JP6916434B2 - 投稿管理装置、投稿管理方法、投稿管理プログラム - Google Patents

投稿管理装置、投稿管理方法、投稿管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザー端末から画像などのコンテンツの投稿を受け付ける投稿管理装置、投稿管理方法、投稿管理プログラムに関する。
一般に、ユーザー端末から通信ネットワークを介して画像などのコンテンツのウェブサイトへの投稿を受け付け可能なシステムが知られている。例えば、前記ウェブサイトは、複数の飲食店の情報が検索可能な飲食店情報サイトである。なお、投稿される画像とユーザーの識別情報とをタグ付けにより関連付けて管理する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−063325号公報
ところで、ユーザーによってウェブサイトに投稿されるコンテンツは、他のユーザーによってダウンロード可能であるため、そのコンテンツが不正にウェブサイトへの投稿に流用されるおそれがある。例えば、ある飲食店のメニューの画像が他の飲食店のメニューの画像として流用されることが考えられる。
本発明の目的は、ウェブサイトに投稿されたコンテンツが不正にウェブサイトへの投稿に流用されることを防止することが可能な投稿管理装置、投稿管理方法、投稿管理プログラムを提供することにある。
本発明に係る投稿管理装置は、投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力処理部と、前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加処理部と、前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿処理部と、前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿処理部による当該コンテンツの投稿を制限可能な制限処理部とを備える。
本発明に係る投稿管理方法は、投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力ステップと、前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加ステップと、前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限可能な制限ステップとを含む。
本発明に係る投稿管理プログラムは、投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力ステップと、前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加ステップと、前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限可能な制限ステップとをコンピューターに実行させるための投稿管理プログラムである。
本発明によれば、ウェブサイトに投稿されたコンテンツが不正にウェブサイトへの投稿に流用されることを防止することが可能な投稿管理装置、投稿管理方法、投稿管理プログラムが提供される。
図1は、本発明の実施の形態に係る投稿管理システムの構成を示すブロック図である。 図2Aは、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で使用されるユーザー情報の一例を示す図である。 図2Bは、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で使用される施設情報の一例を示す図である。 図2Cは、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で使用される施設所属情報の一例を示す図である。 図2Dは、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で使用されるグループ情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で実行される投稿管理処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態に係る投稿管理システムにおいてユーザー端末に表示される表示画面の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で実行される投稿管理処理の他の例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で実行される投稿管理処理の他の例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る投稿管理装置で実行される投稿管理処理の他の例を示すフローチャートである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、各実施形態に係る構成の一部又は全部を任意に組み合わせることも可能である。
[第1実施形態]
まず、図1〜図4を参照しつつ、本発明の第1実施形態に係る投稿管理システム1について説明する。
[投稿管理システム1]
図1に示すように、投稿管理システム1は、投稿管理装置2と一又は複数のユーザー端末3とを含む。投稿管理装置2及びユーザー端末3は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信ネットワークN1を介して通信可能である。
そして、投稿管理システム1では、投稿管理装置2が、ユーザー端末3から画像、音声、又は動画などのコンテンツの投稿を受け付けて特定のウェブサイトにアップロードする。前記特定のウェブサイトは、ユーザー端末3などの情報処理装置から通信ネットワークN1を介して閲覧可能である。前記特定のウェブサイトは、例えば新年会、忘年会、バーベキュー、宴会、懇親会、同窓会、社員旅行、及びゴルフコンペ等の各種のイベントで使用される飲食店、イベント会場、ホテル、又はゴルフ場などの施設の情報が提供される情報提供サイトである。また、前記情報提供サイトで提供される情報は、食品、電化製品、又は車両などの物品、或いは、宴会コース、ウエディングプラン、旅行プランなどのサービスに関する情報であってもよい。本実施形態では、前記特定のウェブサイトが、飲食店の情報を提供する飲食店検索サイトである場合を例に挙げて説明する。
