JP6905241B2 - 電動ドライバー用ねじ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ねじ駆動装置の技術分野に関し、特に、従来のねじ駆動装置における、ねじ駆動装置と電動ドライバーが振動することでねじ駆動装置の円形ベアリングによって駆動位置に保持されているねじ回しヘッドの柄縁部が壊れるという問題を改善する電動ドライバー用ねじ駆動装置に関する。
電動工具(例えば、電気ドリルまたは電動ドライバー)に使用される駆動ねじの従来装置は、本分野において広く知られている。例えば、台湾特許第098218832号明細書に開示されている「動力伝達式ねじのねじ込み及び抜き取り両用自動停止装置」は、スムーズに、連続駆動できる電気ドリル駆動としては、非常に優れている。
しかしながら、ねじ駆動装置と電動ドライバーが振動することでねじ駆動装置の円形ベアリングによって駆動位置に保持されているねじ回しヘッドの柄縁部が壊れる可能性がある。このような状況が生じると、ベアリングは、ねじ回しヘッドの柄部を保持することができなくなるとともに、駆動位置において自由に動くことができなくなる。従って、ねじ回しヘッドの先端がその耐用年数に達する前にねじ回しヘッドを交換する必要がある。
台湾特許第098218832号明細書
本発明は、主に、従来のねじ駆動装置における、ねじ駆動装置と電動ドライバーが振動することでねじ駆動装置の円形ベアリングによって駆動位置に保持されているねじ回しヘッドの柄縁部が壊れるという問題を改善する電動ドライバー用ねじ駆動装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、駆動軸と、中間クラッチスリーブと、からなる電動ドライバー用ねじ駆動装置を提供し、前記駆動軸は、電動ドライバーによって接合且つ駆動されるのに適した駆動端と、環状壁を備えるレセプタクルを備え、前記環状壁は、前記レセプタクルにおける第1ラジアル平面部に間隔を置いて開けられた複数のラジアル孔と、前記レセプタクルにおける第2ラジアル平面部に間隔を置いて開けられた複数のラジアル孔を備え、前記対応するラジアル孔は、クラッチベアリングが駆動位置においてねじ回しヘッドに接合されるとともに、クラッチ位置において前記ねじ回しヘッドを離脱させるようにそれぞれ保持することで、前記ねじ回しヘッドが、前記クラッチ位置において前記駆動軸に相対して自由に動くことができるようにし、各クラッチベアリングは、円形外端部と切頭円錐形内円柱体を備える円柱体端部によってドリルねじが駆動位置に接合され、前記クラッチベアリングは、切頭円錐形端部を備える円柱体であることで、前記駆動位置において前記ねじ回しヘッドが接合される。前記中間クラッチスリーブは、頂端と、底端部と、前記駆動軸を収容する中心通路を備え、前記中心通路の頂端の寸法は、前記駆動軸の前記駆動端が通過できるとともに、前記駆動軸の前記レセプタクルが通過できない大きさに設定され、前記中間クラッチスリーブは、前記中心通路の底端部に2つの環状溝を備え、前記2つの環状溝の大きさは、前記駆動軸が前記クラッチ位置に位置する場合、前記第1ラジアル平面部と前記第2ラジアル平面部のうちのいずれかの前記クラッチベアリングの外端を収容するのに適した大きさであることで、前記クラッチベアリングに対応する内端から前記ねじ回しヘッドを離脱させるとともに、対応する前記ラジアル孔内に保持することができる。
本発明に基づくねじ駆動装置の斜視図である。 図1のねじ駆動装置の斜視分解図である。 図1に示す駆動装置の実施例2における斜視分解図である。 図2に示すねじ駆動装置における図1の4−4線に沿った平面部断面図である。 図3に示すねじ駆動装置における図1の4−4線に沿った平面部断面図である。 図4、図5に示すねじ駆動装置における1つのクラッチベアリングの詳細を示した図である。 図4に示すねじ駆動装置のクラッチ位置における平面部断面図である。 図5に示すねじ駆動装置のクラッチ位置における平面部断面図である。 図4に示すねじ駆動装置がロック位置において駆動ねじを引き抜くのに使用された場合の平面部断面図である。
図1は、本発明に基づくねじ駆動装置10の斜視図である。
