を促すことができる。
(変形例1)
図15は、変形例1における図13のステップS807の詳細を示す図である。換言すると、変形例1においてCPUは図14により動作が表されるプログラムに代えて、図15により動作が表されるプログラムを実行する。図15と図14との違いは、図14のステップS1203が図15ではステップS1203Aに置換されている。
(9)影響箇所解析判定部113は、同時修正関係DB122を用いて、同時に修正された回数の総修正回数に対する比率が予め定められた比率以上である要素の組み合わせに基づき影響を受ける要素を判定する。そのため修正の総回数が増えても閾値をその都度変更する必要がない。
図16は、変形例2における図13のステップS807の詳細を示す図である。換言すると、変形例2においてCPUは図14により動作が表されるプログラムに代えて、図16により動作が表されるプログラムを実行する。図16と図14との違いは、ステップS1203において否定判定された場合の処理である。
(10)影響箇所解析判定部113は、同時修正関係DB122を用いて、同時に修正された回数と予め定められた回数の閾値との関係、および修正された時期と予め定められた時期の閾値との関係の組み合わせに基づき影響を受ける要素を判定する。直近に修正があった箇所については、潜在的な不具合を含む可能性が高いことを考慮し、修正された時期を考慮した影響出力リスト900を作成することができる。
図17は、変形例3において第1の実施の形態における図13のフローチャートの動作を一部変更するものである。ステップS809まで、およびステップS810以降の処理は第1の実施の形態と同様なので、図17への記載およびそれらの動作の説明を省略する。ステップS809において肯定判定されると実行されるステップS851では、解析対象要素と比較対象要素の呼び出し関係の段数と同時修正関係の段数を取得する。続くステップS852では、呼び出し関係が3段以内か否かを判断する。肯定判断する場合はステップS853に進み、否定判断をする場合はステップS810に進む。ステップS853では、同時修正関係が2段以内か否かを判断する。肯定判断する場合はステップS811に進み、否定判断をする場合はステップS810に進む。すなわち、呼び出し関係または同時修正関係が所定の段数以上の場合は、それ以上の解析を行わない。
(11)影響箇所解析判定部113は、修正要素に対する呼び出し段数および同時修正段数に基づき被影響要素を判定する。換言すると影響箇所解析判定部113は、呼び出し段数および同時修正段数が所定の段数以上になる場合は被影響要素の探索を中断する。そのため、解析対象が際限なく広がることを防止して処理時間を短縮することができる。また段数が多いほど修正対象要素との関連が薄いことが想定されるため、修正対象要素との関連が希薄な要素が影響出力リスト900に記載されることを防止できる。
上述した実施の形態では、ユーザがソースコードを修正した後にその修正の影響を出力した。しかしユーザによるソースコードの修正の有無にかかわらず、ある要素を修正した場合に影響を受ける要素を出力してもよい。この場合は、修正差分検出部115が修正ソースコード124と登録ソースコード123の差分を検出することにより解析対象の要素を特定する代わりに、ユーザから指定される要素を解析対象の要素としてもよい。すなわち第1の実施の形態では修正された要素を「修正要素」と呼んだが、本変形例では変更されることによる影響を調査する対象を「修正要素」と呼ぶ。
同時修正関係検出部112は、同時修正関係DB122を利用しやすいように加工して保存してもよい。図19は同時修正関係DB122を加工して得られた同時修正関係DB122Aの一例を示す図である。同時修正関係DB122Aは複数のレコードから構成され、各レコードは関数・変数603、修正回数604、同時修正回数605のフィールドを備える。関数・変数603のフィールドには、ソースコードに含まれる要素が格納される。関数・変数603のフィールドは図7に示す同時修正関係DB122の左端の列を転記することができる。修正回数604のフィールドには、関数・変数603のフィールドに格納される要素がこれまでに修正された回数が格納される。修正回数604のフィールドの値は、同時修正関係DB122において丸が記載された数をカウントすることにより得られる。同時修正回数605のフィールドには、それぞれの要素について、関数・変数603のフィールドに格納される要素と同時に修正された回数が格納される。同時修正回数605のフィールドの値は、図14のステップS1202と同様に同時修正関係DB122を参照することで得られる。この変形例によれば、同時修正関係DB122Aを用いることで同時修正関係にある要素のリストアップを容易に行うことができる。
