JP6904336B2 - 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法 - Google Patents

被監視者監視システムおよび被監視者監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6904336B2
JP6904336B2 JP2018513171A JP2018513171A JP6904336B2 JP 6904336 B2 JP6904336 B2 JP 6904336B2 JP 2018513171 A JP2018513171 A JP 2018513171A JP 2018513171 A JP2018513171 A JP 2018513171A JP 6904336 B2 JP6904336 B2 JP 6904336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitored person
time zone
monitored
predetermined
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018513171A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017183603A1 (ja
Inventor
将司 古後
将司 古後
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Publication of JPWO2017183603A1 publication Critical patent/JPWO2017183603A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6904336B2 publication Critical patent/JP6904336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/103Detecting, measuring or recording devices for testing the shape, pattern, colour, size or movement of the body or parts thereof, for diagnostic purposes
    • A61B5/107Measuring physical dimensions, e.g. size of the entire body or parts thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/04Alarms for ensuring the safety of persons responsive to non-activity, e.g. of elderly persons
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/06Alarms for ensuring the safety of persons indicating a condition of sleep, e.g. anti-dozing alarms
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B25/00Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B25/00Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems
    • G08B25/01Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems characterised by the transmission medium
    • G08B25/04Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems characterised by the transmission medium using a single signalling line, e.g. in a closed loop

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Gerontology & Geriatric Medicine (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Description

本発明は、例えば、看護を必要とする者や介護を必要とする者(以下、要看護者等)を、監視対象として監視する被監視者監視システム、および、このシステムに適用される方法に関する。
我が国(日本)は、戦後の高度経済成長に伴う生活水準の向上、衛生環境の改善および医療水準の向上等によって、高齢化社会、より詳しくは、総人口に対する65歳以上の人口の割合である高齢化率が21%を超える超高齢化社会になっている。また、2005年では、総人口約1億2765万人に対し65歳以上の高齢者人口は、約2556万人であったのに対し、2020年では、総人口約1億2411万人に対し高齢者人口は、約3456万人となる予測もある。このような高齢化社会では、高齢化社会ではない通常の社会よりも、病気や怪我や高齢等による要看護者等の数の増加が見込まれる。
このような要看護者等は、病院や、老人福祉施設(日本の法令では老人短期入所施設、養護老人ホームおよび特別養護老人ホーム等)等の施設に入所し、その看護や介護を受ける。このような病院や老人福祉施設等の施設では、要看護者等が快適で安心して過ごせるように、例えば、看護師や介護士のような要看護者等の看護や介護をする者(以下、看護師等)は、定期的に巡視することによってその安否を確認している。しかしながら、日勤の時間帯に較べ、準夜勤や夜勤の時間帯では、看護師等の人数が減るため、一人当たりの業務負荷が増大するので、業務負荷の軽減が要請される。このため、近年では、要看護者等を、被監視者として監視(モニタ)する被監視者監視装置が研究、開発されている。
病院や老人福祉施設等の施設に収容されている要看護者等の中には、ベッド上で寝返りをすることが困難な者もおり、床ずれを防止するために、看護師等は、寝返り困難な要看護者等に対して必要に応じて、寝ている姿勢を変える作業をしている。また、寝返りができる要看護者等であっても、特定の姿勢(例えば、仰向き)で寝ている時間が長いとき、床ずれを起こすことがある。そこで、看護師等は、このような要看護者等に対しても必要に応じて、寝ている姿勢を変える作業をしている。
人が寝ている姿勢としては、仰向き、横向き、うつ伏せがある。要看護者等に対して、寝ている姿勢を変えるとき、特定の姿勢(例えば、仰向き)に集中しないように、寝ている姿勢を管理する必要がある。看護師等が、要看護者等の部屋に定期的に訪れて、寝ている姿勢を確認し、記録することは、看護師等にとって負担となる。
人が寝ている姿勢を自動的に検出できる装置を用いて、要看護者等の寝ている姿勢を記録すれば、看護師等の負担を少なくできる。このような装置として、人に取り付ける接触タイプと、人に取り付けない非接触タイプとがある。要看護者等が、認知症の場合、装置を勝手に取り外す可能性がある。このため、要看護者等の場合、非接触タイプが好ましい。
非接触タイプとして、例えば、特許文献1に開示された生体情報取得装置がある。この生体情報取得装置は、被検者にマイクロ波を照射し前記被検者で反射されたマイクロ波を検出する検出部と、前記検出部によって検出されたマイクロ波に含まれる呼吸成分を抽出する抽出部と、前記抽出部によって抽出された呼吸成分の信号強度に基づいて睡眠時の体位(仰向け、横向き、うつ伏せ)を判定する判定部と、を備える。
要看護者等の体型(やせ型は床ずれのリスクが高い)や、要看護者等の体の麻痺の有無(麻痺があれば床ずれのリスクが高い、麻痺の部分を圧迫する姿勢は床ずれのリスクが高い)等に応じて、寝ている姿勢を変える時間間隔、次に変えるべき姿勢等が異なる。一人の看護師等が多くの要看護者等をケアする介護の現場において、看護師等の負担を小さくするために、要看護者等が寝ている姿勢の管理を支援できる技術が望まれる。
特開2014−207934号公報
本発明の目的は、被監視者が寝ている姿勢の管理を支援できる被監視者監視システムおよび被監視者監視方法を提供することである。
