JP6897425B2 - 受信電力推定装置、受信電力推定方法および受信電力推定プログラム - Google Patents

受信電力推定装置、受信電力推定方法および受信電力推定プログラム Download PDF

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Description

本件は、受信電力推定装置、受信電力推定方法および受信電力推定プログラムに関する。
送信機から受信機が受信した受信信号から、受信電界強度を利用して受信機の位置を推定する測位システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−173070号公報 特開2008−270875号公報
測位システムの測位精度は、測位システムが導入される環境(レイアウトや移動体の移動)や、送受信機の性能に大きく影響を受ける。したがって、導入してみなければその環境での測位精度を知ることは困難である。所望の測位精度が得られなかった場合には、送信機が設置されている現場において、送信機の設置のやり直しなどの煩わしい作業が生じるおそれがある。
そこで、電波伝搬シミュレーションを用いて各位置における受信電力を計算することで、測位精度を推定することが考えられる。しかしながら、電波伝搬シミュレーションでは、全ての位置候補についてシミュレーションを繰り返すことになるため、受信電力の計算に要する時間が長くなってしまう。
1つの側面では、本発明は、受信電力の計算に要する時間を短縮化することができる受信電力推定装置、受信電力推定方法および受信電力推定プログラムを提供することを目的とする。
1つの態様では、受信電力推定装置は、送信機および受信機が配置された構造物のレイアウトモデルにおいて、前記送信機から前記受信機が無線信号を受信する場合の受信電力をシミュレーションするシミュレーション部と、前記受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布を選択し、前記到来波が直接波であれば仲上ライス分布を選択し、前記到来波が反射波であればレイリー分布を選択する選択部と、前記閾値以上の受信電力と、前記レイアウトモデルにおける伝搬環境とから前記確率分布のパラメータを推定し、前記パラメータが反映された前記確率分布を用いて、前記受信機の周囲の位置の受信電力を推定する受信電力推定部と、を備える。
受信電力の計算に要する時間を短縮化することができる。
測位システムを例示する概略図である。 (a)は実施例1に係る受信電力推定装置の全体構成を例示するブロック図であり、(b)は受信電力推定装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 受信電力推定装置がシミュレーションを行う場合に実行するフローチャートを例示する図である。 (a)はユーザがマウスなどで移動エリアを設定する場合を例示する図であり、(b)は移動体の座標を例示する図である。 (a)および(b)は移動体の配置を例示する図である。 (a)は確率分布を例示する図であり、(b)は確率分布のパラメータの算出を例示する図である。 (a)および(b)は測位誤差の測定を例示する図である。 三点測位アルゴリズムを例示する図である。 シミュレーションに要する時間の比較を例示する図である。 (a)および(b)は時間ウィンドウによる平均化を例示する図である。 (a)および(b)はシミュレーションを例示する図である。 シミュレーションを例示する図である。 シミュレーションを例示する図である。 (a)および(b)はシミュレーションを例示する図である。 受信電力の確率分布の分散を例示する図である。
実施例の説明に先立って、シミュレーション対象の測位システムの概要について説明する。図1は、測位システムを例示する概略図である。図1で例示するように、測位システムは、構造物において、受信機201と、1以上の送信機(測位アンカ)202とを備えている。受信機201は、ヒトやモノなどの移動体に取り付けられている。各送信機202は、構造物の固定位置に設置されている。
各送信機202は、それぞれ、所定の時間間隔で無線信号を送信する。受信機201は、各送信機202から無線信号を受信する。測位システムは、受信機201が各送信機202から受信したパケットの到達電波パラメータと、各送信機202の位置とから、受信機201の位置を推定する。到達電波パラメータとして、例えば、受信電力(RSSI:Received Signal Strength Indication)を用いることができる。
測位システムの測位精度は、測位システムが導入される環境(レイアウトや移動体の移動)や、送受信機の性能に大きく影響を受ける。したがって、導入してみなければその環境での測位精度を知ることは困難である。この場合、所望の測位精度が得られなかった場合には、送信機が設置されている現場において、送信機の設置のやり直しなどの煩わしい作業が生じるおそれがある。
