JP6912070B1 - 顔動画と音声による本人認証システム - Google Patents
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Abstract
Description
該証明書類や該カード類は、作成や発行手続き及び受け取り手続きを要したり、本人証明のための証明用の写真を撮影したりと、それ相応のコストや手間がかかっていた。また該カード類は紛失や盗難、あるいは偽造の可能性もあって、多くの課題が山積している。
また、上記システムの運用では、音声情報をやりとりできるよう、マイクとヘッドホンあるいはイヤーホンを装着する。
電子会議室・電子職場、あるいは電子役場等の窓口に刻々と変わるパスワードを設定し、それを読み上げることで、間違いがなければ、入る(ログイン)ことができる。また、パスワードを読み上げたときの顔動画と音声情報(声紋)がセットでの数秒間のAV情報として自動記録される。
該数秒間のAV情報と電子住民票とを1:1で自動リンクされるようにし、電子住民票以外の電子書類は、電子住民票に必要数のリンクボタンを設定して、該リンクボタンをクリックすることで、電子住民票以外の電子書類に到達できるようにする。また、電子住民票及びその他の電子書類は、各種閲覧制限を設定し、例えば病院のシステムでは、本人が仮想電子病院にログインしたときのみ、病院側が住民票と電子カルテ及び電子保険証とが見れるようにし、その他の電子書類は見ることができないように設定する。また、警察のシステムでは、住民票と電子免許証のみが見れるようにする。さらに電子カルテでは、機密保持の観点から本人さえも閲覧ができないシステムとする。
各種電子仮想空間(電子職場、電子会議室、電子役場等)では、前回入った時(ログイン)の該数秒間のAV情報との照合を行うことで、本人認証が確実に実施され、なりすまし等の排除が可能となる。
尚、該数秒間のAV情報は、該各種電子仮想空間に入いる(ログイン)度に、自動更新されるものとする。
自撮り顔動画が、各種電子仮想空間(電子職場、電子会議室、電子役場等)に、刻々と変わるパスワード読みあげの音声と顔動画とで本人認証をして入るシステムに対して、なりすましの可能性を考察する。
音声はその人の声紋に擬した音声フィルターを使えば、リアルタイムの再現の可能性があるが、口の動きは画像であり、刻々と変わるパスワードの読みのリアルタイムでの口元の動きを作ることはとても難しい技術になり、顔動画と音声情報に、パスワード読み上げの時の口元の動きを加味した内容は、最強のセキュリティになる。
携帯電話やタブレット等でも、認証をするだけなら十分であるが、標準的に仕事を携帯電話でしないのと同様に、(がんばればできるかも知れませんが)パソコンの方が画面が大きく、書類を作成したり、電子職場にいる人を確認したり、また他人の共通エリアでの書類をモニターしながら、あるいはネット情報等をマルチ画面で見ながら、仕事を進める方が楽である。
例えば、日本に来たばかりの外国人の住民票を作る場合は、役所の日本人スタッフの母国語翻訳の字幕をみたり、住民票の書き込み内容を確認したり(役所の人が電子住民票に日本語で打つので、その確認の母国語の字幕も見なくてはなりません)同時に見れないと、切り替えが大変になる。
特に、ビジネス上での印鑑や印鑑証明は不要になり、大幅な業務の効率が図られる。
さらに、パスポートも不要になり、空港のゲート口で、国名と刻々変わるパスワードを読み上げるだけで、本国の住民票の本人照合が「数秒間のAV情報」で行われ、また渡航履歴として自動記録される。
ハワイ出身のアグネスラムは19歳でモデルをしている。これから日本に数年間滞在し、種々のCMの撮影することになっている。日本人のマネージャーから渡されたマンションの住所のメモをもとに、住民登録に挑戦してみた。
ネットで最寄りの役所のHPにすぐにたどりつき、「手続きをする」(procedure)というボタンをクリックすると、なんと自分の自撮り顔動画が表示されビックリ、パスワードを英語で読み上げると、自分の顔動画が待合室に入っていくので、二度ビックリ。
