JP6914053B2 - 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム - Google Patents

放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム Download PDF

Info

Publication number
JP6914053B2
JP6914053B2 JP2017031663A JP2017031663A JP6914053B2 JP 6914053 B2 JP6914053 B2 JP 6914053B2 JP 2017031663 A JP2017031663 A JP 2017031663A JP 2017031663 A JP2017031663 A JP 2017031663A JP 6914053 B2 JP6914053 B2 JP 6914053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
measuring instrument
detector
couch
marker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017031663A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018134282A (ja
Inventor
貴啓 山田
貴啓 山田
泰介 高柳
泰介 高柳
千博 中島
千博 中島
智一 島倉
智一 島倉
孝紀 荒居
孝紀 荒居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2017031663A priority Critical patent/JP6914053B2/ja
Publication of JP2018134282A publication Critical patent/JP2018134282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6914053B2 publication Critical patent/JP6914053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、荷電粒子やX線などの放射線を腫瘍等の患部に照射して治療する放射線照射システム、診断装置、及びその品質保証方法に関する。
癌などの治療のために、患者に荷電粒子やX線などの放射線を照射する方法が知られている。荷電粒子には陽子線や炭素線などがある。この照射に用いる放射線照射システムは、カウチと呼ばれる患者用ベッド上に固定された患者の体内で、腫瘍などの標的の形状に適した線量分布を形成する。
治療の際、患者は治療室に設置された患者位置決め用レーザーを用いて粗く位置決めされた後、X線画像やCT画像を撮影して精密に位置決めされる。位置決めが完了した後、治療用の放射線を照射する。
放射線治療装置はQA(Quality Assurance)と呼ばれる装置の品質保証試験によって、健全性を確認した上で治療に使用される。非特許文献1には、QAのガイドラインが示されており、その中で、患者位置決め用レーザー位置の確認は日々実施するように推奨されている。また、非特許文献2には、M. D. Anderson Cancer CenterのQA方法が示されているが、患者位置決め用レーザー位置の確認が日々実施されている。
:Task Group 142 report: Quality assurance of medical acceleratorsa :Bijan Arjomandy, "An overview of the comprehensive proton therapy machine quality assurance procedures implemented at The University of Texas M. D. Anderson Cancer Center Proton Therapy Center-Houston", Medical Physics 36, 2269 (2009)
非特許文献1では、患者位置決め用レーザー位置の確認方法は特に指定はない。そのため、基準となる位置に設置した測定器にけがき線などの目印を設け、患者位置決め用レーザーの位置を目視で定規などを用いて確認する方法が考えられる。しかし、このような方法をとった場合、患者位置決め用レーザーの本数が増えると確認に時間がかかるという課題がある。また、計測者ごとに計測結果がばらつく可能性があるという課題がある。
本発明の目的は、患者位置決め用レーザーの位置確認を短時間で実現する方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、患者位置決めに用いるレーザーを計測する計測器であって、2枚の三角形の光検出器を組み合わせて構成される検出器が設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、患者位置決め用レーザーの位置確認に要する時間の短縮が可能となる。
第1の実施例における放射線治療システムの全体構成図である。 検出器によるレーザー位置の検出原理を説明する概念図である。 第1の実施例におけるレーザー位置計測器30の構成図である。 検出器21と制御装置35の接続を示す概念図である。 レーザー位置計測器30の設置方法を示す概念図である。 第2の実施例におけるレーザー位置計測器30の構成図である。 第3の実施例における放射線治療システムの全体構成図である。 レーザー位置計測器による検査フローである。
本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。
