JP6890597B2 - 選択可能トラベルモードを有するモバイル送受信機および動作方法 - Google Patents

選択可能トラベルモードを有するモバイル送受信機および動作方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、モバイル送受信機に関し、より具体的には、選択可能トラベルモードを有するモバイル送受信機および動作方法に関する。
(背景)
全地球測位システム(GPS)追跡デバイス等の全地球的航法衛星システム(GNSS)追跡デバイスは、規則的間隔においてGNSSを使用して、キャリアの場所を測定し、典型的には、その場所を内部メモリ内に記憶する、物体または人物(「キャリア」)によって携行されるデバイスである。GNSS追跡デバイスのタイプの実施例は、データロガー、データプッシャ、およびデータプラーを含む。データロガーは、後続ダウンロードおよび分析のために、測定された場所データを内部メモリ内に記憶し得る。データプッシャ(ビーコンとしても知られる)は、所定のパラメータに従って、内部メモリ内に記憶された場所データをサーバまたは他のデバイスに送信し得る。データプラー(トランスポンダとしても知られる)は、場所データを内部メモリ内に記憶し、サーバまたは他のデバイスからのクエリに応答して、場所データを提供し得る。GNSS追跡デバイスは、限定された電力および/または限定された処理リソースを有し得る。故に、GNSS追跡デバイスを効率的に動作および展開させるための方法が、所望され得る。
(例示的実施形態の説明)
本開示は、実施形態が示される、添付の図面を参照して行われる。しかしながら、多くの異なる実施形態が、使用されてもよく、したがって、説明は、本明細書に記載される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が徹底的かつ完全となるであろうように提供される。同様の番号は、全体を通して同様の要素を指し、プライム表記は、代替実施形態における類似要素、動作、またはステップを示すために使用される。別個のボックスまたは図示されるシステムおよびデバイスの機能要素の例証される分離は、そのような要素間の通信が、任意のそのような物理的分離を伴わずに、メッセージング、機能コール、共有メモリ空間等を用いて生じ得るため、必ずしも、そのような機能の物理的分離を要求するものではない。したがって、機能は、物理的または論理的に分離されたプラットフォーム内に実装される必要はないが、それらは、本明細書における説明を容易にするために、別個に図示される。異なるデバイスは、いくつかのデバイスが、いくつかの機能を固定機能ハードウェア内に実装する一方、他のデバイスが、機械可読媒体から得られたコードとともにそのような機能をプログラマブルプロセッサ内に実装し得るように、異なる設計を有することができる。
本開示は、輸送中、無線キャリアおよびネットワークカバレッジ境界を越える場合でも、全地球的かつ長距離で輸送中のアセットが追跡され得る、全地球的かつ長距離の追跡用途を可能にし得る、モバイル送受信機を提供する。全地球的かつ長距離の追跡用途では、モバイル送受信機および追跡されているアセットは、輸送中、無線キャリアおよびネットワークカバレッジ境界を越え得る。例えば、出荷用コンテナが、中国本土から出発し、北米を最終目的地として、南アフリカを巡ることは、珍しいことではない。
本開示の一側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、それぞれがプロセッサに結合された無線送受信機および衛星受信機とを有するモバイル送受信機を動作させる方法が提供され、本方法は、メッセージをアセット追跡サービスに送信するステップであって、モバイル送受信機からのメッセージは、モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ステップと、メッセージをアセット追跡サービスから受信するステップであって、メッセージは、モバイル送受信機が選択されたトラベルモードを適用するための命令を含む、ステップと、選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用するステップとを含み、該適用するステップは、現在のトラベルモードに関して定義されたアラームに応答して、モバイル送受信機をウェイクアップするステップであって、現在のトラベルモードおよびアラームは、モバイル送受信機のメモリ内に記憶されるユーザ規定デバイス構成によって定義される、ステップと、アラームと関連付けられたアクションを行うステップとを含む。
本開示の別の側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、それぞれがプロセッサに結合された無線送受信機および衛星受信機とを有するモバイル送受信機を動作させる方法が提供され、本方法は、メッセージをアセット追跡サービスに送信するステップであって、モバイル送受信機からのメッセージは、モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ステップと、モバイル送受信機のデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成をアセット追跡サービスからダウンロードするステップとを含む。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリと、プロセッサに結合された無線送受信機と、プロセッサに結合された衛星受信機とを備えるモバイル送受信機が提供され、モバイル送受信機は、前述および後述の方法を行うように構成される。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、その上に有形に記憶された実行可能命令を有する非一過性機械可読媒体が提供され、メモリと、それぞれがプロセッサに結合された無線送受信機および衛星受信機とを備えるモバイル送受信機であって、モバイル送受信機のプロセッサによって実行されると、実行可能命令は、モバイル送受信機に前述および後述の方法を行わせる。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、プロセッサと、それぞれがプロセッサに結合された無線送受信機および衛星受信機とを有するモバイル送受信機を構成する方法が提供され、本方法は、追跡サーバによって、メッセージをモバイル送受信機から受信するステップであって、メッセージは、モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ステップと、追跡サーバによって、デバイスIDおよびユーザ規定デバイス構成に従って、いくつかのトラベルモードからモバイル送受信機のためのトラベルモードを選択するステップと、追跡サーバによって、モバイル送受信機が選択されたトラベルモードを適用するための命令を含むメッセージをモバイル送受信機に送信するステップとを含む。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、アセット追跡サービスによってモバイル送受信機を構成する方法が、提供され、モバイル送受信機は、プロセッサと、それぞれがプロセッサに結合された無線送受信機および衛星受信機とを有し、本方法は、メッセージをモバイル送受信機から受信するステップであって、メッセージは、モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ステップと、デバイスIDに従って、モバイル送受信機のデバイス構成を判定するステップと、判定されたデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成をモバイル送受信機に送信するステップとを含む。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、サーバが提供され、該サーバは、プロセッサと、プロセッサに結合されたメモリであって、サーバの動作を構成するためのデータおよび実行可能命令を含む、メモリと、プロセッサに結合された通信インターフェースとを備え、サーバは、前述および後述の方法を行うように構成される。
