JP6903166B1 - 空調室内機及び空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 調室内機及び空気調和機を提供することを課題とする。【解決手段】本発明は、空調室内機及び空気調和機を開示する。前記空調室内機は、ベースと水洗モジュールと止水構造とを含み、ベースには隣接する汚水ゾーンと凝縮水ゾーンが形成され、汚水ゾーンの位置が凝縮水ゾーンより高く、汚水ゾーンの底部の凝縮水ゾーンに近接する箇所に水抜き穴が設けられ、水洗モジュールがベースに取り付けられ、汚水管を備え、汚水管が汚水ゾーン内へ延び、止水構造が凝縮水ゾーンと汚水ゾーンとの間に設けられ、止水構造の上端が水洗モジュールに連結され、止水構造の下端が水抜き穴の前方へ延びることにより、水抜き穴が部分的に遮蔽される。【選択図】図3

Description

[関連出願]
本願は、「空調室内機及び空気調和機」と題し、2019年3月3日に出願された、中国特許出願番号第201920268071.8号及び中国特許出願番号第201910158195.5号の優先権を主張し、その全内容は、引用により本明細書に組み込まれる。
本発明は、空調技術分野に関し、特に、空調室内機及び空気調和機に関する。
本明細書の記述は、単に本願に関連する背景情報を提供するものであり、必ずしも先行技術を構成するものではない。現在、人々の生活の質の向上に伴い、利用者はエアコンを運転する際の健康上の問題に対し益々重視されるようになり、例えば、エアコン付きの部屋に屋外の新鮮な空気を取り入れることができる外気導入装置を備えた空気調和機が登場している。さらに、エアコン運転中に、エアコンの健康に深刻な影響を及ぼすもう一つの問題はフィルタの掃除である。この問題に対応するため、業界ではフィルタを自動的に洗浄できる水洗モジュールを備えたエアコンを設計し、水洗モジュールは、エアコン運転中に生成された凝縮水を利用してフィルタを洗浄し、洗浄後の汚水が汚水管を通り、さらに汚水管の下の汚水ゾーンを通って、最後にドレンパンに連通するドレンホースから排出される。しかしながら、凝縮水を貯留する凝縮水ゾーンもドレンホースに連通し、かつ凝縮水ゾーンが通常汚水ゾーンに隣接して配置されているため、水洗モジュールが汚水を排出する時、汚水が極めて容易に凝縮水ゾーン内に入り、それによって凝縮水が汚染されてしまい、フィルタの洗浄効果に極めて大きく影響している。
本発明は、水洗モジュールから排出される汚水が凝縮水ゾーン内に入るのを防止できる空調室内機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る空調室内機は、ベースと水洗モジュールと止水構造とを含み、前記ベースには隣接する汚水ゾーンと凝縮水ゾーンが形成され、前記汚水ゾーンの位置が前記凝縮水ゾーンより高く、前記汚水ゾーンの底部の前記凝縮水ゾーンに近接する箇所に水抜き穴が設けられ、水洗モジュールが前記ベースに取り付けられ、汚水管を備え、前記汚水管が前記汚水ゾーン内へ延び、止水構造が前記凝縮水ゾーンと前記汚水ゾーンとの間に設けられる。
一実施形態では、前記汚水ゾーンの底部は前記凝縮水ゾーンに向かう方向において下向きに傾斜するように配置される。
一実施形態では、前記汚水ゾーンの底部に退避槽が凹設され、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンに面する側に前記凝縮水ゾーンと連通する切欠部が設けられ、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンと対向する側壁に前記空調室内機のドレンホースと連通する前記水抜き穴が設けられ、前記止水構造が前記退避槽内へ延び、前記止水構造の上端が前記水洗モジュールに連結され、前記止水構造の下端が前記水抜き穴の前方に配置されて前記水抜き穴が部分的に遮蔽される。
一実施形態では、前記止水構造の下端縁部の位置は、前下方に向けて前記止水構造まで延ばされた前記汚水ゾーンの底部の位置より低い。
