JP6921363B1 - エンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラ - Google Patents

エンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラ Download PDF

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Abstract

エンジニアリングツール(1)は、第1の記憶領域を有する第1の記憶装置を備え、複数の機能を有する、第1のユニット(4)と、第2の記憶領域を有する第2の記憶装置を備える第2のユニット(3)と、を備えるプログラマブルロジックコントローラ(2)に接続される。エンジニアリングツール(1)は、機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、機能と紐付けられたデバイスを識別する情報と、全てのデバイスを第1の記憶領域において連続する領域に割り付けたアドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部(12c)と、第1の対象データ記憶部(12c)から、有効である機能と紐付けられた全てのデバイスが割り付けられた構成データを取得し、デバイスを識別する情報と、デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて設定情報を生成する第1の設定部(11e)と、を備える。

Description

本開示は、エンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラに関する。
工場における生産工程を自動化するFA(Factory Automation)機器の制御を行う装置として、プログラマブルロジックコントローラ(PLC、Programmable Logic Controller)が使用されている。
PLCは、予め設定された制御プログラムを実行するCPUユニットと特殊な機能を実行する特殊ユニットを備える。CPUユニットは、特殊ユニットとの間で、実行した制御プログラムの出力データを供給する動作と入力データを取得する動作を繰り返す。CPUユニットと特殊ユニットとの間において繰り返し行われる出力データの供給と入力データ取得をリフレッシュと呼ぶ。
特開2017−027539号公報
特許文献1に記載されたPLCは、連続したアドレスにリフレッシュをすることで、連続しないアドレスにリフレッシュをする場合に比べて、データの供給と取得にかかる時間を短縮しようとするものである。
特許文献1に記載されたPLCは、リフレッシュを必要としない記憶領域にもアドレスを割り付ける。このため、リフレッシュを必要としない記憶領域にアクセスがなされたり、将来の仕様変更のために予約された記憶領域にアクセスがなされたりすることがある。
このように、特許文献1に記載されたPLCにおいては、不要なアクセスが行われることにより、効率的にデータを送受信することができないという問題がある。また、特許文献1に記載されたPLCに設定されるデータを生成するエンジニアリングツールも、同様の問題を有する。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、効率的なリフレッシュを実現するエンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示に係るエンジニアリングツールは、
第1の記憶装置を備え、複数の機能を有する、第1のユニットと、第2の記憶装置を備える第2のユニットと、を備えるプログラマブルロジックコントローラに接続されたエンジニアリングツールであって、
前記第1の記憶装置は、前記複数の機能と紐付けられた複数のデバイスが割り付けられる第1の記憶領域を備え、
前記第2の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第2の記憶領域を備え、
前記第2のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を含む設定情報を前記エンジニアリングツールから取得して、前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと対応付けて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとの対応テーブルを生成し、生成した前記対応テーブルに基づいて、各前記デバイスについて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータを前記第1の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを取得して前記第2の記憶領域に記憶する動作と、を含むリフレッシュ動作を繰り返し、
前記エンジニアリングツールは、前記機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、前記デバイスを識別する情報と、前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスを前記第1の記憶領域において連続する領域に割り付けた当該アドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部と、前記第1の対象データ記憶部から、有効である前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスが前記第1の記憶領域において割り付けられた前記構成データを取得し、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて前記設定情報を生成する第1の設定部と、を備える。
本開示によれば、連続する記憶領域にデバイスが割り付けられていることにより、不要なリフレッシュを回避することができるため、効率的なリフレッシュを行うエンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラが提供される。
実施の形態1に係るエンジニアリングツールを含むシステムの概略説明図 図1に示すエンジニアリングツールの記憶部に記憶された情報の具体例 (A)〜(F)は図1に示すエンジニアリングツールの記憶部に記憶された情報の別の具体例 図1に示すエンジニアリングツールの検索用データ算出部による検索用データの算出の説明図 図1に示すエンジニアリングツールの記憶部に記憶された情報の別の具体例 図1に示すエンジニアリングツールのハードウェア構成図 図1に示すエンジニアリングツールに接続されたプログラマブルロジックコントローラの概略説明図 図1に示すシステムに含まれるプログラマブルロジックコントローラの動作タイミングを示す説明図 図1に示すシステムに含まれるCPUユニットによって生成された情報の具体例 図1に示すエンジニアリングツールにおいて情報の送受信に関するデータを生成する処理を説明するフローチャート 図1に示すシステムに含まれる特殊ユニットにおいて情報の送受信に関するデータを取得する処理を説明するフローチャート 図1に示すシステムに含まれるCPUユニットにおいて情報の送受信に関するデータを生成する処理を説明するフローチャート 実施の形態2に係るエンジニアリングツールを含むシステムの概略説明図 図13に示すエンジニアリングツールの記憶部に記憶された情報の具体例を示す図 図13に示すネットワークユニットとリモートユニットの概略説明図 実施の形態3に係るCPUユニットを含むシステムの概略説明図 図16に示すCPUユニットの概略説明図
以下、図面を参照しながら、本開示の実施の形態に係るエンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラ(PLC、Programmable Logic Controller)を説明する。各図面においては、同一又は同等の部分に同一の符号を付す。
(実施の形態1)
図1を参照しながら、実施の形態1に係るエンジニアリングツール1とPLC2を含む機器情報設定システム全体の概要を説明する。
エンジニアリングツール1は、リフレッシュに関する情報を生成し、記憶し、PLC2に設定する機器である。PLC2において、リフレッシュとは、CPUユニット3によって実行された制御プログラムの入出力データのうち、有効である機能に対応するものを、CPUユニット3が特殊ユニット4に供給し、又はCPUユニット3が特殊ユニット4から取得することをいう。後述するように、CPUユニット3が特殊ユニット4に供給した出力データ又はCPUユニット3が特殊ユニット4から取得した入力データは、CPUユニット3又は特殊ユニット4が備える記憶領域に記憶される。入出力データが記憶される各区画をデバイスという。
