JP6905242B1 - 有機物の無機物化装置 - Google Patents

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【課題】熱伝導が良好に行われるために効率のよい低温熱分解処理が可能で、灰を排出するスクリューフィーダーに灰が詰まるおそれがない有機物の無機物化装置を提供することを課題とする。【解決手段】上面に投入口2を有する本体ケース1内に断面V型底面12を有する処理炉11が配備され、本体ケース1に設置された磁化ボックス21によって磁化された空気が処理炉11内に向かう多数の磁化酸素供給ノズル22から供給されることにより処理炉11内に投入された有機物が低温熱分解され、V型底面12の中央部に配備された排出手段31によって熱分解により生じた灰が排出される装置であって、本体ケース1に、処理炉11内への常時定量強制給気手段が設置される。【選択図】図1

Description

本発明は、有機物の無機物化装置に関するものであり、より詳細には、産業廃棄物等の有機物を、磁気化した空気(酸素のみが磁性体であるので、以下酸素とする。)の作用で低温熱分解処理して無機物化するための装置に関するものである。
産業廃棄物等の有機物を、磁気化した酸素の作用で低温熱分解処理して無機物化するための装置としては、特許第4486671号の発明に係る低温熱分解装置が知られている。この空気を磁化する磁化流体供給機2と、鉄製の側部3及び底部5を有し、ゴミが投入されて貯留される処理室6と、ゴミの投入口7aが設けられた上壁部7と、投入口7aを覆う蓋部8と、磁化流体供給機2と連通されるとともに、先端が処理室6の側部3及び底部5から処理室6内部に向かって突出して配された複数の流体供給管部10と、熱処理後に生じたダイオキシン等の有害物質含む空気を浄化するための気体浄化機11と、を備えている。空気を磁化する磁化流体供給機2と、鉄製の側部3及び底部5を有し、ゴミが投入されて貯留される処理室6と、ゴミの投入口7aが設けられた上壁部7と、投入口7aを覆う蓋部8と、磁化流体供給機2と連通されるとともに、先端が処理室6の側部3及び底部5から処理室6内部に向かって突出して配された複数の流体供給管部10と、熱処理後に生じたダイオキシン等の有害物質含む空気を浄化するための気体浄化機11と、を備えている。低温熱分解装置は、磁化された酸素を導入して処理対象物を熱処理するための装置であって、空気を磁化する磁化流体供給機と、ゴミが投入されて貯留される処理室と、蓋部を有する投入口と、磁化流体供給機と連通されると共に、先端が処理室の側部 及び底部から処理室内部に向かって突出して配された複数の流体供給管部と、熱処理後に生じたダイオキシン等の有害物質含む空気を浄化するための気体浄化機とを備えて成るものである。
特許第4486671号
上記磁気処理装置の場合、以下のような問題がある。
1)処理室内の給気が、供給量が不安定な自然給気のため、処理ムラが起こるおそれがある(例えば、廃棄物がプラスチック類のみの場合、分解前に硬化してしまうおそれがある。)。
2)この種磁気処理装置は熱伝導型であるため、有機物同士が密着していないと熱が伝わらずに分解できないが、上記磁気処理装置の場合は、有機物は単に投入口から投入されるに過ぎないため、有機物間に隙間ができやすく、十分に熱伝導が行われないおそれがある。
3)熱処理後に生じた灰を排出するための機構が一対の並設されたスクリューフィーダーであって、互いに内向きに回転して灰を巻き込む構成のために灰が詰まりやすく、故障の原因となる。
本発明は、従来技術におけるこのような問題をすべて解決するためになされたもので、処理室内の給気が定量強制給気のために処理ムラが起こらず、投入された有機物間における熱伝導が良好に行われるために効率のよい低温熱分解処理が可能であり、また、灰を排出するスクリューフィーダーに灰が詰まるおそれがない有機物の無機物化装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、上面に投入口を有する本体ケース内に断面V型底面を有する処理炉が配備され、前記本体ケースに設置された磁化ボックスによって磁化された空気が前記処理炉内に向かう多数の磁化酸素供給ノズルから供給されることにより前記処理炉内に投入された有機物が低温熱分解され、前記V型底面の中央部に配備された排出手段によって前記熱分解により生じた灰が排出される装置であって、