本発明の第1局面にかかる被監視者監視システムは、記憶部と、特定部と、判定部と、第1の表示制御部と、を備える。前記記憶部は、被監視者が寝ている状態を所定時間撮影して得られた撮影データ、および、寝ている前記被監視者の動き量を前記撮影と並行して前記所定時測定して得られた測定データを予め記憶している。前記特定部は、前記撮影データおよび前記測定データを用いて、前記動き量が所定量を超えている時間帯である動作時間帯と、前記動き量が前記所定量以下の時間帯である静止時間帯とを、前記撮影データの時間軸において、特定する。前記判定部は、前記静止時間帯で前記被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定する。前記第1の表示制御部は、前記判定部によって判定された前記寝姿勢を表示部に表示させる。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
本実施形態における被監視者監視システムの構成を示す図である。 図1に示す被監視者監視システムにおける管理サーバ装置の構成を示す図である。 図1に示す被監視者監視システムにおける携帯端末装置の構成を示す図である。 本実施形態における被監視者監視システムにおいて、撮影データで示される画像の再生を説明する説明図である。 本実施形態における被監視者監視システムにおいて、撮影データで示される画像の再生を説明するフローチャートである。 被監視者が寝ている状態(仰向け)を示す模式図である。 被監視者が寝ている状態(うつ伏せ)を示す模式図である。 被監視者が寝ている状態(右横向き)を示す模式図である。 被監視者が寝ている状態(左横向き)を示す模式図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
実施形態における被監視者監視システムは、監視すべき(見守るべき)監視対象(見守り対象)である被監視者(見守り対象者)を複数の装置を用いて監視するシステムであり、端末装置と、前記端末装置と通信可能に接続され、被監視者に関わる所定のイベント(事象)を検知して前記イベントを前記端末装置へ通知する被監視者監視装置とを備える。前記被監視者監視装置は、1個の装置で一体に構成されて良いが、本実施形態では、被監視者監視装置は、センサ装置と、前記センサ装置および前記端末装置それぞれと通信可能に接続される管理サーバ装置(中央処理装置)とを備えることで、2種類の各装置で別体に構成される。このセンサ装置は、被監視者に関わる前記所定のイベントを検知して前記管理サーバ装置へ通知(報知、送信)する。前記管理サーバ装置は、前記センサ装置から前記通知を受けると、前記通知を受けた前記イベントを管理するとともに前記イベントを前記センサ装置に対応付けられた所定の端末装置へ再通知(再報知、再送信)する。前記端末装置は、1種類の装置であって良いが、本実施形態では、前記端末装置は、固定端末装置と携帯端末装置との2種類の装置である。これら固定端末装置と携帯端末装置との主な相違は、固定端末装置が固定的に運用される一方、携帯端末装置が例えば看護師や介護士等の監視者(ユーザ)に携行されて運用される点であり、これら固定端末装置と携帯端末装置とは、略同様であるので、以下の実施形態では、携帯端末装置を主に説明する。
図1は、実施形態における被監視者監視システムMSの構成を示す図である。図2は、図1に示す被監視者監視システムMSにおける管理サーバ装置SVの構成を示す図である。図3は、図1に示す被監視者監視システムMSにおける携帯端末装置TAの構成を示す図である。
このような被監視者監視システムMSは、より具体的には、例えば、図1に示すように、1または複数のセンサ装置SU(SU−1〜SU−4)と、管理サーバ装置SVと、固定端末装置SPと、1または複数の携帯端末装置TA(TA−1、TA−2)と、構内交換機(PBX、Private Branch eXchange)CXとを備え、これらは、有線や無線で、LAN(Local Area Network)等の網(ネットワーク、通信回線)NWを介して通信可能に接続される。ネットワークNWには、通信信号を中継する例えばリピーター、ブリッジおよびルーター等の中継機が備えられても良い。図1に示す例では、これら複数のセンサ装置SU−1〜SU−4、管理サーバ装置SV、固定端末装置SP、複数の携帯端末装置TA−1、TA−2および構内交換機CXは、L2スイッチの集線装置(ハブ、HUB)LSおよびアクセスポイントAPを含む有線および無線の混在したLAN(例えばIEEE802.11規格に従ったLAN等)NWによって互いに通信可能に接続されている。より詳しくは、複数のセンサ装置SU−1〜SU−4、管理サーバ装置SV、固定端末装置SPおよび構内交換機CXは、集線装置LSに接続され、複数の携帯端末装置TA−1、TA−2は、アクセスポイントAPを介して集線装置LSに接続されている。そして、ネットワークNWは、TCP(Transimission Control Protocol)およびIP(Internet Protocol)等のインターネットプロトコル群が用いられることによっていわゆるイントラネットを構成する。
被監視者監視システムMSは、被監視者Obに応じて適宜な場所に配設される。被監視者(見守り対象者)Obは、例えば、病気や怪我等によって看護を必要とする者や、身体能力の低下等によって介護を必要とする者や、一人暮らしの独居者等である。特に、早期発見と早期対処とを可能にする観点から、被監視者Obは、例えば異常状態等の所定の不都合な事象がその者に生じた場合にその発見を必要としている者であることが好ましい。このため、被監視者監視システムMSは、被監視者Obの種類に応じて、病院、老人福祉施設および住戸等の建物に好適に配設される。図1に示す例では、被監視者監視システムMSは、複数の被監視者Obが入居する複数の居室RMや、ナースステーション等の複数の部屋を備える介護施設の建物に配設されている。
センサ装置SUは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、TAと通信する通信機能等を備え、被監視者Obに関わる所定のイベントを検知してこの検知した前記イベントを管理サーバ装置SVへ通知し、端末装置SP、TAとの間で音声通話を行い、そして、動画を含む画像を生成して端末装置SP、TAへ動画を配信する装置である。前記所定のイベント(事象)は、好ましくは、対処(対応)が必要なイベントを含む。
センサ装置SUは、被監視者Obが所在を予定している空間(所在空間、図1に示す例では配設場所の居室RM)を監視可能に配置され、前記所在空間を撮影対象としてその上方から撮影し、前記撮影対象を俯瞰した画像(画像データ)を生成し、前記撮影対象の画像(対象画像)を管理サーバ装置SVへ出力する。好ましくは、被監視者Ob全体を撮影できる蓋然性が高いことから、センサ装置SUは、被監視者Obが横臥する寝具(例えばベッド等)における、被監視者Obの頭部が位置すると予定されている予め設定された頭部予定位置(通常、枕の配設位置)の直上から撮影対象を撮影できるように配設される。センサ装置SUは、この撮影機能によって、被監視者Obを、被監視者Obの上方から撮影した画像、好ましくは前記頭部予定位置の直上から撮影した画像を取得する。
図1には、一例として、4個の第1ないし第4センサ装置SU−1〜SU−4が示されており、第1センサ装置SU−1は、被監視者Obの一人であるAさんOb−1の居室RM−1(不図示)に配設され、第2センサ装置SU−2は、被監視者Obの一人であるBさんOb−2の居室RM−2(不図示)に配設され、第3センサ装置SU−3は、被監視者Obの一人であるCさんOb−3の居室RM−3(不図示)に配設され、そして、第4センサ装置SU−4は、被監視者Obの一人であるDさんOb−4の居室RM−4(不図示)に配設されている。
管理サーバ装置SVは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SP、TAと通信する通信機能等を備え、センサ装置SUから、被監視者Obに関わる所定のイベントの通知を受信すると被監視者Obに対する監視に関する情報(監視情報)を管理する装置である。管理サーバ装置SVは、センサ装置SUから前記イベントの通知として第1イベント通知通信信号を受信すると、前記第1イベント通知通信信号に収容された各情報に基づいて、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を記憶(記録)し、そして、被監視者Obに対する監視に関する前記監視情報を収容した通信信号(第2イベント通知通信信号)を、前記センサ装置SUに予め対応付けられた所定の端末装置SP、TAに送信する。このために、管理サーバ装置SVは、センサ装置SUから送信された第1イベント通知通信信号等の通知先(再通知先、再報知先、送信先)を示す、送信元であるセンサIDと通知先(再通知先)である端末IDとの対応関係(通知先対応関係)、および、その通信アドレスを記憶する。端末ID(端末装置識別子)は、端末装置SP、TAを特定し識別するための識別子である。そして、管理サーバ装置SVは、クライアント(本実施形態では固定端末装置SPおよび携帯端末装置TA等)の要求に応じたデータを前記クライアントに提供する。このような管理サーバ装置SVは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。
