JP6910684B2 - 縫合糸ファスナー - Google Patents
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Description
本願は、本願の譲受人に譲渡され、参照することにより本明細書に組み込まれる、2018年2月26日付出願の米国仮出願第62/635,156号に基づく優先権を主張する。
本発明は、概して手術用器具に関し、具体的には手術用縫合糸のファスナー(fastener、留め具)に関する。
心臓弁疾患の医療処置の現在の水準は、弁の問題を治療用人工器官を使用する弁修復または弁交換によって解決する心臓切開手術である。これらの人工器官は、縫合糸を使って心血管組織に対して適切な位置に保たれる。これらの縫合糸は、通常、手または昔ながらのノットプッシャーを使って手作業で結ばれる。
本発明の実施態様は、医療の応用において縫合糸を留めるための縫合糸ファスナーシステムを提供する。縫合糸ファスナーシステムは、典型的には、埋め込み可能な人工器官を心臓組織等の患者の組織に固定したり、または、例えば、心臓バイパス手術や吻合術のために2以上の心血管組織を縫い合わせて固定したりする際に、自動で縫合糸を留めるために使用される。縫合糸ファスナーシステムは、切開を伴う外科的処置、最小限の侵襲性の外科的処置、経皮的外科的処置、腹腔鏡を使用する外科的処置、ロボットによる外科的処置またはその他の外科的処置の施術中の使用のために構成され得る。
(a)手術用ファスナー装置であって、
外側送達管の遠位端において遠位の開口を有する外側送達管と、
少なくとも部分的に外側送達管内に配置される内側送達シャフトと、
ハンドルであって、外側送達管の近位の部分に連結され、かつ、内側送達シャフトを外側送達管に対して回転させるように配置されたユーザー制御要素を含む、ハンドルを含む、手術用ファスナー装置と、
(b)縫合糸ファスナーを含み、該縫合糸ファスナーは、ロックされない円錐らせん状の構成において、外側送達管内に取り外し可能に配置されているものであって、該手術用ファスナーシステムにおいて、
手術用ファスナー装置は、内側送達シャフトの遠位方向の前進が、1以上の縫合糸の1以上の部分が縫合糸ファスナーのそれぞれの部分を通過する時に、縫合糸ファスナーをロックされない円錐らせん状の構成から、1以上の縫合糸が縫合糸ファスナーに動かないように連結される、ロックされた平たい渦巻きの構成に移行させるように配置されている、手術用ファスナーシステムである。
ユーザー制御要素は、第1ユーザー制御要素であり、
ハンドルは、内側送達シャフトの遠位方向の前進をさせるように配置されている第2ユーザー制御要素を含む。
手術用ファスナー装置は、1以上の縫合糸を切断するように構成されている1以上のブレードをさらに含み、
第2ユーザー制御要素は、内側送達シャフトの遠位方向の前進をさせ、その後1以上のブレードに1以上の縫合糸を切断させるように配置されている。
内側送達シャフトの回転が縫合糸ファスナーを回転させて、これにより、1以上の縫合糸の1以上の部分を縫合糸ファスナーのそれぞれの部分に通過させるように構成されている。
縫合糸ファスナーは、(a)縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある時に円錐らせん状であり、及び(b)縫合糸ファスナーが平たい渦巻きの構成にある時に平たい渦巻き状である、渦巻きの部分を規定する形状であって、
縫合糸ファスナーは、縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある時、及び縫合糸ファスナーがロックされた平たい渦巻きの構成にある時の両方において、(a)らせん状でも渦巻き状でもなく、かつ、(b)渦巻きの部分から半径方向に内側に配置されている、半径方向に内側の部分を規定する形状である。
半径方向に内側の部分は、非円形かつ非渦巻きの開口を規定する形状であり、
内側送達シャフトの遠位端は、非円形かつ非渦巻きの開口を係合する形状である。
渦巻きの部分と、
渦巻きの部分から半径方向に内側に配置されている、半径方向に内側の部分を規定する形状であって、
縫合糸ファスナーは、休止状態にある時に、渦巻きの部分が円錐らせん状である、ロックされない円錐らせん状の構成を有し、
縫合糸ファスナーは、軸方向に塑性変形されると、1以上の縫合糸の1以上の部分が縫合糸ファスナーのそれぞれの部分を通過する時に、ロックされない円錐らせん状の構成から、ロックされた平たい渦巻きの構成であって、渦巻きの部分は平たい渦巻き状であり、かつ、1以上の縫合糸が縫合糸ファスナーに動かないように連結されるロックされた平たい渦巻きの構成に移行するように構成されており、かつ、