一実施形態では、前記水洗モジュールは、水洗タンクと、前記水洗タンクの下端に取り付けられるウォーターポンプとを更に含み、前記ウォーターポンプの上端縁部が外へ延びて、水洗タンクの下端に取り外し可能に連結されるように配置される連結フランジを形成し、前記止水構造が前記連結フランジに設けられる。
一実施形態では、前記止水構造は、止水板と支持板とを含み、前記止水板は前記連結フランジから下方へ延びるように形成され、前記支持板は前記止水板の下端縁部から前上側に向かって前記連結フランジまで延びて連結される。
一実施形態では、前記止水構造は、前記ウォーターポンプと一体に配置される。
一実施形態では、前記汚水ゾーンの下縁部には、前上側に向かって突出する止水突縁が設けられる。
一実施形態では、前記止水突縁は、前記止水構造に当接する。
一実施形態では、前記汚水管は、前記汚水ゾーンに面する汚水排出端部を有し、前記汚水排出端部が下向きのフレアになるように設置される。
一実施形態では、前記汚水排出端部の下端面は、前記凝縮水ゾーンに向かう方向において下向きに傾斜するように配置され、前記汚水ゾーンの底部との間に隙間を有する。
一実施形態では、前記汚水排出端部の下端面の傾斜度は、前記汚水ゾーンの底部の傾斜度と一致する。
本発明は、空調室内機を含む空気調和機として更に提案され、前記空調室内機はベースと水洗モジュールと止水構造とを含み、前記ベースには隣接する汚水ゾーンと凝縮水ゾーンが形成され、前記汚水ゾーンの位置が前記凝縮水ゾーンより高く、前記汚水ゾーンの底部の前記凝縮水ゾーンに近接する箇所に水抜き穴が設けられ、水洗モジュールが前記ベースに取り付けられ、汚水管を備え、前記汚水管が前記汚水ゾーン内へ延び、止水構造が前記凝縮水ゾーンと前記汚水ゾーンとの間に設けられる。
本発明の技術的手段では、凝縮水ゾーンと汚水ゾーンとの間に止水構造が設けられ、止水構造の一端が水洗モジュールに接続され、他端が水抜き穴の前方の空間に延びて水抜き穴が部分的に遮蔽されるため、水洗モジュールが作動すると、高所にある汚水ゾーンから流れる汚水が止水構造によってブロックされ、水抜き穴に直接流れ込むよう導かれることで、低所にある凝縮水ゾーン内に容易に入り込まないため、汚水による凝縮水ゾーン内のきれいな凝縮水の汚染を効果的に防止できることで、フィルタの洗浄効果を確保し、エアコンの運転における健康上の問題を減らすのに役立つ。
以下、本発明の実施形態又は従来技術内の技術的手段を明確に説明するため、実施形態又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に説明する。以下の図面は、本発明の幾つかの実施形態に過ぎず、当業者にとって格別の創意工夫を要すものではないとして、それら図面に示す構造に基づいてその他の図面を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る空調室内機のベースと水洗モジュールが組み立てられた後の正面図である。 図1内のS−S方向に沿った構造の断面図である。 図2内のAの拡大図である。 図1内のベースと水洗モジュールが組み立てられた後の一つの角度から見た構造を示す模式図である。 図1内のベースと水洗モジュールが組み立てられた後の別の角度から見た構造を示す模式図である。 図5内のBの拡大図である。 図5内の水洗モジュールの構造を示す模式図である。 図1内のベースの一部構造を示す模式図である。 図8内のCの拡大図である。
本発明の目的の達成、機能・特徴及び利点について、添付図面を基に実施形態を組み合わせて更なる説明を行う。
以下、本発明の実施形態の図面を組み合わせて本発明の実施形態の技術的手段について詳細に説明する。記載される実施形態は、本発明の一部の実施形態に過ぎず、全ての実施形態ではない。本発明の実施形態に基づいて当業者が格別の創意工夫を要さずに得られたその他の実施形態は、本発明の保護範囲に属する。
ここで言及すべき点は、本発明の実施形態において、用語「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」などが示した方位は、単に特定の姿勢(図面に示される通り)における各要素間の相対的な位置関係、運動状況等についての説明を容易にするために用いられ、図面に描かれている該特定の姿勢に変更があった場合、該方位も伴って変更される。