前記本体ケースに、前記処理炉内への常時定量強制給気手段が設置され、また、前記処理炉内に、投入された有機物を加圧するウエイトが設置されて成り、
前記ウエイトは、複数の支持アームを介して回動軸に取り付けられ、前記回動軸は、前記本体ケースの外側面に枢着されたウエイト駆動シリンダーのシリンダーロッドの先端部に枢支されたリンク板に固定されることにより回動駆動可能であり、
前記ウエイトは、前記ウエイト駆動シリンダーの作用で前記V型底面上に堆積している有機物の上方に引き上げられ、その後前記ウエイト駆動シリンダーのエアが抜かれることでフリーの状態となり、自重で下方に回動して前記有機物を加圧することを特徴とする有機物の無機物化装置である。
一実施形態においては、前記排出手段は1軸のスクリューフィーダーであって、その一半部のスクリューの向きと他半部のスクリューの向きが逆にされる。
一実施形態においては、多数並設される前記磁化酸素供給ノズルを覆うようにカバーが配設される。また、一実施形態においては、前記磁化酸素供給ノズルは、垂直面から水平に11〜20度反時計回りに傾斜させ、また、水平面から6〜10度下向きに傾斜させて設置される。
一実施形態においては、前記投入口には、外扉の下側に位置してシリンダー駆動により開閉し、投入された有機物を一時的に受け止める下側内扉が設置される。
前記本体ケースの側壁から前記処理炉の側壁を抜けるように、前記処理炉内の有機物を突き崩す突き崩し棒の操作用扉が設けられる。
一実施形態においては、前記処理炉に、使用後の不要空気の排出を行なうための還流用窓が形成される。
本発明に係る有機物の無機物化装置は上記のとおりであって、処理室内の給気が常時定量強制給気とされるために処理ムラが起こらず、投入された有機物がウエイトにより加圧されることにより有機物間に隙間ができないために熱伝導が良好に行われ、以て、効率のよい低温熱分解処理が可能であり、また、このウエイトの動きから処理状況を把握して対処することが可能であり、更に、灰を排出するスクリューフィーダーが一軸であって、一半部のスクリューの向きと他半部のスクリューの向きが逆であるため、灰を詰まらせることなくスムーズに排出することが可能といった効果がある。
本発明に係る有機物の無機物化装置の構成を示す正面図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置の構成を示す右側面図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置の構成を示す左側面図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置の処理炉の内部構成を示す図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置の排出部の構成を示す平面図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置の排出部の構成を示す縦断面図である。 本発明に係る有機物の無機物化装置におけるウエイトの構成を示す正面図及び側面図である。
本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。熱処理が必要とされる産業廃棄物等の有機物を燃焼により処理する場合、有機物は、十分な酸素(空気)の供給の下に炎を出しながら完全燃焼して灰になるが、熱分解の場合有機物は、最低限の酸素(空気)の存在下で乾燥分解し、炎を出さずに蒸し焼き状態で灰になり、処理された灰の容積は、有機物の約300分の1から400分の1に減容される。
