JP6910804B2 - 計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 - Google Patents

計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、光を照射して流体に関する情報を計測する計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体の技術分野に関する。
この種の装置として、計測対象に光を照射すると共に散乱光を受光して、計測対象に関する情報を測定するものが知られている。例えば特許文献1では、ヘモグロビンの酸素飽和度の影響を受けない等吸収波長の複数の波長の光を歯に照射し、歯を透過した光を受光して、歯質(エナメル質及び象牙質)による光の散乱・吸収の影響を除いた歯髄腔内血液濃度や血流量を求めるという技術が開示されている。
国際公開第2007/072592号
特許文献1に記載されている技術を利用して、血液に関する情報(例えば、濃度や流量)を測定する場合には、透明チューブの内部を流れる血液に向けて光が照射されることになる。この場合、濃度の検出には比較的出力の低い光を照射し、流量の検出には比較的出力の高い光を照射することが好ましい。
しかしながら、計測対象に向けて2つの光を同時に照射すると、透明チューブにおける干渉に起因してクロストークが発生してしまうおそれがある。この場合、濃度や流量の推定出力に誤差が生じてしまう。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、クロストークの発生を抑制して、流体に関する情報を正確に計測することが可能な計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の計測装置は、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部とを備える。
上記課題を解決するための第2の計測装置は、流体に光を照射する第1照射部及び第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、前記第1照射部及び前記第2照射部が、前記流体に同時に照射しないように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部と、前記第1照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、前記第2照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に対応する第2情報を推定する推定部とを備える。
上記課題を解決するための計測方法は、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置を用いた計測方法であって、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程を含む。
上記課題を解決するためのコンピュータプログラムは、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置に用いるコンピュータプログラムであって、上記課題を解決するためのコンピュータプログラムは、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程をコンピュータに実行させる。
上記課題を解決するための記録媒体は、上述したコンピュータプログラムが記録されている。
第1実施例に係る計測装置の全体構成を示すブロック図である。 第1実施例に係る計測装置の駆動制御タイミングを示すタイミングチャート(その1)である。 第1実施例に係る計測装置の駆動制御タイミングを示すタイミングチャート(その2)である。 第2実施例に係る計測装置の全体構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る計測装置の駆動制御タイミングを示すタイミングチャートである。
<1>
本実施形態に係る第1の計測装置は、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部とを備える。
本実施形態に係る第1の計測装置の動作時には、第1照射部から透明管部材における第1部位に光が照射され、第2照射部から透明管部材における第2部位に光が照射される。照射される光は、例えばレーザ光であり、ファブリペロー型(FP)レーザ光源等を用いて照射される。
第1部位及び第2部位に照射された光は、透明管部材の内部を流れる流体によって散乱され散乱光となり、受光部によって夫々受光される。受光部は、例えばフォトダイオード等を含んで構成されており、受光した散乱光の強度に応じた受光信号を出力する。
本実施形態では特に、第1照射部が照射する第1照射期間及び第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、第1照射部及び第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、第1照射部及び第2照射部が制御される。即ち、第1照射期間には、第1照射部が照射した光のみが照射される期間が少なくとも部分的に含まれ、第2照射期間には、第2照射部が照射した光のみが照射される期間が少なくとも部分的に含まれる。
