JP6913138B2 - テストエレメントの完全性のための電極装置 - Google Patents

テストエレメントの完全性のための電極装置 Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、米国仮特許出願第62/008,160号(2014年6月5日に出願)の優先権および利益を主張し、その全ては、参照により本明細書に明記されているかのように組み込まれる。
[技術分野]
本出願は、概して工学および医療診断に関し、より詳細には、バイオセンサのテストストリップなどのテストエレメントのための電極装置に関し、テストエレメントの完全性を確認するための電極/電極装置を有する。
生物学的流体をアッセイするためのシステム、装置および方法、ならびにそこで用いるためのテストエレメントは周知である。たとえば、電気化学に基づく検査方法は一般に、電流(アンペロメトリー)、電位(ポテンショメトリー)または蓄積電荷(クーロメトリー)と、典型的には対象となる分析物と結合されると電荷キャリアを生じる試薬と関連する分析物濃度との間の相関に依存することが知られている。このような電気化学的検査を行うための公知のテストエレメントは、典型的には、生物学的流体試料中の対象となる分析物と化学的に反応する検出試薬を有する使い捨て可能なバイオセンサのテストストリップである。一般に、テストエレメントは、分析物濃度を決定するために分析物と検出試薬との間の反応を測定し得る検査計内に取り付けられる/挿入される。
一般に、テストエレメントは、生物学的流体試料と直接接触する測定電極を含む反応領域を有する。いくつかのアンペロメトリーおよびクーロメトリーの電気化学的測定システムにおいて、測定電極は、測定電極に電位を供給しこの電位に対する電気化学センサの反応(たとえば、電流、インピーダンス、電荷など)を測定する検査計の電子回路に取り付けられる。この反応は分析物濃度に比例する。
電極、トレースおよび接触パッドが導電性の薄膜(たとえば、貴金属、カーボンインク、銀ペーストなど)から作製されるテストエレメントの場合、テストエレメントの反応領域を検査計の電子回路に接続する導電性トレースの抵抗は、数百オームまたはそれ以上となり得る。この抵抗は、トレースの全長に沿って電位の降下を引き起こし、反応領域の測定電極に供給される電位は、検査計によってテストストリップの接触領域にあるテストストリップの接触パッドに印加される電位よりも小さい。摩耗、クラック、傷、化学分解などのテストエレメントに対する物理的損傷が、製造、配送、保管またはユーザの操作ミスの間に生じ得る。このような欠陥はテストエレメントを損傷し得るので、検査計に対して極めて高抵抗、さらには開回路を示す場合がある。このようなトレース抵抗における変化は、検査計が正確な検査を行うことを妨げ得る。したがって、個々の使用前に、テストエレメントの完全性を認識、検査または確認することができる改良されたテストエレメントに対する要求が存在する。
簡単にいうと、本明細書に記載される発明概念は、テストエレメント上に少なくとも1つの保全電極装置を設けることを含む。この発明概念は、テストエレメントの完全性を確認するために信号がそこを通って印加され得る特徴的な保全電極を提供するか、またはたとえば、テストエレメントの完全性を確認するために信号がそこを通って印加され得る固有の対電極設計を提供することによって達成され得る。損傷していない場合、保全電極装置は、ユーザが電極、基板および/または検出試薬に沿う連続性を検査することを可能にする。この発明概念はそれゆえ、本明細書に記載される例示的なシステム、器具、装置、テストエレメントおよび方法において具体化される。
たとえば、保全電極装置を有するテストエレメントの完全性を確認するために、方法が提供される。方法は、第1電極がその上に配置される電極支持基板を有するテストエレメントを提供することを含む。第1電極は、第1胴部と、第1胴部から延びる接続ネック部とを含む。電極支持基板は、その上に配置される第2電極も含み、第2電極は、第2胴部と、対向する一対の接続ネック部とを含む。対向する一対の接続ネック部はそれぞれ、第2胴部のそれぞれの端部から延びる。また、電極支持基板上にはスペーサーが配置され、スペーサーは、カバーと電極支持基板との間に形成される毛管路の境界を定める少なくとも1つの縁部を含む。さらに方法は、第2電極に沿う連続性を確認するために、第2電極の一対の接続ネック部間に信号を印加することを含む。第2電極の第2胴部および対向する一対の接続ネック部は、毛管路において第1電極を取り囲み、第1電極の周りにループ回路を形成する。
代替的な方法が、保全電極装置を有するテストエレメントの完全性を確認するために提供される。方法は、画定された毛管路をその上に含む、本明細書に記載されるテストエレメントを提供することを含み得る。ここで第1電極は、電極支持基板上に提供され、第1電極の少なくとも一部は毛管路に形成される。また、電極支持基板上には少なくとも2つの試料充足電極が設けられ、試料充足電極はそれぞれ、電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置されており、試料充足電極はそれらの間に間隔を画定する。さらに、毛管路内の電極支持基板上には保全電極が設けられ、保全電極は、少なくとも2つの試料充足電極に連結され、それらの間に延びる。また方法は、保全電極にわたって連続性を確認するために、少なくとも2つの試料充足電極間に信号を印加することを含む。保全電極および少なくとも2つの試料充足電極は、毛管路において第1電極を取り囲み、第1電極の周りにループ回路を形成する。
上述の方法を考慮して、テストエレメントも提供される。テストエレメントは電極支持基板を含み、電極支持基板は、電極支持基板の第1端部において画定される毛管路をその上に有する。テストエレメントは、電極支持基板上に配置される第1電極を含み、これは第1胴部と、第1胴部から延びる接続ネック部とを含む。またテストエレメントは、電極支持基板上に配置される第2電極を含み、これは第2胴部と、少なくとも2つの接続ネック部とを含む。少なくとも2つの接続ネック部はそれぞれ、第2胴部のそれぞれの端部から延びる。さらに、テストエレメントは、電極支持基板上に配置されるスペーサーを含み、これは毛管路の境界を定める少なくとも1つの縁部を有する。さらにテストエレメントは、スペーサーに連結されるカバーを含む。第2電極の第2胴部および少なくとも2つの接続ネック部は、第1電極を取り囲むU字状のループ回路を形成し、第2電極は、テストエレメントの完全性を確認するために連続性の指標を提供するように構成される。