図2を参照して、管理サーバ装置SVは、機能ブロックとして、動き量演算部21、判定部25、記憶部31、特定部32、再生データ生成部33、第1の決定部34および第2の決定部35を備える。これらの機能ブロックは、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、および、ROM(Read Only Memory)等の組み合わせにより実現される。これらの機能ブロックの内容については、後で説明する。
図1を参照して、固定端末装置SPは、ネットワークNWを介して他の装置SU、SV、TAと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、および、所定の指示やデータを入力する入力機能等を備え、管理サーバ装置SVや携帯端末装置TAに与える所定の指示やデータを入力したり、センサ装置SUで得られた監視情報を表示したり等をすることによって、被監視者監視システムMSのユーザインターフェース(UI)として機能する装置である。このような固定端末装置SPは、例えば、通信機能付きのコンピュータによって構成可能である。なお、前記端末装置の一例としての固定端末装置SPは、携帯端末装置TAと同様に動作するが、本明細書では、前記端末装置の他の一例である携帯端末装置TAについて説明される。
携帯端末装置TAは、ネットワークNWを介して他の装置SV、SP、SUと通信する通信機能、所定の情報を表示する表示機能、所定の指示やデータを入力する入力機能、および、音声通話を行う通話機能等を備え、管理サーバ装置SVやセンサ装置SUに与える所定の指示やデータを入力したり、管理サーバ装置SVからの通知によってセンサ装置SUで得られた監視情報(動画を含む)を表示したり、センサ装置SUとの間で音声通話によってナースコールの応答や声かけしたり等をするための機器である。
図3を参照して、携帯端末装置TAは、機能ブロックとして、表示部36、表示制御部37(第1の表示制御部、第2の表示制御部)および入力部38を備える。表示部36は、液晶ディスプレイ等により実現される。表示制御部37は、表示部36に画像(動画)を表示させる制御をする。表示制御部37は、CPU、RAMおよびROM等の組み合わせにより実現される。入力部38は、携帯端末装置TAを操作するための命令等を入力するための装置である。入力部38は、キーボード、マウス、タッチパネル等により実現される。
本実施形態における被監視者監視システムMSは、撮影データD1(図2)および測定データD2(図2)を用いて、被監視者Obが寝ている姿勢の管理を支援する機能を有する。撮影データD1は、監視対象となる被監視者Obが寝ている状態を撮影することを所定時間実行して得られたデータである。測定データD2は、寝ている被監視者Obの動き量を測定することを、被監視者Obが寝ている状態の撮影と並行して所定時間実行して得られたデータである。所定時間とは、例えば、24時間である。上記機能を実行する前提として、被監視者監視システムMSは、撮影データD1および測定データD2を取得して、記憶部31に記憶させる。これについて説明する。
図1および図2を参照して、センサ装置SUは、被監視者Obが寝ている状態で被監視者Obの動画を撮影し、その動画データを管理サーバ装置SVに送信する。撮影時間は、所定時間(例えば、24時間)である。管理サーバ装置SVは、送信されてきた動画データを撮影データD1として、記憶部31に記憶させる。
動き量演算部21は、センサ装置SUによる動画の撮影と並行して、撮影データD1を用いて、寝ている被監視者Obの動き量を演算する。詳しく説明すると、動き量演算部21は、例えば、撮影データD1(動画データ)を構成するフレームの中で、現在のフレームと、例えば、5秒前のフレームとの差分を算出し、画素値が異なっている画素の合計を算出し、この合計を動き量とする。このように、センサ装置SUおよび動き量演算部21は、寝ている被監視者Obの動き量を測定する測定部として機能する。
上記測定部は、寝ている被監視者Obの動き量を逐次測定する。例えば、所定時間毎(例えば、5秒毎)に動き量を測定する。この逐次測定されたデータが測定データD2となる。管理サーバ装置SVは、測定データD2を記憶部31に記憶させる。
記憶部31には、被監視者Ob毎に撮影データD1および測定データD2が記憶されている。具体的に説明すると、図1に示す被監視者Ob−1の撮影データD1および測定データD2、被監視者Ob−2の撮影データD1および測定データD2、被監視者Ob−3の撮影データD1および測定データD2、並びに、被監視者Ob−4の撮影データD1および測定データD2が、記憶部31に記憶されている。
撮影データD1で示される画像の再生について説明する。図4は、これを説明する説明図である。図4には二つのグラフが含まれ、グラフの横軸は時間を示す、縦軸は動き量を示す。動き量は、測定データD2で示される、寝ている被監視者Obの動き量である。上側のグラフは、被監視者Obが痩せている人の場合を示し、下側のグラフは、被監視者Obが太っている人の場合を示している。
動き量が所定の閾値(所定量)を超えている時間帯が、動作時間帯である。動き量が所定の閾値以下の時間帯が、静止時間帯である。これにより、図4の二つのグラフの時間軸は、動作時間帯(動作時間帯T2,T4,T6,・・・)と静止時間帯(静止時間帯T1,T3,T5,・・・)とに分けられる。動作時間帯と静止時間帯とが交互に時系列に並んでいる。痩せている人の閾値TH1(所定の閾値)は、太っている人の閾値TH2(所定の閾値)より小さい。痩せている人は、太っている人と比べて、床ずれのリスクが高いので、詳しく観察をする必要がある。そこで、痩せている人は太っている人と比べて、所定の閾値を小さくしている。
被監視者Obの寝ている姿勢(寝姿勢)として、仰向き、うつ伏せ、左横向き、右横向きがある。図4に示す記号(↑)で示される寝姿勢が仰向きを示し、記号(↓)で示される寝姿勢がうつ伏せを示し、記号(←)で示される寝姿勢が左横向きを示し、記号(→)で示される寝姿勢が右横向きを示す。
図1および図4を参照して、被監視者監視システムMSのユーザ(例えば、監視者NS)が、携帯端末装置TAや、固定端末装置SPを用いて、撮影データD1で示される画像(動画データで示される動画)を再生するとき、被監視者Obの動作時間帯において、動作時間帯の再生速度で再生し、被監視者Obの静止時間帯において、静止時間帯の再生速度で再生する。動作時間帯の再生速度は、静止時間帯の再生速度よりも速い。
図5は、本実施形態における被監視者監視システムMSにおいて、撮影データD1の再生を説明するフローチャートである。被監視者Obは、図1に示す被監視者Ob−1とする。端末装置は、図1に示す携帯端末装置TA−1とする。所定の閾値は、図4に示す閾値TH1とする。測定データD2は、図4に示す上側のグラフの測定データとする。撮影データD1で示される画像の再生は、動画の再生とする。後で説明するように、撮影データD1で示される画像の再生は、スライド再生でもよい。
図1および図5を参照して、監視者NS−1が携帯端末装置TA−1を操作して、被監視者Ob−1の寝ている状態の画像を再生する命令を入力する(ステップS11)。携帯端末装置TA−1は、入力された命令を管理サーバ装置SVへ送信し、管理サーバ装置SVは、送信されてきた上記命令を受信する。
これにより、図2および図5を参照して、特定部32は、被監視者Ob−1の撮影データD1および測定データD2を記憶部31から読み出す。特定部32は、被監視者Ob−1の動き量が閾値TH1を超えている時間帯を動作時間帯とし、動き量が閾値TH1以下の時間帯を静止時間帯とし、被監視者Ob−1の撮影データD1および測定データD2を用いて、撮影データD1の時間軸において、動作時間帯と静止時間帯とを特定する(ステップS12)。時間軸とは、図4に示すグラフの横軸で示す時間である。以上により、図4に示すように、静止時間帯T1、動作時間帯T2、静止時間帯T3、動作時間帯T4、・・・、静止時間帯T17、動作時間帯T18が特定される。
