JP6915750B2 - データ可視化装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム - Google Patents

データ可視化装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム Download PDF

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Description

本開示は、データ可視化装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関する。
この出願は、2019年4月12日に出願された日本出願特願2019−76412号を基礎とする優先権を主張し、その開示のすべてをここに取り込む。
特開2019−3691号公報(特許文献1)には、以下のような技術が開示されている。すなわち、管理装置は、設備についての計測を行うセンサによる計測結果、および前記計測結果に対応する時刻を取得する第1の取得部と、前記設備の複数の使用期間、および各前記使用期間に対応する管理項目の内容を記憶部から取得する第2の取得部と、前記第1の取得部によって取得された前記計測結果および対応の前記時刻、ならびに前記第2の取得部によって取得された前記内容および対応の前記使用期間に基づいて、前記計測結果に基づく計測情報を前記内容ごとにまとめる処理を行うデータ処理部とを備える。
特開2019−3691号公報
本開示のデータ可視化装置は、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得するデータ取得部と、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を処理部に対して与える権限設定部と、前記権限により前記データ取得部経由で取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行う前記処理部とを備える。
本開示のデータ処理方法は、データ可視化装置におけるデータ処理方法であって、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を設定し、前記権限により取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行う。
本開示のデータ処理プログラムは、データ可視化装置において用いられるデータ処理プログラムであって、コンピュータに、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得させ、かつユーザの識別情報を取得させ、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を設定させ、前記権限により前記データ取得部経由で取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行わせるためのプログラムである。
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備えるデータ可視化装置として実現され得るだけでなく、データ可視化装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、データ可視化装置を含むシステムとして実現され得る。
図1は、本開示の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。 図2は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるユーザの種別および権限の範囲の一例を示す図である。 図3は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおいて、ユーザの種別ごとに可能な処理の一例を示す図である。 図4は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおいて、ユーザの種別ごとに可能な処理の他の例を示す図である。 図5は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるトップ画面の一例を示す図である。 図6は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される選択画面の一例を示す図である。 図7は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される詳細画面の一例を示す図である。 図8は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される初期設定画面の一例を示す図である。 図9は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される部品編集画面の一例を示す図である。 図10は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるdataConfig画面の一例を示す図である。 図11は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。 図12は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。 図13は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。 図14は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される配置画面の一例を示す図である。 図15は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける配置画面に表示部品が配置された画面の一例を示す図である。 図16は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示された、内容選択画面の一例を示す図である。 図17は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける配置画面に表示部品が配置された画面の一例を示す図である。 図18は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。 図19は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるパラメータ設定画面の一例を示す図である。 図20は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるパラメータ設定画面の他の例を示す図である。 図21は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。 図22は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。 図23は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。 図24は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。 図25は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける動画の利用方法を模式的に示す図である。 図26は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける各計測結果が表示された配置画面の一例を示す図である。 図27は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるデータ可視化装置が確認画面を表示装置に表示する際の動作手順を定めたフローチャートである。
従来、センサの計測結果を用いて設備の状態を監視する技術が開発されている。
[本開示が解決しようとする課題]
上述のような管理装置を含むシステムにおいて、センサによる計測結果および当該計測結果に基づく計測情報等を、管理装置の外部に設けられたデータベースに蓄積することが考えられる。
ユーザは、データベースを使用するために、たとえば、SQL等のデータベース言語の記述を変更する必要がある。また、SQLの記述によっては、データベース側の処理負荷が大きくなる。
しかしながら、データベースに関する知識を有する者は限られており、データベースに関する専門知識を十分に有していない者にとって、データベース言語を用いてデータベースを円滑に使用することは容易ではない。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、データベースをより円滑に使用することが可能なデータ可視化装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムを提供することである。
[本開示の効果]
本開示によれば、データベースをより円滑に使用することができる。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に、本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置は、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得するデータ取得部と、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を処理部に対して与える権限設定部と、前記権限により前記データ取得部経由で取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行う前記処理部とを備える。
このような構成により、ユーザの種別に応じて、データベースを用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース側の処理負荷の増大を抑制することができる。したがって、データベースから取得した測定データを可視化する構成において、データベースをより円滑に使用することができる。
(2)好ましくは、前記処理部は、ユーザからの指示に従い、前記確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する表示部品作成部と、ユーザからの指示に従い、前記表示部品作成部によって作成された前記表示部品を配置して前記確認画面を作成または更新する確認画面作成部とを含み、前記権限設定部は、前記表示部品作成部が取得できる前記対象データよりも前記確認画面作成部が取得できる前記対象データが少ない前記権限を前記処理部に与える。
このような構成により、様々な用途に応じた種々の確認画面を、表示部品を用いて容易に作成するとともに、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース側の処理負荷の増大を抑制する優れたシステムを実現することができる。特に、表示部品に関する権限および確認画面に関する権限を分けることにより、より効果的な権限設定を実現することができる。
(3)より好ましくは、前記処理部は、さらに、ユーザからの指示に従い、前記確認画面を表示する処理を行う表示処理部を含み、前記権限設定部は、前記確認画面作成部が取得できる前記対象データよりも前記表示処理部が取得できる前記対象データが少ない前記権限を前記処理部に与える。
このような構成により、表示部品に関する権限、確認画面に関する権限および画面閲覧に関する権限を分けることができるため、より効果的な権限設定を実現することができる。
(4)好ましくは、前記権限は、前記データベースから取得すべき前記測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに前記測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む。
このようなパラメータを設定する構成により、データベース側の処理負荷の増大を効果的に抑制することができる。
(5)好ましくは、前記処理部は、ユーザからの指示に従い、前記確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する表示部品作成部と、ユーザからの指示に従い、前記表示部品作成部によって作成された前記表示部品を配置して前記確認画面を作成または更新する確認画面作成部とを含み、前記データ可視化装置は、さらに、前記確認画面作成部に前記権限が与えられている状態において、一回あたりの前記アクセス処理に要する時間および一定時間あたりの前記アクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を制限する制限部を備える。
このような構成により、権限とは別にアクセス処理に制限を設け、データベース側の処理負荷の増大をより確実に抑制することができる。