電極支持基板を含む代替的なテストエレメントが提供され、電極支持基板は、電極支持基板の第1端部において画定される毛管路をその上に有する。テストエレメントは、電極支持基板上に配置される第1電極を含み、これは第1胴部と、第1胴部から延びる接続ネック部とを含む。またテストエレメントは、電極支持基板上に配置される第2電極を含み、これは第2胴部と、少なくとも2つの接続ネック部とを含む。少なくとも2つの接続ネック部はそれぞれ、第2胴部のそれぞれの端部から延びる。さらに、テストエレメントは、電極支持基板上に配置されるスペーサーを含み、これは毛管路の境界を定める少なくとも1つの縁部を有する。またテストエレメントは、スペーサーに連結されるカバーを含む。さらに、テストエレメントは、電極支持基板上に置かれる少なくとも2つの試料充足電極を含む。試料充足電極はそれぞれ、電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される。同様に、テストエレメントは、電極支持基板上に置かれる保全電極を含み、これは、少なくとも2つの試料充足電極に連結され、それらの間に延びる。保全電極は、テストエレメントの完全性を確認するために連続性の指標を提供するように構成される。
上述のもの以外の利点、効果、特徴および目的は、以下の詳細な説明を考慮するとより容易に明らかとなる。このような詳細な説明は、以下の図面を参照する。
例示的なテストエレメントの斜視図である。 図1に示されるテストエレメントの平面図である。 保全電極を含む例示的な電極装置を示す、図1に示されるテストエレメントの一部の平面図である。 図1に示されるテストエレメントで用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。 図1に示されるテストエレメントで用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。 図1に示されるテストエレメントで用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。
対応する参照符号は、いくつかの図面を通して対応する部分を示す。
本発明概念は様々な修正および代替的な形態の余地があるが、例示目的でその例示的な実施形態が図面に示され、本明細書において詳述される。しかしながら、後に続く例示的な実施形態の記載は、開示される特定の形態に本発明概念を制限することを意図しておらず、反対に、本明細書に記載される実施形態および以下の請求項によって定義づけられるその主旨および範囲内にある全ての利点、効果、特徴および目的を網羅することを意図されていることが理解されるべきである。それゆえ、本発明概念の範囲を理解するために、本明細書に記載される実施形態および以下の請求項が参照されるべきである。このように、本明細書に記載される実施形態は、他の問題を解決するのに有用な利点、効果、特徴および目的を有してもよいことが留意されるべきである。
概説
システム、器具、装置、テストエレメントおよび方法を、付随する図面を参照して以下にさらに十分に説明するが、図面には本発明概念の全ての実施形態が示されているわけではない。実際には、システム、器具、装置、テストエレメントおよび方法は、多くの異なる形態で実施されてもよく、本明細書に示される実施形態に限定されると理解されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が適用可能な法的要件を満たすように提供される。
同様に、本明細書に記載されるシステム、器具、装置、テストエレメントおよび方法の多くの修正および他の実施形態は、上記の説明および関連する図面に示される教示の利益を有する、本開示が属する技術分野の当業者が想到するものである。それゆえ、システム、器具、装置、テストエレメントおよび方法は、開示される特定の実施形態に限定されず、他の実施形態も添付の請求項の範囲内に含まれることを意図されていることが理解されるべきである。本明細書においては特定の用語が用いられるが、これらは一般的および説明的な意味で用いられているだけであり、限定を目的とするものではない。
定義されない限り、本明細書で用いられる全ての技術的および科学的用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって共通して理解されるような同一の意味を有する。本明細書に記載するものと同様または同等の任意の方法および材料が、システム、器具、装置、テストエレメントおよび方法の実施および検査において用いられてもよいが、好ましい方法および材料が本明細書に記載される。
さらに、不定冠詞「a」または「an」によるエレメントの参照は、文脈が明確に1つまたは1つのみのエレメントを要求していない限りは、2つ以上のエレメントが存在する可能性を除くものではない。不定冠詞「a」または「an」は、したがって通常「少なくとも1つ」を意味する。同様に、「有する」、「備える」または「含む」という用語や、それらのあらゆる文法的変異は、非制限的な方法で用いられる。ゆえに、これらの用語は、これらの用語によって取り入れられる特徴に加えて、この文脈において記載される実体に他の特徴が存在しない状況と、1つまたは2つ以上のさらなる特徴が存在する状況の両方に言及し得る。たとえば、「AはBを有する」、「AはBを備える」、および「AはBを含む」という表現は、Bの他にはAに存在する他の要素がない状況(すなわち、Aが排他的にBのみから構成される状況)と、Bに加えて、要素C、要素Cおよび要素D、または他の要素など、1つまたは2つ以上のさらなる要素が実体Aに存在する状況の両方に言及し得る。
さらに、本明細書および請求の範囲において用いられる近似的な言葉は、それが関連する基本的な機能に変更を生じることなく変更を許容できる任意の定量的表現を変更するために用いられてもよい。したがって、「約」、「およそ」および「略」などの語または語句によって変更される値は、特定される正にその値に限定されなくてもよい。少なくともいくつかの例において、近似的な言葉は、値を測定するための機器の精度に対応してもよい。同様に、範囲限定は組み合わされたり交換されたりしてもよく、文脈や言語が違ったふうに示さない限りは、このような範囲は特定され、本明細書に含まれる全ての小範囲を含む。
たとえば、本明細書で用いられる場合、「約」は、たとえば、述べられる濃度、長さ、幅、高さ、重さ、pH、時間フレーム、温度または体積などの値または複数の値の統計的に有意な範囲内を意味する。このような値または範囲は、所定の値または範囲の、典型的には20%以内、より典型的には10%以内、さらに典型的には5%以内という規模の順番の範囲内であってもよい。「約」によって包含される許容できる変更は、検討中の特定のシステムに依存し、当業者によって容易に理解できるものである。
システム、器具、装置、テストエレメントおよび方法は、多様な用途において有用である。たとえば、テストエレメントは、たとえばグルコースなどの、対象となる分析物の存在および/または濃度に関して体液試料をアッセイするために用いられ得る。テストエレメントは保全電極装置を含むので、ユーザは、誤ったテスト結果や欠陥のあるテストエレメントは安全サイドへと制御されて(failsafed)それぞれ報告されないか使用されないかのどちらかであるというより高い確信を有し得る。