本願発明者の研究するところによれば、透明管部材に相異なる照射部から同時に光を照射すると、干渉によるクロストークが発生することが判明している。クロストークは、受光部において受光される光の受光量に影響を与えるため、結果として計測結果に誤差が生じてしまう。
しかるに本実施形態では、上述したように、第1照射期間及び第2照射期間の夫々に、第1照射部及び第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように制御される。このため、クロストークの発生を好適に抑制することができる。
<2>
本実施形態に係る計測装置の一態様では、(i)前記第1照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第1算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、(ii)前記第2照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第2算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第2情報を推定する推定部を更に備える。
この態様によれば、クロストークの発生が抑制される第1算出期間及び第2算出期間に対応する受光信号を利用して、流体に関する相異なる情報(即ち、第1情報及び第2情報)を夫々推定することが可能である。
<3>
上述した推定部を備える態様では、前記第1照射部は、前記第2照射部よりも出力パワーが高く、前記推定部は、前記流体の流量を前記第1情報として推定し、前記流体の濃度を前記第2情報として推定してもよい。
この場合、出力パワーの高い光が要求される流量の推定と、出力パワーの高さが要求されない濃度の推定とを夫々好適に実行することができる。
<4>
本実施形態に係る計測装置の他の態様では、前記受光部は、前記第1照射部によって照射された光の散乱光を主として受光する第1受光部と、前記第2照射部によって照射された光の散乱光を主として受光する第2受光部とを有する。
この態様によれば、第1照射部によって照射された光の散乱光と、第2照射部によって照射された光の散乱光とが、相異なる受光部(即ち、第1受光部及び第2受光部)によって受光されるため、計測対象である流体について、1つの受光部だけでは計測し難い情報を計測することが可能となる。
<5>
本実施形態に係る計測装置の他の態様では、前記第1照射期間は、前記第2照射期間よりも長い。
この態様によれば、第1照射期間と第2照射期間とが互いに異なる期間として設定されるため、計測すべき情報に応じた適切な計測を実現できる。具体的には、計測時間に比較的長い時間を要する情報については第1照射期間を利用して計測し、計測時間が短くてもよい情報について第2照射期間を利用して計測すればよい。
<6>
本実施形態に係る第2の計測装置は、流体に光を照射する第1照射部及び第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、前記第1照射部及び前記第2照射部が、前記流体に同時に照射しないように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部と、前記第1照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、前記第2照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に対応する第2情報を推定する推定部とを備える。
本実施形態に係る第2の計測装置の動作時には、第1照射部及び第2照射部から流体に光が照射される。照射される光は、例えばレーザ光であり、ファブリペロー型(FP)レーザ光源等を用いて照射される。
第1照射部及び第2照射部から照射された光は、流体によって散乱され散乱光となり、受光部によって夫々受光される。受光部は、例えばフォトダイオード等を含んで構成されており、受光した散乱光の強度に応じた受光信号を出力する。
本実施形態では特に、第1照射部及び第2照射部が、流体に同時に照射しないように、第1照射部及び第2照射部が制御される。即ち、第1照射部と第2照射部とは、時分割駆動され、第1照射部が光を照射している間は第2照射部が光を照射しないように、第2照射部が光を照射している間は第1照射部が光を照射しないように制御される。
第1照射部の照射に対応する受光信号からは、流体に関する第1情報が推定される。一方、第2照射部の照射に対応する受光信号からは、流体に関する第2情報が推定される。即ち、第1照射部及び第2照射部は、流体に関する相異なる情報を推定するために利用される。
このように、複数の情報を推定する場合には、相異なる照射部を利用して光が照射されることが好ましい。しかし、本願発明者の研究するところによれば、相異なる照射部から同時に光を照射すると、干渉によるクロストークが発生することが判明している。クロストークは、受光部において受光される光の受光量に影響を与えるため、結果として計測結果に誤差が生じてしまう。
しかるに本実施形態では、上述したように、第1照射部及び第2照射部は同時に照射しないように制御される。このため、クロストークの発生を好適に抑制することができる。よって、流体に関する第1情報及び第2情報を正確に推定することが可能である。
<7>
本実施形態に係る計測方法は、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置を用いた計測方法であって、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程を含む。