なお、本発明の実施形態において用語「第1」、「第2」は単に対象を説明するために使われており、相対的な重要性を指示又は示唆するか、或いは示された技術特徴の数を暗黙的に示すと解釈してはいけない。そこで、「第1」、「第2」が限定されている特徴は少なくとも一つのこの特徴を含むことを明示又は暗黙的に示すものである。また本発明の各実施形態の間の技術的手段は、相互に結合できるものとするが、当業者が実施できることを原則とする。技術的手段の結合に互に矛盾があった時或いは実現できない時、この種の技術的手段の結合が存在せず、本発明請求の保護範囲外とすることが認定されるべきである。
本発明は、空調室内機として提案される。
図2、図6及び図9を参照すると、本発明の好ましい実施形態では、前記空調室内機はベース1と水洗モジュール2と止水構造3とを含み、ベース1には隣接する汚水ゾーン11と凝縮水ゾーン12が形成され、汚水ゾーン11の位置が凝縮水ゾーン12より高く、汚水ゾーンの底部の凝縮水ゾーンに近接する箇所に凝縮水ゾーン12と連通する水抜き穴111が設けられ、水洗モジュール2がベース1に取り付けられ、水洗タンク21と、水洗タンク21に連通される汚水管22と、水洗タンク21の下端に設けられるウォーターポンプ23とを含み、ウォーターポンプ23が凝縮水ゾーン12内へ延びると共に凝縮水を汲み上げて水洗タンク21に送り込むために用いられ、汚水管22が汚水ゾーン11内へ延び、水洗タンク21内の汚水を汚水ゾーン11に放流した後、水抜き穴111から排出するために用いられ、止水構造3は凝縮水ゾーン12と汚水ゾーン11との間に設けられる。
ここで言及すべき点は、本実施形態では、この空調室内機は具体的に言えば、外気導入タイプ壁掛形空調室内機であり、当然のことながら、本発明の技術的手段は、フィルタを備えた他の種類の空調室内機にも適用することができる。この空調室内機において、主な構成要素は、例えば筐体、筐体に内蔵する熱交換器(図示せず)、ファン(図示せず)、フィルタ(図示せず)といった一般的な空調室内機の構成要素以外に、外気導入装置(図示せず)も設けられる。一実施形態では、前記外気導入装置は一般的に筐体内部の一端に設けられ、外気導入装置内部で吸込室を画定し、前記吸込室が1本の外気吸込ダクトによって屋外環境に連通される。フィルタは、筐体頂部のグリル組立体(図示せず)内に設けられ、水洗モジュール2に接続され、グリル組立体が積み重ねられて取り外し可能に接続された第1グリルと第2グリルとを含み、第1グリルと第2グリルとの間に第1収容室を形成し、第2グリルと吸込仕切板との間に第2収容室を形成する。
ここで、水洗モジュール2は、通常回転軸(図示せず)とローラーブラシアセンブリ(図示せず)と駆動装置(図示せず)とを更に含み、駆動装置は関連部品を駆動してソフトフィルタを回転軸に巻き取ることができ、この時、フィルタに隣接して配置されたローラブラシアセンブルが回転軸に巻き取られたフィルタと接触すると共にフィルタを清掃できる。同時に、フィルタは、回転軸により回転され、一端が第2収容室内に入り、徐々に第2収容室に沿って回転軸から離れた方向に広がる。当然、回転軸が逆転すると、フィルタも第2収容室内から徐々に回転軸に巻き取られることができ、その後徐々に第1収容室内に広がることで、再度フィルタの洗浄を行える。これらの洗浄プロセスで、空気調和機によって制御して自動的に完了し、フィルタを手動で分解して洗浄する必要がなく、フィルタの洗浄プロセスも十分便利である。また、図4及び図5に示すように、水洗モジュール2は、水洗タンク21の上端に設けられた水槽24を更に含み、ローラブラシアセンブルが水槽24内に少なくとも部分的に配置される。使用時、水洗タンク21の下端にあるウォーターポンプ23は、凝縮水ゾーン12内に貯留されている凝縮水を水洗タンク21内に汲み上げることで、水槽24内にきれいな凝縮水で満たされ、ローラブラシアセンブル内のローラブラシの刷毛がフィルタと接触してフィルタから汚れを払い落とし、汚れが付着した刷毛は水槽24内で洗浄される。