JP6910524B1 - 着脱係止自立収納ユニット - Google Patents

着脱係止自立収納ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP6910524B1
JP6910524B1 JP2020177367A JP2020177367A JP6910524B1 JP 6910524 B1 JP6910524 B1 JP 6910524B1 JP 2020177367 A JP2020177367 A JP 2020177367A JP 2020177367 A JP2020177367 A JP 2020177367A JP 6910524 B1 JP6910524 B1 JP 6910524B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detachable
storage
sheet
configuration
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020177367A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021192973A (ja
Inventor
那須正和
Original Assignee
那須 正和
那須 正和
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 那須 正和, 那須 正和 filed Critical 那須 正和
Priority to JP2020177367A priority Critical patent/JP6910524B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6910524B1 publication Critical patent/JP6910524B1/ja
Publication of JP2021192973A publication Critical patent/JP2021192973A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheet Holders (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】あらゆる収納可能なスペースの有効活用と、紙媒体や雑貨等の小物を安全に収納可能な収納ユニットを提供する。【解決手段】紙類挟持具はファイル(8)であり、前記紙類挟持具は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、前記紙類挟持具を構成する前記構成シート(10)が、前記中空収納部(7)を構成する構成シート(10)の内側と外側に、着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、複数の前記ファイル(8)が、前記構成シート(10)の外側の面に備えられた着脱係止部(107)によって互いに係止することによって、互いの前記ファイル(8)が支え合い、自立可能である構成とした。【選択図】図1

Description

本発明は、主として、自由度の高い収納具に関する。
従来から雑貨等の収納には多種多様な収納具が提案されている。係る収納具は機能的に収納するものから、収納効率よりもお洒落や装飾を目的とした収納具も存在する。しかしながら、様々な収納物の形状や量に合わせて、容易に自在にその収納物に合わせて自在に形状をフィットさせ、収納スペースの省スペース化を図ったり、収納物の落下を防止したり、スリを抑制可能としたり、収納された書類を、座屈することなく容易に自立可能とする等、様々な応用、有用性を備えた収納具は皆無といえ、そうした課題を解決しうる技術が求められているといえる。
そこで、従来からも種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、発明の名称を「磁石収納部付ホルダー」とする技術が開示され、公知技術となっている(特許文献 1参照)。具体的には「矩形状で二枚合わせに重ねられたシートの、重ね合わされて隣接 するL二方向が閉鎖、対するL二方向が開放されているホルダーにおいて、ホルダーに磁石収納部を設ける」というものである。しかしながら、特許文献1に記載の発明は、ファイルの一部に設けた磁石にて、外側の他の物に係止するに過ぎず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献2には、発明の名称を「マグネット付きカードケース」とする技術が開 示され、公知技術となっている(特許文献2参照)。具体的には「透明のポケット部の上 縁と下縁に、マグネットを内蔵した係止部を構成する」というものである。しかしながら、特許文献2に記載の発明も同様に、外側の他の物に係止する構成であるに過ぎず、前記問題の解決には至っていない。
また、特許文献3には、発明の名称を「掲示型プリント類収納ファイル」とする技術が 開示され、公知技術となっている(特許文献3参照)。具体的には「密着シートまたはマ グネットシートが付いた飾り板とプリント類を収納できる透明な複数プラスチックファイ ルを重ねて接着する。その透明プラスチックファイルの下方に、1枚ずつめくりやすいよ うに付箋が付いており、いつでもめくって見やすくなっている。なお、付箋には、密着シートやマグネットシートが付いているため、縦書きのプリントでも横書きのプリントでも 本発明品を回して使うことができ、縦開きにも横開きにも固定して見ることができるため 2枚のプリントを同時に掲示して見ることができる。」というものである。しかしながら 、特許文献3に記載の発明も同様に、外側の他の物に係止する構成であるに過ぎず、前記問題の解決には至っていない。
なお、本発明者は、発明の名称を「着脱係止収納具」とする技術で特許申請中であり、まだ公知とはなっていない。(特許文献4参照)具体的には「収納物を収納可能な中空領域を構成する構成シートの中空収納部の内面の面のうち、1面以上の面が、着脱シートAであり、前記着脱シートAは、それ自体の面が略全面的に着脱可能な機能を備えた構成シートであり、前記1面以上の面自体が、略全面において、前記収納物を着脱可能に着磁、または係着、または吸着可能に保持可能であるか、または、向かい合う構成シート(10)である着脱材Bと着脱可能に着磁、または係着、または吸着可能に保持可能であることによって、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シートが、前記収納物を保持可能に前記着脱係止収納具内に保持する構成とさせる」というものである。しかしながら、係る発明は、中空収納部の内面の面のうち、1面以上の面の略全面が、着磁、または係着、または吸着可能に保持可能である構成であるという、限定的な構成であり、発明者は、より広い応用、活用範囲、よりシンプルあるいは多彩な部材、構造、及び、より発展的な部材、構造とその製造方法を開発するといった課題も追及すべきといえる。
特開2009−69244号 実開平6−3676号 特開2004−249724号 特願2019−049812
収納した収納物の保護や検索性、認知性の効率アップをはかる自由度の高い収納具を提供する。
本発明に係る
着脱係止収納アダプターユニット(1)は、
着脱係止収納具(66)と、開口係止部アダプター(60)からなり、
前記着脱係止収納具(66)は、
収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなる収納具であり、
前記着脱係止収納具(66)は、 ポケット(2)またはファイル(8)であり、
前記中空収納部は開口可能な 収納開口部(18)を備え、
前記収納開口部(18)、または前記中空収納部(7)内から前記収納開口部(18)から突き出るようにして開口係止部アダプター(60)を備えることが可能で、
前記開口係止部アダプター(60)は着脱係止部(107)を備え、前記前記着脱係止収納具(66)の前記収納開口部(18)に着脱可能に係止され、
前記開口係止部アダプター(60)は、開口延長アダプター(62)または名札(70)であり、
前記開口延長アダプター(62)は、前記収納開口部(18)の位置を、延長可能にする部材であり、
一重の板材、または一重または二重以上に重複して設けられた構成シート(10)から成る
構成を採用する。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、前記収納開口部(18)または前記構成シート(10)の中空収納部(7)の内面に着脱係止部(107)を備え、前記開口係止部アダプター(60)と着脱可能に係止可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、前記構成シート(10)の中空収納部(7)の内面に着脱係止部(107)を備えた
構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口延長アダプター(62)が、一重構造である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口延長アダプター(62)が、略筒状であるかまたは構成シート(10)が二重に設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口延長アダプター(62)が、構成シート(10)が三重に以上に設けられている
構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口係止部アダプター(60)が、開口延長アダプター(62)であり、着脱係止収納具(66)と着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、前記開口延長アダプター(62)は、落下抑止部(63)を備え、前記落下抑止部(63)は、前記中空収納部(7)に収納された収納物(S)の落下を抑止する為の前記着脱係止部(107)が設けられた面と反対側の面に設けられた凸部である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)または前記開口延長アダプター(62)の収納開口部の内側に、前記収納開口部、または前記収納開口部と開口延長アダプター(62)に挟み込まれて、着脱係止部(107)に着脱可能に収納名札(51)または名札(70)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)であり、前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)が、着脱係止部(107)を備え、互いに一部を重複する様にして着脱可能に係止され、前記ファイル(8)の 中空収納部(7)から、前記開口延長アダプター(62)の 