JP6904026B2 - 電源システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

電源システム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電源システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
通信機器、通信ネットワークなどの情報通信システムが発達し、それに伴い、システムを安定に稼働するための無停電電源装置(UPS)が必要とされるようになった。UPSは、それ自体を稼働するのに要する電力が小さいこと(すなわち、高効率)が求められる。そこで、例えば特許文献1及び2には、複数のUPSを並列に接続してUPSモジュールを構成し、負荷が要求する電力の最大需要電力に対する割合、すなわち負荷率に応じて使用するUPSの台数を設定し、各UPSの動作(稼働又は停止)を変更することで高効率を実現する無停電電源システムが開示されている。また、特許文献2には、負荷に給電可能なUPSの台数及びUPSの出力電流を検出し、その検出結果に基づいて各UPSを操作(稼働又は停止)することで電力効率を向上する無停電電源システムが開示されている。
特許文献1 特開2011−50228号公報
特許文献2 特開2013−223402号公報
特許文献3 特開2013−219958号公報
しかしながら、複数のUPSを制御する制御装置が、例えば、負荷及び各UPSの状態を検出し、その検出結果に応じて稼働するUPSの台数を決定するマスタ制御装置(単にマスタとも呼ぶ)と、各UPSにそれぞれ備えられ、マスタからの指示に応じてUPSを制御するスレーブ制御装置(単にスレーブとも呼ぶ)と、から構成されるモジュラー型制御装置である場合、マスタによる負荷及び各UPSの状態検出並びにマスタ及びスレーブ間の通信を停止できないことなどから、上記の従来技術のようにUPSを停止することができず、故に効率化を図ることができない。
本発明の第1の態様においては、負荷に並列に接続され、入力電力を変換して、負荷へ出力電力を供給する電源回路及び電源回路を制御する制御回路を有する複数の電源装置と、複数の電源装置の制御回路に指令を与えるマスタ制御装置と、を備え、マスタ制御装置は、複数の電源装置のうち停止の指令を与えた制御回路の少なくとも一部の動作を停止させる電源システムが提供される。
本発明の第2の態様においては、電源システムの制御方法であって、電源システムは、負荷に並列に接続され、入力電力を変換して、負荷へ出力電力を供給する電源回路及び電源回路を制御する制御回路を有する複数の電源装置と、負荷の状態または入力電力の状態に基づいて、複数の電源装置の制御回路を制御するマスタ制御装置と、を備え、複数の電源装置のうち停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部が、制御回路における電源回路を制御するための制御演算の少なくとも一部を停止する制御方法が提供される。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る電源システムの構成を示す。 スレーブ制御装置における制御ブロックの構成を示す。 電源システムにおける負荷及び各電源装置の動作タイムチャートの一例を示す。 電源システムにおける台数制御フローを示す。 電源システムにおける異常発生時の制御フローを示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る電源システム1の構成を示す。電源システム1は、商用電源31又は蓄電池32a〜32dから電力を受電して負荷33に給電するシステムであり、これを制御するモジュラー型制御装置において一部の機能のみを停止することで電力効率を向上することを目的とする。なお、商用電源31は、交流電力を給電する外部電源であり、蓄電池32a〜32dは、例えば直流電力を蓄電及び給電する電源であり、商用電源31が停止した場合等の異常時において使用される。電源システム1は、複数の電源装置21〜24及びマスタ制御装置10を備える。なお、電源システム1は、マスタ制御装置とともに必要数の電源装置をラック(不図示)に着脱可能に搭載する、或いはマスタ制御装置を設けた本体に対して必要数の電源装置を着脱可能に搭載することで、必要に応じて容量を増やすとともに保守の容易なモジュール型電源システムを構成してよい。