テストエレメント
図1は、例示的なテストエレメント10の斜視図である。図2は、図1に示されるテストエレメント10の平面図である。図3は、保全電極40を含む例示的な電極装置を示す、図1に示されるテストエレメント10の一部の平面図である。例示的な実施形態において、テストエレメント10は、電極支持基板12と、複数の電極トレース16、18、19、20、21および22を画定する、電極支持基板12上に形成される導電体14と、電極支持基板12上に配置されるスペーサー23と、スペーサー23上に配置されるカバー24とを含む。いくつかの例において、導電体14は、テストエレメント10が本明細書に記載されるように機能することを可能にする任意の数の電極トレースを形成し得る。図2および図3では、しかしながら、明瞭さのためにスペーサー23は示されていない。
図1および図2に示されるように、テストエレメント10は略矩形を有し得る。しかしながら、テストエレメント10が本明細書に記載されるように機能することを可能にする、多数の形状のうちのいずれか1つも考えられる。また、テストエレメント10は、材料のロール、材料のシート、または本開示の原理に従う他の任意の材料の在庫から製造される多数のうちの任意の1つであり得る。一般に、テストエレメント10を作製するための材料の選択肢は、ロール加工のために充分に可撓性があるが、完成したテストエレメント10に有用な剛性を付与するのに充分に固い任意の材料を含む。
例示的な実施形態において、テストエレメント10の電極支持基板12は、スペーサー23に面する第1の面42と、第1の面42の反対側の第2の面44とを含む。さらに、電極支持基板12は、対向する第1および第2の端部46、48ならびに、第1および第2の端部46、48の間に延びる対向する側縁部50、52を含む。いくつかの例において、電極支持基板12の第1および第2の端部46、48ならびに対向する側縁部50、52は、概矩形の形状を形成する。代替的に、第1および第2の端部46、48ならびに対向する側縁部50、52は、テストエレメント10が本明細書に記載されるように機能することを可能にする様々な形状およびサイズのいずれか1つを形成するように配置されてもよい。いくつかの例において、電極支持基板12は、ポリエチレンナフタレート(PEN)などの、これらに限定されないがポリエステルまたはポリイミドを含む可撓性ポリマーから作製され得る。代替的に、電極支持基板12は、電極支持基板12が本明細書に記載されるように機能することを可能にする他の任意の適切な材料から作製され得る。
例示的な実施形態において、電極トレース16、18、19、20、21および22を形成する導電体14は、電極支持基板12の第1の面42上に設けられる。導電体14は、これらに限定されないが、アルミニウム、炭素(たとえば、黒鉛)、コバルト、銅、ガリウム、金、インジウム、イリジウム、鉄、鉛、マグネシウム、(水銀合金としての)水銀、ニッケル、ニオブ、オスミウム、パラジウム、白金、レニウム、ロジウム、セレニウム、シリコン(たとえば、高度にドープされた多結晶シリコン)、銀、タンタル、錫、チタン、タングステン、ウラン、バナジウム、亜鉛、ジルコニウム、およびこれらの組み合わせを含む材料から作製されてもよい。いくつかの例において、電極トレース16、18、19、20、21および22は、レーザーアブレーションまたはレーザースクライビングによって導電体14の残りの部分から絶縁され、これらはいずれも当該技術において周知である。このようにして、電極トレース16、18、19、20、21および22は、広い領域のアブレーションなどによって広範囲に、または線状のスクライブなどによって最小限に、電極の周りに広がる領域から導電体14を取り除くことにより作製され得る。代替的に、電極トレース16、18、19、20、21および22は、たとえば、ラミネーション、スクリーン印刷、フォトリソグラフィーなど、他の技術によって作製されてもよい。
例示的な実施形態において、テストエレメント10は、全幅端部投与(full width end dose)(「FWED」、片側に接する毛管路を有する)テストエレメントであり、これは電極支持基板の第1端部46に毛管路26または入口を有する。しかしながら、毛管路は、従来の毛管路(すなわち、2つ以上の側に接する)であり得ると考えられる。FWEDテストエレメントにおいて、スペーサー23は、部分的にカバーと共に毛管路を形成するために、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に延びる。スペーサー23は、単一の構成要素から作製されてもよいし、複数の構成要素から作製されてもよいと考えられる。いずれにしても、スペーサー23は、電極支持基板12の第1端部46と略平行で第1端部46に面する端縁部28を含むべきであって、電極支持基板12の全幅にわたって延びることにより毛管路26の境界を定める。代替的に、上述のように、端縁部28は、概してU字状のパターンを形成し、テストエレメント10の第1端部46に試料の入口を有する毛管路26の境界を定めるために、電極支持基板12の第1および第2端部46、48ならびに対向する側縁部50、52の間に位置する複数の部分を含んでもよい(図示せず)。他の適切な実施形態では、半卵型(hemi-ovular)、半円形またはその他の形状の毛管路を形成する端縁部28が考えられており、端縁部28の1つまたは2つ以上の部分は、その長さの全体または一部に沿って、直線状または非直線状の縁を含み得る(図示せず)。
スペーサー23は、たとえば、接着剤コーティングされたポリエチレンテレフタレート(PET)−ポリエステルを含む、可撓性ポリマーのような絶縁材料から形成される。好適な材料の1つの具体的で非制限的な例として、両面が感圧性の粘着剤でコーティングされた白色PETフィルムなどが挙げられる。スペーサー23は、様々な材料から構成されてもよく、幅広い種類の市販の接着剤の1つまたは組み合わせを用いて電極支持基板12の第1の面42に連結され得る内面25を含む。また、電極支持基板12の第1の面42が露出され、導電体14によって被覆されていない場合、カバー24が、電極基板12を支持するために、熱または超音波溶着といった溶着によって連結され得る。また、電極支持基板12の第1の面42に、たとえば、テストエレメント10の製品ラベルまたは取扱説明(図示せず)が印刷できるということも考えられる。