以下、本発明の第一の実施形態を説明する。
本発明は、X線照射システムや粒子線照射システムなどの放射線照射システム、およびX線CTシステムやMRIシステムなどの放射線診断システムに適用することができる。粒子線には陽子線や炭素線が含まれる。
本実施例の実施形態について図1を用いて説明する。
本実施例の放射線治療システムは、治療用放射線発生装置10、治療用放射線照射ノズル11、X線発生装置12、X線受像装置13、ガントリー14、カウチ15、患者位置決め用レーザー発振器16、制御装置17、コンソール18で構成される。制御装置17は、治療用放射線発生装置10、治療用放射線照射ノズル11、X線発生装置12、X線受像装置13、ガントリー14、カウチ15、コンソール18に接続され、これらの機器を制御する。操作者は、コンソール18を操作することで、放射線治療システムを操作する。患者位置決め用レーザー20は、治療室の壁や天井、またはガントリー14内に設置された患者位置決め用レーザー発振器16から、線状のレーザーとしてアイソセンタに向かって照射される。アイソセンタとは、例えば回転するガントリー14の中心軸と、ガントリー14に伴って回転する治療用放射線照射ノズル11から照射されるビームの軸との交点に該当する空間上の座標である。
治療時の手順に従って、各装置の動作を説明する。まず、患者19はカウチ15に固定具(図示せず)を用いて固定される。続いて、患者位置決め用レーザー20(以下、レーザー)を用いて粗位置決めが実施される。その際、あらかじめ、患者19の体表や固定具に記されたマーカー線とレーザー20の位置が一致するように、患者19の姿勢やカウチ15の位置が補正される。その後、X線発生装置12ならびにX線受像装置13を用いた精密な位置決めが実施される。位置決めの完了後、ガントリー14を治療角度に回転後、治療用放射線発生装置10ならびに治療用放射線照射ノズル11を用いてあらかじめ計画された治療用放射線を患者19に照射する。
放射線治療装置は、QA(Quality Assurance)と呼ばれる装置の品質保証試験によって、健全性を確認した上で治療に使用される。放射線治療システムのQAは、装置を最初に作ったときのみではなく、毎日、週1回等頻度により異なるチェックメニューで定期的に実施する必要があり、特に毎朝行われるQAは時間的負荷が高い。
本実施例は、QAにおいてレーザー20の位置を計測して確認する方法及び試験用の装置である。 レーザー位置の検出原理を説明する。図2に示すとおり、直角二等辺三角形のフォトダイオード22を2枚互い違いに並べて配置することで、合わせて正方形の検出器21を構成する。レーザー20は平面上のある角範囲に扇状に照射される。中心からの位置誤差Δy及び、角度誤差θを持つ水平方向のレーザー20が検出器21に入射された場合を仮定する。検出器21の幅をwとした場合、フォトダイオード22A、Bに照射されるレーザー20の線分長l1,l2はそれぞれ、
Figure 0006914053
と表される。それぞれのフォトダイオード22の出力L1,L2がl1,l2に比例し、レーザー強度の位置依存性が無視できると仮定すると、
Figure 0006914053
となり、左辺はΔyに比例する。wが一定である場合、出力L1,L2を計測することにより、レーザー位置の変化を計測することが可能となる。実際にレーザー位置を計測する際は、実測に基づき予め決定した比例係数Cと基準位置誤差Δy0を用いて式(3)に基づき、レーザー20の位置誤差Δyを決定する。
Figure 0006914053
図2はレーザー20の垂直方向位置を計測する場合を示したが、水平方向位置も同じ計測器で計測可能である。また、図2は2つの直角二等辺三角形のフォトダイオード22で正方形の検出器21を構成したが、三角形のフォトダイオード22を2つ用いて四角形の検出器21を構成しても、レーザー20の位置を計測することは可能である。
次に、この検出器21を用いたレーザー位置計測器30を説明する。図3に示すように、直方体の計測器30の3面に検出器21を設置する。計測器30の面の中心に検出器21は設置される。また、計測器30の対面にそれぞれ設置された検出器21AとCを結ぶ直線と、それ以外のいずれかの面に設置された検出器21Bから面の垂線方向に下ろした直線との交点に高密度のマーカー31を設置する。このマーカー31は、X線発生装置12ならびにX線受像装置13を用いて撮影するX線画像で視認できる程度に高密度である必要がある。具体的には、金属製の球や円筒形のマーカー31が使用可能である。レーザー位置計測器30は固定冶具32を用いてカウチ15に対して固定される。固定冶具32は、計測器固定部33によりレーザー位置計測器30を固定し、カウチ設置部34によりカウチ15に対する位置を固定する。図3では、カウチ15に患者19が仰向けで寝た場合、患者から見て左右の面ならびに前面に検出器21が設置されている。つまり、計測器30のいずれかの対向する2面がカウチ15の長手方向に正対するように設置した場合、カウチ15の長い辺に平行な両側面とカウチから遠い上面に検出器21が設置されている。しかし、レーザー発振器16の配置やレーザー位置計測器30の構成によっては、異なる面に検出器21を設置することも可能である。
図4に示すとおり、検出器21は制御装置35に接続され、制御装置35はコンソール36に接続される。レーザー20の位置を計測する際、検出器21は出力L1,L2を制御装置35に送信する。制御装置35は式(3)に基づき、基準位置に対するレーザー20の位置の変化を計算する。基準位置からのずれ量に対しては予め許容範囲を設定しておき、その許容範囲を逸脱した場合は、コンソール36に警告を表示する。
次に、図8を使ってレーザー位置の計測方法を説明する。