エンジニアリングツール1は、後述する各部を制御する演算を行う演算部11と、リフレッシュに関する情報を記憶する記憶部12と、PLC2との通信インタフェースである外部インタフェース13と、リフレッシュに関する情報を表示する表示装置14と、リフレッシュに関する情報を入力する入力装置15と、を備える。
記憶部12は、特殊ユニット4の備える各機能に関する情報であるユニットパラメータ情報を記憶するユニットパラメータ情報記憶部12bと、リフレッシュの対象となるデバイスに関するデータを記憶するリフレッシュ対象データ記憶部12cと、リフレッシュに関する情報を記憶するリフレッシュ設定データ記憶部12dと、を備える。
リフレッシュ対象データ記憶部12cは、請求項における、第1の対象データ記憶部の一例である。
図2に示すように、ユニットパラメータ情報記憶部12bに記憶されたユニットパラメータ情報は、パラメータ名称と、そのパラメータの種別を示す値であるパラメータ種別と、そのパラメータの設定値と、を含む。
パラメータ種別は、パラメータの役割を示す値である。パラメータが、特殊ユニット4が有する機能のうち、そのパラメータに対応するものを使用するか否かを切り替えるものである場合には、パラメータ種別は「機能使用判定」に設定される。パラメータが、特殊ユニット4が有する機能のうち、そのパラメータに対応するものの動作を設定するものである場合には、パラメータ種別は「ユニット動作」に設定される。なお、パラメータ種別は、パラメータ毎に予め設定されている。
パラメータの設定値は、PLC2の動作を変更するときに、ユーザによって入力された値である。ユーザによって入力された値は、後述するように、ユニットパラメータ設定部11aによって設定され、ユニットパラメータ情報記憶部12bに記憶される。
パラメータ名称がP1であるパラメータとパラメータ名称がP3であるパラメータのパラメータ種別は機能使用判定であり、それぞれの設定値は、機能使用及び機能未使用である。パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータの設定値は、機能が有効であるか無効であるかを示す機能有効無効情報である。
以下、パラメータ名称がP1、P2、…、P6であるパラメータを、単にパラメータP1、P2、…、P6と表す。
前述したように、入出力データの記憶領域をデバイスエリアといい、デバイスエリアのうち、各入出力データに割り付けられた区画をデバイスという。
リフレッシュ対象データ記憶部12cには、以下の割付規則a1〜a3に従って割り付けられた特殊ユニット4におけるデバイスのアドレスを含むデバイス構成データが記憶されている。
デバイス割付規則a1は、「ユニットパラメータ情報に基づいて、リフレッシュ対象のデバイスをデバイスエリアに割り付ける」という規則である。
デバイス割付規則a2は、「リフレッシュ対象のデバイスをデバイスエリアの先頭から前詰めで割り付ける」という規則である。
デバイス割付規則a3は、「シングルワードデバイスをデバイスエリアの先頭から前詰めで割り付けた領域に連続してダブルワードデバイスを割り付ける。また、シングルワードデバイスの数が奇数である場合は、デバイスエリアの先頭アドレスに1ワード加えたアドレスを先頭として、シングルワードデバイスとダブルワードデバイスを割り付ける」という規則である。なお、アドレスが1ワードで表現されるデバイスをシングルワードデバイス、2ワードで表現されるデバイスをダブルワードデバイスという。
リフレッシュ対象データ記憶部12cには、パラメータ種別が「機能使用判定」であるパラメータの全ての組合せについて、機能に対応するデバイスを識別する情報と、特殊ユニット4においてそのデバイスが割り付けられているアドレスを含む、デバイス構成データが記憶されている。
また、使用しない機能に対応するデバイスにリフレッシュを行う必要はないため、リフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶されている各デバイス構成データは、ユニットパラメータ情報においてパラメータ種別が「機能使用判定」であり、かつ、設定値が「機能使用」である機能と紐付けられたデバイスのデバイス構成データのみを含んでいる。
デバイス構成データは、請求項における、構成データの一例である。
図2に示した例では、パラメータ種別が「機能使用判定」であるパラメータは、パラメータP1、P3、P4、P6の4つである。
ある機能を使用する場合に、ユーザはその機能に対応するパラメータの設定値を機能使用に設定する。
リフレッシュ対象データ記憶部12cには、パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータP1、P3、P4、P6の設定値の全ての組合せについて、機能に対応するリフレッシュ対象デバイスとそのアドレスを含むデバイス構成データの群が記憶されている。デバイス構成データの群は予めリフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶されており、後述するように、リフレッシュに必要なデバイス構成データが、リフレッシュ対象データとして、リフレッシュ対象データ取得部11dによって取得される。
各デバイス構成データには、後述する検索用データが付加されている。各機能に、それぞれ、デバイスD1〜D4が紐付けられているものとする。
パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータはパラメータP1、P3、P4、P6の4つであるため、図3(A)〜(F)に6つの代表例を示すように、リフレッシュ対象データ記憶部12cには、16通りのデバイス構成データが記憶されている。
例えば、図3(A)はパラメータ種別が機能使用判定であるパラメータP1、P3、P4、P6のうち、設定値が「機能使用」であるものがない場合を示す。図3(B)はパラメータP1の設定値のみが「機能使用」である場合を示す。図3(C)はパラメータP3の設定値のみが「機能使用」である場合を示す。図3(D)はパラメータP1、P3の設定値が「機能使用」であり、パラメータP4、P6の設定値が「機能未使用」である場合を示す。図3(E)はパラメータP1、P4の設定値が「機能使用」であり、パラメータP3、P6の設定値が「機能未使用」である場合を示す。図3(F)はパラメータ種別が機能使用判定であるパラメータP1、P3、P4、P6のうち、全てのパラメータP1、P3、P4、P6設定値が「機能使用」である場合を示す。
図2に示したユニットパラメータ情報に対応するデバイス構成データは、設定値が機能使用に設定されているパラメータP1、P4に対応するものである。このデバイス構成データは、図3(E)に示したデバイス構成データであり、デバイスD1、D3がアドレス0、1にそれぞれ割り付けられている。
図3(B)〜(F)に示したように、デバイスが割り付けられている場合には、全てのデバイスは、アドレス0を先頭とする領域に連続して割り付けられている。例えば、図3(F)に示した場合には、デバイスD1〜D4がアドレス0〜4に連続して割り付けられている。
図4に示すように、リフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶された検索用データは、パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータの設定値を0又は1で表したビットを並べるという規則に従って算出される。
この検索用データの値は、後述する検索用データ算出部11cによって算出される値と同一の値である。
具体的には、検索用データは、以下の規則に従って算出される。
図2に示した例では、パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータはP1、P3、P4、P6の4つであり、パラメータP1とP4の設定値が機能使用、パラメータP3とP6の設定値が機能未使用に設定されている。設定値が機能使用であるパラメータP1、P4に対応するビット値を1、設定値が機能未使用であるパラメータP3、P6に対応するビット値を0として、これらのビット値を下位ビットから上位ビットにかけてパラメータP1〜P6の順に並べると2進数のビット列「0101」となる。
2進数のビット列「0101」をひとまとまりの10進数の整数値として解釈した値5が検索用データとして算出される。説明した規則によれば、パラメータP1、P3、P4、P6の設定値の全ての組合せのデバイス構成データについて、0から15までの範囲の互いに異なる検索用データが算出される。