本発明に係る有機物の無機物化装置は、燃料を必要としない上記熱分解によって有機物を処理して無機物化するための装置であり、この装置は図1〜3に示されるように、上面に投入口2を備えた本体ケース1内に、断面V型底面12を有する処理炉11が配備されて構成される。また、本体ケース1には、熱処理後に生じたダイオキシン等の有害物質を含む空気を浄化するための気体浄化機3が付設される。気体浄化機3は、処理炉11から処理後の空気を取り込み、浄化処理後、大気に排出する役目を果たす。
本体ケース1には更に磁化ボックス21が設置され、そこにおいて磁化された酸素が処理炉11内に突出する多数の磁化酸素供給ノズル22から供給され、以て、処理炉11内に投入された有機物が低温熱分解され、V型底面12の中央部に配備された排出手段31によって熱分解により生じた灰が排出される。
本発明においては更に、本体ケース1の外側に、処理炉11内へ常時定量強制送気を行なうためのエアポンプ(図示してない)が配備される。エアポンプから各磁化ボックス21への送気は、例えば、気体浄化機3内に配備されるバルブ及び減圧弁を介して行なわれる。そして、磁化ボックス21において磁化された酸素が、磁化酸素供給ノズル22から処理炉11内に常時定量供給される。
このように常時定量強制給気手段であるエアポンプを配備して常時定量給気を行うのは、主に、処理速度のムラを少なくすることにより、プラスチック廃棄物の硬化といった問題を回避するためである。また、灰取出し口34や投入口2を長時間開放して内部温度が上昇した後、灰取出し口34や投入口2を閉じた際に起こる磁化酸素供給ノズル22への逆流を抑えるためでもある。更に、本体ケース1の外側に、後述する扉開閉シリンダー7及びウエイト駆動シリンダー43に圧縮空気を供給するためのエアコンプレッサ(図示してない)が設置される。
投入口2には、実質的に三重構造の蓋が被せられる。その蓋は、外扉4と、それに近接して配置される上側内扉5と、上側内扉5の下に位置してシリンダー駆動により開閉動作し、投入された有機物を一時的に受け止める下側内扉6の3つの蓋から成る(図2参照)。外扉4と上側内扉5はそれぞれ手動とされ、下側内扉6は扉開閉シリンダー7による機械駆動とされる。外扉4には、ダンパー10が取り付けられる。
下側内扉6は観音開き式の一対の扉で、水平の閉状態(図2参照)から一対の扉開閉シリンダー7に駆動されて下方に回動して開状態(図3参照)となり、受け止めていた有機物を落下させる。扉開閉シリンダー7は、その下端部が本体ケース1の外側面に枢着されて設置され、そのシリンダーロッドの先端部が、下側内扉6の長尺辺に沿って延びる回動軸8の端部に固定されたリンク板9に枢着される(図1,3参照)。かかる構成において、シリンダーロッドの伸縮動作に伴ってリンク板9及び回動軸8が一体に回動することで、下側内扉6が開閉動作する。
上記構造の蓋の場合、投入口2から有機物を投入するに当たっては、先ず、下側内扉6を閉じた状態で、手動で外扉4と上側内扉5を開け(図2の仮想線参照)、有機物を投入して閉じている下側内扉6上に落とす。そして、その状態のまま人的操作によって外扉4と上側内扉5を閉じ、次いで扉開閉シリンダー7を始動して下側内扉6を開くことにより、下側内扉6上の有機物を自重で落下させる(図3参照)。このように、有機物を直接落下させることなく、一旦下側内扉6で受け止めるようにしたのは、有機物を投入する際に、外気が流入することを抑え、また、処理炉11内の蒸気が逃げるのを防止するためである。
本体ケース1には、処理炉11内に投入された有機物を加圧するウエイト41が設置される(図1〜3,7)。図示した例におけるウエイト41は、複数の支持アーム41aを介して回動軸42に取り付けられ、その回動軸42の両端が、本体ケース1の両側壁に設置された軸受によって軸支されることにより、処理炉11内に配備される。本発明においては、かかる構成のウエイト41が、図2、3において左右一対配備され、それぞれ本体ケース1の外側面に枢着により設置されたウエイト駆動シリンダー43によって回動駆動される。その場合、上記下側内扉6の場合と同様に、ウエイト駆動シリンダー43のシリンダーロッドの先端部が、ウエイト41の回動軸42に固定されたリンク板44に枢着される。