前記ねじ駆動装置10は、駆動軸12を備え、前記駆動軸12は、接合されるとともに携帯式電動ドライバー(未図示)により駆動されるのに適した駆動端14を備える。前記携帯式電動工具は、従来技術に属する。
中間クラッチスリーブ16は、前記駆動軸12を収容する。ロック凸部17は、駆動軸12の側辺に形成されることで、ねじ駆動装置10をロック位置に固定し、被駆動ねじを取り外す。
参照する図9に示す通り、深さ制御スリーブ(鼻状)18は、中間クラッチスリーブ16の底端部を掴持し、前記深さ制御スリーブ18は、底部20を備え、ねじ回しヘッド22は、前記底部を通り、駆動軸12の底端部に収容される。
参照する図4から図8に示す通り、ねじ駆動装置10が駆動位置に位置する場合、前記ねじ回しヘッド22は、駆動軸12に伴って回転するとともに、ねじ駆動装置10がクラッチ位置に位置する場合、前記ねじ回しヘッド22と駆動軸12との接合は解かれる。
深さ制御スリーブ18は、交換することができることで、ねじ駆動装置10によって駆動されるねじ(ボルト)の深さを変えることができる。必要があれば、異なる高さを備える別の深さ制御スリーブ18を別につなぐことで目的が達成される。
目的を達成するため、深さ制御スリーブ18の頂部の縁部における軸方向の隙間部24は、深さ制御スリーブ18の内側に突出した口縁部26と中間クラッチスリーブ16における対応する形状の凹溝28を離脱させることができる(例として図4を参照)。
図2は、図1に示すねじ駆動装置10の斜視分解図である。
駆動軸12の駆動端14は、延在して中間クラッチスリーブ16における中心通路40を突き抜ける。前記中心通路40の頂部は、内側に延在することで1つのストッパー部品42が形成され、前記ストッパー部品の寸法は、駆動軸12の駆動端14が通過できるとともに、駆動軸12のレセプタクル44が通過できない大きさに設計される。ストッパー部品42におけるロックギャップ43は、ロック凸部17が通過できるようにすることで、ねじ駆動装置は、ロック位置に固定される。上述の内容について、以下に図9を参照して説明する。
駆動軸12のレセプタクル44を突き抜けることができるようにする複数のラジアル孔46は、クラッチベアリング50をそれぞれ収容する(参照する図4から図6に図示)。前記実施例において、ラジアル平面部は、放射状に120度間隔で配置される3つのラジアル孔46を備える。クラッチベアリング50には、ねじ駆動装置の駆動位置においてねじ回しヘッド22が接合されることで、以下に参照する図4、図5、及び、図6に示す通り、ねじ回しヘッド22とねじ駆動装置10が同時に回転する。
ねじ駆動装置10がクラッチ位置に位置する場合、クラッチベアリング50とねじ回しヘッド22の接合は解かれ、以下に參照する図7と図8に示す通り、ねじ回しヘッドとねじ装置10は、別々に回転することで、ねじ駆動装置10によって駆動されるねじの深さが制御される。
図4と図5に示す通り、コイルスプリング58の頂端は、駆動軸12の底端部59に寄りかかるとともに、コイルスプリング58の底端部と深さ制御スリーブ18の内底表面は接合される。コイルスプリング58は、駆動軸12をねじ駆動装置10の駆動位置にまで押動する。
環形マグネット60は、深さ制御スリーブ18の底部20のソケット62に収容される(図4と図5を参照)。前記マグネット60は、ねじ回しヘッド22上に置かれたスチールねじ(未図示)を磁性によって引き付けることで、ねじがねじ駆動装置10によって駆動されるまで、ねじをねじ回しヘッド22上に保持する。
図3は、図1に示すねじ駆動装置10の別の実施例10aの斜視分解図である。前記実施例10aと上述で參照した図2に示す実施例10は、駆動軸12aのレセプタクル44aが図2の駆動軸12のレセプタクル44に比べて長いことを除いて同じである。
クラッチ套筒16aは、対応してクラッチ套筒16より長いとともに、ねじ回しヘッド22aは、対応して図2に示すねじ回しヘッド22より長い。以下に参照する図5と図8に示す通り、前記レセプタクル44aと、中間クラッチスリーブ16aとねじ回しヘッド22aの余分に長い部分は、中間クラッチスリーブ12aのレセプタクル44aを通って複数のラジアル孔48を収容する。各ラジアル孔48は、クラッチベアリング50を同様に収容する。