半径方向に内側の部分は、縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある時、及び縫合糸ファスナーがロックされた平たい渦巻きの構成にある時の両方において、円錐らせん状でも渦巻き状でもない。
(a)手術用ファスナー装置であって、
外側送達管の遠位端において遠位の開口を有する外側送達管と、
少なくとも部分的に外側送達管内に配置される内側送達シャフトと、
ハンドルであって、外側送達管の近位の部分に連結され、かつ、ユーザー制御要素を含む、ハンドルを含む、手術用ファスナー装置と、
(b)縫合糸ファスナーを含み、該縫合糸ファスナーは、ロックされない開構成において外側送達管内に取り外し可能に配置され、該縫合糸ファスナーは、切れ目のないループによって囲まれる中央開口を規定する形状である切れ目のないループを規定する形状であって、該切れ目のないループは第1及び第2のクリンプ部を含み、該第1及び第2のクリンプ部は(i)第1及び第2の連結部において互いに連結され、かつ(ii)切れ目のないループによって規定される開口を通過する、(A)外側送達管と(B)切れ目のないループの両方によって規定される中央縦軸に沿って、それぞれ異なる第1及び第2の軸周りの位置に配置されるものであって、該手術用ファスナーシステムにおいて、
手術用ファスナー装置は、ユーザー制御要素の作動が、1以上の縫合糸の1以上の部分が切れ目のないループの中央開口を通過する時は手術用ファスナーの内側送達シャフトが横方向のクリンプ力を第1のクリンプ部と第2のクリンプ部の少なくとも1つに対してかけるようにして、縫合糸ファスナーをロックされない開構成からロックされた閉構成に移行させるように配置されており、ここで、第1のクリンプ部と第2のクリンプ部の間の接触界面が、1以上の縫合糸がスライドするのを妨げる摩擦を生じさせて、これにより、1以上の縫合糸を縫合糸ファスナーに動かないようにクリンプするものであって、ここで、横方向のクリンプ力は、中央縦軸に対して垂直である。
(a)手術用ファスナー装置であって、
外側送達管の遠位端において遠位の開口を有する外側送達管と、
少なくとも部分的に外側送達管内に配置される内側送達シャフトと、
ハンドルであって、外側送達管の近位の部分に連結され、かつ、ユーザー制御要素を含む、ハンドルを含む、手術用ファスナー装置と、
(b)縫合糸ファスナーを含み、該縫合糸ファスナーは、ロックされない開構成において手術用ファスナー装置によって一時的に拘束される外側送達管内に取り外し可能に配置され、ここで、該縫合糸ファスナーは、切れ目のないループによって囲まれる中央開口を規定する形状である切れ目のないループを規定する形状であって、該切れ目のないループは第1及び第2のクリンプ部を含み、該第1及び第2のクリンプ部は(i)第1及び第2の連結部において互いに連結され、かつ(ii)切れ目のないループによって規定される開口を通過する、(A)外側送達管と(B)切れ目のないループの両方によって規定される中央縦軸に沿って、それぞれ異なる第1及び第2の軸周りの位置に配置されるものであって、該手術用ファスナーシステムにおいて、
縫合糸ファスナーは、休止状態にある時にロックされた閉構成をとるように構成されており、ここで、第1のクリンプ部と第2のクリンプ部の間の接触界面が、1以上の縫合糸がスライドするのを妨げる摩擦を生じさせて、これにより、1以上の縫合糸を縫合糸ファスナーに動かないようにクリンプし、かつ、
手術用ファスナー装置は、ユーザー制御要素の作動が、1以上の縫合糸の1以上の部分が切れ目のないループの中央開口を通過する時は、ロックされない開構成の手術用ファスナー装置による一時的な拘束から縫合糸ファスナーを解放して、縫合糸ファスナーが閉じたロックされた構成に自動的に移行するように配置されている。
縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある間に、1以上の縫合糸の1以上の部分が縫合糸ファスナーのそれぞれの部分を通過するようにすることと、
縫合糸ファスナーをロックされない円錐らせん状の構成からロックされた平たい渦巻きの構成に移行させることを含み、ここで、1以上の縫合糸は、縫合糸ファスナーに動かないように連結されている、方法。
縫合糸ファスナーは、(a)縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある時に円錐らせん状であり、及び(b)縫合糸ファスナーが平たい渦巻きの構成にある時に平たい渦巻き状である、渦巻きの部分を規定する形状であって、
縫合糸ファスナーは、縫合糸ファスナーがロックされない円錐らせん状の構成にある時、及び縫合糸ファスナーがロックされた平たい渦巻きの構成にある時の両方において、(a)円錐らせん状でも渦巻き状でもなく、かつ、(b)渦巻きの部分から半径方向に内側に配置されている、半径方向に内側の部分を規定する形状である。