検索用データを算出する規則は、請求項における、算出規則の一例である。
図5に示すように、リフレッシュ設定データ記憶部12dには、例えば、特殊ユニット4におけるデバイスのアドレス、特殊ユニット4におけるデバイスを識別する情報、CPUユニット3におけるデバイスを識別する情報、データの転送方向に関する情報を含むリフレッシュ設定データが記憶されている。また、リフレッシュ設定データには、後述する番号が付加されている。
リフレッシュ設定データは、リフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶されたデバイス構成データのうち、機能使用判定が機能使用であるパラメータの組合せに対応するリフレッシュ対象データを含んでいる。
図2に示した例によれば、パラメータ種別が機能使用判定であるパラメータP1、P3、P4、P6のうち、設定値が機能使用であるパラメータはP1とP4であるため、リフレッシュ設定データは、図3(E)に示したデバイスD1、D3がアドレス0、1に割り付けられたデバイス構成データを含む。
CPUユニット3におけるデバイスのアドレスは、後述するように、ユーザによって設定された値である。転送方向は、エンジニアリングツール1の記憶部12に予め記憶されているが、ユーザによって設定されてもよい。
リフレッシュ設定データには、一度のリフレッシュでリフレッシュするデバイスに対して、1つの番号が付加されている。
リフレッシュ設定データは、請求項における、設定情報の一例である。
図1に戻って、演算部11は、特殊ユニット4が有する機能の動作に関するパラメータを設定するユニットパラメータ設定部11aと、パラメータの組に対応する検索用データを算出する検索用データ算出部11cと、検索用データに基づいてリフレッシュ対象データを取得するリフレッシュ対象データ取得部11dと、CPUユニット3にリフレッシュに関する情報を設定するリフレッシュ設定部11eと、を備える。
検索用データ算出部11cは、請求項における、第1の検索用データ算出部の一例である。
リフレッシュ対象データ取得部11dは、請求項における、第1の対象データ取得部の一例である。
リフレッシュ設定部11eは、請求項における、第1の設定部の一例である。
以上説明した機能的構成を有するエンジニアリングツール1は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット等のコンピュータにインストールしたプログラムを実行させることにより実現される。
エンジニアリングツール1を実現するハードウェア構成の一例を、図6を参照しながら説明する。
エンジニアリングツール1は、情報を演算する情報演算装置10を含む。
情報演算装置10は、後述する様々な演算処理を行うプロセッサ101と、入力部105、出力部106等の他の装置と通信する通信部102と、情報を一時的に記憶するDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶部103と、情報を永続的に記憶するハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)等の補助記憶部104と、プロセッサ101、通信部102、主記憶部103又は補助記憶部104の間で交換される情報の経路であるバス108と、を備える。
プロセッサ101は図1に示した演算部11を実現するハードウェアの一例であり、通信部102は外部インタフェース13を実現するハードウェアの一例であり、主記憶部103、補助記憶部104は記憶部12を実現するハードウェアの一例である。
入力部105は図1に示した入力装置15を実現するハードウェアの一例である。
入力部105は、外部からのデータの入力を受け付ける装置である。入力部105は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、マイク等のヒューマン・インタフェース・デバイスを含む。
なお、入力部105は、他装置が送信した信号を検知する装置である、パラレルバス、シリアルバス等の受信インタフェースであってもよい。
出力部106は図1に示した表示装置14を実現するハードウェアの一例である。
出力部106は、ユーザに各種の情報を表示する情報を出力する装置であり、例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、有機ELディスプレイ等を含む。出力部106は、情報を文字、画像等の形式で印刷するプリンタ、プロッタ等も含む。
次に、PLC2の構成を示す図7を参照して、エンジニアリングツール1が接続されるPLC2の構成について説明する。
PLC2は、ユーザによって作成された制御プログラムであるユーザプログラムを実行する装置であるCPU(Central Processing Unit)ユニット3と、後述する特殊な機能を提供する装置である特殊ユニット4と、これらのユニットを接続するユニットであるベースユニット5と、を含む。
続いて、CPUユニット3と特殊ユニット4の詳細について説明する。
CPUユニット3は、ユーザプログラムの実行を含む演算処理を実行する演算部31と、各種の情報を記憶する記憶部32と、他の装置との通信インタフェースである外部インタフェース33と、を備える。
記憶部32は、複数のデバイスが割り付けられる記憶領域であるデバイスエリア32aを備える。
記憶部32は、請求項における、第2の記憶装置の一例であり、デバイスエリア32aは、請求項における、第2の記憶領域の一例である。
特殊ユニット4は、A/D変換処理、D/A変換処理等の特殊な機能を実行する装置である。特殊ユニット4には、特殊な機能の実行を担当する外部機器6が接続されている。
特殊ユニット4は、外部機器6の制御を含む演算処理を実行する演算部41と、各種の情報を記憶する記憶部42と、他の装置との通信インタフェースである外部インタフェース43と、を備える。
演算部41は、図4に示した規則と同一の規則で検索用データを算出する検索用データ算出部41c及びリフレッシュ対象データを取得するリフレッシュ対象データ取得部41dを備える。
記憶部42は、複数のデバイスが割り付けられ記憶領域であるデバイスエリア42aを備える。
また、記憶部42は、リフレッシュ対象データを記憶するリフレッシュ対象データ記憶部42cを備える。リフレッシュ対象データ記憶部42cには、リフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶されているデバイス構成データと同一のデータが記憶されている。
検索用データ算出部41cは、請求項における、第2の検索用データ算出部の一例である。リフレッシュ対象データ取得部41dは、請求項における、第2の対象データ取得部の一例である。
記憶部42は、請求項における、第1の記憶装置の一例であり、デバイスエリア42aは、請求項における、第1の記憶領域の一例である。リフレッシュ対象データ記憶部42cは、請求項における、第2の対象データ記憶部の一例である。
特殊ユニット4には、外部インタフェース43を介して、1つ以上の外部機器6が接続されている。
CPUユニット3及び特殊ユニット4は、1台のベースユニット5に搭載されている。CPUユニット3は、外部インタフェース33によってベースユニット5と接続されている。また、特殊ユニット4は、外部インタフェース43によってベースユニット5と接続されている。
ベースユニット5は、内部にバス50を備える。CPUユニット3と特殊ユニット4は、バス50によって接続されている。
なお、PLC2に含まれるユニット、例えば、CPUユニット3、特殊ユニット4、ベースユニット5も、エンジニアリングツール1と同様に、図6に示した情報演算装置10によって実現される。
CPUユニット3は、請求項における、第2のユニットの一例であり、特殊ユニット4は、請求項における、第1のユニットの一例である。
次に、CPUユニット3と特殊ユニット4の間で実行されるリフレッシュの詳細を説明する。
なお、リフレッシュは、請求項における、リフレッシュ動作の一例である。
PLC2は、動作モードとして、例えば、ユーザプログラムを実行する運転モードと、情報を設定する設定モードと、を含む。
図8に示すように、運転モードにおいて、CPUユニット3は、ユーザプログラムの実行を繰り返す。また、CPUユニット3は、ユーザプログラムの実行が終了した後、次にユーザプログラムを実行するまでに、END処理を実行する。
1回のユーザプログラムの実行とこれに続くEND処理を合わせて1スキャンという。
