JP6914515B2 - トー調整ロボット - Google Patents

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本発明は、例えば、車両のトー調整を自動で行うためのトー調整ロボットに関する。
一般に、車両組立ラインの最終工程では、車輪に連結されたタイロッドの長さを調整し、車輪のトー角度を調整(トー調整)する(特許文献1)。
すなわち、図8に示すように、タイロッド51は、車両のハンドルに連動するリレーロッド52にボールジョイント53を介して繋がったロッド本体54と、車輪を軸支するナックルアーム55にボールジョイント56を介して繋がったロッドエンド57とで構成されている。ロッド本体54の端部はロッドエンド57にねじ込まれ、ロックナット58の締め付けにより回り止めされる。ロッド本体54には、タイロッド調整装置のオープンエンドレンチが係合する工具係合部59が形成されている。そして、ロックナット58を緩めた状態で工具係合部59を上記オープンエンドレンチの回転部で回転させ、ロッドエンド57に対するロッド本体54のねじ込み深さを変えれば、タイロッド51の長さが変わり、車輪のトー調整を行うことができる。
特開2000−289640号公報
ところで、上記タイロッド調整装置のオープンエンドレンチをタイロッド51の工具係合部59に係合させる工程は、車種毎のタイロッド51の位置のばらつきに対応するため、作業者が車両の下に入り込んでタイロッド51を視認し、オープンエンドレンチをタイロッド51の位置に合わせて手動で車幅方向及び車長方向に位置調整することにより行われている。
しかし、この位置調整の作業は、作業者に上方を視認する姿勢を長時間強いることになるため、作業者の身体的負担が非常に大きい。
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、車種毎にタイロッドの位置にばらつきがあってもトー調整を自動で安価に行わせることのできるトー調整ロボットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るトー調整ロボットは、トー調整のためにターゲットを操作するロボットアームと、該ロボットアームに設けた二次元カメラと、前記ロボットアームを制御して前記ロボットアームにトー調整作業を行わせる制御装置とを具備し、前記制御装置は、トー調整のための作業位置までの前記ロボットアームの移動と、該ロボットアームの姿勢の調整とを、前記二次元カメラからの画像を処理した結果に基づいて行わせるように構成されているトー調整ロボットであって、前記制御装置は、前記ターゲットの基準位置を前記二次元カメラの撮像範囲の中心に合わせた状態で、かつ、前記二次元カメラから前記基準位置までの距離を特定することなく、前記二次元カメラから前記基準位置に向かって所定距離離れた位置を中心に該二次元カメラが所定角度円弧運動するように前記ロボットアームを移動させ、この円弧運動に伴って前記基準位置が前記撮像範囲の中心から移動すれば、その移動した方向と距離に応じて前記二次元カメラが前記基準位置に接近・離間するように前記ロボットアームを移動させる(請求項1)。
上記トー調整ロボットにおいて、前記制御装置は、前記二次元カメラが撮像した前記ターゲットの画像に基づいて、前記二次元カメラの撮像範囲の中心から前記ターゲットの基準位置までの縦横のずれ量を算出し、この縦横のずれ量を前記ロボットアームの縦横の移動量に換算して該ロボットアームを縦横に移動させ、前記撮像範囲の中心を前記基準位置に合わせるものとしてもよい(請求項2)。
上記トー調整ロボットにおいて、前記制御装置は、前記ターゲットの基準位置を前記二次元カメラの撮像範囲の中心に合わせ、かつ、そのときに現れる前記ターゲットの第1基準輪郭線が前記撮像範囲内において所定方向に向くようにした状態で、前記二次元カメラから前記基準位置に向かって所定距離離れた位置を中心に該二次元カメラが所定角度円弧運動するように前記ロボットアームを移動させ、このとき現れる前記ターゲットの第2基準輪郭線が前記二次元カメラの撮像範囲内において所定方向に向いていなければ、前記二次元カメラがローリングするように前記ロボットアームを移動させて前記第2基準輪郭線が前記二次元カメラの撮像範囲内において所定方向に向くようにするものとしてもよい(請求項3)。