本実施形態に係る計測方法によれば、上述した本実施形態に係る計測装置と同様に、クロストークの発生を好適に抑制することができる。
なお、本実施形態に係る計測方法においても、上述した本実施形態に係る計測装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
<8>
上記課題を解決するためのコンピュータプログラムは、内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置に用いるコンピュータプログラムであって、上記課題を解決するためのコンピュータプログラムは、前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程をコンピュータに実行させる。
本実施形態に係るコンピュータプログラムによれば、上述した本実施形態に係る計測方法と同様の工程を実行させることで、クロストークの発生を好適に抑制することができる。
なお、本実施形態に係るコンピュータプログラムにおいても、上述した本実施形態に係る計測装置における各種態様と同様の各種態様を採ることが可能である。
<9>
本実施形態に係る記録媒体は、上述したコンピュータプログラムが記録されている。
本実施形態に係る記録媒体によれば、上述した本実施形態に係るコンピュータプログラムを実行させることで、クロストークの発生を好適に抑制することができる。
本実施形態に係る計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体の作用及び他の利得については、以下に示す実施例において、より詳細に説明する。
以下では、図面を参照して計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体の実施例について詳細に説明する。なお、以下では、計測装置が、血液の流量及び濃度に関する情報を測定する装置に適用される場合を例にとり説明を進める。
<第1実施例>
第1実施例に係る計測装置について、図1から図3を参照して説明する。
<装置構成>
先ず、図1を参照して、第1実施例に係る計測装置の構成について説明する。図1は、第1実施例に係る計測装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、第1実施例に係る計測装置は、制御部110と、LD駆動信号生成部120と、高パワーLD駆動回路131及び低パワーLD駆動回路132と、高パワーLD141及び低パワーLD142と、第1検出器151及び第2検出器152と、第1I-V変換器161及び第2I-V変換器162と、BPF(バンドパスフィルタ)171と、LPF(ローパスフィルタ)172と、第1ADC(ADコンバータ)181及び第2ADC182と、演算部300とを備えて構成されている。
制御部110は、計測装置全体の動作を制御するコントローラとして構成されている。制御部110は、高パワーLD141を駆動する時間長、低パワーLD142を駆動する時間長、流量計測用データ取り込み開始・終了時間、及び濃度計測用データ取り込み開始・終了時間を夫々設定して、LD駆動信号生成部に出力する。
LD駆動信号生成部120は、制御部110から入力されたパラメータに基づいて、各種信号を生成して出力する。具体的には、LD駆動信号生成部120は、高パワーLD駆動信号、低パワーLD駆動信号、流量計測用EN信号、濃度計測用EN信号、流量演算処理EN信号、及び濃度演算処理EN信号を生成して出力する。
高パワーLD駆動回路131は、LD駆動信号生成部120で生成された高パワーLD駆動信号に基づいて、高パワーLD141のオンオフを切替える。低パワーLD駆動回路132は、LD駆動信号生成部120で生成された低パワーLD駆動信号に基づいて、低パワーLD142のオンオフを切替える。
高パワーLD141は、「第1照射部」の一具体例であり、低パワーLD142よりも出力パワーの高いLD(レーザダイオード)として構成されている。低パワーLD142は、「第2照射部」の一具体例であり、ヘモグロビンの酸素飽和度によらない等吸光度に近い波長のLDとして構成されている。
第1検出器151は、「第1受光部」の一具体例であり、高パワーLD141から照射された光のうち、透明チューブ200内を流れる血液で反射された反射光を検出する。第2検出器152は、「第2受光部」の一具体例であり、低パワーLD142から照射された光のうち、透明チューブ200内を流れる血液を透過した透過光を検出する。
第1I-V変換器161は、第1検出器151で検出された反射光に応じた信号をI-V変換して、BPF171に出力する。第2I-V変換器162は、第2検出器152で検出された透過光に応じた信号をI-V変換して、LPF172に出力する。
BPF171は、第1I-V変換器161から入力された信号の不要な帯域をカットして、第1ADC181に出力する。LPF172は、第2I-V変換器162から入力された信号の不要な帯域をカットして、第2ADC182に出力する。
第1ADC181は、BPF171から入力された信号をアナログ−デジタル変換する。第1ADC181で変換されたデータは、流量計測用のデータ取り込みが許可されている期間に(具体的には、流量計測用EN信号がオンの期間に)、演算部300に出力され処理される。第2ADC182は、LPF172から入力された信号をアナログ−デジタル変換する。第2ADC182で変換されたデータは、濃度計測用のデータ取り込みが許可されている期間に(具体的には、濃度計測用EN信号がオンの期間に)、演算部300に出力され処理される。