[投稿管理装置2]
図1に示されるように、投稿管理装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーコンピューターである。なお、投稿管理装置2は、1台のコンピューターに限らず、複数台のコンピューターが協働して動作するコンピューターシステムであってもよい。また、投稿管理装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
通信I/F24は、投稿管理装置2を有線又は無線で通信ネットワークN1に接続し、通信ネットワークN1を介してユーザー端末3などの外部機器との間で所定の通信プロト
コルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部22は、各種の情報を記憶する半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などを含む不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、ユーザー情報D1、施設情報D2、施設所属情報D3、グループ情報D4などのデータが記憶される。ここに、図2Aはユーザー情報D1の一例を示す図、図2Bは施設情報D2の一例を示す図である。また、図2Cは施設所属情報D3の一例を示す図、図2Dはグループ情報D4の一例を示す図である。
図2Aに示されるように、ユーザー情報D1には、ユーザー端末3のユーザーごとに対応するユーザーID、ユーザー名、パスワード、連絡先などの情報が含まれる。ユーザーIDはユーザーを識別するための識別情報の一例であって、ユーザーID及びパスワードはユーザーのログイン処理で使用される。ユーザー名は、ユーザーの氏名等である。連絡先は、ユーザーに情報を通知する際の宛先となる情報であって、例えばメールアドレス又はSNS(Social Networking Service)のID等である。
図2Bに示されるように、施設情報D2には、施設ごとに対応する施設ID、施設名、エリア、ジャンル、予算などの情報が含まれる。施設IDは、施設を識別するための識別情報の一例である。エリアは、施設の所在地を示し、ジャンルは、施設で提供されるサービス内容を識別可能な業態であって、例えば料理ジャンルを示す。予算は、例えば施設の利用について必要な平均的な金額として予め設定された金額である。なお、施設情報D2には、他に利用目的、許容人数、クーポン使用可否、飲み放題有無、又は食べ放題有無などの情報が含まれていてもよい。
図2Cに示されるように、施設所属情報D3には、施設ごとに対応する施設IDと、当該施設ID各々に属するユーザーのユーザーIDとが対応付けて記憶されている。例えば、制御部21は、施設ごとに予め設定された管理者によるユーザー端末3の操作に応じて、施設に属するユーザーIDを登録することが可能である。これにより、制御部21は、施設所属情報D3に基づいて、ユーザー各々が属する施設を判断することが可能である。
図2Dに示されるように、グループ情報D4には、チェーン店種別ごとに対応するチェーン店IDと、当該チェーン店ID各々に属する施設の施設IDとが対応付けて記憶されている。なお、チェーン店種別は、複数の投稿者に対応するグループの一例である。例えば、制御部21は、チェーン店種別ごとに予め設定された管理者によるユーザー端末3の操作に応じて、チェーン店種別に属する施設IDを登録することが可能である。これにより、制御部21は、グループ情報D4に基づいて、施設各々が属するチェーン店種別を判断することが可能である。
なお、他の実施形態として、ユーザー情報D1、施設情報D2、施設所属情報D3、グループ情報D4などの情報の一部又は全部が、投稿管理装置2から通信ネットワークN1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されていることも考えられる。そして、投稿管理装置2の制御部21は、前記サーバーから各種の情報を取得して、後述の投稿管理処理(図3参照)などの各処理を実行してもよい。
また、記憶部22には、予め表示レイアウトが設定された各種のウェブページをユーザー端末3に表示させるための特定のウェブサイトの情報も記憶される。具体的に、ユーザー端末3に表示される前記特定のウェブサイトには、後述の登録ページP11(図4参照)などが含まれる。なお、登録ページP11などのウェブページは、例えばHTMLなどのマークアップ言語で定義される。
本実施形態では、前記特定のウェブサイトが、飲食店などの施設の検索に用いられるグルメ情報検索サイトである場合を例に挙げて説明する。なお、前記特定のウェブサイトは、予め設定された一つのドメインに属するウェブページの集合体であってもよいが、例えば同一の投稿管理装置2に記憶された複数のドメインに属するウェブページの集合体を前記特定のウェブサイトとして捉えてもよい。具体的に、前記登録ページP11は、前記特定のウェブサイト内のページであって、前記特定のウェブサイトとドメインが共通しているページである。また、前記特定のウェブサイトに含まれるウェブページは、複数の投稿管理装置2のようなサーバーに分散して記憶されたものであってもよい。
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の投稿管理処理(図3参照)を実行させるための投稿管理プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記投稿管理プログラムは、CD又はDVDなどのコンピューター読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、投稿管理装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより投稿管理装置2を制御する。
具体的に、制御部21は、図1に示されるように、入力処理部211、付加処理部212、投稿処理部213、制限処理部214などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記投稿管理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、制御部21に含まれる一部又は全部の処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記投稿管理プログラムは、複数のプロセッサーを前記各種の処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