(6)より好ましくは、前記制限部は、一回あたりの前記アクセス処理に要する時間および一定時間あたりの前記アクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、対応する所定条件を満たした場合、所定の通知を行う。
このような構成により、アクセス処理の権限を与えられたユーザに対して、データベース側の処理負荷の増大を警告することができる。
(7)好ましくは、前記処理部は、前記アクセス処理に要した時間を前記確認画面にさらに表示する処理を行う。
このような構成により、アクセス処理の権限を与えられたユーザが、データベース側の処理負荷の状況を容易に認識することができる。
(8)本開示の実施の形態に係るデータ処理方法は、データ可視化装置におけるデータ処理方法であって、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得し、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を設定し、前記権限により取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行う。
このような構成により、ユーザの種別に応じて、データベースを用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース側の処理負荷の増大を抑制することができる。したがって、データベースから取得した測定データを可視化する構成において、データベースをより円滑に使用することができる。
(9)本開示の実施の形態に係るデータ処理プログラムは、データ可視化装置において用いられるデータ処理プログラムであって、コンピュータに、測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得させ、かつユーザの識別情報を取得させ、前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行う権限を設定させ、前記権限により前記データ取得部経由で取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行わせるためのプログラムである。
このような構成により、ユーザの種別に応じて、データベースを用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース側の処理負荷の増大を抑制することができる。したがって、データベースから取得した測定データを可視化する構成において、データベースをより円滑に使用することができる。
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下に記載する実施の形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
[構成および基本動作]
図1は、本開示の実施の形態に係る管理システムの構成を示す図である。
図1を参照して、管理システム201は、データ可視化装置101と、表示装置131と、サーバ132A,132Bと、データベース133とを備える。
サーバ132Aは、たとえばWebサーバである。サーバ132Bは、たとえばREST(REpresentational State Transfer) API(Web Application Programming Interface)サーバである。サーバ132Aおよびサーバ132Bは、互いに異なるWebAPIを実装している。
より詳細には、サーバ132Aおよびサーバ132Bは、処理ごとにURL(Uniform Resource Locator)を用意しており、たとえばhttp(Hypertext Transfer Protocol)プロトコルに従うリクエスト、レスポンスおよびポスト等のコマンドを当該URLにおいて受け付け、受け付けたコマンドに従う処理を行う。
データベース133には、たとえば、図示しない1または複数のセンサによる測定結果に基づく測定データが蓄積されている。測定データは、一例として流量、温度、測定時間、測定場所およびセンサのロット番号等を含む。
サーバ132Bは、たとえば、上記コマンドに従い、データベース133から測定データを取得する。また、サーバ132Bは、たとえば、上記コマンドに従い、取得した測定データを用いた計算を行う。
データ可視化装置101は、インターネット等のネットワーク134およびサーバ132B経由でデータベース133から測定データ、および当該測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを取得し、取得した対象データに基づく画面を表示装置131に表示する処理を行う。
なお、データ可視化装置101および表示装置131は、一体であってもよい。また、ネットワーク134は、たとえば、ローカルネットワーク等のインターネット以外のネットワークであってもよい。
[データ可視化装置]
データ可視化装置101は、データ取得部11と、処理部14と、権限設定部15と、入力受付部16と、記憶部17と、制限部18とを備える。処理部14は、表示部品作成部21と、確認画面作成部22と、表示処理部23とを含む。
データ取得部11は、上記対象データを取得する。処理部14は、データ取得部11によって取得された対象データに基づいて、測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う、すなわち、測定データまたは上記計算結果を含む確認画面の作成処理および当該確認画面を表示装置131に表示させる処理を行う。
たとえば、処理部14において、表示部品作成部21は、ユーザからの指示に従い、確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する。
たとえば、確認画面作成部22は、ユーザからの指示に従い、表示部品作成部21によって作成された表示部品を配置して確認画面を作成または更新する。
たとえば、表示処理部23は、ユーザからの指示に従い、表示装置131に確認画面を表示する処理を行う。
記憶部17には、たとえば、対応の表示部品を作成するための複数のOSS(Open Source Software)ライブラリが保存されている。
OSSライブラリは、一例として、グラフを作成するためのflotおよびガントチャートを作成するためのgantt−chart−d3等である。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによるキーボードまたはマウスを介した入力操作を受け付ける。
入力受付部16は、ユーザによる入力操作を受け付けると、受け付けた入力内容を示す情報を処理部14へ出力する。
より詳細には、入力受付部16は、自己のデータ可視化装置101が起動し、たとえば、ユーザによるキーボードおよびマウス等を介した所定の操作が行われると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、httpリクエストをサーバ132Aへ送信する。
より詳細には、処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、ログイン処理用のURLaを含むhttpリクエストを作成し、作成したhttpリクエストおよび当該操作情報をデータ取得部11へ出力する。
データ取得部11は、処理部14から受けたhttpリクエストをサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、データ可視化装置101からhttpリクエストを受信すると、受信したhttpリクエストに基づいて、ログイン処理用のGUI(Graphical User Interface)が含まれるHTML(HyperText Markup Language)ファイルを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101は、サーバ132Aからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに基づいて、ログイン処理用のGUIがWebブラウザ上に描画された画面を表示装置131に表示する処理を行う。
より詳細には、データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Aから送信されたhttpレスポンスを受信し、受信したhttpレスポンスからHTMLファイルを取得して処理部14へ出力する。
処理部14は、データ取得部11から受けたHTMLファイルに含まれるログイン処理用のGUIを取得し、取得したログイン処理用のGUIがWebブラウザ上に描画された画面を作成し、作成した画面を表示装置131に表示する処理を行う。
ユーザは、たとえば、表示装置131に表示されたログイン処理用のGUIにおける「ユーザID(Identification)」および「パスワード」をそれぞれ入力するための欄に、自己の「ユーザID」および「パスワード」をそれぞれ入力して、サーバ132Aへ送信する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、ユーザによる当該操作を受け付けると、受け付けた入力内容、すなわち「ユーザID」および「パスワード」を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた入力内容に基づいて、「ユーザID」および「パスワード」を含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに基づいてログイン処理を実行する。
サーバ132Aは、ログイン処理において、当該httpポストに含まれる「ユーザID」および「パスワード」に基づいて、当該ユーザIDを有するユーザのログインを許可するか否かを判断する。
そして、サーバ132Aは、当該ユーザIDを有するユーザのログインを許可すると判断した場合、たとえば、当該ユーザIDおよび当該ユーザの種別を示すhttp cookieを作成し、作成したhttp cookieをデータ可視化装置101へ送信する。
図2は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるユーザの種別および権限の範囲の一例を示す図である。
図2を参照して、管理システム201において、ユーザは、たとえば、システム管理者、表示部品作成者、確認画面作成者および閲覧者のうちのいずれかに分類される。
システム管理者、表示部品作成者、確認画面作成者および閲覧者は、この順に、より多くの権限の処理を行うことができる。
より詳細には、閲覧者は、たとえば、確認画面作成者の操作により作成された確認画面の閲覧処理を行うことができる。
データ可視化装置101は、閲覧者の操作に従い、当該確認画面を表示装置131に表示する処理を行う。
確認画面作成者は、たとえば、確認画面の閲覧処理に加えて、確認画面の作成処理を行うことができる。
データ可視化装置101は、確認画面作成者の操作に従い、表示部品作成者の操作により作成された表示部品が配置された確認画面を作成し、作成した確認画面を表示装置131に表示する処理を行う。
また、確認画面作成者は、作成した確認画面の、閲覧者による閲覧を許可するか否かを決定することができる。
これにより、閲覧者は、確認画面作成者により閲覧が許可された確認画面を閲覧することができる。
一方、確認画面作成者が当該確認画面の閲覧者による閲覧を許可しない場合、データ可視化装置101は、たとえば、閲覧者による確認画面を閲覧するための操作に対して、閲覧の許可がない旨のメッセージを表示装置131に表示する処理を行う。
表示部品作成者は、たとえば、確認画面の作成処理および確認画面の閲覧処理に加えて、表示部品の作成処理を行うことができる。
データ可視化装置101は、表示部品作成者の操作に従い、確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成する。
また、表示部品作成者は、作成した表示部品の、確認画面作成者による編集を許可するか否かを決定することができる。
これにより、確認画面作成者は、表示部品作成者が確認画面作成者による表示部品の編集を許可した場合、当該表示部品の編集を行うことができる。
また、表示部品作成者は、確認画面作成者が作成した確認画面に含まれる表示部品の、閲覧者による閲覧を許可するか否かを決定することができる。
データ可視化装置101は、たとえば、表示部品作成者が当該表示部品の閲覧者による閲覧を許可しない場合、当該確認画面において当該表示部品を表示装置131に表示しない。
システム管理者は、たとえば、表示部品の作成処理、確認画面の作成処理および確認画面の閲覧処理に加えて、管理システム201における各ユーザの種別を管理するユーザ管理処理を行うことができる。
図3は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおいて、ユーザの種別ごとに可能な処理の一例を示す図である。図3は、表示部品作成者が確認画面作成者による表示部品の編集を許可し、かつ確認画面作成者が確認画面の閲覧者による閲覧を許可した場合を示す。