本開示のさらなる側面の例示的実施形態によると、その上に有形に記憶される実行可能命令を有する非一過性機械可読媒体が提供され、該命令は、サーバのプロセッサによって実行されると、モバイル送受信機に、前述および後述の方法を行わせる。
例えば、本願は以下の項目を提供する。
(項目1)
プロセッサと、無線送受信機と、衛星受信機とを有するモバイル送受信機を動作させる方法であって、前記無線送受信機および衛星受信機のそれぞれは、前記プロセッサに結合されており、前記方法は、
メッセージをアセット追跡サービスに送信することであって、モバイル送受信機からの前記メッセージは、前記モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ことと、
メッセージを前記アセット追跡サービスから受信することであって、前記メッセージは、前記モバイル送受信機が選択されたトラベルモードを適用するための命令を含む、ことと、
前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することであって、
前記現在のトラベルモードに関して定義されたアラームに応答して、前記モバイル送受信機をウェイクアップすることであって、前記現在のトラベルモードおよびアラームは、前記モバイル送受信機のメモリ内に記憶されるユーザ規定デバイス構成によって定義される、ことと、
前記アラームと関連付けられたアクションを行うことと
を含む、ことと
を含む、方法。
(項目2)
前記選択されたトラベルモードは、前記モバイル変換器と関連付けられた動作情報または追跡されているアセットに基づく、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記動作情報は、場所、場所履歴、センサデータ、時間、輸送形態、トリガされるアラーム、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値、ドライバプロファイル、またはカスタム要件のうちの1つまたはそれを上回るものを含む、状況および/または環境情報を備える、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記アクションを行うことは、
前記現在のトラベルモードを新しいトラベルモードに変更することを含む、項目1から3のいずれか1項に記載の方法。
(項目5)
前記新しいトラベルモードは、前記アラームによって規定される、項目1から4のいずれか1項に記載の方法。
(項目6)
メッセージをアセット追跡サービスに送信することであって、モバイル送受信機からの前記メッセージは、少なくとも1つの記憶されたトラベルモードを更新することを要求する、こと
をさらに含む、項目1から5のいずれか1項に記載の方法。
(項目7)
前記アクションを行うことは、
1つまたはそれを上回るセンサを使用して、場所および/または環境条件を測定することと、
メッセージを前記アセット追跡サービスに送信し、前記測定された場所および/または環境条件を報告することと
を含む、項目1から6のいずれか1項に記載の方法。
(項目8)
前記アラームは、時間ベースまたはセンサベースである、項目1から7のいずれか1項に記載の方法。
(項目9)
前記アラームがセンサベースであるとき、周期的に、1つまたはそれを上回るセンサを使用して、前記センサベースのアラームと関連付けられた環境条件を測定し、前記測定頻度および前記測定する際に使用される1つまたはそれを上回るセンサは、前記アラームによって定義される、項目1から8のいずれか1項に記載の方法。
(項目10)
前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用する前に、前記モバイル送受信機のデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、前記ユーザ規定デバイス構成を前記アセット追跡サービスからダウンロードすることをさらに含む、項目1から9のいずれか1項に記載の方法。
(項目11)
前記モバイル送受信機からのメッセージは、前記モバイル送受信機によって測定された場所情報および/またはセンサデータを含み、前記トラベルモードは、前記デバイスID、前記ユーザ規定デバイス構成、ならびに前記場所情報および/または前記センサデータに従って選択される、項目1から10のいずれか1項に記載の方法。
(項目12)
前記トラベルモードは、「鉄道」、「船舶」、「道路」、「埠頭」、および「国内」のうちの少なくとも1つを備える、項目1から11のいずれか1項に記載の方法。
(項目13)
各トラベルモードは、前記トラベルモードにおいて使用されるべき1つまたはそれを上回るアラームを定義する、項目1から12のいずれか1項に記載の方法。
(項目14)
前記アラームのそれぞれは、アラームID、前記アラームのタイプを識別するアラームタイプ、前記アラームがトリガされるために満たされるべき1つまたはそれを上回る条件パラメータ、および前記アラームがトリガされるときに行われる1つまたはそれを上回るアクションによって定義される、項目13に記載の方法。
(項目15)
プロセッサと、無線送受信機と、衛星受信機とを有するモバイル送受信機を動作させる方法であって、前記無線送受信機および衛星受信機のそれぞれは、前記プロセッサに結合されており、前記方法は、
メッセージをアセット追跡サービスに送信することであって、前記モバイル送受信機からの前記メッセージは、前記モバイル送受信機と関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ことと、
前記モバイル送受信機のデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成を前記アセット追跡サービスからダウンロードすることと
を含む、方法。
(項目16)
トラベルモードを選択することと、
前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することであって、
前記現在のトラベルモードに関して定義されたアラームに応答して、前記モバイル送受信機をウェイクアップすることであって、前記現在のトラベルモードおよびアラームは、前記モバイル送受信機のメモリ内に記憶される前記ユーザ規定デバイス構成によって定義される、ことと、
前記アラームと関連付けられたアクションを行うことと
を含む、こと
をさらに含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
アセット追跡サービスによってモバイル送受信機を構成する方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサと、無線送受信機とを有し、前記無線送受信機のそれぞれは、前記プロセッサに結合されており、前記方法は、
メッセージをモバイル送受信機から受信することであって、前記メッセージは、デバイス識別子(ID)を含む、ことと、
前記デバイスIDに従って、前記モバイル送受信機のデバイス構成を判定することと、
前記判定されたデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成を前記モバイル送受信機に送信することと
を含む、方法。
(項目18)
前記デバイスIDおよび前記ユーザ規定デバイス構成に従って、いくつかのトラベルモードから、前記モバイル送受信機のためのトラベルモードを選択することと、
前記モバイル送受信機が前記選択されたトラベルモードを適用するための命令を含むメッセージを前記モバイル送受信機に送信することと
をさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