中空収納部(7)にかけて、収納物(S)を収納可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)であり、前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の略端部に設けられたシート係止部(20)または対面曲折部(69)に係止切欠き部(61)を備えるか、または、前記係止切欠き部(61)において、構成シート(10)を切り欠いた段差を備えたことによって、前記ファイル(8)及び開口延長アダプター(62)のシート係止部(20)あるいは対面曲折部(69)が互いに干渉せずに重複させて着脱可能に係止可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)であり、前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の収納開口部に、タブ係止部(68)を備え、前記タブ係止部(68)は、タブ状の着脱係止部(107)であり、前記タブ係止部(68)にて、前記ファイル(8)及び前記開口延長アダプター(62)が互いに着脱可能に係止される構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記タブ係止部(68)が、二重以上に設けられた前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の構成シート(10)の内一枚以上の構成シート(10)に、1枚の構成シート(10)あたり二か所以上に設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、二重以上に設けられた前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の構成シート(10)の、対向する構成シート(10)に設けられた前記タブ係止部(68)が、互いに重ならないように互い違いに設けられた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)であり、二重以上に設けられた前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の構成シート(10)の、二重以上に設けられた前記構成シート(10)の内の1つの構成シート(10)のみに着脱係止部(107)を備え、該着脱係止部(107)によって、前記ファイル(8)及び開口延長アダプター(62)が互いに着脱可能に係止され、前記二重以上に設けられた前記構成シート(10)の内、着脱係止部(107)を備えない構成シート(10)の内少なくとも1つの構成シート(10)が、前記着脱係止部(107)を備えた構成シート(10)と合わせて、前記ファイル(8)及び開口延長アダプター(62)の構成シート(10)同士で重複する構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、ファイル(8)であり、前記着脱係止収納具(66)または前記開口延長アダプター(62)の収納開口部の内側に、挟み込むようにして、着脱係止部(107)に着脱可能に収納名札(51)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記ファイル(8)を構成する前記構成シート(10)が、前記中空収納部7を構成する構成シート(10)の内側及び、前記中空収納部(7)を構成する前記構成シート(10)の外側の両面に、着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、前記ファイル(8)が互いに係止することによって、互いに支え合い、自立可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)は、ファイル(8)であり、前記開口延長アダプター(62)が、略L字または略台形または三角形である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)は、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)が着脱係止部(107)を備え、前記ポケットの 収納開口部(18)18の中空収納部(7)側に設けられた着脱係止部(107)と着脱可能に係止される構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)は着脱係止収納具(66)と着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、前記開口延長アダプター(62)は、落下抑止部(63)を備え、前記落下抑止部(63)は、前記中空収納部(7)に収納された収納物(S)の落下を抑止する為の前記着脱係止部(107)が設けられた面と反対側の面に設けられた凸部である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)は、着脱係止収納具(66)と着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、前記開口延長アダプター(62)は、可撓性のシート状部材からなる一重構造であり、湾曲制御部(65)を備え、前記湾曲制御部(65)は、前記開口延長アダプター(62)が一定方向に湾曲するように制御する構造部である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)は、略筒状であるかまたは構成シート(10)が二重に設けられている構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)は、着脱係止収納具(66)と着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、前記開口延長アダプター(62)は、前記開口延長アダプター(62)の 収納開口部(18)に、マグネットシートを備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記着脱係止収納具(66)が、 ポケット(2)であり、前記開口延長アダプター(62)の外面に外面補助収納部(64)を備え、前記外面補助収納部(64)の収納開口部の外側に、着脱係止部(107)を備え、前記ポケット(2)の収納開口部の近傍に、前記外面補助収納部(64)の 収納開口部(18)を備えることが可能である構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口延長アダプター(62)が名札(70)を備えた構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記開口延長アダプター(62)が名札(70)を備え、前記名札(70)が、前記外面補助収納部(64)の 収納開口部(18)に被さる様にして、備えられた構成を採用することもできる。
本発明に係る紙類挟持具はファイル(8)または開口延長アダプター(62)であり、前記紙類挟持具は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、
前記構成シート(10)の略端部に設けられたシート係止部(20)または対面曲折部(69)の略端部に係止切欠き部(61)を備えるか、または、前記係止切欠き部(61)において、構成シート(10)を切り欠いた段差を備えたことによって、前記ファイル(8)及び開口延長アダプター(62)のシート係止部(20)あるいは対面曲折部(69)が互いに干渉せずに重複させて着脱可能に係止可能である構成を採用する。
本発明に係る紙類挟持具はファイル(8)または開口延長アダプター(62)であり、前記紙類挟持具は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、
前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の 収納開口部(18)に、タブ係止部(68)を備え、前記タブ係止部(68)は、タブ状の着脱係止部(107)であり、前記タブ係止部(68)にて、前記ファイル(8)及び前記開口延長アダプター(62)が互いに着脱可能に係止可能である構成を採用する。
また、本発明は、前記タブ係止部(68)が、二重以上に設けられた前記ファイル(8)または開口延長アダプター(62)の構成シート(10)の内一枚以上の構成シート(10)に、1枚の構成シート(10)あたり二か所以上に設けられた構成を採用することもできる。
本発明に係る前記紙類挟持具は開口延長アダプター(62)であり、前記開口延長アダプター(62)は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、
前記開口延長アダプター(62)は、略L字または略台形または三角形である構成を採用する。
本発明に係る前記紙類挟持具はファイル(8)または開口延長アダプター(62)であり、前記紙類挟持具は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、前記紙類挟持具を構成する前記構成シート(10)が、前記中空収納部(7)を構成する構成シート(10)の内側及び、前記中空収納部(7)を構成する前記構成シート(10)の外側の両面に、着脱可能に係止可能な着脱係止部(107)を備え、複数の前記ファイル(8)が、前記構成シート(10)の外側の面に備えられた着脱係止部(107)によって互いに係止することによって、互いが支え合い、自立可能である構成を採用する。
また、本発明は、前記紙類挟持具が開口延長アダプター(62)であり、前記開口延長アダプター(62)が、前記開口延長アダプター(62)を構成する構成シート(10)の外側の面に備えられた着脱係止部(107)によって、前記開口延長アダプター(62)を備えた複数のファイル(8)が互いに係止することによって、前記開口延長アダプター(62)を備えたファイル(8)が、互いに支え合い、自立可能である構成を採用することもできる。
本発明に係る着脱係止収納具(66)である、ファイル(8)または開口延長アダプター(62)に着脱可能に設けることが可能な収納名札(51)は、前記着脱係止収納具(66)の収納開口部(18)の内側に着脱可能に設けることが可能であって、
着脱可能に開閉可能な前記収納開口部(18)に挟持して保持される札挟持部(52)を備え、前記札挟持部(52)は、着脱シートA(14)または着脱材B(15)と着脱可能に、マグネットシート、またはマグネットラバーシート、またはスチールの板、またはスチールラバーシート、または面ファスナー、または自己吸着シートと吸着可能な平滑なシート、または板、または自己吸着シートであることにより、前記収納開口部(18)が開いた際に脱落し難く、
前記着脱係止収納具(66)は、収納物を収納可能な中空領域である中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)によって囲われてなる収納具である着脱係止収納具(66)であって、前記中空収納部(7)は開口可能な収納開口部(18)を備え、
前記構成シート(10)によって囲われた中空収納部(7)の内面の面のうち、1面以上の面の一部または全部が、着脱シートA(14)を備え、
前記着脱シートA(14)は、該着脱シートA(14)自体の面の一部または全面的に着脱可能な機能を備えた構成シート(10)であり、
前記着脱シートA(14)の面の一部または全面において、着脱可能に着磁可能なマグネットシート、または係着可能な面ファスナー、または吸着可能な自己吸着シートであり、着脱シートA(14)が前記中空収納部(7)内で、向かい合う前記中空収納部(7)を構成する構成シート(10)である着脱材B(15)と着脱可能に着磁可能、または係着可能、または吸着可能であることによって、前記札挟持部(52)を挟み込んで挟持して前記収納開口部(18)に保持可能で、
前記着脱材B(15)は可とう性を有する構成シート(10)であり、前記着脱シートA(14)と前記着脱材B(15)は、相互の面同士で着脱可能に係止可能であり、前記収納開口部(18)に設けられた着脱シートA(14)と前記着脱材B(15)に前記札挟持部(52)を挟持して保持される構成を採用する。
また、本発明は、前記収納名札(51)の名前を記載する表示面である名前入れ面(53)が、前記札挟持部(52)の面と平行方向でない面を備えている構成を採用することもできる。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニットあるいは係る着脱係止収納アダプターユニットを構成する部材によれば、例えばファイルやポケット等において、サイズの違う、つまり、大きめの書類や収納物を収納する際にも、対応可能で、係る書類や収納物を破損せず、安全に収納可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニットあるいは係る着脱係止収納アダプターユニットを構成する部材によれば、特に収納物が書類であるファイルにおいて、係るファイルを沢山並べたり、積載して置いても検索容易で、収納物がばらばらにこぼれ落ち難く、且つ、ファイル穴等も空けずに手軽に保管可能であるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニットあるいは係る着脱係止収納アダプターユニットを構成する部材によれば、書類や収納物が雨等でも濡れにくいという優れた効果を発揮する。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニットあるいは係る着脱係止収納アダプターユニットを構成する部材によれば、書類や収納物を保護し、傷みにくいという優れた効果を発揮する。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニットあるいは係る着脱係止収納アダプターユニットを構成する部材によれば、例えば、書類ファイルである係る収納具とすることによって、収納した紙媒体が垂れたり、座屈したりして傷んだりせず、自立可能であり、また、省スペースに書類を整理可能で、また、書類の分類、整理が容易になるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る着脱係止収納ユニットの基本構成説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットの異形の開口延長アダプターの構成例の説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットのバリエーションの例の構成説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットの、ファイルの自立と名札の構成の説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットが、一重でポケットタイプの例の説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットが、略筒状の構成の説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットが、開口延長アダプターに名札を備えた構成の説明図である。 本発明に係る着脱係止収納ユニットが、名札を備えた構成の説明図である。
