JP6892135B2 - 無線通信装置、無線通信制御方法、無線通信制御プログラム及び無線通信システム - Google Patents

無線通信装置、無線通信制御方法、無線通信制御プログラム及び無線通信システム Download PDF

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Description

本開示は、無線通信装置、無線通信制御方法、無線通信制御プログラム及び無線通信システムに関する。
スマートフォン等の通信端末は、LTE(Long Term Evolution)及び無線LAN(Local Area Network)等、複数の通信方式に対応している。LTE通信では、ネットワークトラフィックの増大を防ぐために、ユーザが一定期間内に一定の通信パケット量を使用した場合、ネットワーク側から当該ユーザのLTE通信における通信速度を制限する技術が用いられる。そのため、ユーザは、一定期間内に、LTE通信において、通信速度が制限されないために、上記の一定の通信パケット量を超過しないように、自宅等の無線LAN通信が可能な環境では無線LAN通信を行い、LTE通信における通信パケット量を節約する。つまり、ユーザは、通信環境に応じて、通信方式を切替ながら通信を行う。
これに関連して、ユーザが通信方式を容易に切り替える技術が検討されている(例えば、特許文献1)。特許文献1は、ユーザが、通信端末において高速化キーを操作した場合に通信方式を変更することが開示されている。
また、特許文献1には、ユーザが通信方式を変更しようとしたときに通信方式の変更が制限されている場合、ユーザに対してメッセージを通知することが開示されている。特許文献2及び3には、通信が切断される場合に、通信が切断される旨をユーザに通知することが開示されている。このように、ユーザが意図しない状態になり得る場合にユーザに対して通知を行う技術も知られている。
特開2014−171077号公報 特開平11−243586号公報 特開平07−046644号公報
ところで、スマートフォン端末等の通信端末は、LTE通信を行っているときに無線LAN通信の無線電波を検出した場合、通信方式をLTEから無線LANに切り替える動作を行う。また、通信端末は、無線LAN通信を行っているときに、所定時間内に無線LAN通信における無線電波を検出しなくなった場合、通信方式を無線LANからLTEに切り替える。
このように、通信端末は、無線LAN通信が行える場合は、無線LAN通信を優先的に選択する動作を行う。そのため、自宅等の無線LAN通信環境が整っている場所では、通信端末が通信方式を自動的に無線LANに切り替えるため、ユーザは、現在の通信方式がどの通信方式であるのかを意識せずに通信を行う。すなわち、ユーザは、現在の通信方式を意識せずに、LTE通信における通信パケット量を節約することができる。
上記のように、通信端末は、無線LAN通信を優先的に選択するように動作するが、無線LAN通信が可能な場所であっても、通信方式を無線LANに切り替えない場合があり得る。例えば、通信端末が無線LANの無線電波を検出した場合であっても、当該無線電波の電界強度が瞬間的に低い場合である。この場合、通信端末は、通信方式を無線LANに切り替えず、LTE通信を継続し続ける。一方、ユーザは、無線LAN通信が可能な場所であると認識している場合、通信端末が無線LAN通信を行っていると考える。しかしながら、通信端末は、LTE通信を継続しているため、ユーザがLTE通信を行っていることに気がつかずに、LTE通信における通信パケット量を大量消費してしまう場合があり得る。そのため、通信端末が通信方式の切り替えを失敗した可能性がある場合に、通信方式の切り替えを失敗した可能性があることをユーザに通知する技術が望まれる。特許文献1〜3は、このような場合にユーザに通知を行うことを開示していない。
本開示の目的は、上述した課題を解決するためになされたものであり、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることを通知することが可能な無線通信装置、無線通信制御方法、無線通信制御プログラム及び無線通信システムを提供することである。
本開示にかかる無線通信装置は、
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された通信端末に関連付けて登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える。
本開示にかかる無線通信制御方法は、
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、を含む無線通信制御方法である。
本開示にかかる無線通信制御プログラムは、
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、をコンピュータに実行させる無線通信制御プログラムである。
本開示にかかる無線通信システムは、
少なくとも1つの通信端末と、無線通信装置とを含み、
前記無線通信装置は、
前記少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える無線通信システムである。
本開示によれば、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることを通知することが可能な無線通信装置、無線通信制御方法、無線通信制御プログラム及び無線通信システムを提供することができる。
実施の形態1にかかる無線通信装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 通知対象端末情報テーブルの一例を示す図である。 実施の形態2にかかるHGWの動作例を示す図である。 実施の形態2にかかるHGWの動作例を示す図である。 実施の形態3にかかるHGWの構成例を示す図である。 通知対象端末情報テーブルの一例を示す図である。 実施の形態3にかかるHGWの動作例を示す図である。 本開示の各実施の形態にかかる無線通信装置等を実現可能な、コンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示するブロック図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施の形態1)
図1を用いて実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる無線通信装置の構成例を示すブロック図である。
無線通信装置1は、例えば、ホームゲートウェイ(HGW:Home Gateway)、モバイルルータ等の無線通信装置である。無線通信装置1は、測定部2と、通信部3と、判定部4と、通知部5とを備える。
測定部2は、図示しない少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する。第1の通信方式は、例えば、通信事業者が提供する通信の通信方式であって、LTE、LTE−Advanced、WiMAX等であってもよい。
通信部3は、第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する。第2の通信方式は、例えば、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等であってもよい。識別情報は、SSID(Service Set Identifier)、MAC(Media Access Control)アドレスであってもよいし、通信端末を識別するID(Identifier)等であってもよい。