前記モバイル送受信機からのメッセージは、前記モバイル送受信機によって測定された場所情報および/またはセンサデータを含み、前記トラベルモードは、前記デバイスID、前記ユーザ規定デバイス構成、ならびに前記場所情報および/または前記センサデータに従って選択される、項目17または項目18に記載の方法。
(項目20)
各トラベルモードは、前記トラベルモードにおいて使用されるべき1つまたはそれを上回るアラームを定義し、前記アラームのそれぞれは、アラームID、前記アラームのタイプを識別するアラームタイプ、前記アラームがトリガされるために満たされるべき1つまたはそれを上回る条件パラメータ、および前記アラームがトリガされるときに行われる1つまたはそれを上回るアクションによって定義される、項目17から19のいずれか1項に記載の方法。
(項目21)
モバイル送受信機であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに結合されたメモリと、
前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
前記プロセッサに結合されたセルラー送受信機と
を備え、
前記メモリは、前記プロセッサによって実行されると、前記モバイル送受信機に、請求項1から20のいずれか1項に記載の方法を行わせる、その上に有形に記憶される実行可能命令を有する、モバイル送受信機。
(項目22)
その上に有形に記憶される実行可能命令を有する非一過性機械可読媒体であって、前記実行可能命令は、プロセッサと、メモリと、衛星受信機と、少なくとも1つの無線送受信機とを備えるモバイル送受信機のプロセッサによって実行されると、前記モバイル送受信機に、項目1から20のいずれか1項に記載の方法を行わせる、非一過性機械可読媒体。
図1は、本開示による、モバイル送受信機を動作させるために好適な通信システムを図示するブロック図である。
図2は、本開示の例示的実施形態による、モバイル送受信機を図示するブロック図である。
図3は、本開示の例示的実施形態による、無線通信サブシステムを図示するブロック図である。
図4は、本開示の一実施形態による、デバイス構成を提供する方法を図示するフローチャートである。
図5は、本開示の一実施形態による、トラベルモードを設定する方法を図示するフローチャートである。
図6は、本開示の別の実施形態による、トラベルモードを設定する方法を図示するフローチャートである。
図7A−7Bは、本開示の例示的実施形態による、モバイル送受信機を動作させる方法を図示するフローチャートである。 図7A−7Bは、本開示の例示的実施形態による、モバイル送受信機を動作させる方法を図示するフローチャートである。
図1および2を参照すると、本開示のモバイル送受信機102の例示的実施形態が、説明されるであろう。モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102の動作全体を制御する、少なくとも1つのプロセッサ104を備える。プロセッサ104は、コンポーネントとプロセッサ104との間に通信パスを提供する、通信バス(図示せず)を介して、複数のコンポーネントに結合される。モバイル送受信機102はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)108と、読取専用メモリ(ROM)110と、フラッシュ消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)(「フラッシュメモリ」)または他の好適な形態のメモリであり得る、永続性(不揮発性)メモリ112と、シリアルデータポート(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)データポート)等のデータポート122と、モバイル送受信機102の環境を感知するための複数の環境センサ130とを備える。センサ130は、光センサ131と、温度センサ132と、圧力センサ133と、湿度センサ134と、ジャイロスコープ135と、加速時計136と、1つまたはそれを上回る飛行時間(ToF)センサ137と、可能性として、ドア接触スイッチ(図示せず)等の他のセンサとを備えてもよい。
TOFセンサ137は、モバイル送受信機102の筐体内にあって、モバイル送受信機102の外側にある(すなわち、モバイル送受信機102が出荷用コンテナに搭載されたときに出荷用コンテナの内部にある)透過パネルを通して、第1の方向における物体を検出するために、センサコンパートメント内に構成され、位置付けられてもよい。TOFセンサ137は、モバイル送受信機102と第1の方向における最近傍物体との間の距離を測定することによって出荷用コンテナの内部の物体を検出し、出荷用コンテナが装填されている/満杯である(例えば、1つまたはそれを上回る物体が検出される)かまたは装填されていない/空である(例えば、物体が検出されない)かを判定するために使用されてもよい。代替として、カメラが、コンテナが満杯であるかまたは空であるかを判定するために使用され得る。
モバイル送受信機102はまた、全地球または地域的衛星ナビゲーションシステムの一部である、複数の衛星を備える、衛星ネットワーク180から衛星信号を受信するための衛星受信機120を備える。いくつかの実施形態では、衛星信号の受信および送信の両方が可能である衛星送受信機が、衛星信号を受信のみすることができる、衛星受信機の代わりに提供されてもよい。
モバイル送受信機102は、衛星受信機120によって衛星ネットワーク180内の複数の衛星から受信された信号を使用して、その位置を判定することができる。少なくともいくつかの実施形態では、衛星ネットワーク180は、全地球のカバレッジを用いて、自律的地理空間測位を提供する、少なくとも1つの全地球的航法衛星システム(GNSS)の一部である、複数の衛星を備える。例えば、衛星ネットワーク180は、GNSS衛星の集合であってもよい。例示的GNSSは、米国のNAVSTAR全地球測位システム(GPS)またはロシアの全地球的航法衛星システム(GLONASS)を含む。展開されている、または開発中である、他の衛星ナビゲーションシステムは、欧州連合のGalileo測位システム、中国のBeiDou衛星測位システム(BDS)、インドの地域的衛星測位システム、および日本の衛星測位システムを含む。
モバイル送受信機102はまた、少なくともデータ通信を交換するための1つまたはそれを上回る無線送受信機を備える。無線送受信機は、少なくとも、異なる無線データ通信プロトコルおよび規格を使用して、セルラーネットワーク160等の複数の異なる無線アクセスネットワーク(RAN)と通信するためのセルラー(RF)送受信機114を備える。モバイル送受信機102は、その地理的カバレッジエリア内のセルラーネットワーク160の複数の固定送受信機基地局(そのうちの1つが、図1に示される)のうちの任意の1つと通信してもよい。モバイル送受信機102は、要求されたネットワーク登録および/またはアクティブ化プロシージャが完了した後、セルラーネットワーク160を経由して、信号を送信および受信してもよい。説明される実施形態では、セルラー送受信機114は、例えば、スイスのu−blox Holding AGからのTOBY−L2シリーズ無線送受信機等、例えば、複数の4Gロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンストバンドならびにグローバル3Gおよび2Gバンドを含み得る、複数の無線周波数をサポートする、マルチバンド送受信機である。他の実施形態では、複数の専用送受信機が、4G LTE、3G、および2G無線サービス等の異なる無線サービスをサポートするために提供されてもよい。