本願発明では、車種毎にタイロッドの位置にばらつきがあってもトー調整を自動で安価に行わせることのできるトー調整ロボットが得られる。
すなわち、本願の各請求項に係る発明のトー調整ロボットでは、二次元カメラによって得られる画像を用いてロボットアームの位置や姿勢を補正しながらロボットアームをターゲット(タイロッド)に近づけることができるため、車種毎にタイロッドの位置にばらつきがあってもトー調整を自動で行うことができる。また、ターゲットの位置を特定するためのセンサとして用いるのは、一般に安価な二次元カメラであり、三次元カメラや距離センサ等を不要とすることができるので、ロボットの製造コストの低減を図ることも可能である。
本発明の一実施の形態に係るトー調整ロボットの構成を概略的に示す斜視図である。 (A)は、前記トー調整ロボットの要部の構成を概略的に示す説明図、(B)は、前記トー調整ロボットの二次元カメラによるターゲットの画像の登録方法を概略的に示す説明図である。 前記二次元カメラによって得られるターゲットの画像の一例を概略的に示す説明図である。 前記二次元カメラがターゲットに正対する場合としない場合とを示す説明図である。 (A)〜(C)は、二次元カメラからターゲットまでの距離が、所定距離である場合、所定距離より短い場合、所定距離より長い場合、の二次元カメラの動かしたかを概略的に示す説明図である。 (A)〜(C)は、ターゲットの基準位置が二次元カメラの撮像範囲の中心に位置している場合、それより下側に位置している場合、それより上側に位置している場合、を概略的に示す説明図である。 (A)及び(B)は、サーチ対象とするパターンを概略的に示す説明図である。 タイロッドの構成を概略的に示す斜視図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら以下に説明する。
図1に示すトー調整ロボット(以下、「ロボット」)1は、図8に示すタイロッド51の長さを変えてトー調整を行うためのものであり、トー調整のためにターゲットT(本例では、図8に示すタイロッド51)を操作するロボットアーム2と、ロボットアーム2に設けた二次元カメラ3と、ロボットアーム2を制御してロボットアーム2にトー調整作業を行わせる制御装置(図示していない)とを具備している。
ロボットアーム2は、例えば多軸垂直多関節ロボットであり、先端部にタイロッド調整用のオープンエンドレンチ4を有している。なお、オープンエンドレンチ4には、タイロッド調整用オープンエンドレンチとして公知の構成のものを利用することができる。また、ロボットアーム2は、車両の各車輪に一つずつ対応させて用いられ、4輪車であれば四つのロボットアーム2が用いられる。
二次元カメラ3は、例えばCCDカメラであり、オープンエンドレンチ4が延びる方向に向けられ(図2(A)も参照)、前方に所定距離d1(例えば400mm)離れた先にピントが合うように構成されている。
前記制御装置(制御用コンピュータ)は、トー調整のための作業位置までのロボットアーム2の移動と、ロボットアーム2の姿勢の調整とを、二次元カメラ3からの画像を処理した結果に基づいて行わせるように構成されている。
そして、トー調整の手順は、(A)ロックナット58を緩める、(B)工具係合部59を回転させてトー調整を行う、(C)ロックナット58を締める、の3工程に大きく分けることができ、本例では、各工程をロボット1により自動で行う。
ここで、工程(A)、(C)のロックナット58の回転(緩め締め)と、工程(C)の工具係合部59の回転とは、同様に行えるものであり、以下、ロックナット58の回転を例に挙げてロボット1によるトー調整方法の詳細を説明する。