さらに、例示的な実施形態において、カバー24は、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に延び、電極支持基板12の第1端部46まで延びる。代替的に、カバー24は、テストエレメント10が本明細書に記載されるように機能することを可能にする所定の距離だけ第1端部46を越えて延びてもよい。例示的な実施形態において、毛管路26はそれゆえ、カバー24と電極支持基板12との間の空間として画定され、電極支持基板12の第1端部46および対向する側縁部50、52ならびにスペーサー23の端縁部28と接する。
カバー24は、たとえば、接着剤コーティングされたポリエチレンテレフタレート(PET)−ポリエステルを含む、可撓性ポリマーのような絶縁材料から形成される。好適な材料の1つの具体的で非制限的な例として、透明または半透明のPETフィルムが挙げられる。カバー24は、様々な材料から構成されてもよく、幅広い種類の市販の接着剤の1つまたは組み合わせを用いてスペーサー23に連結され得る下面27を含む。また、カバー24は、熱または超音波溶着といった溶着によって、スペーサー23に連結され得る。
例示的な実施形態において、テストエレメント10は、毛管路26にわたって延びて電極トレース18および19に連結される外側対電極30および内側対電極32を含む。また、テストエレメント10は、対電極30、32の間で毛管路26に配置される作用電極34を含む。作用電極34はトレース20および21に連結される。さらに、テストエレメント10は、毛管路26に配置される、電極トレース22に連結される試料充足作用電極(SSWE)36および電極トレース16に連結される試料充足対電極(SSCE)38を含む。SSWE36およびSSCE38は、電極支持基板12の縁部に隣接して配置される。SSWE36とSSCE38との間には、保全電極40が延びる。
例示的な実施形態において、SSCE36は電極トレース22によって接触パッドSSE1に連結され、SSCE38は電極トレース16によって接触パッドSSE2に連結される。同様に、外側対電極30および内側対電極32は、電極トレース18、19に連結される。図2に示されるように、電極トレース18は、接触パッドCEに連結され、電極トレース19は接触パッドCS、BおよびAに連結される。さらに、作用電極34は電極トレース20および21に連結され、電極トレース20は接触パッドWEに連結され、電極トレース21は接触パッドWSに連結される。これらの接触パッドは、テストエレメント10が検査計(図示せず)内に挿入されると検査計のコネクタ接点によって接触されるようにテストエレメント10上に導電性領域を提供する。電極の構成、電極の数、および電極間の間隔は、本開示に従って変更されてもよいことがさらに考えられる。結果として、テストエレメント10は、図示されている電極の数よりも多いかまたは少ない数を含んでもよい。
例示的な実施形態において、作用電極34は、毛管路26における有効作用電極領域を画定する。有効作用電極領域は、毛管路26が測定シーケンスを開始するのに充分な量の流体試料を含む場合に、毛管路26の流体試料と接触する作用電極の領域である。図3に見られるように、作用電極34は、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びる本体部60と、本体部60から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部60から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる接続ネック部62とを含む。接続ネック部62は、電極支持基板12の一方の側に沿って延びる電極トレース20、21に連結される。スペーサー23は、本体部60が完全に毛管路26内に位置するよう、縁部28が接続ネック部62を横切って延びるように配置される。電気化学的検出試薬は、作用電極34上に配置でき、特定の分析物に対する電気化学的プローブを提供する。特定の試薬の選択肢は測定される分析物に依存し、これらは当該技術において周知である。テストエレメント10において用いられてもよい検出試薬の一例は、全血試料などの体液試料からグルコースを測定するための試薬である。
例示的な実施形態において、内側対電極32および外側対電極30は、電極支持基板12の一方の側に沿って延びる電極トレース18、19に接続される。外側電極30は、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びており、それぞれ本体部70から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部70から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる延伸トレース68および接続ネック部66を含む。さらに、毛管路26の縁部28は、内側対電極32に沿って延び、部分的に内側対電極32と重なっている。いくつかの例において、電気化学的検出試薬は、内側対電極32および外側対電極30上に配置され得る。上述のように、検出試薬は、特定の分析物に対して電気化学的プローブを提供し、これらはとりわけグルコースを測定するために当該技術において周知である。
本発明概念の一形態において、保全電極40は、SSWE36およびSSCE38の間で電極支持基板12の端部46に近接して延びる。図3に見られるように、作用電極34ならびに内側および外側対電極30、32の両方は、電極支持基板12の、保全電極40、SSWE36およびSSCE38によって取り囲まれる領域に配置される。保全電極40は、たとえば、高抵抗材料(たとえば、炭素)由来の高抵抗トレースまたは低抵抗材料(たとえば、金)の薄いトレースとして形成され得る。いくつかの例において、保全電極40は、SSWE36とSSCE38との間の試料抵抗の約1/10から約1メガオーム(Mohm)までの範囲の抵抗を有する。保全電極40の抵抗が小さすぎると、検査計は、同じ電極(すなわち、SSWE36およびSSCE38)を用いて試料充足性を検出することができないおそれがある。しかしながら、保全電極40の抵抗が大きすぎると、高湿度条件で用いられ故障した保全電極40を有するテストエレメントが、検査計には、損傷していない保全電極と同一の導電性を有しているように見えるおそれがある。
動作において、保全電極40は、テストエレメントの完全性の指標を提供するように構成される。たとえば、テストエレメント10の端部46は、保全電極40ならびに電極30、32および34の1つまたは複数に沿う非連続性を生じる、摩耗、クラック、傷、化学的分解などの物理的損傷を受けるおそれがある。検査計またはテストエレメント10を使用するように構成される他の装置は、生物学的流体を分析するためにテストエレメント10を使用する前に、保全電極40に沿ったSSWE36とSSCE38との間の電気的な連続性を検査するために、テストエレメント10にたとえばAC信号などの信号を印加するように構成される。保全電極40に沿う非連続性は、テストエレメント10が物理的損傷を受けたようであるという指標を生じさせる。ゆえに検査計は、テストエレメント10が完全性検査を通らなかったので廃棄されるべきであるということをユーザに警告し得る。いくつかの例において、検査計はフェイルセーフを提供し、対象となる分析物の存在および/または濃度を決定するために用いられる検査シーケンスを適用しない。テストエレメント10が完全性検査を通る(すなわち、検査計が保全電極40に沿う連続性を認識する)場合、計器は、テストエレメント10が安全に使用できることをユーザに警告し得る。