図3を参照して、ユーザ管理処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者である。表示部品の作成処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者および表示部品作成者である。表示部品の編集を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者および確認画面作成者である。表示部品の閲覧を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者、確認画面作成者および閲覧者である。確認画面の作成処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者および確認画面作成者である。確認画面の閲覧を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者、確認画面作成者および閲覧者である。
図4は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおいて、ユーザの種別ごとに可能な処理の他の例を示す図である。図4は、表示部品作成者が確認画面作成者による表示部品の編集を許可せず、かつ確認画面作成者が確認画面の閲覧者による閲覧を許可しない場合を示す。
図4を参照して、ユーザ管理処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者である。表示部品の作成処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者および表示部品作成者である。表示部品の編集を実行可能なユーザの種別は、システム管理者および表示部品作成者である。表示部品の閲覧を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者および確認画面作成者である。確認画面の作成処理を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者および確認画面作成者である。確認画面の閲覧を実行可能なユーザの種別は、システム管理者、表示部品作成者および確認画面作成者である。
再び図1を参照して、権限設定部15は、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理の権限を複数種類設定可能である。
より詳細には、データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Aから送信されたhttp cookieを受信し、受信したhttp cookieを処理部14へ出力する。すなわち、データ取得部11は、ユーザIDを取得する。
処理部14は、データ取得部11から受けたhttp cookieを権限設定部15へ出力する。
権限設定部15は、処理部14から受けたhttp cookieの示すユーザの種別に応じて、処理部14が行う処理の権限を設定する。
具体的には、権限設定部15は、たとえば、処理部14から確認画面作成者を示すhttp cookieを受けた場合、処理部14が実行可能な処理を、確認画面を表示装置131に表示する処理、および確認画面の作成処理に制限し、制限した内容を示す制限情報を処理部14へ出力する。
また、権限設定部15は、たとえば、処理部14から表示部品作成者を示すhttp cookieを受けた場合、処理部14が実行可能な処理を、確認画面を表示装置131に表示する処理、確認画面の作成処理、および表示部品の作成処理に制限し、制限した内容を示す制限情報を処理部14へ出力する。
また、権限設定部15は、たとえば、処理部14からシステム管理者を示すhttp cookieを受けた場合、処理部14の実行可能な処理の制限を行わず、当該制限を行わない旨の制限情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、権限設定部15から制限情報を受けて、当該制限情報に応じた、すなわちユーザの種別に応じたトップ画面を表示装置131に表示する処理を行う。たとえば、トップ画面には、表示部品の種類の一覧および確認画面の種類の一覧が含まれる。
図5は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるトップ画面の一例を示す図である。図5は、ユーザの種別が表示部品作成者である場合のトップ画面を示す。
図5を参照して、トップ画面における上部の領域r11には、確認画面作成部22によって作成済みの1または複数の確認画面と、当該各確認画面を表示装置131に表示させるためのボタンB1との対応関係を示す確認画面テーブルTab1が含まれる。
また、トップ画面における下部の領域r12には、表示部品作成部21によって作成済みの1または複数の表示部品と、当該各表示部品を表示装置131に表示させるためのボタンB2との対応関係を示す表示部品テーブルTab2が含まれる。
また、領域r11における確認画面テーブルTab1の上方には、確認画面作成部22に新たな確認画面を作成させるためのボタンB3が含まれる。
また、領域r12における表示部品テーブルTab2の上方には、表示部品作成部21に新たな表示部品を作成させるためのボタンB4が含まれる。
ボタンB1〜B4には、各々の処理に対応するURLのハイパーリンクがそれぞれ設定されている。
ここで、ユーザの種別が確認画面作成者である場合のトップ画面には、たとえば、図5に示すトップ画面と比べて、表示部品の作成処理に対応する領域r12が含まれない。
また、ユーザの種別が閲覧者である場合のトップ画面には、たとえば、図5に示すトップ画面と比べて、表示部品の作成処理に対応する領域r12、および領域r11におけるボタンB3が含まれない。
[表示部品の作成]
種別が表示部品作成者であるユーザは、たとえば、測定データに関する内容の一例として対象データに基づくグラフG1を表示部品として作成する場合、キーボードおよびマウス等を用いてボタンB4を押下する操作をデータ可視化装置101に対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、表示部品作成用のURLbを含むhttpリクエストをデータ取得部11経由でサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、たとえば、データ可視化装置101から当該httpリクエストを受信し、受信した当該httpリクエストに基づいて、表示部品を作成するためのJavaScript(登録商標)等を用いて記述されたプログラム(以下、作成プログラムとも称する。)が格納されたHTMLファイルを含むhttpレスポンスをデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101における処理部14は、サーバ132Aから当該httpレスポンスに含まれるHTMLファイルをデータ取得部11経由で受信すると、受信した当該HTMLファイルから作成プログラムを取得し、取得した作成プログラムを実行する。
これにより、表示部品作成部21は、新たな表示部品の作成を行う。
より詳細には、表示部品作成部21は、処理部14により作成プログラムが実行されると、作成すべき表示部品の種類をユーザに選択させる選択画面を作成し、作成した選択画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた選択画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図6は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される選択画面の一例を示す図である。
図6を参照して、選択画面には、たとえば、表示部品の種類ごとに複数のアイコンが含まれる。具体的には、選択画面には、たとえば、棒グラフおよび折れ線グラフ等の表示部品を作成するためのアイコンV1、テーブルの表示部品を作成するためのアイコンV2、アンドンの表示部品を作成するためのアイコンV3、ならびに地図の表示部品を作成するためのアイコンV4等が含まれる。
ユーザは、選択画面における各アイコンのうちのいずれかを選択することにより、所望の種類の表示部品を作成することができる。
より詳細には、ユーザは、たとえば、選択画面におけるアイコンV1を選択することにより、棒グラフおよび折れ線グラフ等の種類の表示部品を作成することができる。
ユーザは、たとえば、アイコンV1を選択する操作をデータ可視化装置101に対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、作成すべきグラフのタイプをユーザに選択させる詳細画面を作成し、作成した詳細画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた詳細画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図7は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される詳細画面の一例を示す図である。
図7を参照して、詳細画面には、横軸が時間である折れ線グラフ1の複数のタイプが含まれる領域r21、横軸がカテゴリである折れ線グラフ2の複数のタイプが含まれる領域r22、横軸が時間である面グラフ1の複数のタイプが含まれる領域r23および横軸がカテゴリである面グラフ2の複数のタイプが含まれる領域r24が含まれる。
領域r21には、背景色が黒色であって1つの折れ線グラフ1が描画されるタイプ「1−1」、背景色が黒色であって複数の折れ線グラフ1が描画されるタイプ「1−2」、背景色が白色であって1つの折れ線グラフ1が描画されるタイプ「1−3」および背景色が白色であって複数の折れ線グラフ1が描画されるタイプ「1−4」が含まれる。
領域r22には、背景色が黒色であって1つの折れ線グラフ2が描画されるタイプ「2−1」、背景色が黒色であって複数の折れ線グラフ2が描画されるタイプ「2−2」、背景色が白色であって1つの折れ線グラフ2が描画されるタイプ「2−3」および背景色が白色であって複数の折れ線グラフ2が描画されるタイプ「2−4」が含まれる。
領域r23には、背景色が黒色であって1つの面グラフ1が描画されるタイプ「3−1」、背景色が黒色であって複数の面グラフ1が描画されるタイプ「3−2」、背景色が白色であって1つの面グラフ1が描画されるタイプ「3−3」および背景色が白色であって複数の面グラフ1が描画されるタイプ「3−4」が含まれる。
領域r24には、背景色が黒色であって1つの面グラフ2が描画されるタイプ「4−1」、背景色が黒色であって複数の面グラフ2が描画されるタイプ「4−2」、背景色が白色であって1つの面グラフ2が描画されるタイプ「4−3」および背景色が白色であって複数の面グラフ2が描画されるタイプ「4−4」が含まれる。
ユーザは、たとえば、タイプ「1−3」を選択する操作をデータ可視化装置101に対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、作成すべきグラフの初期パラメータをユーザに設定させる初期設定画面を作成し、作成した初期設定画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた初期設定画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図8は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される初期設定画面の一例を示す図である。
図8を参照して、初期設定画面には、たとえば、作成すべきグラフがタイプ「1−3」であることを示す画像Pic1と、初期パラメータとして「グラフID」、「グラフ名」および「更新頻度」をそれぞれ入力するための入力欄Ip11〜Ip13と、表示部品作成部21にグラフを作成させるためのボタンB5とが含まれる。
ユーザは、たとえば、当該各入力欄に、「グラフID」、「グラフ名」および「更新頻度」の一部または全部を入力し、ボタンB5を押下する操作をWebブラウザに対して行う。
なお、ユーザは、たとえば、当該各入力欄に、「グラフID」、「グラフ名」および「更新頻度」を入力することなく、ボタンB5を押下する操作をWebブラウザに対して行ってもよい。
入力受付部16は、ユーザによる当該操作を受け付けると、当該各入力欄の入力内容を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
ここで、作成プログラムには、たとえば、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理を行うための、SQLを用いて記述された指示(以下、仮SQL指示とも称する。)が含まれる。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた入力内容に基づいて、当該仮SQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストを処理部14へ出力する。