入力処理部211は、ユーザー端末3を用いた投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付けるための処理を実行する。また、入力処理部211は、ユーザー端末3に所定のログインページを表示させ、ユーザー端末3に対するユーザー操作によって入力されるユーザーID及びパスワートと、ユーザー情報D1におけるユーザーID及びパスワードとに基づいてユーザーを認証して投稿管理装置2にログインさせる。これにより、投稿管理装置2では、ユーザー端末3の現在のユーザーを投稿者として特定することが可能である。
付加処理部212は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、前記コンテンツの入力操作を行った前記投稿者であるユーザーに対応する投稿者情報を当該コンテンツに付加する処理を実行する。前記投稿者情報には、前記投稿者であるユーザーのユーザーID、又は前記ユーザーが属する施設の施設IDなどが含まれる。
より具体的に、付加処理部21は、コンテンツのファイル名のように容易に参照可能な情報ではなく、METAタグ情報、ヘッダー情報、インデックス情報、又はプロパティ情報などのように意図的に参照しなければ参照されない非表示情報に前記投稿者情報を追加することにより当該投稿者情報を前記コンテンツに付加する。なお、前記投稿者情報を前記コンテンツに付加する手法はこれに限らないが、前記非表示情報はインターネット上のクローリング処理によって検索可能な手法であることが望ましい。例えば、付加処理部212は、前記クローリング処理で検索可能な電子透かしとして前記投稿者情報を前記コンテンツに付加することが考えられる。
なお、前記クローリング処理では、インターネット上で公開されている不特定のウェブページを対象に、検索対象として入力されるユーザーID又は施設IDが前記非表示情報に含まれるコンテンツが検索されることも考えられる。しかしながら、ユーザーID又は施設IDは任意に登録又は削除されるおそれがあるため、前記クローリング処理の対象となるユーザーID又は施設IDの入力が必要となり、その入力作業に手間が生じる。これに対し、付加処理部21は、前記投稿者情報と共に、投稿者がコンテンツを投稿した投稿先である前記特定のウェブページのメインサイトのドメイン名又はサイト名などのサイト識別情報を前記非表示情報に追加することにより当該サイト識別情報を前記コンテンツにする付加することが考えられる。これにより、インターネット上のクローリング処理において、前記サイト識別情報を検索することにより当該サイト識別情報が付加された前記コンテンツを検索することが可能となる。従って、前記クローリング処理では、例えば前記サイト識別情報に検索対象の前記サイト識別情報が付加されているウェブページが検索され、その検索によって抽出されたウェブページのうち前記特定のウェブページとは前記サイト識別情報が異なるウェブページが、前記特定のウェブページで使用されている前記コンテンツが不正に掲載されているおそれがあるウェブページとして特定されることが考えられる。これにより、前記クローリング処理の実行に要する操作者の手間又は情報処理装置の処理負担が軽減される。
投稿処理部213は、前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを含む投稿データを、通信ネットワークN1を介して外部のユーザー端末3などの情報処理装置で閲覧可能な前記特定のウェブサイトに投稿するための投稿処理を実行する。具体的に、投稿処理部213は、記憶部22の記憶領域のうち、前記特定のウェブサイトが記憶された記憶領域に前記コンテンツなどの投稿データを記憶させる。なお、前記投稿データは、例えば飲食店のメニュー情報、又はユーザーによるレビュー情報などである。また、投稿処理部213は、前記コンテンツを前記特定のウェブサイト上にアップロードすることが可能であれば、前記投稿処理の内容はこれに限らない。例えば、前記特定のウェブサイトを管理する管理サーバーが投稿管理装置2とは別に設けられている場合、投稿処理部213は、前記投稿データを前記管理サーバーにアップロードすることが考えられる。
制限処理部214は、予め設定された制限条件に従って投稿処理部213による当該コンテンツの投稿を制限することが可能である。具体的に、制限処理部214は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者であるユーザーの前記投稿者情報と異なる場合に、前記制限条件が充足すると判断し、投稿処理部213による当該コンテンツの投稿を制限する。例えば、前記コンテンツの投稿の制限は、前記コンテンツの前記特定のウェブサイトへの投稿を禁止すること、前記コンテンツに予め設定された画像処理を施すこと、又は前記コンテンツに所定のメッセージを付加すること等である。
[ユーザー端末3]
図1に示されるように、ユーザー端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。ユーザー端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置であり、投稿管理装置2にアクセスして前記特定のウェブサイトの閲覧、又は前記特定のウェブサイトへの投稿などを行うユーザーによって使用される操作端末である。
具体的に、ユーザーは、ユーザー端末3を用いて、前記所定のログインページにユーザーID及びパスワードを入力することにより投稿管理装置2にログインする。これにより、投稿管理装置2の制御部21は、ユーザー端末3に現在ログイン中のユーザーを識別することが可能である。
通信I/F34は、ユーザー端末3を有線又は無線で通信ネットワークN1に接続し、通信ネットワークN1を介して投稿管理装置2などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルなどの操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