判定部4は、予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、測定された無線電波に予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定する。また、判定部4は、取得された識別情報に基づいて、予め登録された通信端末が通信部3に接続しているか否かを判定する。
通知部5は、測定された無線電波に予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、予め登録された通信端末が通信部3に接続されていないと判定された場合、予め登録された連絡先に所定の通知を送信する。所定の通知は、通信端末が通信方式の切り替えに失敗した可能性があることの通知である。
測定された無線電波に予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれる場合、当該通信端末は、無線通信装置1の通信エリア内に存在していると判定することができる。また、予め登録された通信端末が通信部3に接続している場合、無線通信装置1と第2の通信方式による通信を行っていると判定することができる。つまり、測定された無線電波に予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、予め登録された通信端末が通信部3に接続していない場合、判定部4は、当該通信端末は無線通信装置1と第2の通信方式による通信ができていないと判定することができる。換言すると、判定部4は、当該通信端末は通信方式を第2の通信方式へ切り替えることに失敗した可能性があると判定することができる。通知部5は、このような場合に所定の通知を送信する。したがって、実施の形態1にかかる無線通信装置1によれば、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることを通知することが可能となる。
(実施の形態2)
続いて、実施の形態2について説明する。実施の形態2は、実施の形態1を詳細にした実施の形態である。
<無線通信システムの構成例>
図2を用いて、実施の形態2にかかる無線通信システム100の構成例について説明する。図2は、実施の形態2にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム100は、HGW10と、ONU(Optical Network Unit)20と、インターネット30と、基地局40と、通信端末50、51及び52と、を備える。
HGW10は、実施の形態1の無線通信装置1に対応する。HGW10は、LTE及び無線LANの2つの通信方式に対応するホームゲートウェイである。HGW10は、ANT(Antenna)1及びANT2を備える。HGW10は、ANT1を用いて通信方式がLTEの無線電波(無線信号)を受信する。HGW10は、ANT2を用いて通信方式が無線LANの無線電波(無線信号)を送受信する。HGW10の無線LAN通信が可能な通信可能範囲(通信エリア)は、基地局40の通信エリア内に形成されている。
ここで、LTE通信において、使用可能な周波数帯は、700MHz、800MHz、900MHz、1.5GHz、1.7GHz、1.9GHz、2G、2.5GHzの周波数帯である。また、通信事業者毎に、使用する周波数帯(割り当てられている周波数帯)は異なっており、通信端末(移動機)から基地局までの上りリンク及び基地局から移動機までの下りリンクにおいても周波数が異なっている。
HGW10は、ANT1を用いて、LTE通信方式の上記周波数帯の無線電波を受信可能に構成されている。なお、HGW10は、一例として、LTEに対応するホームゲートウェイとして説明するが、例えば、LTE−Advanced、WiMAX等の他の通信方式に対応していてもよい。また、HGW10が対応する無線LAN規格は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a、IEEE802.11gであってもよい。もしくは、HGW10が対応する無線LAN規格は、IEEE802.11n、IEEE802.11ac、IEEE802.11ax、IEEE802.11bであってもよい。
HGW10は、上記のように2つのANTのみを有している構成として説明するが、ANT1及びANT2が複数のアンテナにより構成されていてもよい。換言すると、HGW10は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)に対応しており、ANT1及びANT2がそれぞれ複数のアンテナにより構成されていてもよい。
HGW10は、ONU20を介して、インターネット30に接続されている。HGW10は、ONU20及びインターネット30を介して、基地局40と通信可能に構成されている。HGW10は、基地局40を介して、基地局40と通信を行う通信端末にデータを送受信することが可能である。
ONU20は、光回線終端装置であり、光信号を電気信号に変換し、電気信号を光信号に変換する。また、ONU20は、光信号の多重及び分離を行う。
基地局40は、通信事業者が提供する無線通信ネットワーク(無線通信網)内に配置された無線基地局である。基地局40は、上記通信事業者に接続可能な通信端末と接続及び通信を行う。基地局40は、HGW10が特定の通信端末にデータを送信した場合、上記無線ネットワークを介して、特定の通信端末に上記データを送信する。
通信端末50、51及び52は、例えば、スマートフォン端末、タブレット端末、携帯電話端末、パーソナルコンピュータ装置等であってもよい。通信端末50、51及び52は、LTE及び無線LANの2つの通信方式に対応する通信端末である。通信端末50、51及び52は、無線LAN通信が可能な環境では、無線LAN通信を優先するように動作する。換言すると、通信端末50、51及び52は、無線LAN通信が可能な環境にいる場合であって、通信方式がLTEである場合、通信方式をLTEから無線LANに切り替えるように動作する。通信端末50及び51は、基地局40の通信エリア内の場所であって、HGW10と無線LAN通信が可能な場所では、HGW10と無線LAN通信を行うように動作する。一方、通信端末50及び51は、基地局40の通信エリア内の場所であって、HGW10と無線LAN通信が行えない場所では、基地局40とLTE通信を行う。
なお、以降の説明では、通信端末50及び51を所有するユーザは、通信事業者Aと契約し、通信端末50及び51が基地局に送信する無線電波の周波数は周波数帯Bに含まれる周波数であるとする。基地局40は、通信事業者Aが提供する無線ネットワーク内に配置された無線基地局であるとする。
通信端末52を所有するユーザは、通信事業者Cと契約し、通信端末52が基地局に送信する無線電波の周波数は、周波数帯Dに含まれる周波数であるとして説明を行う。上記において、周波数帯B及び周波数帯Dは、それぞれ1つ以上の周波数帯を含むものとする。
また、通信端末50は、HGW10の通信エリア内に存在し、HGW10と接続及び無線LAN通信を行っているとする。通信端末51は、HGW10の通信エリア内に存在しているが、HGW10には接続することができず、HGW10と無線LAN通信を行っていないとする。すなわち、通信端末50は、HGW10の通信エリア内において、通信方式をLTEから無線LANに正常に切り替えており、通信端末51は、HGW10の通信エリア内において、無線LANへの通信方式の切り替えに失敗してLTE通信を行っているとする。通信端末52は、HGW10の通信エリア内に存在しているとする。