処理部14は、表示部品作成部21から出力されたhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに基づいてアクセス処理を実行する。
サーバ132Bは、受信したhttpポストに含まれる仮SQL指示を取得し、取得した仮SQL指示に従い、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方を行う。
より詳細には、サーバ132Bは、たとえば、上記仮SQL指示の内容がデータベース133から測定データを取得する旨の指示である場合、当該仮SQL指示の示す測定データを取得する。
また、サーバ132Bは、たとえば、上記仮SQL指示の内容がデータベース133における測定データを用いた計算を行う旨の指示である場合、当該仮SQL指示の示す測定データを取得し、取得した測定データを用いた平均値の算出等の計算を行う。
対象データは、一例として、JSON(JavaScript Object Notation)に従うフォーマットである。
そして、サーバ132Bは、対象データを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、データ取得部11から受けた対象データを用いて、当該対象データに基づくグラフを表示部品として描画する。
より詳細には、表示部品作成部21は、たとえば、タイプ「1−3」であるグラフを描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づくグラフG1を表示部品として描画する。
そして、表示部品作成部21は、描画したグラフG1およびグラフG1を編集するための領域r3が含まれる部品編集画面を作成し、作成した部品編集画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた部品編集画面を表示装置131に表示する処理を行う。
表示部品作成部21は、1または複数のパラメータに従って表示部品の内容を変更可能である。
図9は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される部品編集画面の一例を示す図である。
図9を参照して、部品編集画面には、領域r3がグラフG1に重ねて表示される。領域r3には、グラフタイトルの入力欄Ip21および凡例の入力欄Ip22を含む「graphConfig」、グラフ色の入力欄Ip23および形状の入力欄Ip24を含む「viewConfig」、ならびにグラフの時間的範囲の入力欄Ip25、グラフの時間単位の入力欄Ip26、およびグラフにおける測定データを用いた計算の種類を入力する入力欄Ip27を含む「dataConfig」が含まれる。
「graphConfig」において、ユーザは、パラメータの一例として、グラフタイトルおよび凡例の設定を行うことができる。
「dataConfig」において、ユーザは、パラメータの一例として、グラフ色および形状の設定を行うことができる。
「viewConfig」において、ユーザは、パラメータの一例として、グラフの時間的範囲、グラフの時間単位およびグラフにおける測定データを用いた計算の種類の設定を行うことができる。
また、領域r3における上部には、SQLを編集するためのボタンB6を含む複数のボタンが表示される。
ユーザは、SQLを編集する場合、ボタンB6を押下する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、仮SQL指示を編集するためのdataConfig画面を作成し、作成したdataConfig画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けたdataConfig画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図10は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示されるdataConfig画面の一例を示す図である。
図10を参照して、上記の場合、dataConfig画面には、上記アクセス処理を行うための指示すなわち仮SQL指示が表示される。
ユーザは、キーボードまたはマウスを用いて、表示装置131に表示された仮SQL指示を編集する操作をWebブラウザに対して行う。
具体的には、ユーザは、たとえば、キーボードまたはマウスを用いて、あるセンサが測定した所定期間における所定時間間隔の流量を測定データとしてデータベース133から取得する内容のSQL指示を入力する操作をWebブラウザに対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、当該仮SQL指示を更新することにより新SQL指示を作成する。そして、表示部品作成部21は、作成した新SQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。以下、仮SQL指示および新SQL指示の各々を、SQL指示とも称する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれる新SQL指示を取得し、取得した新SQL指示に従い、測定データとして、当該新SQL指示の示す期間における所定時間間隔の流量のデータベース133からの取得を行う。
そして、サーバ132Bは、取得した測定データすなわち対象データを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、データ取得部11から受けた対象データを用いて、当該対象データに基づくグラフG1が含まれる部品編集画面を作成し、作成した部品編集画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた部品編集画面を表示装置131に表示する処理を行う。
なお、データ可視化装置101において、図9に示す部品編集画面のdataConfigにおける入力欄Ip25、入力欄Ip26および入力欄Ip27に、グラフG1の時間的範囲、グラフG1の時間単位、およびグラフG1における測定データを用いた計算の種類をそれぞれパラメータとしてユーザが入力する操作により、SQL指示が編集される構成であってもよい。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる入力内容を示す入力内容情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた入力内容情報に基づいて、上記各パラメータの変更によってSQL指示の編集が必要であるか否かを判断する。そして、表示部品作成部21は、SQL指示の変更が必要であると判断した場合、変更後のパラメータに応じて当該SQL指示における対応箇所を編集する。
ここで、データ可視化装置101における権限設定部15は、SQL指示の内容に基づいて権限を設定する。当該権限は、データベース133から取得すべき測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む。
より詳細には、表示部品作成部21は、たとえば、種別が表示部品作成者であるユーザにより図10に示すdataConfig画面を介してSQL指示が編集された場合、または図9に示す部品編集画面のdataConfigにおける各入力欄への当該ユーザによる入力により自己がSQL指示を編集した場合、編集後のSQL指示の内容を権限設定部15へ出力する。
権限設定部15は、表示部品作成部21から受けたSQL指示の内容に基づいて、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理の権限を複数種類設定可能である。
たとえば、権限設定部15は、表示部品作成部21と比べて確認画面作成部22に狭い権限を与える、たとえば、表示部品作成部21が取得できる対象データよりも確認画面作成部22が取得できる対象データが少ない権限を処理部14に与える。
具体的には、権限設定部15は、たとえば、表示部品作成部21から受けたSQL指示の内容が確認画面作成部22がデータベース133から取得すべき測定データの時間的範囲および時間単位を設定可能な内容である場合、確認画面作成部22が当該設定の権限を有する旨の権限情報を確認画面作成部22へ出力する。
これにより、種別が確認画面作成者であるユーザは、確認画面の作成処理において、データベース133から取得すべき測定データの時間的範囲および時間単位を設定することができる。
また、たとえば、権限設定部15は、確認画面作成部22と比べて表示処理部23に狭い権限を与える、たとえば、確認画面作成部22が取得できる対象データよりも表示処理部23が取得できる対象データが少ない権限を処理部14に与える。
具体的には、権限設定部15は、たとえば、表示部品作成部21から受けたSQL指示の内容が表示処理部23がデータベース133から取得すべき測定データの時間的範囲を設定可能な内容である場合、表示処理部23が当該設定の権限を有する旨の権限設定情報を表示処理部23へ出力する。
これにより、種別が閲覧者であるユーザは、確認画面作成者であるユーザによって作成された確認画面に配置された表示部品の時間的範囲を設定することができる。
また、種別が表示部品作成者であるユーザは、たとえば、パラメータとしてグラフタイトルおよび凡例を編集する場合、図9に示す部品編集画面における入力欄Ip21および入力欄Ip22に新たなグラフタイトルおよび新たな凡例をそれぞれ入力する操作をWebブラウザに対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、新たなグラフタイトルおよび凡例が設定されたグラフG1が含まれる部品編集画面を作成し、作成した部品編集画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた部品編集画面を表示装置131に表示する処理を行う。
また、ユーザは、たとえば、パラメータとしてグラフ色および形状を編集する場合、図9に示す部品編集画面における入力欄Ip23および入力欄Ip24に新たなグラフ色および新たな形状をそれぞれ入力する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、新たなグラフ色および形状が設定されたグラフG1が含まれる部品編集画面を作成し、作成した部品編集画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けた部品編集画面を表示装置131に表示する処理を行う。
以降、表示部品作成部21は、図8に示す初期設定画面における「更新頻度」に設定された時間間隔ごとにSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストをサーバ132Bへ送信する。
これにより、表示部品作成部21は、「更新頻度」に設定された時間間隔ごとに、データベース133からサーバ132Bおよびデータ取得部11経由で新たな対象データを取得し、取得した対象データを用いて、当該対象データに基づく表示部品たとえばグラフG1を更新する。
また、表示部品作成部21は、たとえば、ユーザによる操作に従い、作成した表示部品を記憶部17に保存する。
より詳細には、ユーザは、たとえば、図9に示す部品編集画面における複数のボタンのうち、作成した表示部品を保存するための「上書き保存」ボタンを押下する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における表示部品作成部21へ出力する。
表示部品作成部21は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、作成したSQL指示および設定したパラメータの内容を含む表示部品情報を記憶部17に保存する。
これにより、表示部品作成部21により作成された新たな表示部品と、当該表示部品を表示装置131に表示させるためのボタンB2とが図5に示すトップ画面における表示部品テーブルTab2に追加される。
[表示部品の更新]
種別が表示部品作成者であるユーザは、たとえば、図5に示すトップ画面におけるグラフG1に対応するボタンB2を、キーボードおよびマウス等を用いて押下する操作をWebブラウザに対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、表示部品作成用のURLbを含むhttpリクエストをデータ取得部11経由でサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、データ可視化装置101から当該httpリクエストを受信すると、受信した当該httpリクエストに基づいて、作成プログラムが格納されたHTMLファイルを含むhttpレスポンスをデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101における処理部14は、サーバ132Aから当該httpレスポンスに含まれるHTMLファイルをデータ取得部11経由で受信すると、受信した当該HTMLファイルから作成プログラムを取得する。