複数の電源装置21〜24は、負荷33に対して並列に接続され、それぞれが商用電源31又は蓄電池32a〜32dから電力を受電して負荷33に給電する装置である。複数の電源装置21〜24は、例えば無停電電源装置(UPS)であってよく、本実施形態では一例として4つの電源装置21〜24を使用する。電源装置21〜24は、それぞれ、2つの入力端子21i〜24i及び21j〜24j及び1つの出力端子21o〜24oを有する。ここで、一方の入力端子21i〜24iは商用電源31に接続され、他方の入力端子21j〜24jはそれぞれ蓄電池32a〜32dに接続され、出力端子21o〜24oは負荷33に接続される。複数の電源装置21〜24は、それぞれ、電源回路21a〜24a及びスレーブ制御装置21s〜24sを含む。
電源回路21a〜24aは、それぞれ、入力端子21i〜24i及び21j〜24jを介して入力電力を入力し、出力端子21o〜24oを介して出力電力を出力する回路である。電源回路21a〜24aはそれぞれ同様に構成されているので、それらを代表して電源回路21aについて説明する。電源回路21aは、整流器(REC)21a、インバータ(INV)21a、チョッパ(CHP)21a、及び検出器(不図示)を有する。
整流器21aは、交流を直流に変換する装置である。整流器21aは、その入力を入力端子21iに接続し、これを介して商用電源31から入力される交流電力を直流に変換して出力する。
インバータ21aは、直流を交流に変換する装置である。インバータ21aは、入力を整流器21a及び後述するチョッパ21aの出力に接続し、出力を出力端子21oに接続して、整流器21a又はチョッパ21aから入力される直流電力を交流に変換して出力する。本実施形態では、常時インバータ給電方式を採用する。すなわち、インバータ21aは、例えば、商用電源31から交流電力を正常に受電している場合には、整流器21aから出力される直流電力を定電圧且つ定周波数の安定した交流電力に変換して出力し、商用電源31が停止するなど交流電力の受電が停止した場合には、蓄電池32aからチョッパ21aを介して出力される直流電力を交流に変換して出力する。それにより、交流電力の変動の影響を受けずに、負荷33に安定した電力を給電することができる。
チョッパ21aは、蓄電池32aの充放電を制御する装置である。チョッパ21aは、整流器21aの出力及びインバータ21aの入力と入力端子21jとの間に接続され、例えば、電源回路21aが商用電源31から交流電力を正常に受電している場合には、整流器21aから出力される直流電力を蓄電池32aに送ってこれを充電し、商用電源31が停止するなど交流電力の受電が停止した場合には、蓄電池32aから出力される直流電力を昇圧又は降圧して出力する。
なお、商用電源31から受電する交流電力が周波数変動する場合にも電力効率が低下することから、商用電源31からの交流電力の受電が停止する場合に限らず、交流電力が例えば基準範囲を超えて周波数変動する場合においても蓄電池32aから出力される直流電力をチョッパ21a及びインバータ21aを介して出力してもよい。また、例えば負荷33が一時的に基準範囲を超えて変動する場合においては、商用電源31から受電する交流電力を、蓄電池32aから出力される直流電力で補って、出力してもよい。
また、例えば商用電源31の交流電力の振幅変動及び/又は周波数変動が許容範囲である場合には、商用電源31から受電する交流電力を複数の電源装置21〜24を介して負荷33に給電するとともに、商用電源31から供給される交流電力を直接負荷33に送電してもよい。斯かる場合に、インバータ21aにより、交流電力の位相に合わせて、整流器21aから入力される直流電力を交流に変換してよい。
検出器(不図示)は、負荷33及び電源回路21aの状態を検出する。検出される状態として、例えば、電源回路21a内の整流器21aの入力電圧及び入力電流(すなわち、商用電源31から電源装置21に入力される入力電圧及び入力電流)、インバータ21aの入力電圧及び入力電流、インバータ21aの出力電圧及び出力電流(すなわち、電源装置21から負荷33に給電される電圧及び電流)、チョッパ21aの入力電圧及び入力電流(すなわち、蓄電池32aから電源装置21に入力される入力電圧及び入力電流)、及びチョッパ21aの出力電圧及び出力電流、蓄電池32aの蓄電残量、充放電回数、使用時間、さらにはインバータ21a等の温度を含む。検出される状態として、さらに、商用電源31から電源装置21に入力される交流電力の周波数及び電源装置21から出力される交流電力の周波数を含んでよい。検出器の検出結果は、後述するスレーブ制御装置21s及びこれを介してマスタ制御装置10に送信される。なお、スレーブ制御装置21s及びマスタ制御装置10の両方に直接送信されてもよい。
スレーブ制御装置(単にスレーブとも呼ぶ)21s〜24sは、それぞれ、電源回路21a〜24aを制御する装置である。スレーブ21s〜24sはそれぞれ同様に構成される。その詳細については後述する。
