JP6898781B2 - 液面表示装置、及び液冷式電気機器 - Google Patents

液面表示装置、及び液冷式電気機器 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、液面表示装置、及び液冷式電気機器に関する。
液冷式電気機器においては、例えば変圧器やリアクトル等の電気機器を、絶縁油や液体シリコーン等の冷却液中に浸して構成されている。このような液冷式電気機器は、保守の際に、冷却液を貯留すると共に電気機器を収容している液槽の外部から、液槽内の冷却液の残存量を確認できることが必要である。そこで、従来、例えば液槽にのぞき窓を設けて、液槽内部の液面付近を視認可能にすることが考えられている。しかし、のぞき窓は、液面の変動を直接確認できるようにするために液面付近に設ける必要がある。そのため、のぞき窓の取付位置は、冷却液の液面付近に制限される。したがって、のぞき窓の取付位置の自由度は比較的低く、例えば液冷式電気機器が大型化した場合には、設置面から高い位置に設けられることとなり、その結果、作業者による視認性が低下する。
そこで、例えば引用文献1の構成は、紐状に構成されたラインゲージを備えている。ラインゲージの一方の端部は、コンサベータの空気袋の内側に設けられており、これにより液槽内の液面の変動に伴って上下動可能に配置されている。また、ラインゲージの他方の端部は、液槽から外部に引き出されている。作業者は、紐部材の他方の端部を引き伸ばし、その伸長時の紐部材の長さを見ることで、液面の高さ位置つまり冷却液の残存量を確認するこができる。これによれば、作業者は、液面から離れた位置であっても冷却液の残存量を確認することができる。
しかしながら、上記構成のものにおいては、作業者が冷却液の残存量を確認しようとする度に、ラインゲージを収納するボックスを外してラインゲージを引き伸ばさなければならないため、その作業が煩わしい。また、上記構成のものおいて、ラインゲージは、剛性を有する金属配管の内部に通されている。この場合、配管の形状や配置によって、ラインゲージの他方の端部の引き出し位置が制限されてしまうため、作業者は、ラインゲージの配管からの引き出し位置つまり確認位置を容易に変更することができない。
特開平6−61069号公報
そこで、本発明の実施形態は、表示器の取り付け位置の自由度を高めるとともに冷却液の残存量の確認を容易にすることができる液面表示装置、及びその液面表示装置を備えた液冷式電気機器を提供する。また、液冷式電気機器のコストを削減し、メンテナンス性を向上させる。
実施形態の液面表示装置は、冷却液が貯留された液槽内に配置され前記冷却液の液面の変動に連動して上下方向へ移動する移動部材と、一端部が前記移動部材に接続された屈曲可能な紐部材と、前記紐部材の他端部に接続され前記紐部材を介して前記移動部材の移動に連動して動作することで前記移動部材の高さ位置を前記冷却液の残存量として表示する表示器と、前記液槽と前記表示器との間を接続し、前記紐部材が内部に通される屈曲可能な管部材と、を備える。前記紐部材は、前記管部材の内部に配置される管内紐部材と、前記表示器の内部に配置される内部紐部材と、を有し、前記管内紐部材は、前記移動部材又は前記内部紐部材の少なくとも一方と分離可能に構成され、前記管内紐部材と前記内部紐部材とは異なる材料で構成されている。
第1実施形態による液冷式電気機器の概略構成を示す図 第1実施形態による液冷式電気機器について、筐体内に配置される液面表示装置の構成要素を概略的に示す図 第1実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の外観構成を概略的に示す図 第1実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の内部構成を概略的に示す図 第1実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の回転体を展開して示す図 第2実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の内部構成を概略的に示す図 第3実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の内部構成を概略的に示す図 第3実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の内部構成の他の例を概略的に示す図(その1) 第3実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置の表示器の内部構成の他の例を概略的に示す図(その2) 第4実施形態による液冷式電気機器について、筐体内に配置される液面表示装置の構成要素を概略的に示す図 第5実施形態による液冷式電気機器の概略構成を示す図 第5実施形態による液冷式電気機器について、コンサベータ内に配置される液面表示装置の構成要素を概略的に示す図 第6実施形態による液冷式電気機器について、筐体内に配置される液面表示装置の構成要素を概略的に示す図 管結合部材の分離状態を示す図 管内紐部材と移動部材とを接続及び分離可能とするための紐結合部材を示す図であり、接続状態を示す図 管内紐部材と移動部材とを接続及び分離可能とするための紐結合部材を示す図であり、分離状態を示す図 管部材と表示器との接続部を含む表示器の断面構造を示す断面図 管内紐部材と内部紐部材との接続状態を示す図 管内紐部材と内部紐部材との分離状態を示す図 第7実施形態による液冷式電気機器について、液面表示装置とコンサベータとの外観構成を概略的に示す図 第8実施形態による液冷式電気機器の構成を概略的に示す図 フィルタの構成を概略的に示す図 フィルタの構成を概略的に示す図
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
図1に示す液冷式電気機器10は、電気機器本体20及び液面表示装置30を備えている。なお、以下の説明においては、液冷式電気機器10の設置面100に対する垂直方向を、液冷式電気機器10の上下方向とする。
電気機器本体20は、外殻としての筐体21を有している。筐体21は、内部に図示しない変圧器やリアクトル等の電気機器を収容している。また、筐体21の内部には、絶縁油や液体シリコーン等の冷却液22が貯留されている。筐体21内に収容された図示しない電気機器は、冷却液22内に浸されている。これにより、筐体21内に収容された図示しない電気機器は、冷却液22によって冷却される。この場合、筐体21は、電気機器を収容すると共に冷却液22を貯留する液槽として機能する。また、筐体21は、図2に示すように、連通部211を有している。連通部211は、筐体21の上面を例えば円形に貫いて形成されており、筐体21の内部と外部とを連通している。
液面表示装置30は、図1に示すように、電気機器本体20の筐体21に設けられており、筐体21内の冷却液22の液面の高さ位置つまり残存量を表示する。具体的には、液面表示装置30は、管部材40及び表示器50を有している。表示器50は、筐体21の任意の面であって、作業者から見易い位置に着脱可能に取り付けられている。