間もなく、役所スタッフが私の顔動画をクリックしたらしく、電子待合室に通され、顔動画同士が面談する形で表示され、住民票を作りに来ましたと英語でいうと、スタッフが日本語ですぐに答えるので三度ビックリ、英語の字幕がでるので、何を言っているかが分かり、自分の顔の前にマネージャーから渡された住所のメモを提示したら、役所のスタッフが私の電子住民票に打ち込んでくれて(グーグルの地図も表示された)、またハワイの住民票とのリンクを貼り、そして作成された電子住民票の下側に、スタッフと私の静止画像が貼り付けられ、結局5分くらいで電子住民票ができたので、四度目の驚きがありました。
また、上記システムの運用では、音声情報をやりとりできるよう、マイクとヘッドホンあるいはイヤーホンを装着する。
電子会議室・電子職場、あるいは電子役場等の仮想電子空間の窓口に刻々と変わるパスワードを設定し、それを読み上げることで、間違いがなければ、入る(ログイン)ことができる。また、顔動画と音声情報(声紋)がセットの数秒間のAV情報として自動記録される。
該数秒間のAV情報が作成された電子住民票と1:1で自動リンクされることで、次回再度アクセスしたときに該記録済みの数秒間のAV情報との照合を行うことで、本人認証が確実に実施され、なりすまし等の排除が可能となる。
また、設定によって、前発言者や前々発言者、あるいは過去の発言者の発言履歴(議事録)をDエリアに表示し、聞き逃したことや、質問の意味等を再確認することができる。
すなわち、過去の会議や職場での発言内容を、そのままテキストデーターで各自のパソコン4のDエリアに呼び出すことができるので、「言った言わない」のようなトラブルが解消され、誤解していた内容の再確認等、正確な情報にて仕事が遂行され、効率が大幅にUPする。
仮想職場として使用する場合、仮想会議室と同様に、パソコンモニター3上に自撮り顔動画が表示されたら、そのときから勤務したとみなすことができる。種々の作業をパソコン上で行い、人物の動画(自撮り顔動画)すなわちカメラ動画7をクリックすれば、その人の作業状況を上司又は人事部門等で認可された人は見ることができる。また、本人が同意すれば、他の人が本人の共通エリアの書類に書き込みやイラストを追加する等、編集ができる。
コアタイムと言っても、会議のない時間帯は、課の中で最低一人が勤務し、外部からの種々の問い合わせに対応できるようになっていればよい。
また、作成メールの内容から、例えば他人への批判的な内容の有無やその発生回数等から、協調性などの人間性に関する人事評価を行うことができる。
セクハラ、パワハラ、コンプライアンス違反などがあれば、本人に警告を送り、他人を批判するような内容があれば低く評価し、全体の和を考えている人を高評価することで、人間の成長をアシストする。
Dエリアにて、ネット検索にて、本人の管轄の電子役所に到達すると、Dエリアの画面の中心部に本人、すなわち電子訪問者顔動画13が現れる。そこで、該本人が該電子役所の刻々と変わるパスワードを母国語で読み上げ、該パスワードが合致していれば、Aエリアの電子待機エリア11に該電子訪問者顔動画13が移動する。
尚、このときのパスワード読み上げの音声と顔動画とが数秒間のAV情報20として自動記録される。
該電子面談室12には、面談室の電子住民票19へのリンクボタン15があり、該本人がクリックをすると、Cエリアに白紙の電子住民票19が表示される。Cエリアに置かれた電子住民票19には、基本的に該本人が書き込みをするが、(電子役所のある国の人ではない)外国人の場合には、該本人が提示した電子役所がある場所の言語でのメモ書きを、カメラ5上に提示し、該スタッフが書き込みを行う。
尚、住所を入力し終えると、Aエリアでは該住所付近の地図が表示され、地図上での場所の特定を該スタッフと該本人の両者にて確認することができる。
さらに、電子住民票19の共同制作者ということで、該スタッフと該本人の静止画、すなわち電子対応者&電子訪問者の静止画像18が該電子住民票19に貼り付けられる。
試験に合格後、自動車学校から免許証番号が記載された免許証取得票をもらい、ネットで最寄りの警察署のHPに到達し、「免許証の手続きをする」(driver license procedure)というボタンをクリックすると、Dエリアの画面の中心部に本人、すなわち電子訪問者顔動画13が現れる。また待合室入力のパスワードが表示される。