まず、固定冶具32を用いてカウチ15にレーザー位置計測器30を固定する(S101)。次に事前に決められた位置にカウチ15を移動する(S102)。図5はレーザー20に対してレーザー位置計測器30をおおよそ正しい位置に置いた場合の図である。レーザー20は互いに直角な2平面上のある角範囲に扇状に照射される。レーザー発振器16はレーザー位置計測器30の検出器21が設置された3面に正対するように3つ設けられているため、この3面に2本の線状のレーザー跡が交差するように十字の光の線が現れる。この事前に決められたカウチを移動する位置は、レーザー20の基準位置を設定した際に設定され、レーザー20の位置が大きくずれない限り、図5に示すように、レーザー20の十字の光の線の交点に検出器21の中心が凡そ一致する。続いて、レーザー20の位置を計測する(S103)。計測するレーザー20のみを点灯させて位置を計測する。その際、治療室の照明を消灯することで、検出器21に入射されるレーザー20以外の光を低減できるため、計測位置精度が向上する。レーザー位置の計測、レーザー20の消灯、次に計測するレーザー20の点灯を繰返し、すべてのレーザー20の位置を計測する。上記の方法により、カウチ15とレーザー20の相対位置の変動が計測できる。
次に、X線発生装置12ならびにX線受像装置13を用いてX線画像上のマーカー31の位置を計測する(S104)。そして、マーカー31の位置がX線画像の中心と一致するようにカウチ15を移動する(S105)。この状態で、再度、それぞれのレーザー位置を計測する(S106)。計測方法は、カウチ15に対するレーザー位置を計測した場合と同様である。上記の方法により、X線画像の中心とレーザー相対位置の変動が計測できる。
上記では、カウチ15とレーザー20の相対位置の計測後にX線画像の中心とレーザー20の相対位置を計測する場合を説明したが、先にX線画像の中心とレーザー20の相対位置を計測しても良い。また、カウチ15に対する位置のみ、またはX線画像の中心に対する位置のみを計測しても良い。
なお、直角な2平面にレーザー20を照射することで、十字の光の線をレーザー位置計測器30の各面に現れるようにしたが、これにより、左右のみならず上下の2方向に関する位置誤差も検出可能となる。
本発明の第二の実施例を説明する。図1乃至図5と同じ構成には同一の符号を示し、説明は省略する。以下の実施例においても同様とする。
本発明の第二の実施例と第一の実施例との違いは、レーザー位置計測器30に対する検出器21の設置方法にある。
図6に本実施例のレーザー位置計測器30の構成を示す。レーザー位置計測器30に治療用放射線の検出器(図示せず)を設置するなどの理由で、直角な2平面に照射されたレーザー20が交差する点に検出器21を設置できない場合が考えられる。その場合、図6に示したとおり、検出器21を水平方向、垂直方向のレーザー20に対して2組ずつ使用することで、それぞれの位置を計測することが可能となる。このとき、1つのレーザー20を2つの検出器21で計測することにより、レーザー20の位置誤差だけでなく角度の誤差も計測することができる。検出器21は、例えば、レーザー位置計測器30のいずれかの面の、一方向において中心であって他方向において中心から遠くに、具体的には計測器30の辺に略接する位置に設置することで、傾き検出の精度を向上させることができる。
本発明の第三の実施例を説明する。本実施例の特徴は、放射線治療システムにおいて、レーザー位置の計測をある手順で実行する制御装置にある。
図7に本実施例の放射線治療システムの構成を示す。実施例1の構成に加えて、制御装置17にレーザー発振器16、治療室の照明ならびに制御装置35が接続されている。
次に、レーザー位置の計測方法を説明する。図8の説明と重複する箇所の説明は省略する。
まず、固定冶具32を用いてカウチ15にレーザー位置計測器30を固定する。次に事前に決められた位置にカウチ15を移動する。レーザー20の位置を計測開始する為に、操作者はコンソール36のレーザー位置計測開始ボタン(図示せず)を押下する。制御装置17は治療室の照明を消灯し、1番目に計測するレーザー20を点灯する。レーザー位置の計測後、計測結果は制御装置35に送信され、コンソール36に位置ずれ量の判定結果が表示される。続いて、1番目のレーザー20が消灯され、2番目のレーザー20が点灯される。以降、予め定められた順番に従い、すべてのレーザー20の位置が逐次計測される。
次に、X線発生装置12ならびにX線受像装置13を用いてX線画像上のマーカー31の位置が計測され、マーカー31の位置がX線画像の中心と一致するようにカウチ15が移動される。この状態で、それぞれのレーザー20の位置が自動的に計測される。計測方法は、カウチ15に対するレーザー位置を計測した場合と同様である。すべてのレーザー位置の計測が完了した後、治療室の照明が点灯される。
レーザー20の点灯・消灯は、電源のオン・オフによって切り替えても良いし、レーザー20の光源前にシャッターを設置し、その開閉で切り替えても良い。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。上記の実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることも可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることも可能である。
例えば、上述の実施例ではX線撮像装置を用いて撮影されたX線画像の中心に対するレーザー位置の計測方法を説明した。しかし、X線撮像装置を回転させて撮像するコーンビームCTや、治療室内に別に設置されたCT撮像装置に対しても本発明は適用可能である。
更に、上述の実施例では陽子線照射システムを例に説明したが、本発明の放射線照射システムは、炭素線などの陽子線以外の粒子線、X線、電子線などを照射するシステムに対しても同様に適用することができる。例えば、X線を用いた場合、放射線照射装置はX線発生装置、ビーム輸送系、照射ノズルから構成される。