管部材40は、液槽となる筐体21と、表示器50とを接続している。本実施形態の場合、管部材40は、金属製や樹脂製の蛇腹部材によって構成された中空の管であって、比較的柔軟に屈曲可能となるように構成されている。管部材40は、表示器50の取付位置の変更に伴って柔軟に屈曲する。そのため、使用者は、管部材40の配置にあまり制限されることなく、表示器50の取付位置を任意に変更することができる。
液面表示装置30は、図2にも示すように、浮き子31、伸縮部32、固定部材33、移動部材34、及び紐部材35を有している。浮き子31は、例えば中空状に構成されており、冷却液22に浮くように構成されている。浮き子31は、筐体21内において冷却液22の液面上に浮かせて配置されている。伸縮部32は、例えば蛇腹を有する部材又はゴム部材等によって筒状に構成されており、上下方向へ伸縮可能に構成されている。本実施形態の場合、伸縮部32は円筒状に形成されているが、これに限られない。伸縮部32の下端部は、浮き子31に接続されており、伸縮部32の上端部は、固定部材33に接続されている。
固定部材33は、例えば円環状に構成されており、連通部211の内側に挿入されている。固定部材33の外側部分と連通部211の内側部分とは、気密性及び水密性を有した状態で密着している。移動部材34は、筐体21内でかつ伸縮部32の筒状の内側に設けられており、浮き子31に接続されている。移動部材34は、浮き子31の上面に固定されている。この場合、移動部材34は、紐部材35の一方の端部を浮き子31に固定するためのものであり、例えば粘着テープや接着剤等であっても良い。また、移動部材34と浮き子31とを一体に形成しても良い。
紐部材35は、例えば金属製のスチールワイヤ等によって、柔軟に屈曲可能に構成されている。紐部材35は、筐体21の外部から連通部211に通されて、筐体21内でかつ伸縮部32の内側に導かれている。紐部材35の一端部は、移動部材34に接続されており、紐部材35の他端部は、管部材40内に通されて図1に示す表示器50内に引き込まれている。
表示器50は、紐部材35の他端部に接続されており、図3に示すように、移動部材34の高さ位置を冷却液22の液面位置つまり残存量として表示する。表示器50は、紐部材35を介して移動部材34の移動に連動して動作することで、移動部材34の高さ位置を冷却液22の残存量として表示する。表示器50は、図3に示すように、ケース51と、表示部52と、表示針53と、を有している。ケース51は、全体として気密性及び水密性を有した箱状に形成されており、表示器50の外郭を構成している。管部材40の他端部は、ケース51に接続されている。この場合、ケース51の内部と、管部材40の内部と、伸縮部32の内部とは、相互に連通しかつ密閉された空間すなわち気密性及び水密性を有する空間に構成されている。
表示部52及び表示針53は、ケース51の内部に収容されている。この場合、ケース51の作業者側の面が、例えば透明の部材によって構成されており、これにより少なくとも表示部52及び表示針53がケース51の外部から視認可能となっている。
表示部52は、筐体21内の冷却液22の液面位置つまり残存量を表示するものである。本実施形態の場合、表示部52は、筐体21内に存在する現在の冷却液22の液面を、筐体21内に貯留可能な最大液面に対する割合で示すものである。この場合、表示部52に記載された「LOW」は冷却液22の残存量が少ないことつまり液面位置が低いことを意味し、「HIGH」は冷却液22の残存量が多いことつまり液面位置が高いことを意味する。また、表示部52中の「20」、「40」、「60」、「80」の数字は、最大液面を100%とした場合の割合を示す。
表示針53は、先端部が表示部52の表示に沿うように回転可能に設けられており、現在の冷却液22の液面位置つまり残存量を指し示す。したがって、表示針53が時計周り側へ回転することは、冷却液22が増加したことを意味し、表示針53が反時計周り側へ回転することは、冷却液22が減少したことを意味する。
また、表示器50は、図4に示すように、軸部54、回転体55、支持部材56、付勢部材57、及びマイクロスイッチ58を有している。軸部54、回転体55、支持部材56、付勢部材57、及びマイクロスイッチ58は、ケース51内に収容されている。軸部54は、円柱状に構成された回転軸であり、ケース51内において回転可能に設けられている。また、軸部54は、マイクロスイッチ58を動作させるためのドグ541を有している。マイクロスイッチ58は、表示針53が「LOW」を指し示す位置まで軸部54が回転した場合に、ドグ541によって作動される。これにより、液面表示装置30は、冷却液22が最低位置まで低下したことを示す信号、マイクロスイッチ58の動作によって出力する。
回転体55は、略円筒形状いわゆるドラム形状に形成されている。回転体55の外周面には、ケース51内に引き込まれた紐部材35の他端部が接続されている。そのため、回転体55が一方向この場合時計周り方向へ回転することで、紐部材35を巻き取ることができる。また、回転体55は、支持部材56を介して軸部54に連結されている。これにより、回転体55は、ケース51内において軸部54を中心に回転可能となっている。すなわち、軸部54は、回転体55の回転に連動して回転可能に設けられている。つまり、回転体55と軸部54とは一体的に回転可能となっている。この場合、表示針53は、軸部54の端部に設けられており、軸部54と一体的に回転可能となっている。これにより、表示針53は、軸部54の回転量つまり紐部材35の巻取り及び引き出し量を、冷却液22の液面位置つまり残存量として示すことができる。
付勢部材57は、例えば引張コイルばね等である。付勢部材57の一方の端部は回転体55の外周付近に固定され、付勢部材57の他方の端部はケース51の内面に固定されている。付勢部材57は、回転体55を紐部材35の巻き取り方向この場合時計回り方向へ付勢するように設けられている。なお、付勢部材57は、引張コイルばねに限られず、例えば圧縮コイルばねや板ばね、渦巻きばね、及びばね以外のその他の弾性部材であっても良い。
ここで、筐体21内の冷却液22が増加つまり液面位置が上昇すると、液面位置の上昇に連動して浮き子31及び移動部材34が上昇し、これにより紐部材35が弛む。一方、冷却液22が減少つまり液面位置が低下すると、液面位置の低下に連動して浮き子31及び移動部材34が下降し、これにより紐部材35が引っ張られる。そのため、付勢部材57の付勢力つまり弾性力は、浮き子31及び移動部材34の上下移動に伴って、紐部材35の巻き取り及び引き出しが行えるような強さに設定されている。
すなわち、付勢部材57の付勢力は、移動部材34の上昇によって紐部材35が弛んだ場合に、回転体55が紐部材35を巻き取る方向この場合時計回り側へ回転でき、かつ、移動部材34の下降によって紐部材35が引っ張られた場合に、紐部材35が引き出される方向この場合反時計回り側へ回転体55が回転できる程度に設定されている。つまり、付勢部材57が回転体55に作用させる付勢力は、浮き子31及び移動部材34に作用する重力よりも小さくなるように設定されている。換言すれば、付勢部材57の付勢力によって回転体55に作用するトルクよりも、冷却液22が減少した際に生じる紐部材35の張力によって回転体55に作用するトルクの方が大きい。