そこで、電波伝搬シミュレーションを用いて各位置におけるRSSIを計算することで、測位精度を推定することが考えられる。電波伝搬シミュレーションを用いる場合、送受信機を設置しなくても性能の確認ができる、送受信機の位置の修正を容易に行える、などのメリットが得られる。その一方で、電波伝搬シミュレーションでは、全ての位置候補についてシミュレーションを繰り返すことになるため、計算コストがかかる。また、測位精度の測定精度を向上させようとすると、位置候補を多くすることが好ましい。この場合、受信電力の計算に要する時間が長くなってしまう。
そこで、以下の実施例では、受信電力の計算に要する時間を短縮化することができる受信電力推定装置、受信電力推定方法および受信電力推定プログラムについて説明する。
図2(a)は、実施例1に係る受信電力推定装置100の全体構成を例示するブロック図である。図2(a)で例示するように、受信電力推定装置100は、モデル生成部10、移動体配置部20、シミュレーション部30、選択部40、パラメータ算出部50、時系列データ作成部60、位置推定部70、比較部80、判定部90などを備えている。
図2(b)は、受信電力推定装置100のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図2(b)で例示するように、受信電力推定装置100は、CPU101、RAM102、記憶装置103、入力機器104などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。CPU101は、1以上のコアを含む。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103に記憶されている受信電力推定プログラムをCPU101が実行することによって、モデル生成部10、移動体配置部20、シミュレーション部30、選択部40、パラメータ算出部50、時系列データ作成部60、位置推定部70、比較部80、判定部90などが実現される。なお、モデル生成部10、移動体配置部20、シミュレーション部30、選択部40、パラメータ算出部50、時系列データ作成部60、位置推定部70、比較部80および判定部90は、それぞれ専用の回路等によって構成されていてもよい。入力機器104は、ユーザが情報を入力するための装置であり、キーボード、マウスなどである。
図3は、受信電力推定装置100がシミュレーションを行う場合に実行するフローチャートを例示する図である。以下、図2(a)および図3を参照しつつ、受信電力推定装置100によるシミュレーションについて説明する。なお、図3のフローチャートの実行前に、ユーザが入力機器104を用いて、レイアウトモデル、当該レイアウトモデルにおける各送信機の配置位置、移動体の移動エリアなどが入力されているものとする。なお、レイアウトモデルは、測位システムが実際に導入される構造物を表した仮想の3次元空間である。
図3で例示するように、モデル生成部10は、レイアウトモデル上において、各送信機を配置位置に配置することで、シミュレーション対象のレイアウトモデルを生成する(ステップS1)。
次に、移動体配置部20は、レイアウトモデル上において、移動エリアを設定し、移動エリア内に間隔dのグリッドを生成する。次に、移動体配置部20は、グリッドの交点を、3次元の移動体を配置するための座標とする。このように、移動体配置部20は、移動体の座標を自動生成する(ステップS2)。図4(a)は、ユーザがマウスなどで移動エリアを設定する場合を例示する図である。図4(b)は、移動体の座標を例示する図である。
なお、グリッド間隔dの推奨値は、移動体の速度Vと、送信間隔Tivlとから、下記式(1)のように定めることが好ましい。この場合、送信間隔TivlごとのRSSI値を算出することができる。グリッド間隔dは、上記推奨値以下とすることがより好ましい。送信間隔Tivlは、各送信機202が無線信号を周期的に送信する場合の周期のことである。なお、移動速度が一定でない場合には、最小の速度でグリッド間隔を決定し、移動体の配置位置は送信タイミングに近いグリッド位置とすることが好ましい。
Figure 0006897425
次に、移動体配置部20は、移動体Mをレイアウトモデル上に自動配置する(ステップS3)。例えば、全ての位置候補についてシミュレーションを行う場合には、図5(a)で例示するように、ステップS2で生成された各座標に移動体Mを配置することになる。しかしながら、この場合においては、シミュレーションに要する時間が長くなる。そこで、本実施例においては、図5(b)で例示するように、移動体配置部20は、ステップS2で生成された座標のうち、一部の座標を代表点として選択し、当該代表点に移動体Mを配置する。例えば、移動体配置部20は、移動体エリアを、当該移動体エリアよりも小さい複数のブロックに分割し、各ブロックの中心などの1点を代表点として選択する。
次に、シミュレーション部30は、ステップS3で選択された代表点について、RSSIを、電波伝搬シミュレーションにより算出する(ステップS4)。なお、電波伝搬シミュレーションには、レイトレースシミュレーションなどを用いることができる。レイトレースシミュレーションは、送信機202から受信機201へのパスごとにRSSIをシミュレーションすることができる。なお、他の送信機202についても、同様の電波伝搬シミュレーションが行われるため、送信機202の数だけ電波伝搬シミュレーション結果が得られることになる。