(1)予め、トー調整のためにロボット1によって操作するターゲットT(タイロッド51)を二次元カメラ3で撮像し(図2(B)参照)、その撮像した画像に基準位置(例えばオープンエンドレンチ4をロックナット58に差し込んで回転させるときに、タイロッド51において二次元カメラ3に正対することになる位置)Sを設定してパターンA1を作成し、パターンA1を図外の記憶手段により記憶(登録)しておく。なお、このときの撮像は、ターゲットTから二次元カメラ3までの距離を上記所定距離d1として二次元カメラ3のピントをターゲットTに合わせて行う。また、この工程は一度のみ行えばよく、通常、車種が変わってもターゲットTを撮像して得られる画像(パターンA1)は同様であるので、ターゲットTの撮像を車種毎に必ずしも行う必要はなく、過去に作成したパターンA1が適用できない場合にのみ新たに撮像等すればよい。
(2)ターゲットTごとにターゲットTを操作するために予め定めてある初期位置にロボットアーム2を移動させ、二次元カメラ3によりターゲットTを撮像する。
(3)撮像したターゲットTの画像と、記憶手段に記憶してあるパターンA1とを照合し、撮像した画像におけるターゲットTの基準位置Sを特定し、この基準位置Sが二次元カメラ3の撮像範囲の中心Cに合っていなければ(図3参照)、これを合わせるようにロボットアーム2を移動させる。これにより、基準位置Sが中心Cに合致するようになる。
具体的には、基準位置Sが中心CからX方向(撮像範囲における縦方向)、Y方向(撮像範囲における横方向)にずれている場合には、そのX方向のずれ量x1、Y方向のずれ量y1を画像から算出し、このずれ量x1、y1をロボットアーム2のX方向(縦方向)、Y方向(横方向)の移動量に換算してロボットアーム2をX方向(縦方向)、Y方向(横方向)に移動(ピッチング、ヨーイング)させる。
(4)二次元カメラ3によって撮像したターゲットTの画像から、この画像に現れている輪郭線のうち、長手方向に延びる第1基準輪郭線L1を抽出し、この第1基準輪郭線L1が撮像範囲内において所定方向(本例ではX方向)に向いていない場合には、その傾きのずれ量θ1(図3参照)を画像から算出し、このずれ量θ1を二次元カメラ3のローリング角度量に換算して、そのローリング角度量だけ二次元カメラ3がローリングするようにロボットアーム2を移動させる。これにより、第1基準輪郭線L1が二次元カメラ3の撮像範囲内において所定方向に向くようになる。
(5)上記(3)、(4)の工程を実行することにより、ターゲットTの基準位置Sが二次元カメラ3の撮像範囲の中心Cに合致し、かつ、ターゲットTの第1基準輪郭線L1が撮像範囲内において所定方向に向くようにする。これにより、二次元カメラ3によって図6(A)に示すようなターゲットTの画像が得られることになる。
ここで、上記工程(3)、(4)の順を逆にしてもよい。また、例えば、工程(3)の後に工程(4)を行うことにより、基準位置Sが中心Cからずれることが想定される場合には、工程(4)の後に工程(3)を再度実行するようにしてもよい。
(6)ターゲットTの基準位置Sを二次元カメラ3の撮像範囲の中心に合わせ、かつ、そのときに現れるターゲットTの第1基準輪郭線L1が撮像範囲内において所定方向に向くようにした状態で、二次元カメラ3から基準位置Sに向かって所定距離d1離れた位置P0を中心に二次元カメラ3が所定角度θ2(例えば30°)円弧運動するようにロボットアーム2を移動させる(図5(A)〜(C)参照)。
(7)上記工程(6)の前後で、二次元カメラ3により撮像されるターゲットTが、撮像範囲内においてX方向(縦方向)に移動するか否かを判定し、その判定結果に基づいて二次元カメラ3(ロボットアーム2)をターゲットTに向かって接近・離間させるか、あるいは停止したままとし、最終的には、ターゲットTが二次元カメラ3から所定距離d1離れた位置P0にある状態にする。
(7−1)すなわち、図5(A)に示すように、ターゲットTが二次元カメラ3からちょうど所定距離d1離れた位置にある場合には、二次元カメラ3が所定角度θ2円弧運動する前後を通じて、二次元カメラ3から得られるターゲットTの画像は図6(A)に示すままであり、この場合、二次元カメラ3(ロボットアーム2)をターゲットTに接近又は離間させる操作は不要となる。