マスタ制御装置(単にマスタとも呼ぶ)10は、複数の電源装置21〜24を制御する装置であり、それらに含まれるスレーブ21s〜24sとともにモジュラー型制御装置を構成する。マスタ10は、検出部10a、選択部10b、及び指示部10cを有する。
検出部10aは、負荷33及び複数の電源装置21〜24(電源回路21a〜24a)の状態を検出する。ここで、検出部10aは、各電源装置21〜24(電源回路21a〜24a)に設けられた検出器(不図示)の検出結果を、各スレーブ制御装置21s〜24sを介して受信する。ここで、負荷33の状態、例えば負荷33に給電される電力の総量(特に、総電流)は、各スレーブ制御装置21s〜24sから検出結果を収集することで取得することができる。なお、負荷33の状態は、各電源装置21〜24と負荷33とを接続するラインを直接モニタすることで検出してもよい。また、検出部10aは、スレーブ21s〜24sを介さず、各電源回路21a〜24aの検出器から直接検出結果を受信してもよい。受信した検出結果は選択部10bに送信される。
検出部10aは、さらに、蓄電池32a〜32dの状態を検出してもよい。蓄電池32a〜32dの状態としてそれぞれの蓄電量を含んでよい。検出部10aは、蓄電池32a〜32dの状態を、電源システム1の稼働中に予め定められたタイミングで検出する。この検出時においては、商用電源31からの給電が停止していなくても、電源装置21〜24は蓄電池32a〜32dから給電することとする。なお、検出部10aは、蓄電池32a〜32dの状態を、すべての蓄電池32a〜32dについて一時に検出するに限らず、一部ずつ、例えば1つずつ検出してもよい。
選択部10bは、複数の電源装置21〜24の制御方式、例えば1/N制御、台数制御等のいずれかを選択するとともに、複数の電源装置21〜24のうち動作させる台数及び電源装置を選択する。1/N制御を選択した場合においては、選択部10bは、電源装置21〜24の全てを動作・分担させる電源装置として選択する。台数制御を選択した場合においては、選択部10bは、検出部10aから受信する検出結果、すなわち負荷33及び複数の電源装置21〜24の状態に基づいて動作させる電源装置を選択する。
選択部10bは、負荷33の状態の検出結果より、負荷33の変動が基準範囲内であることに応じて、複数の電源装置21〜24のうち動作させている電源装置の一部のみ、例えば1台のみの負荷率(定格最大出力に対する出力の割合)を変更させ、負荷33の変動が基準範囲を超えたことに応じて複数の電源装置21〜24の全ての負荷率(定格最大出力に対する出力の割合)を変更させる。例えば、電源装置21を停止させ、電源装置22〜24を稼働している状況において、負荷33の変動が基準範囲内である場合に電源装置24のみの負荷率を変更することで、負荷33の変動が基準範囲を超えた場合に電源装置23及び24又は電源装置22〜24の負荷率を変更することで、負荷33における負荷率に等しい電力を負荷33に給電する。これにより、例えば負荷率が固定された電源装置等、異種の電源装置を組み合わせて電源システム1を構築した場合においても効率良くシステムを運用することができる。
また、選択部10bは、複数の電源装置21〜24のうち動作させる電源装置を予め定められたタイミングで変更して、複数の電源装置21〜24の間における使用量(すなわち、運転時間)の偏りを低減させる。斯かる場合、例えばマスタ10の検出部10aにより時間単位、日単位、週単位、月単位等の予め定められたインターバルで複数の電源装置21〜24のそれぞれの運転時間を監視し、選択部10bにより運転時間の短い電源装置を優先して動作させる装置として選択することとしてもよい。運転時間の長い電源装置を停止させることで電源装置21〜24の間における運転時間の偏りを低減して、システム全体を安定に稼働することが可能となる。
また、選択部10bは、複数の電源装置21〜24の状態の検出結果より、それらのいずれかに異常が検出された場合、その電源装置以外の複数の電源装置21〜24の中から動作させる電源装置を選択する。電源システム1における異常発生時の制御フローの詳細については後述する。
また、選択部10bは、蓄電池32a〜32dの状態の検出結果より、それらのいずれかの蓄電量が不十分である場合に、その電源装置を停止させ、蓄電池を充電することとしてもよい。