前記実施例において、ラジアル孔46は、第1ラジアル平面部に120度間隔で配置されるとともに、ラジアル孔48は、第1ラジアル平面部上方の第2ラジアル平面部に120度間隔で配置される。各ラジアル孔46と、すべての隣り合うラジアル孔48は、60度間隔で配置される。
図4は、図2に示すねじ駆動装置10における図1の4−4線に沿った平面部断面図であり、そのうち、ねじ回しヘッド22は、駆動軸12の回転に伴って回転する。
駆動軸12のレセプタクル44は、環状壁64を備え、環状壁64は、ねじ回しヘッド22のソケット66を収容且つ保持できるよう形成される。環状壁64は、複数のラジアル孔46によって貫通される(断面図では1つしか図示されていないが、上述に示す通り、通常は3つのラジアル孔46を備える)。
ねじ駆動装置10が、図示された駆動位置に位置する場合、ラジアル孔46に、クラッチベアリング50がそれぞれ接合されることで、六角形のねじ回しヘッド22上の平面部が接合されるとともに、ねじ回しヘッド22が図7に示すクラッチ位置から離脱させられる。中間クラッチスリーブ16は、中心通路40の底端部に環状溝72を備え、前記環状溝72の寸法は、ねじ駆動装置10がクラッチ位置に位置する場合、対応するクラッチベアリング50が接合されるように設けられることで、クラッチベアリング50は、ねじ回しヘッド22から離脱させられても対応するラジアル孔46の中に保持される。
以下に参照する図7に示す通り、軸方向孔76において摩擦係合されるボールベアリング74は、ねじ回しヘッド22の頂端を支えることで、ねじ回しヘッド22は、静止を保つことができると同時に、ねじ駆動装置10がクラッチ位置に位置する場合、駆動軸12は、自由に回転する。
つかみ取られソケット66の端部に置かれた放射状の凹溝80におけるスナップリング78は、ねじ回しヘッド22における凹口81に接合されることで、ねじ回しヘッド22を取り外してソケット66の中に保持することができる。
図5は、図3に示す駆動位置のねじ駆動装置における図1の4−4線に沿った平面部断面図である。そのうち、ねじ回しヘッド22は、駆動軸12の回転に伴って回転する。
駆動軸12aのレセプタクル44aは、環状壁64aを備え、前記環状壁64aは、ねじ回しヘッド22aのソケット66aを収容且つ保持できるように形成される。環状壁64aは、複数のラジアル孔46とラジアル孔48によって貫通される(断面図では1つしか図示されていないが、上述に示す通り、通常は3つのラジアル孔46と3つのラジアル孔48を備える)。
ラジアル孔46は、クラッチベアリング50aをそれぞれ保持するとともに、ねじ駆動装置10aが図示する駆動位置に位置する場合、ラジアル孔48は、クラッチベアリング50bをそれぞれ保持し、前記複数のクラッチベアリング50bは、六角形のねじ回しヘッド22a上の平面部にそれぞれ接合されるとともに、それぞれ図8に示すクラッチ位置においてねじ回しヘッド22aを離脱させる。
中間クラッチスリーブ16aは、中心通路40の底端部において、2つの環状溝72a、環状溝72bを備え、前記環状溝72a、環状溝72bの寸法は、ねじ駆動装置10aがクラッチ位置に位置する場合、対応するクラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bが収容されるように設置されることで、クラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bは、ねじ回しヘッド22aから離脱させられても対応するラジアル孔46、48の中に保持される。
以下に参照する図8に示す通り、軸方向孔76において摩擦係合されるボールベアリング74は、ねじ回しヘッド22aの頂端を支えることで、ねじ駆動装置10aがクラッチ位置に位置する場合、ねじ回しヘッド22aが静止を保つことができると同時に、駆動軸12aは、自由に回転する。
つかみ取られソケット66の端部に置かれた放射状の凹溝80におけるスナップリング78は、ねじ回しヘッド22における凹口81に接合されることで、ねじ回しヘッド22を取り外してソケット66の中に保持することができる。
図6は、図4、図5に示すねじ駆動装置における1つのクラッチベアリング50の詳細を示した図である。