次に、選択部40は、各代表点について、到来波の状態(例えば、閾値以上のRSSIが得られる到来波が直接波であるか、反射波であるか)に応じて、確率分布を選択する(ステップS5)。例えば、支配的な到来波が直接波であるか、反射波であるかに応じて、確率分布を選択することができる。具体的には、最大RSSIの到来波が直接波であるか、反射波であるかに応じて、確率分布を選択することが好ましい。
ここで、閾値以上のRSSIが得られる到来波が直接波であれば、当該代表点において、電波環境が良好である。この場合、当該RSSIの分散は比較的小さくなるため、当該RSSIの分布は、図6(a)で例示するような仲上ライス分布で近似されると考えられる。したがって、選択部40は、閾値以上のRSSIが得られる到来波が直接波であれば、仲上ライス分布を選択する。一方、閾値以上のRSSI(例えば、最大RSSI)が得られる到来波が反射波であれば、当該代表点において、電波環境が良好ではない。この場合、当該RSSIの分散は比較的大きくなるため、当該RSSIの分布は、図6(a)で例示するようなレイリー分布で近似されると考えられる。このことは、同じ環境で、送信機と受信機の距離が同じである場合に特に、導かれることになる。したがって、選択部40は、閾値以上のRSSIが得られる到来波が反射波であれば、レイリー分布を選択する。
次に、パラメータ算出部50は、ステップS5で選択された確率分布のパラメータを算出する(ステップS6)。一例として、パラメータ算出部50は、確率分布の分散値σおよび平均値μを算出する。例えば、パラメータ算出部50は、分散値σを算出にあたって、レイアウトモデルのパラメータを用いる。例えば、パラメータ算出部50は、レイアウトモデルのパラメータとして、レイアウトモデルにおける構造物の複雑さNs、ヒトの多さNh、電波の混雑度(PER)Pper、移動体の移動速度Vなどを用いる。例えば、パラメータ算出部50は、分散値σを定める関数を使用し、σ=F(Ns,Nh,Pper,V)に従って分散値σを算出する。または、パラメータ算出部50は、予め用意したテーブルに従って、構造物の複雑さNs、ヒトの多さNh、電波の混雑度(PER)Pper、および移動体の移動速度Vから分散値σを取得する。
次に、パラメータ算出部50は、平均値μとして、シミュレーション対象の代表点において閾値以上となったRSSIを用いてもよい。また、パラメータ算出部50は、平均値μとして、シミュレーション対象の代表点においてRSSIが閾値以上となった複数本のパスのRSSIの平均値などの統計量を用いてもよい。または、パラメータ算出部50は、当該代表点の周囲の代表点のシミュレーション結果を反映させてもよい。例えば、パラメータ算出部50は、シミュレーション対象の代表点のシミュレーション結果と、当該代表点の周囲の代表点のシミュレーション結果との平均値などを用いてもよい。図6(b)は、仲上ライス分布のパラメータの算出を例示する図である。
次に、時系列データ作成部60は、ブロックごとに、代表点の確率分布に従って、代表点以外の座標のRSSIを算出する。例えば、matlabを用いた場合、レイリー分布[1]もしくは、仲上ライス分布[2]を作成する関数を用いれば、パラメータ算出部により求めた平均値と分散値を与えることで、容易にRSSIの確率分布を作成することができる。また、書籍[3]にも式が記載されており、それを参照して実装してもよい。代表点において求めた確率分布(レイリー分布もしくは仲上ライス分布)に従って乱数を発生させ、得られた値を代表点以外の近傍における各地点のRSSI値とする。また、式を用いず、レイリー分布もしくは仲上ライス分布の、パラメータごとのテーブルを用意しておき、それを基に乱数を発生させ、その値を各地点のRSSIとしてもよい。
[1] https://jp.mathworks.com/help/stats/rayleigh-distribution.html
[2] https://jp.mathworks.com/help/stats/rician-distribution.html
[3] “電波伝搬ハンドブック”, 企画・監修:細矢良雄,発行:リアライズ理工センター,2004
次に、時系列データ作成部60は、移動体の座標と出発点の座標とから移動距離を算出し、移動速度から座標点の時刻を計算する。それにより、時系列データ作成部60は、経路ごとに同時刻のデータを組にして時系列データを作成する(ステップS7)。
次に、位置推定部70は、図7(a)で例示するように、ステップS7で作成された時系列データに対して、任意の測位アルゴリズムを作用させることで、各時刻の位置を算出する(ステップS8)。測位アルゴリズムは、特に限定されるものではない。一例として、複数点の送信点からの信号強度から位置を測定するアルゴリズム(三点測位アルゴリズムなど)等を用いることができる。