記憶部32は、各種の情報を記憶するフラッシュメモリー、HDD、又はSSDなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルに従って投稿管理装置2等の外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することによりユーザー端末3を制御する。
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、投稿管理装置2から通信ネットワークN1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を投稿管理装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。また、記憶部32に、投稿管理装置2に対する前記コンテンツなどの投稿を行うための投稿プログラムが記憶されており、制御部31が、前記投稿プログラムに従って各種の処理を実行することにより、投稿管理装置2との間で通信処理を実行し、前記特定のウェブサイトの閲覧及び前記特定のウェブサイトへの投稿が可能な構成であってもよい。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
ところで、この種の投稿管理システム1では、ユーザーによってウェブサイトにアップロードされたコンテンツは、他のユーザーによってダウンロード可能であるため、そのコンテンツが不正にウェブサイトへの投稿に流用されるおそれがある。これに対し、本実施形態に係る投稿管理システム1における投稿管理方法によれば、ウェブサイトに投稿されたコンテンツが不正にウェブサイトへの投稿に流用されることを防止することが可能である。
[投稿管理処理]
以下、図3を参照しつつ、投稿管理装置2の制御部21が前記投稿管理プログラムに従って実行する投稿管理処理の一例について説明する。なお、制御部21は、ユーザー端末3からのアクセスが発生した場合に、ユーザー端末3ごとに対応する当該投稿管理処理を個別に実行する。即ち、制御部21は、複数のユーザー端末3に対応する前記投稿管理処理を時分割によって略並行して実行することがある。また、当該投稿管理処理は、ユーザーがユーザー端末3を用いて投稿管理装置2にログインした状態で、予め設定された投稿開始操作を行った場合に表示される。なお、当該投稿管理処理は、ユーザー端末3の所定の操作によって途中で終了されることがある。
また、本発明は、当該投稿管理処理に含まれる一又は複数のステップを実行する投稿管理方法の発明として捉えることができ、ここで説明する当該投稿管理処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。さらに、本発明は、当該投稿管理処理に含まれる一又は複数のステップを投稿管理装置2のようなコンピューターに実行させるための前記投稿管理プログラムの発明として捉えることもできる。なお、前記投稿管理処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21によって当該投稿管理処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサーによって当該投稿管理処理における各ステップが分散して実行される投稿管理方法も他の実施形態として考えられる。
<ステップS11>
ステップS11において、制御部21は、コンテンツの登録要求が発生したか否かを判断する。そして、前記登録要求が発生したと判定されると(S1:Yes)、処理がステップS2に移行し、前記登録要求が発生していなければ(S1:No)、ステップS1の処理が適宜繰り返して実行される。
具体的に、前記ステップS1において、制御部21は、前記投稿開始操作に応じて、ユーザー端末3に前記特定のウェブサイト内の登録ページP11をユーザー端末3に表示させる。そして、制御部21は、登録ページP11において飲食メニューなどのメニュー情報の入力操作を受け付ける。その後、制御部21は、現在入力中のメニュー情報の登録操作が行われた場合に、前記コンテンツの登録要求が発生したと判断する。
ここに、図4は、前記登録ページP11の一例を示す図である。図4に示されるように、登録ページP11には、操作キーK11、操作キーK12、タイトル表示部A11、コンテンツ表示部A12、メニュー名入力部A13、価格入力部A14、解説文入力部A15が表示される。
制御部21は、ユーザー端末3における操作キーK11の操作に応じて、現在編集対象のメニュー情報に対応するコンテンツのアップロードの要求操作を受け付ける。具体的に、ユーザー端末3では、操作キーK11の操作に応じて、ユーザー端末3に記憶されているアップロード対象の前記コンテンツを選択するための選択画面が表示される。そして、制御部21は、前記コンテンツの選択操作を、ユーザー端末3を用いた投稿者による前記コンテンツの入力操作として受け付け、前記コンテンツを取得して記憶部22に一時記憶させる。係る処理は制御部21の入力処理部211によって実行される。また、制御部21は、ユーザー端末3における操作キーK12の操作に応じて、登録ページP11に現在入力されているメニュー情報の登録操作を、前記コンテンツの登録操作として受け付ける(S11:Yes)。
タイトル表示部A11には、例えば現在ログイン中のユーザーが属する施設の店舗名称、店舗番号、又は店舗IDなどが表示される。また、タイトル表示部A11には、ユーザー名、ユーザーID、又はチェーン店IDなどが表示されてもよい。コンテンツ表示部A12には、現在編集対象のメニュー情報に対応するコンテンツに関連する情報が表示される。例えば、前記コンテンツが画像である場合は、その画像がコンテンツ表示部A12に表示される。また、前記コンテンツが音声である場合には、その音声を再生するための操作部がコンテンツ表示部A12に表示され、前記コンテンツが動画である場合は、その動画を再生するための操作部又は動画のサムネイル画像がコンテンツ表示部A12に表示される。