このウエイト41は、ウエイト駆動シリンダー43の作用で水平状態に引き上げられた後、ウエイト駆動シリンダー43のエアを抜くことでフリーの状態にされることにより、自重で下方に回動し(図2参照)、V型底面12上に堆積している有機物を自重で加圧する。それにより有機物間の隙間がなくなり、有機物同士が密着して全体的に十分な熱伝導が行なわれることになり、以て、良好な低温熱分解処理が可能となる。更に、このウエイト41の動きから、処理速度を把握することができる。即ち、ウエイト41がなかなか下がらないときは、処理速度が遅いと判断することができる。
本体ケース1の外壁に設置される磁化ボックス21の基本的構成、及び、空気磁化の原理は、従来の装置、例えば、特許文献1の発明におけるものと特に変わりはないので、詳細な説明は省略する。この磁化ボックス21内において磁化された酸素は、磁化ボックス21から延びるステンレス等のフレキシブルホース23を介し、処理炉11内下部において内方に向くように多数設置されている各磁化酸素供給ノズル22に送られる(図4参照)。フレキシブルホース23は磁化酸素供給ノズル22の数分用意されるので、収まりをよくするために適宜箇所で集束される。
磁化酸素供給ノズル22は、好ましくは、水平角度が11〜20度で下向き垂直角度が6〜10度となるように設置する。水平角度を11〜20度にするのは、処理炉11内の磁気流は通常渦巻き状に還流するが、その還流をより促進するためである。また、垂直角度を6〜10度にするのは、磁化酸素供給ノズル22内における逆流を防止するためである。
また、好ましい実施形態においては、多数並設されている複数の磁化酸素供給ノズル22を覆うカバー板24が、ノズル列ごとに配設される。このようにカバ―板24を配設してその下側に空間を設けることにより、処理炉11内上部の渦巻き状の還流と同じ還流が生起される。
処理炉11のV型底面12の底部に設置される排出手段31は、従来の2軸式の排出手段における問題点、即ち、一対のスクリューフィーダーが互いに内向きに回転して灰を巻き込む構成のために灰が詰まりやすい、という問題を解消するために創案されたもので、それは1軸のスクリューフィーダー31であって、その一半部のスクリュー32の向きと他半部のスクリュー33の向きが逆であることを特徴とする。かかる構成のため、スクリュー32による排出方向とスクリュー33による排出方向は逆(それぞれ外方向)となる。それに伴い、灰取出し口34は本体ケース1の両側面に配設される。
本体ケース1の側壁から処理炉11の側壁を抜けるように、処理炉11内の有機物を突き崩すための突き崩し棒の操作用扉51が複数設けられる。この有機物の突き崩しは、例えば、上述したように、ウエイト41の下降が遅い場合に操作用扉51や灰取出し口34から目視確認し、堆積している有機物を崩す必要がある場合に、操作用扉51を開けて突き崩し棒を差し込み、堆積している有機物を突き崩すことにより行なう。また、処理炉11に、使用後の不要な空気を、熱上昇により排出するための還流用窓52が設けられる。還流用窓52から出た空気は、処理炉11と本体ケース1との間の間隙を通って外部に排出される。
上記構成の装置において、無機化する廃棄物等の有機物は、外扉4と上側内扉5を開けて投入口2内に投入し、閉じている下側内扉6の上に一旦堆積させ、外扉4と上側内扉5を閉じた後、下側内扉6を開けて有機物を処理炉11の底部に落下させ、再び下側内扉6を閉じておく。本発明に係る装置は熱伝導型であるため、有機物同士が密着していないと熱が伝わらずに分解できないため、汚物以外の有機物はすべて、破砕機にかけた後に処理炉11内に投入し、処理炉11内において有機物同士が密着し合うようにする。
処理炉11の底部には、磁化ボックス21から延びるステンレス等のフレキシブルホース23に接続された多数本の磁化酸素供給ノズル22から磁気酸素が供給され続けていて、処理炉11内の酸素が磁気化される。即ち、処理炉11内がマイナスイオン化された状態となり、空気中や有機物中の水分が、磁力によって弱い電気分解を起こし、水素イオンと水酸イオンに解離する。そして、有機物の炭素分子に磁気エネルギーを持ったイオンが衝突することで熱が発生し、無酸素状態で熱分解が起こる。