指示部10cは、選択部10bにより選択された動作させる電源装置を除く残りの動作させない電源装置のスレーブ21s〜24sの少なくとも一部に対して、電源回路を制御するための制御演算の少なくとも一部の停止を指示する。それにより、例えば、後述する制御演算部51、パルス幅変調部53、及びA/D変換器制御部54のうちの少なくとも1つが停止される。また、指示部10cは、動作させる電源装置の電流出力がすべて等しくなるようにスレーブに指令値を送信し、制御方式を変更する或いは台数制御において動作させる電源装置を変更する場合に電流出力の分担率を緩やかに変えるようスレーブに指令値を送信してもよい。それにより、動作させる電源装置21〜24の台数の増減による出力電圧の過渡変動を低減して、安定に給電することができる。
図2は、スレーブ21sにおける制御ブロックの構成を示す。なお、スレーブ22s〜24sも同様に構成される。スレーブ21sは、A/D変換器60、制御プロセッサ40、及び制御回路50を有する。
A/D変換器60は、電源回路21a(に含まれる検出器)に接続され、負荷33及び電源回路21aの状態を表すアナログデータを受信し、デジタル形式のA/D変換データに変換して後述するA/D変換器制御部54に送信する。負荷33及び電源回路21aの状態として、上述の整流器の入力電圧及び入力電流等を含んでよい。
制御プロセッサ40は、プログラムを実行することにより指令値演算部41及びシーケンス制御部42として機能して、制御回路50の少なくとも一部の動作を運転状態に応じて停止させるプロセッサである。なお、プロセッサは、例えばデジタルシグナルプロセッサ(DSP)でもよい。
指令値演算部41は、電源回路21aからA/D変換器60及び制御回路50を介して送信される負荷33及び電源回路21aの状態に関する状態変数を受信し、これに基づいて電源装置21から負荷33に給電する電力(すなわち、出力電力)の振幅値を演算し、その演算結果を指令値として制御回路50に送信する。
シーケンス制御部42は、後述する制御回路50の高速シリアル通信部56を介してマスタ10から電源装置21の起動及び停止信号、負荷に給電する総電力量(すなわち、指令値)等を受信し、これらに基づいて制御プロセッサ40及び制御回路50の各制御ブロックに信号を送信する。シーケンス制御部42は、例えば、指令値演算部41にこれを起動又は停止する起動及び停止信号を送信し、後述する制御演算部51にこれを起動又は停止する起動及び停止信号を送信し、キャリア生成部52にキャリア同期信号を送信し、パルス幅変調部53にこれを起動又は停止する起動及び停止信号を送信し、A/D変換器制御部54にこれを起動又は停止する起動及び停止信号を送信し、高速シリアル通信部56に電源装置21の状態(すなわち、運転状態)を送信する。
制御回路50は、各制御ブロックをハードウェア実装する集積回路であり、例えばフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)であってよい。制御回路50は、制御演算部51、キャリア生成部52、パルス幅変調部(PWM)53、A/D変換器制御部54、及び高速シリアル通信部56を有する。
制御演算部51は、制御演算を行う回路の一例であり、電源回路21aの状態に応じて出力電力の目標瞬時値を演算する。制御演算部51は、指令値演算部41から指令値を受信し、またA/D変換器60からA/D変換器制御部54を介して電源回路21aの状態を表すA/Dデータを受信し、これらを用いて瞬時値制御の目標値(すなわち、目標瞬時値)を演算してパルス幅変調部53に送信する。
キャリア生成部52は、シーケンス制御部42から受信するキャリア同期信号に同期してキャリアを生成し、パルス幅変調部53に送信する。なお、キャリアは例えば三角波であってよい。ここで、キャリア生成部52は、制御回路50内のクロック生成回路(不図示)からクロック信号を受信し、これを用いてキャリア同期信号に同期したタイミングでゼロクロス又はピーク・ボトムを有する三角波をキャリアとして生成してもよい。
パルス幅変調部(PWM)53は、PWM回路の一例であり、目標瞬時値に基づき電源回路21aをPWM制御する。パルス幅変調部53は、キャリア生成部52から受信するキャリアと制御演算部51から受信する目標瞬時値とを比較(すなわち、三角波比較)し、その結果に基づいて電源回路21aに整流器21a、インバータ21a、及びチョッパ21aを駆動するためのゲート信号を送信して電源回路21aを制御する。
A/D変換器制御部54は、A/D変換器60から送信されるA/D変換データを受信して、A/Dデータとして制御演算部51に送信するとともに、チップセレクト信号などのA/D変換器を制御するためのA/D変換器制御信号をA/D変換器60に送信してA/D変換器60を駆動する。
高速シリアル通信部56は、マスタ10に接続され、マスタ10から指令値、起動及び停止信号等を受信するとともに、電源装置21の状態(すなわち、運転状態)をマスタ10に送信する。