<HGW(ホームゲートウェイ)の構成例>
次に、HGW10の構成例について説明する。HGW10は、記憶部11と、測定部12と、判定部13と、無線LAN通信部14と、通知部15とを備える。
記憶部11は、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることの通知を送信する通知対象の通信端末に関する情報を記憶する。記憶部11は、通知対象の通信端末に関する情報を通知対象端末情報テーブルT1に設定登録して管理する。
ここで、図3を用いて、通知対象端末情報テーブルT1について説明する。図3は、通知対象端末情報テーブルの一例を示す図である。通知対象端末情報テーブルT1は、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることの通知を送信する通知対象の通信端末に関する情報を管理するテーブルである。
通知対象端末情報テーブルT1の全ての情報又は一部の情報は、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが、例えば、WEB画面等を用いることにより予め登録される。通知対象情報テーブルT1には、型名、使用キャリア名、使用周波数帯、帰属情報及び連絡先が設定される。
型名には、通知対象の通信端末の製造メーカを含む機種名が設定される。なお、型名には、通知対象の通信端末の機種番号が設定されてもよいし、通知対象の通信端末の製造番号が設定されてもよい。
使用キャリア名には、通知対象の通信端末が通信可能な無線通信ネットワーク(無線通信網)を提供する通信事業者名が設定される。換言すると、使用キャリア名には、通知対象の通信端末を所有するユーザが契約した通信事業者名が設定される。
使用周波数帯には、型名及び通信事業者名の組み合わせから決定される、通知対象の通信端末が上りリンクの送信に使用する無線電波の周波数帯が設定される。つまり、使用周波数帯は、通知対象の通信端末が上りリンクの送信として設定可能な周波数の範囲を示す情報が設定される。
使用周波数帯は、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザにより入力されることにより登録されてもよい。もしくは、使用周波数帯を特定する対応表を記憶部11に予め登録しておき、記憶部11が型名及び使用キャリア名の組み合わせに基づいて、記憶部11が、型名及び使用キャリア名と、上記対応表との比較を行い、自動で設定登録されるようにしてもよい。
帰属情報には、通知対象の通信端末を識別する識別情報が設定される。具体的には、帰属情報には、通知対象の通信端末のSSIDが設定される。HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが、通知対象端末情報テーブルT1の他の情報を予め登録している状態で、通知対象の通信端末を後述する無線LAN通信部14に接続させて、SSIDを取得して登録する。なお、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが通知対象の通信端末のSSIDが予め分かっている場合、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが通知対象の通信端末のSSIDを登録してもよい。
連絡先には、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることの通知を送信する連絡先が設定され、通知対象の通信端末に関連付けられた電子メールアドレスが登録される。通知対象の通信端末に関連付けられた電子メールアドレスは、通知対象の通信端末に割り当てられた電子メールアドレスであってもよい。もしくは、通知対象の通信端末に関連付けられた電子メールアドレスは、通知対象の通信端末から上記通知が閲覧可能な電子メールの電子メールアドレスであってもよい。もしくは、通知対象の通信端末に関連付けられた電子メールアドレスは、任意の電子メールアドレスであってもよい。なお、連絡先には、複数の電子メールアドレスが登録されてもよい。
例えば、通信端末50の型名がXであり、使用キャリア名がAであり、使用周波数帯がBであり、SSIDがSSID1であり、連絡先がaaa@mmm.jpであるとする。また、通信端末51の型名がYであり、使用キャリア名がAであり、使用周波数帯がBであり、SSIDがSSID2であり、連絡先がbbb@nnn.jpであるとする。そうすると、通知対象端末情報テーブルT1には、図3のように、通信端末50及び51の各情報が登録される。
図2に戻り、測定部12について説明する。測定部12は、実施の形態1の測定部2に対応する。測定部12は、通信方式がLTEの無線電波であって、通信端末から送信された無線電波を測定し、測定した無線電波に関する情報を判定部13に送信する。
具体的には、測定部12は、LTEの上りリンクの無線電波であって、ANT1が受信した無線電波の周波数、電界強度及び当該無線電波が受信された時間を示す受信時間を監視し測定する。LTEの上りリンクの無線電波が受信されるということは、当該無線電波を送信した通信端末は、HGW10の周辺に存在すると判定することができるため、測定部12は、LTEの上りリンクの無線電波を測定する。そして、測定部12は、測定した無線電波の周波数、電界強度及び受信時間を判定部13に送信する。
上述したように、通信端末50、51及び52は、HGW10の通信エリアに存在しているため、測定部12は、通信端末50、51及び52のLTEの上りリンクの無線電波の周波数、電界強度及び受信時間を測定する。そして、測定部12は、通信端末50、51及び52の無線電波の周波数、電界強度及び受信時間を判定部13に送信する。
判定部13は、実施の形態1の判定部4に対応する。判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1を用いて、測定部12が測定した無線電波に、通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定する。つまり、判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1に予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、測定された無線電波に予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定する。判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1に設定された通信端末のそれぞれに対して、上記判定及び後述する判定を行う。
判定部13は、測定された無線電波の周波数が、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる場合、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過する無線電波が存在するか判定する。使用周波数帯は通信端末が設定可能な周波数の範囲(集合)である。そのため、判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1に予め登録された通信端末が設定可能な周波数に、測定された周波数が含まれ、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過するか判定すると言える。