その後、汚れを含んだ汚水は汚水管22を通して、汚水管22下方の汚水ゾーン11内に流れ込み、更に汚水ゾーン11と連通するドレンホース4に通って排出される。しかしながら、現在で良く見られる設計では、凝縮水が貯留されている凝縮水ゾーン12もドレンホース4と連通しており、かつ凝縮水ゾーン12が通常汚水ゾーン11に隣接して配置されているため、水洗モジュール2から汚水を排出する際に、汚水が極めて凝縮水ゾーン12内に入り易いことで、凝縮水が汚染されてしまい、フィルタの洗浄効果に極めて大きく影響してしまう。
本実施形態では、凝縮水ゾーン12と汚水ゾーン11との間に止水構造3が設けられ、止水構造3の一端が水洗モジュール2に接続され、他端が水抜き穴111の前方の空間に延びて水抜き穴111が部分的に遮蔽されるため、水洗モジュール2が作動すると、高所にある汚水ゾーン11から流れる汚水が止水構造3によってブロックされ、水抜き穴111に直接流れ込むよう導かれることとなり、低所にある凝縮水ゾーン12内に容易に入り込まないため、汚水による凝縮水ゾーン12内のきれいな凝縮水の汚染を効果的に防止できることで、フィルタの洗浄効果を確保し、エアコンの使用における健康上の問題を減らすのに役立つ。
図3及び図9を参照すると、本実施形態では、汚水ゾーン11の底部は任意選択的に前記凝縮水ゾーン12に向かう方向において下向きに傾斜するように配置される。当然、他の実施形態では、前記汚水ゾーン11の底部を傾斜面に配置しなくてもよいが、本実施形態では、この傾斜面の設置は、汚水管22から排出される汚水を速やかに排出し、汚水ゾーン11内に溜まってカビや臭気が発生し難くいため、エアコン使用時の清潔さをさらに高めるのに有益である。
具体的には、本実施形態では、汚水ゾーン11の底部に退避槽112が凹設され、退避槽112の凝縮水ゾーン12に面する側に凝縮水ゾーン12と連通する切欠部が設けられ、退避槽112の凝縮水ゾーン12と対向する側壁に空調室内機のドレンホース4と連通する水抜き穴111が設けられる。ここで、図2乃至図4に示すように、ドレンホース4は、一般的に汚水及び溢れた凝縮水の急速な流出を促進するために、後下側に向かって傾斜に配置される。同時に、退避槽112の設置により十分な空間が確保されるため、止水構造3の配置が容易になり、また汚水中の汚れが水抜き穴111を塞ぐのをある程度防ぐ機能が得られる。また、一実施形態では、図3、図5及び図6に示すように、止水構造3は退避槽112内へ延び、止水構造3の上端が水洗モジュール2に連結され、止水構造3の下端が水抜き穴111の前方に配置されて水抜き穴111が部分的に遮蔽され、かつ止水構造3の下端縁部の位置は、前下方に向けて止水構造3まで延ばされたときの汚水ゾーン11の底部の位置より低くいため、止水構造3の下向きに流れる汚水の遮断作用をさらに強化することができる。
図3及び図7を参照すると、本実施形態では、ウォーターポンプ23の上端縁部が外へ延びて、水洗タンク21の下端に取り外し可能に連結されるように配置される連結フランジを形成される。具体的には、前記連結フランジ231は、その後の保守及び交換を容易にするためにネジなどによって水洗タンク21と取り外し可能に連結することができるが、それに限定されない。また止水構造3は、具体的には止水板31と支持板32とを含み、止水板31が連結フランジ231から下方へ延びるように形成され、支持板32が止水板31の下端縁部から前上側に向かって連結フランジ231に接続するまで延びて連結され、すなわち、図3に示すように、止水構造3は、断面が下向きの三角形状に配置されている。ただしこれに限定されるものではなく、他の実施形態では、止水構造3も止水板31のみを有していてもよいが、本実施形態では、支持板32が止水板31を支持できるため、止水構造3の全体的な強度を高め、止水板31が曲げ或いは折損により止水効果に影響を及ぼしにくい。