セルラー送受信機114によって使用され得る、技術の実施例は、LTE、LTEアドバンスト、汎用パケット無線サービス(GPRS)、Mobitex(TM)、およびData TAC(TM)を含む。セルラー送受信機114によって使用され得る、他の例示的技術は、高度携帯電話システム(AMPS)、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)、パーソナル通信サービス(PCS)、GSM(登録商標)(モバイル通信のためのグローバルシステム)、セルラーデジタルパケットデータ(CDPD)、統合デジタル拡張ネットワーク(iDEN)、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSPDA)、エボリューションデータオプティマイズド(EvDO)、GSM(登録商標)エボリューションのための拡張データレート(EDGE)等を含む。別個および統合された他のタイプの通信ネットワークもまた、モバイル送受信機102と併用されてもよい。モバイル送受信機102はまた、3GSM(登録商標)、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、4G等の他の通信規格に準拠してもよい。前述の技術は、実施例によって使用され、排他的ではない。説明される実施形態は、RANの任意の特定の特性または能力に依存しない。
無線送受信機はまた、WLANアクセスポイント(AP)を介してWLAN150と通信するための無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)送受信機116を備えてもよい。WLAN150は、IEEE802.11x規格(時として、Wi−Fi(R)とも称される)に準拠する、Wi−Fi無線ネットワークを備えてもよい。他の通信プロトコルも、他の実施形態では、WLAN104のために使用されてもよい。
無線送受信機はまた、コンピュータ240と通信するために、Bluetooth(登録商標)送受信機118等の短距離無線送受信機を備えてもよい。モバイル送受信機102は、代替として、データポート122(例えば、USBポート)等の物理的リンクを使用して、コンピュータ240と通信してもよい。Bluetooth送受信機118は、Bluetooth低エネルギー(BluetoothSmart)を含む、任意の好適なバージョンのBluetoothプロトコルと互換性があり得る。Bluetooth(登録商標)の代わりに、またはそれに加え、限定ではないが、近距離通信(NFC)、IEEE802.15.3a(超広帯域無線(UWB)とも称される)、Z−Wave、ZigBee、ANT/ANT+、または赤外線(例えば、Infrared Data Association(IrDA)通信)を含む、他の短距離無線通信技術も、提供されてもよい。
モバイル送受信機102によって受信されたデータは、デコーダ(図示せず)によって解凍および解読されてもよい。モバイル送受信機102の通信サブシステムはまた、1つまたはそれを上回るアンテナと、デジタル信号プロセッサ(DSP)等のプロセッサと、局部発振器(LO)とを含む。通信サブシステムの具体的設計および実装は、モバイル送受信機102によって実装される無線通信技術に依存する。
ネットワークアクセス要件は、セルラーネットワーク160のタイプに応じて変動する。説明される実施形態では、モバイル送受信機102は、プロセッサ104によってデータを記憶し、読み取るために、スマートカード142を受容するためのスマートカードインターフェース140を含む。スマートカード142は、GSM(登録商標)ネットワークにおいて使用するためのサブスクライバ識別モジュール(SIM)カードまたは無線ネットワークアクセスを提供する関連無線ネットワークタイプにおいて使用するための他のタイプのスマートカードであってもよい。少なくともいくつかの実施形態では、スマートカード142は、少なくともSIMと、USIMアプリケーションとを含有する、ユニバーサル集積回路カード(UICC)である。UICCは、大部分の現代のGSM(登録商標)およびUMTSネットワークにおいて使用される、スマートカードである。GSM(登録商標)ネットワークのためのSIMカードが、実施例として説明されるが、用語「スマートカード」は、ユニバーサルサブスクライバ識別モジュール(USIM)、可撤性ユーザ識別モジュール(R−UIM)、またはCDMAサブスクライバ識別モジュール(CSIM)、もしくはUMTSおよびCDMAネットワークにおいて使用される他の類似技術を提供するためのあらゆるタイプのスマートカードおよび他の類似技術を包含することが意図される。
モバイル送受信機102はまた、バッテリ146を電源として含む。バッテリ146は、再充電可能または非再充電可能バッテリであってもよい。バッテリ146は、電力をモバイル送受信機102のコンポーネントのうちの少なくともいくつかに提供する。バッテリインターフェース144は、バッテリ146のための機械的および電気的接続を提供する。バッテリインターフェース144は、電力V+をモバイル送受信機102の回路に提供する、レギュレータ(図示せず)に結合されてもよい。いくつかの実施形態では、バッテリ146は、5〜7年のアクティブサービス等、比較的に長い耐用年数を有することが期待される、大容量の非再充電可能なシールされたバッテリである。モバイル送受信機102は、セルラー送受信機114、衛星受信機120、および/またはセンサ130等の1つまたはそれを上回るコンポーネントが、バッテリ寿命を節約するために周期的に低電力モードに置かれ得る場合でも、中断のない動作のために意図されることを理解されたい。モバイル送受信機102が最初に電源投入されたとき、例えば、バッテリ146が最初にインストールされたときの初期化日または類似する日が、最初の電源投入日時を判定するために使用されてもよい。中断のない動作を所望していることに起因して、モバイル送受信機102は、いくつかの実施形態では、電力ボタン(オン/オフボタン)を欠いていてもよいことが検討される。
モバイル送受信機102はまた、交流電流(AC)電力アダプタ等の外部電源152に接続するための電力ポート等、電力インターフェースを含んでもよい。モバイル送受信機102は、バッテリ146ではなく、外部電源152を使用することもできる。バッテリ146が再充電可能である場合、外部電源152は、バッテリ146を再充電するために使用されてもよい。
再び図1を参照すると、本開示のモバイル送受信機102が動作し得る、例示的通信システム100が、説明されるであろう。モバイル送受信機102は、典型的には、セルラーネットワーク160を使用して、アセット追跡サービス(例えば、サーバまたはフリート管理システム)200にアクセスする。アセット追跡サービス200は、1つまたはそれを上回るサーバモジュールとして実装され、典型的には、ファイアウォール210の背後に位置してもよい。アセット追跡サービス200は、複数の管理されるモバイル送受信機102にわたる運営制御および管理能力を提供する。アセット追跡サービス200は、ハードウェアまたは構成情報が、API場所および機能定義以外の機能性にアクセスする必要がないように、アセット追跡サービス200の機能性のアクセスおよび抽象化を提供する、サーバベースのシステム、アプリケーションプログラミングインターフェース(API)、および/またはエンドポイントを含む、種々の構成として、ハードウェアまたはソフトウェア内に具現化されてもよい。
アセット追跡サービス200は、アセット追跡サービス200と複数の管理されるモバイル送受信機102との間で交換されるデータのセキュアな伝送を提供する。アセット追跡サービス200とモバイル送受信機102との間の通信は、例えば、高度暗号化規格(AES)または三重データ暗号化規格(三重DES)暗号化を使用して、暗号化されてもよい。
モバイル送受信機102は、衛星受信機120によって衛星ネットワーク180内の複数の衛星から受信された信号を使用して、その位置を判定する。例えば、モバイル送受信機102は、アラームに応答して、衛星受信機120を使用して、その場所を判定してもよい。アラームは、モバイル送受信機102、または、衛星受信機120または1つまたはそれを上回るセンサ130等のモバイル送受信機102のサブシステムに、スリープモード等の低電力モードからウェイクアップさせ、構成されたアクション(例えば、場所およびセンサの測定を行う)を行わせ、次いで、ロギングされる、および/またはアセット追跡サービス200に報告される、構成可能ウェイクアップイベントである。アラームは、サブシステムが、他の可能性の中でもとりわけ、規則的間隔において、所定のスケジュールに従ってウェイクアップする、時間ベースのアラームであってもよい。場所が判定される頻度またはスケジュールは、固定され得るかまたは構成可能であり得る。モバイル送受信機102は、典型的には緯度および経度の観点からの判定された場所と、その場所が判定された時間とを、モバイル送受信機102のメモリ112内に記憶されるデータログに記憶する。したがって、データログは、アセット追跡ログを提供する。