判定部25は、被監視者Ob−1の撮影データD1を記憶部31から読み出し、この撮影データD1を用いて、静止時間帯で被監視者Ob−1が寝ている姿勢(寝姿勢)を判定する(ステップS13)。
寝姿勢の判定の仕方の一例を説明する。図6〜図9は、被監視者Obが寝ている状態を示す模式図であり、図6は、寝姿勢が仰向けの場合を示し、図7は、寝姿勢がうつ伏せの場合を示し、図8は、寝姿勢が右横向き場合を示し、図9は、寝姿勢が左横向き場合を示している。
図6〜図9を参照して、被監視者Obは、ベッド41上で寝ており、被監視者Obの頭部以外の身体には、布団45がかけられている。符号43は、枕を示す。判定部25(図2)は、被監視者Obの頭部の肌色領域51と髪色領域53とに着目して、被監視者Obの寝姿勢を判定する。肌色領域51は、被監視者Obの顔の領域である。肌色領域51の色は、被監視者Obの顔の肌の色である。髪色領域53は、被監視者Obの頭部の髪の毛が生えている領域である。髪色領域53の色は、被監視者Obの頭部の髪の毛の色である。判定部25は、静止時間帯の撮影データD1を用いて、被監視者Obの頭部の画像領域を抽出する。例えば、円形や楕円形のハフ変換によって、又は、例えば、予め用意された頭部のモデルを用いたパターンマッチングによって、又は、例えば、頭部検出用に学習したニューラルネットワークによって、被監視者Obの頭部の画像領域が抽出される。次に、判定部25は、抽出した画像領域における肌色領域51と髪色領域53を抽出する。これらの領域は、色により区別することができる。
判定部25は、被監視者Obの頭部の画像領域において、左側部の大部分に髪色領域53が存在すれば、被監視者Obの寝姿勢が右横向きと判定する(図8)。判定部25は、被監視者Obの頭部の画像領域において、右側部の大部分に髪色領域53が存在すれば、被監視者Obの寝姿勢が左横向きと判定する(図9)。判定部25は、右横向きおよび左横向きのいずれにも該当せず、被監視者Obの頭部の画像領域において、肌色領域51が髪色領域53より大きければ、被監視者Obの寝姿勢が仰向きと判定する(図6)。判定部25は、右横向きおよび左横向きのいずれにも該当せず、被監視者Obの頭部の画像領域において、髪色領域53が肌色領域51より大きければ、被監視者Obの寝姿勢がうつ伏せと判定する(図7)。
なお、寝姿勢の判定は、背景技術で説明した特許文献1の技術を用いてもよい。
図2および図4を参照して、判定部25は、ステップS13で判定した寝姿勢を示す寝姿勢情報を生成する。寝姿勢情報は、静止時間帯T1の寝姿勢を示す情報(左横向き)、静止時間帯T3の寝姿勢を示す情報(仰向き)、静止時間帯T5の寝姿勢を示す情報(左横向き)、・・・、および、静止時間帯T17の寝姿勢を示す情報(仰向き)により構成される。
再生データ生成部33は、被監視者Ob−1の撮影データD1を、静止時間帯T1の撮影データ、動作時間帯T2の撮影データ、静止時間帯T3の撮影データ、動作時間帯T4の撮影データ、・・・、静止時間帯T17の撮影データ、動作時間帯T18の撮影データに識別可能に処理(例えば、インデックスを付加する処理)し、そして、撮影データD1に上記寝姿勢情報を付加した再生データを生成する。
図1および図5を参照して、管理サーバ装置SVは、上記再生データを携帯端末装置TA−1に送信する。携帯端末装置TA−1は、再生データを受信し、携帯端末装置TA−1の表示制御部37(図3)は、再生データの再生を開始する(ステップS14)。
図3〜図5を参照して、携帯端末装置TA−1の表示制御部37は、時間帯の順番nを1番目に設定する(ステップS15)。表示制御部37は、1番目の時間帯が動作時間帯であるか、または、静止時間帯であるかを判断する(ステップS16)。1番目の時間帯は、静止時間帯T1であるので、表示制御部37は、静止時間帯での再生速度で静止時間帯T1の動画を表示部36に表示させる(ステップS17)。
表示制御部37は、静止時間帯T1の動画を表示部36に表示させているとき、静止時間帯T1での寝姿勢(左横向き)を表示部36の一部に表示させる。寝姿勢は、文字、アイコン等で表示される。なお、表示制御部37は、最初の静止時間帯から最後の静止時間帯までの寝姿勢(静止時間帯T1での寝姿勢、静止時間帯T3での寝姿勢、静止時間帯T5での寝姿勢、・・・、静止時間帯T17での寝姿勢)を、寝姿勢の履歴として一括して表示部36に表示させてもよい。
表示制御部37は、n番目の時間帯の動画再生が終了したか否かを判断する(ステップS19)。ここでは、表示制御部37は、1番目の時間帯(静止時間帯T1)の動画再生が終了したか否かを判断する。
表示制御部37が、n番目の時間帯の動画再生が終了していないと判断したとき(ステップS19でNo)、ステップS19の処理を繰り返す。表示制御部37が、n番目の時間帯の動画再生が終了したと判断したとき(ステップS19でYes)、表示制御部37は、最後の時間帯(動作時間帯T18)の動画再生が終了したか否かを判断する(ステップS20)。ここでは、1番目の時間帯(静止時間帯T1)の動画再生が終了したので(ステップS20でNo)、表示制御部37は、時間帯の順番nを一つ大きくし(ステップS21)、ステップS16の処理をする。
ステップS16において、表示制御部37は、n番目の時間帯が動作時間帯か、又は、静止時間帯かを判断する。ここでは、n番目の時間帯は、2番目の時間帯(動作時間帯T2)であるので、表示制御部37は、動作時間帯での再生速度で動作時間帯T2の動画を表示部36に表示させる(ステップS18)。
表示制御部37は、n番目の時間帯の動画再生が終了したか否かを判断する(ステップS19)。ここでは、表示制御部37は、2番目の時間帯(動作時間帯T2)の動画再生が終了したか否かを判断する。
表示制御部37が、n番目の時間帯の再生が終了していないと判断したとき(ステップS19でNo)、ステップS19の処理を繰り返す。表示制御部37が、n番目の時間帯の動画再生が終了したと判断したとき(ステップS19でYes)、表示制御部37は、最後の時間帯(動作時間帯T18)の動画再生が終了したか否かを判断する(ステップS20)。動作時間帯T18の動画再生が終了したとき(ステップS20でYes)、表示制御部37は、被監視者Ob−1の撮影データD1が示す動画再生を終了する。
被監視者Obの床ずれ防止のためには、正確な寝姿勢を把握することが重要である。表示制御部37は、静止時間帯での動画を再生しているときに、その静止時間帯での被監視者Obの寝姿勢を表示部36に表示させている(ステップS17)。従って、監視者NSは、動作時間帯での被監視者Obの体動を確認しながら、静止時間帯での被監視者Obの寝姿勢を確認することができる。
上述したように、表示制御部37は、最初の静止時間帯から最後の静止時間帯までの寝姿勢の履歴を表示部36に表示させることができる。これにより、監視者NSは、寝姿勢の履歴を見ることにより、過去の寝姿勢とこの寝姿勢が判定された時刻とが分かる。従って、監視者NSが被監視者Obの寝姿勢を次に変えるときに、次の寝姿勢に変えるタイミングの判断、および、次の寝姿勢をどの寝姿勢にすればよいかの判断の参考にすることができる。
本実施形態は、以下の機能1〜機能5を有する。
機能1から説明する。図3および図4を参照して、動作時間帯は、所定時間において、逐次測定された動き量が所定の閾値を超えている時間帯である。所定時間は、被監視者Obが寝ている状態が撮影された期間(例えば、24時間)である。逐次測定された動き量とは、例えば、5秒毎に測定された動き量である。所定の閾値とは、例えば、閾値TH1や閾値TH2である。
被監視者監視システムMSは、第1の入力部をさらに備え、特定部32(図2)は、第1の入力部が操作されて、所定の閾値となる値が入力されたとき、入力された値を所定の閾値として、動作時間帯と静止時間帯とを特定する。第1の入力部は、例えば、入力部38である。
機能1によれば、被監視者監視システムMSのユーザ(例えば、監視者NS)が、所定の閾値を決定できる。所定の閾値が小さいとき、動作時間帯の回数が多くなる。所定の閾値が大きいとき、動作時間帯の回数が少なくなる。ユーザは、被監視者Obの体型等を考慮し、所定の閾値となる値を決定する。例えば、痩せている人は、太っている人と比べて、床ずれのリスクが高いので、詳しく観察をする必要がある。そこで、痩せている人は太っている人と比べて、所定の閾値を小さくする(痩せている人の閾値TH1は太っている人の閾値TH2より小さい)。