また、処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、記憶部17からグラフG1に対応する表示部品情報を取得する。そして、処理部14は、取得した作成プログラムにおける仮SQL指示を、取得した表示部品情報に含まれるSQL指示に変更した作成プログラムを実行する。
これにより、表示装置131には、当該表示部品情報に対応したグラフG1を含む部品編集画面が表示される。
なお、データ可視化装置101において、表示部品はグラフG1に限らず、異なる種類のグラフ、テーブル、アンドン、工程管理表、ガントチャート、地図情報および箱ひげグラフ等であってもよい。
図11は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。
図11は、表示部品一例として、WBGT(Wet Bulb Globe Temperature)テーブルを示す。
図11を参照して、WBGTテーブルは、気温および相対湿度と、当該気温および当該相対湿度に基づいて算出される暑さ指数との対応関係を示す。
また、WBGTテーブルでは、暑さ指数の値に応じて、異なる色が用いられる。具体的には、暑さ指数が25未満である場合の色と、暑さ指数が25〜28である場合の色と、暑さ指数が29〜31である場合の色と、暑さ指数が32以上である場合の色とが、それぞれ異なる。図11では、異なる色を異なるハッチングで示す。
WBGTテーブルの下方には、たとえば、WBGTテーブルに示する暑さ指数の区分が表示される。具体的には、暑さ指数が25未満である場合の区分は「注意」であり、暑さ指数が25〜28である場合の区分は「警報」であり、暑さ指数が29〜31である場合の区分は「厳重警報」であり、暑さ指数が32以上である場合の区分は「危険」である。
ユーザは、たとえば、WBGTテーブルを作成する場合、図6に示す選択画面においてアイコンV2を選択する。
そして、ユーザは、たとえば、表示装置131に表示された画面に従ってデータ可視化装置101に対して操作を行うことにより、WBGTテーブルを作成する。
図12は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。図12は、表示部品の一例として複数のアンドンAnを示す。アンドンは、表示された色に応じてユーザに警告を知らせる表示方法である。
図12を参照して、アンドンAnは、たとえば、WBGTテーブルに示す暑さ指数を示す。また、アンドンAnの色は、たとえば、WBGTテーブルに対応して、暑さ指数に応じた色である。図12では、異なる色を異なるハッチングで示す。
ユーザは、たとえば、アンドンを作成する場合、図6に示す選択画面においてアイコンV3を選択する。
そして、ユーザは、たとえば、表示装置131に表示された画面に従ってデータ可視化装置101に対して操作を行うことにより、アンドンを作成する。
図13は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示部品の一例を示す図である。図13は、表示部品の一例として、地図情報を示す。
図13を参照して、地図情報は、たとえば、管理システム201の管理対象である2階建ての工場の間取りを示す。
ユーザは、たとえば、地図情報を作成する場合、図6に示す選択画面においてアイコンV4を選択する。
そして、ユーザは、たとえば、表示装置131に表示された画面に従ってデータ可視化装置101に対して操作を行うことにより、地図情報を作成する。
[確認画面の作成]
種別が確認画面作成者または表示部品作成者であるユーザは、たとえば、図5に示すトップ画面におけるボタンB3を、キーボードおよびマウス等を用いて押下する操作をデータ可視化装置101に対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、確認画面作成用のURLdを含むhttpリクエストをデータ取得部11経由でサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、データ可視化装置101から当該httpリクエストを受信すると、受信した当該httpリクエストに基づいて、確認画面の表示を行うためのJavaScript等を用いて記述されたプログラム(以下、表示プログラムとも称する。)が格納されたHTMLファイルを含むhttpレスポンスをデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101における処理部14は、サーバ132Aから当該httpレスポンスに含まれるHTMLファイルをデータ取得部11経由で受信すると、受信した当該HTMLファイルから表示プログラムを取得し、取得した表示プログラムを実行する。
これにより、確認画面作成部22は、表示部品作成部21によって作成された1または複数の表示部品を配置した確認画面の作成を行う。
より詳細には、確認画面作成部22は、処理部14により表示プログラムが実行されると、表示部品を配置するための配置画面を作成し、作成した配置画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、確認画面作成部22から受けた配置画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図14は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示される配置画面の一例を示す図である。
図14を参照して、配置画面には、表示部品が配置される領域r4が含まれる。領域r4の上部には、配置する表示部品を選択するための複数のボタンが含まれる。
ユーザは、当該複数のボタンのうち、配置すべき表示部品に対応したボタンを押下する操作をWebブラウザに対して行う。そして、ユーザは、領域r4における表示部品を配置すべき位置を選択する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に従って、領域r4に表示部品を配置する。
図15は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける配置画面に表示部品が配置された画面の一例を示す図である。
図15を参照して、表示部品が領域r4における位置Pに配置されている。当該表示部品には、当該表示部品の内容を選択するためのボタンB7が含まれる。
確認画面作成部22は、ユーザからの指示に従って1または複数のパラメータを設定することにより、確認画面における表示部品の内容を選択可能である。
ユーザは、たとえば、ボタンB7を押下する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、表示部品作成部21によって作成済みの表示部品を示すテーブルTab3を含む内容選択画面を作成し、作成した内容選択画面を表示処理部23へ出力する。
図16は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける表示装置に表示された、内容選択画面の一例を示す図である。
図16を参照して、テーブルTab3は、表示部品作成部21によって作成済みの1または複数の表示部品と、当該表示部品の種類との対応関係を示す。
表示処理部23は、確認画面作成部22から受けた内容選択画面を表示装置131に表示する処理を行う。
ユーザは、当該内容選択画面におけるテーブルTab3から1つの表示部品たとえばグラフG1を選択する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、グラフG1に対応する表示部品情報に含まれるSQL指示を記憶部17から取得する。
そして、確認画面作成部22は、取得したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信すると、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示に従い、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方を行う。
そして、サーバ132Bは、取得した測定データおよび測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
そして、確認画面作成部22は、たとえば、グラフG1を描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づくグラフG1を配置画面に配置された表示部品に描画する。
図17は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける配置画面に表示部品が配置された画面の一例を示す図である。
図17を参照して、グラフG1が図15に示す位置Pに表示部品として配置されている。
また、確認画面作成部22は、たとえば、表示部品の1または複数のパラメータを設定することにより、配置画面に複数の表示部品を配置可能である。
より詳細には、ユーザは、上述の操作を繰り返し行うことにより、所望の1または複数の表示部品が配置された配置画面を作成することができる。
図18は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。
図18を参照して、配置画面における領域r4には、1または複数のパラメータが異なる複数のグラフG1が配置されている。
ユーザは、たとえば、当該複数のグラフG1のうちのいずれか1つを選択し、選択したグラフG1のパラメータを変更する操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、グラフG1のパラメータを変更するためのパラメータ設定画面を作成し、作成したパラメータ設定画面を表示処理部23へ出力する。
表示処理部23は、表示部品作成部21から受けたパラメータ設定画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図19は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるパラメータ設定画面の一例を示す図である。
図19を参照して、パラメータ設定画面には、グラフタイトルの入力欄Ip31、凡例の入力欄Ip32、グラフ色の入力欄Ip33および形状の入力欄Ip34が含まれる。
また、パラメータ設定画面には、たとえば、グラフG1の時間的範囲の入力欄Ip35、グラフG1の時間単位の入力欄Ip36、およびグラフG1における測定データを用いた計算の種類を入力する入力欄Ip37が含まれる。
また、パラメータ設定画面には、グラフG1のグラフIDの入力欄Ip38およびグラフG1のグラフ名の入力欄Ip39が含まれる。
また、確認画面作成部22は、上述の権限設定部15から受けた権限情報に基づいて、パラメータ設定画面において設定可能なパラメータの種類を制限する。
これにより、確認画面作成部22は、表示部品作成部21と比べて狭い権限が権限設定部15により与えられる。
より詳細には、確認画面作成部22は、たとえば、データベース133から取得すべき測定データの時間的範囲を制限する内容の権限情報を権限設定部15から受けた場合、入力欄Ip35の入力が制限されたパラメータ設定画面を作成する。
すなわち、確認画面作成部22は、アクセス処理の権限が制限される。
図20は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるパラメータ設定画面の他の例を示す図である。
図20を参照して、アクセス処理の権限が制限された状態におけるパラメータ設定画面には、図18に示すパラメータ設定画面と比べて、たとえば、入力欄Ip35において固定値が表示される。
なお、アクセス処理の権限が制限された状態におけるパラメータ設定画面には、入力欄Ip35における固定値の表示に限らず、入力欄Ip35が表示されなくてもよい。
再び図1および図19を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによるパラメータの変更操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、対応の表示部品情報に含まれるSQL指示を記憶部17から取得し、変更後のパラメータに応じて当該SQL指示における対応箇所を編集する。
そして、確認画面作成部22は、編集したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示に従い、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方を行う。
