JP6894392B2 - 板材分離装置、及び、部品を製造する方法 - Google Patents
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Description
上記構成によれば、板材の外縁の形状が複雑であっても、対面部は、複数の板材の端部に好適に近接又は接触できる。このため、より好適に板材を磁化できる。
上記構成によれば、弾性部から対面部に対し、効果的に弾性力を作用させることができる。
また、本開示の一態様は、磁気を帯びることができる板材に所定の製造手順を施すことで、板材から部品を製造する方法である。該製造方法では、上下方向に積層された複数の板材のうち、最も上側に位置する上板材を他の板材から分離させるため、板材分離装置により上板材を磁化する。そして、磁化された上板材を、製造手順を施すために搬送する。
図1〜4に示す本実施形態の板材分離装置1は、マグネットフロータ等とも呼ばれ、磁気を帯びることができる板材から部品を製造する方法に用いられる。なお、板材とは、例えば、ステンレス等により構成されていても良い。また、板材は、例えば、外縁が複雑な形状であっても良いし、矩形又は円形等といった単純な形状であっても良い。また、板材は、例えば、平面状であっても良いし、凹凸を有していても良い。また、部品とは、例えば、車両等の移動体、より詳しくは、移動体のボディを構成する部品であっても良い。
次に、部品の製造工程における板材分離装置1の使用方法について説明する。換言すれば、板材分離装置1を用いた部品の製造方法について説明する。図5,6に示すように、本実施形態では、複数(一例として6個)の板材分離装置1が、上下方向70に積層された複数の板材8の側方に配置される。これらの板材分離装置1は、同じ高さに配置される。なお、1つの板材分離装置1を用いて、複数の板材8の磁化がなされても良い。
(1)上記実施形態によれば、搖動軸21は、対面領域11における上下方向70の中央よりも上に位置する。このため、対面部10が反板材側72に搖動した結果、対面領域11が基準面74よりも反板材側72に突出するのが抑制される。つまり、対面部10の反板材側72への搖動により、対面部10の上部等が新たに板材8に接触し、複数の板材8の持ち上げを妨げてしまうのを抑制できる。さらに、対面部10は、弾性部40の弾性力により、側方にずれた板材8を板材側71に押圧する。このため、該板材8は、そのずれの度合いに応じた好適な大きさの力で押圧される。
(8)また、対面部10は、反板材側72に位置する背面部60により、搖動軸21を介して搖動可能に支持される。そして、弾性部40は、搖動軸21の下方であって、背面部60と対面部10との間に配置される。このため、基準位置73よりも反板材側72に搖動した対面部10を、好適に、弾性力により板材側71に搖動させることができる。
(1)上記実施形態では、対面部10の対面領域11には、第1〜第3領域11a〜11cが設けられている。しかし、対面領域11は、例えば、第1領域11aのみから構成されていても良いし、第1及び第2領域11a,11bから構成されていても良い。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。
Claims (10)
- 上下方向に積層された複数の板材のうちの最も上側に位置する板材である上板材を他の板材から分離するため、前記上板材を磁化するよう構成された板材分離装置であって、
前記複数の板材が位置する側を板材側とすると共に、前記板材側の反対側を反板材側とし、前記上下方向に対し直交又は略直交する搖動軸を中心に、前記板材側及び前記反板材側に搖動可能に支持され、前記複数の板材の端部に対面する対面領域が設けられた対面部と、
前記対面領域を介して前記上板材を磁化するよう構成された磁化部と、
前記対面領域が前記上下方向に沿って延びた状態となる前記対面部の位置を、基準位置とし、前記基準位置よりも前記反板材側に搖動した前記対面部を、弾性力により前記板材側に搖動させるよう構成された弾性部と、を備え、
前記搖動軸は、前記対面領域における前記上下方向の中央よりも上に位置する
板材分離装置。 - 請求項1に記載された板材分離装置において、
前記基準位置に位置する前記対面部の前記対面領域における最も前記板材側の部分の位置を、最近接位置とし、
前記対面部は、前記基準位置から前記反板材側に搖動する際、前記対面領域が前記最近接位置よりも前記板材側を通過しないよう構成される
板材分離装置。 - 請求項1又は請求項2に記載された板材分離装置において、
前記基準位置に位置する前記対面部の前記対面領域が存在する領域を、基準面とし、
前記対面部は、前記基準位置から前記反板材側に搖動した際、前記対面領域の全てが、前記基準面上、又は、前記基準面よりも前記反板材側に位置するよう構成される
板材分離装置。 - 請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載された板材分離装置において、
前記対面部は、前記基準位置に位置する際、前記対面領域における前記上下方向に直交する断面が円弧状となるよう構成されている
板材分離装置。 - 請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載された板材分離装置において、
前記対面領域は、第1領域と第2領域とを有し、
前記対面部は、前記基準位置に位置する際、前記第2領域が、前記第1領域の下側に隣接すると共に、前記対面領域の下端から上側に広がり、下側に向かうに従い前記反板材側に向かうように傾斜するよう構成される
板材分離装置。 - 請求項5に記載された板材分離装置において、
前記対面部は、前記基準位置に位置する際、前記対面領域における前記上下方向に直交する断面が円弧状となるよう構成されており、
前記対面部における前記第2領域が設けられた部分は、下側に向かうに従い細くなるテーパ状に構成されている
板材分離装置。 - 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項に記載された板材分離装置において、
前記複数の板材における最も下側に位置する板材を、下板材とし、
外部から押圧されると前記対面部の内部に収容されると共に、外部から押圧されていない場合には、前記下板材を下側から支持するため、前記対面領域から突出するよう構成されたラッチ部をさらに備える
板材分離装置。 - 請求項1から請求項7のうちのいずれか1項に記載された板材分離装置において、
前記弾性部は、前記搖動軸の下側に設けられる
板材分離装置 - 請求項8に記載された板材分離装置において、
前記対面部の前記反板材側に位置し、前記搖動軸を介して、前記対面部を搖動可能に支持するよう構成された背面部をさらに備え、
前記弾性部は、前記搖動軸の下側であって、前記背面部と前記対面部との間に配置される
板材分離装置 - 磁気を帯びることができる板材に所定の製造手順を施すことで、前記板材から部品を製造する方法であって、
上下方向に積層された複数の前記板材のうち、最も上側に位置する上板材を他の板材から分離させるため、板材分離装置により前記上板材を磁化し、
磁化された前記上板材を、前記製造手順を施すために搬送し、
前記板材分離装置は、
前記複数の板材が位置する側を板材側とすると共に、前記板材側の反対側を反板材側とし、前記上下方向に対し直交又は略直交する搖動軸を中心に、前記板材側及び前記反板材側に搖動可能に支持され、前記複数の板材の端部に対面する対面領域が設けられた対面部と、
前記対面領域を介して前記上板材を磁化するよう構成された磁化部と、
前記対面領域が前記上下方向に沿って延びた状態となる前記対面部の位置を、基準位置とし、前記基準位置よりも前記反板材側に搖動した前記対面部を、弾性力により前記板材側に搖動させるよう構成された弾性部と、を備え、
前記搖動軸は、前記対面領域における前記上下方向の中央よりも上に位置する
部品を製造する方法。
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