END処理において、CPUユニット3は、リフレッシュ対象データに基づき、特殊ユニット4と通信し、デバイスエリア32aに記憶されたデバイスデータを読み出し、特殊ユニット4にデバイスデータを供給して、デバイスエリア42aに記憶する。また、CPUユニット3は、デバイスエリア42aに記憶されたデバイスデータを読み出し、特殊ユニット4から受信して、デバイスエリア32aに記憶する。デバイスエリア32aとデバイスエリア42aに記憶されるデバイスデータは、リフレッシュ対象デバイスのデバイスデータであり、図2に示したユニットパラメータ情報において、機能を使用するものと設定された機能に対応するデバイスに係るものである。
特殊ユニット4の演算部41は、デバイスエリア42aに記憶されたデバイスデータに基づいて機能を実行し、外部機器6に出力する。また、特殊ユニット4の演算部41は、外部機器6から情報を取得し、取得したデバイスデータをデバイスエリア42aに記憶する。
リフレッシュにおいて、デバイスエリア32a、42aはワード単位でアクセスされる。デバイスエリア32a、42aに記憶されたデバイスデータは、デバイスエリア32aから42aへ、又はデバイスエリア42aから32aへ、異なるスキャンに跨がることなく転送される。
図9に示すように、デバイスエリア32a、42a間のデータ転送は、CPUユニット3におけるデバイスエリア32aの先頭アドレスと、特殊ユニット4におけるデバイスエリア42aの先頭アドレスと、転送するワード数であるリフレッシュ数とを含むリフレッシュテーブルに基づいて行われる。リフレッシュテーブルに含まれる番号が同一のアドレスに対しては、異なるスキャンに跨がることなく複数ワードのデータが一括で転送される。
図9に示した例では、例えば、デバイスエリア32aのアドレス1000から2ワードの領域と、デバイスエリア42aのアドレス0から2ワードの領域との間で、データ転送が行われる。
リフレッシュテーブルは、記憶部32に記憶されている。
リフレッシュテーブルは、請求項における、対応テーブルの一例である。
次に、図10のフローチャートを参照しながら、エンジニアリングツール1においてリフレッシュ設定データを生成する処理を説明する。この処理は、ユーザが、ユニットパラメータ情報を変更するときに実行される。
エンジニアリングツール1のユニットパラメータ設定部11aは、ユーザによって入力された情報を取得し、取得した情報からユニットパラメータ情報を抽出し、ユニットパラメータ情報記憶部12bに記憶する(ステップS1)。
図2に示した例では、ユーザは、パラメータ名称とパラメータ種別が表示されているエンジニアリングツール1の表示装置14を見ながら入力装置15を操作し、空欄又はデフォルト値が設定されているパラメータの設定値を埋める。
次に、ユニットパラメータ設定部11aは、入力装置15に入力されたパラメータの設定値を取得して、パラメータ名称及びパラメータ種別に対応付けてユニットパラメータ情報を生成し、生成したユニットパラメータ情報をユニットパラメータ情報記憶部12bに記憶する。
パラメータ名称は、パラメータを識別する情報の一例である。
検索用データ算出部11cは、ユニットパラメータ情報記憶部12bからパラメータの設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、検索用データを算出する(ステップS2)。
図2、図4に示した例では、パラメータP1、P4の設定値が機能使用に設定され、パラメータP3、P6の設定値が機能未使用に設定されているため、検索用データ算出部11cは、検索用データとして5を算出する。
リフレッシュ対象データ取得部11dは、リフレッシュ対象データ記憶部12cに記憶されているデバイス構成データのうち、ステップS2において検索用データ算出部11cによって算出された検索用データの整数値5を含むデバイス構成データを検索する。
続いて、リフレッシュ対象データ取得部11dは、検索して見つかったデバイス構成データをリフレッシュ対象データとして取得する(ステップS3)。
図3(E)、図4に示した例では、リフレッシュ対象データ記憶部12cは、デバイスD1、D3がそれぞれアドレス0、1に割り付けられているデバイス構成データを取得する。
リフレッシュ設定部11eは、以下のようにして、リフレッシュ設定データを生成し、リフレッシュ設定データ記憶部12dに記憶する(ステップS4)。
図3(E)に示したように、デバイスD1、D3は、特殊ユニット4において、デバイスエリア42aのアドレス0、1に割り付けられている。エンジニアリングツール1の表示装置14には、デバイスエリア42aにおけるデバイスD1、D3の割付が表示されている。
このため、ユーザは、エンジニアリングツール1の表示装置14を見ながら入力装置15を操作し、空欄又はデフォルト値が設定されている、CPUユニット3における各デバイスを識別する情報を入力する。
リフレッシュ設定部11eは、リフレッシュ対象データ取得部11dを介してデバイス構成データを取得し、取得したデバイス構成データに含まれる特殊ユニット4におけるデバイスのアドレスと、特殊ユニット4におけるデバイスを識別する情報と、ユーザによって入力されたCPUユニット3におけるデバイスを識別する情報とを対応付けて、リフレッシュ設定データを生成する。
次に、リフレッシュ設定部11eは、特殊ユニット4のデバイスエリア42aにおいて、アドレスが連続しているデバイスの各グループに対して一つの番号を付与する。リフレッシュ設定部11eは、アドレスが連続しているデバイスの全てのグループに対して、1から昇順に番号を付与することを繰り返す。
以上説明した例では、全てのデバイスD1、D2が割り付けられている特殊ユニット4におけるアドレスが連続しているため、番号は1のみである。
仮に、アドレスに連続していない領域が含まれ、又は一度に転送可能な上限を超える場合には、連続するアドレスに割り当てられたデバイスのグループ毎に、2以上の異なる番号が付与される。
リフレッシュ設定部11eは、生成したリフレッシュ設定データに番号を対応付けて、リフレッシュ設定データ記憶部12dに記憶する。
以上で、エンジニアリングツール1においてリフレッシュ設定データを生成する処理が完了する。
検索用データ算出部41c及びリフレッシュ対象データ取得部41dは、エンジニアリングツール1における検索用データ算出部11c、リフレッシュ対象データ取得部11dと同様の機能を有している。
このため、特殊ユニット4は、ユニットの動作を実行するため、図11に示すように、リフレッシュ対象データを取得する。以下、検索用データ算出部41c及びリフレッシュ対象データ取得部41dについて、検索用データ算出部11c、リフレッシュ対象データ取得部11dと異なる動作について説明する。
検索用データ算出部41cは、CPUユニット3からユニットパラメータ情報を取得して、検索用データを算出する(ステップS5)。
具体的には、検索用データ算出部41cは、CPUユニット3から、ユニットパラメータ情報記憶部12bに記憶されているユニットパラメータ情報を取得して、図4に示した規則で、検索用データを算出する。
リフレッシュ対象データ取得部41dは、リフレッシュ対象データ記憶部42cから、検索用データ算出部41cによって算出された検索用データを含むデバイス構成データをリフレッシュ対象データとして取得する(ステップS6)。
特殊ユニット4は、ステップS6で取得したリフレッシュ対象データに基づいて、ユニットの動作を実行する。例えば、特殊ユニット4は、機能を実行して、デバイスエリア42aに記憶されたデバイスデータを外部機器6に供給し、又は外部機器6から取得したデバイスデータをデバイスエリア42aに記憶する。
次に、CPUユニット3がリフレッシュテーブルを生成する処理を説明する。
図12に示すように、CPUユニット3は、ユニットパラメータ情報とリフレッシュ設定データを記憶する(ステップS7)。
具体的には、まず、CPUユニット3は、外部インタフェース33を介して、エンジニアリングツール1のユニットパラメータ情報記憶部12bから特殊ユニット4のユニットパラメータ情報を、リフレッシュ設定データ記憶部12dから特殊ユニット4のリフレッシュ設定データを、それぞれ取得する。次に、CPUユニット3は、取得したユニットパラメータ情報とリフレッシュ設定データを記憶部32に記憶する。
CPUユニット3は、PLC2の動作モードが運転モードになる前、例えばPLC2のシステム起動時に、記憶部32に記憶した特殊ユニット4のユニットパラメータ情報を、外部インタフェース33を介して特殊ユニット4に供給する。
次に、CPUユニット3は、記憶部32に記憶したリフレッシュ設定データに基づいて、CPUユニット3においてデバイスが割り付けられている領域の先頭アドレスと、特殊ユニット4においてデバイスが割り付けられている領域の先頭アドレスと、転送するワード数であるリフレッシュ数とを含むリフレッシュテーブルを生成する(ステップS8)。
