JP6892052B2 - 錠前装置のドアへの取付構造および錠前装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明にかかる錠前装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
ドア100は2枚の化粧板が向かい合って構成されており、宅外側の化粧板にはシリンダ錠部11が固定されるシリンダ取付孔、宅内側の化粧板にはサムターン部20が固定されるサムターン取付孔がある。シリンダ取付孔およびサムターン取付孔は、後述する錠取付部6の表ほぞ穴61および裏ほぞ穴63(図2参照)に対応する位置にそれぞれ設けられていて、取付孔62を介して互いに連通している。
錠取付部6は、ドア100の内部、すなわちドア100の両面を構成する化粧板の間に配置されている略直方体状の中空の筐体である。錠取付部6の厚さは、ドア100の厚さと同程度である。錠取付部6は、ドア100の表面と対向する面に表ほぞ穴61を有する。表ほぞ穴61は、円の向かい合う2箇所が突出した形状をしている。表ほぞ穴61の形状は、後述するブラケット13の段部131の形状に対応している。表ほぞ穴61の略中央には、錠取付部6をドア100の厚さ方向に貫通する取付孔62が設けられている。取付孔62は、直径の異なる同心の2円を四半円毎に互い違いに結び合わせたような形状である。
シリンダ錠部11は、宅外から鍵を挿入してドアの施錠および開錠を切り替える機構部である。
図1乃至図3に示すように、ブラケット13は、シリンダ錠部11と中空ネジ14との間に保持される略円筒状の部材である。ブラケット13の軸線上には、貫通するブラケット孔130を備える。ブラケット13の一端側の内周形状は、シリンダ錠部11が有するブラケット固定部122の外周形状に対応している。ブラケット13は、ブラケット固定部122の外周を覆うように係合し、ブラケット13の一端側が開口121に嵌り込む。
中空ネジ14は、軸線上に貫通孔140を有するネジである。貫通孔140のネジ頭側は六角孔142になっていて、六角レンチにより中空ネジ14を回転させることができる。貫通孔140は、六角孔142を除いて略円である。中空ネジ14は、ドア100の厚さにより適宜の長さの物が配置される。
固定部材15は、錠取付部6とパネル16との間に保持される略円筒状の部材である。固定部材15の軸線上には、貫通する固定部材孔150を備える。固定部材15の一端側は、錠取付部6の裏ほぞ穴63に嵌合する。固定部材15の他端側には、固定部材孔150の周囲に、パネル16とネジ留めして固定されるためのネジ孔151が等間隔に複数形成されている。本実施形態においては、ネジ孔151は4個であるが、3個以下であっても5個以上であってもよい。
パネル16は、錠取付部6および固定部材15を宅内側から覆うように取り付けられる平板である。パネル16は、取付孔62および固定部材孔150と連通するパネル孔160を有する。パネル孔160の周囲には等間隔に複数の貫通孔161が形成されている。貫通孔161の位置は固定部材15のネジ孔151と対応しており、固定部材15およびパネル16はネジ孔151および貫通孔161に挿通されるネジによりネジ留めされる。
サムターン部20は、ドア100の宅内側からドア100を施錠および開錠する機構である。サムターン部20は、サムターンツマミ21および駆動部22を備える。サムターンツマミ21は、手動又は電動で回動可能な突起である。サムターンツマミ21は、例えば細長い長方形がサムターン部20から突出した形状である。サムターンツマミ21は、突起の中央を中心に四半円の範囲を回動可能で、回動範囲の両端が、それぞれ錠前装置1の施錠された状態および開錠された状態に対応している。
図4および図5に示すように、連結軸板30は、シリンダ錠部11およびサムターン部20を連結する細長い平板である。連結軸板30の一端側には間隔を置いて並設された複数の溝31、32が設けられている。溝31、32はV字溝である。溝31は、連結軸板30の1平面および隣接する1側面に、幅および厚さ方向に渡って複数形成されている。溝32は、上記溝31が形成されている面とは反対側の面に、幅および厚さ方向に渡って複数形成されている。溝31および溝32は、それぞれ互い違いに形成されている。複数の溝31および複数の溝32は、等間隔に形成されている。