例えば、測定部12が測定した無線電波の周波数に周波数bが含まれており、周波数bは、周波数帯Bに含まれる周波数であるとする。通知対象端末情報テーブルT1には、周波数帯Bが登録されているため、周波数bの無線電波は、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末50及び51の無線電波の可能性があると判定する。
さらに、通信端末50及び51の無線電波の電界強度及び受信時間の値が所定の閾値よりも大きい場合、判定部13は、測定された無線電波に通信端末50及び51の無線電波を含むと判定することができる。つまり、判定部13は、HGW10の周辺に存在する通信端末の無線電波を特定することができる。なお、判定部13は、上記判定において、周波数、電界強度及び受信時間を用いているが、上記判定を、周波数のみで行ってもよい。
判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在し、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過する無線電波が存在する場合、当該通信端末の情報を用いて以下の判定を行う。
判定部13は、測定された無線電波に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末の無線電波が含まれていると判定された場合、当該通信端末のSSIDに基づいて、当該通信端末が無線LAN通信部14に接続されているか否かを判定する。
具体的には、判定部13は、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在し、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過する無線電波が存在する場合、上記使用周波数帯に対応するSSIDを取得する。
そして、判定部13は、取得したSSIDが無線LAN通信部14に接続された通信端末のSSIDと一致するか否かに基づいて、取得したSSIDの通信端末が無線LAN通信部14に接続されているか否かを判定する。判定部13は、取得したSSIDのうち、無線LAN通信部14に接続していない通信端末のSSIDが含まれている場合、当該SSIDを通知部15に送信する。
判定部13は、取得したSSIDを無線LAN通信部14に送信して、無線LAN通信部14が上記SSIDの通信端末が帰属しているか否かを判定し、判定部13に判定結果を送信し、当該判定結果に基づいて上記判定を行ってもよい。もしくは、判定部13は、無線LAN通信部14から現在接続されている通信端末のSSIDを受信して、受信したSSIDの中に取得したSSIDと一致するSSIDが存在するかにより上記判定を行ってもよい。
例えば、判定部13が、測定された無線電波に、通信端末50及び51の無線電波が含まれていると判定した場合、通知対象端末情報テーブルT1を参照し、通信端末50及び51のSSIDを取得する。判定部13は、無線LAN通信部14に接続されている通信端末のSSIDを無線LAN通信部14から受信して、取得したSSIDの中に通信端末50及び51のSSIDが含まれているかを判定する。
通信端末50は、HGW10の無線LAN通信部14に接続している。一方、通信端末51は、HGW10の無線LAN通信部14に接続していない。そのため、判定部13は、無線LAN通信部14から通信端末50のSSIDのみを受信するので、通信端末50のみが無線LAN通信部14に接続していると判定する。つまり、判定部13は、通信端末51は無線LAN通信部14に接続していないと判定し、通信端末51のSSIDを通知部15に送信する。
無線LAN通信部14は、実施の形態1の通信部3に対応する。無線LAN通信部14は、通信方式が無線LANに対応する通信部である。無線LAN通信部14は、接続が許可されている通信端末(接続可能な通信端末)と接続し、当該通信端末と無線LAN通信を行う。無線LAN通信部14は、接続された通信端末の識別情報を取得する。具体的には、無線LAN通信部14は、接続された通信端末のSSIDを取得する。
無線LAN通信部14は、判定部13が取得したSSIDを受信した場合、接続された通信端末のSSIDに当該SSIDが含まれているかを判定して判定結果を判定部13に送信してもよい。もしくは、無線LAN通信部14は、現在接続されている通信端末のSSIDを送信することの要求に応じて、現在接続されている通信端末のSSIDを取得して、判定部13に取得したSSIDを送信してもよい。
通知部15は、実施の形態1の通知部5に対応する。通知部15は、測定された無線電波に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、当該通信端末が無線LAN通信部14に接続されていない場合、当該通信端末に関連付けて登録された連絡先に所定の通知を送信する。
所定の通知は、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知である。
通知部15は、生成部151及びWAN(Wide Area Network)通信部152を備える。
生成部151は、判定部13から送信されたSSIDを受信すると、通知対象端末情報テーブルT1を参照して、当該SSIDに関連付けて登録された連絡先に設定された電子メールアドレスを取得する。
生成部151は、取得した電子メールアドレスを電子メールの宛先(TO及びCC(Carbon Copy)の少なくとも一方)に設定し、所定の通知を示すテキストデータを件名又は本文に含む電子メールを生成する。所定の通知を示すテキストデータは、例えば、「現在、LTE通信を行っています。ホームゲートウェイに接続して無線LAN通信を行える可能性があります。」等、通信方式を無線LANに切り替える契機をユーザに通知する内容である。なお、上記通知メッセージは、一例であり、通信方式を無線LANに切り替える契機をユーザに通知する内容であればよい。
WAN通信部152は、生成部151が電子メールを生成すると、生成された電子メールを、ONU20、インターネット30及び基地局40を介して送信する。換言すると、WAN通信部152は、上記通知を、インターネット30を介して、通知対象端末情報テーブルT1に登録された連絡先に送信する。
<HGW(ホームゲートウェイ)の動作例>
続いて、図4及び図5を用いて、実施の形態2にかかるHGW10の動作例について説明する。図4及び図5は、実施の形態2にかかるHGWの動作例を示す図である。
まず、図4について説明する。図4は、通知対象端末情報テーブルT1に情報を登録するときの動作例であり、図5の事前設定を行う際の動作例である。
まず、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが、例えば、WEB画面等を用いて、HGW10に接続し、通信端末の型名、使用キャリア名、連絡先の情報を入力する(ステップS1)。
次に、ステップS1において入力された、通信端末の型名、使用キャリア名、連絡先が、記憶部11に格納されている通知対象端末情報テーブルT1の型名、使用キャリア名、連絡先に対応付けて登録される(ステップS2)。
