JP6903716B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動源と、該駆動源を収容するケースと、を備える駆動ユニットを有する車両に関する。
近年、電動機を駆動源とするハイブリッド車両、電動車両、燃料電池車両等が知られている。このような車両の製造時には、電動機を吊架して車両に組み付ける。このため、例えば、特許文献1では、フック等を挿入可能な吊り穴を電動機に設ける技術が提案されている。
特開平10−322991号公報
しかしながら、特許文献1に記載された吊り穴は、電動機が車両に組み付けられた後にはその機能(役割)を終える。そのため、特許文献1には、電動機の車両への組み付け後における吊り穴の有効活用の点から改良の余地があった。
本発明の目的は、駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部を、該駆動ユニットの車両への組み付け後も有効活用できる車両を提供することである。
本発明は、
本発明は、
駆動源と、該駆動源を収容するケースと、を備える駆動ユニットと、
前記駆動ユニットを支持するフレーム部材と、を備える、車両であって、
前記フレーム部材は、前記駆動ユニットの上方を車幅方向に延びる上フレーム部を有し、
前記ケースは、前記ケースの上面から上方に突出し、前記駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部を有し、
前記保持部は、
前記上フレーム部に対し前後方向において所定の隙間を介して後方に配置され、
前記車両の前後方向から見て、前記上フレーム部と重なるように配置され
前記フレーム部材は、前記車幅方向において前記上フレーム部の両側に前記駆動ユニットを支持する支持部を有し、
前記支持部は、前記フレーム部材の前面で前記駆動ユニットを支持する。
本発明によれば、駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部を、該駆動ユニットの車両への組み付け後も有効活用できる。
本発明の一実施形態の駆動ユニットを搭載可能な車両の全体構造を示す概略側面図である。 図1の車両の床下構造を示す平面図である。 前方から見た駆動ユニットの正面図である。 前方から見たサブフレーム及び駆動ユニットの正面図である。 左下且つ前方から見たサブフレーム及び駆動ユニットの斜視図である。 上方から見たサブフレーム及び駆動ユニットの平面図である。 図4の切断線A−Aにおけるサブフレーム及び駆動ユニットを示す図であり、衝突前における保持部と上フレーム部との位置関係を示す図である。 図4の切断線A−Aにおけるサブフレーム及び駆動ユニットを示す図であり、衝突時における保持部と上フレーム部との位置関係を示す図である。
以下、本発明の一実施形態の駆動ユニット及び駆動ユニットを搭載した一実施形態の車両を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、前後、左右、上下は、車両の操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
[車両]
図1及び図2に示すように、車両1は、フロアパネル2とダッシュパネル3とにより車室4及び荷室5と、その前方のフロントルーム6と、に区画形成されている。車室4には、前部座席7及び後部座席8が設けられている。フロントルーム6には、左右の前輪FWを駆動する駆動源としてのエンジンENGが設けられ、荷室5の下方には、左右の後輪RWを駆動する駆動源としての電動機MOTを収容した駆動ユニット30が設けられている。即ち、車両1は、エンジンENG及び電動機MOTの両方を駆動源とする、いわゆるハイブリッド車両である。
車室4の下方には、バッテリBAT及び燃料タンク9が配置される。バッテリBATと駆動ユニット30とが不図示のDC線を介して接続され、エンジンENGと燃料タンク9とが不図示の燃料配管を介して接続される。
車体フレーム10は、前後方向に延設される左右一対のサイドフレーム11、12と、車幅方向(以下、左右方向とも呼ぶ。)に延設されサイドフレーム11、12間を連結する複数のクロスメンバ13と、駆動ユニット30を支持する平面視で略矩形形状のサブフレーム14と、を備える。
[駆動ユニット]