(7−2)一方、図5(B)に示すように、ターゲットTが二次元カメラ3から所定距離d1離れた位置よりも近くにある場合には、二次元カメラ3が所定角度θ2円弧運動した後に二次元カメラ3から得られるターゲットTの画像は、図6(B)に示すように、二次元カメラ3の撮像範囲において下方(二次元カメラ3を動かした方向と逆方向)に移動することになる。逆に、図5(C)に示すように、ターゲットTが二次元カメラ3から所定距離d1離れた位置よりも遠くにある場合には、二次元カメラ3が所定角度θ2円弧運動した後に二次元カメラ3から得られるターゲットTの画像は、図6(C)に示すように、二次元カメラ3の撮像範囲において上方(二次元カメラ3を動かした方向と同じ方向)に移動することになる。そのため、画像上においてターゲットTの移動した方向から、ターゲットTが二次元カメラ3から所定距離d1離れた位置よりも近くにあるのか遠くにあるのかを判定することができるのであり、ターゲットTの移動した方向と距離に応じて二次元カメラ3をターゲットTに離間・接近するようにロボットアーム2を移動させればよい。なお、このロボットアーム2の移動は、図5(B)及び(C)に示すように、上記円弧運動する前における二次元カメラ3とターゲットTの基準位置Sとを結ぶ直線に平行となるように行う。
そして、上記工程(7−2)の一回の実行で、ターゲットTが二次元カメラ3から所定距離d1離れた位置にこない場合には、その位置にくるまで複数回実行してもよい。このように工程(7−2)を複数回実行する場合、この工程(7−2)が半永久的に継続されるのを防止するには、ロボットアーム2の移動距離が回を経るごとに小さくなるようにするのが望ましい。
(8)上記工程(6)又は(7)の後、二次元カメラ3によってターゲットTを撮像したときにターゲットTの画像に現れる輪郭線のうち、長手方向に延びる第2基準輪郭線L2を抽出し、第2基準輪郭線L2が二次元カメラ3の撮像範囲内において所定方向(本例ではX方向)に向いていない場合には、その傾きのずれ量θ1(図3参照)を画像から算出し、このずれ量θ1を二次元カメラ3のローリング角度量に換算して、そのローリング角度量だけ二次元カメラ3がローリングするようにロボットアーム2を移動させる。これにより、第2基準輪郭線L2が二次元カメラ3の撮像範囲内において所定方向に向くようになる。
すなわち、この工程(8)を行う前においては、二次元カメラ3は、図4に示す3AのようにターゲットTに正対しているとは限らず、同図の3BのようにターゲットTに対して斜め向きになっている可能性がある。しかし、工程(8)を実行することにより、二次元カメラ3をターゲットTに正対させることができる。
(9)形状サーチ処理により、二次元カメラ3によって得られた画像から、オープンエンドレンチ4を差し込んで回転させるロックナット58に該当する部分を特定し、図7(A)及び(B)に示す五つのパターンP1〜P5の有無(明暗の一番大きい位置で算出するエッジ算出閾値内に有るか否か)を判定し、パターンP1,P3,P5が有りの場合(P2,P4はポカヨケ用であり、この何れかが有りと判断された場合はNG)に、パターンP1からパターンP3までのピクセル(画素)数と、パターンP5からパターンP3までのピクセル(画素)数との差が0のときに、2面幅がとれていて、ロックナット58に対しロボットアーム2のオープンエンドレンチ4が差し込み可能になっていると判定する。このように判定されない場合は、この判定がされるまで、二次元カメラ3から基準位置Sに向かって所定距離d1離れた位置P0を中心に二次元カメラ3が所定角度円弧運動するようにロボットアーム2を移動させた上で、上記の形状サーチ処理からの一連の作業を行う、という手順を繰り返す。
(10)ロックナット58にオープンエンドレンチ4を差し込み、ロックナット58を回転させる。そして、所定量ロックナット58を回転させた後は、ロボットアーム2をターゲットTから離間させ、所定の位置(例えば初期位置)に移動させる。