具体的には、CPUユニット3は、図5に示したリフレッシュ設定データから、特殊ユニット4においてデバイスが割り付けられている領域の先頭アドレスと、CPUユニット3におけるデバイスを識別する情報と、連続するアドレスに割り付けられているデバイスのグループに付与された番号と、を抽出する。
図5に示した例によれば、デバイスD1、D3は、デバイスエリア42aの先頭であるアドレス0と、その次のアドレスである1に連続して割り付けられている。また、デバイスD1、D3には、共通の番号1が付与されている。
ユーザによって、予めCPUユニット3のデバイスエリア32aのアドレス1000にデバイスCD1が、アドレス1001にデバイスCD2がそれぞれ割り付けられているものとする。
CPUユニット3は、図9に示すように、CPUユニット3における先頭アドレス1000と、特殊ユニット4における先頭アドレス0と、番号1が付与されたデバイスが割り付けられている領域のサイズであるリフレッシュ数2と、を対応付けてリフレッシュテーブルを生成する。
以上の説明では、シングルワードデバイスのみが割り付けられていることを前提としたが、ダブルワードデバイスが割り付けられている場合においても、CPUユニット3は、同様に、リフレッシュテーブルを生成する。すなわち、2つのダブルワードデバイスが割り付けられているアドレスの差が2であれば、それらの2つのデバイスは、連続した領域に割り付けられている。
CPUユニット3は、動作モードが運転モードであるとき、生成されたリフレッシュテーブルに基づいて、リフレッシュを実行する。
CPUユニット3は、1スキャン毎に、デバイスエリア42aの領域のうち、特殊ユニット4における先頭アドレス0からリフレッシュ数分の領域である2ワード分の領域に記憶されたデバイスデータを取得し、デバイスエリア32aの領域のうち、CPUユニット3における先頭アドレスから1000リフレッシュ数分の領域である2ワード分の領域に記憶する。
図5に示した例によれば、図9に示すように、END処理において、デバイスD1からCD1、デバイスD3からCD2への合計2ワード分のデータの供給が行われる。
以上説明したエンジニアリングツール1は、以下の効果を有する。
リフレッシュ対象データ記憶部12c、42cに記憶されたリフレッシュ対象データは、リフレッシュ対象でないデバイスに関するデータを含まない。このため、リフレッシュ設定データ及びリフレッシュテーブルも、リフレッシュ対象でないデバイスのアドレスを含まない。
従って、リフレッシュ対象でないデバイスにリフレッシュが行われることがないため、効率的にリフレッシュが行われる。
リフレッシュ設定データ記憶部12dに記憶されるリフレッシュ設定データは、使用しない機能に関するリフレッシュ対象デバイスのアドレスを含まない。このため、リフレッシュテーブルも、使用しない機能に関するリフレッシュ対象デバイスのアドレスを含まない。
従って、使用しない機能に関するリフレッシュ対象デバイスにリフレッシュが行われることがないため、効率的にリフレッシュが行われる。
特殊ユニット4のデバイスエリア42aの先頭アドレスから連続した領域にリフレッシュが行われるため、連続しない領域にリフレッシュが行われる場合に比べて、効率的にリフレッシュが行われる。
シングルワードデバイスとダブルワードデバイスが混在する場合でも、これらのデバイスは連続したアドレスに割り付けられている。このため、ダブルワードのデバイスデータに不整合が生じない。
(実施の形態2)
実施の形態1に係るエンジニアリングツール1を含む機器情報設定システムにおいては、PLC2は、バス50によって接続されたCPUユニット3と特殊ユニット4との間でリフレッシュを実行する。
これに対し、実施の形態2に係るエンジニアリングツール100を含む機器情報設定システムにおいては、PLC200は、CPUユニット3、ベースユニット5、ネットワークユニット7及び複数の機能を有するリモートユニット8を含む。ネットワークユニット7とリモートユニット8とはネットワークを介して接続され、定期的なデータの送受信、すなわち、サイクリック交信を行っている。また、CPUユニット3は、ネットワークユニット7との間でリフレッシュを実行する。
以下、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図13に示すように、実施の形態2に係るエンジニアリングツール100は、PLC200に接続されている。
リモートユニット8とCPUユニット3との間のリフレッシュは、より詳しくは、ネットワークユニット7とリモートユニット8との間で行われるサイクリック交信、及びCPUユニット3とネットワークユニット7との間で行われるリフレッシュによって行われる。
リモートユニット8は、請求項における、第3のユニットの一例である。
エンジニアリングツール100は、エンジニアリングツール1の構成要素を備える。
これに加え、記憶部12は、後述するネットワーク範囲割付情報を記憶するネットワーク範囲割付情報記憶部12eを備える。
また、リフレッシュ設定データ記憶部12dには、デバイスを識別する情報と、リモートユニット8においてデバイスが割り付けられたアドレスと、が対応付けて記憶されている。
図14に示すように、ネットワーク範囲割付情報記憶部12eには、ネットワークユニット7におけるデバイスであるリンクデバイスの先頭デバイスと、リモートユニット8を識別する符号である局番と、リモートユニット8におけるデバイスの先頭デバイス及び先頭アドレスと、サイクリック交信に必要とされるデータ転送数であるサイクリック交信数と、ネットワークユニット7とリモートユニット8との間の転送方向とを含むネットワーク範囲割付情報が記憶されている。
ネットワーク範囲割付情報は、請求項における、ネットワーク情報の一例である。
図14に示した例では、リンクデバイスLD1を先頭デバイスとするリンクデバイスに係るデバイスデータは、ネットワークユニット7からリモートユニット8に転送される。また、リンクデバイスLD2を先頭デバイスとするリンクデバイスに係るデバイスデータは、リモートユニット8からネットワークユニット7に転送される。
転送方向が異なる場合には、転送方向毎にリンクデバイスのデバイスエリアを分け、分けたデバイスエリア毎に、リンクデバイスLD1を先頭とするリンクデバイスとリンクデバイスLD2を先頭とするリンクデバイスがそれぞれ前詰めで割り付けられてもよい。
演算部11は、ネットワーク範囲割付情報を設定するネットワーク範囲割付設定部11gを備える。
ネットワーク範囲割付設定部11gは、リモートユニット8のリフレッシュ対象データに基づいて、ネットワーク範囲割付情報を生成する。例えば、ネットワーク範囲割付設定部11gは、転送方向毎に、リモートユニット8におけるリフレッシュ対象デバイスのうちの連続するもの及び連続する数を抽出する。次に、ネットワーク範囲割付設定部11gは、リモートユニット8におけるリフレッシュ対象デバイスをネットワークユニット7におけるリンクデバイスに割り付けた場合のリンクデバイスの先頭とサイクリック交信数を算出してネットワーク範囲割付情報を生成する。最後に、ネットワーク範囲割付設定部11gは、生成したネットワーク範囲割付情報をネットワーク範囲割付情報記憶部12eに記憶する。
ネットワーク範囲割付設定部11gは、請求項における、第2の設定部の一例である。
図15に示すように、ネットワークユニット7は、CPUユニット3と同様の構成を備える。
すなわち、ネットワークユニット7は、リモートユニット8との通信を制御する演算部71と、リフレッシュ及びサイクリック交信に関する情報が記憶されている記憶部72と、他の装置との通信インタフェースである外部インタフェース73と、を備える。記憶部72は、デバイスデータが記憶されるデバイスエリア72aを備える。
リモートユニット8は、演算部41及び記憶部42と同様の機能を備える演算部81及び記憶部82を備える。具体的には、演算部81は検索用データ算出部81c及びリフレッシュ対象データ取得部81dを備える。また、記憶部82はデバイスエリア82a及びリフレッシュ対象データ記憶部82cを備え、デバイスエリア82aには、デバイスエリア72aに割り付けられたデバイスに対応するデバイスに関するデバイスデータが記憶される。
記憶部82は、請求項における、第3の記憶装置の一例であり、デバイスエリア82aは、請求項における、第3の記憶領域の一例である。
リモートユニット8には、外部インタフェース83を介して、外部機器6が接続されている。
次に、エンジニアリングツール100を用いたネットワークユニット7とリモートユニット8との間のリフレッシュについて説明する。