この構成によれば、筐体21内の冷却液22が増加つまり液面位置が上昇して、浮き子31及び移動部材34が上昇すると、紐部材35が弛むのと略同時に、回転体55が回転して弛んだ紐部材35を巻き取る。すなわち、この場合、回転体55は、図4において時計回り方向へ回転して紐部材35を巻き取る。一方、筐体21内の冷却液22が減少つまり液面位置が低下して、浮き子31及び移動部材34が下降すると、付勢部材57の付勢力に抗して紐部材35が引っ張られる。すると、紐部材35の引っ張り方向へ回転体55が回転し、これにより、ケース51から紐部材35が引き出される。
そして、上述したように回転体55が回転すると、その回転体55の回転は、軸部54を介して表示針53に伝達される。そして、付勢部材57の付勢力と紐部材35の張力とが均衡する位置で回転体55の回転が停止し、これにより軸部54及び表示針53の回転も停止する。その時の表示針53が指し示す位置が、筐体21内の冷却液22の液面位置つまり残存量となる。したがって、使用者は、表示針53が指し示す位置を確認することで、冷却液22の残存量を確認することができる。
また、本実施形態の場合、回転体55は、例えば金属製であって長方形状の板部材を円筒形状に巻いて形成されている。この場合、回転体55は、回転体55の周方向の両端部分を重ね合わせて円筒形状を形成している。そして、本実施形態の場合、回転体55は、その両端部分の重ね合わせ量Lを調整することで、回転体55の外径寸法すなわち回転体55の外周寸法を任意に変更することができる。
この場合、回転体55は、図5に示すように、第1穴部551と、第2穴部552と、を有している。第1穴部551は、長方形の板状部材の一方側の端部寄りに設けられており、回転体55を厚み方向に円形に貫いて形成されている。第2穴部552は、長方形の板状部材の他方側の端部寄りに設けられており、回転体55を厚み方向に長穴形状に貫いて形成されている。
支持部材56は、例えば1本の棒ねじ561と4個のナット562とから構成されている。この場合、第1穴部551の内径及び第2穴部552の短手方向の幅寸法は、棒ねじ561の外径より若干大きい寸法に設定されている。棒ねじ561は、回転体55及び軸部54を、軸部54の軸方向に対して直角方向に貫いて設けられている。そして、棒ねじ561の両端部は、ナット562によって固定されている。すなわち、棒ねじ561は、円筒形状に巻かれた回転体55に対し、回転体55の径方向の一方側から第1穴部551及び第2穴部552に通され、軸部54を貫いた後、更に径方向の他方側の第2穴部552に通されている。
ここで、回転体55において、回転体55の展開時の長手方向における第1穴部551側の端部を第1端部553とし、第2穴部552側の端部を第2端部554とする。この場合、棒ねじ561の両端のナット562を、それぞれ軸部54側つまり回転体55の径方向の中心側へ移動させると、回転体55の第2端部554は、第1端部553から離間する方向つまり重ね合わせ量Lが増大する方向へ移動する。これにより、回転体55の外周寸法が小さくなり、その結果、回転体55の外径が小さくなる。また、棒ねじ561の両端のナット562を、軸部54側つまり回転体55の径方向の外側へ移動させると、回転体55の第2端部554は、第1端部553に接近する方向つまり重ね合わせ量Lが減少する方向へ移動する。これにより、回転体55の外周寸法が大きくなり、その結果、回転体55の外径が大きくなる。
この場合、冷却液22の液面の変動量つまり移動部材34の上下方向の移動量は、回転体55による紐部材35の巻き取り及び引き出し量に等しい。回転体55の回転量つまり回転角度は、回転体55による紐部材35の巻き取り及び引き出し量と相関している。回転体55の回転量は、軸部54及び表示針53の回転量と同一である。この場合、冷却液22の液面の変動量が同一である場合、回転体55の外径つまり外周寸法が大きくなると回転体55の回転量は小さくなり、回転体55の外径が小さくなると回転体55の回転量は大きくなる。したがって、使用者は、回転体55の外径を変更することで、冷却液22の液面の変動量に対する軸部54及び表示針53の回転量を変更することができる。
以上説明した実施形態によれば、液面表示装置30は、移動部材34と、紐部材35と、管部材40と、表示器50と、を備える。移動部材34は、冷却液が貯留された液槽この場合筐体21内に配置され、冷却液22の液面の変動に連動して上下方向へ移動する。紐部材35は、一端部が移動部材34に接続されており、屈曲可能に構成されている。表示器50は、紐部材35の他端部に接続されており、移動部材34の高さ位置を冷却液22の液面位置つまり残存量として表示する。管部材40は、屈曲可能に構成されている。また、管部材40は、その内部に紐部材35が通されて、液槽である筐体21と表示器50との間を接続している。
また、表示器50は、ケース51、表示針53、回転体55、軸部54、及び付勢部材57を有している。表示針53は、ケース51内において軸部54に設けられて、軸部54の回転量を冷却液22の液面位置つまり残存量として示す。回転体55は、ケース51内に回転可能に設けられている。紐部材35の他端部は、回転体55の外周面に接続されている。これにより、回転体55は、紐部材35を巻き取り可能となっている。軸部54は、回転体55の回転に連動して回転可能に設けられている。付勢部材57は、回転体55を紐部材35の巻き取り方向へこの場合図4における反時計回り方向へ付勢する。
これによれば、筐体21内の冷却液22の液面位置は、紐部材35を介して表示器50に伝達される。このため、使用者は、表示器50の表示針53が指し示す表示を見るだけで冷却液22の液面位置つまり残存量を確認することができる。この場合、使用者は、例えば表示器50のケース51から紐部材35を引っ張り出して紐部材35の長さを直接確認するような特別な操作をする必要がない。したがって、使用者は、冷却液22の液面位置つまり残存量を容易に確認することができる。
そして、紐部材35は、筐体21と表示器50とを接続する管部材40の内部に通されている。そのため、紐部材35及び管部材40の長さ寸法を調整することで、表示器50の取り付け位置を調整することができる。したがって、表示器50の取り付け位置が、冷却液22の液面付近に制限されない。そのため、例えば筐体21が大きく液面位置が高い場合であっても、使用者は、表示器50を筐体21の下部つまり設置面100付近の見易い位置に取り付けることができる。その結果、表示器50の視認性の向上を図ることができる。
また、管部材40は、金属製や樹脂製の蛇腹部材によって比較的柔軟に屈曲可能に構成されている。そのため、表示器50の取り付け位置は、管部材40の引き回し方や長さ寸法等に制限され難く、したがって、表示器50の取り付け位置の自由度を向上させることができる。