上述のように構成されるスレーブ21s(及び22s〜24s)において、マスタ10により複数の電源装置21〜24のうち動作させない電源装置として選択されて停止信号を受信した場合、制御プロセッサ40は、制御回路50内の制御演算部51に対するクロック供給を停止させる、キャリア生成部52に対するクロック供給を停止する、パルス幅変調部53に対するクロック供給を停止させる、A/D変換器制御部54に対するクロック供給を停止させる、或いは制御回路50との間の通信頻度(例えば、バスアクセスの頻度)を減らす又は通信を停止することのうちの少なくとも1つを実行する。ここで、クロック供給が停止された制御ブロックは停止する。それにより、スレーブ21sの消費電力を抑えることができる。これは、特に、制御装置による電力消費の割合が比較的大きい小容量の電源装置において効果が大きい。
本実施形態に係る電源システム1では、マスタ10と電源装置21〜24にそれぞれ備えられるスレーブ21s〜24sとから構成されるモジュラー型制御装置を採用していることで、電源装置21〜24の起動を律速(特に、遅延)し得る制御ブロック、例えば指令値を演算する指令値演算部41、マスタ10から送信される情報を有し、制御プロセッサ40及び制御回路50の各制御ブロックに起動及び停止信号を送信するシーケンス制御部42、キャリアを生成するキャリア生成部52、及びマスタ10と通信する高速シリアル通信部56を停止せず、その他の制御ブロックを停止する又は稼働頻度を下げることで、マスタ10から起動信号を受信した際に素早く起動するとともに制御装置の消費電力を装置全体の停止することなく抑えることができる。
なお、制御プロセッサ40が電源装置21〜24の起動を遅延し得ない制御ブロックを含む場合、それらのうちの少なくとも一部を停止してもよい。また、選択部10bにより動作させる電源装置として選択されなかった電源装置のうちの少なくとも一部の電源装置については制御プロセッサ40を停止、低速動作等させ、他の電源装置については制御プロセッサ40を稼働し、制御回路50の一部の制御ブロックを停止する又は稼働頻度を下げることとしてもよい。この場合に、マスタ10は、基準以上の負荷の上昇に応じて、制御プロセッサ40が稼働中の電源装置における制御回路50の制御ブロックの動作を再開させて電源装置の運転を開始させるとともに、さらなる負荷の上昇に備えて停止等をしている制御プロセッサ40の動作を予め再開させてもよい。
図3は、電源システム1における負荷33及び各電源装置21〜24の動作タイムチャートの一例を示す。なお、負荷33における負荷率(すなわち、給電を要する電力の最大需要電力に対する割合)100%は、各電源装置21〜24の出力(すなわち、出力される電力量)100%の総和に等しい。
時刻Tでは、負荷33は停止中(負荷率は零)である。これに応じて、マスタ10は、電源装置21〜24の全てを停止している。
時刻Tでは、負荷33が稼働し、負荷率が100%に上昇する。これに応じて、マスタ10は、電源装置21〜24の制御方式として1/N制御を選択するとともに、電源装置21〜24の全てを稼働する。電源装置21〜24は、それぞれ運転を開始して、互いに等しく出力を100%まで上げる。それにより、電源装置21〜24から負荷率100%に等しい量の総電力が出力される。
時刻Tでは、負荷33が変動し、負荷率が50%に降下する。これに応じて、マスタ10は、電源装置21〜24の制御方式を1/N制御から台数制御に変更するとともに、電源装置21及び22を稼働し、電源装置23及び24を停止する。電源装置21〜24は、マスタ10から指令を受けて、時刻Tの後のT21まで互いに等しく出力をそれぞれ50%まで下げ、電源装置21及び22は時刻T21の後、互いに等しく出力をそれぞれ100%まで上げ、電源装置23及び24は時刻T21の後、互いに等しく出力をそれぞれ0%まで下げる(すなわち、停止する)。それにより、電源装置21及び22から負荷率50%に等しい量の総電力が出力される。
時刻Tでは、負荷33が変動し、負荷率がさらに25%まで降下する。これに応じて、マスタ10は、電源装置21〜24の制御方式として台数制御を維持するとともに、電源装置21のみを稼働し、電源装置22をさらに停止する。マスタ10から指令を受けて、電源装置21は出力100%を維持し、電源装置23及び24は出力0%を維持し(すなわち、停止を維持し)、電源装置22は時刻T31の後、出力を0%まで下げる(すなわち、停止する)。それにより、電源装置21のみにより負荷率25%に等しい量の総電力が出力される。