10:治療用放射線発生装置
11:治療用放射線照射ノズル
12:X線発生装置
13:X線受像装置
14:ガントリー
15:カウチ
16:患者位置決め用レーザー発振器
17:制御装置
18:コンソール
19:患者
20:患者位置決め用レーザー
21:検出器
22:フォトダイオード
30:レーザー位置計測器
31:マーカー
32:固定冶具
33:計測器固定部
34:カウチ設置部
35:制御装置
36:コンソール
37:照明

Claims (10)

  1. 患者位置決めに用いられ、第1方向と前記第1方向と交差する第2方向とからなる十字に照射されるレーザーを計測する計測器であって、
    2枚の二等辺三角形の光検出器の底辺と底辺を対向させて構成される検出器が設置され、
    前記レーザの第1方向の位置と、前記第2方向の位置とを計測することを特徴とした計測器。
  2. 請求項1に記載の計測器であって、
    前記計測器は直方体であり、
    前記組み合わせて構成される検出器が複数、それぞれ異なる面に設置されていることを特徴とした計測器。
  3. 請求項1乃至2に記載の計測器であって、
    カウチに前記計測器を固定する固定冶具を有することを特徴とする計測器。
  4. 請求項2に記載の計測器であって、
    前記複数の検出器は、第1検出器と第2検出器と第3検出器であり、
    前記第1検出器と前記第2検出器と前記第3検出器は、前記計測器の3面のそれぞれの中心に設置され、
    前記計測器の対面にそれぞれ設置された前記第1検出器と前記第2検出器とを結ぶ直線と、それ以外のいずれかの面に設置された前記第3検出器から面の垂線方向に下ろした直線との交点にマーカーが設置され、
    前記マーカーは、X線画像で視認可能なであることを特徴とした計測器。
  5. 請求項1乃至4に記載の計測器であって、
    前記検出器の検出結果を処理する制御装置を有し、
    前記制御装置は、計測された前記レーザーの位置が予め決められた許容値を逸脱する場合は警告を出力することを特徴とした計測器。
  6. 固定冶具を用いてカウチにレーザー位置計測器を固定するステップと、
    事前に決められた位置に前記カウチを移動するステップと、
    前記レーザー位置計測器に向かって、平面上のある角範囲に扇状かつ第1方向と前記第1方向と交差する第2方向とからなる十字にレーザーを照射するステップと、
    前記計測器で前記レーザーの第1方向の位置と前記第2方向の位置とを計測するステップと、
    前記計測器が有するマーカーの位置をX線撮像装置を用いて計測するステップと、
    前記マーカーの位置がX線画像の中心と一致するように前記カウチを移動するステップと、を有し、
    前記計測器は、底辺と底辺を対向させた2枚の二等辺三角形のセンサから構成されることを特徴とする位置決め装置試験方法。
  7. 請求項1乃至5に記載の計測器を用いて、
    患者位置決め用X線画像の中心に対する前記レーザーの相対的な位置を計測することを特徴とした前記レーザーの位置の確認方法。
  8. 放射線を発生させる放射線発生装置と、
    前記放射線を対象に照射する放射線照射ノズルと、
    前記対象を撮像するX線撮像装置と、
    前記対象を支持するカウチと、
    前記対象の位置決め用レーザーを第1方向と前記第1方向と交差する第2方向とからなる十字に照射するレーザー発振器と、
    前記カウチに設置されるレーザー位置確認用計測器の計測結果と、前記計測器に含まれるマーカーの前記X線撮像装置による計測結果に基づき、前記カウチを移動する制御装置とを有し、
    前記レーザー位置確認用計測器は、底辺と底辺を対向させた2枚の二等辺三角形のセンサから構成され、前記位置決め用レーザーの第1方向の位置と、前記第2方向の位置とを計測することを特徴とする放射線治療システム。
  9. 請求項8に記載の放射線治療システムであって、
    前記患者位置決め用レーザー発振器は複数設けられ、
    前記制御装置は、(1)計測対象のレーザーの点灯、(2)前記レーザー位置確認用計測器による前記レーザーの位置の計測、(3)前記レーザーの消灯、(1)〜(3)の手順を前記複数のレーザー発振器ごとに繰返すことにより、前記複数の前記レーザーのそれぞれの位置を計測することを特徴とする放射線治療システム。
  10. 請求項8に記載の放射線治療システムであって、
    前記レーザー発振器はレーザーを、前記レーザー位置確認用計測器の外面に十字を形成するように照射し、
    前記マーカーが前記放射線照射ノズルの照射線上の近傍に設置されるときに、前記レーザーの十字の交点上に、前記レーザー位置確認用計測器の外面に設けられた光検出器が設置されることを特徴とした放射線治療システム。
JP2017031663A 2017-02-23 2017-02-23 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム Active JP6914053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017031663A JP6914053B2 (ja) 2017-02-23 2017-02-23 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017031663A JP6914053B2 (ja) 2017-02-23 2017-02-23 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018134282A JP2018134282A (ja) 2018-08-30