演算部300は、流量算出処理部310及び濃度算出処理部320を有している。
流量算出処理部310では、第1ADC181から入力されたデータが第1バッファ311によってバッファリングされ、流量演算処理が許可されている期間に(具体的には、流量演算処理EN信号がオンの期間に)、第1信号処理部312によって血液の流量が算出される。
濃度算出処理部320では、第2ADC182から入力されたデータが第2バッファ321によってバッファリングされ、濃度演算処理が許可されている期間に(具体的には、濃度演算処理EN信号がオンの期間に)、第2信号処理部322によって血液の濃度が算出される。
<動作説明>
次に、図2及び図3を参照して、第1実施例に係る計測装置の動作(特に、各LDを時分割で駆動させる時分割駆動制御)について説明する。図2及び図3は夫々、第1実施例に係る計測装置の駆動制御タイミングを示すタイミングチャートである。
図2に示すように、第1実施例に係る計測装置の動作時には、先ず、流量計測及び濃度計測に用いるデータ数に応じて、パラメータ(T_LDH、T_LDL、T_LDH_SetUp、T_LDH_DataReceive、T_LDL_SetUp、T_LDL_DataReceivee)の値を夫々設定する。図2の例では、T_LDH=T_LDLとして設定されている。
なお、ここでのT_LDHは高パワーLD駆動期間、T_LDLは低パワーLD駆動期間、T_LDH_SetUpは高パワーLDセットアップ期間(高パワーLD141の発光が定常になる時間)、T_LDH_DataReceiveは第1ADC出力データ取得期間、T_LDL_SetUpは低パワーLDセットアップ期間(低パワーLD142の発光が定常になる時間)、T_LDL_DataReceiveは第2ADC出力データ取得期間である。
次に、血液の流量測定用のデータ取得するために、T_LDH期間における高パワーLD駆動信号を“H(High)”に設定し、低パワーLD駆動信号を“L(Low)”に設定する。
続いて、T_LDH_SetUp期間経過後、T_LDH_DataReceive期間において、流量計測用EN信号を“H”に設定する。流量計測用EN信号が“H”となる期間には、第1ADC181で変換されたデータが、流量算出処理部310の第1バッファ311に書き込まれる。第1バッファ311にデータの書き込みが終了すると、流量演算処理EN信号が生成され、T_LDH_SignalProcess期間に、第1バッファ311に書き込まれているデータを基に、血液流量の算出が行われる。
次に、血液の濃度測定用のデータ取得するために、T_LDL期間における低パワーLD駆動信号を“H(High)”に設定し、高パワーLD駆動信号を“L(Low)”に設定する。
続いて、T_LDL_SetUp期間経過後、T_LDL_DataReceive期間において、濃度計測用EN信号を“H”に設定する。濃度計測用EN信号が“H”となる期間には、第2ADC182で変換されたデータが、濃度算出処理部320の第2バッファ321に書き込まれる。第2バッファ321にデータの書き込みが終了すると、濃度演算処理EN信号が生成され、T_LDL_SignalProcess期間に、第2バッファ31221に書き込まれているデータを基に、血液濃度の算出が行われる。
なお、図中のT_PeriodはLD駆動周期であり、T_LDH+T_LDLに等しい。また、T_SignalProcess_Periodは演算処理周期であり、T_LDH_SignalProcess+T_LDL_SignalProcessに等しい。そして、T_PeriodはT_SignalProcess_Periodとも互いに等しい。
以上のように、流量検出用の高パワーLD141と、濃度検出用の低パワーLD142とが同時に点灯しないように時分割駆動し、夫々の取得タイミングにあわせてデータを取得すれば、高パワーLD141の光と低パワーLD142の光との干渉に起因するクロストークの発生を好適に抑制できる。従って、血液流量及び濃度の推定誤差を効果的に低減できる。
また、時分割で駆動することで、高パワーLD141又は低パワーLD142が消灯している期間ができるため、高パワーLD141又は低パワーLD142の寿命時間を延ばすことができる。更に、高パワーLD141又は低パワーLD142が消灯している期間は電力消費がないため、装置全体の消費電力も削減できる。
図3に示すように、T_LDHとT_LDLは互いに異なる長さの期間として設定されてもよい。この場合も、T_LDHとT_LDLとが等しい図2の例と同様の処理により、血液流量及び血液濃度を算出できる。
本実施例に係る計測装置は、このように時分割するタイミングを任意の周期で設定できる(言い換えれば、T_LDHとT_LDLとの比率が可変である)ため、利用するデータ数に応じて各LDの駆動期間を変更することができ、結果として、推定出力の精度向上が図れる。例えば、流量算出に高い精度が必要な場合は、高パワーLD141の点灯時間を長くし取得データを多くすればよい。その代わり、濃度測定時の低パワーLD142の点灯期間を短くし、データ取得数を少なくすればよい。
<第2実施例>
第2実施例に係る計測装置について、図4及び図5を参照して説明する。なお、第2実施例は、上述した第1実施例と比べて、一部の構成及び動作が異なるのみであり、その他の部分は概ね第1実施例と同様である。このため、以下では既に説明した第1実施例と異なる部分について説明し、他の重複する部分については、適宜説明を省略するものとする。