前述のように、モバイル送受信機102はまた、アラームに応答して、センサ130のうちの1つまたはそれを上回るものを使用して、モバイル送受信機102の環境を感知または測定してもよい。例えば、センサ130は、他のパラメータの中でもとりわけ、温度、圧力、および湿度、ならびにドア開放または移動イベントを測定するために使用されてもよい。センサ130を介して得られるセンサデータおよびセンサデータが得られた時間もまた、メモリ112内に記憶される、データログ(すなわち、アセット追跡ログ)に記憶される。場所データと同様に、モバイル送受信機102は、規則的間隔において、所定のスケジュールに従って、またはアラームに応答して、センサデータを収集してもよい。センサデータが得られる頻度またはスケジュールは、固定され得るかまたは構成可能であり得る。
モバイル送受信機102は、規則的間隔において、所定のスケジュールに従って、またはアラームに応答して、アセット追跡サービス200に接続し、アセット追跡ログ内に記憶される場所および/またはセンサデータを報告することを試みる。モバイル送受信機102がアセット追跡サービス200に接続することを試みる頻度またはスケジュールは、固定され得るかまたは構成可能であり得る。モバイル送受信機102は、典型的には、セルラー送受信機114等の無線送受信機を使用して、アセット追跡サービス200に接続することを試みる。モバイル送受信機102は、それぞれが1つまたはそれを上回る無線サービスへのアクセスを提供する複数の無線送受信機によって提供される、複数の無線サービスへのアクセスを有する。説明される実施形態では、複数の無線送受信機は、セルラー送受信機114と、WLAN送受信機116と、Bluetooth送受信機118とを備える。無線送受信機は、いくつかの実施形態では、マルチバンドセルラー送受信機114であり得る、複数のセルラー送受信機114を含んでもよい。モバイル送受信機102はまた、コンピュータ240を介して、直接的または間接的のいずれかにおいて、物理的リンクを使用して、アセット追跡サービス200に接続することを試み得る。モバイル送受信機102によってサポートされる各無線サービスは、規格または仕様によって定義されてもよい。無線サービスの非限定的実施例は、本開示のいずれかに説明され、4Gロングタームエボリューション(LTE)、3G、および2G、WLAN、ならびにBluetooth(登録商標)を含む。
モバイル送受信機102が、Bluetooth(登録商標)および/またはUSBを介して、セルラーネットワーク160、WLAN150、またはコンピュータ240に接続すると、モバイル送受信機102は、通信ネットワーク230を使用して、ファイアウォール210を通して、データログまたはデータログの一部(すなわち、データログの報告されていない部分)をアセット追跡サービス200に送信することができる。データログ情報は、例えば、専用メッセージフォーマットを含む、任意の好適なメッセージフォーマットを使用して送信されてもよい。モバイル送受信機102データログは、典型的には、報告されたデータログ内のデータおよび報告されていないデータログ内のデータに関するインジケータを含む。例えば、いくつかの実施形態では、データログは、記録識別子(ID)を含み、それによって識別される、一連の記録を備える。各記録はまた、記録が行われた時間、場所データおよび/またはセンサデータ、ならびに記録がアセット追跡サービス200に報告されたかどうかを示す報告ステータスを含む。報告されていない記録がアセット追跡サービス200に報告された後、データログ内のその対応する報告ステータスフィールドは、更新される。
モバイル送受信機102は、使用されていないとき、あるデバイスコンポーネントの電源を落とし、バッテリ電力を節約する。例えば、モバイル送受信機102は、報告時間/サイクル後、セルラー送受信機114のために低電力モードを始動する。低電力モードは、セルラー送受信機114が給電されないオフモード(オフ状態としても知られる)または低電力消費を伴うスリープモード(スタンバイモードまたは動作一時停止モードとしても知られる)であってもよい。セルラー送受信機114は、次いで、次の報告時間/サイクルにおいて、低電力モードからアクティブ化される。任意の他の無線送受信機も同様に、報告時間/サイクル後、低電力モードに置かれる。衛星受信機120およびセンサ130もまた、場所またはセンサデータを得ていないとき、低電力モードに置かれ、次いで、次の測定時間/サイクルにおいて、低電力モードからアクティブ化されてもよい。
データロギングおよびデータ報告サイクルは、典型的には、異なり、一致する必要がないが、サイクルは、様々な程度に重複する。例えば、各報告サイクルは、典型的には、それぞれが場所データおよび/またはセンサデータを含む、データログのいくつかの記録を報告することを伴う。サイクルは、場所データおよび/またはセンサデータが、ある時間において、共通プロセスの一部として捕捉され得るという点、もしくは、ログデータをアセット追跡サービス200に報告する直前に行われる別個のプロセスの一部として捕捉され得るという点において、重複してもよい。例えば、無線送受信機は、衛星受信機120および/またはセンサ130がウェイクアップされ、場所データならびに/もしくはセンサデータが捕捉されると同時に、または直後に、報告するためにウェイクアップされてもよい。
通信システム100は、例証目的のためだけに提供される。通信システム100は、モバイル送受信機102と併用するための多数の可能性として考えられる通信ネットワーク構成の1つの可能性として考えられる構成にすぎない。好適な変形例が、当業者に理解され、本開示の範囲内にあることが意図される。例えば、個々のネットワークが、便宜上、表されるが、各タイプの複数のネットワークおよび示されるネットワークに接続される中間ネットワークが提供されてもよいことを理解されたい。また、図1に表される通信リンクは、X.25またはインターネットプロトコル(IP)ベースのアドレス指定およびルーティング技法等のパケットデータ技術を使用して通信し得る、パブリックおよび/またはプライベートネットワークを使用して実装されることができる。いくつかの接続は、例えば、仮想プライベートネットワーク(VPN)技術を使用して、セキュアな接続として実装されることができる。
ここで図3を参照すると、本開示の例示的実施形態による、無線通信サブシステム300が、説明されるであろう。無線通信サブシステム300は、アンテナと、参照番号306a、306b、…306nによって個々に表される複数の無線送受信機および/または受信機306とを要求する機能を管理するデジタルベースバンドプロセッサ304を含む。無線送受信機/受信機306はそれぞれ、参照番号310a、310b、…310nによって個々に表される内部アンテナ310と、参照番号312a、312b、…312nによって個々に表される外部アンテナ312とに結合される、参照番号308a、308b、…308nによって個々に表されるスイッチ308に結合される。外部アンテナ312は、典型的には、出荷用コンテナ400の外側に位置することと関連付けられた低減されたRF干渉のため、一次アンテナとしての役割を果たす一方、内部アンテナ310は、典型的には、出荷用コンテナ400の内側に位置することと関連付けられた増加されたRF干渉のため、二次アンテナとしての役割を果たす。