なお、紐部材35及び管部材40は、熱の影響によりある程度伸縮するものであるが、紐部材35及び管部材40が、表示器50による表示精度に影響を及ぼさない程度に伸縮することは許容される。しかし、紐部材35及び管部材40の長さが長い場合には、わずかな熱膨張率であっても、実際には大きなずれとなってしまうこともある。そこで、紐部材35と管部材40の熱膨張率は略同じになるように設定することが好ましい。
ここで、冷却液22の残存量を筐体21内に貯留可能な最大量に対する割合で示す場合、移動部材34の上下方向の移動量が同一であっても、筐体21の形状や容積が異なると、冷却液22の変化割合も異なる。例えば、断面積がS1とS2とでかつ冷却液22の最大液面の高さ位置がHである2つの液槽について見る。この場合、冷却液22の液面がdH分減少すると、断面積がS1の液槽においては、その減少割合はdH/(S1×H)となる。一方、断面積がS2の液槽においては、その減少割合はdH/(S2×H)となる。そして、この場合、S1>S2であるとすると、dH/(S1×H)<dH/(S2×H)となる。すなわち、冷却液22が同一の高さdH分減少した場合であっても、断面積が大きいS1の液槽よりも、断面積が小さいS2の液槽の方が、その減少割合が大きくなる。これは、冷却液22が高さdH分増加する場合であっても同様である。
このように、液面の増減の高さ寸法dHが同一であっても、筐体21の形状や容積が異なれば、その筐体21の貯蔵可能な最大量に対する増減量の割合は同一とはならない。そのため、筐体21の形状や容積が変われば、表示針53の回転量に対する冷却液22の増減量の割合も変わってくる。したがって、液面表示装置30の取り付け対象となる筐体21の形状や容積が変われば、その筐体21に合わせて表示部52の表示内容を変える必要がある。しかしながら、筐体21の形状や容積が変わるたびに表示部52の表示内容を変えることは煩わしい。
そこで、本実施形態において、表示器50は、回転体55による紐部材35の巻き取り量に対する軸部54の回転量を変更可能に構成されている。使用者は、回転体55による紐部材35の巻き取り量に対する軸部54の回転量を変更することで、移動部材34によって表示針53が指し示す値を、筐体21の形状や容積に合ったものにすることができる。そのため、これによれば、液面表示装置30の取り付け対象となる筐体21が変更された場合であっても、その変更に容易に対応することができる。
この場合、回転体55は、板部材を円筒状に巻いて形成されており、その板部材の両端部分の重ね合わせ量Lを変更することで外径を変更可能に構成されている。すなわち、回転体55の重ね合わせ量Lを調整して回転体55の外径を変更することで、回転体55による紐部材35の巻き取り量に対する軸部54の回転量を変更することができる。そのため、使用者は、液面表示装置30の取り付け対象となる筐体21の変更に対してより簡単に対応することができる。
また、液面表示装置30は、浮き子31と伸縮部32とを備えている。浮き子31は、冷却液22に浮くように構成されている。伸縮部32は、浮き子31の上下方向の移動に伴って伸縮可能に構成されている。また、移動部材34は、伸縮部32の内部に設けられている。そして、ケース51の内部と管部材40の内部と伸縮部32の内部とは、連通しかつ密閉された気密性及び水密性を有する空間に構成されている。これによれば、ケース51、管部材40、又は伸縮部32のいずれかから湿気や冷却液22が侵入し、これにより表示部52が曇ったり、例えばマイクロスイッチ58等のケース51内に設けられた電子機器が劣化したりすることを防ぐことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図6を参照して説明する。
第2実施形態では、表示器60の具体的構成が、第1実施形態の表示器50と異なっている。すなわち、第2実施形態の表示器60は、ケース51、表示部52、表示針53、軸部54、付勢部材57に加えて、回転体61、主動ギヤ62、及び従動ギヤ63を有している。なお、表示部52は、図3の表示部52と同様の構成であるが、図6には表していない。回転体61は、円柱又は円筒形状いわゆるドラム形状に形成されており、ケース51の内部において回転可能に設けられている。回転体61の外周面には、第1実施形態の回転体55と同様に、ケース51内に引き込まれた紐部材35の他端部が接続されている。すなわち、回転体61は、外径が変更不可に構成されていること以外は、上記第1実施形態の回転体55と同様の機能を有している。
主動ギヤ62は、回転体61と同一の回転軸を有し、回転体61と一体的に回転可能に構成されている。従動ギヤ63は、軸部54と同一の回転軸を有し、軸部54と一体的に回転可能に構成されている。そして、主動ギヤ62と従動ギヤ63とは噛み合っている。そのため、回転体61の回転は、主動ギヤ62及び従動ギヤ63を介して、軸部54に伝達される。これによれば、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施形態によれば、回転体61の外径を変更しなくても、主動ギヤ62と従動ギヤ63とのギヤ比を変更することで、回転体61による紐部材35の巻き取り量に対する軸部54の回転量を容易に変更することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図7を参照して説明する。
第3実施形態では、表示器70の具体的構成が、上記各実施形態の表示器50、60と異なっている。すなわち、上記各実施形態では、液面の変動に伴う移動部材34の上下方向の移動を、紐部材35を介して回転体55、61の回転運動に変換させることで、表示器50、60を動作させていた。これに対し、第3実施形態では、液面の変動に伴う移動部材34の上下方向の移動を、紐部材35を介して直線方向への運動に変換させることで、表示器70を動作させる。
表示器70は、ケース71、表示部72、表示針73、案内軸74、移動子75、及び付勢部材76を有している。表示部72、表示針73、案内軸74、移動子75、及び付勢部材76は、ケース71内に収容されている。この場合、ケース71の作業者側の面が、例えば透明の部材によって構成されており、これにより少なくとも表示部72及び表示針73がケース71の外部から視認可能となっている。また、管部材40は、ケース71の上面側に接続されている。これにより、紐部材35は、ケース71の上側からケース71内に引き込まれている。
表示部72は、上記実施形態の表示部52と同様に、筐体21内の冷却液22の液面位置つまり残存量を表示するものである。この場合、表示部72は、筐体21内に存在する現在の冷却液22の液面を、筐体21内に貯留可能な最大液面に対する割合で示すものである。表示部72の表示内容つまり残存量を表す数値又は文字等は、上下方向に向かって直線上に配置されている。