図3に示すように、駆動ユニット30は、電動機MOTと、電動機MOTを収納するケース40と、電動機MOTと電気的に接続されて電動機MOTに供給する電力及び電動機MOTから供給される電力を変換する電力変換装置PDUと、電動機MOTの動力を後輪RWに伝達する動力伝達機構TMと、を備える。電力変換装置PDUは、例えばインバータである。電力変換装置PDUには、DC線のDC線コネクタが接続されるコネクタ部32が設けられる。
ケース40は、内部に電動機MOT及び動力伝達機構TMを収容する。ケース40の上面40uには、上方に突出する保持部41が設けられる。保持部41は、車両1への駆動ユニット30の組み付け時など、駆動ユニット30が持ち上げられる際に保持される。
具体的に説明すると、保持部41は、上面40uにおける車幅方向に離れた2点を上方で結ぶ略円弧状に形成されるとともに前後方向に貫通する開口部41aを有する。これにより、ケース40(駆動ユニット30)の上方から開口部41aにフックなどを引っ掛けることができ、駆動ユニット30を容易に持ち上げることができる。また、このような開口部41aを設けることで、後述するように保持部41が上フレーム部51と干渉して保持部41への衝撃が過大になった際に、保持部41を破断させることができる。
また、図3に示すように、ケース40には、ケース40の外周面を車幅方向に延びるリブ42が設けられる。具体的に説明すると、ケース40は、ケース40の右側側面を形成する側壁部43と、側壁部43から回転軸方向に突出する筒状の出力軸保持部44と、を有する。出力軸保持部44は、電動機MOTの動力を後輪RWに伝達する出力軸(不図示)を保持するものである。そして、リブ42は、出力軸保持部44の上面から側壁部43の上面を通過して上面40uまで車幅方向に延びるように設けられる。このようなリブ42を設けることにより、ケース40の剛性を高めることができる。
そして、保持部41は、リブ42と連結された状態で設けられる。保持部41とリブ42とを連結することにより、保持部41の剛性を高めることができ、後述の上フレーム部51に対し保持部41をしっかりと干渉させて駆動ユニット30に加わる衝撃を低減できる。また、保持部41とリブ42とを連結することにより、保持部41とリブ42とを合わせて形成することが可能となり、保持部41とリブ42とを設ける場合のケース40の製造コストの低減を図ることができる。
また、図3〜図6に示すように、ケース40は、駆動ユニット30をサブフレーム14に固定するための締結部45を有する。締結部45は、右前締結部45aと、左前締結部45bと、後締結部45cと、を備える。
具体的に説明すると、前方から見て、ケース40の右側には右前締結部45aが設けられ、ケース40の左側には左前締結部45bが設けられる。右前締結部45a及び左前締結部45bのそれぞれは、前方から後方に向かって形成されるボルト穴と、該ボルト穴の周囲に形成されて前方へ突出するボス部と、を3つずつ有する。また、後方から見て、ケース40の略中央には後締結部45cが設けられる。後締結部45cは、後方から前方に向かって形成されるボルト穴と、該ボルト穴の周囲に形成されて後方へ突出するボス部と、を有する。
[サブフレーム]
図4〜図7に示すように、サブフレーム14は、前後方向に対向する前フレーム部材50及び後フレーム部材60と、車幅方向(左右方向)に対向する左フレーム部材70及び右フレーム部材80と、を備える。前フレーム部材50、後フレーム部材60、左フレーム部材70及び右フレーム部材80は、それぞれ隣接するフレーム部材(例えば前フレーム部材50の場合は左フレーム部材70及び右フレーム部材80)と連結されている。これにより、サブフレーム14は平面視で略矩形形状に形成される。
前フレーム部材50は、駆動ユニット30の上方を車幅方向に延びる上フレーム部51と、車幅方向において上フレーム部51の両側に設けられた支持部52と、を備える。
上フレーム部51は、車幅方向に延びる中空のバー部材である。また、支持部52は、前方から見て、上フレーム部51の右側に設けられる右側支持部521と、上フレーム部51の左側に設けられる左側支持部522と、を備える。
右側支持部521には、右側マウントブラケット53aの外縁部を囲うように設けられた内壁部521aの内側に右側マウントブラケット53aのボルト穴と連通するボルト穴521bが設けられている。