図3及び図7を参照すると、本実施形態では、止水構造3とウォーターポンプ23は、代替的に一体に配置されることであり、射出成形時、止水構造3をウォーターポンプ23の筐体と一緒に製造することができ、別途製造や設置することなく、かつ両者を一体に配置されるのは止水構造3とウォーターポンプ23の連結強度をさらに高めることができる。当然、他の実施形態では、止水構造3はウォーターポンプ23とは別に配置され、その後、ウォーターポンプ23に取り外し可能に取り付けられてもよい。
図6、図8及び図9を参照すると、本実施形態では、汚水ゾーン11の下縁部には、前上側に向かって突出する止水突縁113(図示せず)が設けられる。汚水ゾーン11の位置は凝縮水ゾーン12より高いため、止水突縁113は汚水が凝縮水ゾーン12に入るのを効果的にブロックし、止水構造3と協働して汚水ゾーン11に流入する汚水を退避槽112内に流入するように案内され、さらに水抜き穴111からドレンホース4に流れ込ませる。一実施形態では、止水突縁113は、止水構造3に当接して、両者が接触するところに隙間がないようにし、それにより、汚水が凝縮水ゾーン12に入るのをさらに防止できる。また、一実施形態では、退避槽112及び水抜き穴111は、いずれも汚水ゾーン11の空調室内機の熱交換器から離れた側に配置されており、汚水の漏れにより熱交換器等の部品に不利な影響を及ぼすことをできる限り避ける。
また、図3及び図7に示すように、本実施形態では、汚水管22は、汚水ゾーン11に面する汚水排出端部221を有し、前記汚水排出端部221が下向きのフレアになるように設置され、糸くずを含んだ汚水をよりスムーズに排出させることができる。かつ汚水排出端部221の下端面は、凝縮水ゾーン12に向かう方向において下向きに傾斜するように配置され、汚水ゾーン11の底部との間に隙間を有する。一実施形態では、汚水排出端部221の下端面の傾斜度は、汚水ゾーン11の底部の傾斜度と一致するため、汚水排出端部221の管口部から流出する汚水の過度な飛散をできる限り防止できることで、汚水が凝縮水ゾーン12に入るのを防止する目的を達成する。
本発明は、空気調和機として更に提案される。前記空気調和機は、空調室内機を含み、前記空調室内機の具体的な構造が上記実施形態を参照する。この空気調和機は以上に述べた全ての実施形態の全部技術的手段を採用するため、上記実施形態の技術的手段でもたらす全ての有利な効果を少なくとも持っているので、ここではこれ以上説明しない。
本発明では好ましい実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではなく、本発明の明細書及び添付図面を利用して均等の範囲内で各種の変更や修飾、若しくは直接的又は間接的にその他の関連の技術分野に運用されることは、本発明の特許保護範囲内に含めるものであるのは勿論である。

Claims (20)

  1. 隣接する汚水ゾーンと凝縮水ゾーンが形成され、前記汚水ゾーンの位置が前記凝縮水ゾーンより高く、前記汚水ゾーンの底部の前記凝縮水ゾーンに近接する箇所に水抜き穴が設けられるベースと、
    前記ベースに取り付けられ、汚水管を備え、前記汚水管が前記汚水ゾーン内に延びている水洗モジュールと、
    前記凝縮水ゾーンと前記汚水ゾーンとの間に設けられる止水構造と、
    を含む、空調室内機。
  2. 前記汚水ゾーンの底部は前記凝縮水ゾーンに向かう方向において下向きに傾斜するように配置される、請求項1に記載の空調室内機。
  3. 前記汚水ゾーンの底部に退避槽が凹設され、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンに面する側に前記凝縮水ゾーンと連通する切欠部が設けられ、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンと対向する側壁に前記空調室内機のドレンホースと連通する前記水抜き穴が設けられ、
    前記止水構造が前記退避槽内に延び、前記止水構造の上端が前記水洗モジュールに連結され、前記止水構造の下端が前記水抜き穴の前方に配置されて前記水抜き穴が部分的に遮蔽される、請求項1に記載の空調室内機。