すべてのクラッチベアリング50、クラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bの寸法と形状は、同じである。1つの実施例において、クラッチベアリング50は、切頭円錐内端部52と円形外端部54の円柱体を備える。前記円柱体は、全長「a」を備える。円形外端部54の長さ「b」は、1/4(0.25a)である。円柱体中段部56の長さ「c」は、1/2 a(0.5a)である。さらに、切頭円錐内端部52の長さは、1/4(0.25a)である。円柱体中段部56の直径は、1a(1.0a)であり、切頭円錐形端52の平面部57の直径「e」は、3/4a(0.75a)である。円形外端部54の半径「r」は、1/2 a(0.5a)である。1つの実施例において、クラッチベアリング50は、長さ4mm、直径4mmであり、円柱体中段部は、長さ2mmである。円形外端部の半径は、2mmであり、円形外端部54は、長さ1mmである。切頭円錐内端部52は、長さ1mmであり、平面部57の直径は、3mmである。注意すべき点として、クラッチベアリング50の両端は、切頭円錐形であることができる。
図7は、図4に示すねじ駆動装置10のクラッチ位置における平面部断面図である。クラッチ位置において、ねじ回しヘッド22は、対応して接合されるクラッチベアリング50から解放されることで、ねじ100は、ねじ駆動装置10によって駆動されなくなる。
ねじ100が駆動されて作業面102に入れられると、深さ制御スリーブ18の底端部20は、前記作業面102に接触するとともに、駆動軸12は、中間クラッチスリーブ16の中心通路40を通り、対応するラジアル孔46と中間クラッチスリーブ16における環状溝72にぴったり合うまで下向きにスライドするとともに、ねじ回しヘッド22によって駆動されるねじに接合されることで加えられる圧力によって、対応するクラッチベアリング50は、外に押しやられ環状溝72に入る。
対応するクラッチベアリング50が環状溝72に入ると、クラッチベアリング50は、ねじ回しヘッド22上の各平面部とは接触しないとともに、ねじ駆動装置10は、クラッチ位置に位置する。従って、駆動軸12が、電動ドライバーによって回転され続けても、ねじ回しヘッドは、静止した状態を保つことができるとともに、ねじは、駆動されなくなる。よって、ねじが駆動されて作業面102に入れられる深さは、深さ制御スリーブ18によって制御される。
駆動軸12における下向きの圧力が電動ドライバーを操作することで解放されるとともに、ねじ駆動装置10が作業面から離されると、前記コイルスプリング58は、駆動軸12を上に押動するとともに、ねじ駆動装置10は、図4に示す駆動位置に戻る。ねじ駆動装置10が駆動位置に戻ると、環状溝72の傾斜底面82により、各クラッチベアリング50とねじ回しヘッド22の対応する平面部は、接触させられる。
図8は、図5に示すねじ駆動装置のクラッチ位置における平面部断面図である。クラッチ位置において、ねじ回しヘッド22aと、対応して接合される各クラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bは、接合を解かれることで、ねじ100は、ねじ駆動装置10aによって駆動されなくなる。
ねじ100が駆動されて作業面102の中に入れられると、深さ制御スリーブ18の底部20は、作業面102に接触するとともに、ねじ100が駆動されて作業面102に入れられると、前記駆動軸12aは、中間クラッチスリーブ16aの中心通路40を通り、対応するラジアル孔46、ラジアル孔48が中間クラッチスリーブ16aにおける環状溝72a、環状溝72bにぴったり合うまで下向きにスライドするとともに、対応するクラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bは、接合されて駆動されるねじ100のねじ回しヘッド22aにより外に押しやられ環状溝72a、環状溝72bに入れられる。
各クラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bが対応する環状溝72a、環状溝72bに入れられると、ねじ回しヘッド22a上の各平面部とは接触しないとともに、ねじ駆動装置10aは、つかみ取られた位置に位置する。従って、駆動軸12aが、電動ドライバーによって回転し続けても、前記ねじ回しヘッド22aは、静止した状態に保たれるとともに、ボルト100は、駆動されない。ねじが駆動されて作業面102に入れられる深さは、深さ制御スリーブ18によって制御される。