端末装置100は表示部130および入力部140を備えなくてもよい。この場合は、端末装置100に接続された表示装置に入出力処理部114が映像信号を出力し、端末装置100に接続された入力装置から入出力処理部114に入力信号が入力される。
同時修正関係DB122に保存される情報の形式は図8に示す形式に限定されない。すなわち図8に示されている情報が含まれていれば、どのような形態で格納されてもよい。
同時修正関係検出部112は、構成管理DB221に格納されている全てのリビジョンのソースコードを処理対象としたが、特定の条件に該当するソースコードのみを処理対象としてもよい。たとえば、直近の1年間に生成されたリビジョンのみを処理対象としてもよいし、特定のバージョン以降のリビジョンのみを処理対象としてもよい。さらに、リビジョン間の比較ではなくバージョン番号が付されているリビジョンのみを処理対象としてもよい。また最新のソースコードを基準として影響を調査するだけではなく、過去の特定のリビジョンを基準として影響を調査して出力してもよい。たとえばリビジョン50において修正された要素の影響を調査して出力するためには、呼び出し関係検出部111はリビジョン50のソースコードを用いて呼び出し関係DB121を構築し、同時修正関係検出部112はリビジョン49までのソースコードを用いて同時修正関係DB122を構築し、修正差分検出部115はリビジョン50とリビジョン49のソースコードの差分から修正要素を検出する。
影響出力リスト900の修正影響タイプ1104には、より具体的な関連性を格納してもよい。すなわち、修正要素と影響要素の間に介在する全ての要素も関係性とともに記載してもよい。たとえば、FuncAを修正することによりFuncBは影響を受けるが、FuncAと同時修正関係にあるのがFuncCであり、FuncCと被呼び出し関係にあるのがFuncBなので、修正影響タイプ1104を「同時修正―FuncC−被呼び出し」と記載してもよい。
端末装置100は呼び出し関係検出部111および呼び出し関係DB121を備えず、呼び出し関係を評価しなくてもよい。この場合は、影響出力リスト900には同時修正関係の影響のみが記載される。
図20を参照して、影響出力システムの第2の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、サーバに同時修正関係検出部が備えられる点で、第1の実施の形態と異なる。
図20は、第2の実施の形態における影響出力システム1Aのシステム構成を示す図である。影響出力システム1Aは、ユーザが操作する端末装置100Aと、ネットワークを介して端末装置100Aに接続されるサーバ200Aとを備える。端末装置100Aは、第1の実施の形態における端末装置100の構成から同時修正関係検出部112を除いた構成を有する。端末装置100Aは、サーバ200Aから受信する同時修正関係DB222を同時修正関係DB122として端末記憶部120に記録する。サーバ200Aは、第1の実施の形態におけるサーバ200Aの構成に加えて、同時修正関係検出部212をさらに備え、サーバ記憶部220には同時修正関係検出部212が生成する同時修正関係DB222がさらに格納される。同時修正関係検出部212は、構成管理DB221を用いて同時修正関係DB222を生成する。
端末装置100Aは、定期的に、または同時修正関係DB122を参照する前にサーバ200Aに同時修正関係DB222の送付を要求する。サーバ200Aの同時修正関係検出部212は、定期的に、または端末装置100Aからの要求を受けてから同時修正関係DB222を生成する。構成管理DB221の生成方法は第1の実施の形態における同時修正関係DB122と同様なので説明を省略する。サーバ通信部250は、端末装置100Aからの要求に基づき同時修正関係DB222を端末装置100Aに送信する。
(1)端末装置100Aは、サーバ200Aから同時修正関係DB222を受信する端末通信部150と、影響箇所解析判定部113の出力を表示部130に表示させる入出力処理部114とを備える。サーバ200Aは、ソースコードの修正履歴に基づき同時修正関係DB222を作成する同時修正関係検出部212と、同時修正関係検出部212が作成した同時修正関係DB222を端末装置100Aに送信するサーバ通信部250とを備える。そのため、端末装置100Aの処理負荷を軽減できる。