そして、サーバ132Bは、取得した測定データおよび測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
そして、確認画面作成部22は、たとえば、グラフG1を描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づくグラフG1を、配置画面に配置された表示部品に描画する。
また、確認画面作成部22は、たとえば、ユーザによる操作に従い、作成した確認画面を記憶部17に保存する。
より詳細には、ユーザは、たとえば、図18に示す配置画面において、当該配置画面を保存するための操作をWebブラウザに対して行う。
入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、当該配置画面に含まれる1または複数の表示部品の、SQL指示および設定したパラメータの内容をそれぞれ含む確認画面情報を記憶部17に保存する。
これにより、確認画面作成部22により作成された新たな確認画面と、当該確認画面を表示装置131に表示させるためのボタンB1とが図5に示すトップ画面における確認画面テーブルTab1に追加される。このように、確認画面作成部22は、複数の確認画面を作成可能である。
[確認画面の閲覧]
種別が閲覧者、確認画面作成者または表示部品作成者であるユーザは、たとえば、図5に示すトップ画面における「確認画面1」に対応するボタンB1を、キーボードおよびマウス等を用いて押下する操作をWebブラウザに対して行う。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる当該操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、確認画面作成用のURLdを含むhttpリクエストをデータ取得部11経由でサーバ132Aへ送信する。
サーバ132Aは、データ可視化装置101から当該httpリクエストを受信すると、受信した当該httpリクエストに基づいて、表示プログラムが格納されたHTMLファイルを含むhttpレスポンスをデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101における処理部14は、サーバ132Aから当該httpレスポンスに含まれるHTMLファイルをデータ取得部11経由で受信すると、受信した当該HTMLファイルから表示プログラムを取得する。
また、処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、記憶部17から「確認画面1」に対応する確認画面情報を取得する。そして、処理部14は、取得した確認画面情報を取得した表示プログラムに反映させて実行する。
これにより、表示装置131には、当該確認画面情報に対応した配置画面が表示される。
また、たとえば、確認画面作成部22は、ユーザの操作および権限設定部15によって設定された権限に基づいて、1または複数のパラメータを設定することにより複数種類の表示部品を配置した確認画面を作成可能である。
図21は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。
図21を参照して、配置画面には、たとえば、図11に示すWBGTテーブルと、図12に示すアンドンAnと、図13に示す地図情報とが含まれる。
当該配置画面では、2階建ての工場の複数位置における暑さ指数がアンドンAnを用いて示される。
ユーザは、たとえば、当該配置画面を用いて、2階建ての工場の複数位置における暑さ指数と、当該暑さ指数がいずれの区分であるかを確認することができる。
図22は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。
図22に示す配置画面は、たとえば、複数の部品の稼働時間を管理するために用いられる。
図22を参照して、配置画面には、表示部品作成部21によって作成されたアンドンAn1〜An9が含まれる。
アンドンAn1は、部品A1の稼働時間が5297時間であることを示す。アンドンAn2は、部品A2の稼働時間が4498時間であることを示す。アンドンAn2は、部品A3の稼働時間が5949時間であることを示す。アンドンAn4は、部品A4の稼働時間が12630時間であることを示す。アンドンAn5は、部品A5の稼働時間が2518時間であることを示す。アンドンAn6は、部品A6の稼働時間が2858時間であることを示す。アンドンAn7は、部品A7の稼働時間が9017時間であることを示す。アンドンAn8は、部品A8の稼働時間が2830時間であることを示す。アンドンAn9は、未設定のアンドンである。
また、配置画面におけるアンドンAn1〜An9の右側上方の領域r51には、各アンドンのパラメータとして、部品名の入力欄Ip41および部品の稼働開始時刻の入力欄Ip42が含まれる。
また、配置画面におけるアンドンAn1〜An9の右側下方の領域r52には、各部品の部品名と、各部品の交換時刻との対応関係を示すテーブルTab4が含まれる。
再び図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによる入力欄Ip41および入力欄Ip42への部品名の入力操作および部品の稼働開始時刻の入力操作を受け付けると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、ユーザにより入力された部品名に対応する表示部品情報に含まれるSQL指示を記憶部17から取得し、取得したSQL指示における稼働開始時刻に対応する箇所を、ユーザにより入力された稼働開始時刻に編集する。
そして、確認画面作成部22は、編集したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示に従い、現在時刻からSQL指示の示す稼働開始時刻を減算することにより、対応の部品の稼働時間を算出する。
そして、サーバ132Bは、対象データとして算出した稼働時間を含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
そして、確認画面作成部22は、たとえば、アンドンAnを描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づくアンドンAnを配置画面に配置された表示部品に描画する。
また、確認画面作成部22は、たとえば、テーブルを描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づくテーブルTab4を、配置画面に配置された表示部品に描画する。
図23は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。
図23に示す配置画面は、たとえば、ある期間における複数種類の品種、および部品における電流値または電力値を把握するために用いられる。
図23を参照して、配置画面における上部には、左から順に、表示期間の入力欄、品種を選択するための表示部品作成部21によって作成されたテーブル、部品名を選択するための表示部品作成部21によって作成されたテーブル、および表示する項目を選択するための表示部品作成部21によって作成されたテーブルが含まれる。
また、配置画面における下部には、選択された品種、部品名および項目に対応する情報を示す画像が含まれる。
図24は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける複数種類の表示部品が配置された配置画面の一例を示す図である。
図24に示す配置画面は、たとえば、ユーザがある装置の状態を動画を用いて確認するために用いられる。
図24を参照して、配置画面には、たとえば、管理対象である工場内のある装置の稼働状態を示す、横方向が時間軸方向であるガントチャートと、工場内に設置されたカメラにより当該装置を撮影した撮影動画を再生するための表示部品(以下、動画部品とも称する。)とが含まれる。
図25は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける動画の利用方法を模式的に示す図である。
図25および図1を参照して、入力受付部16は、たとえば、ユーザによるガントチャートの一部を選択する操作を受け付けると、上記装置のID(以下、装置IDとも称する。)とユーザにより選択された箇所に対応する時間(以下、指定時間とも称する。)とを含む操作情報を処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、入力受付部16から操作情報を受けて、受けた操作情報に含まれる装置IDおよび指定時間を取得する。
そして、確認画面作成部22は、取得した装置IDに対応づけられたカメラのID(以下、カメラIDとも称する。)を特定し、特定したカメラIDおよび取得した指定時間を含むHLS(HTTP Live Streaming)の形式に従うプレイリストを要求する内容のSQL指示を作成する。
確認画面作成部22は、作成したSQL指示を含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示の示すプレイリストをデータベース133から取得する。
そして、サーバ132Bは、対象データとして取得したプレイリストを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
確認画面作成部22は、データ取得部11から受けた対象データすなわちプレイリストを解析することにより、当該プレイリストの示す動画ファイルを特定する。
そして、確認画面作成部22は、上記動画部品の表示部品情報に含まれるSQL指示を記憶部17から取得し、取得したSQL指示における動画ファイルに対応する箇所を、特定した動画ファイルに編集する。
そして、確認画面作成部22は、編集したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示の示す動画ファイルをデータベース133から取得する。
そして、サーバ132Bは、対象データとして取得した動画ファイルを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれる対象データを取得し、取得した対象データを処理部14における確認画面作成部22へ出力する。
そして、確認画面作成部22は、たとえば、動画部品を描画するためのOSSライブラリを記憶部17から取得し、取得したOSSライブラリを用いて、データ取得部11から受けた対象データに基づく動画部品を配置画面に描画する。
また、たとえば、処理部14は、前記アクセス処理に要した時間を前記確認画面にさらに表示する処理を行う。
より詳細には、処理部14における確認画面作成部22は、たとえば、アクセス処理に要したデータ取得時間および表示部品の配置に要した描画時間を計測し、当該データ取得時間および当該描画時間がそれぞれ計測結果として表示された配置画面を表示処理部23へ出力する。
具体的には、確認画面作成部22は、SQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信するとともに、時間の計測を開始する。
そして、確認画面作成部22は、当該httpポストに対するサーバ132Bからhttpレスポンスに含まれる対象データを受信すると、時間の計測を停止し、計測した時間をデータ取得時間として取得する。
また、確認画面作成部22は、当該対象データを受信してから配置画面の作成完了までの時間を計測する。
具体的には、確認画面作成部22は、当該対象データを受信すると、時間の計測を開始する。
そして、確認画面作成部22は、当該対象データに基づいて配置画面を作成が完了すると、時間の計測を停止し、計測した時間を描画時間として取得する。
そして、確認画面作成部22は、上記データ取得時間および上記描画時間がそれぞれ計測結果として表示された配置画面を作成する。
表示処理部23は、確認画面作成部22から受けた当該配置画面を表示装置131に表示する処理を行う。
図26は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおける各計測結果が表示された配置画面の一例を示す図である。
図26を参照して、上記各計測結果は、たとえば、配置画面における領域r4の右上に表示される。
なお、確認画面作成部22は、データ取得時間および描画時間を計測する構成に限らず、データ取得時間および描画時間の少なくともいずれか一方を計測する構成であってもよい。
また、図1において、確認画面作成部22は、上記各計測結果を制限部18へ出力する。
たとえば、制限部18は、確認画面作成部22によるアクセス処理が許可されている状態すなわち上記権限が与えられている状態において、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を制限する。
そして、制限部18は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、対応する所定条件を満たした場合、所定の通知を行う。