いくつかの例において、保全電極40に沿う連続性を確認した後、検査計は、保全電極40に対して過電圧を印加し得る。本明細書で用いられる場合、「過電圧」は、過電圧を受ける回路の設計上限を上回る電圧を意味する。過電圧状態の間、保全電極40はヒューズとして作用し、焼き切れてSSWE36とSSCE38との間で保全電極40を開放するので、検査計が、試料が毛管路26の充分な範囲に達したときにSSWE36とSSCE38との間の電気的応答に基づき、試料量の充足性を検出することを可能にする。代替的に、保全電極40は平穏なままであってもよく、検査計は、保全電極40が定位置にある状態で、SSWE36とSSCE38との間での試料の充足性の指標を得るように構成されてもよい。
図4は、図1に示されるテストエレメントで用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。ここでテストエレメント10は、電極支持基板12の全幅にわたって延びる毛管路26を含む(すなわち、FWED)。毛管路26の縁部28は、スペーサー23によって形成される。対電極80は毛管路26にわたって延び、作用電極84は毛管路26に配置され、ループ回路が作用電極80の周りに形成されるように対電極80によって取り囲まれる。SSWE36およびSSCE38は、電極支持基板12の縁部50、52に隣接して毛管路26に配置される。記載されていないテストエレメント10の部分は、本明細書に上に記載したテストエレメントの特徴のいずれをも含み得る。
作用電極84は、電極支持基板12の側縁部50、52の間に横方向に延びる本体部86と、本体部86から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部86から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる接続ネック部88とを含む。スペーサー23は、本体部86が完全に毛管路26内に位置するよう、縁部28が接続ネック88を横切って延びるように配置される。
対電極80は、電極支持基板12の端部46に隣接して電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びる外側胴部81を含み、外側胴部81から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち外側胴部81から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる対向する接続ネック部90を含み、概してU字形状の電極を形成する。さらに、対電極80は、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びていて対向する接続ネック部90の一方に接続する内側胴部82を含む。対電極80の外側胴部81および内側胴部82は、完全に毛管路26内に位置する。
本発明概念の別の形態において、対電極80は、テストエレメントの完全性の指標を提供するように構成される。たとえば、テストエレメント10の端部46は、対電極80の外側胴部81に沿う非連続性を生じる、摩耗、クラック、傷、化学的分解などの物理的損傷を受けるおそれがある。検査計またはテストエレメント10を使用するように構成される他の装置は、生物学的流体を分析するためにテストエレメント10を使用する前に、対電極80に沿った電気的な連続性を検査するために、テストエレメント10にたとえばAC信号などの信号を印加するように構成される。対電極80に沿う非連続性は、テストエレメント10が物理的損傷を受けたようであるという指標を生じさせる。ゆえに検査計は、テストエレメント10が完全性検査を通らなかったので廃棄されるべきであるということをユーザに警告し得る(すなわち、検査結果で安全サイドへ制御される)。テストエレメント10が完全性検査を通る(すなわち、検査計が対電極80に沿う連続性を認識する)場合、計器は、テストエレメント10が安全に使用できることをユーザに警告し得る。
図5は、図1に示されるテストエレメントで用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。ここでもテストエレメント10は、電極支持基板12の全幅にわたって延びる毛管路26を含む(すなわち、FWED)。毛管路26の縁部28は、スペーサー23によって形成される。対電極100は毛管路26にわたって延び、作用電極102は、ループ回路が作用電極102の周りに形成されるように、対電極100によって取り囲まれて毛管路26に配置される。SSWE36およびSSCE38は、電極支持基板12の縁部50、52に隣接して毛管路26に配置される。記載されていないテストエレメント10の部分は、本明細書に上に記載したテストエレメントの特徴のいずれをも含み得る。
作用電極102は、電極支持基板12の側縁部50、52の間に横方向に延びる本体部104と、本体部104から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部104から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる接続ネック部106とを含む。スペーサー23は、縁部28が接続ネック部106を横切って延び、本体部104が完全に毛管路26内に位置するように配置される。
対電極100は、電極支持基板12の端部46に隣接して電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びる外側胴部108を含み、外側胴部108から毛管路26の縁28を横切って(すなわち外側胴部108から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる対向する接続ネック112部を含み、概してU字形状の電極を形成する。さらに、対電極100は、電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延び、対向する接続ネック部112の一方に接続する内側胴部110を含む。この実施形態において、毛管路26の縁28は、内側胴部110に沿って延び、内側胴部110と部分的に重なる。外側胴部108は、反対に、完全に毛管路26内に位置する。