時刻Tでは、負荷33が変動し、負荷率が75%に上昇する。これに応じて、マスタ10は、電源装置21〜24の制御方式として台数制御を維持するとともに、電源装置21〜23を稼働する、すなわち電源装置22及び23を再稼働する。マスタ10から指令を受けて、電源装置21は出力100%を維持し、電源装置24は出力0%を維持し(すなわち、停止を維持し)、電源装置22及び23は時刻T41の後、出力を100%まで上げる。それにより、電源装置21〜23のみにより負荷率75%に等しい量の総電力が出力される。
時刻Tでは、一例として、電源装置22が異常又はメンテナンスにより停止したとする。マスタ10は、電源装置22の異常を検出し、電源装置21〜24の制御方式として台数制御を維持するとともに、電源装置22に代えて電源装置24を稼働する。マスタ10から指令を受けて、電源装置21及び23は出力100%を維持し、電源装置24は時刻T51の後、出力を100%まで上げる。それにより、電源装置21,23,24により負荷率75%に等しい量の総電力の出力を維持する。
図4は、本実施形態に係る電源システム1における台数制御フローを示す。この台数制御フローは、図3の動作タイムチャート内の時刻T,T,Tにおける台数制御に適用される。時刻Tにおける台数制御を例に台数制御フローを説明する。
ステップS11では、マスタ10により、負荷33及び電源装置21〜24の状態を検出する。マスタ10は、検出部10aにより、各電源装置21〜24(電源回路21a〜24a)に設けられた検出器(不図示)から検出結果を各スレーブ制御装置21s〜24sを介して受信する。本例の一つとしては、時刻Tにおける負荷率100%から50%の低下が検出される。
ステップS12では、マスタ10により、負荷33における負荷率(ここでは、単に、負荷とも呼ぶ)が変動したか否か判断する。マスタ10は、選択部10bにより、検出部10aにより受信した検出結果に基づいて、負荷の変動を判断する。負荷が変動したと判断した場合、ステップS13に進む。負荷は変動していないと判断した場合、ステップS11に戻る。それにより、電源装置21〜24の制御方式及び運転状態が維持される。本例では、マスタ10は負荷が変動したと判断して、ステップS13に進む。
ステップS13では、マスタ10により、運転台数を変更するかどうか判断する。運転台数を変更する場合、マスタ10は、選択部10bにより、電源装置21〜24の制御方式として1/N制御を選択している場合には台数制御に制御方式を変更し、負荷33の状態、さらには電源装置21〜24の状態に基づいて、動作させる台数及び電源装置を選択して、ステップS14に進む。運転台数を変更しない場合、ステップS11に戻る。それにより、電源装置21〜24の制御方式及び運転状態が維持される。本例では、マスタ10は、運転台数を変更することを判断し、電源装置21〜24の制御方式を1/N制御から台数制御に変更するとともに、電源装置21及び22の2台を稼働し、電源装置23及び24を停止することを選択する。
なお、負荷33の変動を検出した時刻Tから台数制御を開始する時刻T21まで、電源装置21〜24の制御方式として1/N制御が維持されるため、電源装置21〜24は互いに等しく出力をそれぞれ50%まで下げることとなる。
ステップS14では、マスタ10により、停止対象の電源装置を停止する。本例では、マスタ10は、指示部10cにより、停止対象の電源装置23及び24のスレーブ23s及び24sに停止信号を送信する。電源装置23及び24のスレーブ23s,24sは、パルス幅変調部53から電源回路23a及び24aに送信するゲート信号を停止する。それにより、電源装置23及び24が停止する。このとき、スレーブ23s,24sの制御プロセッサ40(シーケンス制御部42)が、制御演算部51、パルス幅変調部53、及びA/D変換器制御部54に停止信号を送信(すなわち、クロック供給を停止)するとともに、制御プロセッサ40と制御回路50との間の通信頻度を減らす又は通信を停止する。ここで、停止信号を受信した制御ブロックは停止する。それにより、スレーブ23s,24sの消費電力が抑えられる。
ステップS15では、マスタ10により、運転対象の電源装置に対して指令値を変更する。本例では、マスタ10は、指示部10cにより、運転対象の電源装置21及び22のスレーブ21s及び22sにそれぞれ出力50%から100%に上昇する指令値を送信する。このとき、スレーブ21s,22sの制御プロセッサ40(指令値演算部41及びシーケンス制御部42)が出力50%から100%に緩やかに上昇する出力電流の振幅値を演算し、制御回路50の制御演算部51がその演算結果を指令値と用いて瞬時値制御における目標瞬時値を演算し、パルス幅変調部53が目標瞬時値に基づいて電源回路21a及び22aをPWM制御することで、電源装置21及び22から負荷率50%に等しい量の総電力が出力される。
ステップS15の後、ステップS11に戻り、上述のステップS11〜S15を繰り返す。