少なくともいくつかの実施形態では、外部アンテナ312は、共通外部アンテナモジュール内に提供され、外部アンテナモジュールの接地ピンは、例えば、モバイル送受信機102がウェイクアップすると監視され得る、プロセッサ104の汎用入力/出力(GPIO)ピンに接続される。外部アンテナモジュールの接地ピンが検出されないとき、これは、外部アンテナモジュールが接続解除されている、電子故障が外部アンテナモジュール内で生じている、もしくは外部アンテナ312および/または外部筐体モジュール504が別様に損傷もしくは不正開封されたことのインジケーションである。他の実施形態では、各外部アンテナ312の接地ピンは、プロセッサ104のGPIOピンに個々に接続されてもよい。
前述のように、無線送受信機/受信機306は、例えば、複数の4Gロングタームエボリューション(LTE)またはLTEアドバンストバンドならびにグローバル3Gおよび2Gバンドを含み得る、複数の無線周波数バンドをサポートする、マルチバンドセルラー送受信機等の少なくとも1つのセルラー送受信機114と、少なくとも1つの衛星受信機120とを含む。
セルラー送受信機114および衛星受信機120のための共通ベースバンドプロセッサ304が説明されるが、他の実施形態では、別個のベースバンドプロセッサが、衛星受信機120およびセルラー送受信機114のために提供され得る。無線通信サブシステム300では、セルラー送受信機114および衛星受信機120は、個々に切り替えられ、独立して動作可能である。その結果、衛星受信機120は、外部アンテナ312を使用する一方、セルラー送受信機114は、内部アンテナ310を使用する、またはその逆であることができ、衛星受信機120およびセルラー送受信機114の両方は、外部アンテナ312を使用することができる、または衛星受信機120およびセルラー送受信機114の両方は、内部アンテナ30を使用することができる。ベースバンドプロセッサ304またはメインプロセッサ104は、センサ130からの信号品質および補助情報等の要因に応じて、衛星受信機120およびセルラー送受信機114のために、内部アンテナ310または外部アンテナ312のいずれかを選択する。無線送受信機/受信機306(例えば、衛星受信機120およびセルラー送受信機114)のそれぞれはまた、別個に、電源オン、電源オフにされる、またはスリープモードに置かれてもよい。
説明される実施形態で使用される用語「スイッチ」および「切替」は、アクティブアンテナを変化させることに制限されることを意図するものではない。代わりに、本用語は、個別のスイッチ308に、特定のアンテナがまだアクティブアンテナではない場合、特定のアンテナをアクティブアンテナにする命令を含むことが意図される。
(カスタムデバイス構成およびトラベルモード)
モバイル送受信機102は、移動可能アセットに取り付けられるかまたはその中に組み込まれ、衛星受信機120を使用して、その場所を追跡し、そして、センサ130を使用して、温度、湿度、一般的動作条件、平均速度、最大速度、内容物ステータス、ドア開放または閉鎖条件等、他の条件を感知または測定するように意図される。モバイル送受信機102によって追跡されるアセットは、出荷用コンテナ、トラック、鉄道車両、自動車等であってもよい。アセットを追跡する追跡要件は、輸送形態(例えば、船舶、鉄道、車(道路としても知られる)、および可能性として、飛行機)に応じて変動し得る。例えば、モバイル送受信機102が、鉄道によって移動されているアセットに取り付けられる場合、ロギングおよび/または報告は、アセットが都市街路を通してトラックによって移動されている場合より長い間隔であってもよい。また、異なるセンサ130が、輸送形態に応じて監視されてもよい。例えば、モバイル送受信機102が船舶によって移動されている間、ドア開放または閉鎖ステータスに関してチェックする必要がなくてもよい。
本開示のモバイル送受信機102は、モバイル送受信機102の機能性がトラベルモードに従って設定されることを可能にする、いくつかの選択可能トラベルモードを提供するように構成される。いくつかの実施形態では、モバイル送受信機102の全てのトラベルモードは、メモリ112内のデバイス構成ファイルに記憶される、カスタムユーザ規定デバイス構成によって定義される。代替として、個々の構成ファイルは、トラベルモード毎に提供されてもよい。カスタムデバイス構成は、モバイル送受信機102を非アクティブモード(例えば、スリープモード)からウェイクアップさせ、特定の時間における場所および/または環境条件を含むデバイスステータスを判定し、デバイスステータスをアセット追跡サービス200に報告する、アラーム(例えば、ウェイクアップまたはトリガイベント)を定義する。アラームイベントは、例えば、日時もしくは頻度に基づくスケジュールされたイベント、またはモバイル送受信機102を非同期的にウェイクアップし、デバイスステータスを報告する、スケジュールされていないイベントであってもよい。
いくつかの選択可能トラベルモードの提供は、モバイル送受信機102の機能性が、選択されたトラベルモードを変更することによって変更されることを可能にする。これは、追跡要件が変動し得るため、固定された機能性より有利である。これはまた、予期されるアセットトラベルに基づく異なるハードウェアおよびソフトウェアが要求されず、それによって、生産および在庫サポートのコストを減少させるという点において有利である。また、いくつかの選択可能トラベルモードをデバイス構成内に提供することは、新しいトラベルモードが使用されるべき度にデバイスソフトウェアを更新することなく、異なるトラベルモードが使用されることを可能にする。これは、アセットのためのトラベルモードが変更する度に、無線を経由して異なるソフトウェアおよび/またはデバイス構成をダウンロードすることを回避し、それによって、電力およびコンピューティングリソースを節約し、モバイル送受信機102の機能性が高度に構成可能となることを可能にする。さらに、トラベルモードは、典型的には、アセット追跡サービス200によって選択され、それによって、サーバに対してモバイル送受信機102がシンクライアントとしての役割を果たすことを可能にすることによって、モバイル送受信機102の電力およびコンピューティングリソースを節約する。サーバ規定トラベルモードはまた、管理されるデバイスのグループまたはフリートの集中制御を可能にし、それによって、総所有コスト(TCO)を低減させ、そして、特定のモバイル送受信機102の個々の遠隔制御または管理されるデバイスのフリートを横断した設定の同期のいずれかを可能にする。
各トラベルモードは、データロギングおよび報告アクティビティに関するセルラー送受信機114、衛星受信機120、および/またはセンサ130の機能性を含む、モバイル送受信機102の機能性を規定する。各トラベルモードは、データ(例えば、場所および/またはセンサデータ)が測定され、記憶され、アセット追跡サービス200に伝送されるべき時間および内容を含む、モバイル送受信機102の異なる動作モードを定義する。トラベルモードは、限定ではないが、「鉄道」、「船舶」、「道路」、「埠頭」、「国内」、「倉庫」、「流通センタ」、「外側」、「内側」、「駐車」等を含んでもよい。新しいトラベルモードが、顧客要件に基づいて、必要に応じて作成されてもよく、新しいトラベルモードは、それを既存のトラベルモードから区別するための記述名を割り当てられてもよい。トラベルモードは、場所、場所履歴、センサデータ(例えば、温度、湿度、ドア開放/閉鎖等)、時間、輸送形態、トリガされるアラーム、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値、ドライバプロファイル、または顧客によって規定されたカスタム要件のうちの任意の1つまたはそれを上回るものと関連付けられてもよい。アセットタイプは、貨物/コンテナまたは車両、より具体的には、油輸送用トラック、牛乳輸送用トラック、点検用トラック、貨物輸送トラック、タクシー/リムジン、レンタカー、複合輸送コンテナ、木箱、タンクコンテナ、ガスタンク、断熱出荷用コンテナ、可撓性中型コンテナ、中型コンテナ等を含んでもよい。アセット内容物は、冷蔵、非冷蔵、生鮮、乾燥商品貨物、農業生産物、建築材料、材木商品、油、武器、航空機産業内容物、可燃性液体、液体水素または他の過冷却液体、毒性材料/液体、放射性材料等を含んでもよい。アセット価値は、高額、低額(または非高額)、爆発性、放射性、機密文書、毒性、可燃性、生鮮、乾燥商品、丸太/木材等であってもよい。ドライバプロファイルは、良好または不良、もしくは他の格付けであってもよい。トラベルモードは、前述の要因、例えば、アセットタイプ、アセット内容物、およびアセット価値のいずれかに関して定義されてもよい。デバイス構成のトラベルモードは、以下に説明されるいくつかの要因に基づいて選択されることができる。