本発明に係る着脱係止収納アダプターユニット1は、着脱係止収納具66と、開口係止部アダプター60が互いに着脱可能に係止されて構成され、
係る着脱係止部107が互いに係止される構成であることによって発揮される効果を最大の目的と特徴とするものである。
以下、図面に基づいて本発明に係る着脱係止収納アダプターユニット1について説明する。但し、図面に示した形状や配置構成等についてはあくまでも例示であり、限定せず、本願発明の特徴的な効果が発揮される範囲において変更することを可能とする。
また、以下の各図のそれぞれの構成、説明は、代表的にその図面で係る構成、説明をしたものに過ぎず、その他の図面の構成に対しても、それぞれ、互いにそれぞれの構成、説明は応用可能であるものである。
図1の構成の例は、着脱係止収納アダプターユニット1が、着脱係止収納具66であるファイル8と、開口係止部アダプター60によって構成される例である。
係る着脱係止収納アダプターユニット1は、係るファイル8において、着脱係止部107である対面した構成シート10が着脱係止部107を備えるか、または開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62が着脱係止部107を備え、係るファイル8の着脱係止部107においては、係るファイル8を構成する対面した構成シート10が着脱係止部107である着脱シートA14と着脱材B15を備え、対面した係る着脱シートA14と着脱材B15によって、挟まれた中空収納部7に収納物Sが収納可能で、係る中空収納部7が、係る着脱シートA14と着脱材B15が略全面的に着脱可能に係止可能であることによって、係る収納物Sが、容易には脱落しないように保持可能である構成の例である。
図1(a)の構成の例は、収納物Sが例えば紙の資料であり、係る紙の資料が、対面した着脱シートA14と着脱材B15によって構成されるファイル8に挟まれ、係るファイル8は、縦方向の左側の辺と横方向の下側の辺に シート係止部20を備え、係る左側と下側の シート係止部20によって、係る シート係止部20を下方に位置して保持することによって、係る資料は重力方向である下側には絶対に落下しない構成であり、且つ、係る資料は、右側と上側も、または、着脱シートA14と着脱材B15によって着脱可能に係止されることによって、係る資料の全周が係止されて係る資料は、挟持される状態となり、係る資料は、係るファイル8から、脱落し難く保持されることが可能であり、且つ、上側と右側の辺が着脱可能であることによって、ファイル8も開きやすく、資料を出し入れし易い構成であり、有用である。
また、係るファイル8は、略全体が着脱材B15で構成されることによって、係る収納物Sを、どのような向きで係る中空収納部7に収納されても、着脱シートA14側と係止可能に接触可能な構成となっており、有用である。
係る着脱シートA14と着脱材B15の構成の組み合わせは、例えば、着脱シートA14が着脱シートA14の一種であるマグネットシートであり、着脱材B15が、係る着脱シートA14と着脱可能に係止可能なマグネットシートまたはスチールラバーシートである構成の例である。
スチールラバーシートは、例えば鉄粉がラバー素材に混錬された可撓性の着磁可能なシートであり、またはスチールの薄膜を用いた構成でも良いし、またはラバーの代わりにエラストマー樹脂に鉄粉を混錬させても良いし、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
尚、係る着脱シートA14が自己吸着シートや面ファスナーの場合は、係る着脱シートA14と着脱材B15の上から押さえないと十分に互いが係止される強度が発揮されない場合があるのと比較して、係る着脱シートA14がマグネットシートの場合は、特に係る着脱シートA14と着脱材B15の上から押さえなくても、離れた位置からの吸着力が発揮されて係止され易いので、収納物Sの脱落の心配は少なくなり、有用である。
尚、係る収納物Sは、破線にて記載されて、符号が割り当てられている。
係る構成によって例えば、一般的な可撓性樹脂でできた、同様に2方向が開放なクリアファイル8だと、誤って、重要な資料が抜け落ちるような心配も軽減することが可能であり、しかも、挟み込む手間も掛からず、有用である。
また、係る構成シート10が、図1(d)に示される様に、略全面にて着脱可能に係止可能であることによって、係る収納物Sのサイズや形状が変わっても、安定的に脱落し難く、また、係る着脱係止収納アダプターユニット1内で、収納物Sが暴れることなく保持可能であり、また、収納物Sの全面が覆われているので、例えば、係る収納物Sが紙等の資料の場合、移動の際に傷めることも無く、有用である。
尚、係る図面において、右上の構成シート10がめくられているのは、係る構成シート10が二重に設けられていることを分かり易くする為である。
ドット模様部が、互いに着脱可能に係止可能な着脱係止部107、または着脱シートA14あるいは着脱材B15 を示している。
尚、係る図1(l)は、図1(a)と同等の構成の例の縦断面図である。
着脱シートA14は、それ自体の面が略全面的に着脱可能な機能を備えた構成シート10であり、マグネットシートであっても良いし、面ファスナーでも良いし、自己吸着シートでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
着脱材B15は、着脱材Aに対して着脱可能に係止可能な可撓性シート材あるいは板材であり、着脱材Aがマグネットシートである場合は、スチールラバーシートやスチールの板材やマグネットラバーシートと着磁して係止可能とするものであり、着脱材Aが面ファスナーである場合は、着脱材Aと係止可能に対を成す面ファスナーが係着して係止可能とするものであり、また、着脱材Aが自己吸着シートである場合は、係る自己吸着シートが係止可能な平滑なシート状の板等、例えば平滑な金属板、木板、ゴムシート、樹脂シート等と吸着して係止可能とするものであり、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、自己吸着シートは、被着体に対して、素材自体が吸着し、粘着剤や糊を使用せずに貼り付けが可能なシートであり、微細な吸盤による吸着、ジェル状による吸着でも良く、その他本願発明の特徴的な作用、効果が発揮される範囲において変更することが可能であり、限定しない。
構成シート10は、係る中空収納部7を構成する可撓性の素材によるシートであり、着脱シートA14または可撓性シートである着脱材B15は、係る構成シート10の一種であり、その他、係る構成シート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムや各種樹脂シート製、綿、麻等の天然素材、紙製、金属メッシュ等金属、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
また、構成シート10から成る開口延長アダプター62においても、係る構成シート10によって挟まれた領域は、中空収納部7である。
尚、着脱材B15の構成の内、係る着脱材B15が板状材の場合も、係る構成シート10あるいは着脱シートA14と一緒に、係る中空収納部7を構成するものである。
係る着脱材B15が可撓性である場合、可撓性であることによって、係る着脱係止収納アダプターユニット1全体が柔軟性を備えることにより、係る着脱シートA14と着脱材B15が収納物Sの形状により柔軟に追従し、また、より柔軟に形状に追従可能である為に、係る着脱シートA14と着脱材B15がよくなじみ、より少ない応力で密着可能であることによって、より、しっかりした係止強度を備えることが可能であり、また、財布や衣類のポケット2等においては、体等の動きや形に合わせてより柔軟に追従可能であるので、違和感も少なく、あるいは破損もし難く、有用である。
また、係る着脱材B15が板材である場合、係る着脱係止収納アダプターユニット1全体が例えば、ファイル8の場合、より、係るファイル8を立てて保管し易く、また、係るファイル8を立てた際も、収納された紙や資料が、係る着脱シートA14と着脱材B15によって密着して挟持されている為、座屈し難く、有用である。
また、構成シート10の形状は、多角形、丸、楕円、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
尚、九十九折り線で示した シート係止部20は、構成シート10が、縫製や接着、融着、ステープラー等によって強固に係止されるものである。
図1(b)の構成の例は、図1(a)と同等のファイル8に、図1(a)の収納物Sよりもサイズの大きい収納物Sが収納された構成の例であり、係る収納物Sは、上側と右側に突き出て収納されている構成である。
係る構成の様に、図1(a)の構成の例のファイル8に、係るファイル8よりもサイズの大きな収納物Sを収納しようとすると、この様にファイル8からはみ出てしまうことを示す構成の例であり、係るファイル8からはみ出てしまうと、係る収納物Sを傷めてしまうこととなり、好ましくないものである。
例えば、係る収納物Sは、図1(a)の構成の例の収納物SがA4の書類であると、図1(b)の構成の例の収納物Sは、A4の書類を入れた封筒であったり、A3用紙であったりする。
図1(c)の構成の例は、図1(b)と同等のファイル8に、2つの開口係止部アダプター60が設けられた構成の例である。
係る開口係止部アダプター60は、開口延長アダプター62であり、係る開口延長アダプター62は、係るファイル8の上側の収納開口部18の位置を延長する様にして設けられており、係る開口係止部アダプター60は、構成シート10による二重構造であり、係るファイル8と同様に、略全面を係るファイル8と着脱可能に係止可能な、着脱係止部107である着脱シートA14と着脱材B15が略全面的に着脱可能にて構成された構成の例であり、係るファイル8の上側と右側に、係る開口延長アダプター62の一辺側をそれぞれ係るファイル8の収納開口部18に挟まれる様にして設けられることによって、係るファイル8の収納開口部18を延長し、係るファイル8の収納開口部18の位置を上側と右側に広げて、図1(b)の構成の例のはみ出た資料を係る開口延長アダプター62の部分が挟持して、係る書類をしっかりと覆って保管可能とした構成の例であり、ファイル8のサイズを自由にサイズ調整可能で、収納する書類等のサイズや量に合わせて、係るファイル8のサイズを調整可能であり、有用である。
尚、係る開口延長アダプター62は、図1(c)の構成の例においては、着脱シートA14と着脱材B15の両方に着脱可能に係止可能な構成の例であるが、係る開口延長アダプター62は、着脱シートA14または着脱材B15のどちらかの着脱可能に係止可能な構成としても良い。
尚、係る開口延長アダプター62は、係るファイル8の収納開口部18に挟み込まれる構成の例であるが、係る開口延長アダプター62が、係るファイル8の収納開口部18を挟み込む構成としても良い。
収納開口部18は、構成シート10に挟まれた領域である中空収納部7から、係る構成シート10が略端部に シート係止部20または対面曲折部69を備えず、開放または開口されて、係る中空収納部7から収納物Sを出し入れ可能な開口部である。
図1(d)の構成の例は、図1(c)の構成の例の開口係止部アダプター60である、開口延長アダプター62を、ファイル8の収納開口部18の封をするようにして挟持して設けた構成の例である。