メニュー名入力部A13は、メニュー情報のうちメニュー名の入力操作を受け付けるための入力欄である。価格入力部A14は、メニュー情報のうちメニューの価格の入力操作を受け付けるための入力欄である。解説文入力部A15は、メニュー情報のうち解説文の入力操作を受け付けるための入力欄である。そして、制御部21は、ユーザー端末3に対するメニュー名入力部A13、価格入力部A14、及び解説文入力部A15への入力操作に応じて、メニュー名、価格、解説文などのメニュー情報の入力を受け付ける。なお、登録ページP11では、メニュー情報として他の情報が入力可能であってもよい。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部21は、登録画面P11においてアップロードされた前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されているか否かを判断する。ここで、前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されていると判断されると(S12:Yes)、処理がステップS13に移行し、前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されていないと判断されると(S12:No)、処理がステップS121に移行する。例えば、制御部21は、前記投稿者情報にユーザーID及び店舗IDのいずれか一方又は両方が含まれている場合に、前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されていると判断する。
<ステップS121>
ステップS121において、制御部21は、前記コンテンツをアップロードしたログイン中のユーザーに関する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する。ここに、係る付加処理は、制御部21の付加処理部212によって実行される。一方、前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されている場合には(S12:No)、当該投稿者情報が上書きされることがない。即ち、当該コンテンツの投稿時に付加されている前記投稿者情報は、当該コンテンツの最初の投稿者であるユーザーに関する前記投稿者情報となる。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部21は、前記コンテンツに既に付加されている前記投稿者情報が、当該コンテンツの投稿を要求している現在ログイン中の投稿者の前記投稿者情報と同じであるか否かを判断する。ここで、前記投稿者情報が同じであると判断されると(S13:Yes)、処理がステップS14に移行し、前記投稿者情報が同じでないと判断されると(S13:No)、処理がステップS131に移行する。
<ステップS131>
ステップS131において、制御部21は、前記コンテンツの登録要求が行われたユーザー端末3にエラー又は警告メッセージなどを報知するエラー報知処理を実行すると共に、当該事象の発生をエラー情報として記憶部22に記録した後、当該投稿管理処理を終了する。即ち、制御部21は、前記コンテンツの前記投稿者情報が一致しない場合には(S13:No)、当該コンテンツの投稿を制限する。ここに、係る制限処理は、制御部21の制限処理部214によって実行される。
なお、制御部21は、前記ステップS131において、前記コンテンツに付加されている前記投稿者情報に基づいて、当該コンテンツを最初に投稿したユーザーの連絡先に、当該コンテンツが流用されるおそれがあること等を通知する所定のメッセージをメール等で通知することも考えられる。また、制御部21は、前記ステップS131において、前記コンテンツを流用するための操作が行われた旨を、前記特定のウェブサイトの管理者の連絡先として予め登録された宛先にメール等で通知することも考えられる。
また、本実施形態では、前記コンテンツの投稿の制限手法として、前記投稿者情報が一致しないと判断された場合に前記コンテンツの投稿(ステップS14)が行われない場合を例に挙げて説明する。一方、他の実施形態として、制御部21が、前記投稿者情報が一致しないと判断した場合でも、ステップS131の実行後に後述のステップS14を実行することが考えられる。即ち、制御部21が、前記投稿者情報が一致しない場合に、前記コンテンツの投稿を許容しつつ、前記コンテンツの投稿の制限手法の一例として前記エラー報知処理(ステップS131)を実行することが考えられる。さらに、他の実施形態として、ステップS131で前記エラー報知処理が実行されずに、前記投稿者情報が一致しない前記コンテンツの投稿が行われた旨のエラー情報が記憶部22に記録され、その記憶部22に記憶されている前記エラー情報が予め設定されたタイミング又は予め設定された間隔で前記特定のウェブサイトの管理者にメール等で報知されてもよい。
<ステップS14>
一方、前記投稿者情報が同じである場合(S13:Yes)、又は前記コンテンツに前記投稿者情報が付加されていなかった場合(S12:Yes)、ステップS14において、制御部21は、前記コンテンツの前記特定のウェブサイトへの投稿処理を実行する。具体的に、制御部21は、登録ページP11で入力されている前記コンテンツなどを含むメニュー情報を前記特定のウェブサイトが記憶されている記憶部22に記憶させることにより、当該メニュー情報を前記特定のウェブサイトに投稿する。これにより、前記コンテンツを含む前記メニュー情報は、ユーザー端末3などの情報処理装置から通信ネットワークN1を介して閲覧可能となる。なお、前記投稿処理は、制御部21の投稿処理部213によって実行される。
以上説明したように、投稿管理システム1において、投稿管理装置2の制御部21は、入力されたコンテンツに前記投稿者情報が付加されていない場合には、前記コンテンツの投稿者に関する前記投稿者情報を前記コンテンツに付加する。一方、入力されたコンテンツに既に前記投稿者情報が付加されており、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力者の前記投稿者情報と異なる場合に、当該コンテンツの投稿を制限することが可能である。これにより、投稿管理システム1では、前記特定のウェブサイトに投稿されたコンテンツが不正に前記特定のウェブサイトへの投稿に流用されることが防止される。