図8は、三点測位アルゴリズムを例示する図である。例えば、既知の位置X,X,Xに設置された3つの送信機Tr1,Tr2,Tr3からのパケットを受信機Rc(位置XRc)が受信する。下記式(2)を用いて、各送信機からのRSSIを表すr,r,rから距離l,l,lを算出することができる。下記式(2)は、自由空間を仮定してRSSIから距離を推定するためのフリスの公式である。次に、下記式(3)および下記式(4)を用いることで、送信機の位置とTr−Rc間の距離からRcの位置を推定することができる。なお、i=3とし、ZRc=constとした場合、下記式(3)および下記式(4)は、二元一次の連立方程式となる。
Figure 0006897425
Figure 0006897425
Figure 0006897425
その他、「“A Survey of Selected Indoor Positioning Methods for Smartphones” , Pavel Davidson and Robert Piche, IEEE COMMUNICATIONS SURVEYS & TUTORIALS, VOL. 19, NO. 2, SECOND QUARTER 2017, 2017」に記載されているRadio Map(あらかじめRSSI値と位置のテーブルを用意し、実際に得られたRSSI値を、テーブルを参照することにより位置を推定する)、Deterministic Fingerprinting Algorithms(あらかじめRSSI値と位置のテーブルを用意し、実際に得られた複数の送信機から得られたRSSI値との誤差が最小になるような位置を推定する)などのアルゴリズムを測位アルゴリズムとして用いることもできる。
次に、比較部80は、移動体が配置された座標の位置と、ステップS8で算出された位置とを比較する(ステップS9)。例えば、比較部80は、図7(b)で例示するように、下記式(5)を用いて、移動体の配置位置XRnと、ステップS8で算出された推定位置との差分(測位誤差)を算出する。比較部80は、各座標位置について、測位誤差を算出する。
Figure 0006897425
次に、判定部90は、ステップS9の比較結果に基づいて、測位システムの測位精度を算出する。判定部90は、算出された測位精度に基づいて、所望の測位精度が得られているか否かを判定する(ステップS10)。例えば、判定部90は、ステップS9で各座標について算出された各測位誤差を測位精度として用い、測位誤差の全てが閾値未満であるかを判定してもよい。または、判定部90は、ステップS9で各座標について算出された測位誤差の平均値を測位精度として算出し、当該測位精度が閾値未満であるか否かを判定してもよい。その他、判定部90は、ステップS9で各座標について算出された測位誤差の平均値以外の統計量を測位精度として算出し、当該測位精度が所定の条件を満足するか否かを判定することで、所望の測位精度が得られているか否かを判定してもよい。
ステップS10で「Yes」と判定された場合、判定部90は、所望の精度が得られていることを表す情報を出力する(ステップS11)。その後、フローチャートの実行が終了する。ステップS10で「No」と判定された場合、判定部90は、所望の精度が得られていないことを表す情報を出力する(ステップS12)。この場合、ユーザによって、レイアウトモデルにおいて送信機202の配置位置などが変更されたうえで、図3のフローチャートが再度実行される。
本実施例によれば、レイアウトモデルにおけるシミュレーションによって得られた受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布が選択される。閾値以上の受信電力と、レイアウトモデルにおける伝搬環境とから確率分布のパラメータが推定され、当該パラメータが反映された確率分布を用いて、シミュレーションの対象位置の周囲の位置の受信電力が推定される。それにより、全ての座標についてシミュレーションする必要がなくなるため、測位精度のシミュレーションに要する時間を短縮化することができる。
受信電力が閾値以上となる到来波が直接波であれば仲上ライス分布を選択し、当該到来波が反射波であればレイリー分布を選択することで、受信電力の分布の近似精度が向上する。
シミュレーションの結果として得られる受信電力のうち最大となる到来波に着目することで、支配的な到来波が直接波であるか、反射波であるかを高精度で判断することができる。
レイアウトモデルにおけるシミュレーションによって得られた到達電波のパラメータから所定の測位アルゴリズムによって受信機の位置が推定され、当該推定位置とレイアウトモデルにおいて指定された受信機の配置位置とが比較される。それにより、当該レイアウトモデルにおける測位精度をシミュレーションすることができる。
なお、移動体エリアの全ての座標について電波伝搬シミュレーションを行う場合には、図9の左側で例示するように、各座標について順に電波伝搬シミュレーションを行うため、RSSIの算出に時間を要する。これに対して、例えば、シミュレーション箇所を2つの代表点とした場合には、図9の右側で例示するように、当該2つの代表点に対する伝搬伝搬シミュレーションを行った後は、確率分布に従って他の座標のRSSIを計算すればよい。この場合、RSSIの算出に要する時間が短縮化される。