  4. 前記止水構造の下端縁部の位置は、前下方に向けて前記止水構造まで延ばされたときの前記汚水ゾーンの底部の位置より低い、請求項1に記載の空調室内機。
  5. 前記水洗モジュールは、水洗タンクと、前記水洗タンクの下端に取り付けられるウォーターポンプとを更に含み、前記ウォーターポンプの上端縁部が外へ延びて、水洗タンクの下端に取り外し可能に連結されるように配置される連結フランジを形成し、前記止水構造が前記連結フランジに設けられる、請求項2に記載の空調室内機。
  6. 前記止水構造は、止水板と支持板とを含み、前記止水板は前記連結フランジから下方へ延びるように形成され、前記支持板は前記止水板の下端縁部から前上側に向かって前記連結フランジまで延びて連結される、請求項5に記載の空調室内機。
  7. 前記止水構造は、前記ウォーターポンプと一体に配置される、請求項5に記載の空調室内機。
  8. 前記汚水ゾーンの下縁部には、前上側に向かって突出する止水突縁が設けられる、請求項2に記載の空調室内機。
  9. 前記止水突縁は、前記止水構造に当接する、請求項8に記載の空調室内機。
  10. 前記汚水管は、前記汚水ゾーンに面する汚水排出端部を有し、前記汚水排出端部が下向きのフレアになるように設置される、請求項1に記載の空調室内機。
  11. 前記汚水排出端部の下端面は、前記凝縮水ゾーンに向かう方向において下向きに傾斜するように配置され、前記汚水ゾーンの底部との間に隙間を有する、請求項10に記載の空調室内機。
  12. 前記汚水排出端部の下端面の傾斜度は、前記汚水ゾーンの底部の傾斜度と一致する、請求項11に記載の空調室内機。
  13. 隣接する汚水ゾーンと凝縮水ゾーンが形成され、前記汚水ゾーンの位置が前記凝縮水ゾーンより高く、前記汚水ゾーンの底部の前記凝縮水ゾーンに近接する箇所に水抜き穴が設けられるベースと、前記ベースに取り付けられ、汚水管を備え、前記汚水管が前記汚水ゾーン内に延びる水洗モジュールと、前記凝縮水ゾーンと前記汚水ゾーンとの間に設けられる止水構造とを含む空調室内機を含む、空気調和機。
  14. 前記汚水ゾーンの底部は前記凝縮水ゾーンに向かう方向において下向きに傾斜するように配置される、請求項13に記載の空気調和機。
  15. 前記汚水ゾーンの底部に退避槽が凹設され、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンに面する側に前記凝縮水ゾーンと連通する切欠部が設けられ、前記退避槽の前記凝縮水ゾーンと対向する側壁に前記空調室内機のドレンホースと連通する前記水抜き穴が設けられ、
    前記止水構造が前記退避槽内に延び、前記止水構造の上端が前記水洗モジュールに連結され、前記止水構造の下端が前記水抜き穴の前方に配置されて前記水抜き穴が部分的に遮蔽される、請求項13に記載の空気調和機。
  16. 前記止水構造の下端縁部の位置は、前下方に向けて前記止水構造まで延ばされたときの前記汚水ゾーンの底部の位置より低い、請求項13に記載の空気調和機。
  17. 前記水洗モジュールは、水洗タンクと、前記水洗タンクの下端に取り付けられるウォーターポンプとを更に含み、前記ウォーターポンプの上端縁部が外へ延びて、水洗タンクの下端に取り外し可能に結合されるように配置される連結フランジを形成し、前記止水構造が前記連結フランジに設けられる、請求項14に記載の空気調和機。
  18. 前記止水構造は、止水板と支持板とを含み、前記止水板は前記連結フランジから下方へ延びるように形成され、前記支持板は前記止水板の下端縁部から前上側に向かって前記連結フランジまで延びて連結される、請求項17に記載の空気調和機。
  19. 前記止水構造は、前記ウォーターポンプと一体に配置される、請求項14に記載の空気調和機。
  20. 前記汚水ゾーンの下縁部には、前上側に向かって突出する止水突縁が設けられ、前記止水突縁は前記止水構造に当接する、請求項14に記載の空気調和機。
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