より詳細には、制限部18は、たとえば、確認画面作成部22から受けた各計測結果すなわちデータ取得時間および描画時間の少なくともいずれか一方が所定時間以上である場合、所要時間が超過している旨の警告を処理部14へ出力する。
また、確認画面作成部22は、たとえば、上記所定時間内に行ったアクセス処理の回数を制限部18へ出力する。
制限部18は、たとえば、確認画面作成部22から受けたアクセス処理の回数が、所定回数以上である場合、アクセス処理の回数が所定回数を超過している旨の警告を処理部14へ出力する。
処理部14は、当該各警告を制限部18から受けて、たとえば、当該各警告の示す内容のe−mailをユーザの使用するPC等へ送信する。
[ユーザ管理処理]
ユーザは、たとえば、システム管理者である場合、キーボードおよびマウス等を用いた所定の操作をデータ可視化装置101に対して行うことにより、ユーザ管理処理を行うことができる。たとえば、データベース133には、複数のユーザIDおよび対応のユーザの種別の対応関係を示すユーザ管理テーブルが登録されている。
入力受付部16は、当該所定の操作が行われると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、上記ユーザ管理テーブルに含まれる複数のユーザIDおよび対応のユーザの種別(以下、ユーザデータとも称する。)を要求する内容のSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示に従い、ユーザデータをデータベース133におけるユーザ管理テーブルから取得する。
そして、サーバ132Bは、取得したユーザデータを含むhttpレスポンスを作成してデータ可視化装置101へ送信する。
データ可視化装置101におけるデータ取得部11は、サーバ132Bからhttpレスポンスを受信すると、受信したhttpレスポンスに含まれるユーザデータを取得し、取得したユーザデータを処理部14へ出力する。
処理部14は、データ取得部11から受けたユーザデータに基づいて、複数のユーザIDおよび対応のユーザの種別の対応関係を示すユーザ管理テーブルを作成し、作成したユーザ管理テーブルを含む画面を表示装置131に表示する処理を行う。
ユーザは、たとえば、表示装置131に表示された当該画面におけるユーザ管理テーブルに対して、ユーザIDおよび当該ユーザの種別の少なくともいずれか一方の追加、変更および削除等の処理を行う操作をデータ可視化装置101に対して行う。
入力受付部16は、当該操作が行われると、ユーザによる操作内容を示す操作情報を処理部14へ出力する。
処理部14は、入力受付部16から受けた操作情報に基づいて、データベース133におけるユーザ管理テーブルを更新する内容のSQL指示を作成し、作成したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、データ可視化装置101からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示を取得し、取得したSQL指示に従い、データベース133におけるユーザ管理テーブルを更新する。
このように、データ可視化装置101において、ユーザは、様々な用途に応じて種々の表示部品を作成することができる。
また、データ可視化装置101において、ユーザが様々な用途に応じた種々の確認画面を、表示部品を用いて容易に作成することができるため、管理対象の部品、装置および建物等の状態を容易に把握することができる。
また、データ可視化装置101において、ユーザの種別に応じて、データベースを用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定することができる。これにより、たとえば、データベース133の処理負荷の増大を抑制するとともに、データベースに関する知識の乏しいユーザでもデータベース133をより円滑に使用することができる。
[動作の流れ]
管理システム201における各装置は、メモリを含むコンピュータを備え、当該コンピュータにおけるCPU等の演算処理部は、以下のフローチャートの各ステップの一部または全部を含むプログラムを当該メモリからそれぞれ読み出して実行する。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、外部からインストールすることができる。これら複数の装置のプログラムは、それぞれ、記録媒体に格納された状態で流通する。
図27は、本開示の実施の形態に係る管理システムにおけるデータ可視化装置が確認画面を表示装置に表示する際の動作手順を定めたフローチャートである。
図27を参照して、まず、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、表示部品を作成する(ステップS101)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、測定データおよび測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを、サーバ132B経由でデータベース133から取得する(ステップS102)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、データベース133から取得すべき測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む、アクセス処理の権限を複数種類設定する(ステップS103)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、取得した対象データに基づく表示部品を更新する(ステップS104)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、作成または更新された表示部品が配置された確認画面を作成する(ステップS105)。
また、データ可視化装置101は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を、それぞれ、所定の制限時間未満または所定の制限回数未満に制限する制限処理を行う(ステップS106)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従って設定されたアクセス処理の権限に従い、対象データをサーバ132B経由でデータベース133から取得する(ステップS107)。
次に、データ可視化装置101は、ユーザの操作に従い、取得した対象データに基づいて確認画面を更新する(ステップS108)。
次に、データ可視化装置101は、アクセス処理において、制限処理において設定された所定条件を満たした場合、たとえば、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、それぞれ、上記制限時間以上または上記制限回数以上である場合(ステップS109でYES)、ユーザに対して通知を行う(ステップS110)。
次に、データ可視化装置101は、アクセス処理に要した時間および測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う(ステップS111)。
一方、データ可視化装置101は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数が、それぞれ、上記制限時間未満および上記制限回数未満である場合(ステップS109でNO)、アクセス処理に要した時間および測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う(ステップS111)。
なお、本開示の実施の形態に係る管理システム201では、サーバ132A,132Bおよびデータベース133が、それぞれ単一の装置であるとしたが、これに限定するものではない。サーバ132A,132Bおよびデータベース133の機能の一部または全部が、クラウドコンピューティングによって提供されてもよい。すなわち、サーバ132A,132Bおよびデータベース133の各々が複数のクラウドサーバ等によって構成されてもよい。
また、本開示の実施の形態に係る管理システム201では、ユーザの種別は、4つであるとしたが、これに限定するものではない。ユーザの種別は、2つ、3つまたは5つ以上であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、処理部14は、ユーザの種別に応じたトップ画面を表示装置131に表示する構成であるとしたが、これに限定するものではない。処理部14は、ユーザの全種別に共通のトップ画面を表示装置131に表示する構成であってもよい。
この場合、データ可視化装置101は、たとえば、あるユーザが当該ユーザの種別では許可されていない操作を自己に対して行った場合、当該操作の許可がない旨のメッセージを表示装置131に表示する処理を行う。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、権限設定部15は、表示部品作成部21と比べて確認画面作成部22に狭い権限を与える構成であるとしたが、これに限定するものではない。権限設定部15は、表示部品作成部21と同じ範囲の権限を確認画面作成部22に与える構成であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、権限設定部15は、確認画面作成部22と比べて表示処理部23に狭い権限を与える構成であるとしたが、これに限定するものではない。権限設定部15は、確認画面作成部22と同じ範囲の権限を表示処理部23に与える構成であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、権限設定部15は、データベースから取得すべき測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む権限を与える構成であるとしたが、これに限定するものではない。権限設定部15は、上記以外を設定する権限を与える構成であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、制限部18は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を制限する構成であるとしたが、これに限定するものではない。制限部18は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数を制限しない構成であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、制限部18は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、対応する所定条件を満たした場合、所定の通知を行う構成であるとしたが、これに限定するものではない。制限部18は、当該所定の通知を行わない構成であってもよい。
また、本開示の実施の形態に係る管理システム201では、データ可視化装置101における処理部14が制限部18から受けた各警告の示す内容のe−mailをユーザの使用するPC等へ送信する構成であるとしたが、これに限定するものではない。管理システム201では、データ可視化装置101以外の装置たとえばサーバ132Bが、当該e−mailをユーザの使用するPC等へ送信する構成であってもよい。
より詳細には、データ可視化装置101における制限部18は、たとえば、上記アクセス処理に関する所定条件を処理部14へ出力する。
処理部14は、制限部18から受けた所定条件を示すSQL指示を作成し、作成したSQL指示およびアクセス処理用のURLcを含むhttpポストを作成し、作成したhttpポストをデータ取得部11経由でサーバ132Bへ送信する。
サーバ132Bは、処理部14からのhttpポストを受信し、受信したhttpポストに含まれるSQL指示の示す所定条件を取得し、取得した所定条件を保持する。
そして、サーバ132Bは、自己の処理が当該所定条件に該当する場合、当該所定条件に該当する旨のe−mailをユーザの使用するPC等へ送信する。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、処理部14は、アクセス処理に要した時間を確認画面に表示する構成であるとしたが、これに限定するものではない。処理部14は、アクセス処理に要した時間を確認画面に表示しない構成であってもよい。
ところで、データベースに関する知識を有する者は限られており、データベースに関する専門知識を十分に有していない者にとって、データベース言語を用いてデータベースを円滑に使用することは容易ではない。
これに対して、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、データ取得部11は、測定結果に基づく測定データが蓄積されたデータベース133から取得された測定データ、およびデータベース133における測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを取得する。処理部14は、データ取得部11によって取得された対象データに基づいて、測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う。権限設定部15は、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理の権限を複数種類設定可能である。