図5は、本実施形態に係る電源システム1における異常発生時の制御フローを示す。この異常発生時の制御フローは、図3の動作タイムチャート内の時刻Tにおける台数制御に適用される。
ステップS21では、スレーブ21s〜24sにより、それぞれ電源装置21〜24において異常(メンテナンスによる停止を含む)が検知されたか否か判断する。スレーブ21s〜24sのそれぞれの制御プロセッサ40は、A/D変換器60から制御回路50を介して送信される電源回路21a〜24aの状態に関する状態変数を受信し、これに基づいて電源装置21〜24の異常を検知する。電源装置21〜24の少なくとも1つについて異常が検知された場合、ステップS22に進み、異常が検知されない場合、ステップS21に戻る。本例では、スレーブ22sの制御プロセッサ40により電源装置22の異常が検知されたと判断され、ステップS22に進む。
ステップS22では、スレーブ21s〜24sにより、異常が検知された電源装置を停止する。本例では、異常が検知された電源装置22のスレーブ22sは、制御プロセッサ40(シーケンス制御部42)によりパルス幅変調部53に停止信号を送信して、パルス幅変調部53から電源回路22aに送信するゲート信号を停止する。それにより、電源装置22が停止する。このとき、制御プロセッサ40(シーケンス制御部42)が、制御演算部51、パルス幅変調部53、及びA/D変換器制御部54に停止信号を送信(すなわち、クロック供給を停止)するとともに、制御プロセッサ40と制御回路50との間の通信頻度を減らす又は通信を停止する。ここで、停止信号を受信した制御ブロックは停止する。それにより、スレーブ22sの消費電力が抑えられる。
ステップS23では、スレーブ21s〜24sにより、異常検知をマスタ10に通知する。本例では、スレーブ22sにおいて、制御プロセッサ40(シーケンス制御部42)が、電源装置22において異常を検知したことを運転状態として高速シリアル通信部56を介してマスタ10に通知する。
ステップS24では、マスタ10により、電源装置21〜24の運転台数を変更する。マスタ10は、選択部10bにより、電源装置21〜24の制御方式として1/N制御を選択している場合には台数制御に制御方式を変更し、負荷33の状態、さらには電源装置21〜24の状態に基づいて動作させる台数及び電源装置を選択する。本例では、マスタ10は、電源装置21〜24の制御方式として台数制御を維持するとともに、電源装置22に代えて電源装置24を稼働することを選択する。
ステップS25では、マスタ10により、運転対象の電源装置に対して指令値を変更する。本例では、マスタ10は、指示部10cにより、運転対象の電源装置24のスレーブ24sに出力0%から100%に上昇する指令値を送信する。このとき、スレーブ24sの制御プロセッサ40(指令値演算部41及びシーケンス制御部42)が出力0%から100%に緩やかに上昇する電流の振幅値を演算し、制御回路50の制御演算部51がその演算結果を指令値と用いて瞬時値制御における目標瞬時値を演算し、パルス幅変調部53が目標瞬時値に基づいて電源回路24sをPWM制御することで、電源装置21,23,24により負荷率75%に等しい量の総電力の出力を維持する。
ステップS25の後、ステップS21に戻り、上述のステップS21〜S25を繰り返す。
なお、本実施形態に係る電源システム1では、同種の電源装置21〜24を備えることとしたが、少なくとも一部が異種の電源装置を備えてもよい。また、台数制御において、一部の電源装置を常時稼働し、一部の電源装置についてのみ制御装置を停止してもよい。制御装置を停止する場合に、一部の電源装置については上述のようにスレーブ内の機能ブロックの一部を停止し、残りの電源装置については制御装置の全機能ブロックを停止してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1…電源システム、10…マスタ制御装置(マスタ)、10a…検出部、10b…選択部、10c…指示部、21〜24…電源装置、21a〜24a…電源回路、21s〜24s…スレーブ制御装置(スレーブ)、21i〜24i…入力端子、21j〜24j…入力端子、21o〜24o…出力端子、21a…整流器、21a…インバータ、21a…チョッパ、31…商用電源、32a〜32d…蓄電池、33…負荷、40…制御プロセッサ、41…指令値演算部、42…シーケンス制御部、50…制御回路、51…制御演算部、52…キャリア生成部、53…パルス幅変調部、54…A/D変換器制御部、56…高速シリアル通信部、60…A/D変換器。

Claims (11)

  1. 負荷に並列に接続され、入力電力を変換して、前記負荷へ出力電力を供給する電源回路及び前記電源回路を制御するスレーブ制御装置を有する複数の電源装置と、