案内軸74は、例えば円柱状に形成されたいわゆる摺動シャフトであり、ケース71内において一方向この場合上下方向へ延びるように設けられている。案内軸74は、図7に示すように、ケース71内に引き込まれた紐部材35が延びる方向に沿って延びている。移動子75は、案内軸74に摺動可能に設けられている。これにより、移動子75は、案内軸74に沿って、紐部材35の延びる方向へ向かって直線的に移動可能となっている。表示針73は、移動子75に設けられており、移動子75の移動と共に移動する。
紐部材35のケース71内側の端部は、移動子75に設けられている。付勢部材76は、移動子75に設けられている。付勢部材76は、紐部材35をケース71内に引き込む方向この場合下方への付勢力を、移動子75に作用させる。付勢部材76は、例えば錘である。この場合、付勢部材76は、自重によって、移動子75を下方へ付勢する。これにより、紐部材35には、ケース71内に引き込まれる方向つまり下方へ引っ張られるような張力が常に作用する。
この場合、付勢部材76の付勢力つまり付勢部材76の重量は、筐体21内の冷却液22の変動による浮き子31及び移動部材34の上下移動に伴って、紐部材35の引き込み及び引き出しが行えるような強さに設定されている。なお、付勢部材76は、錘に限られず、例えば引張コイルばね等の弾性部材であっても良い。
この構成において、筐体21内の冷却液22が減少して液面が低下すると、浮き子31及び移動部材34が下方へ移動する。その際、紐部材35は、ケース71から引き出される方向へ引っ張られ、これにより、移動子75及び表示針73は、案内軸74に沿って上側へ移動する。一方、筐体21内の冷却液22が増加して液面が上昇すると、浮き子31及び移動部材34が上方へ移動し、これにより紐部材35は弛む。その際、付勢部材76の付勢力によって、紐部材35がケース71内に引き込まれる。そして、付勢部材76の付勢力と紐部材35の張力とが均衡する位置で移動子75の移動が停止する。その時の表示針53が指し示す位置が、筐体21内の冷却液22の液面位置つまり残存量となる。したがって、使用者は、表示針53が指し示す位置を確認することで、冷却液22の残存量を確認することができる。
本実施形態によれば、上記各実施形態と同様の作用効果が得られる。また、本実施形態によれば、表示器70は、回転体55、61等を必要としない。したがって、上記各実施形態に比べて、表示器70の構成を簡単なものにすることができる。
なお、例えば図8に示すように、図7の表示器70を横向きにした構成としても良いし、図9に示すように、図7の表示器70を上下逆向きとした構成にしても良い。この場合、図8及び図9において、表示器70は、付勢部材76として圧縮コイルばねを有している。また、この場合、図7の表示器70において移動子75は水平方向に移動し、図8の表示器80において移動子75は上下方向へ移動する。
図8及び図9に示す表示器70において、ケース71は、導入部711、712を有している。導入部711、712は、例えばケース71と一体に形成されており、管状に形成されてケース71の内部と外部とを連通している。導入部711、712の一方の端部は、ケース71の上側に向かって開口している。図8に示す表示器70において、導入部711の他方の端部は、ケース71の側面側にあってケース71内に向かって開口している。また、図9に示す表示器70において、導入部712の他方の端部は、ケース71の下面側にあってケース71内に向かって開口している。そして、紐部材35は、導入部711、712を通って、ケース71の側面側からケース71内に引き込まれている。
この場合、紐部材35は、導入部711、712を通ってケース71内に引き込まれる際に屈曲する。そのため、図8及び図9の表示器70は、回転可能な滑車77を有している。滑車77は、導入部711、712内において紐部材35が屈曲する部分に設けられており、紐部材35が屈曲する部分を支持している。これにより、紐部材35の移動つまりケース71内への引き込み及びケース71外への引き出しが円滑となる。なお、ケース71外に滑車77を設けても良い。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について図10を参照して説明する。
第3実施形態では、液面表示装置30における筐体21内の具体的構成が、上記各実施形態と異なっている。すなわち、第3実施形態において、液面表示装置30は、筒状部材81、浮き子82、及び移動部材83を備えている。筒状部材81は、例えば磁性を有さない非鉄金属又は樹脂等によって筒状に形成されている。筒状部材81の下端部は閉塞され、上端部は開放されている。
筒状部材81は、液槽となる筐体21内に配置されている。筒状部材81の上端部は、連通部211の内側に通されている。この場合、筒状部材81の外側部分と連通部211の内側部分とは、気密性及び水密性を有した状態で密着している。また、筒状部材81の下端部は、冷却液22内に沈むように、少なくとも最大量の冷却液22を貯留した場合の液面つまり最大液面位置よりも下方へ延びている。
浮き子82は、例えば内部の一部を中空に形成することで、冷却液22に浮くことが可能に構成されている。また、浮き子82は、例えば筒状部材81の外周側を覆うような円柱状に形成されている。浮き子82は、冷却液22の液面が変動すると、その変動に伴い筒状部材81の外周面に沿って上下方向へ移動する。
移動部材83は、筐体21内でかつ筒状部材81内に配置されている。そして、浮き子82及び移動部材83は、互いに磁力による吸引力が作用するように構成されている。すなわち、浮き子82及び移動部材83の少なくともいずれか一方は、磁石で構成されている。また、この場合、浮き子82及び移動部材83のうち、磁石でない方は、磁性を有する金属で構成されている。そして、ケース51の内部と管部材40の内部と筒状部材81の内部とは、連通しかつ密閉された気密性及び水密性を有する空間に構成されている。
これによっても、上記各実施形態と同様の作用効果が得られる。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態について図11及び図12を参照して説明する。
第5実施形態において、液冷式電気機器10は、コンサベータ23を更に備えている。この場合、液面表示装置30は、コンサベータ23内の冷却液22の残存量を表示する。コンサベータ23は、周知の構成であり、図11に示すように、内部に冷却液22の変動を吸収する空気袋231を有している。また、コンサベータ23は、内部と外部とを連通する連通部232を有している。コンサベータ23の連通部232は、上記実施形態における筐体21の連通部211と同様の機能を有する。すなわち、固定部材33は、連通部232に通されて固定されている。
そして、液面表示装置30の移動部材34は、空気袋231内において下側の内面に設けられている。この場合、移動部材34は、紐部材35の一方の端部を空気袋231の下側内面に固定するためのものであり、例えば粘着テープや接着剤等であっても良い。また、移動部材34と空気袋231とを一体に形成しても良い。そして、ケース51の内部と管部材40の内部と空気袋231の内部とは、連通しかつ密閉された気密性及び水密性を有する空間に構成されている。