本発明に係る有機物の無機物化装置における処理の流れは、従来の装置の場合と変わりがない。即ち、処理すべき有機物の処理炉11内への投入工程、処理炉11内への火種投入工程、磁化ボックス21内へ空気を導入して酸素を磁化する酸素磁化工程、磁化された酸素を磁化酸素供給ノズル22から処理炉11内へ供給する磁化酸素供給工程、熱処理によって生じた排ガスの、気体浄化機3を介しての外部排出工程、及び、スクリューフィーダー31による灰の排出工程の各工程を含む。
本発明に係る有機物の無機物化装置は上記のとおりであって、処理炉11内の給気が常時定量強制給気とされるために処理ムラが起こらず、投入された有機物がウエイト41により加圧されることにより有機物間に隙間ができないために熱伝導が良好に行われ、以て、効率のよい低温熱分解処理が可能であり、また、このウエイト41の動きから処理状況を把握して対処することが可能であり、更に、灰を排出するスクリューフィーダー31が一軸であって、一半部のスクリュー32の向きと他半部のスクリュー33の向きが逆であるために、灰を詰まらせることなくスムーズに排出することが可能といった効果のあるものであり、その産業上の利用可能性は極めて大である。
1 本体ケース
2 投入口
3 気体浄化機
4 外扉
5 上側内扉
6 下側内扉
7 扉開閉シリンダー
11 処理炉
12 V型底面
21 磁化ボックス
22 磁化酸素供給ノズル
24 カバー
31 スクリューフィーダー
41 ウエイト
43 ウエイト駆動シリンダー
51 操作用扉
52 還流用窓

Claims (7)

  1. 上面に投入口を有する本体ケース内に断面V型底面を有する処理炉が配備され、前記本体ケースに設置された磁化ボックスによって磁化された空気が前記処理炉内に向かう多数の磁化酸素供給ノズルから供給されることにより前記処理炉内に投入された有機物が低温熱分解され、前記V型底面の中央部に配備された排出手段によって前記熱分解により生じた灰が排出される装置であって、
    前記本体ケースに、前記処理炉内への常時定量強制給気手段が設置され、また、前記処理炉内に、投入された有機物を加圧するウエイトが設置されて成り、
    前記ウエイトは、複数の支持アームを介して回動軸に取り付けられ、前記回動軸は、前記本体ケースの外側面に枢着されたウエイト駆動シリンダーのシリンダーロッドの先端部に枢支されたリンク板に固定されることにより回動駆動可能であり、
    前記ウエイトは、前記ウエイト駆動シリンダーの作用で前記V型底面上に堆積している有機物の上方に引き上げられ、その後前記ウエイト駆動シリンダーのエアが抜かれることでフリーの状態となり、自重で下方に回動して前記有機物を加圧することを特徴とする有機物の無機物化装置。
  2. 前記排出手段は1軸のスクリューフィーダーであって、その一半部のスクリューの向きと他半部のスクリューの向きが逆であることを特徴とする、請求項1に記載の有機物の無機物化装置。
  3. 多数並設される前記磁化酸素供給ノズルを覆うようにカバーが配設される、請求項1又は2に記載の有機物の無機物化装置。
  4. 前記磁化酸素供給ノズルは、垂直面から水平に11〜20度反時計回りに傾斜させ、また、水平面から6〜10度下向きに傾斜させて設置される、請求項1乃至のいずれかに記載の有機物の無機物化装置。
  5. 前記投入口には、外扉の下側に位置してシリンダー駆動により開閉し、投入された有機物を一時的に受け止める下側内扉が設置される、請求項1乃至4のいずれかに記載の有機物の無機物化装置。
  6. 前記本体ケースの側壁から前記処理炉の側壁を抜けるように、前記処理炉内の有機物を突き崩す突き崩し棒の操作用扉が設けられる、請求項1乃至5のいずれかにに記載の有機物の無機物化装置。
  7. 前記処理炉に、使用後の不要空気の排出を行なうための還流用窓が形成される、請求項1乃至6のいずれかに記載の有機物の無機物化装置。
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