機能2を説明する。図2〜図4を参照して、動作時間帯は、所定時間において、逐次測定された動き量が所定の閾値を超えている時間帯である。この意味は、機能1で説明しているので、説明を省略する。被監視者監視システムMSは、第2の入力部と、第2の入力部が操作されて、被監視者Obについて、床ずれの発生に関する所定の特徴パラメータが入力されたとき、その特徴パラメータに基づいて、所定の閾値を決定する第1の決定部34と、をさらに備える。第2の入力部は、例えば、入力部38である。
機能2によれば、被監視者監視システムMSのユーザが、被監視者Obの特徴パラメータを入力したとき、特徴パラメータに基づいて、所定の閾値が自動的に決定される。具体的に説明する。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obの体型を示す情報とする。第1の決定部34は、被監視者Obの体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obが麻痺の症状を有するか否かの情報とする。第1の決定部34は、被監視者Obが麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obの麻痺の箇所を示す情報とする。第1の決定部34は、被監視者Obの麻痺の箇所が予め定められた箇所(例えば、臀部)の場合、予め定められた箇所でない場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。いずれも、床ずれのリスクが高い場合は、床ずれのリスクが高くない場合と比べて、所定の閾値を小さくし、詳しく観察できるようにする。
機能3を説明する。図3および図4を参照して、表示制御部37(第2の表示制御部)は、動作時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該動作時間帯での画像の中から選択した画像を、表示部36にスライド表示させ、静止時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該静止時間帯での画像の中から選択した画像を表示部36にスライド表示させる。
表示制御部37が、各動作時間帯で選択する画像の数は、1以上であり、各動作時間帯において所定の時間間隔(例えば、10秒間隔)で選択する。表示制御部37が、各静止時間帯で選択する画像の数は、1以上であり、各静止時間帯において所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で選択する。表示制御部37は、選択した画像を時系列で表示部36にスライド表示させる。具体的に説明すると、表示制御部37は、動作時間帯T2のとき、動作時間帯T2での全画像(全フレーム)の中から所定の時間間隔で選択した画像(フレーム)を、時系列で表示部36にスライド表示させる。表示制御部37は、静止時間帯T1のとき、静止時間帯T1での全画像(全フレーム)の中から所定の時間間隔で選択した画像(フレーム)を、時系列で表示部36にスライド表示させる。
機能3によれば、動作時間帯および静止時間帯に再生する画像の数を少なくできるので、監視者NSは、被監視者Obが寝ている状態での体動を、短時間で把握することができる。
機能4を説明する。図3および図4を参照して、被監視者監視システムMSは、第3の入力部と、第3の入力部が操作されて、動作時間帯および静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数が入力されたとき、表示制御部37(第2の表示制御部)は、動作時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該動作時間帯での画像の中から、上記枚数の画像を選択し、時系列で表示部36にスライド表示させ、静止時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該静止時間帯での画像の中から、上記枚数の画像を選択し、時系列で表示部36にスライド表示させる。第3の入力部は、例えば、入力部38である。
機能4によれば、被監視者監視システムMSのユーザが、動作時間帯および静止時間帯での画像の中から選択する枚数を決定できる。ユーザは、被監視者Obの体型等を考慮し、枚数を決定する。例えば、痩せている人は、太っている人と比べて、床ずれのリスクが高いので、詳しく観察をする必要がある。そこで、痩せている人は太っている人と比べて、選択される枚数を多くする。
なお、第3の入力部が操作されて、動作時間帯での画像の中から選択する画像の枚数が入力される態様も可能である。この態様の場合、表示制御部37(第2の表示制御部)は、動作時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該動作時間帯での画像の中から、上記枚数の画像を選択し、時系列で表示部36にスライド表示させる。この態様の場合、静止時間帯での画像の枚数は、動作時間帯での画像の枚数を基にして、表示制御部37に予め設定されている(例えば、静止時間帯での画像の枚数は、動作時間帯での画像の枚数の2倍)。
また、第3の入力部が操作されて、静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数が入力される態様も可能である。この態様の場合、表示制御部37(第2の表示制御部)は、静止時間帯での画像を表示させるとき、撮影データD1の中で当該静止時間帯での画像の中から、上記枚数の画像を選択し、時系列で表示部36にスライド表示させる。この態様の場合、動作時間帯での画像の枚数は、静止時間帯での画像の枚数を基にして、表示制御部37に予め設定されている(例えば、動作時間帯での画像の枚数は、静止時間帯での画像の枚数の半分)。
機能5を説明する。図2〜図4を参照して、被監視者監視システムMSは、第4の入力部と、第4の入力部が操作されて、被監視者Obについて、床ずれの発生に関する所定の特徴パラメータが入力されたとき、その特徴パラメータに基づいて、動作時間帯および静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数を決定する第2の決定部35と、をさらに備える。第4の入力部は、例えば、入力部38である。
機能5によれば、被監視者監視システムMSのユーザが、被監視者Obの特徴パラメータを入力したとき、特徴パラメータに基づいて、選択する画像の枚数が自動的に決定される。具体的に説明する。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obの体型を示す情報とする。第2の決定部35は、被監視者Obの体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、選択する枚数を多くする。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obが麻痺の症状を有するか否かの情報とする。第2の決定部35は、被監視者Obが麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、選択する枚数を多くする。例えば、特徴パラメータは、被監視者Obの麻痺の箇所を示す情報とする。第2の決定部35は、被監視者Obの麻痺の箇所が予め定められた箇所の場合、予め定められた箇所でない場合と比べて、選択する枚数を多くする。いずれも、床ずれのリスクが高い場合は、床ずれのリスクが高くない場合と比べて、選択する枚数を多くし、詳しく観察できるようにする。
(実施形態の纏め)
本実施形態の第1局面にかかる被監視者監視システムは、被監視者が寝ている状態を所定時間撮影して得られた撮影データ、および、寝ている前記被監視者の動き量を前記撮影と並行して前記所定時間測定して得られた測定データを予め記憶している記憶部と、前記撮影データおよび前記測定データを用いて、前記動き量が所定量を超えている時間帯である動作時間帯と、前記動き量が前記所定量以下の時間帯である静止時間帯とを、前記撮影データの時間軸において、特定する特定部と、前記静止時間帯で前記被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定する判定部と、前記判定部によって判定された前記寝姿勢を表示部に表示させる第1の表示制御部と、を備える。
動作時間帯は、例えば、上記所定時間において、逐次測定された動き量が所定の閾値を超えている時間帯である。逐次測定された動き量とは、例えば、予め定められた時間毎(例えば、1秒毎)に測定された動き量である。静止時間帯は、動作時間帯以外の時間帯、すなわち、所定時間において、逐次測定された動き量が所定の閾値以下の時間帯である。