この様にして、係る開口延長アダプター62を、ファイル8の収納開口部18の延長として使用しない場合は、この様にして、ファイル8の収納開口部18が勝手に開いて中の書類が飛び出てしまわないように、係る開口延長アダプター62をファイル8の開口部を挟むようにして設け、特に、一般的なクリアファイル8等のそのような収納開口部18の係止構造を備えないようなファイル8の収納開口部18を、特に係る収納開口部18の外側に被せるようにして挟むことによって、係る収納開口部18から書類が勝手に落ちてしまわず、大切な書類等を失ってしまう様なリスクも軽減でき、有用である。
図1(e)の構成の例が、一般的なクリアファイル8等の様に、収納開口部18の係止構造を備えないファイル8に係る開口延長アダプター62を設けた構成の例である。
また、係る開口延長アダプター62は、このように一般的なクリアファイル8の様なファイル8の収納開口部18に設けることによって、係るクリアファイル8等の収納開口部18の係止構造を備えないようなファイル8の収納開口部18を延長する構成とすることも可能であり、有用である。
但し、係る構成の場合係るファイル8と開口延長アダプター62の間では、係止されておらず、開口延長アダプター62自身の着脱シートA14と着脱材B15の係止力のみの、挟持する力のみによるものであるので、例えば、係る開口延長アダプター62とファイル8との重複量を大きくしたり、係る開口延長アダプター62の一部を長くしたり、係る開口延長アダプター62を係るファイルの内側に設ける構成として、より、係る開口延長アダプター62とファイル8との係止強度を強くする構成としても良く、限定しない。
図1(f)の構成の例は、図1(b)の構成の例におけるファイル8に収納されている資料が、横向きに収納されている構成であり、横向きに収納された係る書類の係るファイル8から飛び出た部分を係る開口延長アダプター62で係るファイル8の収納開口部18を延長して、挟持した構成の例である。
係る構成は、例えば、A4の書類を封筒に入れて、一般的なA4用のファイル8でははみ出てしまう場合の保管や、運びたい時に、係る封筒を傷めず、有用である。
図1(g)の構成の例は図1(f)の構成の例の開口延長アダプター62の例である。
係る開口延長アダプター62は、重複して設けられた構成シート10が、着脱シートA14と着脱材B15から成り、互いに着脱可能であり、係る着脱シートA14と着脱材B15の シート係止部20あるいは折り返し部の シート係止部20が、係構成シート10の端まで係止されていない、係止切欠き部61をそなえ、係る係止切欠き部61にて、係るファイル8と一部を重複して互いに係止される際に、係る シート係止部20の逃げ部となって、係るファイル8と開口延長アダプター62の シート係止部20が、図1(f)の構成の例の様に、略直線に配置可能となるものであり、余計な出っ張り等が発生せずに、有用である。
図1(g)の構成の例の係止切欠き部61は、 シート係止部20が係る端まで係止されていないだけでなく、構成シート10も、切欠かれて段差を備えた構成であり、図1(f)の構成の例の様に、余計な出っ張り等が発生せずに、係る開口延長アダプター62をファイル8に係止可能とするものであり、有用である。
また、係る係止切欠き部61は、図1(n)の構成の例の様に、対面曲折部69を備えた構成の場合も同様に、係る重複した構成シート10の端部で係止切欠き部61と同等の形状になる様に、対面曲折部69を切り欠いた構成としても良いし、構成シート10も、切欠かれて段差を備えた構成としても良い。
図1(h)の構成の例は、係るファイル8との係止部のみ、着脱シートA14と着脱材B15である構成の例である。
図1(i)の構成の例は、図1(h)の構成の例の構成シート10の切り欠かれた段差が、斜めに切り欠かれた段差である構成の例である。
図1(j)の構成の例は、ファイル8の係る シート係止部20が係止切欠き部61を備えている構成の例であり、係る係止切欠き部61に、例えば図1(k)の構成の開口延長アダプター62を挿入して、係る開口延長アダプター62とファイル8を係止可能とする構成の例である。
尚、係る図1(k)の構成の例の開口延長アダプター62は、隣合った辺を シート係止部20にて係止された構成の開口延長アダプター62であり、例えば、係る開口延長アダプター62自体でも、小さな紙、例えば、メモやレシート等を保管するファイル8として使用することも可能であり、必要な時に、開口延長アダプター62として用いることもでき、有用である。
図1(l)の構成の例は図1(a)の構成の例のファイル8の縦断面図を示しており、係るファイル8に挟持して収納された係る収納物Sである書類の回りを、しっかりと着脱シートA14及び着脱材B15が係る書類の周囲で互いに係止して、しっかりと保持している状態を示しているものである。
図1(m)は、図1(a)あるいは図1(c)の構成の例の収納物Sが収納されていない構成のファイル8または開口延長アダプター62の側方からの部分縦断面図であり、係る下方の辺が シート係止部20を備えていることによって、2つの構成シート10が対面している構成を示しており、図1(n)の構成の例は、係る下方の辺が、曲折されることによって、2つの構成シート10が対面している、対面曲折部69を備えた構成を示しており,係る図1(n)構成に示される様に、係る対面する構成シート10は、1つの構成シート10から成る構成としても良く、1つの構成シート10を曲折する構成の方が、 シート係止部20が少なくて良いので、製造時の作業工数の削減、及び、着脱係止収納アダプターユニット1の強度の面においても、より有用な構成である。
尚、係る図1(n)構成に示される様に、1つの構成シート10を曲折する構成においては、係る曲折することによって対面し着脱可能な構成シート10が、一方が着脱シートA14であり、もう一方が、着脱材B15となるものである。
また、着脱シートA14あるいは着脱材B15は、伸縮性のある構成とすることによって、密着のし易さを高め、より、着脱可能な係止をし易く、且つ、強くすることが可能で、有用である。
図1(o)は、図1(m)の構成のファイル8または開口延長アダプター62が、三重の構成シート10からなる三重構造である構成の例である。
特に、開口延長アダプター62が係る三重構造であることによって、二重構造のファイル8に係る三重構造の開口延長アダプター62を設けることにより、係るファイル8の一部が三重構造になり、係る1つのファイル8の中で、書類の分別が可能となり、有用である。
例えば、ある1つのカテゴリーの書類を係るファイル8に保管する場合に、片方には提出用の書類、もう一方には参考資料の書類、といったように、1つのファイル8の中で分別することが可能となり、また、係る開口延長アダプター62は、三重以上とすることによって、更にその分別の種類を分けることが可能となる為、有用である。
着脱シートA14及び着脱材B15は着脱係止部107であり、着脱係止部107は、互いに着脱して係止可能な部材であり、着脱係止部107は、着脱シートA14あるいは着脱材B15でも良いし、ホックでも良いし、嵌め合いでも、フックでも、ボタンでも、マグネットでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る着脱シートA14及び着脱材B15を備えた構成は、係る着脱シートA14及び着脱材B15の代わりに、係る収納開口部18に係る着脱係止部107を備えた構成としても良い。
係るファイル8と着脱可能に係止される開口延長アダプター62と、係るファイル8は、それぞれ、主に紙類の書類等を挟持する部材であり、紙類挟持具とする。
図1の各図の着脱係止収納アダプターユニット1の例については、ファイル8または開口延長アダプター62のいずれかに係止切欠き部61を備えているが、いずれにも係止切欠き部61を備えない構成としても良い。
図2の構成の例は、係る開口延長アダプター62が、略L字の構成の例であり、略L字の開口延長アダプター62が、係るファイル8と係止されている構成の例である。
図2(a)の構成の例が、係るファイル8と略L字形の開口延長アダプター62が係止した構成の例であり、この様に、係る開口延長アダプター62がL字であることによって、係るファイル8と、より一体的に、がっちりと係止される構成であり、外れ難く、有用である。
図2(b)の構成の例が、図2(a)の構成の例における略L字型の開口延長アダプター62の構成の例であり、略全面が、着脱シートA14と着脱材B15で構成されている構成の例であり、係る開口延長アダプター62においても、係る書類をしっかりと挟持して保持可能な構成であり有用である。
図2(c)の構成の例が、係るファイル8と開口延長アダプター62が互いに係止する部分だけ、係る開口延長アダプター62が着脱係止部107である着脱シートA14と着脱材B15を備えた構成の例である。
尚、図面には示されていないが、係る開口延長アダプター62は、係るファイル8と開口延長アダプター62が互いに係止する部分だけ、係る開口延長アダプター62が着脱係止部107あるいは着脱シートA14と着脱材B15を備えた構成の例であるが、係る開口延長アダプター62の収納開口部18となる側の辺側が、着脱係止部107あるいは着脱シートA14と着脱材B15を備えた構成としてもよく、係る構成の開口延長アダプター62には、係るファイル8を、係る開口延長アダプター62の中空収納部7に挿入して設ける構成としても良く、係る構成とすることによって、係るファイル8が、係る開口延長アダプター62に嵌め込まれる様にして着脱可能に係止して設けられるような構成となり、互いに外れ難い構成とすることが可能であり、有用である。
図2(d)の構成の例は、係るL字状の開口延長アダプター62が、図1(c)の様な2枚の略長方形の開口延長アダプター62が、組み合わされて係るL字形状の開口延長アダプター62を形成する構成の例である。
係る構成とすることによって、係る略長方形の形状の開口延長アダプター62を用いない構成等とした際に、係る開口延長アダプター62の構成の自由度が増し、有用である。
図2(e)の構成の例が、係る開口延長アダプター62が、略台形あるいは略三角形の構成の例である。
係る開口延長アダプター62が、係る略台形あるいは略三角形であることによって、略L字形状であるよりも、更に係るファイル8との係止力がアップし、有用である。
係る略台形あるいは略三角形あるいは略L字型の開口延長アダプター62は、例えば、係るファイル8が、クリアファイル等の、着脱係止部107を備えないファイル8においても有効であり、図2(a)の構成の例の係るL字型の開口延長アダプター62が係るファイル8の中空収納部7に挿入する様にして設けられているのに対して、係る開口延長アダプター62の中空収納部7に、係るファイル8を挿入するようにして設ける構成としても、係るクリアファイルの二方向の収納開口部18を延長しつつ、係る収納開口部18を着脱可能に係止可能な構成の着脱係止収納アダプターユニット1とすることが可能であり、有用であり、また、係る構成とすることによって、係るファイル8が、係る開口延長アダプター62に嵌め込まれる様にして着脱可能に係止して設けられるような構成となり、互いに外れ難い構成とすることが可能であり、有用である。
図2(f)の構成の例が、係る開口延長アダプター62が、タブ状の着脱係止部107を備えた構成の例であり、図2(f)の構成の例においては、係るタブ状の着脱係止部107であるタブ係止部68は、例えば自己吸着シートであり、係るファイル8は、係る自己吸着シートと着脱可能に係止可能な平滑な面を備えたクリアファイル8である例であり、係る開口延長アダプター62が、図2(g)の構成の例であり、また、係る図2(g)の開口延長アダプター62と同等の開口延長アダプター62の左からの側面図が、図2(h)である。
係る開口延長アダプター62の本体の構成シート10は、例えば、係るファイル8と同等のクリアな可撓性のシート部材で構成されることによって、意匠的にも係るクリアファイル8と一体的な構成となる。
図2(h)に示される様に、係る開口延長アダプター62には、長方形のタブ係止部68が4か所に設けられており、二重に設けられた構成シート10のそれぞれに2か所づつ係るタブ係止部68が設けられ、それぞれのタブ係止部68は、係る開口延長アダプター62の内側の面に設けられている構成の例であり、係るタブ係止部68は、係るファイル8と係止される際には、係るファイル8の内側、つまり、中空収納部7側にて係止される構成の例である。
この様に、係るファイル8の内側で係る着脱係止部107であるタブ係止部68が係るファイル8と係止されることによって、係る係止された部分の係るファイル8と開口延長アダプター62のつなぎ目の外面は、略フラットとすることができ、有用である。