モバイル送受信機102は、電力を節約するために、大部分の時間においてスリープモードにあって、アラームに応答して、ウェイクアップする。例えば、モバイル送受信機102は、所定の時間間隔でまたはセンサ130による検出または測定に起因してのみ、ウェイクアップしてもよい。モバイル送受信機102が、スリープモードからウェイクアップすると、モバイル送受信機102は、典型的には、衛星受信機120を使用して、その場所を判定する、および/またはセンサ130のうちの1つまたはそれを上回るものを使用して、1つまたはそれを上回る環境条件を測定し、測定されたデータをメモリ112内のデータログに記憶し、次いで、例えば、セルラー送受信機114を介して、インターネットを経由してデータログの少なくとも一部をアセット追跡サービス200に送信することによって、デバイスステータスをアセット追跡サービス200に報告する。例えば、モバイル送受信機102は、毎時、ウェイクアップし、デバイスステータスを判定および報告してもよい、またはモバイル送受信機102は、それが取り付けられる出荷用コンテナのドアが開放されていると判定すると、ウェイクアップしてもよい。モバイル送受信機102がウェイクアップすると、モバイル送受信機102は、アラームの理由を判定してもよい。モバイル送受信機102は、次いで、衛星受信機120を使用して、その場所を判定し、および/またはアラームタイプに基づいて、1つまたはそれを上回る環境条件を測定してもよい。モバイル送受信機102は、次いで、測定されたデータをアセット追跡サービス200に伝送してもよい。モバイル送受信機102は、次いで、別のアラームに応答してウェイクアップするまで、スリープモードに戻る。
デバイス構成は、追跡要件に基づいて構成可能である。例えば、デバイス構成は、追跡されているアセットのタイプに依存してもよい。例えば、冷蔵コンテナは、非冷蔵コンテナより頻繁に、かつそれと異なる条件下で、温度をチェックする必要があり得る。デバイス構成はまた、アセットの予期される貨物(例えば、出荷用コンテナの内容物)またはアセットの価値(例えば、トラックまたは車)に依存してもよい。例えば、高額貨物に関して、より頻繁なデータロギングおよび/または報告が、所望され得る(例えば、15分毎の通常頻度ではなく、5分毎)。デバイス構成はまた、予期されるルート、輸送タイプ、または他の要因に依存してもよい。デバイス構成は、アセット追跡サービス200を維持または制御する、第三者サービスプロバイダによって提供される付加価値サービスとして管理されてもよい、またはデバイス構成は、ユーザによって直接管理されてもよい。
説明される実施形態では、デバイス構成は、いくつかのアラームを定義する。各アラームは、アラームを識別するための一意の番号等の識別子(ID)、アラームが使用されるべきトラベルモード、アラームのタイプを識別するアラームタイプ、アラームがトリガされるために満たされるべき1つまたはそれを上回る条件パラメータ、およびアラームがトリガされるときに行われる1つまたはそれを上回るアクションを含む、いくつかのパラメータによって定義される。他の実施形態では、デバイス構成は、それぞれがトラベルモードIDおよびトラベルモードにおいて使用されるべき1つまたはそれを上回るアラームを含む、トラベルモードを定義する。アラームは、アラームID、アラームのタイプを識別するアラームタイプ、アラームがトリガされるために満たされるべき1つまたはそれを上回る条件パラメータ、およびアラームがトリガされるときに行われる1つまたはそれを上回るアクションによって規定されてもよい。
説明される実施形態では、トラベルモードは、「鉄道」、「船舶」、「道路」、「埠頭」、「国内」、および「全て」を含む。しかしながら、トラベルモードはそれぞれ、要求されず、他のトラベルモードが、他の実施形態では、使用されてもよい。「全て」のトラベルモードは、説明される実施形態では、構成を促進するために使用され、アクティブまたは現在のトラベルモードとして選択されることができない。「全て」のトラベルモードは、全てのトラベルモードにおいて使用されるべきアラーム、すなわち、常時アクティブである、アラームを識別する。「全て」のトラベルモードは、アセット追跡サービス200に1日1回報告する等、共通またはデフォルト機能性を定義するために使用されてもよい。他の実施形態では、「全て」のトラベルモードは、省略されてもよく、全てのトラベルモードにおいて使用されるべき共通またはデフォルトアラームが、各トラベルモードの定義において個々に規定される。
モバイル送受信機102は、常時定義されるトラベルモードを有する。現在のトラベルモードは、メモリ112内に記憶されるパラメータまたは設定によって定義されてもよい。例えば、現在のトラベルモードは、利用可能なトラベルモードが「鉄道」、「船舶」、「道路」、「埠頭」、「国内」であるとき、「鉄道」であってもよい。現在のトラベルモードのためのアラームは、デバイス構成ファイル内に定義され、選択されたトラベルモードが現在のトラベルモードに合致するときのみ、アクティブである。そうでなければ、アラームは、無効および無視される。例えば、現在のデバイストラベルモードが「鉄道」であるとき、アクティブアラームは、「鉄道」トラベルモードおよび「全て」のトラベルモードに対応するものであるだけである。
アラームタイプは、典型的には、時間またはセンサデータのいずれかに基づく。2つのサブタイプの時間ベースのアラームが、存在する。第1のタイプの時間ベースのアラームは、データが測定されるべき頻度を規定する、頻度であって、アラームのための条件パラメータが、チェックされ、アセット追跡サービス200に報告される。頻度アラームのための例示的値は、15分毎である。第2のタイプの時間ベースのアラームは、アラームのための条件パラメータがチェックされる時間および/または日を規定する、時間(または日)である。頻度アラームのための例示的値は、毎日12:00PMである。センサベースのアラームは、モバイル送受信機102、すなわち、オンボードセンサ130の能力に基づいて定義される。センサベースのアラームは、温度、湿度、圧力、移動検出、場所、具体的地理的囲い内またはそれに関する場所、ドア開放または閉鎖条件等を含んでもよい。アラームタイプはまた、場所または場所履歴等の他の要因に基づいてもよい。地理的囲いは、衛星受信機120によって使用される緯度および経度等の地理空間座標を使用して、特定の地理的面積によって定義された仮想周界である。地理的囲いは、固定または動的に生成されてもよい、例えば、特定の点場所の周囲の半径である。地理的囲いは、所定の境界のセットであってもよい、または隣接する必要がないゾーンもしくは面積のセットであってもよい。
アラームアクションは、測定し、アセット追跡サービス200に伝送するためのセンサデータのタイプ、可能性として、診断の起動、デバイス状態の変更、場所データ、トラベルモードの変更等のような他のものを含んでもよい。
説明される実施形態では、デバイス構成ファイルは、サブセクションに分割され、各サブセクションは、アラーム、アラームが使用されるトラベルモード、アラームのタイプ、典型的には時間ベースまたはセンサベースである、アラームをトリガするための条件、およびアラーム毎に行うアクションを定義する。他の構成も、可能性として考えられる。例えば、デバイス構成ファイルは、サブセクションに分割されてもよく、各サブセクションは、トラベルモード毎に、動作デバイス特性を定義する。代替として、個々の構成ファイルは、トラベルモード毎に提供されてもよい。以下の表は、例示的デバイス構成ファイルの内容を示す。