本実施形態の第1局面にかかる被監視者監視システムは、静止時間帯で被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定し、判定した寝姿勢を表示部に表示させる。これにより、監視者は、被監視者の過去の寝姿勢を知ることができる。従って、監視者が被監視者の寝姿勢を次に変えるときに、次の寝姿勢に変えるタイミングの判断、および、次の寝姿勢をどの寝姿勢にすればよいかの判断の参考にすることができる。なお、寝姿勢は、例えば、撮影データに所定の画像処理をして判定することができる。
以上説明したように、本実施形態の第1局面にかかる被監視者監視システムによれば、被監視者が寝ている姿勢の管理を支援することができる。
上記構成において、前記撮影データで示される前記被監視者の画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部をさらに備え、前記第2の表示制御部は、前記特定部によって特定された前記静止時間帯での画像を前記表示部に表示させる。
被監視者の床ずれ防止のためには、正確な寝姿勢を把握することが重要である。上記構成によれば、第2の表示制御部が、被監視者が安定して寝ている時間帯(静止時間帯)の画像を表示部に表示させることができる。従って、監視者は、より正確に被監視者の寝姿勢を把握することができる。
上記構成において、前記第2の表示制御部は、前記特定部によって特定された前記動作時間帯での画像を前記表示部に表示させ、前記動作時間帯での画像の再生速度を前記静止時間帯での画像の再生速度よりも速くする。
上述したように、監視者が、被監視者の寝ている姿勢を把握する場合、被監視者が動いている時間帯(動作時間帯)の画像を見る必要性は低い。この構成によれば、動作時間帯での再生速度を速くすることにより、見る必要性が低い画像の再生時間を短くすることができる。
上記構成において、前記動作時間帯は、前記所定時間において、逐次測定された前記動き量が所定の閾値を超えている時間帯であり、前記被監視者監視システムは、第1の入力部をさらに備え、前記特定部は、前記第1の入力部が操作され入力された前記所定の閾値に基づき、前記動作時間帯と前記静止時間帯とを特定する。
この構成によれば、被監視者監視システムのユーザ(例えば、監視者)が、所定の閾値を決定できる。所定の閾値が小さいとき、動作時間帯の回数が多くなる。所定の閾値が大きいとき、動作時間帯の回数が少なくなる。ユーザは、被監視者の体型等を考慮し、所定の閾値となる値を決定する。例えば、痩せている人は、太っている人と比べて、床ずれのリスクが高いので、詳しく観察をする必要がある。そこで、痩せている人は太っている人と比べて、所定の閾値を小さくする。
上記構成において、前記動作時間帯は、前記所定時間において、逐次測定された前記動き量が所定の閾値を超えている時間帯であり、前記被監視者監視システムは、第2の入力部と、前記第2の入力部が操作され入力された前記被監視者に関する所定の特徴パラメータに基づいて、前記所定の閾値を決定する第1の決定部と、をさらに備える。
この構成によれば、被監視者監視システムのユーザが、被監視者の特徴パラメータを入力したとき、特徴パラメータに基づいて、所定の閾値が自動的に決定される。具体的に説明する。例えば、特徴パラメータは、被監視者の体型を示す情報とする。第1の決定部は、被監視者の体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。例えば、特徴パラメータは、被監視者が麻痺の症状を有するか否かの情報とする。第1の決定部は、被監視者が麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。例えば、特徴パラメータは、被監視者の麻痺の箇所を示す情報とする。第1の決定部は、被監視者の麻痺の箇所が予め定められた箇所(例えば、臀部)の場合、予め定められた箇所でない場合と比べて、決定する所定の閾値を小さくする。いずれも、床ずれのリスクが高い場合は、床ずれのリスクが高くない場合と比べて、所定の閾値を小さくし、詳しく観察できるようにする。
上記構成において、前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型、麻痺の症状を有するか否か、及び、麻痺の箇所のうち、少なくともいずれか一つを含む床ずれリスクを示す情報であり、前記第1の決定部は、前記床ずれリスクに応じて、前記所定の閾値を決定する。床ずれリスクに応じて、前記所定の閾値を決定する第1の決定部は、床ずれのリスクが高い場合、床ずれのリスクが低い場合と比べて、所定の閾値を小さくする。例えば、第1の決定部は、痩せており、麻痺の症状があり、かつ、麻痺の箇所が床ずれのリスクが高い箇所(例えば、臀部)の場合、所定の閾値を最も小さくし、太っており、かつ、麻痺の症状がない場合、所定の閾値を最も高くする。この構成によれば、床ずれの具体的なリスク、個人的なリスクに応じて、所定の閾値が決定されるので、被監視者の床ずれのリスクを正確に反映した所定の閾値にすることができる(床ずれのリスクが高い場合、所定の閾値が小さくなり、床ずれのリスクが低い場合、所定の閾値が大きくなる)。
上記構成において、前記第2の表示制御部は、前記動作時間帯での画像を表示させるとき、前記撮影データの中で当該動作時間帯での画像の中から選択した画像を、前記表示部にスライド表示させ、前記静止時間帯での画像を表示させるとき、前記撮影データの中で当該静止時間帯での画像の中から選択した画像を前記表示部にスライド表示させる。
表示制御部が、各動作時間帯で選択する画像の数は、1以上であり、各動作時間帯において所定の時間間隔(例えば、10秒間隔)で選択する。表示制御部が、各静止時間帯で選択する画像の数は、1以上であり、各静止時間帯において所定の時間間隔(例えば、1分間隔)で選択する。この構成によれば、動作時間帯および静止時間帯に再生する画像の数を少なくできるので、監視者は、被監視者が寝ている状態での体動を、短時間で把握することができる。
上記構成において、前記動作時間帯および/または前記静止時間帯の画像の中から選択する画像の枚数を入力するための第3の入力部をさらに備え、前記第2の表示制御部は、前記動作時間帯での画像を表示させるとき、当該動作時間帯での画像の中から前記第3の入力部が操作され入力された枚数の画像を選択して表示させ、前記静止時間帯での画像を表示させるとき、当該静止時間帯での画像の中から前記第3の入力部が操作され入力された枚数の画像を選択して表示させる。別の表現を用いると、上記構成において、第3の入力部をさらに備え、前記第3の入力部が操作されて、前記動作時間帯および前記静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数が入力されたとき、前記第2の表示制御部は、前記第2の表示制御において、前記動作時間帯のとき、前記撮影データの中で当該動作時間帯での画像の中から前記枚数の画像を選択し、前記表示部にスライド表示させ、前記静止時間帯のとき、前記撮影データの中で当該静止時間帯での画像の中から前記枚数の画像を選択し、前記表示部にスライド表示させる。
この構成によれば、被監視者監視システムのユーザが、動作時間帯および/または静止時間帯での画像の中から選択する枚数を決定できる。ユーザは、被監視者の体型等を考慮し、枚数を決定する。例えば、痩せている人は、太っている人と比べて、床ずれのリスクが高いので、詳しく観察をする必要がある。そこで、痩せている人は太っている人と比べて、選択される枚数を多くする。
上記構成において、前記被監視者に関する所定の特徴パラメータ(床ずれの発生に関する所定の特徴パラメータ)を入力するための第4の入力部と、前記第4の入力部が操作され入力された前記特徴パラメータに基づいて、前記動作時間帯および前記静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数を決定する第2の決定部と、をさらに備える。
この構成によれば、被監視者監視システムのユーザが、被監視者の特徴パラメータを入力したとき、特徴パラメータに基づいて、選択する画像の枚数が自動的に決定される。具体的に説明する。例えば、特徴パラメータは、被監視者の体型を示す情報とする。第2の決定部は、被監視者の体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、選択する枚数を多くする。例えば、特徴パラメータは、被監視者が麻痺の症状を有するか否かの情報とする。第2の決定部は、被監視者が麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、選択する枚数を多くする。例えば、特徴パラメータは、被監視者の麻痺の箇所を示す情報とする。第2の決定部は、被監視者の麻痺の箇所が予め定められた箇所の場合、予め定められた箇所でない場合と比べて、選択する枚数を多くする。いずれも、床ずれのリスクが高い場合は、床ずれのリスクが高くない場合と比べて、選択する枚数を多くし、詳しく観察できるようにする。