また、係る着脱係止部107が、例えば図1(h)の構成の例の開口延長アダプター62の様に、上から下までつながっている構成の例の場合、係る開口延長アダプター62が係るファイル8と係止された状態で、係る構成シート10に書類を挟むべく、係る構成シート10をめくった場合に、係るファイル8と開口延長アダプター62の互いの係止部で歪ができて、どちらかの構成シート10が弛んで皺になってしまうような場合もあり、図2(g)の構成の例の様に、係る開口延長アダプター62の着脱係止部107であるタブ係止部68が、係る片面の構成シート10あたり二か所あるいは二か所以上に設けられている構成であることによって、そのタブ係止部68の間の隙間でそのような歪を吸収することが可能となり、そうした弛みや皺の発生を抑制することが可能な構成となり、有用である。
係る着脱係止部107は、その他、上から下までつながっている構成の着脱係止部107に、スリットを備える構成としても同様に係る歪を吸収可能な構成となり、有用である。
また、係る着脱係止部107あるいはタブ係止部68は、図2(g)の構成の例の様に、片面の構成シート10あたり2枚でも良いし、それ以上備える構成としても良く、限定せず、また、係るタブ係止部68は、図2(g)の構成の例においては、開口延長アダプター62の構成シート10の内側の面に設けた構成となっているが、外側でも良いし、係る構成シート10と略同一の面に備えた構成としても良い。
また、係るタブ係止部68は、図面には示されていないが、ファイル8側に備えた構成としても良く、同様の有用性を奏するものである。
また、係るタブ係止部68の形状は、四角形でも良いし、三角形でも良いし、略円弧状でも、長くても、大きくても、その他異形でも良く限定せず、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
図2(i)のタブ係止部68は、係る開口延長アダプター62の二重に設けられた、係る向かい合う構成シート10のそれぞれに設けられたタブ係止部68が、互いに対向して重複しないよう、互い違いに設けられた構成の例である。
係る構成とすることによって、向かい合ったタブ係止部68が、係るタブ係止部68同士が係止してしまうことがなく、係る開口延長アダプター62を使いやすくなり、有用である。
尚、係る一番外のタブ係止部68のみは、係る開口延長アダプター62の端部が相手側のファイル8から外れてしまわないように、係る二重の構成シート10の両方に設けられた構成となっている。
図2(j)の着脱係止部107であるタブ係止部68は、係る開口延長アダプター62の二重に設けられた構成シート10の、一方の構成シート10のみに設けられた構成の例である。
係る開口延長アダプター62は、係るタブ係止部68が設けられた構成シート10のみが、相手側のファイル8と係止され、もう一方のタブ係止部68を備えない構成シート10は、係るタブ係止部68が係るファイル8に係止された際に、係るファイル8と重複可能に設けられていることによって、係るファイル8の内側に重複された状態で入り込み、係るファイル8と係るタブ係止部68の部分とで挟持されることによって、係る開口延長アダプター62の位置を保持可能とする構成の例である。
係る構成とすることによって、係るタブ係止部68の数を減らすことが可能となり、製造コストを下げることが可能で、また、例えば係るファイル8に、挟まれる書類の数が増えてきた際にも、片側の構成シート10が係止されていない構成であるので、挟む書類が増えても、歪ができ難く、書類の挟む量の変化にも、より柔軟に対応可能な構成となり、有用である。
図3の構成の例は、着脱係止収納アダプターユニット1が、ファイル8の構成のバリエーションの例である。
図3(a)は、図1(a)の構成のファイル8に、スリット22が設けられており、係るスリット22は、開放可能な上側と右側の辺部に近い部分に、係る辺に平行なスリット22が、それぞれの辺に対して略平行に2列づつ、計16か所設けられている構成である。
係るスリット22は、例えば、A4サイズの紙用のファイル8であれば、A4サイズの紙のサイズに対応した位置に設けることによって、A4サイズの一定の厚みのある資料などが収納される場合においても、対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止可能とするのを助けるものであり、また、A5サイズ等、他のサイズの紙や資料が収納される場合もあるので、例えば、A5サイズの紙の位置に対応した位置に係るスリット22を設けることによって、複数の紙サイズに対して、対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止し易い構成となり、有用である。
図3(b)は、図3(a)の構成と同等のファイル8において、左側の辺の シート係止部20側にも、2列に係る左側の辺に平行に10か所のスリット22が設けられており、係る左側の辺に垂直に1か所のスリット22が設けられており、係るスリット22と シート係止部20に囲われた中空収納部7に、1本の収納物Sであるペンが収納されている構成である。
係る構成の様に、想定される収納物Sに合わせて、スリット22または穴や長穴を係る構成シート10に設けることによって、係る対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止し易い構成となり、有用である。
図3(c)の構成の例は、スリット22を備えた本発明に係る着脱係止収納アダプターユニット1を構成可能なファイル8に、係るファイル8に収納された紙類を綴じる為の穴であるファイリング穴40と、係るファイル8をまとめてファイリングする為の穴である、連結穴41を備えた構成であり、係る左側の辺に設けられた シート係止部20の外側にあたる左側に、係る連結穴41が備えられ、係る シート係止部20の右側の構成シート10の内側に、係るファイリング穴40が設けられた構成であり、係るファイリング穴40あるいは連結穴41によって、係る収納物Sやファイル8を、整理整頓し易い構成となっている。
また、ファイリング穴40を備えることによって、係るファイリング穴40に紐などを通して係るファイル8に収納された紙をまとめて閉じることによって、係るファイル8を開いた際に、誤って紙が飛んだりするのを防止することが可能となり、有用である。
図3(d)及び図3(e)の構成の例は、係る構成シート10である着脱シートA14あるいは着脱材B15が、係るファイル8の収納開口部18の内側に設けられた構成の例であり、図3(d)の構成の例は、長方形のファイル8のうち、二辺が係止されている構成の例であり、他の二辺が着脱シートA14及び着脱材B15を備えた構成の例であり、図3(e)の構成の例は一辺が着脱シートA14及び着脱材B15を備えた構成の例であり、係るファイル8は、係る着脱シートA14あるいは着脱材B15が設けられた辺側に、係る開口延長アダプター62を係るファイル8と開口延長アダプター62とを着脱可能に設けることが可能な構成となっている。
図3(f)から図3(i)は図3(d)あるいは図3(e)の構成の例のファイル8と係止可能な開口延長アダプター62の構成の例であり、それぞれ、係るファイル8の収納開口部18の内側の着脱シートA14あるいは着脱材B15と係止可能な構成の例である。
図3(f)の開口延長アダプター62は図1(h)と同等の開口延長アダプター62であり、図3(g)の開口延長アダプター62は、対向する二辺に シート係止部20を備え、係る シート係止部20の間を挿通させるようにして書類を係るファイル8に保管可能とする構成の例である。
つまり、2方向が開口しているファイル8を、1方向から シート係止部20で係止された間に収納可能するという、元のファイル8とは違う形態のファイル8となり、また、収容する資料の量が増えた場合に、係るファイル8のサイズを大きくすることが可能な構成となり、有用である。
図3(h)の構成の例の開口延長アダプター62は、図3(g)の構成の例の開口延長アダプター62の収納開口部18に着脱シートA14あるいは着脱材B15が設けられ、着脱可能に係止することによって、係る書類が係る収納開口部18から落下しない構成の例である。
図3(i)の構成の例の開口延長アダプター62は、 シート係止部20の対向側の辺が、着脱可能に設けられている構成であり、図3(g)の構成の開口延長アダプター62と同様、係る シート係止部20を備えた辺との二辺の間で、係る書類を保管可能な構成であり、また、係る着脱可能な係止部を備えた辺の係止を外すことによって、係る辺側からも係る書類を取り出すことが可能な構成の例であり、書類の出し入れのバリエーションが様々なバリエーションで使い勝手や必要に応じて構成可能で、有用である。
図3(j)の構成の例のファイル8の構成の例は、収納開口部18の着脱シートA14あるいは着脱材B15が、中空収納部7の外側の面に備えられた構成の例である。
係る構成とすることによって、係るファイル8の中空収納部7への入口である収納開口部18のスペースが、広くなり、有用である。
尚、一方、収納開口部18の着脱シートA14あるいは着脱材B15が、中空収納部7の内側の面に備えられた構成の図3(d)や図3(e)の構成の例の収納開口部18は、係る開口延長アダプター62が外れ難い構成であり、有用であり、いずれの構成の収納開口部18とするかは、必要に応じて、選択すべきものである。
図3(k)の構成の例の開口延長アダプター62は、図3(j)の構成の例のファイル8に設ける構成の例の開口延長アダプター62であり、係るファイル8の収納開口部18の外側から挟み込むようにして係止して設ける構成の例である。
図3(l)の構成の例の開口延長アダプター62は、 シート係止部20を備えない2枚の開口延長アダプター62の例であり、係る2枚の開口延長アダプター62を、それぞれ、係るファイル8の収納開口部18を挟み込むようにして、設ける構成の例の開口延長アダプター62の例である。
図4は、本発明に係る着脱係止収納アダプターユニット1であるファイル8における、係る構成シート10が、係る中空収納部7を構成する構成シート10の内側だけでなく、係る中空収納部7側と反対側の面、つまり、係る構成シート10の外側の面においても、係る中空収納部7側と同様に、着脱可能に係止可能な面である構成とすることにより、他のファイル8等の着脱係止収納アダプターユニット1と着脱可能に係止可能となり、係るファイル8を、隣り合う他のファイル8と着脱可能に係止することにより、1つのファイル8では薄くて自立不可能であっても、立てて収納可能となり、また、係る中空収納部7が、対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止されることによって、係る着脱シートA14と着脱材B15によって紙が挟持される為、係る紙等の資料が少数枚でも、係る紙が立てられていても座屈し難く、自立可能となり、収納スペースの有効活用や、資料の整理がし易くなり、有用である。
係る中空収納部7が、対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止される、係る着脱シートA14と着脱材B15は、係る中空収納部7の略全面でも良いし、例えば、収納開口部18付近だけでも良いが、より、係る収納される資料等の用紙が座屈しない程度に広い部分に、係る着脱シートA14と着脱材B15が設けられる方が、係るファイル8内で係る用紙が座屈し難く、望ましい。
また、図面には示されていないが、係るファイル8を、横向きに積んだ場合も、互いのファイル8が着脱可能に係止可能で、また、紙の形状や量に合わせて、ファイル8もなじむ為、より、鉛直に積み上げることが可能であり、且つ、ファイル8内でも着脱可能に係止されているので、高く積んでも、ファイル8が崩れ難く、より、高く積むことも可能となり、限られたスペースを、棚等の設置を最小限にして保管可能であるので、スペースの有効活用ができ、有用である。
このように、例えば、係る着脱係止収納アダプターユニット1が紙の資料等を収納するファイル8の場合、収納する紙の量に応じて、ファイル8の厚さがジャストフィットして収納可能であるので、スペースを有効に活用でき、本立て等が無くても、係るファイル8を立てて収納可能であるし、また、係るファイル8が隣のファイル8と着脱可能に係止されているだけであるので、簡単に必要なファイル8を抜き出すことが可能であり、つまり、わざわざ、穴でファイリングされている場合、必要な資料までのファイル8を穴から抜き出してから、必要なファイル8を取り出し、また、その抜き出したファイル8を穴に通して戻すという、面倒なファイル8の出し入れの手間を削減可能で、様々な有用性を備えた構成である。