CPUユニット3は、外部インタフェース13を介して、ユニットパラメータ情報記憶部12bからユニットパラメータ情報を、リフレッシュ設定データ記憶部12dからリフレッシュ設定データを、ネットワーク範囲割付情報記憶部12eからネットワーク範囲割付情報を、それぞれ取得し、記憶部32に記憶する。
CPUユニット3は、PLC200の動作モードが運転モードになる前、例えばPLC200のシステム起動時に、記憶部32に記憶したリモートユニット8のユニットパラメータ情報を、外部インタフェース73、83を介してリモートユニット8に供給する。
また、CPUユニット3は、ネットワーク範囲割付情報を、ネットワークユニット7に供給する。
CPUユニット3は、記憶部32に記憶されたリフレッシュ設定データに基づいて、CPUユニット3における先頭アドレスと、ネットワークユニット7における先頭アドレスと、転送するワード数であるリフレッシュ数とを含むリフレッシュテーブルを生成する。
具体的には、CPUユニット3は、リフレッシュ設定データから、ネットワークユニット7におけるデバイスの先頭アドレスと、CPUユニット3における先頭アドレスを抽出する。次に、CPUユニット3は、ネットワークユニット7におけるアドレスのうち、連続するアドレスの数をワード単位でカウントし、カウントした値をリフレッシュ数とする。この手順を、リフレッシュ設定データに付与されている全ての番号について繰り返す。
動作モードが運転モードであるとき、CPUユニット3は、リフレッシュテーブルに基づいて、1スキャン毎に、デバイスエリア32aの領域のうち、CPUユニット3における先頭アドレスからリフレッシュ数分の領域に記憶されたデバイスデータをネットワークユニット7に供給し、デバイスエリア72aの領域のうち、ネットワークユニット7における先頭アドレスからリフレッシュ数分の領域に記憶させる。
また、CPUユニット3は、リフレッシュテーブルに基づいて、1スキャン毎に、デバイスエリア72aの領域のうち、ネットワークユニット7における先頭アドレスからリフレッシュ数分の領域に記憶されたデバイスデータを取得し、デバイスエリア32aの領域のうち、CPUユニット3における先頭アドレスからリフレッシュ数分の領域に記憶する。
ネットワークユニット7は、CPUユニット3から取得したネットワーク範囲割付情報に基づいて、すなわち、リンクデバイスの先頭デバイスと、リフレッシュ対象デバイスの先頭アドレスと、サイクリック交信数と、に基づいて、リモートユニット8とサイクリック交信を行う。具体例には、ネットワークユニット7は、通信経路9を介して、デバイスエリア72aの先頭アドレスからサイクリック交信数分だけ記憶されたデバイスデータをリモートユニット8に供給し、デバイスエリア82aに記憶させる。また、ネットワークユニット7は、通信経路9を介して、デバイスエリア82aの先頭アドレスからサイクリック交信数分だけ記憶されたデバイスデータを取得し、デバイスエリア72aに記憶する。
サイクリック交信は、請求項における、サイクリック交信動作の一例である。
以上説明したエンジニアリングツール100及びPLC200によれば、ネットワークユニット7とリモートユニット8とが通信経路9によって接続されている場合でも、CPUユニット3とリモートユニット8との間で効率的にリフレッシュを行うことができる。
(実施の形態3)
実施の形態1に係るエンジニアリングツール1は、ユニットパラメータ情報記憶部12b、リフレッシュ対象データ生成部11b及びリフレッシュ設定部11eを備える。
これに対し、図16に示す実施の形態3に係るCPUユニット300を含む機器情報設定システムにおいては、CPUユニット300は、実施の形態1におけるエンジニアリングツール1の機能を備える。
具体的には、図17に示すように、CPUユニット300は、ユニットパラメータ設定部311a、検索用データ算出部311c、リフレッシュ対象データ取得部311d、リフレッシュ設定部311e、ユニットパラメータ情報記憶部312b及びリフレッシュ対象データ記憶部312cを備える。
リフレッシュ設定部311eは、請求項における、第1の設定部の一例である。
PLC302は、CPUユニット300、特殊ユニット4及びベースユニット5を含み、特殊ユニット4及びベースユニット5の構成は、実施の形態1において説明したものと同様である。
また、記憶部312、42に記憶されるデータの構造も実施の形態1において説明したものと同様である。
リフレッシュ対象データ記憶部312cは、請求項における、第1の対象データ記憶部の一例である。
以下、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
ユーザは、CPUユニット300の表示装置314を見ながら入力装置315を操作し、パラメータの設定値を入力する。
次に、ユニットパラメータ設定部311aは、入力装置315に入力されている情報を取得して、パラメータを識別する情報と、パラメータの設定値と、パラメータ種別と、を含めてユニットパラメータ情報を抽出し、抽出したユニットパラメータ情報をユニットパラメータ情報記憶部312bに記憶する。
検索用データ算出部311cは、ユニットパラメータ情報記憶部312bからパラメータの設定値を取得し、取得した設定値に基づいて、検索用データを算出する。
リフレッシュ対象データ取得部311dは、リフレッシュ対象データ記憶部312cに記憶されているデバイス構成データのうち、検索用データ算出部311cによって算出された値と同一の検索用データを含むデバイス構成データを検索する。
続いて、リフレッシュ対象データ取得部311dは、検索して見つかったデバイス構成データをリフレッシュ対象データ記憶部312cから取得する。
リフレッシュ設定部311eは、以下のようにして、リフレッシュ設定データを生成し、リフレッシュ設定データ記憶部312dに記憶する。
ユーザは、CPUユニット300の表示装置314を見ながら入力装置315を操作し、特殊ユニット4における各デバイスのリフレッシュ先である、CPUユニット300における各デバイスを対応付ける。ユーザは、特殊ユニット4における各デバイスをCPUユニット300における各デバイスと対応付けたデータを、外部インタフェース313を介して入力してもよい。
リフレッシュ設定部311eは、リフレッシュ対象データ取得部311dによって取得されたリフレッシュ対象データから特殊ユニット4におけるデバイスのアドレスを抽出し、CPUユニット300におけるデバイスと対応付けて、リフレッシュ設定データを生成する。
リフレッシュ設定部311eは、生成したリフレッシュ設定データをリフレッシュ設定データ記憶部312dに記憶する。
以上で、CPUユニット300においてリフレッシュ設定データを生成する処理が完了する。
次に、CPUユニット300がリフレッシュテーブルを生成する処理を説明する。
まず、CPUユニット300は、ユニットパラメータ情報記憶部312bから特殊ユニット4のユニットパラメータ情報を、リフレッシュ設定データ記憶部312dから特殊ユニット4のリフレッシュ設定データを、それぞれ取得する。次に、CPUユニット300は、取得したユニットパラメータ情報とリフレッシュ設定データを記憶部312に記憶する。
CPUユニット300は、PLC302の動作モードが運転モードになる前、例えばPLC302のシステム起動時に、記憶部312に記憶した特殊ユニット4のユニットパラメータ情報を、外部インタフェース313を介して特殊ユニット4に供給する。
CPUユニット300は、記憶部312に記憶したリフレッシュ設定データに基づいて、CPUユニット300における先頭アドレスと、特殊ユニット4における先頭アドレスと、転送するワード数であるリフレッシュ数とを含むリフレッシュテーブルを生成する。
具体的には、CPUユニット300は、リフレッシュ設定データから、特殊ユニット4におけるデバイスの先頭アドレスと、CPUユニット300における先頭アドレスを抽出して、リフレッシュテーブルを生成する。次に、CPUユニット300は、CPUユニット300におけるアドレスのうち、連続するアドレスの数をワード単位でカウントし、カウントした値をリフレッシュ数として求める。CPUユニット300は、求めたリフレッシュ数をリフレッシュテーブルに付加する。この手順を、全てのデバイスについて繰り返す。
以上の手順で生成したリフレッシュテーブルに従い、CPUユニット300は、運転モードにおいて、特殊ユニット4との間でリフレッシュを行う。
特殊ユニット400によれば、エンジニアリングツール1を必要としないので、装置全体の構成を簡略化することができる。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本開示に係るエンジニアリングツールは、プログラマブルロジックコントローラによる情報の送受信に好適である。