駆動軸12aにおける下向きの圧力が電動ドライバーを操作することで解放されるとともに、ねじ駆動装置10aが作業面102から離されると、コイルスプリング58が駆動軸12aを上に押動するとともに、ねじ駆動装置10aは、図5に示す駆動位置に戻る。
ねじ駆動装置10aが駆動位置に戻ると、各環状溝72a、環状溝72bの対応する傾斜底面82a、傾斜底面82bによって、各クラッチベアリング50a、クラッチベアリング50bと、ねじ回しヘッド22aの各平面部は、接触させられる。
図9は、図4に示すねじ駆動装置10が反対方向の駆動位置に固定されることで、加工品から被駆動ねじを引き取るのに使用される場合の平面部断面図である。
上述に參照した図2に示す通り、ねじ駆動装置10を反対方向の駆動位置に置くため、ロック凸部17は、下に押されてロックギャップ43(図2を参照)を通ることで、コイルスプリング58の圧力に抵抗する。同時に、中間クラッチスリーブは、遠くまで動くことで中間クラッチスリーブ16の頂端部におけるストッパー部品42の下方のロック凸部17をつかみ取ることができる。
反対の駆動位置において、各クラッチベアリング50は、中間クラッチスリーブ16における環状溝72の下方に位置するとともに、ねじ回しヘッド22上の対応する平面部に接合されることで、いずれの方向に回転する駆動軸12も同じ方向でねじ回しヘッドを回転させることができる。ねじ駆動装置10は、ロック凸部17とロックギャップ43がぴったり合うまで、中間クラッチスリーブ16を動かして図4に示す駆動位置にまで戻し、同時に、駆動軸12を静止した状態に保つとともに、ねじ駆動装置10はコイルスプリング58によって上に押動される。
図5と図8に示す本発明の実施例は、全く同じ方法で操作され、ねじ駆動装置10aを反対方向の駆動位置に固定する。
10、10a ねじ駆動装置
12、12a 駆動軸
14 駆動端
16、16a 中間クラッチスリーブ
17 ロック凸部
18 深さ制御スリーブ
20 底部
22、22a ねじ回しヘッド
24 隙間部
26 口縁部
28 凹溝
40 中心通路
42 ストッパー部品
43 ロックギャップ
44、44a レセプタクル
46 ラジアル孔
48 ラジアル孔
50、50a、50b クラッチベアリング
52 切頭円錐内端部
54 円形外端部
56 円柱体中段部
57 平面部
58 コイルスプリング
59 底端部
60 マグネット
64、64a 環状壁
66、66a ソケット
72、72a、72b 環状溝
74 ボールベアリング
76 軸方向孔
78 スナップリング
80 凹溝
81 凹口
100 ねじ
102 作業面

Claims (2)

  1. 駆動軸と、
    中間クラッチスリーブと、
    深さ制御スリーブと、
    スプリングと、からなる電動ドライバー用ねじ駆動装置であって、
    前記駆動軸は、電動ドライバーによって接合且つ駆動されるのに適した駆動端と、環状壁を備えるレセプタクルと、を備え、
    前記環状壁は、ねじ回しヘッドのソケットを収容且つ保持するために形成され、
    前記環状壁は、複数のラジアル孔を備え、
    前記複数のラジアル孔は、クラッチベアリングをそれぞれ保持することで、駆動位置において前記ねじ回しヘッドが接合されるとともに、クラッチ位置において前記ねじ回しヘッドが離脱され、
    前記中間クラッチスリーブは、頂端と、底端部と、前記駆動軸を収容する中心通路と、を備え、
    前記中心通路の頂端の寸法は、前記駆動軸の前記駆動端は通過するが、前記駆動軸の前記レセプタクルは通過しないように設定され、
    記中間クラッチスリーブは、前記中心通路の底端部において環状溝を備え、
    前記環状溝の大きさは、前記駆動軸が前記クラッチ位置に位置する場合、対応する前記クラッチベアリングの円形外端部を収納するのに適した大きさであることで、前記クラッチベアリングの切頭円錐端部が前記ねじ回しヘッドから離脱させられても、対応する前記クラッチベアリングが対応する前記ラジアル孔内に保持され、また、前記駆動軸と前記中間クラッチスリーブとが軸方向に相対移動したときに、前記クラッチベアリングの前記円形外端部が前記環状溝から外れているときには、前記中間クラッチスリーブの前記環状溝以外の面が前記クラッチベアリングの前記円形外端部に接触することで、前記クラッチベアリングの前記切頭円錐端部が前記ねじ回しヘッドに接合し、これにより、前記クラッチベアリングが前記駆動位置となり、前記ねじ回しヘッドを前記駆動軸の回転にともなって回転するようにし、