この構成によっても、上記各実施形態と同等の作用効果が得られる。すなわち、コンサベータ23内の冷却液22の残存量が変化して空気袋231が膨縮すると、その空気袋231の膨縮によって移動部材34が上下方向に移動する。そして、その移動部材34の上下方向への移動が、紐部材35を介して表示器50に伝達され、表示針53が回転する。これにより、使用者は、表示器50の表示針53が指し示す内容を読み取ることで、上記各実施形態と同様に、コンサベータ23内の冷却液22の残存量を容易に確認することができる。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態について図13から図19を参照して説明する。図13は第6実施形態による液冷式電気機器10について、筐体21内に配置される液面表示装置30の構成要素を概略的に示す図である。なお、第6実施形態においては、管部材40内の紐部材35を管内紐部材36と称し、表示器50内の紐部材35を内部紐部材37と称する。
図13に示すように、第6実施形態に係る液面表示装置30は、筐体21の連通部211に、液面表示装置30の管部材40と、筐体21とを結合するための管結合部材90a、90bを備えている。筐体21は上述のように液冷式電気機器10の液槽として機能している。また、管部材40の内部に配置される管内紐部材36は、表示器50内部の内部紐部材37と、紐結合部材91a、91bにより接続及び分離が可能となるように構成されている。第6実施形態に係る液冷式電気機器10は、図1から図4に示す液面表示装置30に、上述の管結合部材90a、90b及び、紐結合部材91a、91bを追加した構成となっている。
また、図14は、管結合部材90aと90bとの分離状態を示す図である。管結合部材90aは内側に例えば図示しないねじ溝を備える雌ねじ90cであり、管結合部材90bは雌ねじ90cに螺設可能に構成されたねじ溝を備える雄ねじ90dである。管結合部材90a、90bには、中心部に管内紐部材36を通すための図示しない連通穴が設けられている。管結合部材90aと90bは、上記ねじ機構により、接続及び分離することが可能となっている。
図15及び図16は、管内紐部材36と移動部材34を接続及び分離可能とするための紐結合部材91a、91bの概略構成を示す図であり、図15は接続状態を示し、図16は分離状態を示す。管内紐部材36の先端は紐結合部材91aに接続されている。紐結合部材91aとしては、例えば外れ止め部91cを備える外れ止め付フック91aを用いることができる。以下、図15、図16において、外れ止め付フック機能に関連して説明する場合には、紐結合部材91aを外れ止め付フック91aと称することがある。外れ止め付フック91aは環状の部材であり、この環状形状を開閉可能となるように構成された外れ止め部91cを備えている。
紐結合部材91bは、例えば環状の環状部材91bであり、移動部材34に固定されている。以下、図15、図16において、外れ止め付フック機能に関連して説明する場合には、紐結合部材91bを環状部材91bと称することがある。環状部材91bは外れ止め付フック91aに係合可能となるように構成されている。外れ止め付フック91aと環状部材91bとが係合状態となることにより、管内紐部材36と移動部材34を接続することができる。
環状部材91bは、外れ止め部91cを開方向に押圧することにより外れ止め付フック91aを開状態として開口を形成し、さらに外れ止め付フック91aの内部方向に挿入されることにより、外れ止め部91cとの接触が外れ、外れ止め付フック91aが閉状態となる。こうして、外れ止め付フック91aと環状部材91bとが係合する。外れ止め部91cは図示しないバネ機構により外れ止め付フック91aの環状形状が閉状態となるように付勢されており、一旦係合状態となった環状部材91bが容易に分離しないようになっている。
また、図16に示すように、外れ止め付フック91aの分離時には、人の手指等により外れ止め部91cを内側に押圧することにより外れ止め付フック91aの環状形状に開口を形成し、この開口から環状部材91bを通して脱出させることにより分離状態とすることができる。
このように、管結合部材90a、及び90bが設けられていることにより、管部材40と筐体21を接続及び分離することが可能となる。これにより、管内紐部材36と移動部材34とを露呈させることができるため、これらを外部から操作することが可能となる。このため、外部から管内紐部材36と移動部材34とを接続及び分離することが可能となる。これらの作用により、管部材40及び管内紐部材36と、筐体21とを、接続及び分離することが可能となる。
また、図13に示すように、液面表示装置30は管部材40の他端に設けられた表示器50を備えている。表示器50と管部材40は管結合部材93a、93bを介して接続されている。図17は、管部材40と表示器50との接続部を含む表示器50の断面構造を示す断面図である。図17に示すように、管結合部材93a、93bの中心部には連通穴が設けられており、管部材40と管結合部材93a、93bの内部には管内紐部材36が通っている。表示器50内部の回転体55には、これに巻回する内部紐部材37を備えている。管内紐部材36と内部紐部材37は、紐結合部材94a、及び94bにより接続されている。図17のその他の構成は、図4に示したものと同じである。第6実施形態に係る液冷式電気機器10は、図1から図4に示す液面表示装置30に、上述の管結合部材93a、93b及び、紐結合部材94a、及び94bを追加した構成となっている。
図18及び図19は、管部材40と表示器50とが切り離された分離状態を示し、さらに管内紐部材36と内部紐部材37との接続及び分離状態を示す図である。図18が管内紐部材36と内部紐部材37の接続状態を示す図であり、図19が管内紐部材36と内部紐部材37との分離状態を示す図である。
図18及び図19に示すように、管部材40と表示器50の接続部には、管結合部材93a、93bが設けられている。管結合部材93aは例えば図示しないねじ溝を備える雌ねじ93cであり、管結合部材93bはねじ溝を備える雄ねじ部93dを備えている。雄ねじ部93dは雌ねじ93cに螺設可能に構成されている。管結合部材93a、及び93bは、螺設により接続又は分離可能なねじ機構を構成している。管結合部材93a、93bには、中心部に管内紐部材36又は内部紐部材37を通すための連通穴が設けられている。管結合部材93aと93bは、上記ねじ機構により、接続又は分離することが可能となっている。
図18及び図19は、また、管内紐部材36と内部紐部材37を接続又は分離可能とするための紐結合部材94a、及び94bを示す図であり、図18は紐結合部材94aと94bとの係合状態を示し、図19は紐結合部材94aと94bとの分離状態を示す。管内紐部材36の先端は紐結合部材94aに接続されている。紐結合部材94aとしては、例えば外れ止め部94cを備える外れ止め付フック94aを用いることができる。外れ止め付フック94aは例えば略楕円環状の部材であり、この環状形状を開閉可能となるように構成された外れ止め部94cを備えている。以下、紐結合部材94a、及び94bの係合に関係して言及する場合には、紐結合部材94aを外れ止め付フック94aと称する場合がある。