1、100 エンジニアリングツール、2、200、302 PLC、3、300 CPUユニット、4 特殊ユニット、5 ベースユニット、6 外部機器、7 ネットワークユニット、8 リモートユニット、11、31、41、71、81、311 演算部、12、32、42、72、82、312 記憶部、13、33、43、73、83、313 外部インタフェース、32a、42a、72a、82a、332a デバイスエリア、11a、311a ユニットパラメータ設定部、11c、41c、81c、311c 検索用データ算出部、11d、41d、81d、311d リフレッシュ対象データ取得部、11e、311e リフレッシュ設定部、11g ネットワーク範囲割付設定部、12b、312b ユニットパラメータ情報記憶部、12c、42c、82c、312c リフレッシュ対象データ記憶部、12d、312d リフレッシュ設定データ記憶部、12e ネットワーク範囲割付情報記憶部、13、313 外部インタフェース、14、314 表示装置、15、315 入力装置。

Claims (10)

  1. 第1の記憶装置を備え、複数の機能を有する、第1のユニットと、第2の記憶装置を備える第2のユニットと、を備えるプログラマブルロジックコントローラに接続されたエンジニアリングツールであって、
    前記第1の記憶装置は、前記複数の機能と紐付けられた複数のデバイスが割り付けられる第1の記憶領域を備え、
    前記第2の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第2の記憶領域を備え、
    前記第2のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を含む設定情報を前記エンジニアリングツールから取得して、前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと対応付けて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとの対応テーブルを生成し、生成した前記対応テーブルに基づいて、各前記デバイスについて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータを前記第1の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを取得して前記第2の記憶領域に記憶する動作と、を含むリフレッシュ動作を繰り返し、
    前記エンジニアリングツールは、前記機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、前記デバイスを識別する情報と、前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスを前記第1の記憶領域において連続する領域に割り付けた当該アドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部と、前記第1の対象データ記憶部から、有効である前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスが前記第1の記憶領域において割り付けられた前記構成データを取得し、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて前記設定情報を生成する第1の設定部と、を備える、
    エンジニアリングツール。
  2. 前記デバイスは、前記第1の記憶領域に割り付けられたときにアドレスが1ワードで表現されるデバイスであるシングルワードデバイスと、前記第1の記憶領域に割り付けられたときにアドレスが2ワードで表現されるデバイスであるダブルワードデバイスのいずれかであり、
    前記ダブルワードデバイスは、前記シングルワードデバイスが割り付けられた領域と連続する領域に割り付けられ、かつ、前記シングルワードデバイスの数が偶数である場合には、前記シングルワードデバイスは、前記第1の記憶領域の先頭の領域を示すアドレスから割り付けられ、前記シングルワードデバイスの数が奇数である場合には、前記シングルワードデバイスは、前記第1の記憶領域の先頭の領域を示すアドレスの次の領域を示すアドレスから割り付けられている、
    請求項1に記載のエンジニアリングツール。
  3. 前記第1の対象データ記憶部には、前記有効無効情報の全ての組合せについて、各前記組合せを一意に識別する算出規則に基づいて算出された検索用データが前記構成データ毎に記憶され、
    前記エンジニアリングツールは、前記算出規則に基づいて前記検索用データを算出する第1の検索用データ算出部と、
    前記第1の対象データ記憶部に記憶された前記構成データの群のうち、前記第1の検索用データ算出部によって算出された前記検索用データを含む前記構成データを取得する第1の対象データ取得部と、を備え、
    前記第1の設定部は、前記第1の対象データ記憶部から、前記第1の対象データ取得部によって取得された前記構成データを取得する、
    請求項1又は2に記載のエンジニアリングツール。
  4. 前記第1のユニットは、前記算出規則に基づいて算出された検索用データが前記構成データ毎に記憶されている第2の対象データ記憶部と、
    前記算出規則に基づいて前記検索用データを算出する第2の検索用データ算出部と、
    前記第2の対象データ記憶部に記憶された前記構成データの群のうち、前記第2の検索用データ算出部によって算出された前記検索用データを含む前記構成データを取得する第2の対象データ取得部と、を備え、
    前記第1のユニットは、前記第2の対象データ取得部によって取得された前記構成データに含まれる前記デバイスを識別する情報に基づいて、前記デバイスと紐付けられた前記機能を実行する、
    請求項3に記載のエンジニアリングツール。
  5. 第1の記憶装置を備える第1のユニットと、第2の記憶装置を備える第2のユニットと、第3の記憶装置を備え、複数の機能を有し、前記第1のユニットと通信経路によって接続された第3のユニットと、を備えるプログラマブルロジックコントローラに接続されたエンジニアリングツールであって、
    前記第3の記憶装置は、前記複数の機能と紐付けられた複数のデバイスが割り付けられる第3の記憶領域を備え、
    前記第1の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第1の記憶領域を備え、
    前記第2の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第2の記憶領域を備え、
    前記第1のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、前記第3の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、転送方向と、を含むネットワーク情報を前記エンジニアリングツールから取得して、取得した前記ネットワーク情報に基づいて、各前記デバイスについて、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを、前記通信経路を介して前記第3の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第3の記憶領域に記憶されたデータを、前記通信経路を介して取得して、前記第1の記憶領域に記憶する動作と、を含むサイクリック交信動作を繰り返し、
    前記第2のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第3の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を含む設定情報を前記エンジニアリングツールから取得して、前記デバイスを識別する情報に基づいて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとを対応付けて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとの対応テーブルを生成し、生成した前記対応テーブルに基づいて、各前記デバイスについて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータを前記第1の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを取得して前記第2の記憶領域に記憶する動作と、を含むリフレッシュ動作を繰り返し、