また、前記コンテンツの不正な投稿を防止するための他の手法としては、例えばインターネット上に同一のコンテンツが存在しないか等をクローリングなどによって随時監視することも考えられるが、この場合には、投稿管理装置2の制御部21の処理負荷が増大する。これに対し、投稿管理装置2では、制御部21が前記コンテンツの投稿時に当該コンテンツの正当性を判断するため、制御部21による処理負荷を軽減することが可能である。従って、例えば制御部21による前記投稿管理処理などの各種の処理の高速化又は通信ネットワークN1を介するデータ転送の高速化などを実現することが可能である。なお、制御部21が、前記投稿管理処理を実行すると共に、前記クローリング処理によって前記投稿者情報を検索することによって、インターネット上におけるコンテンツの不正利用の有無を監視することも考えられる。
なお、本実施形態では、前記ステップS11において、前記メニュー情報の登録要求が行われた場合に、前記コンテンツの登録要求が行われたと判断する場合について説明した。一方、前記ステップS11において、前記コンテンツのアップロードの要求が行われた場合に、前記コンテンツの登録要求が行われたと判断されてもよい。即ち、前記コンテンツの投稿の制限有無を判断するタイミングは、当該コンテンツのアップロードの前後などの予め設定されたタイミングであってもよい。例えば、前記コンテンツのアップロードの前に前記コンテンツの投稿の制限が行われる場合には、当該コンテンツのアップロードが禁止されることが考えられる。また、前記コンテンツのアップロードの後に前記コンテンツの投稿の制限が行われる場合には、前記メニュー情報の登録が行われる時点と同様に、当該コンテンツを含む前記メニュー情報の登録が禁止されることが考えられる。
[第2実施形態]
ここに、図5は、前記投稿管理処理の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、図5において、図3に示されている投稿管理処理と同様の処理については同じ符号を付しており、その説明を省略する。また、投稿管理システム1についても前記第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る投稿管理装置2において、付加処理部212は、前記コンテンツの投稿者であるユーザーが属するグループを示すグループ情報を前記投稿者情報と同様に前記コンテンツに付加することが可能である。例えば、前記グループ情報は、ユーザーが対応付けられた施設が属するグループとして前記グループ情報D4に登録されているグループのグループIDである。
そして、図5に示されるように、前記ステップS13において、前記投稿者情報が同じではないと判断されると(S13:No)、処理がステップS21に移行する。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツの投稿者に対応するグループIDが、前記コンテンツに既に付加されているグループIDと同一であるか否かを判断する。なお、前記コンテンツに前記グループIDが付加されていない場合には、当該ステップS21が省略されてもよい。
ここで、前記グループIDが同一であると判断されると(S21:Yes)、処理が前記ステップS14に移行し、前記グループIDが同一でないと判断されると(S21:No)、処理が前記ステップS131に移行する。これにより、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツの投稿者に対応するグループIDが、前記コンテンツに既に付加されているグループIDと同一である場合は、前記コンテンツの投稿を制限しないことになる。即ち、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツに既に付加されている前記投稿者情報が当該コンテンツの現在の投稿者の前記投稿者情報と異なる場合であっても、前記グループIDが同一である場合には、前記コンテンツの投稿を許容する。ここに、係る処理は制御部21の制限処理部214によって実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る投稿管理装置2によれば、チェーン店などのように同一グループに属する施設のユーザーは、前記コンテンツを流用して前記メニュー情報の登録を行うことが可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
なお、本実施形態では、前記グループIDが同じである場合に前記コンテンツの投稿を制限しない場合について説明した。一方、同じエリアの施設で前記コンテンツが不正に流用される可能性よりも、異なるエリアの施設で前記コンテンツが不正に流用される可能性が高いとも考えられる。そこで、他の実施形態として、例えば前記投稿者情報にユーザーが属する施設のエリア(都道府県又は地域)などが含まれており、そのエリアが一致する場合に、前記コンテンツの投稿を制限しないことも考えられる。
[第3実施形態]
ここに、図6は、前記投稿管理処理の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、図6において、図3に示されている投稿管理処理と同様の処理については同じ符号を付しており、その説明を省略する。また、投稿管理システム1についても前記第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
一般に、同一のチェーン店に属する施設では、各メニュー情報のメニュー名及び価格が統一されることがある。即ち、メニュー名及び価格の組み合わせに応じてチェーン店を特定することが可能な場合がある。そこで、本実施形態では、各施設のチェーン店の情報の管理を要することなく、同一のチェーン店に属するユーザーによる前記コンテンツの流用を許容することが可能な構成について説明する。
本実施形態に係る投稿管理装置2において、付加処理部212は、入力処理部211によって受け付けられるメニュー情報のうち予め設定されたメニュー情報の一部又は全部を前記投稿者情報と同様に前記コンテンツに付加することが可能である。具体的に、前記メニュー情報は、飲食店における前記メニュー情報のメニュー名及び価格である。なお、前記メニュー情報は、メニュー名及び価格の組み合わせに限らず、予め設定される任意の情報であってもよい。
そして、図6に示されるように、前記ステップS13において、前記投稿者情報が同じではないと判断されると(S13:No)、処理がステップS31に移行する。
<ステップS31>