同様に、左側支持部522には、左側マウントブラケット53bの外縁部を囲うように設けられた内壁部522aの内側に左側マウントブラケット53bのボルト穴と連通するボルト穴522bが設けられている。
また、後フレーム部材60は、駆動ユニット30の後方を車幅方向に延びる後フレーム部61と、車幅方向において後フレーム部61の略中央に設けられた後側支持部62と、を備える。後側支持部62には、後フレーム部61を前後方向に貫通する円状の開口部と、該開口部を囲うように形成されて後フレーム部61を前後方向に突出するボス部と、該開口部内に配置されたゴム製のマウントインシュレータ(不図示)と、該マウントインシュレータに保持されるカラー63と、が設けられる。
本実施形態では、前フレーム部材50の前方から挿入したボルトにより、右側マウントブラケット53aを介して右側支持部521と右前締結部45aとを固定するとともに、左側マウントブラケット53bを介して左側支持部522と左前締結部45bとを固定する。また、後フレーム部材60の後方から挿入したボルトにより、上記マウントインシュレータ及びカラー63を介して後側支持部62と後締結部45cとを固定する。このような構成により、車両1の前突時にサブフレーム14に所定以上の荷重が入力されると駆動ユニット30は慣性によりサブフレーム14に対し前方に移動可能となっている。
また、図4及び図7などに示すように、サブフレーム14は、前後方向から見て保持部41が上フレーム部51と重なる状態で、駆動ユニット30を支持する。具体的に説明すると、上フレーム部51の底面には、後方から前方に向かって、第1底面部51aと、段部51bと、第2底面部51cと、がこの順で設けられる。第1底面部51aは、前後方向において略水平となるように形成されるとともに、上下方向において保持部41の上端部41uよりも僅かに下方に位置する。即ち、第1底面部51aを通り水平に延びる仮想線Lよりも、上端部41uが上方に位置する状態で、サブフレーム14は駆動ユニット30を支持する。
また、第2底面部51cは、前後方向において略水平となるように形成されるとともに、上下方向において第1底面部51aよりもさらに下方に位置し、上フレーム部51の下端部を構成する。第2底面部51cと、上面40uのうち第2底面部51c直下の部分との間には、所定の隙間S1が設けられる。段部51bは、第1底面部51aと第2底面部51cとの間に形成され、第1底面部51a側から第2底面部51c側(即ち後方から前方)へ向かうにしたがって徐々に下方へ下がっていくように形成される。
また、図7に示すように、サブフレーム14は、保持部41が上フレーム部51に対し隙間S2を介して後方に配置される状態で駆動ユニット30を支持する。
このように構成された車両1の前突時には、衝撃がサイドフレーム11、12を介してサブフレーム14に入力される。このとき、前述したようにサブフレーム14に所定以上の荷重が入力されると、図7及び図8に示すように、駆動ユニット30は慣性によりサブフレーム14に対し前方に移動する。図8の矢印90に示すように、駆動ユニット30がさらに前方へ移動すると、保持部41が上フレーム部51の第1底面部51aに干渉する。保持部41が第1底面部51aに干渉すると、上フレーム部51が変形することで、駆動ユニット30に加わる衝撃を低減することができる。そして、駆動ユニット30がさらに前方へ移動すると、保持部41が上フレーム部51の段部51bに干渉する。保持部41が段部51bに干渉して、保持部41への衝撃が過大となった際には、保持部41が破断することで駆動ユニット30に加わる衝撃をさらに低減できる。
また、図7などに示すように、電力変換装置PDUは、サブフレーム14が駆動ユニット30を支持した状態で、電動機MOTおよび前フレーム部材50よりも前方に位置するようになっている。このため、図8に示すように、車両1の前突時に電力変換装置PDUを含む駆動ユニット30が慣性により前方へ移動しても、電力変換装置PDUが前フレーム部材50と接触するのを回避することができる。