このような構成により、ユーザの種別に応じて、データベース133を用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース133側の処理負荷の増大を抑制することができる。
したがって、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、データベース133から取得した測定データを可視化する構成において、データベースをより円滑に使用することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、処理部14において、表示部品作成部21は、ユーザからの指示に従い、確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する。確認画面作成部22は、ユーザからの指示に従い、表示部品作成部21によって作成された表示部品を配置して確認画面を作成または更新する。権限設定部15は、表示部品作成部21と比べて確認画面作成部22に狭い権限を与える。
このような構成により、様々な用途に応じた種々の確認画面を、表示部品を用いて容易に作成するとともに、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース133側の処理負荷の増大を抑制する優れたシステムを実現することができる。特に、表示部品に関する権限および確認画面に関する権限を分けることにより、より効果的な権限設定を実現することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、処理部14において、表示処理部23は、さらに、ユーザからの指示に従い、確認画面を表示する処理を行う。権限設定部15は、確認画面作成部22と比べて表示処理部23に狭い権限を与える。
このような構成により、表示部品に関する権限、確認画面に関する権限および画面閲覧に関する権限を分けることができるため、より効果的な権限設定を実現することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、権限は、データベース133から取得すべき測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む。
このようなパラメータを設定する構成により、データベース133側の処理負荷の増大を効果的に抑制することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、制限部18は、さらに、確認画面作成部22によるアクセス処理が許可されている状態において、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を制限する。
このような構成により、権限とは別にアクセス処理に制限を設け、データベース133側の処理負荷の増大をより確実に抑制することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、制限部18は、一回あたりのアクセス処理に要する時間および一定時間あたりのアクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、対応する所定条件を満たした場合、所定の通知を行う。
このような構成により、アクセス処理の権限を与えられたユーザに対して、データベース133側の処理負荷の増大を警告することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101では、処理部14は、アクセス処理に要した時間を確認画面にさらに表示する処理を行う。
このような構成により、アクセス処理の権限を与えられたユーザが、データベース133側の処理負荷の状況を容易に認識することができる。
また、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101におけるデータ処理方法では、まず、測定結果に基づく測定データが蓄積されたデータベース133から取得された測定データ、およびデータベース133における測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを取得する。次に、取得した対象データに基づいて、測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う。次に、データベース133からの測定データの取得およびデータベース133における測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理の権限を複数種類設定する。
このような構成により、ユーザの種別に応じて、データベース133を用いた処理に種々の権限を設定することができるため、ユーザの種別に応じた適切な権限を設定し、データベース133側の処理負荷の増大を抑制することができる。
したがって、本開示の実施の形態に係るデータ可視化装置101におけるデータ処理方法では、データベース133から取得した測定データを可視化する構成において、データベースをより円滑に使用することができる。
上記実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
以上の説明は、以下に付記する特徴を含む。
[付記1]
測定結果に基づく測定データが蓄積されたデータベースから取得された前記測定データ、および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データを取得するデータ取得部と、
前記データ取得部によって取得された前記対象データに基づいて、前記測定データに関する内容を確認画面に表示する処理を行う処理部と、
前記データベースからの前記測定データの取得および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算の少なくともいずれか一方であるアクセス処理の権限を複数種類設定可能な権限設定部とを備え、
前記確認画面作成部は、ユーザからの指示に従って前記パラメータを設定することにより、前記確認画面における前記表示部品の内容を選択可能である、データ可視化装置。
11 データ取得部
14 処理部
15 権限設定部
16 入力受付部
17 記憶部
18 制限部
21 表示部品作成部
22 確認画面作成部
23 表示処理部
101 データ可視化装置
131 表示装置
132A,132B サーバ
133 データベース
134 ネットワーク
201 管理システム

Claims (10)

  1. 測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得するデータ取得部と、
    前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理、により取得された前記対象データを用いた処理を行う権限を処理部に対して与える権限設定部と、
    前記対象データを含む確認画面を構成する1または複数の表示部品の閲覧、前記表示部品の編集、前記表示部品の作成、および1または複数の前記表示部品を配置することによる前記確認画面の作成のうちの少なくともいずれか2つ以上の処理を含む複数種類の処理を行うことが可能である前記処理部とを備え、
    前記権限設定部は、前記ユーザの識別情報に応じて、前記処理部に対して異なる前記種類または前記種類の異なる組み合わせの前記権限を設定する、データ可視化装置。
  2. 前記処理部は、前記権限により前記データ取得部経由で取得された前記対象データに基づいて、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面の作成処理および前記確認画面を表示装置に表示させる処理を行う、請求項1に記載のデータ可視化装置。
  3. 前記処理部は、
    ユーザからの指示に従い、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する表示部品作成部と、
    ユーザからの指示に従い、前記表示部品作成部によって作成された前記表示部品を配置して前記確認画面を作成または更新する確認画面作成部とを含み、
    前記権限設定部は、前記表示部品作成部が取得できる前記対象データよりも前記確認画面作成部が取得できる前記対象データが少ない前記権限を前記処理部に与える、請求項1または請求項2に記載のデータ可視化装置。
  4. 前記処理部は、さらに、ユーザからの指示に従い、前記確認画面を表示する処理を行う表示処理部を含み、
    前記権限設定部は、前記確認画面作成部が取得できる前記対象データよりも前記表示処理部が取得できる前記対象データが少ない前記権限を前記処理部に与える、請求項3に記載のデータ可視化装置。
  5. 前記権限は、前記データベースから取得すべき前記測定データの時間的範囲を設定する権限および時間単位を設定する権限、ならびに前記測定データを用いた計算の種類を設定する権限のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデータ可視化装置。
  6. 前記処理部は、
    ユーザからの指示に従い、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面を構成する1または複数の表示部品を作成または更新する表示部品作成部と、
    ユーザからの指示に従い、前記表示部品作成部によって作成された前記表示部品を配置して前記確認画面を作成または更新する確認画面作成部とを含み、
    前記データ可視化装置は、さらに、
    前記確認画面作成部に前記権限が与えられている状態において、一回あたりの前記アクセス処理に要する時間および一定時間あたりの前記アクセス処理の回数の少なくともいずれか一方を制限する制限部を備える、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のデータ可視化装置。
  7. 前記制限部は、一回あたりの前記アクセス処理に要する時間および一定時間あたりの前記アクセス処理の回数の少なくともいずれか一方が、対応する所定条件を満たした場合、所定の通知を行う、請求項6に記載のデータ可視化装置。
  8. 前記処理部は、前記アクセス処理に要した時間を、前記測定データまたは前記計算結果を含む確認画面にさらに表示する処理を行う、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のデータ可視化装置。
  9. データ可視化装置におけるデータ処理方法であって、
    測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得し、かつユーザの識別情報を取得し、
    前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理、により取得された前記対象データを用いた処理を行う権限を設定し、
    前記データ可視化装置は、前記対象データを含む確認画面を構成する1または複数の表示部品の閲覧、前記表示部品の編集、前記表示部品の作成、および1または複数の前記表示部品を配置することによる前記確認画面の作成のうちの少なくともいずれか2つ以上の処理を含む複数種類の処理を行うことが可能であり、
    前記権限の設定において、前記ユーザの識別情報に応じて、異なる前記種類または前記種類の異なる組み合わせの前記権限を設定する、データ処理方法。
  10. データ可視化装置において用いられるデータ処理プログラムであって、
    コンピュータに、
    測定データ、および前記測定データを用いた計算結果の少なくともいずれか一方である対象データをデータベースから取得させ、かつユーザの識別情報を取得させ、
    前記ユーザの識別情報に基づいて、前記データベースから前記測定データを取得する処理および前記データベースにおける前記測定データを用いた計算を行う処理の少なくともいずれか一方であるアクセス処理、により取得された前記対象データを用いた処理を行う権限を設定させ、
    前記データ可視化装置は、前記対象データを含む確認画面を構成する1または複数の表示部品の閲覧、前記表示部品の編集、前記表示部品の作成、および1または複数の前記表示部品を配置することによる前記確認画面の作成のうちの少なくともいずれか2つ以上の処理を含む複数種類の処理を行うことが可能であり、
    前記ユーザの識別情報に応じて、異なる前記種類または前記種類の異なる組み合わせの前記権限を設定させる、データ処理プログラム。
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