ステップS31において、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記メニュー情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記メニュー情報と同一であるか否かを判断する。なお、前記コンテンツに前記メニュー情報が付加されていない場合には、当該ステップS31が省略されてもよい。
ここで、前記メニュー情報が同一であると判断されると(S31:Yes)、処理が前記ステップS14に移行し、前記メニュー情報が同一でないと判断されると(S31:No)、処理が前記ステップS131に移行する。これにより、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツに対応する前記メニュー情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記メニュー情報と同一である場合は、前記コンテンツの投稿を制限しないことになる。即ち、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられる前記コンテンツに既に付加されている前記投稿者情報が当該コンテンツの現在の投稿者の前記投稿者情報と異なる場合であっても、前記メニュー情報が同一である場合には、前記コンテンツの投稿を許容する。ここに、係る処理は制御部21の制限処理部214によって実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る投稿管理装置2によれば、前記メニュー情報が同一であるか否かに応じて前記コンテンツの流用の可否が切り替えられるため、投稿管理装置2における各施設のチェーン店などのグループ情報の管理を省略しつつ、同一のグループに属する可能性が高いユーザーについての前記コンテンツの流用が可能な構成が実現される。例えば、グループ情報D4が記憶部22に記憶されていない構成であっても、前記第2実施形態と同様の効果を奏する構成が実現される。
[第4実施形態]
ここに、図7は、前記投稿管理処理の他の例を説明するためのフローチャートである。なお、図7において、図3に示されている投稿管理処理と同様の処理については同じ符号を付しており、その説明を省略する。また、投稿管理システム1についても前記第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
前述の各実施形態では、前記コンテンツの投稿制限手法として、前記コンテンツの投稿を禁止する場合を例に挙げて説明したが、前記コンテンツの投稿制限手法はこれに限らない。本実施形態では、前記コンテンツが、画像又は動画である場合に適用可能な前記コンテンツの投稿制限手法について説明する。
具体的に、図7に示されるように、前記ステップS13において、前記投稿者情報が同じではないと判断されると(S13:No)、処理がステップS41に移行する。
<ステップS41>
ステップS41において、制御部21は、前記コンテンツに当該コンテンツが流用されたものである旨などの予め設定された報知メッセージを、当該コンテンツの表示時に表示される可視報知情報として付加する。ここに、係る付加処理は、制御部21の制限処理部214によって前記コンテンツの投稿を制限する処理として実行される。その後、制御部21は、処理を前記ステップS14に移行させて当該コンテンツの登録処理を実行する。
具体的に、前記ステップS41において、制御部21は、入力処理部211によって受け付けられ、投稿処理部213によって投稿される前の前記コンテンツの最前面に前記報知メッセージを合成する。これにより、投稿処理部213によって投稿された前記コンテンツがインターネット上で閲覧される場合には、前記コンテンツに合成された前記報知メッセージが表示されることになるため、前記コンテンツの流用行為を抑止することが可能となる。なお、前記コンテンツが画像又は動画である場合に限らず、前記コンテンツが音声である場合に、当該音声の最初又は最後などに予め設定された報知メッセージの音声が合成されることも前記コンテンツの投稿制限手法の一例として考えられる。
[発明の付記]
以下、上述の実施形態から抽出される発明の技術思想について付記する。なお、以下の付記で説明する各構成及び各処理機能は取捨選択して任意に組み合わせることが可能である。
<付記1>
投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力処理部と、
前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加処理部と、
前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿処理部と、
前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿処理部による当該コンテンツの投稿を制限可能な制限処理部と、
を備える投稿管理装置。
<付記2>
前記付加処理部は、前記コンテンツの投稿者が属する予め設定されたグループを示すグループ情報を前記コンテンツに付加するものであり、
前記制限処理部は、前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツの投稿者に対応する前記グループ情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記グループ情報と同一である場合は前記コンテンツの投稿を制限しない、
付記1に記載の投稿管理装置。
<付記3>
前記グループ情報が、飲食店のチェーン店を示すチェーン店情報である、
付記2に記載の投稿管理装置。
<付記4>
前記入力処理部は、前記コンテンツに対応するメニュー情報の入力を受け付け可能であり、
前記付加処理部は、前記コンテンツに前記入力処理部によって受け付けられる前記メニュー情報を付加するものであり、
前記制限処理部は、前記入力処理部によって受け付けられる前記メニュー情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記メニュー情報と同一である場合は前記コンテンツの投稿を制限しない、
付記1に記載の投稿管理装置。
<付記5>
前記メニュー情報が、飲食店におけるメニュー名及び価格である、
付記4に記載の投稿管理装置。
<付記6>