次に、HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザは、ステップS1及びS2において登録した通信端末をHGW10に帰属させる(ステップS3)。HGW10の管理者又は通知対象の通信端末を所有するユーザが、HGW10の無線LAN通信部14に帰属させると、無線LAN通信部14は、帰属されて通信端末のSSIDを取得する。
最後に、HGW10に帰属された通信端末の帰属情報が通知対象端末情報テーブルT1に対応付けて登録される(ステップS4)。無線LAN通信部14は、ステップS2において登録した、通知対象端末情報テーブルT1の型名、使用キャリア名、連絡先に対応付けられた帰属情報に取得したSSIDを登録する。
なお、上記動作例において、ステップS1及びS2と、ステップS3及びS4との順序はこれに限定されず、ステップS3、S4、S1及びS2の順序で実行されてもよい。
続いて、図5について説明する。図5は、図4の事前設定が行われた後に周期的に又は非周期的に実行される動作例である。図5の動作例は、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末のそれぞれに対して実行される。
まず、測定部12は通信方式がLTEの上りリンクの無線電波の周波数、電界強度及び受信時間を測定する(ステップS11)。測定部12は、測定した、LTEの上りリンクの無線電波の周波数、電界強度及び受信時間を判定部13に送信する。
次に、判定部13は、通知対象の通信端末の無線電波が含まれるかを判定する(ステップS12)。判定部13は、測定部12により測定された無線電波に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末の無線電波が含まれているか否かを判定する。
具体的には、判定部13は、測定された無線電波の周波数に、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在し、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過する無線電波が存在するか判定する。
使用周波数帯は通信端末が設定可能な周波数の範囲(集合)である。そのため、判定部13は、測定された周波数に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末が設定可能な周波数と一致する周波数が含まれ、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過するか判定するとも言える。
測定された無線電波の周波数に、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在し、当該周波数の無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過する無線電波が存在する場合(ステップS12のYES)、ステップS13に進む。
例えば、測定部12が測定した無線電波の周波数に周波数bが含まれており、周波数bは、周波数帯Bに含まれる周波数であるとする。通知対象の通信端末が通信端末51であるとする。通信端末51の使用周波数は、通知対象端末情報テーブルT1において、周波数帯Bが登録されている。そのため、判定部13は、周波数bが通信端末51の使用周波数帯に含まれているため、測定された無線電波の周波数に、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在すると判定する。周波数bの無線電波の電界強度及び受信時間が所定の閾値を超過している場合、ステップS13に進む。
一方、測定された無線電波の周波数に、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在しない場合(ステップS12のNO)、ステップS11に戻り、LTEの上りリンクの無線電波の測定を継続する。
また、測定された無線電波の周波数に、通知対象端末情報テーブルT1の使用周波数帯に含まれる周波数が存在した場合であって、当該周波数の無線電波の電界強度又は受信時間が所定の閾値を下回る場合も(ステップS12のNO)、ステップS11に戻る。
ステップS13において、判定部13は、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続しているか否かを判定する(ステップS13)。判定部13は、測定された無線電波に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された通信端末の無線電波が含まれていると判定された場合、当該通信端末のSSIDに基づいて、当該通信端末が無線LAN通信部14に接続されているか否かを判定する。
判定部13が、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続していると判定する場合(ステップS13のYES)、ステップS11に戻り、LTEの上りリンクの無線電波の測定を継続する。
一方、判定部13が、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続していないと判定する場合(ステップS13のNO)、通知対象の通信端末のSSIDを通知部15に送信し、ステップS14に進む。
例えば、通知対象の通信端末が通信端末51であって、判定部13が、測定された無線電波に、通信端末51の無線電波が含まれていると判定した場合、通知対象端末情報テーブルT1を参照し、通信端末51のSSIDを取得する。判定部13は、無線LAN通信部14に接続されている通信端末のSSIDの中に通信端末51のSSIDが含まれているか否かを判定する。通信端末51は、無線LAN通信部14に接続していないため、判定部13は、通信端末51は無線LAN通信部14に接続していないと判定し、通信端末51のSSIDを通知部15に送信する。
次に、生成部151は、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知内容を含む電子メールを生成する(ステップS14)。
生成部151は、判定部13からSSIDを受信すると、通知対象端末情報テーブルT1を参照して、当該SSIDに対応付けて登録された連絡先に設定された電子メールアドレスを取得する。
生成部151は、取得した電子メールアドレスを電子メールの宛先(TO及びCCの少なくとも一方)に設定した電子メールを生成する。生成部151は、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知内容をテキストデータとして生成した電子メールの件名又は本文に設定する。通知内容は、例えば、「現在、LTE通信を行っています。ホームゲートウェイに接続して無線LAN通信を行える可能性があります。」等、通信方式を無線LANに切り替える契機をユーザに通知する内容である。
最後に、WAN通信部152は、ONU20及びインターネット30を介して通知対象の通信端末に、ステップS14において生成した電子メールを送信する(ステップS15)。
以上説明したように、測定部12は、通信端末から送信されたLTEの上りリンクの無線電波を測定する。判定部13は、測定された無線電波に、通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定し、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続しているか否かを判定する。通知部15は、測定した無線電波に通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれ、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続されていないと判定された場合、所定の通知を通知対象の通信端末に送信する。