以上のように構成されたロボット1によれば、二次元カメラ3によって得られる画像を用いてロボットアーム2の位置や姿勢を補正しながらロボットアーム2をターゲットT(タイロッド51)に近づけることができるため、車種毎にタイロッドの位置にばらつきがあってもトー調整を自動で行うことができる。また、ターゲットTの位置を特定するためのセンサとして用いるのは、一般に安価な二次元カメラ3であり、三次元カメラや距離センサ等を不要とすることができるので、ロボット1の製造コストの低減を図ることも可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に何ら限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々に変形して実施し得ることは勿論である。例えば、以下のような変形例を挙げることができる。
上記実施の形態では、第1基準輪郭線L1、第2基準輪郭線L2として、ターゲットTの長手方向の輪郭線を用いているが、これに限らず、短手方向の輪郭線等を用いるようにしてもよい。
オープンエンドレンチ4が、操作対象とするナット(六角部)の向きを問わないものであれば、上記工程(9)を省略してもよい。
本明細書に挙げた変形例どうしを適宜組み合わせてもよいことはいうまでもない。
1 トー調整ロボット
2 ロボットアーム
3 二次元カメラ
4 オープンエンドレンチ
51 タイロッド
52 リレーロッド
53 ボールジョイント
54 ロッド本体
55 ナックルアーム
56 ボールジョイント
57 ロッドエンド
58 ロックナット
59 工具係合部
A1 画像(パターン)
C 二次元カメラの撮像範囲の中心
d1 所定距離
L1 第1基準輪郭線
L2 第2基準輪郭線
P0 位置
P1〜P5 パターン
S 基準位置
T ターゲット
x1 ずれ量
y1 ずれ量
θ1 ずれ量
θ2 所定角度

Claims (3)

  1. トー調整のためにターゲットを操作するロボットアームと、該ロボットアームに設けた二次元カメラと、前記ロボットアームを制御して前記ロボットアームにトー調整作業を行わせる制御装置とを具備し、
    前記制御装置は、トー調整のための作業位置までの前記ロボットアームの移動と、該ロボットアームの姿勢の調整とを、前記二次元カメラからの画像を処理した結果に基づいて行わせるように構成されているトー調整ロボットであって、
    前記制御装置は、前記ターゲットの基準位置を前記二次元カメラの撮像範囲の中心に合わせた状態で、かつ、前記二次元カメラから前記基準位置までの距離を特定することなく、前記二次元カメラから前記基準位置に向かって所定距離離れた位置を中心に該二次元カメラが所定角度円弧運動するように前記ロボットアームを移動させ、この円弧運動に伴って前記基準位置が前記撮像範囲の中心から移動すれば、その移動した方向と距離に応じて前記二次元カメラが前記基準位置に接近・離間するように前記ロボットアームを移動させることを特徴とするトー調整ロボット。
  2. 前記制御装置は、前記二次元カメラが撮像した前記ターゲットの画像に基づいて、前記二次元カメラの撮像範囲の中心から前記ターゲットの基準位置までの縦横のずれ量を算出し、この縦横のずれ量を前記ロボットアームの縦横の移動量に換算して該ロボットアームを縦横に移動させ、前記撮像範囲の中心を前記基準位置に合わせる請求項1に記載のトー調整ロボット。
  3. 前記制御装置は、前記ターゲットの基準位置を前記二次元カメラの撮像範囲の中心に合わせ、かつ、そのときに現れる前記ターゲットの第1基準輪郭線が前記撮像範囲内において所定方向に向くようにした状態で、前記二次元カメラから前記基準位置に向かって所定距離離れた位置を中心に該二次元カメラが所定角度円弧運動するように前記ロボットアームを移動させ、このとき現れる前記ターゲットの第2基準輪郭線が前記二次元カメラの撮像範囲内において所定方向に向いていなければ、前記二次元カメラがローリングするように前記ロボットアームを移動させて前記第2基準輪郭線が前記二次元カメラの撮像範囲内において所定方向に向くようにする請求項1または2に記載のトー調整ロボット。
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