上述のように、本発明概念は、テストエレメントの完全性の指標を提供するように対電極100を構成することを含む。たとえば、テストエレメント10の端部46は、対電極100の外側胴部108に沿う非連続性を生じる、摩耗、クラック、傷、化学的分解などの物理的損傷を受けるおそれがある。検査計またはテストエレメント10を使用するように構成される他の装置は、生物学的流体を分析するためにテストエレメント10を使用する前に、対電極100に沿った電気的な連続性を検査するために、テストエレメント10にたとえばAC信号などの信号を印加するように構成される。対電極100に沿う非連続性は、テストエレメント10が物理的損傷を受けたようであるという指標を生じさせる。ゆえに検査計は、テストエレメント10が完全性検査を通らなかったので廃棄されるべきであるということをユーザに警告し得る(すなわち、検査結果で安全サイドへ制御される)。テストエレメント10が完全性検査を通る(すなわち、検査計が対電極100に沿う連続性を認識する)場合、計器は、テストエレメント10が安全に使用できることをユーザに警告し得る。
図6は、図1に示されるテストエレメント10で用いるための電極装置の別の実施形態の平面図である。ここでもテストエレメント10は、電極支持基板12の全幅にわたって延びる毛管路26を含む(すなわち、FWED)。毛管路26の縁部28は、スペーサー23によって形成される。対電極120は毛管路26にわたって延び、作用電極122は、ループ回路が作用電極122の周りに形成されるように、対電極120によって取り囲まれて毛管路26に配置される。SSWE36およびSSCE38は、電極支持基板12の縁部50、52に隣接して毛管路26に配置される。記載されていないテストエレメント10の部分は、本明細書に上に記載したテストエレメントの特徴のいずれをも含み得る。
作用電極122は、電極支持基板12の側縁部50、52の間に横方向に延びる本体部124と、本体部124から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部124から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる接続ネック部126とを含む。カバー24は、縁部28が接続ネック部126を横切って延び、本体部124が完全に毛管路26内に位置するように配置される。
対電極100は、電極支持基板12の端部46に隣接して電極支持基板12の対向する側縁部50、52の間に横方向に延びる本体部128を含み、本体部128から毛管路26の縁部28を横切って(すなわち本体部128から毛管路26と反対のテストエレメント10の端部48に向かって横断して)延びる対向する接続ネック部130を含み、概してU字形状の電極を形成する。スペーサー23は、縁部28が対向する接続ネック部130を横切って延び、本体部128が完全に毛管路26内に位置するように配置される。
対電極120は、テストエレメント10の完全性の指標を提供するように構成される。たとえば、テストエレメント10の端部46は、対電極120の本体部128に沿う非連続性を生じる、摩耗、クラック、傷、化学的分解などの物理的損傷を受けるおそれがある。検査計またはテストエレメント10を使用するように構成される他の装置は、生物学的流体の組成を検査するためにテストエレメント10を使用する前に、対電極120に沿った電気的な連続性を検査するために、テストエレメント10に、たとえば、限定されない、AC信号などの信号を印加するように構成される。対電極120に沿う非連続性は、テストエレメント10が物理的損傷を受けたようであるという指標を生じさせる。ゆえに検査計は、テストエレメント10が完全性検査を通らなかったので廃棄されるべきであるということをユーザに警告し得る。テストエレメント10が完全性検査を通る(すなわち、検査計が対電極120に沿う連続性を認識する)場合、計器は、テストエレメント10が安全に使用できることをユーザに警告し得る。
方法
保全電極装置を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する1つの適切な方法は、電極支持基板を提供することを含み、電極支持基板は、その支持基板上に少なくとも1つの作用電極を有し、作用電極は、本体部と、本体部の端部から延びる接続ネック部とを含む。さらに、支持基板上に対電極が設けられる。対電極は、本体部および対向する一対の接続ネック部を含み、各接続ネック部は、本体部の対向する端部から延びる。対電極および対向する一対の接続ネック部は、テストエレメントの毛管路において作用電極を取り囲むかまたは枠にはめ込み、作用電極の周りにループ回路を形成する。さらに、支持基板上にはスペーサーが配置される。スペーサーは、カバーと電極支持基板との間の毛管路の後方の境界を定める縁部を含む。縁部は、本体部が完全に毛管路内に位置するように、作用電極の接続ネック部を横切って延びる。また、縁部は、本体部が完全に毛管路内に位置するように、対電極の対向する一対の接続ネック部を横切って延びる。
保全電極装置を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する別の適切な方法は、電極支持基板を提供することを含む。また方法は、電極支持基板上に作用電極を設けることを含む。作用電極は、本体部と、本体部の端部から延びる接続ネック部とを含む。さらに、支持基板上には少なくとも2つの試料充足電極が設けられ、試料充足電極はそれぞれ、作用電極の外側の電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される。また、電極支持基板上に保全電極が設けられ、一対の試料充足電極のそれぞれに連結される。一対の試料充足電極および保全電極は、テストエレメントの毛管路において作用電極を取り囲むかまたは枠にはめ込み、作用電極の周りにループ回路を形成する。さらに、支持基板上にはスペーサーが配置され、スペーサーは、カバーと電極支持基板との間の毛管路の後方の境界を定める縁部を含む。縁部は、本体部が完全に毛管路内に位置するように、作用電極の接続ネック部を横切って延びる。
これらの方法においては、保全電極装置に沿う連続性を検査または確認するために、AC信号などの信号が保全電極装置に印加される。いくつかの例において、保全信号は、分析物測定信号または分析物検査シーケンスよりも前に印加される。しかしながら、保全信号が測定信号または検査シーケンスの後に印加され得ることが考えられる。有利には、保全検査信号は、試料の充足性を測定するために用いられる既知のAC信号と同一であり得る。保全信号が非連続性を示す場合、検査計はユーザに、検査エレメントが使用できないか、および/または、測定は廃棄されるべきであると警告し得る。