実施の形態1と同様に、測定された無線電波に通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれ、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続していない場合、当該通信端末は、通信方式を無線LANに切り替えることに失敗していると判定できる。通知部15は、このような場合に所定の通知を通知対象の通信端末に送信するので、実施の形態2にかかるHGW10を用いることにより、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることを通知対象の通信端末に通知することが可能となる。
また、通知対象の通信端末が通信方式の切り替えに失敗した可能性がある場合に、通知対象端末情報テーブルT1に登録された連絡先に通知を送信するので、ユーザに無線LANに切り替える契機を与えることができる。したがって、ユーザが気づかずに、LTE通信における通信パケットを消費してしまうことを防ぐことが可能となる。また、ユーザに通信パケットを消費していることを通知するため、ユーザ利便性を向上させることが可能となる。
(実施の形態3)
続いて、実施の形態3について説明する。実施の形態3は、実施の形態2の変形例である。実施の形態2では、通知対象の通信端末に関連付けて登録された連絡先は電子メールアドレスであったが、実施の形態3では、通知対象の通信端末に関連付けて登録された連絡先は電話番号である。
実施の形態3にかかる無線通信システム100の基本構成は、実施の形態2と同様であり、実施の形態2にかかるHGW10がHGW60に置き換わっただけであるので、説明を割愛する。
<HGW(ホームゲートウェイ)の構成例>
次に、図6を用いて、実施の形態3にかかるHGW60の構成例について説明する。図6は、実施の形態3にかかるHGWの構成例を示す図である。実施の形態3にかかるHGW60は、実施の形態2の記憶部11が記憶部16に置き換わっている。
実施の形態2では、記憶部11が通知対象端末情報テーブルT1を記憶していたが、本実施の形態では、記憶部16は、通知対象端末テーブルT2を記憶する。そのため、実施の形態2において、通知対象端末テーブルT1を用いた構成は、実施の形態3では、通知対象端末テーブルT2を用いた構成となる。
また、実施の形態3にかかるHGW60は、実施の形態2の通知部15が通知部17に置き換わっている。その他の構成については、実施の形態2と同様であるため、実施の形態2との差分のみを説明する。
記憶部16は、通知対象端末情報テーブルT2を記憶する。本実施の形態では、通知対象端末情報テーブルの連絡先に登録される情報が実施の形態2と異なる。
ここで、図7を用いて、通知対象端末情報テーブルT2について説明する。図7は、通知対象端末情報テーブルの一例を示す図である。図7に示すように、本実施の形態においても通知対象端末情報テーブルT2に設定される情報は、型名、使用キャリア名、使用周波数帯、帰属情報及び連絡先である。
連絡先には、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることの通知を送信する連絡先が設定される。本実施の形態では、連絡先には、通知対象の通信端末に関連付けられた電話番号が登録される。なお、連絡先には、複数の電話番号が登録されてもよい。
図6に戻り、通知部17について説明する。通知部17は、通知対象端末情報テーブルT2に登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、当該通信端末が無線LAN通信部14に接続されていない場合、当該通信端末に関連付けて登録された連絡先に所定の通知を送信する。所定の通知は、通知対象端末情報テーブルT2に登録された通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知である。
通知部17は、生成部171と、WAN通信部172とを備える。
生成部171は、判定部13からSSIDを受信すると、通知対象端末情報テーブルT2を参照して、当該SSIDに対応付けて登録された連絡先の電話番号を取得する。
生成部171は、通知対象端末情報テーブルT2に登録された通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知を音声データに変換する。生成部171は、例えば、「現在、LTE通信を行っています。ホームゲートウェイに接続して無線LAN通信を行える可能性があります。」等の内容を音声データに変換して音声データを生成する。
WAN通信部172は、取得した電話番号に自動で通話を行い、通知対象の通信端末のユーザが通話に応答した場合に、生成した音声データを再生する。
<HGW(ホームゲートウェイ)の動作例>
続いて、図8を用いて、実施の形態3にかかるHGW60の動作例について説明する。図8は、実施の形態3にかかるHGWの動作例を示す図である。なお、図4を用いて説明した事前設定については、本実施の形態でも同様であるため説明を割愛する。また、図8は、図5に示した動作例に対応しており、図5のステップS14及びS15がステップS24及びS25に置き換わっている。
ステップS24において、生成部171は、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知内容を含む音声データを生成する(ステップS24)。
生成部171は、判定部13からSSIDを受信すると、通知対象端末情報テーブルT2を参照して、当該SSIDに対応付けて登録された連絡先に設定された電話番号を取得する。
生成部171は、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14を介した通信を行なっていないことを示す通知内容の音声データを生成する。通知内容は、例えば、「現在、LTE通信を行っています。ホームゲートウェイに接続して無線LAN通信を行える可能性があります。」等、通信方式を無線LANに切り替える契機をユーザに通知する内容である。
WAN通信部172は、ONU20及びインターネット30を介して通知対象の通信端末に自動発呼を行い、発呼先が応答した場合に、ステップS24において生成した音声データを送信する(ステップS25)。
WAN通信部172は、取得した電話番号に自動発呼し、発呼先が応答した場合に生成した音声データを再生することにより音声データを送信する。
以上説明したように、通知部17は、測定した無線電波に通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれ、通知対象の通信端末が無線LAN通信部14に接続されていないと判定された場合、所定の通知を通知対象の通信端末に送信する。
本実施の形態では、通知部17は、所定の通知内容を音声データに変換して、変換された音声データを通知対象の通信端末に送信する。すなわち、本実施の形態と、実施の形態2との差は、所定の通知をテキストデータとして送信するのか、音声データとして送信するのかの差分である。したがって、実施の形態3にかかるHGW60を用いることにより、通信方式の切り替えに失敗した可能性があることを通知対象の通信端末に通知することが可能となる。