    前記複数の電源装置の前記スレーブ制御装置に指令を与えるマスタ制御装置と、
    を備え、
    前記マスタ制御装置は、前記複数の電源装置のうち停止の指令を与えた前記スレーブ制御装置の少なくとも一部の動作を停止させ、さらに、負荷の変動が基準範囲内であることに応じて、前記複数の電源装置のうち動作させている電源装置の一部のみの負荷率を変更させ、負荷の変動が前記基準範囲を超えたことに応じて、前記複数の電源装置の全ての負荷率を変更させ電源システム。
  2. 前記スレーブ制御装置は、
    前記出力電力の指令値を演算する指令値演算部と、
    前記電源回路の状態に応じて前記出力電力の目標瞬時値を演算する制御演算部と、
    を有し、
    前記複数の電源装置のうち、停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部の前記スレーブ制御装置は、前記制御演算部の動作を停止する
    請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記スレーブ制御装置は、
    プログラムを実行することにより前記指令値演算部として機能する制御プロセッサと、
    前記制御演算部をハードウェア実装する制御回路と、
    を有し、
    前記複数の電源装置のうち前記停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部の前記制御プロセッサは、前記制御回路の少なくとも一部の動作を停止させる
    請求項2に記載の電源システム。
  4. 前記複数の電源装置のうち前記停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部の前記制御プロセッサは、前記制御回路における制御演算を行う回路に対するクロック供給を停止させる請求項3に記載の電源システム。
  5. 前記制御回路は、目標瞬時値に基づき前記電源回路をPWM制御するPWM回路を更に有し、
    前記複数の電源装置のうち前記停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部の前記制御プロセッサは、前記PWM回路に対するクロック供給を停止させる
    請求項3または4に記載の電源システム。
  6. 前記複数の電源装置のうち前記停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部の前記制御プロセッサは、前記制御回路との間の通信頻度を減らす請求項3から5のいずれか一項に記載の電源システム。
  7. 前記マスタ制御装置は、前記複数の電源装置のうち前記停止の指令を受けた電源装置の一部について、前記制御プロセッサの動作を停止させる請求項3から6のいずれか一項に記載の電源システム。
  8. 前記マスタ制御装置は、前記複数の電源装置のうち異常が検出された電源装置以外の中から動作させる電源装置を選択する請求項1から7のいずれか一項に記載の電源システム。
  9. 前記マスタ制御装置は、前記複数の電源装置のうち動作させる電源装置を予め定められたタイミングで変更して、前記複数の電源装置の間における使用量の偏りを低減させる請求項1からのいずれか一項に記載の電源システム。
  10. 前記マスタ制御装置は、
    前記複数の電源装置のそれぞれの運転時間を監視し、
    前記複数の電源装置のうち動作させる電源装置を前記予め定められたタイミングで変更して、前記複数の電源装置の間における運転時間の差を低減させる請求項に記載の電源システム。
  11. 電源システムの制御方法であって、
    前記電源システムは、
    負荷に並列に接続され、入力電力を変換して、前記負荷へ出力電力を供給する電源回路及び前記電源回路を制御するスレーブ制御装置を有する複数の電源装置と、
    前記負荷の状態または入力電力の状態に基づいて、前記複数の電源装置の前記スレーブ制御装置を制御するマスタ制御装置と、
    を備え、
    前記複数の電源装置のうち停止の指令を受けた電源装置のうち少なくとも一部が、前記スレーブ制御装置における前記電源回路を制御するための制御演算の少なくとも一部を停止させ、さらに、負荷の変動が基準範囲内であることに応じて、前記複数の電源装置のうち動作させている電源装置の一部のみの負荷率を変更させ、負荷の変動が前記基準範囲を超えたことに応じて、前記複数の電源装置の全ての負荷率を変更させ
    制御方法。
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