ところで、RSSIと距離との関係は、電波の反射や対象物の移動によって発生するフェージングの影響を受けて、理論値に合致しないことがある。例えば、図10(a)で例示するように、移動体の各移動距離(各時刻)におけるRSSIには、バラツキが生じることがある。この場合、バラツキに起因してRSSIが大きくなった座標では、送信機202からの距離が短く推定されてしまう。一方、バラツキに起因してRSSIが小さくなった座標では、送信機202からの距離が長く推定されてしまう。そこで、図10(b)で例示するように、複数の時間ウィンドウを設け、ウィンドウごとに平均化された値(平均値など)を用いることが考えられる。この場合、RSSIのバラツキの影響を抑制することができるため、測位精度の算出精度を向上させることができる。
この場合、図11(a)で例示するように、各代表点の通過時刻(時刻t1,t2,t3,t4…)における移動体の位置、送信機の位置ごとの電波伝搬シミュレーションが行われる。この場合、フェージングの影響を抑えるために、一定時間パケットを受信し、その観測区間(時間ウィンドウ)のRSSIの平均値や最大値などの代表値をRSSIとして算出する。各代表点において、算出されたRSSIが閾値以上となる到来波に応じて、確率分布が選択される。また、図11(b)で例示するように、各確率分布のパラメータが算出される。図12で例示するように、得られたRSSIの時系列データが、時間ウィンドウごとに平均化された値に変換される。図12において、網掛けのRSSIがシミュレーション結果であり、他のRSSIが確率分布を基にランダム値として生成された結果である。変換後のRSSIを測位アルゴリズムに作用させることで、各時刻tnの位置Xnが推定される。各時刻tnにおける測位誤差を算出することで、高精度で測位精度を測定することができる。
または、図13で例示するように、RSSIのランダム値を生成する際に、確率分布に従い、複数のデータセットを用意し、推定位置の繰り返し演算を行うことにより、位置推定誤差の平均値、最大値などの統計量を算出してもよい。
または、あらかじめRSSIのデータセットと推定位置の関係を表すテーブルを用意しておいてもよい。この場合、そのデータセットが生じる確率をRSSIの確率分布から算出し、対応する推定位置に対してこの確率で重みづけ足し合わせを行う、もしくは最頻値を求めることで推定位置を算出することができる。図14(a)において、網掛け部分は、送信機Tx1と送信機Tx2との間において、シミュレーション対象となる代表点の一例である。図14(b)のテーブルの各値は、2つの送信機Tx1,Tx2からのRSSIの組合せからあらかじめ求めた位置推定結果の2次元分布である。濃淡は、RSSIの組み合わせが生じる確率を表している。濃いほど確率が高く、薄いほど確率が低くなる。例えば、図14(b)の例では、重み付け平均は1.7であり、最頻値も1.7である。
なお、図15で例示するように、受信電力の確率分布の分散は、付近を移動するヒトの多さによって影響を受けることが実験から明らかになっている。例えば、「屋内環境における移動体による受信レベル変動のレイトレース法を用いた推定, 山内宏真, 井田一郎,二宮照尚,SRW研究会,2016」を参照することができる。この結果から、確率分布の分散値σを算出するにあたって、ヒトの多さNhなどを用いることで、確率分布の分散値σの算出精度が向上することがわかる。
上記各例においては、送信機の位置が固定され、受信機が移動体に取り付けられているが、それに限られない。例えば、移動体に送信機を取り付け、1以上の受信機の位置を固定することで、受信機ごとに到達電波のパラメータをシミュレーションすることができる。それにより、到達電波のパラメータから、送信機の位置を推定することができる。送信機の推定された位置と、レイアウトモデルにおける送信機の配置位置とを比較することで、測位精度を算出することができる。
上記各例において、シミュレーション部30が、送信機および受信機が配置された構造物のレイアウトモデルにおいて、前記送信機から前記受信機が無線信号を受信する場合の受信電力をシミュレーションするシミュレーション部の一例として機能する。選択部40が、前記受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布を選択する選択部の一例として機能する。時系列データ作成部60が、前記閾値以上の受信電力と、前記レイアウトモデルにおける伝搬環境とから前記確率分布のパラメータを推定し、前記パラメータが反映された前記確率分布を用いて、前記受信機の周囲の位置の受信電力を推定する受信電力推定部の一例として機能する。位置推定部70が、前記シミュレーション部のシミュレーション結果として得られた前記受信電力から、所定の測位アルゴリズムによって前記送信機の位置を推定する位置推定部の一例として機能する。判定部90が、前記レイアウトモデルにおいて指定された前記送信機の配置位置と、前記推定部が推定した推定位置との比較に基づいて、前記レイアウトモデルの測位精度を算出する測位精度算出部の一例として機能する。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 モデル生成部