上記構成において、前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型、麻痺の症状を有するか否か、及び、麻痺の箇所のうち、少なくともいずれか一つを含む床ずれリスクを示す情報であり、前記第2の決定部は、前記床ずれリスクが高い場合、低い場合と比べて、決定する前記枚数を多くする。例えば、第2の決定部は、痩せており、麻痺の症状があり、かつ、麻痺の箇所が床ずれのリスクが高い箇所(例えば、臀部)の場合、決定する枚数を最も多くし、太っており、かつ、麻痺の症状がない場合、決定する枚数を最も少なくする。
この構成によれば、床ずれの具体的なリスク、個人的なリスクに応じて、枚数が決定されるので、被監視者の床ずれのリスクを、枚数に正確に反映することができる(床ずれのリスクが高い場合、枚数が多くなり、床ずれのリスクが低い場合、枚数が少なくなる)。
本実施形態の第2局面にかかる被監視者監視方法は、被監視者が寝ている状態を所定時間撮影して得られた撮影データと、寝ている前記被監視者の動き量を前記撮影と並行して前記所定時間測定して得られた測定データとを用いて、前記動き量が所定量を超えている時間帯である動作時間帯と、前記動き量が前記所定量以下の時間帯である静止時間帯とを、前記撮影データの時間軸において、特定する第1のステップと、前記静止時間帯で前記被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定する第2のステップと、前記第2のステップによって判定された前記寝姿勢を表示部に表示させるとともに、前記第1のステップによって特定された、前記撮影データで示される前記静止時間帯の前記被監視者の画像を前記表示部に表示させる第3のステップと、を備える。
本実施形態の第2局面にかかる被監視者監視方法は、本実施形態の第1局面にかかる被監視者監視システムを方法の観点から規定しており、本実施形態の第1局面にかかる被監視者監視システムと同様の作用効果を有する。
この出願は、2016年4月19日に出願された日本国特許出願特願2016−083457を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、被監視者監視システムおよび被監視者監視方法を提供することができる。

Claims (15)

  1. 被監視者が寝ている状態を所定時間撮影して得られた撮影データ、および、寝ている前記被監視者の動き量を前記撮影と並行して前記所定時間測定して得られた測定データを予め記憶している記憶部と、
    前記撮影データおよび前記測定データを用いて、前記動き量が所定量を超えている時間帯である動作時間帯と、前記動き量が前記所定量以下の時間帯である静止時間帯とを、前記撮影データの時間軸において、特定する特定部と、
    前記静止時間帯で前記被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定する判定部と、
    前記判定部によって判定された前記寝姿勢を表示部に表示させる第1の表示制御部と、
    前記撮影データで示される前記被監視者の画像を前記表示部に表示させる第2の表示制御部とに備え
    前記第2の表示制御部は、前記動作時間帯での画像の再生速度を前記静止時間帯での画像の再生速度よりも速くする被監視者監視システム。
  2. 前記動作時間帯は、前記所定時間において、逐次測定された前記動き量が所定の閾値を超えている時間帯であり、
    前記被監視者監視システムは、第1の入力部をさらに備え、
    前記特定部は、前記第1の入力部が操作され入力された前記所定の閾値に基づき、前記動作時間帯と前記静止時間帯とを特定する請求項1に記載の被監視者監視システム。
  3. 前記動作時間帯は、前記所定時間において、逐次測定された前記動き量が所定の閾値を超えている時間帯であり、
    前記被監視者監視システムは、
    第2の入力部と、
    前記第2の入力部が操作され入力された前記被監視者に関する所定の特徴パラメータに基づいて、前記所定の閾値を決定する第1の決定部と、をさらに備える請求項1に記載の被監視者監視システム。
  4. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型、麻痺の症状を有するか否か、及び、麻痺の箇所のうち、少なくともいずれか一つを含む床ずれリスクを示す情報であり、
    前記第1の決定部は、前記床ずれリスクに応じて、前記所定の閾値を決定する請求項に記載の被監視者監視システム。
  5. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型を示す情報であり、
    前記第1の決定部は、前記被監視者の体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、決定する前記所定の閾値を小さくする請求項に記載の被監視者監視システム。
  6. 前記特徴パラメータは、前記被監視者が麻痺の症状を有するか否かの情報であり、
    前記第1の決定部は、前記被監視者が麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、決定する前記所定の閾値を小さくする請求項に記載の被監視者監視システム。
  7. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の麻痺の箇所を示す情報であり、
    前記第1の決定部は、前記被監視者の麻痺の箇所が予め定められた箇所の場合、前記予め定められた箇所でない場合と比べて、決定する前記所定の閾値を小さくする請求項に記載の被監視者監視システム。
  8. 前記第2の表示制御部は、前記動作時間帯での画像を表示させるとき、前記撮影データの中で当該動作時間帯での画像の中から選択した画像を、前記表示部にスライド表示させ、前記静止時間帯での画像を表示させるとき、前記撮影データの中で当該静止時間帯での画像の中から選択した画像を前記表示部にスライド表示させる請求項に記載の被監視者監視システム。
  9. 前記動作時間帯および/または前記静止時間帯の画像の中から選択する画像の枚数を入力するための第3の入力部をさらに備え、
    前記第2の表示制御部は、前記動作時間帯での画像を表示させるとき、当該動作時間帯での画像の中から前記第3の入力部が操作され入力された枚数の画像を選択して表示させ、前記静止時間帯での画像を表示させるとき、当該静止時間帯での画像の中から前記第3の入力部が操作され入力された枚数の画像を選択して表示させる請求項に記載の被監視者監視システム。
  10. 前記被監視者に関する所定の特徴パラメータを入力するための第4の入力部と、
    前記第4の入力部が操作され入力された前記特徴パラメータに基づいて、前記動作時間帯および前記静止時間帯での画像の中から選択する画像の枚数を決定する第2の決定部と、をさらに備える請求項に記載の被監視者監視システム。
  11. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型、麻痺の症状を有するか否か、及び、麻痺の箇所のうち、少なくともいずれか一つを含む床ずれリスクを示す情報であり、
    前記第2の決定部は、前記床ずれリスクが高い場合、低い場合と比べて、決定する前記枚数を多くする請求項10に記載の被監視者監視システム。
  12. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の体型を示す情報であり、
    前記2の決定部は、前記被監視者の体型が痩せている場合、太っている場合と比べて、決定する前記枚数を多くする請求項10に記載の被監視者監視システム。
  13. 前記特徴パラメータは、前記被監視者が麻痺の症状を有するか否かの情報であり、
    前記第2の決定部は、前記被監視者が麻痺の症状を有する場合、麻痺の症状を有さない場合と比べて、決定する前記枚数を多くする請求項10に記載の被監視者監視システム。
  14. 前記特徴パラメータは、前記被監視者の麻痺の箇所を示す情報であり、