縫合糸ファスナーがロックされない開構成にある間に、1以上の縫合糸の1以上の部分が縫合糸ファスナーのそれぞれの部分を通過するようにすることを含み、ここで、該縫合糸ファスナーは、切れ目のないループによって囲まれる中央開口を規定する形状である切れ目のないループを規定する形状であって、該切れ目のないループは第1及び第2のクリンプ部を含み、該第1及び第2のクリンプ部は(i)第1及び第2の連結部において互いに連結され、かつ(ii)切れ目のないループによって規定される開口を通過する切れ目のないループによって規定される中央縦軸に沿って、それぞれ異なる第1及び第2の軸周りの位置に配置されるものであって、及び
縫合糸ファスナーをロックされない開構成からロックされた閉構成に移行させることを含み、ここで、第1のクリンプ部と第2のクリンプ部の間の接触界面が、1以上の縫合糸がスライドするのを妨げる摩擦を生じさせて、これにより、1以上の縫合糸を縫合糸ファスナーに動かないようにクリンプする。
縫合糸ファスナーは、休止状態にある時にロックされない開構成をとるように構成され、及び
縫合糸ファスナーをロックされない開構成からロックされた閉構成に移行させることは、横方向のクリンプ力を第1のクリンプ部と第2のクリンプ部の少なくとも1つに対してかけるようにして縫合糸ファスナーを塑性変形させることを含むものであって、ここで、横方向のクリンプ力は、中央縦軸に対して垂直である。
縫合糸ファスナーは、休止状態にある時に、ロックされた閉構成をとるように構成されており、及び
1以上の縫合糸の1以上の部分が通過するようにすることは、縫合糸ファスナーがロックされない開構成において一時的に拘束されている間に、1以上の縫合糸の1以上の部分が縫合糸ファスナーのそれぞれの部分を通過するようにすることを含み、及び
縫合糸ファスナーをロックされない開構成からロックされた閉構成に移行させることは、ロックされない開構成において一時的に拘束されている縫合糸ファスナーを解放して、縫合糸ファスナーが閉じたロックされた構成に自動的に移行するようにすることを含む。
図1は、本発明の応用に従う、1以上の縫合糸22を留めるための手術用ファスナーシステム20の概略図である。図4、図5A〜図5B、図7B〜図7D、図8A〜図8C、図9A〜図9F、図10A〜図10F及び図11A〜図11Fに示す1以上の縫合糸22は、典型的には手術用ファスナーシステム20の要素ではない。
・外側送達管36の遠位端40において遠位の開口38を有する外側送達管36と、
・少なくとも部分的に外側送達管36内に配置される内側送達シャフト42と、
・ハンドル44であって、外側送達管36の近位の部分46に連結され、かつ、内側送達シャフト42を外側送達管36に対して回転させるように配置されたユーザー制御要素48、例えば、ノブ、トリガーまたはボタンを含む、ハンドル44を含む。
・縫合糸ファスナー32の高さH1(図2Bに示す)は、ロックされた平たい渦巻きの構成52にある時に、少なくとも0.02及び/または5mm未満であり、例えば4mm未満、例えば、3mm未満であり、
・縫合糸ファスナー32の高さH2(図1Bに示す)は、ロックされない円錐らせん状の構成50にある時に、少なくとも1及び/または20mm未満であり、
・高さH1は、H2の2%〜25%に等しく、例えばH2の2%〜20%、例えば、H2の2%〜15%であり、
・縫合糸ファスナー32がロックされた平たい渦巻きの構成52にある時に、縫合糸ファスナー32の高さH1は、縫合糸ファスナー32の最大寸法Dの少なくとも5%及び/または25%未満(例、20%未満、例えば15%未満)であり、及び/または
・縫合糸ファスナー32がロックされた平たい渦巻きの構成52にある時に、縫合糸ファスナー32の最大寸法D(図2Cに示す)は、少なくとも2及び/または20mm未満である。
・半径方向に上向きに向いている、即ち、縫合糸ファスナー32がロックされない円錐らせん状の構成50にある時に、半径方向に内側の部分54の方向を向いている、渦巻きの部分58の表面、
・渦巻きの部分58の半径方向に外側の端部、及び/または
・渦巻きの部分58の最も外側の巻きの部分または全部
によって規定されてもよい。
・中央縦軸262は、中央縦軸262の方を向いていない切れ目のないループ254の外側の表面266に平行であり、及び/または
・中央縦軸262は、中央縦軸262の方を向いている切れ目のないループ254の内側の表面268に平行である。
・外側送達管336の遠位端340に遠位の開口338を有する、外側送達管336と、
・少なくとも部分的に外側送達管336内に配置される、内側送達シャフト342と、
・ハンドル344であって、外側送達管336の近位の部分に連結され、かつ、外側送達管336に対して内側送達シャフト342を回転させるように配置されたユーザー制御要素48、例えば、ノブ、トリガーまたはボタンを含む、ハンドル344を含む。