JP6914053B2 true JP6914053B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=63364974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017031663A Active JP6914053B2 (ja) 2017-02-23 2017-02-23 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6914053B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09179357A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH09236434A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Akira Togashi 計測機器
JP2013046709A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Hirosaki Univ 放射線治療装置におけるアイソセンターの変位測定方法、その変位の調整方法、及び変位測定用ファントム
RU2607079C2 (ru) * 2012-03-08 2017-01-10 Дзе Джонс Хопкинс Юниверсити Способ и аппарат для измерений гарантии механического и дозиметрического качаства в реальном времени в лучевой терапии
ES2872345T3 (es) * 2013-12-11 2021-11-02 Karsten Hofmann Sistema para determinar la posición de objetos en una sala de irradiación para radioterapia
KR101470522B1 (ko) * 2014-01-23 2014-12-08 국립암센터 방사선 치료용 레이저 정렬 장치 및 정렬 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018134282A (ja) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11648423B2 (en) Radiation based treatment beam position calibration and verification
US11691031B2 (en) Systems, methods, and devices for radiation beam asymmetry measurements using electronic portal imaging devices
US11058393B2 (en) Imaging-based self-adjusting radiation therapy systems, devices, and methods
US20210138272A1 (en) Systems, methods, and devices for radiation beam alignment and radiation beam measurements using electronic portal imaging devices
US8351573B2 (en) Device and method for positioning a target volume in a radiation therapy apparatus
US8845191B2 (en) Compound 6D-offset simulating phantom and quality assurance program for precision image-guided radiotherapy and radiosurgery
US9211101B2 (en) Method and apparatus for real-time mechanical and dosimetric quality assurance measurements in radiation therapy
US9283405B2 (en) Method for real-time quality assurance assessment of gantry rotation and collimator rotation in radiation therapy
CN109414235B (zh) 使用辐射成像的体模设置和源到表面距离验证
CN107530039A (zh) 用于粒子治疗设备的质量保证的模体和方法
JP6914053B2 (ja) 放射線治療装置若しくは診断装置のqa方法およびシステム
JP2012183283A (ja) 回転動作検証システム、回転動作検証方法、プログラム及び記録媒体
JP2022189968A (ja) 中性子捕捉療法システム
JP2006051216A (ja) 放射線治療装置、放射線治療装置用治療台、及び放射線治療装置の座標校正方法
CN110025895B (zh) 平板探测器的位置调整装置及方法以及放射线治疗装置
JP2004166894A (ja) 放射線治療装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190712

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6914053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150