図21を参照して、影響出力システムの第3の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、端末装置だけで動作が完結する点で、第1の実施の形態と異なる。
図21は、第3の実施の形態における影響出力システム1Bのシステム構成を示す図である。影響出力システム1Bは、ユーザが操作する端末装置100Bを備える。端末装置100Bは、第1の実施の形態における端末装置100の構成に加えて、端末記憶部120に構成管理DB125を備える。
端末装置100Bは、第1の実施の形態ではソースコードの登録処理をサーバに対して行っていたが、本実施の形態では端末記憶部120の構成管理DB125に対して行う。また構成管理DB125へ書き込む際に、端末処理部110は第1の実施の形態におけるサーバ処理部210と同様に履歴情報225を生成する。
図22を参照して、影響出力システムの第4の実施の形態を説明する。以下の説明では、第1の実施の形態と同じ構成要素には同じ符号を付して相違点を主に説明する。特に説明しない点については、第1の実施の形態と同じである。本実施の形態では、主に、ほとんどの処理をサーバが実行する点で、第1の実施の形態と異なる。
図22は、第4の実施の形態における影響出力システム1Cのシステム構成を示す図である。影響出力システム1Cは、ユーザが操作する端末装置100Cと、ネットワークを介して端末装置100Cに接続されるサーバ200Cとを備える。端末装置100Cは、入出力処理部114と、表示部130と、入力部140と、端末通信部150とを備える。サーバ200Cは、第1の実施の形態におけるサーバ200の構成に加えて、呼び出し関係検出部211、同時修正関係検出部212、影響箇所解析判定部213、入出力処理部214および修正差分検出部215を備える。これらの動作は、第1の実施の形態において端末装置100に備えられた同一名称の構成と同様である。またサーバ記憶部220には、呼び出し関係DB221、同時修正関係DB222、登録ソースコード223、および修正ソースコード224が格納される。
本実施の形態では、ユーザの入力部140からの入力は逐一サーバ200Cに送信され、サーバ200Cにおいて処理された結果が映像信号として端末装置100Cに送信されて表示部130に表示される。すなわち、図8に示した修正影響チェック画面901への入力など、影響箇所解析判定部113が解析対象とする要素を決定するために必要な情報も、端末通信部150を介してサーバ200Cに送信される。そしてサーバ200Cにおいて生成された影響出力リスト900を端末通信部150がサーバ200Cから受信し、入出力処理部114が表示部130に表示する。
(1)サーバ200Cは、影響箇所解析判定部213の出力を端末装置100Cに送信するサーバ通信部250を備える。端末装置100Cは、サーバ200Cから影響箇所解析判定部213の出力を受信する端末通信部150と、影響箇所解析判定部213の出力を表示部130に表示させる入出力処理部114とを備える。端末通信部150は、サーバ200Cの修正要素特定部(図13のステップS803)が修正要素を特定するために必要な情報を送信する。そのため端末装置の処理を大幅に削減することができる。
上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
100、100A、100B、100C…端末装置
110…端末処理部
111、211…関係検出部
112、212…同時修正関係検出部
113、213…影響箇所解析判定部
114、214…入出力処理部
115、215…修正差分検出部
120…端末記憶部
121…呼び出し関係データベース
122…同時修正関係データベース
130…表示部
150…端末通信部
200、200A、200C…サーバ
210…サーバ処理部
220…サーバ記憶部
221…構成管理データベース
250…サーバ通信部
900…影響出力リスト
951…修正前影響チェック画面
1104…修正影響タイプ
Claims (11)
- ソースコードにそれぞれ記載される関数または変数である複数の要素について、前記ソースコードの修正履歴において同時に修正された前記要素の組み合わせが記録される同時修正関係情報が格納される記憶部と、
前記複数の要素のうち修正の対象となる修正要素を特定する修正要素特定部と、
前記複数の要素のうち前記修正要素を修正することにより影響を受ける被影響要素を前記同時修正関係情報を用いて判定し出力する影響箇所解析判定部とを備え、