また、通知対象の通信端末が通信方式の切り替えに失敗した可能性がある場合に、通知対象端末情報テーブルT2に登録された連絡先に通知を送信するので、ユーザに無線LANに切り替える契機を与えることができる。したがって、本実施の形態でも、ユーザが気づかずに、LTE通信における通信パケットを消費してしまうことを防ぐことが可能となる。また、ユーザに通信パケットを消費していることを通知するため、ユーザ利便性を向上させることが可能となる。
(他の実施の形態)
<1>上述した実施の形態において、次のように変形を施してもよい。実施の形態2を用いて以下に説明する。
記憶部11は、通知対象端末情報テーブルT1に、通知対象の通信端末の識別情報を記憶する。この場合、型名、使用キャリア名及び使用周波数帯に代えて、又は型名、使用キャリア名及び使用周波数帯に加えて、通知対象の通信端末の識別情報を記憶する。識別情報は、例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)であってもよい。
測定部12は、通信方式がLTEの無線電波であって、通信端末から送信された無線電波を測定する。測定部12は、測定した無線電波の送信元の通信端末の識別情報を取得する。
判定部13は、測定部12が測定した無線電波の送信元の通信端末の識別情報と、通知対象端末情報テーブルT1に記憶された通信端末の識別情報とを比較する。比較した結果、一致する識別情報が含まれる場合、判定部13は、測定部12が測定した無線電波に、通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれると判定する。このようにしても、判定部13は、測定部12が測定した無線電波に、通知対象の通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することが可能となる。
<2>上述した実施の形態において説明した無線通信装置1、HGW10及び60(以下、無線通信装置1等と称する)は、次のようなハードウェア構成を有していてもよい。図9は、本開示の各実施の形態にかかる無線通信装置等を実現可能な、コンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図9を参照すると、無線通信装置1等は、複数のアンテナ1201−1〜1201−N、ネットワーク・インターフェース1202、プロセッサ1203及びメモリ1204を含む。複数のアンテナ1201−1〜1201−N及びネットワーク・インターフェース1202は、通信端末50、51及び52を含む他の無線通信装置と通信するために使用される。ネットワーク・インターフェース1202は、例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.11 series、IEEE 802.3 series等に準拠したネットワークインターフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1203は、メモリ1204からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、上述の実施形態においてフローチャートを用いて説明された無線通信装置1等の処理を行う。プロセッサ1203は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU(Micro Processing Unit)、又はCPU(Central Processing Unit)であってもよい。プロセッサ1203は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1204は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。メモリ1204は、プロセッサ1203から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1203は、図示されていないI/Oインターフェースを介してメモリ1204にアクセスしてもよい。
図9の例では、メモリ1204は、ソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1203は、これらのソフトウェアモジュール群をメモリ1204から読み出して実行することで、上述の実施形態において説明された無線通信装置1等の処理を行うことができる。
図9を用いて説明したように、無線通信装置1等が有するプロセッサの各々は、図面を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1または複数のプログラムを実行する。
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)を含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/Wを含む。さらに、非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、半導体メモリを含む。半導体メモリは、例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、本開示は、それぞれの実施の形態を適宜組み合わせて実施されてもよい。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された通信端末に関連付けて登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える無線通信装置。
(付記2)
前記連絡先は、電子メールアドレスを含み、
前記通知部は、前記電子メールアドレスが宛先に設定され、前記所定の通知を含む電子メールを送信する、付記1に記載の無線通信装置。
(付記3)
前記連絡先は、電話番号を含み、
前記通知部は、前記所定の通知を音声データに変換して、前記電話番号に前記音声データを送信する、付記1又は2に記載の無線通信装置。
(付記4)
前記測定部は、前記少なくとも1つの通信端末から送信された無線電波の周波数を測定し、
前記判定部は、前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数に、前記測定された周波数が含まれる場合、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれると判定する、付記1〜3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記5)
前記測定部は、前記少なくとも1つの通信端末から送信された無線電波の電界強度、及び当該無線電波が受信された時間を示す受信時間をさらに測定し、
前記判定部は、前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数に、前記測定された周波数が含まれ、当該周波数の無線電波の前記電界強度及び前記受信時間が所定値を超過する場合、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれると判定する、付記4に記載の無線通信装置。
(付記6)
前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数は、前記予め登録された通信端末の機種名と、前記予め登録された通信端末が通信可能な無線通信網を提供する通信事業者との組み合わせから決定される、付記4又は5に記載の無線通信装置。