前記付加処理部は、前記投稿者情報、前記グループ情報、又は前記メニュー情報を電子透かしによって前記コンテンツに付加する、
付記1〜5のいずれかに記載の投稿管理装置。
<付記7>
前記制限処理部は、前記投稿処理部により投稿される前記コンテンツに当該コンテンツの表示時に表示される予め設定された可視報知情報を付加することにより前記投稿処理部による当該コンテンツの投稿を制限する、
付記1〜6のいずれかに記載の投稿管理装置。
<付記8>
前記コンテンツが、画像、動画、又は音声である、
付記1〜7のいずれかに記載の投稿管理装置。
<付記9>
投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力ステップと、
前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加ステップと、
前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、
前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限可能な制限ステップと、
を含む投稿管理方法。
<付記10>
投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け可能な入力ステップと、
前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加ステップと、
前記投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、
前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限可能な制限ステップと、
をコンピューターに実行させるための投稿管理プログラム。
1 投稿管理システム
2 投稿管理装置
21 制御部
211 入力処理部
212 付加処理部
213 投稿処理部
214 制限処理部
3 ユーザー端末

Claims (10)

  1. 投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け入力処理部と、
    前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿処理部と、
    前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿処理部による当該コンテンツの投稿を制限する制限処理部と、
    を備える投稿管理装置。
  2. 前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加処理部を備え、
    前記付加処理部は、前記コンテンツの投稿者が属する予め設定されたグループを示すグループ情報を前記コンテンツに付加するものであり、
    前記制限処理部は、前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツの投稿者に対応する前記グループ情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記グループ情報と同一である場合は前記コンテンツの投稿を制限しない、
    請求項1に記載の投稿管理装置。
  3. 前記グループ情報が、飲食店のチェーン店を示すチェーン店情報である、
    請求項2に記載の投稿管理装置。
  4. 前記入力処理部によって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加されていない場合に、当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者に対応する前記投稿者情報を当該コンテンツに付加する付加処理部を備え、
    前記入力処理部は、前記コンテンツに対応するメニュー情報の入力を受け付け、
    前記付加処理部は、前記コンテンツに前記入力処理部によって受け付けられる前記メニュー情報を付加するものであり、
    前記制限処理部は、前記入力処理部によって受け付けられる前記メニュー情報が、前記コンテンツに既に付加されている前記メニュー情報と同一である場合は前記コンテンツの投稿を制限しない、
    請求項1に記載の投稿管理装置。
  5. 前記メニュー情報が、飲食店におけるメニュー名及び価格である、
    請求項4に記載の投稿管理装置。
  6. 前記付加処理部は、前記投稿者情報を電子透かしによって前記コンテンツに付加する、
    請求項〜5のいずれかに記載の投稿管理装置。
  7. 前記制限処理部は、前記投稿処理部により投稿される前記コンテンツに当該コンテンツの表示時に表示される予め設定された可視報知情報を付加することにより前記投稿処理部による当該コンテンツの投稿を制限する、
    請求項1〜6のいずれかに記載の投稿管理装置。
  8. 前記コンテンツが、画像、動画、又は音声である、
    請求項1〜7のいずれかに記載の投稿管理装置。
  9. 投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け入力ステップと、
    前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、
    前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限する制限ステップと、
    を含む投稿管理方法。
  10. 投稿者によるコンテンツの入力操作を受け付け入力ステップと、
    前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに当該コンテンツの投稿者を示す投稿者情報が付加された前記コンテンツを特定のウェブサイトに投稿する投稿ステップと、
    前記入力ステップによって受け付けられる前記コンテンツに既に前記投稿者情報が付加されている場合であって、当該投稿者情報が当該コンテンツの入力操作を行った前記投稿者の前記投稿者情報と異なる場合に、前記投稿ステップによる当該コンテンツの投稿を制限する制限ステップと、
    をコンピューターに実行させるための投稿管理プログラム。
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