図6に示すように、カプラ40は、角を丸くした略四角筒状の部材である。カプラ40は、鍵またはサムターンツマミ21の回動を駆動部22に伝達する部材である。カプラ40の一端側には、取付孔62を介してシリンダ錠部11内部の施錠機構と係合する十字突起41が形成されている。十字突起41の半径方向内側には、カプラ40を長さ方向に貫通する十字型の十字開口42が設けられている。カプラ40の他端は、駆動部22に連結される。
まず、図3に示すように、ブラケット13のブラケット孔130に、中空ネジ14を挿入し、中空ネジ14のネジ頭をブラケット孔130の縁に係止させる。次に、図2に示すように、中空ネジ14が挿入されたブラケット13の段部131側を錠取付部6のほぞ穴62に挿入する。そして、ブラケット止めピン81、82を錠取付部6のピン孔71、72を介してブラケット13のピン受孔133に挿通させる。ブラケット止めピン81、82は、受穴91、92に至る。ブラケット止めピン81、82により、ブラケット13が錠取付部6内に固定される。
6 錠取付部
11 シリンダ錠部
13 ブラケット
14 中空ネジ
40 カプラ
61 表ほぞ穴
62 取付孔
123 シリンダ孔
130 ブラケット孔
Claims (9)
- 内周面に雌ネジが形成されているシリンダ孔を有するシリンダ錠部と、
前記シリンダ孔の雌ネジに螺合する中空ネジと、
前記中空ネジが貫通するブラケット孔を有し、前記シリンダ錠部および前記中空ネジのネジ頭の間に挟まれて保持されるブラケットと、
ドア内部に配置され、前記ブラケットが嵌合する表ほぞ穴を有する錠取付部と、
前記シリンダ孔、前記中空ネジ、前記ブラケット孔、および前記表ほぞ穴の中に設けられた取付孔を貫通するカプラと、
を備える錠前装置のドアへの取付構造であって、
前記ブラケット孔に前記中空ネジが嵌入されて前記中空ネジのネジ頭は前記ブラケット孔の縁に係止され、
前記ブラケットが前記表ほぞ穴に嵌合され、
前記中空ネジは、前記取付孔を介して前記シリンダ孔から締結可能である、
錠前装置のドアへの取付構造。 - 前記錠取付部の側面から挿通され、前記錠取付部に前記ブラケットを押圧するブラケット止めピンをさらに備え、前記ブラケット止めピンが前記錠取付部の側面から挿通されて前記ブラケットが前記錠取付部に固定される、請求項1記載の錠前装置のドアへの取付構造。
- 前記ブラケットは、前記ブラケット止めピンが貫通するピン受孔をさらに備える、請求項2記載の錠前装置のドアへの取付構造。
- 前記中空ネジの頭部は前記取付孔側を向いている、請求項1乃至3のいずれかに記載の錠前装置のドアへの取付構造。
- 前記カプラは、前記錠取付部に対して回動可能に保持されていて、前記カプラの回動に応じて前記錠前装置が施錠および解錠される、請求項1乃至4のいずれかに記載の錠前装置のドアへの取付構造。
- 前記ドアの表面にシリンダ錠部が配置され、前記ドアの裏面にサムターン部が配置され、前記シリンダ錠部および前記サムターン部は前記カプラの両端にそれぞれ連結されていて、前記シリンダ錠部および前記サムターン部を前記ドアに固定する、請求項1乃至5のいずれかに記載の錠前装置のドアへの取付構造。
- サムターン部と、
内周面に雌ネジが形成されているシリンダ孔を有するシリンダ錠部と、
前記シリンダ孔の雌ネジに螺合する中空ネジと、
前記中空ネジが貫通するブラケット孔を有し、前記シリンダ錠部および前記中空ネジのネジ頭の間に挟まれて保持されるブラケットと、
ドア内部に配置され、前記ブラケットが嵌合する表ほぞ穴を有する錠取付部と、
前記シリンダ孔、前記中空ネジ、前記ブラケット孔、および前記表ほぞ穴の中に設けられた取付孔を貫通するカプラと、
を備え、
前記ブラケット孔に前記中空ネジが嵌入されて前記中空ネジのネジ頭は前記ブラケット孔の縁に係止され、
前記ブラケットが前記表ほぞ穴に嵌合され、
前記中空ネジは、前記取付孔を介して前記シリンダ孔から締結可能であり、
前記シリンダ錠部および前記サムターン部は前記カプラの両端にそれぞれ連結されている、錠前装置。 - 前記中空ネジの頭部は前記取付孔側を向いている、請求項7記載の錠前装置。
- 前記カプラは、前記錠取付部に対して回動可能に保持されていて、前記カプラの回動に応じて施錠および解錠される、請求項7又は8記載の錠前装置。
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