    前記深さ制御スリーブは、前記中間クラッチスリーブの底端部を取り囲み、
    前記深さ制御スリーブは、底部を備え、
    前記底部は、前記ねじ回しヘッドを延在させ通過させる通路を備え、
    前記スプリングは、前記駆動軸を前記駆動位置の方向に押すのに用いられ、
    前記クラッチベアリングは、切頭円錐内端部と円形外端部を備える円柱体であり、
    前記円柱体は、全長「a」を備え、
    前記円形外端部の長さ「b」は、1/4aであり、
    前記円柱体中段部の長さ「c」は、1/2aであり、
    前記切頭円錐内端部の長さ「d」は、1/4aであり、
    前記円柱体中段部の直径は、1aであり、
    前記切頭円錐形端の平面部の直径「e」は、3/4aであり、
    前記円形外端部の半径「r」は、1/2aであり、
    前記駆動軸の前記レセプタクルは、前記レセプタクルのラジアル平面部に120度間隔で配置される3つのラジアル孔を備え、
    前記駆動軸の前記レセプタクルは、前記レセプタクルの第1ラジアル平面部における3つのラジアル孔と、前記レセプタクルの第2ラジアル平面部における3つのラジアル孔を備え、
    前記第2ラジアル平面部と前記第1ラジアル平面部には、間隔が置かれるとともに、前記中間クラッチスリーブは、互いに離された第1環状溝と第2環状溝を備え、前記ねじ駆動装置が前記クラッチ位置に位置する場合に、前記第1ラジアル平面部と第2ラジアル平面部上の前記複数のラジアル孔における前記複数のクラッチベアリングを接合且つ保持させるのに用いられ、
    前記駆動軸の前記レセプタクル上方の一側にはロック凸部が設けられ、前記ロック凸部は、前記ねじ駆動装置を反対方向の駆動位置に固定することで、加工品から被駆動のねじを引き抜くのに用いられ、
    前記中間クラッチスリーブの頂端には、少なくとも1つのロックギャップが設けられ、
    前記ロックギャップは、前記ロック凸部を突き抜けさせることで、前記ねじ駆動装置を反対方向の駆動位置に固定し、前記ロック凸部が前記ロックギャップを突き抜けるとともに、前記中間クラッチスリーブが遠くまで動く場合、前記中間クラッチスリーブの内部において、前記ロック凸部がつかみ取られ、
    前記深さ制御スリーブの頂端には、間隔を置いた軸方向の隙間部が設けられ、前記軸方向の隙間部によって、前記深さ制御スリーブは、取り外されるとともに異なる深さを備える別の制御スリーブに交換され、ねじが駆動され加工品に入れられる深さが変えられ、
    前記深さ制御スリーブの底部は、前記深さ制御スリーブの頂部より小さく、前記第1ラジアル平面部における対応するラジアル孔と前記第2ラジアル平面部における各隣り合うラジアル孔は、60度離れている
    ことを特徴とする電動ドライバー用ねじ駆動装置。
  2. 請求項1に記載の電動ドライバー用ねじ駆動装置において、
    前記深さ制御スリーブの底部は、ソケットを備え、
    前記ソケットは、前記ねじ回しヘッドが延在し突き抜ける通路を取り囲み、
    前記ソケットは、環形マグネットを収容且つ保持することで、前記駆動軸が前記駆動位置に位置する場合、ねじ回しヘッドの底端部を保持し、
    前記駆動軸に設けられる前記レセプタクルの底部に凹溝が設けられ、
    前記凹溝は、前記ねじ回しヘッドに接合されるスナップリングに係合されることで、前記ねじ回しヘッドを前記駆動軸の前記レセプタクルから外して保持し、
    前記深さ制御スリーブの頂部における縁部は、軸方向の隙間を備えることで、前記深さ制御スリーブは、前記中間クラッチスリーブから容易に離脱させられ、前記深さ制御スリーブは、前記中間クラッチスリーブから取り外される
    ことを特徴とする電動ドライバー用ねじ駆動装置。
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