さらに、電力変換装置PDUは、電動機MOT(ケース40)よりも前方、即ち車室側に配置されている。このため、車両1が前突して電力変換装置PDUが慣性により前方へ移動しても、車室(例えばフロアパネル2)により電力変換装置PDUが車両1の車体から露出するのを抑制できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、上記実施形態では、エンジンENG及び電動機MOTを駆動源とするハイブリッド車両を例示したが、電動機MOTのみを駆動源とする電動車両であってもよい。
また、バッテリBAT及び燃料タンク9の配置位置は上記実施形態の例に限らず、例えば、図2の例においてバッテリBAT及び燃料タンク9の配置位置を入れ替えてもよい。さらに、電動車両とした場合は燃料タンク9を設けなくてもよい。
また、上記実施形態では、1つの保持部41をケース40に設けた例を説明したが、駆動ユニット30の重心位置などを勘案して、複数の保持部をそれぞれ異なる位置に設けてもよい。このようにすれば、複数の保持部を保持することで、駆動ユニット30を安定して持ち上げることができる。
また、上記実施形態では、電動機MOTを収容するケース40の保持部41を有効活用する例を例示したが、エンジンENG等の他の駆動源を収容するケースの保持部を保持部41と同様にフレーム部材に干渉するようにすることにより、同様の効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、電動機MOTを収容した駆動ユニット30を車両1の後部に配置したが、駆動ユニット30をフロントルーム6に配置し、電動機MOTを左右の前輪FWを駆動する駆動源として用いてもよい。
また、上記実施形態では、上フレーム部51を中空のバー部材とした例を説明したが、これに限らず、例えば上フレーム部51を中実のバー部材としてもよい。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) 駆動源(電動機MOT)と、該駆動源を収容するケース(ケース40)と、を備える駆動ユニット(駆動ユニット30)と、
前記駆動ユニットを支持するフレーム部材(前フレーム部材50)と、を備える、車両(車両1)であって、
前記フレーム部材は、前記駆動ユニットの上方を車幅方向に延びる上フレーム部(上フレーム部51)を有し、
前記ケースは、前記ケースの上面(上面40u)から上方に突出し、前記駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部(保持部41)を有し、
前記保持部は、
前記上フレーム部に対し前後方向において所定の隙間(隙間S2)を介して配置され、
前記車両の前後方向から見て、前記上フレーム部と重なるように配置されている、車両。
(1)によれば、ケースに設けられた保持部が、車両の前後方向において所定の隙間を介して配置された上フレーム部と前後方向から見て重なるように配置されている。したがって、車両の衝突などによりケースが上フレーム部に対して前後方向に変位した際に、保持部が上フレーム部に干渉することで、駆動ユニットに加わる衝撃を低減することができる。駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部は、駆動ユニットが車両に組み付けられた後はその機能を終えるが、車両の衝突時などに駆動ユニットに加わる衝撃を低減する緩衝材という機能を持たせることで、保持部を有効に活用することができる。
(2) (1)に記載の車両であって、
前記保持部は、前記上フレーム部に対し前記前後方向において前記所定の隙間を介して後方に配置され、
前記フレーム部材は、前記車幅方向において前記上フレーム部の両側に前記駆動ユニットを支持する支持部(支持部52)を有し、
前記支持部は、前記フレーム部材の前面で前記駆動ユニットを支持する、車両。
(2)によれば、支持部はフレーム部材の前面で駆動ユニットを支持するので、駆動ユニットは前突時に慣性により上フレーム部材に対し前方に移動する。このとき、保持部が上フレーム部と干渉することで駆動ユニットに加わる衝撃を低減することができ、また衝撃が過大になると保持部が破断することで駆動ユニットに加わる衝撃をさらに低減できる。
(3) (2)に記載の車両であって、
前記保持部は、前記ケースの外周面を前記車幅方向に延びるリブ(リブ42)と連結されている、車両。