紐結合部材94bは、例えば環状の環状部材94bであり、表示器50のケース51に固定されている。以下、紐結合部材94bの係合に関係して言及する場合には、紐結合部材94bを環状部材94bと称する場合がある。環状部材94bは外れ止め付フック94aに係合可能となるように構成されている。環状部材94bは、外れ止め部94cを開方向に押圧することにより外れ止め付フック94aを開状態として開口部を形成し、さらに外れ止め付フック94aの内部方向に挿入されることにより、外れ止め付フック94aが閉状態となる。こうして、外れ止め付フック94aと環状部材94bが係合する。外れ止め部94cは図示しないバネ機構により外れ止め付フック94aの環状形状が閉状態となるように付勢されており、一旦係合状態となった外れ止め付フック94aと環状部材94bが容易に分離しないようになっている。
また、図19に示すように、外れ止め付フック94aの分離時には、人の手指により外れ止め部94cを押圧することにより外れ止め付フック94aの環状形状に開口を形成し、この開口から環状部材94bを脱出させることにより分離状態とすることができる。
管部材40は、少なくとも、筐体21及び表示器50の何れかと、接続又は分離可能となるように構成されている。管内紐部材36は、少なくとも、移動部材34及び内部紐部材37の何れかと、接続又は分離可能となるように構成されている。管部材40は、筐体21及び表示器50の両者と、接続又は分離可能となるように構成されている。管内紐部材36は、筐体21内の移動部材34及び表示器50内の内部紐部材37の両者と、接続又は分離可能となるように構成されている。
第6実施形態によれば以下の効果を奏することができる。
管部材40と筐体21とは、管結合部材90a及び90bの部分で接続又は分離可能となるように構成されている。また、管内紐部材36と移動部材34とは、紐結合部材91a、及び91bの部分で接続又は分離が可能となるように構成されている。これにより、筐体21から管部材40を切り離すことができるため、例えば筐体21の連通部211まわりや、伸縮部32や移動部材34、浮き子31等のメンテナンスが容易となる。
管内紐部材36と内部紐部材37は、紐結合部材94a、及び94bにより接続、分離が可能となるように構成されている。また、管結合部材93a、93bにより、管部材40と表示器50が接続又は分離可能とすることができる。これにより、管内紐部材36と内部紐部材37の接続部が外部から操作可能に露呈するため、紐結合部材94a、及び94bの接続又は分離を操作することが可能となる。これにより、紐結合部材94a、及び94bの接続又は分離が可能となるため、管内紐部材36と内部紐部材37の接続又は分離が可能となる。
上記のように、管部材40及び管内紐部材36の脱着が可能となるため、管部材40及び管内紐部材36の交換が容易となる。例えば、表示器50の位置を変更したい場合には、筐体21の連通部211から表示器50までの距離が変更されることになり、液面表示装置30の改造が困難となるが、上記構成であれば、管部材40及び管内紐部材36の長さを自由に選択可能となるため、表示器50の位置変更が容易となる。
また、管部材40が通常は室外に配置されるため、風雨にさらされることによる劣化が懸念されるが、上記構成であれば、管部材40の交換が容易となるため、管部材40のメンテナンスが容易となる。
また、管部材40と表示器50は、管結合部材93a、93bの部分で分離が可能となるため、表示器50の脱着が容易となる。従って、表示器50を取り外して修理を行ったり、表示器50を交換したりすることが容易となる。
また、管内紐部材36と内部紐部材37との接続又は分離が可能となるため、管部材40内の紐部材35(すなわち管内紐部材36)の材質と、表示器50内の紐部材35(すなわち内部紐部材37)の材質を、異なる材質とすることが容易となる。例えば、管部材40と管内紐部材36の熱膨張率(すなわち熱膨張係数)を略等しくなるように、管内紐部材36の材質を選択したり、柔軟性が高い内部紐部材37を採用したりする、というように管内紐部材36と内部紐部材37とを最適な材料とすることが可能となる。管部材40は室外にも配置されるため、大きく変化する室外の温度の影響を受けて大きく膨張、収縮することになるが、管部材40とその内部の管内紐部材36の熱膨張率が異なると、支障を来す。例えば、管部材40の熱膨張率が管内紐部材36よりも大きい場合に、管部材40の膨張によって管内紐部材36が引っ張られることになるため、電気機器本体20内の冷却液22の液面が変化していない場合であっても、表示器50の表示針53を動かしてしまい、誤表示となってしまう。従って、管部材40と管内紐部材36の熱膨張率は略等しくすることが望ましい。
また、管部材40内の管内紐部材36は、室外に配置されることから、耐候性を備えていることが望ましい。また、管内紐部材36は、表示器50内の内部紐部材37のように回転体55に巻回するための柔軟性を要求されることはない。従って、管内紐部材36の材料としては、例えばスチールワイヤ等が好適である。
これに対して、表示器50の回転体55に巻回される内部紐部材37は、通常は表示器50のケース51内に配置されるため、耐候性はさほど要求されないが、回転体55に巻回されるため柔軟性が要求される。従って、内部紐部材37の材料としては、例えばポリエステル等が好適である。
このように、管部材40内の管内紐部材36と、表示器50内の内部紐部材37では、要求される特性が異なっている。これに対して、第6実施形態に係る構成を適用すれば、管内紐部材36と内部紐部材37の材質を、それぞれ好適な材料とすることが容易となる。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態について図を用いて説明する。図20は、第7実施形態による液冷式電気機器10について、液面表示装置30とコンサベータ23の外観構成を概略的に示す図である。図に示すように、第7実施形態においては、第6実施形態の構成を、図12に示す第5実施形態に適用したものであり、図13の伸縮部32が空気袋231に置き換わった点を除けば第6実施形態の構成と同じ構成である。第7実施形態によれば、第6実施形態と同様の効果を奏する。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態について図を用いて説明する。図21は、第8実施形態による液冷式電気機器10の構成を概略的に示す図である。図21に示すように、電気機器本体20の筐体21内には冷却液22が貯留されており、冷却液22の液面に浮き子31が浮かんでいる。冷却液22の上面と筐体21の間には空間98が存在し、空間98には例えば窒素が充填されている。また、空間98には、冷却液22の蒸気99が存在している。冷却液22は例えば冷却油であるため、蒸気99は冷却液成分(すなわち油成分)を含む蒸気である。筐体21の上面には連通部211が開口しており、管部材40内部と空間98とは相互に連通している。従って、何らかの手段を施さなければ空間98内の蒸気99は、連通部211から管部材40内に浸入し、管部材40を通じて表示器50に到達することとなる。