前記記憶部には、前記ソースコードにおける前記要素の呼び出し関係が記録される呼び出し関係情報がさらに格納され、
前記影響箇所解析判定部は、前記同時修正関係情報および前記呼び出し関係情報を用いて、前記修正要素に対する呼び出し段数および同時修正段数に基づき前記被影響要素を判定する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記影響箇所解析判定部は、前記同時修正関係情報を用いて、同時に修正された回数が予め定められた回数以上である前記要素の組み合わせに基づき前記被影響要素を判定する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記影響箇所解析判定部は、前記同時修正関係情報を用いて、同時に修正された回数の総修正回数に対する比率が予め定められた比率以上である前記要素の組み合わせに基づき前記被影響要素を判定する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記影響箇所解析判定部は、前記同時修正関係情報を用いて、同時に修正された回数と予め定められた回数の閾値との関係、および修正された時期と予め定められた時期の閾値との関係の組み合わせに基づき前記被影響要素を判定する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記影響箇所解析判定部は、前記被影響要素について、前記修正要素との関連性を出力する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記修正要素を特定する情報が入力される入力部をさらに備え、
前記修正要素特定部は前記ソースコードの修正前後の差分または前記入力部への入力に基づき前記修正要素を特定する計算装置。 - 請求項1に記載の計算装置において、
前記ソースコードの修正履歴に基づき前記同時修正関係情報を作成し、前記記憶部に格納する同時修正関係検出部をさらに備える計算装置。 - 請求項7に記載の計算装置およびサーバを備える影響出力システムにおいて、
前記計算装置は、
前記サーバから前記ソースコードの修正履歴を受信する計算装置通信部と、
前記影響箇所解析判定部の出力を表示部に表示させる表示制御部とをさらに備え、
前記サーバは、
前記ソースコードの修正履歴を格納するサーバ記憶部と、
前記計算装置に前記ソースコードの修正履歴を送信するサーバ通信部とを備える影響出力システム。 - 請求項1に記載の計算装置およびサーバを備える影響出力システムにおいて、
前記計算装置は、
前記サーバから前記同時修正関係情報を受信する計算装置通信部と、
前記影響箇所解析判定部の出力を表示部に表示させる表示制御部とをさらに備え、
前記サーバは、
前記ソースコードの修正履歴に基づき前記同時修正関係情報を作成する同時修正関係検出部と、
前記同時修正関係検出部が作成した前記同時修正関係情報を前記計算装置に送信するサーバ通信部とを備える影響出力システム。 - 請求項1に記載の計算装置およびクライアントを備える影響出力システムにおいて、
前記計算装置は、前記影響箇所解析判定部の出力を前記クライアントに送信する計算装置通信部をさらに備え、
前記クライアントは、
前記計算装置から前記影響箇所解析判定部の出力を受信するクライアント通信部と、
前記影響箇所解析判定部の出力を表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記クライアント通信部は、前記計算装置の前記修正要素特定部が前記修正要素を特定するために必要な情報を送信する影響出力システム。 - ソースコードにそれぞれ記載される関数または変数である複数の要素について、前記ソースコードの修正履歴において同時に修正された前記要素の対応が記録される同時修正関係情報が格納されるとともに、前記ソースコードにおける前記要素の呼び出し関係が記録される呼び出し関係情報がさらに格納される記憶部を備えるコンピュータに、
前記複数の要素のうち修正の対象となる修正要素を特定させることと、
前記複数の要素のうち前記修正要素を修正することにより影響を受ける被影響要素を、前記同時修正関係情報および前記呼び出し関係情報を用いて、前記修正要素に対する呼び出し段数および同時修正段数に基づき判定させることと、を実現させるためのプログラム。
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