(3)によれば、保持部がケースの外周面を車幅方向に延びるリブと連結されているので、保持部の剛性を高めることができ、保持部を上フレーム部にしっかりと干渉させて駆動ユニットに加わる衝撃を低減できる。また、保持部がリブと連結されているので、保持部とリブとを合わせて形成することができ、ケースの製造コストの低減を図ることができる。
(4) (2)又は(3)に記載の車両であって、
前記駆動源は、回転電機(電動機MOT)であり、
前記駆動ユニットは、前記回転電機に供給する電力及び前記回転電機から供給される電力を変換する電力変換装置(電力変換装置PDU)をさらに備え、
前記駆動ユニットは、前記前後方向に対向する前フレーム部材(前フレーム部材50)及び後フレーム部材(後フレーム部材60)と、前記車幅方向に対向する左フレーム部材(左フレーム部材70)及び右フレーム部材(右フレーム部材80)とが平面視で略矩形形状に連結されたサブフレーム(サブフレーム14)によって支持され、
前記フレーム部材は、前記前フレーム部材であり、
前記電力変換装置は、前記回転電機及び前記前フレーム部材よりも前方に位置する、車両。
(4)によれば、電力変換装置が回転電機及び前フレーム部材よりも前方に位置するので、前突時に電力変換装置が前フレーム部材と接触するのを回避できる。
(5) (4)に記載の車両であって、
前記電力変換装置は、前記回転電機よりも車室側に配置されている、車両。
(5)によれば、電力変換装置は回転電機よりも車室側に配置されているので、前突時に電力変換装置が車体から露出するのを抑制できる。
(6) (1)〜(5)のいずれか1つに記載の車両であって、
前記保持部は、前記前後方向に貫通する開口部(開口部41a)を有する、車両。
(6)によれば、保持部に開口部が設けられているので、フックを引っ掛けることができ、さらに衝撃が過大になったときに保持部を破断させることができる。
1 車両
4 車室
14 サブフレーム
30 駆動ユニット
40 ケース
40u 上面
41 保持部
41a 開口部
42 リブ
45 締結部
50 前フレーム部材
51 上フレーム部
52 支持部
60 後フレーム部材
70 左フレーム部材
80 右フレーム部材
MOT 電動機
PDU 電力変換装置
S2 隙間

Claims (5)

  1. 駆動源と、該駆動源を収容するケースと、を備える駆動ユニットと、
    前記駆動ユニットを支持するフレーム部材と、を備える、車両であって、
    前記フレーム部材は、前記駆動ユニットの上方を車幅方向に延びる上フレーム部を有し、
    前記ケースは、前記ケースの上面から上方に突出し、前記駆動ユニットが持ち上げられる際に保持される保持部を有し、
    前記保持部は、
    前記上フレーム部に対し前後方向において所定の隙間を介して後方に配置され、
    前記車両の前後方向から見て、前記上フレーム部と重なるように配置され
    前記フレーム部材は、前記車幅方向において前記上フレーム部の両側に前記駆動ユニットを支持する支持部を有し、
    前記支持部は、前記フレーム部材の前面で前記駆動ユニットを支持する、車両。
  2. 請求項に記載の車両であって、
    前記保持部は、前記ケースの外周面を前記車幅方向に延びるリブと連結されている、車両。
  3. 請求項又はに記載の車両であって、
    前記駆動源は、回転電機であり、
    前記駆動ユニットは、前記回転電機に供給する電力及び前記回転電機から供給される電力を変換する電力変換装置をさらに備え、
    前記駆動ユニットは、前記前後方向に対向する前フレーム部材及び後フレーム部材と、前記車幅方向に対向する左フレーム部材及び右フレーム部材とが、平面視で略矩形形状に連結されたサブフレームによって支持され、
    前記フレーム部材は、前記前フレーム部材であり、
    前記電力変換装置は、前記回転電機及び前記前フレーム部材よりも前方に位置する、車両。
  4. 請求項に記載の車両であって、
    前記電力変換装置は、前記回転電機よりも車室側に配置されている、車両。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の車両であって、
    前記保持部は、前記前後方向に貫通する開口部を有する、車両。
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