例えば、面ファスナーや、自己吸着シートや、マグネットシート等、面で着脱可能に係止可能な面係止具で係るファイル8の外面に設けることによって、係るファイル8が互いに係止されて倒れ難くなり、有用であり、係る面係止具の構成は、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
図4(a)の構成の例は、係る着脱係止収納アダプターユニット1であるファイル8が立てて保管されている構成の例であり、係る隣り合ったファイル8は、例えば、係る構成シート10の外面が着磁可能なマグネットシートであることによって互いに着脱可能に係止されて、自立した構成の例であり、係るファイル8に収納された紙類も、係る、中空収納部7内で 対面した着脱シートA14と着脱材B15が、着脱可能に係止されることによって、しっかり挟持されて座屈し難く自立している構成の例である。
また、係る構成シート10の外面に備えられた着磁可能なマグネットシートは、マグネットシート以外の着脱係止部107としても良い。
また、図面には示されていないが、係る構成シート10の外面に備えられた着脱可能な着脱係止部107は、係るファイル8に係止された開口延長アダプター62の外面に設けられた構成としても良く、係る構成とすることによって、例えば、ファイル8が着脱係止部107を備えないクリアシート等の場合においても、係る着脱係止部107を外面に備えた係る開口延長アダプター62を備えることによって、係る開口延長アダプター62を備えた複数の着脱係止収納アダプターユニット1を隣り合わせて着脱可能に係止して、自立可能な着脱係止収納アダプターユニット1とすることが可能であり、有用である。
特に、係る開口延長アダプター62が、略L字形あるいは略台形形状、あるいは略三角形状とすることによって、係る開口延長アダプター62の中に、係るファイル8を嵌め込むようにして設けることが可能であるので、係るファイル8と係る開口延長アダプター62が、より強く互いに係止可能であり、係る着脱係止収納アダプターユニット1の自立性が高まり、有用である。
図4(a)は、係るファイル8の背表紙側から見た図の例であり、15冊のファイル8が立てられており、係る15冊のファイル8の内、背表紙にファイル8名として、「○○営業所」と書かれたファイル8が一冊収納されている構成の例であり、係る背表紙は、対面した着脱シートA14と着脱材B15に挟まれて、係る シート係止部20に係る着脱シートA14と着脱材B15に係止されて設けられた構成の例である。
図4(b)は、係るファイル8の小口50側から見た図の例であり、一番左のファイル8の小口50に、「△△営業所」と書かれた札である収納名札51が、係る対面した着脱シートA14と着脱材B15に挟持されて、着脱可能に設けられた構成の例である。
尚、係る収納名札51は、係る収納開口部18に着脱可能に係止して設けられる開口係止部アダプター60である。
また、収納名札51は、名札70であり、係るファイル8またはファイル8の係止された開口延長アダプター62に設けられた名札70を、特別に収納名札51と呼称するものである。
係る収納名札51は、係る収納名札51の札挟持部52を備え、係る札挟持部52の片面または両面は、着脱係止収納アダプターユニット1であるファイル8の着脱シートA14または着脱材B15と同等の材料を備えられていることによって、係る着脱シートA14または着脱材B15と着脱可能に係止可能であることにより、係るファイル8の小口50部に挟持された係る収納名札51は、 係る構成シート10を開いた際にも脱落せず、また、係る収納名札51の位置や付け替えも容易である為、例えば、収納する収納物Sによって、収納名札51の付け替えも容易で、有用である。
図4(c)は、係る収納名札51が挟持された部分の、部分横断面拡大図であり、係る収納名札51は、札挟持部52が係るファイル8の小口50部において、係る構成シート10に挟持され、係る小口50部の略正面から視認可能に、係る札挟持部52に備えられた名前入れ面53を備え、本構成においては、係る名前入れ面53が曲面である円筒状である構成の例である。
図4(d)は及び図4(e)は、係る収納名札51の形状のバリエーションの形状を示す横断面図の例であり、図4(d)はT字の収納名札51の例であり、係るT字の足の部分が札挟持部52の構成であり、図4(e)は、L字の収納名札51の例であり、それぞれの名前入れ面53には、係る札挟持部52に対して平行方向でない面の部分を備えていることによって、係るファイル8に係る収納名札51が設けられて、係るファイル8が立てて収納された際に、係る小口50側の略正面から、係るファイル8名前入れ面53を視認可能とする構成の例である。
尚、係る名前入れ面53は、名前を記載する表示面であり、図4(c)の構成の例の様に、曲面でも良く、係る収納名札51を係るファイル8に装着した状態で、視認可能な形状、あるいは構成であればよく、係る形状は、波型でも、V字型でも良く、係る札挟持部52と直交方向または平行方向でない面を備えることによって、係る収納名札51を設けた収納開口部18の略正面側から係るファイル8名が視認可能で、有用であり、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
特に、例えば、一般的にクリアファイル8等を積み重ねたり、机に収納していても、係るファイル8の中に何のファイル8が入っているかが分かりにくいが、係る収納名札51によって、容易に、そうした薄手のファイル8にも、係るファイル8をテープ等で汚すことなく着脱可能であるので、整理整頓がはかどり、また、必要な書類等の収納物Sの探索の時間節約ともなり、大変有用である。
また、係る名前入れ面53は、係る収納名札51 の札挟持部52と同一の面に備える構成としても良く、係る構成とすることによって、例えば、シャツのポケット2に簡単に着脱可能な収納名札51となり、一般的な胸に着ける収納名札51が安全ピンやクリップであるのに比べて、構造がシンプルで、着脱が容易で、クリップのタイプの様に、ポケット2の収納開口部18に取り付けた際に、収納名札51の重量により、ポケット2の生地が前に垂れて、名前が見え難いということも無く、有用である。
係る収納名札51を装着する位置は、構成シート10が開閉可能な収納開口部18の着脱可能に係止可能な挟持可能な部分であれば良く、ファイル8の背、または小口の他、天でも地でも良く、天または地に装着する場合は、係るファイル8の天または地を手前にして載置することが望ましい。
また、係る収納名札51 は、ファイル8以外の着脱係止収納アダプターユニット1の収納開口部18に備える構成としても良く、手軽に着脱係止収納アダプターユニット1に着脱可能に収納物Sが認識可能となり、有用である。
係る収納名札51 は、開口延長アダプター62の収納開口部18に備える構成としても良い。
図5は、着脱係止収納アダプターユニット1がポケット2の例を示している。
図5(a)は、一方向のみに収納開口部18を備えた衣類であるシャツのポケット2の構成の例であり、図5(c)が係る構成と同等の側面からの断面図であり、図5(d)が、係る着脱係止収納アダプターユニット1に、収納物Sが収納された構成の例の断面図であり、係る着脱係止収納アダプターユニット1の開口延長アダプター62に支えられながら、収納物Sが収納された構成の例であり、図5(e)の構成の例が係る開口延長アダプター62の構成の例の斜視図である。
係るポケット2は、係る収納開口部18に着脱係止部107である着脱シートA14または着脱材B15を備え、係る着脱シートA14または着脱材B15に着脱可能に係止可能な開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62としての板材が設けられている構成の例である。
係る板材である開口延長アダプター62は、係る着脱シートA14または着脱材B15を備えた側を外側として、係る着脱シートA14または着脱材B15を備えた側と反対側の面を内側として係る内側に収納物Sを備えた構成の例であり、係る板材である開口延長アダプター62は、係るポケット2の中空収納部7に、係る 収納開口部18の着脱シートA14または着脱材B15に着脱可能に係止して収納された構成の例である。
係る開口延長アダプター62の内側には収納物Sが収納されており、係る収納物Sは、携帯電話である構成の例であり、係る携帯電話が、係るポケット2から落下し難い様に、係るポケット2に開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62が設けられている構成の例である。
昨今の携帯電話は、サイズが大きいものも多く、係るシャツのポケット2に収納すると、はみ出てしまうものも多く、かがんだ際等に係る携帯電話を落下して落とすということが、ありがちであり、係る携帯電話の破損に繋がり、大事なデータの喪失等、多大な損害が発生することがあるものであり、係る構成によって、係る損害を回避することが可能であり、大変有用である。
係る板状の開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62は、そのように、係るポケット2よりはみ出るような大きなサイズの収納物Sを保持可能とする為、係るポケット2の収納開口部18から外に飛び出た部分で係る収納物Sを支えて保持可能な構成である。
また、係る板状の開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62には、係る収納物Sが落下し難いように、係る内側の上の方に、凸部が設けられた構成の例であり、係る凸部は、係る収納物Sが引っ掛かって落下し難い構成の落下抑止部63である。
係る落下抑止部63は、係る開口延長アダプター62と合わせて係るポケット2に収納された収納物Sが、係るポケット2から落下しない為の係る開口延長アダプター62に備えられた落下抑止構造であり、この様な凸部でも良いし、係る開口延長アダプター62の内側に備えられた滑り止めの材質や、自己吸着シートでも良いが、係る収納物Sの出し入れの際に、収納物Sが、上手く滑らず引っ掛かって、上手くポケット2の中に滑り込み難くならない材質であることが、望ましい。
係る開口延長アダプター62は、係る落下抑止部63と係る収納開口部18の位置を延長して、係る開口延長アダプター62によって 収納開口部18の高さを高くすることと、係る開口延長アダプター62が係る中空収納部7内の着脱シートA14または着脱材B15と着脱可能に係止されていることによって、係る収納物Sの落下を防止する構成の例である。
また、係るポケット2は、略全体が着脱シートA14または着脱材B15の係止可能な構成としても良く、係る構成とすることによって、より、係る開口係止部アダプター60である開口延長アダプター62が、安定的に保持可能であり有用であり、係る係止可能な範囲は、必要に応じて設定すべきものであり、限定しない。
図5(b)の構成の例は、係る開口延長アダプター62に名前が設けられている構成であり、係る開口延長アダプター62を名札70としても兼ねた構成の例であり、有用である。
係るポケット2の中空収納部7に、係る 収納開口部18の着脱シートA14または着脱材B15を備えた構成とすることによって、ポケット2の外側から着脱シートA14または着脱材B15が見えないような構成とすることが可能であるので、装飾的に有用である。
図5(f)の構成の例は、 図5(a)の構成の例におけるシャツのポケット2の構成の例において、係る開口延長アダプター62が可撓性のシート状の素材である例であり、係るポケット2の形状と合わせてアーク状に湾曲することが可能な構成であり、係る開口延長アダプター62が、この様にアーク状に湾曲可能に可撓性を備えた構成であることによって、係る湾曲状態において、係る開口延長アダプター62の剛性がアップし、且つ、係る中空収納部7の容積も増える構成となり、有用である。
また、係る開口延長アダプター62が可撓性のシート状の素材であることによって、ある程度、収納物Sの形やサイズに合わせてその形状が湾曲して馴染むことが可能であり、また、係る開口延長アダプター62を装着している人にとっても違和感が少なく、有用である。
係る構成の開口延長アダプター62の可撓性を備えた素材は、略水平方向に座屈して、係る収納物Sの落下防止材としての係る開口延長アダプター62としての役割を果たさなくなるので、図5(f)に示す様に、係る収納開口部18に対して略垂直方向の軸を備えて、係る開口延長アダプター62は、安定的にアーク状に湾曲させる構成とすることが望ましい。
その為、係る可撓性を備えた開口延長アダプター62は、係るポケット2に係る開口延長アダプター62を設けた際に、収納開口部18に対して略垂直方向になるようなリブを備えることによって、係る開口延長アダプター62の略水平方向の座屈を抑制し、安定的に係る収納開口部18に対して略垂直方向に湾曲する構成であり、有用である。