また方法は、保全電極を焼き切って開放するために含められる場合、少なくとも2つの試料充足電極間に過電圧を印加することを含み得る。過電圧に関する継続時間および信号の強さは、当業者によって容易に決定され得る。
テストエレメント用の電極装置の例示的な実施形態を上に詳細に記載した。装置および方法は、本明細書に記載される特定の実施形態に制限されず、方法の動作およびシステムの構成要素は、むしろ、本明細書に記載される他の動作または構成要素から独立および分離して利用されてもよい。たとえば、本明細書に記載される方法および装置は、他の産業用途または消費者用途を有してもよく、本明細書に記載されるようなバイオセンサ部品を用いる実行に制限されない。むしろ、1つまたは複数の実施形態は、他の産業と関連して実施および利用されてもよい。
様々な変更は、本開示の範囲から逸脱することなく上記構造において行うことができ、上記記載に含まれ添付の図面に示される全ての事項は、例示的なものと理解され限定的な意味には理解されないことを意図される。
本明細書において引用される特許、特許出願、公開特許出願および他の刊行物は全て、参照によりその全体が説明されているかのように本明細書に組み込まれる。
本発明概念は、現在最も実用的かつ好ましい実施形態と考えられるものに関連して記載されている。しかしながら、本発明概念は例示として示されているのであって、開示される実施形態に制限されることを意図するものではない。したがって、当業者は、本発明概念が、添付される請求の範囲に示される発明概念の主旨および範囲内の全ての変更例および代替的な構成を包含することを意図されていることを理解する。番号を付した実施形態を以下に提示する。
1.保全電極装置を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する方法であって、方法は、
(a)電極支持基板と、(b)第1胴部と第1胴部から延びる接続ネック部とを含む、電極支持基板上に設けられる第1電極と、(c)第2胴部、およびそれぞれが第2胴部のそれぞれの端部から延びる対向する一対の接続ネック部を含む、電極支持基板上に設けられる第2電極と、(d)カバーと、(e)電極支持基板に連結され、カバーと電極支持基板との間に形成される毛管路の境界を画定する縁部を含むスペーサーであって第2電極の第2胴部および対向する一対の接続ネック部が毛管路において第1電極を取り囲んで第1電極の周りにループ回路を形成するスペーサーと、を備えるテストエレメントを提供すること、および
第2電極に沿う連続性を確認するために、第2電極の一対の接続ネック部間に信号を印加すること
を含む方法。
2.スペーサーが、縁部が第1電極の接続ネック部を横切って延び、第1胴部が完全に毛管路内に位置するように配置される実施形態1記載の方法。
3.スペーサーが、縁部が第2電極の対向する一対の接続ネック部を横切って延び、第2胴部が完全に毛管路内に位置するように配置される実施形態1記載の方法。
4.第2電極が、第2電極の第2胴部と反対の第1電極の第1胴部に隣接して配置される第3胴部をさらに備え、第3胴部は対向する一対の接続ネック部の一方に連結される実施形態1〜3記載の方法。
5.スペーサーが、縁部が第2電極の対向する一対の接続ネック部を横切って延び、第2電極の第2および第3胴部が完全に毛管路内に位置するように配置される実施形態4記載の方法。
6.スペーサーが、縁部が第2電極の対向する一対の接続ネック部を横切って延び、第2電極の第3胴部と部分的に重なるように配置される実施形態4記載の方法。
7.対向する一対の接続ネック部のそれぞれが、第2電極と、テストエレメントを検査計に接続するように構成される少なくとも1つの接点との間の電気的接続を提供するように、対向する一対の接続ネック部がそれぞれ、第2胴部から電極支持基板上の電極リードへと延びる実施形態1〜6記載の方法。
8.保全電極装置を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する方法であって、方法は、
(a)カバーと、(b)電極支持基板であって、その上に画定されて部分的にカバーで形成される毛管路を含む電極支持基板と、(c)少なくとも一部が毛管路に形成される、電極支持基板上に設けられる第1電極と、(d)それぞれが電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される、電極支持基板上に設けられる少なくとも2つの試料充足電極であってその間に間隔を画定する少なくとも2つの試料充足電極と、(e)毛管路にある電極支持基板上の保全電極であって少なくとも2つの試料充足電極に連結され、かつ、それらの間に延びており、保全電極および少なくとも2つの試料充足電極が毛管路において第1電極を取り囲んで第1電極の周りにループ回路を形成する保全電極と、を備えるテストエレメントを提供すること、および
保全電極にわたる連続性を確認するために、少なくとも2つの試料充足電極間に信号を印加すること
を含む方法。
9.テストエレメントが、電極支持基板上に配置されるスペーサーをさらに備え、スペーサーが、電極支持基板上の毛管路の境界を画定する縁部を含む実施形態8記載の方法。
10.毛管路が電極支持基板の第1端部に位置し、毛管路が電極支持基板とカバーとの間で第1端部に入口を含む実施形態8または9記載の方法。
11.保全電極を焼き切って開放するために、少なくとも2つの試料充足電極間に過電圧を印加することをさらに含む実施形態8〜10記載の方法。
12.テストエレメントが、電極支持基板上に少なくとも1つの第2電極を設けることをさらに含む実施形態8〜11記載の方法。
13.少なくとも1つの第2電極が、第1電極と保全電極との間に配置される実施形態12記載の方法。
14.カバーと、
電極支持基板であって、電極支持基板上に画定されて電極支持基板の第1端部で部分的にカバーで形成される毛管路を備える電極支持基板と、
電極支持基板上に置かれ、第1胴部と第1胴部から延びる接続ネック部とを備える第1電極と、
電極支持基板上に置かれ、第2胴部と、それぞれが第2胴部のそれぞれの端部から延びる少なくとも2つの接続ネック部とを備える第2電極と、
電極支持基板上に配置され、毛管路の境界を画定する縁部を含むスペーサーであって、カバーが連結されるスペーサーと
を備えるテストエレメントであって、
第2電極の第2胴部および少なくとも2つの接続ネック部は、第1電極を取り囲むU字形状のループ回路を形成し、第2電極は、テストエレメントの完全性を確認するために連続性の指標を提供するように構成されるテストエレメント。
15.毛管路が、電極支持基板の第1端部に入口を備え、スペーサーの縁部が、電極支持基板の対向する側縁部の間に延びる実施形態14記載のテストエレメント。
16.第2電極が、第2電極の第2胴部と反対の第1電極の第1胴部に隣接して配置される第3胴部をさらに備え、第3胴部は少なくとも2つの接続ネック部の一方に連結される実施形態14または15記載のテストエレメント。