<装置構成>
先ず、図4を参照して、第2実施例に係る計測装置の構成について説明する。図4は、第2実施例に係る計測装置の全体構成を示すブロック図である。
図4に示すように、第2実施例に係る計測装置では、BPF171及びLPF172の後段に第1セレクタ401が設けられている。第1セレクタ401は、セレクタ信号によってBPF171からの信号又はLPF172からの信号を択一的に選択して出力可能に構成されている。第1セレクタ401から出力された信号は、ADC180においてアナログ−デジタル変換され、演算部300bに出力される。
第2実施例に係る演算部300bは、第1実施例と異なり、ADC180から1つの入力があるだけなので、バッファ305が1つだけしか設けられていない。また、バッファ305と、第1信号処理部312及び第2信号処理部322との間には、第2セレクタ402が設けられている。第2セレクタ402は、セレクタ信号によってバッファ305にバッファリングされているデータを、第1信号処理部312又は第2信号処理部322に振り分けて出力することが可能に構成されている。
<動作説明>
次に、図5を参照して、第2実施例に係る計測装置の動作(特に、時分割駆動制御)について説明する。図5は、第2実施例に係る計測装置の駆動制御タイミングを示すタイミングチャートである。
図5に示すように、第2実施例に係る計測装置の動作時には、先ず、流量計測及び濃度計測に用いるデータ数に応じて、パラメータ(T_LDH、T_LDL、T_LDH_SetUp、T_LDH_DataReceive、T_LDL_SetUp、T_LDL_DataReceivee)の値を夫々設定する。図5の例では、T_LDH=T_LDLとして設定されている。
次に、血液の流量測定用のデータ取得するために、T_LDH期間における高パワーLD駆動信号を“H(High)”に設定し、低パワーLD駆動信号を“L(Low)”に設定する。そして、T_LDH_SetUp期間経過後、T_LDH_DataReceive期間において、流量計測用EN信号を“H”に設定する。
ここで同時に、セレクタ信号が“H”に設定される。第1セレクタ401は、セレクタ信号が“H”であり、且つ流量計測用ENが“H”となる期間に、BPF171からの出力をADC180に出力する。
ADC180では、入力されたデータがアナログ−デジタル変換され、変換されたデータが演算部300bのバッファ305に書き込まれる。バッファ305にデータの書き込みが終了すると、バッファ305に書き込まれているデータが第2セレクタ402によって第1信号処理部312に出力され、T_LDH_SignalProcess期間に、バッファ305に書き込まれているデータを基に血液流量の算出が行われる。
次に、血液の濃度測定用のデータ取得するために、T_LDL期間における低パワーLD駆動信号を“H(High)”に設定し、高パワーLD駆動信号を“L(Low)”に設定する。そして、T_LDL_SetUp期間経過後、T_LDL_DataReceive期間において、濃度計測用EN信号を“H”に設定する。
ここで同時に、セレクタ信号が“L”に設定される。第1セレクタ401は、セレクタ信号が“L”であり、且つ濃度計測用ENが“H”となる期間に、LPF172からの出力をADC180に出力する。
ADC180では、入力されたデータがアナログ−デジタル変換され、変換されたデータが演算部300bのバッファ305に書き込まれる。バッファ305にデータの書き込みが終了すると、バッファ305に書き込まれているデータが第2セレクタ402によって第2信号処理部322に出力され、T_LDL_SignalProcess期間に、バッファ305に書き込まれているデータを基に血液濃度の算出が行われる。
以上説明したように、第2実施例に係る計測装置によれば、第1実施例と同様に高パワーLD141又は低パワーLD142を時分割駆動して、血液流量及び血液濃度を推定することができる。また、第2実施例では特に、第1セレクタ401及び第2セレクタ402を設けたことで、1つのADC180によって信号の変換処理が実行可能である。このため、第1実施例と比べると、装置を構成する部材(ADC本体およびADCのアナログ入力用のアンプ回路等、ADCに付属する周辺回路)の点数を削減することができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う計測装置、計測方法、コンピュータプログラム及び記録媒体もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
110 制御部
120 LD駆動信号生成部
131 高パワーLD駆動回路
132 低パワーLD駆動回路
141 高パワーLD
142 低パワーLD
151 第1検出器
152 第2検出器
161 第1I-V変換器
162 第2I-V変換器
171 BPF
172 LPF
181 第1ADC
182 第2ADC
200 透明チューブ
300 演算部
310 流量算出処理部
311 第1バッファ
312 第1信号処理部
320 濃度算出処理部
321 第2バッファ
322 第2信号処理部
401 第1セレクタ
402 第2セレクタ

Claims (6)

  1. 内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、