    前記第2の決定部は、前記被監視者の麻痺の箇所が予め定められた箇所の場合、前記予め定められた箇所でない場合と比べて、決定する前記枚数を多くする請求項10に記載の被監視者監視システム。
  15. 被監視者が寝ている状態を所定時間撮影して得られた撮影データと、寝ている前記被監視者の動き量を前記撮影と並行して前記所定時間測定して得られた測定データとを用いて、前記動き量が所定量を超えている時間帯である動作時間帯と、前記動き量が前記所定量以下の時間帯である静止時間帯とを、前記撮影データの時間軸において、特定する第1のステップと、
    前記静止時間帯で前記被監視者が寝ている姿勢である寝姿勢を判定する第2のステップと、
    前記第2のステップによって判定された前記寝姿勢を表示部に表示させるとともに、前記第1のステップによって特定された、前記撮影データで示される前記静止時間帯の前記被監視者の画像を前記表示部に表示させる第3のステップと、
    前記撮影データで示される前記被監視者の画像を前記表示部に表示させる第4のステップとに備え
    前記第4のステップは、前記動作時間帯での画像の再生速度を前記静止時間帯での画像の再生速度よりも速くする被監視者監視方法。
JP2018513171A 2016-04-19 2017-04-17 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法 Active JP6904336B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016083457 2016-04-19
JP2016083457 2016-04-19
PCT/JP2017/015454 WO2017183603A1 (ja) 2016-04-19 2017-04-17 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017183603A1 JPWO2017183603A1 (ja) 2019-02-21
JP6904336B2 true JP6904336B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=60116072

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018513171A Active JP6904336B2 (ja) 2016-04-19 2017-04-17 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6904336B2 (ja)
WO (1) WO2017183603A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7373728B2 (ja) * 2018-05-30 2023-11-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 監視支援装置および監視支援方法
JP2020181754A (ja) * 2019-04-26 2020-11-05 株式会社大野技術研究所 照明装置
JP7480914B2 (ja) 2021-05-13 2024-05-10 株式会社島津製作所 睡眠時動画解析方法および睡眠時動画解析装置
CN113269142A (zh) * 2021-06-18 2021-08-17 中电科大数据研究院有限公司 一种检察领域值班人员睡觉行为识别方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6646556B1 (en) * 2000-06-09 2003-11-11 Bed-Check Corporation Apparatus and method for reducing the risk of decubitus ulcers
JP3960298B2 (ja) * 2003-11-19 2007-08-15 株式会社デンソー 寝姿及び体位検出装置
JP2008293301A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Sysmex Corp 患者異常通知システムおよび集中監視装置
JP5767833B2 (ja) * 2011-03-09 2015-08-19 株式会社日立製作所 臥位推定装置、臥位推定システム及び臥位推定方法
JP6189618B2 (ja) * 2013-04-02 2017-08-30 キッセイコムテック株式会社 睡眠状態判断システムおよび睡眠状態判断システムの作動方法
JP6402189B2 (ja) * 2013-12-13 2018-10-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 睡眠モニタリングシステム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017183603A1 (ja) 2017-10-26
JPWO2017183603A1 (ja) 2019-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6904336B2 (ja) 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法
JP6261879B2 (ja) 使用者離床予測システム、方法および装置
JP6806145B2 (ja) 被監視者監視システムおよび被監視者監視方法
JP6520831B2 (ja) 表示制御装置、表示制御システム、表示制御方法、表示制御プログラム、記録媒体
JP6852733B2 (ja) 生体監視装置及び生体監視方法
EP3466336A1 (en) Breathing abnormality detection device and breathing abnormality detection method
JP2019197263A (ja) システム、およびシステムの制御方法
JPWO2019216056A1 (ja) システム、システムの制御方法、制御プログラム、およびプログラムを含む装置
JP7183788B2 (ja) 行動判定装置及び行動判定方法
JP6908028B2 (ja) 被監視者監視装置、該方法、該システムおよびプログラム
JP7396274B2 (ja) レポート出力プログラム、レポート出力方法およびレポート出力装置
JP7268679B2 (ja) 制御プログラム、レポート出力方法、およびレポート出力装置
JPWO2020003704A1 (ja) 制御プログラム、レポート出力方法、およびレポート出力装置
JP2020140418A (ja) 携帯端末の制御プログラム、携帯端末および見守りシステム
JP7467869B2 (ja) 制御プログラム、情報処理装置、および情報処理システム
JP7147787B2 (ja) 被監視者監視支援装置、被監視者監視支援方法、および、被監視者監視支援プログラム
JP7251546B2 (ja) レポート出力プログラム、レポート出力方法、およびレポート出力装置
JP7409305B2 (ja) レポート出力プログラム、レポート出力方法およびレポート出力装置
Msaad et al. Interest of the minimum edit distance to detect behaviour change of the elderly person
JP7268604B2 (ja) 被監視者監視支援装置、被監視者監視支援システム、被監視者監視支援方法、および、被監視者監視支援プログラム
JP6930536B2 (ja) 生体監視システム及び生体監視システムのプログラム
JP2022112781A (ja) ケア対応支援プログラムおよびケア対応支援システム
JP2022190750A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラムおよび制御方法
JP2023108852A (ja) 表示装置、表示システム、表示方法、および表示プログラム
JP2023108725A (ja) 表示装置、システム、表示方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200409

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6904336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150