(付記7)
前記所定の通知は、前記予め登録された通信端末が前記通信部を介した通信が行われていないことを示す通知である、付記1〜6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記8)
前記通知部は、インターネットを介して、前記第1の通信方式を用いて、前記所定の通知を前記連絡先に送信する、付記1〜7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
(付記9)
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、を含む無線通信制御方法。
(付記10)
少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、をコンピュータに実行させる無線通信制御プログラム。
(付記11)
少なくとも1つの通信端末と、無線通信装置とを含み、
前記無線通信装置は、
前記少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える無線通信システム。
(付記12)
前記連絡先は、電子メールアドレスを含み、
前記通知部は、前記電子メールアドレスを宛先として、前記所定の通知を含む電子メールを送信する、付記11に記載の無線通信システム。
(付記13)
前記連絡先は、電話番号を含み、
前記通知部は、前記所定の通知を音声データに変換して、前記電話番号に前記音声データを送信する付記11又は12に記載の無線通信システム。
1 無線通信装置
2、12 測定部
3 通信部
4、13 判定部
5、15、17 通知部
10、60 HGW
11、16 記憶部
14 無線LAN通信部
20 ONU
30 インターネット
40 基地局
50、51、52 通信端末
100 無線通信システム
151、171 生成部
152、172 WAN通信部

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
    第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
    予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
    前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された通信端末に関連付けて登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える無線通信装置。
  2. 前記連絡先は、電子メールアドレスを含み、
    前記通知部は、前記電子メールアドレスが宛先に設定され、前記所定の通知を含む電子メールを送信する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記連絡先は、電話番号を含み、
    前記通知部は、前記所定の通知を音声データに変換して、前記電話番号に前記音声データを送信する、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記測定部は、前記少なくとも1つの通信端末から送信された無線電波の周波数を測定し、
    前記判定部は、前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数に、前記測定された周波数が含まれる場合、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれると判定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記測定部は、前記少なくとも1つの通信端末から送信された無線電波の電界強度、及び当該無線電波が受信された時間を示す受信時間をさらに測定し、
    前記判定部は、前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数に、前記測定された周波数が含まれ、当該周波数の無線電波の前記電界強度及び前記受信時間が所定値を超過する場合、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれると判定する、請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記予め登録された通信端末の設定可能な周波数は、前記予め登録された通信端末の機種名と、前記予め登録された通信端末が通信可能な無線通信網を提供する通信事業者との組み合わせから決定される、請求項4又は5に記載の無線通信装置。
  7. 前記所定の通知は、前記予め登録された通信端末が前記通信部を介した通信が行われていないことを示す通知である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
    第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
    予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
    前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
    前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、を含む無線通信制御方法。
  9. 少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定することと、
    第2の通信方式に対応する通信部に接続された通信端末の識別情報を取得することと、
    予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定することと、
    前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定することと、
    前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信することと、をコンピュータに実行させる無線通信制御プログラム。
  10. 少なくとも1つの通信端末と、無線通信装置とを含み、
    前記無線通信装置は、
    前記少なくとも1つの通信端末から送信された第1の通信方式の無線電波を測定する測定部と、
    第2の通信方式に対応し、接続された通信端末の識別情報を取得する通信部と、
    予め登録された通信端末の設定可能な周波数に基づいて、前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれるか否かを判定すると共に、前記取得された識別情報に基づいて、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続しているか否かを判定する判定部と、
    前記測定された無線電波に前記予め登録された通信端末から送信された無線電波が含まれ、前記予め登録された通信端末が前記通信部に接続されていないと判定された場合、前記予め登録された連絡先に所定の通知を送信する通知部と、を備える無線通信システム。
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