20 移動体配置部
30 シミュレーション部
40 選択部
50 パラメータ算出部
60 時系列データ作成部
70 位置推定部
80 比較部
90 判定部
100 受信電力推定装置
201 受信機
202 送信機

Claims (10)

  1. 送信機および受信機が配置された構造物のレイアウトモデルにおいて、前記送信機から前記受信機が無線信号を受信する場合の受信電力をシミュレーションするシミュレーション部と、
    前記受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布を選択し、前記到来波が直接波であれば仲上ライス分布を選択し、前記到来波が反射波であればレイリー分布を選択する選択部と、
    前記閾値以上の受信電力と、前記レイアウトモデルにおける伝搬環境とから前記確率分布のパラメータを推定し、前記パラメータが反映された前記確率分布を用いて、前記受信機の周囲の位置の受信電力を推定する受信電力推定部と、を備えることを特徴とする受信電力推定装置。
  2. 前記閾値以上の受信電力は、前記シミュレーションの結果として得られる受信電力のうち最大のものであることを特徴とする請求項1に記載の受信電力推定装置。
  3. 前記受信電力推定部は、前記レイアウトモデルのパラメータからなる関数またはテーブルを用いて、前記確率分布のパラメータとして前記確率分布の分散を求めることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信電力推定装置。
  4. 前記受信電力推定部は、前記確率分布のパラメータを推定する際に、他のシミュレーション対象位置のシミュレーション結果を反映させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の受信電力推定装置。
  5. 前記受信電力推定部は、前記受信電力が前記閾値以上となる複数本のパスの統計量を用いて、前記確率分布のパラメータを求めることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の受信電力推定装置。
  6. 前記シミュレーション部のシミュレーション結果として得られた前記受信電力から、所定の測位アルゴリズムによって前記受信機の位置を推定する位置推定部と、
    前記レイアウトモデルにおいて指定された前記受信機の配置位置と、前記位置推定部が推定した推定位置との比較に基づいて、前記レイアウトモデルの測位精度を算出する測位精度算出部と、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の受信電力推定装置。
  7. 前記シミュレーション部のシミュレーション結果として得られた前記受信電力から、所定の測位アルゴリズムによって前記送信機の位置を推定する位置推定部と、
    前記レイアウトモデルにおいて指定された前記送信機の配置位置と、前記位置推定部が推定した推定位置との比較に基づいて、前記レイアウトモデルの測位精度を算出する測位精度算出部と、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の受信電力推定装置。
  8. 前記測位アルゴリズムは、三点測位アルゴリズムであることを特徴とする請求項6または7に記載の受信電力推定装置。
  9. 送信機および受信機が配置された構造物のレイアウトモデルにおいて、前記送信機から前記受信機が無線信号を受信する場合の受信電力をシミュレーションし、
    前記受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布を選択し、前記到来波が直接波であれば仲上ライス分布を選択し、前記到来波が反射波であればレイリー分布を選択し、
    記閾値以上の受信電力と、前記レイアウトモデルにおける伝搬環境とから前記確率分布のパラメータを推定し、前記パラメータが反映された前記確率分布を用いて、前記受信機の周囲の位置の受信電力を推定する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする受信電力推定方法。
  10. コンピュータに、
    送信機および受信機が配置された構造物のレイアウトモデルにおいて、前記送信機から前記受信機が無線信号を受信する場合の受信電力をシミュレーションする処理と、
    前記受信電力が閾値以上となる到来波に応じて確率分布を選択し、前記到来波が直接波であれば仲上ライス分布を選択し、前記到来波が反射波であればレイリー分布を選択する処理と、
    前記閾値以上の受信電力と、前記レイアウトモデルにおける伝搬環境とから前記確率分布のパラメータを推定し、前記パラメータが反映された前記確率分布を用いて、前記受信機の周囲の位置の受信電力を推定する処理と、を実行させることを特徴とする受信電力推定プログラム。
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