また、作成された電子免許証には、本人とスタッフの顔の静止画像が貼り付けられ、すなわち電子対応者&電子訪問者の静止画像17が貼られ、また該電子免許証は基本的に複数のCD-Rに保管される。
また、電子住民票には過去の移動の履歴が、また電子免許証には過去の違反や表彰履歴がすべて記載をされることになり、本人が直接確認することも可能なので、(ただし書き替えや置き換えは、行政側と本人又は代理人の共同作業でのみ可能なシステム)履歴書作成等では便利になる。
参考例として、病院での診断の簡略化と海外からの受診者の増加に関して紹介する。
特に大病院では、(例えば、単に診断の結果を聞きに行くだけでも)何時間も待たされることが多々ある。また、複数の病院を受診する人はポリファーマシー(多薬)の問題がつきまとう。
パワハラ、セクハラ、コンプライアンス違反等のあるメールをAIがチェックし、必要に応じ、送信前に警告を行うことができる。
2.マイク
3.パソコンモニター
4.パソコン
5.カメラ
6.所属エリア
7.カメラ動画
8.母国語の音声変換文字列
9.相手国に翻訳した文字列
10.共通エリアカーソル
11.電子待機エリア
12.電子面談室
13.電子訪問者顔動画
14.電子応対者顔動画
15.面談室の電子住民票へのリンクボタン
16.電子免許証等他の電子書類へのリンクボタン
17.本人認証の数秒のAV情報へのリンクボタン
18.電子対応者&電子訪問者の静止画像
19. 電子住民票
20. 数秒間のAV情報
Claims (1)
- ヘッドホンとマイクを装着した人が席に座り、該席の前の机にはパソコン及びパソコンモニターを設置し、又、該机又は該机の周辺に、該人の上半身の正面ないしは斜め正面が写るようにカメラを設定し、該カメラの動画情報すなわち自撮り顔動画及び該ヘッドホンとマイクで使う音声情報とをパソコンを通してネットワークでつなぎ、 AIサーバーに伝送し、該AIサーバーより、あらかじめ設定された複数の人のパソコンに転送し、該パソコンモニター上に、あらかじめ設定された複数の人の自撮り顔動画を表示し、実際に職場や会議室にいるかのように、該自撮り顔動画集団が、所属エリアごとに表示されるAI電子勤務システムにおいて、電子職場や電子会議室あるいは電子役所に入る際に、刻々と変わるパスワードを母国語で読み上げることで、該パスワードの読みが合致していれば入ることができ、また該パスワードを読み上げるときの、数秒間の顔動画と音声情報とが数秒間のAV情報として自動記録され、さらに作成された電子書類と記録された該数秒間のAV情報とが自動的にリンクがはられる、顔動画と音声による本人認証システム。
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JP2021035911A JP6912070B1 (ja) | 2021-03-08 | 2021-03-08 | 顔動画と音声による本人認証システム |
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JP2004259255A (ja) * | 2003-02-05 | 2004-09-16 | Fuji Photo Film Co Ltd | 認証装置 |
JP2011215942A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nec Personal Products Co Ltd | ユーザ認証装置、ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム |
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JP2011215942A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nec Personal Products Co Ltd | ユーザ認証装置、ユーザ認証システム、ユーザ認証方法及びプログラム |
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