係る開口延長アダプター62の湾曲方向を制御する係るリブは、湾曲制御部65であり、係る湾曲制御部65は、リブでも良いし、波形状でも、V字形状でも、コの字形状でも良く、またその数も、1つでも良いし、2つでも良いし、それ以上でも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
因みに、図5(g)の構成の例が、図5(f)の構成のリブの代わりに、係る開口延長アダプター62を縦方向に波形状として、係る湾曲方向を制御した構成の例である。
また、係る開口延長アダプター62の湾曲形状は、予め湾曲形状である可撓性のシート状の素材である構成としても良いし、また、予め湾曲形状である、ソリッドな硬質な板状の素材としても良い。
図6の構成の例は、係る開口延長アダプター62が、略筒状である構成の例であり、着脱係止収納アダプターユニット1が衣類のポケット2である構成の例である。
図6(a)の構成の例の着脱係止収納アダプターユニット1の構成の例が、シャツのポケット2であり、係るポケット2に、図6(b)の構成の例と同等の構成の筒状の開口延長アダプター62が設けられている構成の例であり、係る開口延長アダプター62を挿通する様にして、収納物Sが収納された構成の例であり、係る着脱係止収納アダプターユニット1の構成の例の縦断面図が、図6(e)であり、係る開口延長アダプター62内に、収納物Sが収納された状態を示している。
係る開口延長アダプター62が貫通した略筒状であることによって、係るポケット2の中空収納部7の容量を、そこまで、目一杯有効に使うことができる構成であり、有用である。
図6(d)が係る着脱係止収納アダプターユニット1の収納物Sを収納していない状態の着脱係止収納アダプターユニット1の縦断面図であり、係る収納開口部18に着脱シートA14または着脱材B15が備えられ、係る着脱シートA14または着脱材B15と係る開口延長アダプター62の外面に設けられた着脱シートA14または着脱材B15が互いに着脱可能に係止されることによって、係る開口延長アダプター62がかかるポケット2から脱落することなく、係るポケット2に係止され、係る開口延長アダプター62の収納開口部18も、係る着脱シートA14または着脱材B15にて係止された構成の例であり、図6(e)の構成の例が示す様に、係る開口延長アダプター62の収納開口部18にて、係る収納物Sが落下しない様に、止まる構成となっており、有用である。
また、係る開口延長アダプター62の収納開口部18が着脱シートA14または着脱材B15とする構成とすることによって、例えば、係る開口延長アダプター62の収納開口部18が備えた着脱シートA14または着脱材B15をマグネットやマグネットシートあるいは、係るマグネットシートと着脱可能に係止可能なスチールラバーシートである構成とした場合、係るマグネットの特性として、少し離れたところからでも閉じて吸着して開閉も可能で、また、比較的、面ファスナーと比較すると開閉も容易であり、収納容器の開口部の着脱可能な係止具として、有用な面が多い反面、こうした衣類においては、洗濯しなければならないので、マグネットやマグネットシートやスチールラバーシートは、水に強くない為、係る衣類のポケット2の収納開口部18の着脱シートA14または着脱材B15に係るマグネットやマグネットシートやスチールラバーシートを備える構成というのは、あまり好ましくない点があった。
しかし、この様に、開口延長アダプター62の収納開口部18に係るマグネットやマグネットシートやスチールラバーシートを備える構成とすると、洗濯の際に着脱可能であるので、衣類の収納開口部18に、収納物Sを出し入れし易いマグネットやマグネットシートやスチールラバーシートを備えるポケットとする構成としたい場合にも、対応可能であり、有用である。
図6(f)の構成の例は、図6(e)の構成の例の開口延長アダプター62の外面に、例えばカード等を収納可能な外面補助収納部64を備え、係る外面補助収納部64の収納開口部18の外側に、着脱シートA14または着脱材B15を備え、係るポケット2側の着脱シートA14または着脱材B15と係止されて、係る開口延長アダプター62の位置が保持されている構成の例である。
尚、図6(c)の構成の例が、係る外面補助収納部64を備えた開口延長アダプター62の斜視図の例である。
係る外面補助収納部64の収納開口部18の外側に、係る着脱シートA14または着脱材B15を備えていることによって、例えば係る外面補助収納部64にカードを収納した場合に、係るポケット2の収納開口部18のすぐそばに、係る外面補助収納部64からの取り出し口がある為、係るカードをすぐ取り出し易く、特によく頻繁に使うカードなどは、係る外面補助収納部64に収納しておくと、係るカードの出し入れの作業が非常に楽になり、有用である。
図6(g)の構成の例は、係る筒状の開口延長アダプター62に、底を備えた構成の例であり、係る開口延長アダプター62を係る収納物Sの収納容器としても取り出して持ち運ぶことが可能であり、有用である。
つまり、例えば、カードケースに係るカードを入れていた場合は、係るカードケースをポケット2から取り出して、係るカードケースから係るカードを取り出すという工程で、係るカードを取り出すという動作がなされ、両手が必要でもあるのであるが、本願発明の係る構成によれば、係るカードを、片手で簡単にポケット2から、片手で取り出すことが可能であるので、片手が塞がっているような場合でも、係るカードの取り出し動作が容易に可能であり、有用である。
係るポケット2は、衣類のポケット2の例であるが、係る衣類はシャツでも良いし、ズボンでもスカートでも良いし、ジャケットでも良いし、ジャンパーでも、コートでも良く、その他、限定せず、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係るポケット2は、衣類のポケット2の例であるが、衣類のポケット2でも良いし、バッグのポケット2でも良いし、その他、限定せず、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、係る着脱係止収納アダプターユニット1の構成が図6の構成の例のようなポケットである構成の例においても、係る開口延長アダプター62は、図6の構成の例の様な筒状でも良いし、図1の構成の例の様な二重あるいは二重以上に係止した構成としても良い。
図7の構成の例は、係る着脱係止収納アダプターユニット1に、名札70が備えられた構成の例である。
図7(a)と図7(b)の構成の例の着脱係止収納アダプターユニット1は、図6(f)の構成の開口延長アダプター62に名札70が設けられた構成の例であり、図7(b)は、図7(a)と同等の構成の例の、縦断面図である。
係る名札70は、係る開口延長アダプター62に設けられた外面補助収納部64の上を覆う様にして、係るポケット2の前面側に垂れ下がる様にして設けられている構成の例であり、係る外面補助収納部64に収納されたカード類等の、万一の落下やスリ等の盗難の様なリスクに対しても、係る名札70が設けられていることによって、係る名札70が係る外面補助収納部64の蓋の様な構成となり、係るリスクを軽減可能であり、有用である。
また、係る構成とすることによって、名札70をポケット2に安全ピン等に係止した際には、係るポケット2が、係る名札70の重量で垂れ下がることもあるが、そうした課題も解決でき、有用である。
図7(c)の構成の例の着脱係止収納アダプターユニット1は、図7(a)の構成の開口延長アダプター62に名札70が設けられた構成の例であり、係る名札70は、中空収納部7の収納開口部18を覆う様にして設けられている構成の例である。
係る名札70が、係る中空収納部7の収納物Sが落下しない様に押さえる蓋となり、係る収納物Sを係る中空収納部7内から落下しないように保持可能な構成であり、有用である。
尚、図7(b)の構成の例の名札70は、係る開口延長アダプター62に、着脱可能に設けられた構成の例であり、図7(a)の構成の名札70も、着脱可能に設けても良く、係る名札70は、着脱可能に設けることによって、人が変わったり、係る名札70が必要でない時は、取り外すことも可能であるので、有用である。
また、係る名札70が必要でない時は、係る名札70の設けられた開口延長アダプター62を、前後ひっくり返して係るポケット2に収納することも可能な構成であり、必要に応じて、簡単に係る名札70を隠すことも可能であり、安全ピン等で係る衣類に係止すると、取り外しの着脱が煩わしいが、そうした煩わしさも無く、有用である。
尚、係る前面側は、係るポケット2の中空収納部7において、係る衣類のシャツ本体の構成シート10によって形成される側を背面側とし、係るシャツ本体の構成シート10と対面して設けられる側の構成シート10を、前面側とする。
図8の構成の例の着脱係止収納アダプターユニット1は、開口係止部アダプター60が、名札70である構成の例である。
図8(a)の構成の例においては、図6(e)の構成の例の着脱係止収納アダプターユニット1と同等の開口延長アダプター62が、係るポケット2の収納開口部18に設けられ、係る開口延長アダプター62と係るポケット2の収納開口部18の間の着脱シートA14または着脱材B15に、開口係止部アダプター60である名札70が設けられている構成の例である。
係る名札70には、係る名札70と一体の可撓性のシート状部材に、着脱シートA14または着脱材B15が係る可撓性のシートの両面側に設けられており、係る中空収納部7の収納開口部18の開口部の両側の内側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15の間に、開口延長アダプター62と開口係止部アダプター60である名札70が着脱可能に係止して設けられることによって、係るポケット2が係る名札70の重量によって垂れることなく、係るポケット2に設けることが可能となり、且つ、携帯電話等の収納物Sが落下しない様に収納可能で、また、係る名札70をより強く着脱可能に設けることが可能となるので、脱落し難く、有用である。
図8(b)の構成の例の係る開口係止部アダプター60である名札70が、着脱シートA14または着脱材B15を備え、係るポケット2の中空収納部7の収納開口部18に挿入され、係るポケット2の中空収納部7の収納開口部18の内側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15に着脱可能に挟持されて係止された構成の例である。
係る名札70には、可撓性のシート状部材に係る着脱シートA14または着脱材B15が係る可撓性のシートの両面側に設けられており、係る中空収納部7の収納開口部18の開口部の両側の内側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15と係る名札70側の着脱シートA14または着脱材B15が互いに係止することによって、係る名札70は係る中空収納部7の収納開口部18に挟持される様にして係止され、係る名札70は、係る収納開口部18にて着脱シートA14または着脱材B15に挟持される様にして係止されることによって、係るポケット2が係る名札70の重量によって垂れることなく、係るポケット2に設けることが可能となり、また、係る名札70がより強く着脱可能に設けられる構成であるので、脱落し難く、有用である。
図8(c)の構成の例の係る開口係止部アダプター60は、係る収納開口部18の背面側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15と係止された構成の例である。
特に、係る収納開口部18の背面側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15は、一方側だけの係止構造であるので、より大きなサイズの着脱シートA14または着脱材B15とすることによって、より安定的に係る開口係止部アダプター60を保持可能とするものであり、係る収納開口部18の前面側と背面側に設けられた着脱シートA14または着脱材B15の構成と同等の効果を発揮することが可能となり、有用である。
尚、上記一連の本図の構成の例において、構成シート10同士の係止部である シート係止部20は、縫製でも、融着でも、接着でも、ステープラーでも、リベットでも良く、また、着脱可能な面ファスナーでも良いし、ホック、ボタン、マグネット、フック、ベルト、ファスナー3等でも良く、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、着脱シートA14及び着脱材B15は互いに着脱して係止可能な部材であり、着脱係止部107でもある。