    前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、
    前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部と
    (i)前記第1照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第1算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、(ii)前記第2照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第2算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第2情報を推定する推定部と
    を備え
    前記第1照射部は、前記第2照射部よりも出力パワーが高く、
    前記第1照射期間は、前記第2照射期間よりも長く、
    前記推定部は、前記流体の流量を前記第1情報として推定し、前記流体の濃度を前記第2情報として推定する
    ことを特徴とする計測装置。
  2. 前記受光部は、前記第1照射部によって照射された光の散乱光を主として受光する第1受光部と、前記第2照射部によって照射された光の散乱光を主として受光する第2受光部とを有することを特徴とする請求項に記載の計測装置。
  3. 流体に光を照射する第1照射部及び第2照射部と、
    前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、
    前記第1照射部及び前記第2照射部が、前記流体に同時に照射しないように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御部と、
    前記第1照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、前記第2照射部の照射に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に対応する第2情報を推定する推定部と
    を備え
    前記第1照射部は、前記第2照射部よりも出力パワーが高く、
    前記第1照射部が照射する第1照射期間は、前記第2照射部が照射する第2照射期間よりも長く、
    前記推定部は、前記流体の流量を前記第1情報として推定し、前記流体の濃度を前記第2情報として推定する
    ことを特徴とする計測装置。
  4. 内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置を用いた計測方法であって、
    前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程と、
    (i)前記第1照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第1算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、(ii)前記第2照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第2算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第2情報を推定する推定部と
    を含み、
    前記第1照射部は、前記第2照射部よりも出力パワーが高く、
    前記第1照射期間は、前記第2照射期間よりも長く、
    前記推定工程は、前記流体の流量を前記第1情報として推定し、前記流体の濃度を前記第2情報として推定する
    ことを特徴とする計測方法。
  5. 内部を流体が流れる透明管部材における第1部位に光を照射する第1照射部及び第2部位に光を照射する第2照射部と、前記流体によって散乱された散乱光を受光する受光部と、を備える計測装置に用いるコンピュータプログラムであって、
    前記第1照射部が照射する第1照射期間及び前記第2照射部が照射する第2照射期間の夫々に、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間が含まれるように、前記第1照射部及び前記第2照射部を制御する制御工程と、
    (i)前記第1照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第1算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第1情報を推定し、(ii)前記第2照射期間における、前記第1照射部及び前記第2照射部が同時に照射していない期間である第2算出期間に対応する前記受光部の受光信号に基づいて、前記流体に関する第2情報を推定する推定部と
    をコンピュータに実行させ
    前記第1照射部は、前記第2照射部よりも出力パワーが高く、
    前記第1照射期間は、前記第2照射期間よりも長く、
    前記推定工程は、前記流体の流量を前記第1情報として推定し、前記流体の濃度を前記第2情報として推定する
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 請求項に記載のコンピュータプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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