17.第2電極の第2および第3胴部が完全に毛管路内に位置するように、カバーの縁部が第2電極の少なくとも2つの接続ネック部を横切って延びる実施形態16記載のテストエレメント。
18.スペーサーの縁部が第2電極の少なくとも2つの接続ネック部を横切って延び、第2電極の第3胴部と部分的に重なる実施形態16記載のテストエレメント。
19.電極支持基板上に置かれる少なくとも2つの試料充足電極をさらに備え、試料充足電極はそれぞれ、電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される実施形態16〜18のいずれか1つに記載のテストエレメント。
20.電極支持基板上に置かれる保全電極をさらに備え、保全電極は少なくとも2つの試料充足電極に連結され、かつ、それらの間に延び、保全電極は、テストエレメントの完全性を確認するために連続性の指標を提供するように構成される実施形態16〜19のいずれか1つに記載のテストエレメント。
21.実質的に本明細書に記載され示されるような、テストエレメントの完全性を確認する方法。
22.実質的に本明細書に記載され示されるような、保全電極装置を有するテストエレメント。

Claims (10)

  1. 保全電極を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する方法であって、前記方法は、
    (a)カバーと、(b)電極支持基板であって、その上に画定されて部分的に前記カバーで形成される毛管路を含む電極支持基板と、(c)少なくとも一部が前記毛管路に位置付けられる、前記電極支持基板上に設けられる作用電極と、(d)それぞれが前記電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される、前記電極支持基板上に設けられる少なくとも2つの試料充足電極であってその間に間隔を画定する少なくとも2つの試料充足電極と、(e)前記毛管路にある前記電極支持基板上の保全電極であって前記少なくとも2つの試料充足電極に連結され、かつ、それらの間に延びており、前記保全電極および前記少なくとも2つの試料充足電極が前記毛管路において前記作用電極を取り囲んで前記作用電極の周りにループ回路を形成する保全電極と、(f)前記電極支持基板上に設けられる対電極であって、全体的に前記毛管路内に位置づけられる本体部、及び前記本体部に対して横方向に延びる対向する一対の接続ネックを含む対電極と、
    を備えるテストエレメントを提供すること、および
    前記保全電極にわたる連続性を確認するために、前記少なくとも2つの試料充足電極間に信号を印加すること
    を含む方法。
  2. 前記対電極が、前記作用電極と前記保全電極との間に配置される請求項1記載の方法。
  3. 保全電極を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する方法であって、前記方法は、
    (a)カバーと、(b)電極支持基板であって、その上に画定されて部分的に前記カバーで形成される毛管路を含む電極支持基板と、(c)少なくとも一部が前記毛管路に形成される、前記電極支持基板上に設けられる第1電極と、(d)それぞれが前記電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される、前記電極支持基板上に設けられる少なくとも2つの試料充足電極であってその間に間隔を画定する少なくとも2つの試料充足電極と、(e)前記毛管路にある前記電極支持基板上の保全電極であって前記少なくとも2つの試料充足電極に連結され、かつ、それらの間に延びており、前記保全電極および前記少なくとも2つの試料充足電極が前記毛管路において前記第1電極を取り囲んで前記第1電極の周りにループ回路を形成する保全電極と、を備え、前記少なくとも2つの試料充足電極が、前記少なくとも2つの試料充足電極の間の試料の充足性の指標を提供する、テストエレメントを提供すること、および
    前記保全電極にわたる連続性を確認するために、前記少なくとも2つの試料充足電極間に信号を印加すること
    を含む方法。
  4. 保全電極を有するテストエレメントの、テストエレメントの完全性を確認する方法であって、前記方法は、
    (a)カバーと、(b)電極支持基板であって、その上に画定されて部分的に前記カバーで形成される毛管路を含む電極支持基板と、(c)少なくとも一部が前記毛管路に形成される、前記電極支持基板上に設けられる第1電極と、(d)それぞれが前記電極支持基板のそれぞれの側縁部に沿って配置される、前記電極支持基板上に設けられる少なくとも2つの試料充足電極であってその間に間隔を画定する少なくとも2つの試料充足電極と、(e)前記毛管路にある前記電極支持基板上の保全電極であって前記少なくとも2つの試料充足電極に連結され、かつ、それらの間に延びており、前記保全電極および前記少なくとも2つの試料充足電極が前記毛管路において前記第1電極を取り囲んで前記第1電極の周りにループ回路を形成する保全電極と、を備える、テストエレメントを提供すること、
    前記保全電極にわたる連続性を確認するために、前記少なくとも2つの試料充足電極間に信号を印加すること、および、
    前記保全電極を焼き切って開放するために、前記少なくとも2つの試料充足電極間に過電圧を印加すること
    を含む方法。
  5. 前記テストエレメントが、前記電極支持基板上に配置されるスペーサーをさらに備え、前記スペーサーが、前記電極支持基板上の前記毛管路の境界を画定する縁部を含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記毛管路が前記電極支持基板の第1端部に位置し、前記毛管路が前記電極支持基板と前記カバーとの間で前記第1端部に入口を含む請求項5記載の方法。
  7. 前記テストエレメントが、前記電極支持基板上に少なくとも1つの第2電極を設けることをさらに含む請求項3または4記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの第2電極が、前記第1電極と前記保全電極との間に配置される請求項7記載の方法。
  9. 前記少なくとも2つの試料充足電極を用いて、前記少なくとも2つの試料充足電極の間の試料の充足性を検出することをさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記少なくとも2つの試料充足電極の間の試料の前記充足性の検出に用いられる信号と同一の信号を用いて、前記保全電極にわたる連続性を確認する、請求項9記載の方法。
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