着脱係止部107は、着脱シートA14あるいは着脱材B15でも良いし、ホックでも良いし、嵌め合いでも、フックでも、ボタンでも、マグネットでも良く、その他、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、各図における、着脱シートA14あるいは着脱材B15を備えた構成は、係る着脱シートA14及び着脱材B15の代わりに、係る収納開口部18に係る着脱係止部107を備えた構成としても良い。
また、各図に示されている構成の例、及び説明については、代表的にその図面の構成にて説明しているにすぎず、それぞれの各図の構成に対して、互いに応用可能である。
また、前記構成シート10には、穴又は切り込みを設けても良い。
また、構成シート10の素材は、可とう性を有したシート状で、テント生地やメッシュ生地等の布状部材、他各種繊維素材、各種ゴムや各種樹脂シート製、ビニール、綿、麻等の天然素材、紙製、網状、金属メッシュ等金属、張り剥がし自在なシートや自己吸着シート、マグネットシート、面ファスナー、スチールラバーシート、エラストマー系の樹脂、シリコンゴム、発泡樹脂、また、色も透明、蛍光、光っても良く、その他、必要に応じた強度、機能を有し、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。用途によっては、シリコン樹脂やゴム、エラストマー系の樹脂等で、水漏れ防止としても良い。
また、構成シート10が穴や切り込みを備えるか、あるいは網状の構成シート10としても良い。
また、構成シート10の形状も、波型、山形、その他異形でも、長さ、大きさ違いの組み合わせ違いでもよく、その形状を限定せず、また、厚さも、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内で限定しない。
また、開口係止部アダプター60は、着脱係止収納具66の収納開口部18に着脱可能に係止可能な取り付け具であり、本願発明においては、開口延長アダプター62、または名札70を備えた開口延長アダプター62、または名札70あるいは収納名札51である構成である。
また、着脱係止収納具66は、着脱係止収納アダプターユニット1を形成可能である収納具であり、二重以上に設けられた構成シート10が、係る構成シート10に挟まれた中空収納部7を備え、係る中空収納部7は、収納物Sを収容可能な収納部であり、係る収納開口部18または中空収納部7において開口係止部アダプター60と着脱可能に係止可能であるか、または、係る中空収納部7を形成する対向する構成シート10の一部または全部が、着脱可能に係止可能であり、開口係止部アダプター60と着脱可能に係止することによって、着脱係止収納アダプターユニット1を形成可能とする収納具である。
また、収納開口部18から中空収納部7内への水漏れ防止可能な構成としては、図面には示されていないが、収納開口部18の端から端の略全体に渡って、係る収納開口部18を塞ぐ様にして、着脱シートA14と着脱材B15に挟持される様に設けられた水漏れ防止部材を設け、係る水漏れ防止部材は、ラバー部材や、あるいはその他、発泡樹脂またはシリコン樹脂やゴム、エラストマー系の樹脂としてもよく、その他、本発明と同一の作用効果を発揮できる範囲内でその素材を限定しない。
本願発明は、収納物の収納スペースの省スペース化、収納物の破損、紛失、スリの予防を容易に可能とする、社会的にも有意義で、魅力的な発明品であり、産業上利用可能性は極めて高いと思慮されるものである。
1 着脱係止収納アダプターユニット
2 ポケット
4 財布
7 中空収納部
8 ファイル
10 構成シート
14 着脱シートA
15 着脱材B
18 収納開口部
20 シート係止部
22 スリット・穴
40 ファイリング穴
41 連結穴
50 小口
51 収納名札
52 札挟持部
53 名前入れ面
60 開口係止部アダプター
61 係止切欠き部
62 開口延長アダプター
63 落下抑止部
64 外面補助収納部
65 湾曲制御部
66 着脱係止収納具
68 タブ係止部
69 対面曲折部
70 名札
107 着脱係止部
S 収納物

Claims (5)

  1. 開口延長アダプター(62)であり、
    前記開口延長アダプター(62)は、ファイル(8)の収納開口部(18)を挟持するか、または、前記収納開口部(18)に挟持されて用いられ、
    前記開口延長アダプター(62)は、収納物(S)を収納可能な中空領域である 中空収納部(7)が、可とう性を有する略シート状の素材から成る1以上の構成シート(10)からなり、前記中空収納部(7)は開口可能な 収納開口部(18)を備え、
    前記開口延長アダプター(62)が、前記開口延長アダプター(62)を構成する構成シート(10)の外側の面に備えられた着脱係止部(107)によって、前記開口延長アダプター(62)を備えた複数のファイル(8)が互いに係止することによって、前記開口延長アダプター(62)を備えたファイル(8)が、互いに支え合い、自立可能であることを特徴とする開口延長アダプター(62)。
  2. 前記開口延長アダプター(62)を構成する前記構成シート(10)が、前記中空収納部(7)を構成する構成シート(10)の内側に着脱係止部(107)を備えたことを特徴とした請求項1に記載の開口延長アダプター(62)。
  3. 前記着脱係止部(107)が、面ファスナーまたは自己吸着シートまたはマグネットシートまたはマグネットであることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の開口延長アダプター(62)。
  4. 前記開口延長アダプター(62)が収納名札(51)を備え、
    前記収納名札(51)は札挟持部(52)を備え、
    前記札挟持部(52)は、前記開口延長アダプター(62)の収納開口部(18)にて挟持されることが可能であり、
    前記札挟持部(52)は、着脱シートA(14)または着脱材B(15)を備え、
    前記着脱シートA(14)または着脱材B(15)は、着脱係止部(107)と係止可能であり、
    前記着脱シートA(14)または着脱材B(15)によって前記開口延長アダプター(62)と着脱可能であることを特徴とした請求項1から請求項3のいずれかに記載の開口延長アダプター(62)。
  5. 着脱係止収納アダプターユニット(1)であり、前記着脱係止収納アダプターユニット(1)は、ファイル(8)及び開口延長アダプター(62)からなり、前記開口延長アダプター(62)は、請求項1から請求項4のいずれかの開口延長アダプター(62)であり、
    前記ファイル(8)は、前記開口延長アダプター(62)によって前記ファイル(8)の
    収納開口部(18)を挟持されるか、または、前記開口延長アダプター(62)が前記ファイル(8)の収納開口部(18)に挟持されて設けられたことを特徴とする着脱係止収納アダプターユニット(1)。
JP2020177367A 2020-06-08 2020-10-22 着脱係止自立収納ユニット Active JP6910524B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020177367A JP6910524B1 (ja) 2020-06-08 2020-10-22 着脱係止自立収納ユニット

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020099725A JP6850926B1 (ja) 2020-06-08 2020-06-08 着脱係止収納アダプターユニット
JP2020177367A JP6910524B1 (ja) 2020-06-08 2020-10-22 着脱係止自立収納ユニット

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020099725A Division JP6850926B1 (ja) 2020-06-08 2020-06-08 着脱係止収納アダプターユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6910524B1 true JP6910524B1 (ja) 2021-07-28
JP2021192973A JP2021192973A (ja) 2021-12-23

Family

ID=75154748

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020099725A Active JP6850926B1 (ja) 2020-06-08 2020-06-08 着脱係止収納アダプターユニット
JP2020177367A Active JP6910524B1 (ja) 2020-06-08 2020-10-22 着脱係止自立収納ユニット

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020099725A Active JP6850926B1 (ja) 2020-06-08 2020-06-08 着脱係止収納アダプターユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP6850926B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP6850926B1 (ja) 2021-03-31
JP2021192973A (ja) 2021-12-23
JP2021192966A (ja) 2021-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8523031B2 (en) Lanyard apparatus for carrying devices
US7909234B2 (en) Compact storage device for receipts, coupons and other small paper documents
JP2875833B2 (ja) 収納ファイル装置
US20120111930A1 (en) Pocket liner for storage devices
US20100326865A1 (en) Interchangeable tab indexing system for storage devices
US7740131B2 (en) Case for maintaining insignia and articles related to uniform
US9635917B2 (en) Device, systems, and methods for holding objects
US7281877B1 (en) Padfolio with work area
US20220256987A1 (en) Modular wallet
US20210235830A1 (en) Fabric organizer with clipboard
US10568397B2 (en) Minimalist wallet apparatus and method
US5620133A (en) Storage and filing device
JP6910524B1 (ja) 着脱係止自立収納ユニット
US6390712B1 (en) Airtimer planning system
US5901842A (en) Pad holder insert
JP6713070B1 (ja) 着脱係止収納具
KR102177667B1 (ko) 스마트폰이 장착되는 수첩
JP3230557U (ja) 収納物整理具
JP3287803B2 (ja) 両面収納ケース
KR102010704B1 (ko) 풀림이 방지된 탄성밴드를 구비한 스프링수첩
KR102258406B1 (ko) 메모지가 교환 가능한 다용도 커버
US20070183840A1 (en) Organizer
JP3156184U (ja) 書類入れ
JP3204479U (ja) メモ帳
JP3076660U (ja) 小物係止板

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210325

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210407

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6910524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250