本実施形態においては、浮き子31には移動部材34が設けられており、移動部材34には紐部材35が接続されている。紐部材35は管部材40内を通って、表示器50に接続されている。管部材40の筐体(液槽)21側端部の内部にはフィルタ96が設けられている。フィルタ96は管部材40内の長さ方向の一部において、管部材40内の通路を略塞ぐように設けられている。フィルタ96の中心部には紐部材35を通じるための貫通穴97(図22又は図23を参照)が設けられており、紐部材35は、貫通穴97を通じて往来自在に配置されている。なお、貫通穴97の内壁には、紐部材35を傷めないためのコーティングが施されていてもよい。
フィルタ96は、蒸気99をトラップ又は吸着する機能を備えており、その構成例は、図22及び図23に例示される。
図22に示されるフィルタ96(以下、符号96aを使用する)は、例えば、発砲ウレタン樹脂、多孔質セラミック等の多孔質材料からなるものである。フィルタ96aは多孔質であるため、気体を通過させることができる。フィルタ96aは多孔質であるため表面積が大きく、これを通過する物体に対する吸着性能が高い。従って、空間98から連通部211を通過して管部材40内に浸入した蒸気99は、このフィルタ96aにより吸着されるため、その先に蒸気99が管部材40内に浸入することを抑制することができる。従って、蒸気99が表示器50等の機器に到達することがないため、表示器50の表示部52を覆う図示しないガラスカバーを曇らせたり、あるいは、表示器50内の内部構造に付着して不具合を誘発させたりすることを抑制することができる。
図23に示すフィルタ96(以下、符号96bを使用する)は、例えば、金属メッシュからなるものである。フィルタ96bとしては、例えば、ステンレス製のスチールウールやグラスウール等を用いることができる。フィルタ96bはメッシュ状であるため、気体を通過させることができる。このようなフィルタ96bによれば、これを通過する物質に対して表面積が大きく、吸着性能が高い。従って、図22に示したフィルタ96aと同様に、空間98から連通部211を通過して管部材40内に浸入しようとする蒸気99は、このフィルタ96bにより吸着されるため、その先に蒸気99が浸入することを抑制することができる。またさらに、金属メッシュによるフィルタ96bは、熱伝導率が高いため、例えば管部材40に接触する部分から熱が放散しやすい。従って、冷却効率が高いため、フィルタ96bを通過する物資を冷却する効果が得られる。これにより、蒸気99がフィルタ96bを通過する際に、フィルタ96bにより冷却されるため、気体状態の蒸気99を液体にすることができる。従って、これにより、さらに蒸気99の吸着効率が向上し、フィルタ96bによってトラップされやすくなる。
第8実施形態によれば、空間98中の蒸気99は、フィルタ96によりトラップ又は吸着されるため、管部材40内に流通する空気内から蒸気99が除去される。これにより、蒸気99が、管部材40内を移動し、表示器50に到達することを抑制又は防止する。従って、図2等に示される伸縮部32や、図12に示される空気袋231等の構造物が不要となり、シンプルな構成となるため、液冷式電気機器10のコストが削減され、メンテナンスが容易となる。
(変形例)
上記実施形態については以下の変形が可能である。
第6実施形態における構成では図1から図4に示す第1実施形態の構成を基準とした例を示し、第7実施形態における構成では図11及び図12に示す第5実施形態の構成を基準とした例を例示して説明したが、これに限られない。例えば、図6から図9に示す第2実施形態から第3実施形態の表示器60、70を用いてもよいし、図10に示す第4実施形態の移動部材83の構成を用いてもよい。
また、第6実施形態及び第7実施形態においては、管結合部材90a、90b、93a、93bとして、ねじ機構の管継手構造を例示したがこれに限定されない。これに替えて、例えば、ワンタッチジョイント方式の管継手構造を用いることも可能である。
また、紐結合部材91a、91b、94a、94bとして、外れ止め付フック機構の構成を例示して説明したがこれに限られない。例えば、ねじ機構により接続又は分離が可能な構成を用いてもよい。
また、上記実施形態は様々な組み合わせが可能である。例えば、第6実施形態及び第7実施形態に、第8実施形態を適用することも可能である。
以上本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…液冷式電気機器、21…筐体(液槽)、30…液面表示装置、34、83…移動部材、35…紐部材、36…管内紐部材、37…内部紐部材、40…管部材、50、60、70…表示器、90a、90b、93a、93b…管結合部材、91a、91b、94a、94b…紐結合部材、96、96a、96b…フィルタ

Claims (7)

  1. 冷却液が貯留された液槽内に配置され前記冷却液の液面の変動に連動して上下方向へ移動する移動部材と、
    一端部が前記移動部材に接続された屈曲可能な紐部材と、
    前記紐部材の他端部に接続され前記紐部材を介して前記移動部材の移動に連動して動作することで前記移動部材の高さ位置を前記冷却液の残存量として表示する表示器と、
    前記液槽と前記表示器との間を接続し、前記紐部材が内部に通される屈曲可能な管部材と、を備え、
    前記紐部材は、前記管部材の内部に配置される管内紐部材と、前記表示器の内部に配置される内部紐部材と、を有し、
    前記管内紐部材は、前記移動部材又は前記内部紐部材の少なくとも一方と分離可能に構成され、
    前記管内紐部材と前記内部紐部材とは異なる材料で構成されている、
    液面表示装置。
  2. 前記管部材は、前記液槽又は前記表示器の少なくとも一方と分離可能に構成されている、
    請求項1に記載の液面表示装置。
  3. 前記管内紐部材は、前記移動部材及び前記内部紐部材の両方と分離可能に構成され、
    前記管部材は、前記液槽及び前記表示器の両方と分離可能に構成されている、
    請求項1又は2に記載の液面表示装置。
  4. 前記管内紐部材と前記内部紐部材は異なる熱膨張率を有する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の液面表示装置。
  5. 前記管内紐部材と前記管部材とは、略同じ熱膨張率を有する、
    請求項1から4の何れか一項に記載の液面表示装置。
  6. 前記移動部材は、前記冷却液の液面に配設されるとともに、前記管部材の前記液槽側端部に、多孔質状又はメッシュ状の材料からなるフィルタを配設することにより、前記液槽の冷却液成分を含む蒸気が前記フィルタにより除去される、
    請求項1から5の何れか一項に記載の液面表示装置。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の液面表示装置を備える液冷式電気機器。
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