    前記エンジニアリングツールは、前記機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、前記デバイスを識別する情報と、前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスを前記第3の記憶領域において連続する領域に割り付けた当該アドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部と、
    前記第1の対象データ記憶部から、有効である前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスが前記第3の記憶領域において割り付けられた前記構成データを取得し、前記デバイスを識別する情報と、前記第3の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて前記設定情報を生成する第1の設定部と、
    前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、前記第3の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとを対応付けて、前記ネットワーク情報を生成する第2の設定部と、
    を備える、
    エンジニアリングツール。
  6. 前記デバイスは、前記第3の記憶領域に割り付けられたときにアドレスが1ワードで表現されるデバイスであるシングルワードデバイスと、前記第3の記憶領域に割り付けられたときにアドレスが2ワードで表現されるデバイスであるダブルワードデバイスのいずれかであり、
    前記ダブルワードデバイスは、前記シングルワードデバイスが割り付けられた領域と連続する領域に割り付けられ、かつ、前記シングルワードデバイスの数が偶数である場合には、前記シングルワードデバイスは、前記第3の記憶領域の先頭の領域を示すアドレスから割り付けられ、前記シングルワードデバイスの数が奇数である場合には、前記シングルワードデバイスは、前記第3の記憶領域の先頭の領域を示すアドレスの次の領域を示すアドレスから割り付けられている、
    請求項5に記載のエンジニアリングツール。
  7. 前記第1の対象データ記憶部には、前記有効無効情報の全ての組合せについて、各前記組合せを一意に識別する算出規則に基づいて算出された検索用データが前記構成データ毎に記憶され、
    前記エンジニアリングツールは、前記算出規則に基づいて前記検索用データを算出する第1の検索用データ算出部と、
    前記第1の対象データ記憶部に記憶された前記構成データの群のうち、前記第1の検索用データ算出部によって算出された前記検索用データを含む前記構成データを取得する第1の対象データ取得部と、を備え、
    前記第1の設定部は、前記第1の対象データ記憶部から、前記第1の対象データ取得部によって取得された前記構成データを取得する、
    請求項5又は6に記載のエンジニアリングツール。
  8. 前記第3のユニットは、前記算出規則に基づいて算出された検索用データが前記構成データ毎に記憶されている第2の対象データ記憶部と、
    前記算出規則に基づいて前記検索用データを算出する第2の検索用データ算出部と、
    前記第2の対象データ記憶部に記憶された前記構成データの群のうち、前記第2の検索用データ算出部によって算出された前記検索用データを含む前記構成データを取得する第2の対象データ取得部と、を備え、
    前記第3のユニットは、前記第2の対象データ取得部によって取得された前記構成データに含まれる前記デバイスを識別する情報に基づいて、前記デバイスと紐付けられた前記機能を実行する、
    請求項7に記載のエンジニアリングツール。
  9. 第1の記憶装置を備え、複数の機能を有する、第1のユニットと、第2の記憶装置を備える第2のユニットと、を備え、エンジニアリングツールが接続されるプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記第1の記憶装置は、前記複数の機能と紐付けられた複数のデバイスが割り付けられる第1の記憶領域を備え、
    前記第2の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第2の記憶領域を備え、
    前記第2のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を含む設定情報を前記エンジニアリングツールから取得して、前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと対応付けて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとの対応テーブルを生成し、生成した前記対応テーブルに基づいて、各前記デバイスについて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータを前記第1の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを取得して前記第2の記憶領域に記憶する動作と、を含むリフレッシュ動作を繰り返し、
    前記エンジニアリングツールは、前記機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、前記デバイスを識別する情報と、前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスを前記第1の記憶領域において連続する領域に割り付けた当該アドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部と、前記第1の対象データ記憶部から、有効である前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスが前記第1の記憶領域において割り付けられた前記構成データを取得し、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて前記設定情報を生成する第1の設定部と、を備える、
    プログラマブルロジックコントローラ。
  10. 第1の記憶装置を備え、複数の機能を有する、第1のユニットと、第2の記憶装置を備える第2のユニットと、を備えるプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記第1の記憶装置は、前記複数の機能と紐付けられた複数のデバイスが割り付けられる第1の記憶領域を備え、
    前記第2の記憶装置は、前記複数のデバイスが割り付けられる第2の記憶領域を備え、
    前記第2のユニットは、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を含む設定情報を前記第2の記憶装置から取得して、前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと対応付けて、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと前記第2の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスとの対応テーブルを生成し、生成した前記対応テーブルに基づいて、各前記デバイスについて、前記第2の記憶領域に記憶されたデータを前記第1の記憶領域に供給して記憶させる動作と、前記第1の記憶領域に記憶されたデータを取得して前記第2の記憶領域に記憶する動作と、を含むリフレッシュ動作を繰り返し、
    前記第2のユニットは、前記機能が有効であるか否かを示す有効無効情報の全ての組合せについて、前記デバイスを識別する情報と、前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスを前記第1の記憶領域において連続する領域に割り付けた当該アドレスを含む構成データの群が記憶された第1の対象データ記憶部と、前記第1の対象データ記憶部から、有効である前記機能と紐付けられた全ての前記デバイスが前記第1の記憶領域において割り付けられた前記構成データを取得し、前記デバイスを識別する情報と、前記第1の記憶領域において前記デバイスが割り付けられたアドレスと、を対応付けて前記設定情報を生成する第1の設定部と、を備える、
    プログラマブルロジックコントローラ。
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