Claims (30)
(a)手術用ファスナー装置を有し、該手術用ファスナー装置は、
外側送達管を有し、該外側送達管は、該外側送達管の遠位端において遠位の開口を有し、
内側送達シャフトを有し、該内側送達シャフトは、少なくとも部分的に前記外側送達管内に配置されており、かつ、
ハンドルを有し、該ハンドルは、前記外側送達管の近位の部分に連結され、かつ、前記内側送達シャフトを前記外側送達管に対して回転させるように配置されたユーザー制御要素を有し、かつ、
(b)縫合糸ファスナーを有し、該縫合糸ファスナーは、前記外側送達管内に取り外し可能に配置されており、ここでは、前記縫合糸ファスナーは、前記の1以上の縫合糸をロックしない状態である円錐らせん状の構成にあり、かつ、
前記の円錐らせん状の構成において、前記縫合糸ファスナーは、空隙を規定する円錐らせんを規定する形状であり、前記空隙を通って前記の1以上の縫合糸が通過し、かつ、スライドし得、前記縫合糸ファスナーが、前記縫合糸ファスナーに対して前記の1以上の縫合糸をロックしないようになっているものであって、
当該手術用ファスナーシステムにおいて、
前記手術用ファスナー装置は、前記の1以上の縫合糸が前記の円錐らせん状の構成にある前記縫合糸ファスナーによって規定された前記円錐らせんによって規定された前記空隙を通過する時に、前記内側送達シャフトの遠位方向の前進が、前記縫合糸ファスナーを前記の円錐らせん状の構成から、前記の1以上の縫合糸をロックする状態である平たい渦巻きの構成に移行させるように配置されており、
前記の平たい渦巻きの構成において、前記縫合糸ファスナーは、平たい渦巻きを規定する形状であり、前記縫合糸ファスナーが、前記縫合糸ファスナーに対して前記の1以上の縫合糸を動かないように連結し、かつ、ロックするようになっている、
前記手術用ファスナーシステム。
前記ハンドルは、前記内側送達シャフトの前記遠位方向の前進をさせるように配置されている第2ユーザー制御要素を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の手術用ファスナーシステム。
前記第2ユーザー制御要素は、前記内側送達シャフトの前記遠位方向の前進をさせ、その後前記の1以上のブレードに前記の1以上の縫合糸を切断させるように配置されている、請求項7に記載の手術用ファスナーシステム。
前記内側送達シャフトの回転が前記縫合糸ファスナーを回転させて、これにより、前記の1以上の縫合糸に前記縫合糸ファスナーの前記円錐らせんによって規定された前記空隙を通過させるように構成されている、請求項14に記載の手術用ファスナーシステム。
前記縫合糸ファスナーは、前記縫合糸ファスナーが前記の円錐らせん状の構成にある時、及び前記縫合糸ファスナーが前記の平たい渦巻きの構成にある時の両方において、(a)らせん状でも渦巻き状でもなく、かつ、(b)前記渦巻きの部分から半径方向に内側に配置されている、半径方向に内側の部分を規定する形状である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の手術用ファスナーシステム。
前記内側送達シャフトの遠位端は、前記非円形かつ非渦巻きの開口を係合する形状である、請求項19に記載の手術用ファスナーシステム。
渦巻きの部分を規定する形状であり、かつ、
半径方向に内側の部分を規定する形状であり、該半径方向に内側の部分は、前記の渦巻きの部分から半径方向に内側に配置されており、
当該縫合糸ファスナーは、休止状態にある時に、前記の1以上の縫合糸をロックしない状態である円錐らせん状の構成を有し、ここでは、前記の渦巻きの部分は、空隙を規定する円錐らせんを規定する形状であり、前記空隙を通って前記の1以上の縫合糸が通過し、かつ、スライドし得、当該縫合糸ファスナーが、当該縫合糸ファスナーに対して前記の1以上の縫合糸をロックしないようになっており、
当該縫合糸ファスナーは、軸方向に塑性変形されると、前記の1以上の縫合糸が当該縫合糸ファスナーの前記の渦巻きの部分によって規定された前記円錐らせんによって規定された前記空隙を通過する時に、前記の円錐らせん状の構成から、前記の1以上の縫合糸をロックする状態である平たい渦巻きの構成に移行するように構成されており、
前記の平たい渦巻きの構成において、前記の渦巻きの部分は、平たい渦巻きを規定する形状であり、当該縫合糸ファスナーが、当該縫合糸ファスナーに対して前記の1以上の縫合糸を動かないように連結し、かつ、ロックするようになっており、かつ、
前記の半径方向に内側の部分は、当該縫合糸ファスナーが前記の円錐らせん状の構成にある時、及び当該縫合糸ファスナーが前記の平たい渦巻きの構成にある時の両方において、円錐らせん状でも渦巻き状でもない、
前記縫合糸ファスナー。
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