Figure 0006890597
Figure 0006890597
上記に提示される表では、「全て」のトラベルモードは、選択されたトラベルモードにかかわらず、常時使用されるデフォルトである。「鉄道」トラベルモードは、鉄道トラベルのために使用されるアラームを構成するために3つのエントリを有する。「船舶」トラベルモードは、1つのみのエントリを有する。「道路」トラベルモードは、所与のアラームがトリガされると、現在のトラベルモードを「国内」に変更する、1つのエントリを有する。他の構成も、他の実施形態では、可能性として考えられる。
図4は、本開示の一例示的実施形態による、GNSS追跡デバイス等のモバイル送受信機102のためのデバイス構成を提供する方法400の例示的フローチャートを示す。本方法は、モバイル送受信機102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。そのような方法400を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本開示を提供される当業者の範囲内である。方法400は、図示および/または説明されるもの以外の付加的またはそれより少ないプロセスを含有してもよく、他の実施形態では、異なる順序で行われてもよい。プロセッサによって方法400を行うために実行可能な機械可読コードは、モバイル送受信機102のメモリ等の機械可読媒体内に記憶されてもよい。
402では、デフォルトデバイス構成ファイルが、例えば、メモリ112内に記憶することによって、モバイル送受信機102上にインストールされる。デフォルトデバイス構成ファイルは、現場での展開に先立って、工場または別の時間にインストールされてもよい。デフォルトデバイス構成ファイルは、少なくとも、いったん通信が確立されると、カスタムユーザ規定デバイス構成ファイルが、デフォルトデバイス構成ファイルの代わりに使用するために、アセット追跡サービス200からダウンロードされ得るように、最初の電源投入時、アセット追跡サービス200と通信するための十分な情報を含む。デフォルトデバイス構成ファイルは、最初の電源投入時のみに必要とされる、他のパラメータを含んでもよい。例えば、デフォルトデバイス構成ファイルは、1つまたはそれを上回るLEDが電源投入に応じて点滅され、モバイル送受信機102が電源オンであって、および/またはアセット追跡サービス200に接続している(または接続されている)ことの通知を提供することを示してもよい。デフォルトデバイス構成ファイルは、典型的には、デフォルトトラベルモードのみを含む。デフォルトトラベルモードが、現在のトラベルモード(「デフォルト」トラベルモードとして知られる)であるとき、デフォルトトラベルモードと関連付けられたアラームのみが、アクティブである。以下の表は、モバイル送受信機102が15分毎にウェイクアップし、アセット追跡サービス200との通信を試みる、デフォルトデバイス構成ファイルによって定義されるデフォルトトラベルモードの実施例を含む。
Figure 0006890597
デフォルトデバイス構成ファイルは、デフォルトデバイス構成ファイルのバックアップが、ユーザ規定デバイス構成ファイルが、破損、削除または喪失される場合、常時利用可能であるように、ROM110またはメモリ112等の他の永続的メモリ内に記憶されてもよい。また、デバイスソフトウェアが、再フラッシュされる場合、これは、デバイスソフトウェアとともに内蔵されるであろうように、デフォルトデバイス構成ファイルを更新するであろう。代替として、他の実施形態では、ユーザ規定デバイス構成は、メモリ内に記憶されるデフォルトデバイス構成ファイルに取って代わってもよい(例えば、上書き)。
通常動作では、モバイル送受信機102が、最初に電源投入され、使用されると、例えば、モバイル送受信機102がインストールされ、および/または追跡されているアセットに搭載された後、バッテリ146が、最初に接続されると、モバイル送受信機102は、デフォルトデバイス構成ファイルに従って動作する。前述のように、デフォルト構成ファイルは、典型的には、モバイル送受信機102が、周期的に、例えば、15分毎または他の合理的間隔でウェイクアップし、アセット追跡サービス200との通信の確立を試みることを規定する、デフォルトトラベルモードを含む。バッテリ寿命を節約するために、デフォルト構成ファイル内のデフォルトトラベルモードは、閾値持続時間、例えば、1時間後、モバイル送受信機102が、より長い間隔において、例えば、アセット追跡サービス200との最初の通信が生じるまで、毎時またはさらに1日1回、ウェイクアップすることを規定してもよい。
他の実施形態では、デフォルトデバイス構成ファイルは、いかなるトラベルモードをも含まなくてもよい。例えば、デフォルトデバイス構成ファイルは、モバイル送受信機102が、最初の通信が確立されるまで、または通信を確立せずに経過する閾値持続時間が経過するまで、アセット追跡サービス200との通信の確立を試みることを規定してもよく、その時点で、モバイル送受信機102は、バッテリ146が除去および再インストールされる(モバイル送受信機102が最初の電源投投入として扱い直す)まで、または電源ボタン(オン/オフトグル)が押下されるまで(存在する場合)、電源をオフにし得る。
404では、モバイル送受信機102は、インターネットを経由して、典型的には、セルラー送受信機114を介して、アセット追跡サービス200と通信を確立する(例えば、それに接続する)。
406では、モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102についての識別デバイス情報を含むメッセージをアセット追跡サービス200に送信する。識別デバイス情報は、デバイスIDと、随意に、デバイス構成ファイルIDとを含んでもよい。メッセージはまた、最初の電源投入後、モバイル送受信機102によって捕捉された場所および/またはセンサデータを含んでもよい。最初のメッセージは、モバイル送受信機102に割り当てられた構成がデバイスIDのみに基づいて判定され得るため、デバイスIDのみを含んでもよい。モバイル送受信機102はまた、(ここでならびに以下に説明されるフローのステップ506、またはアセット追跡サービス200との任意の他の通信セッションにおいて)モバイル送受信機102に記憶される既存のトラベルモード、すなわち、全ての既知のトラベルモードに更新を要求し、新しいトラベルモードを要求し、既存のトラベルモードを削除してもよい。
408では、アセット追跡サービス200は、デバイスIDに基づいて、モバイル送受信機102を識別する。410では、アセット追跡サービス200は、モバイル送受信機102がデフォルトデバイス構成ファイルを使用しているかどうかを判定する。本判定は、例えば、メッセージ内のデバイス構成ファイルIDまたはアセット追跡サービス200によって維持されるモバイル送受信機についての情報に基づいてもよい。例えば、アセット追跡サービス200は、モバイル送受信機102が、その最初の電源投入時にあるとき、デバイスIDに基づいて、モバイル送受信機102がデフォルトデバイス構成ファイルを使用していることを判定してもよい。アセット追跡サービス200は、任意の前のメッセージもしくはモバイル送受信機102からの通信(そのデバイスIDに基づく)の欠如または可能性として、メッセージ内の他の情報を含む、多くの方法において、モバイル送受信機102がその最初の電源投入時にあることを判定してもよい。モバイル送受信機102が、デフォルトデバイス構成ファイルを使用しているとき、動作は、412に進み、そこで、モバイル送受信機102は、ユーザ規定デバイス構成ファイルをダウンロードする。モバイル送受信機102が、デフォルトデバイス構成ファイルを使用していない、すなわち、ユーザ規定デバイス構成を使用しているとき、アセット追跡サービス200は、随意に、更新されたユーザ規定デバイス構成が利用可能であるかどうかを判定してもよい。本判定は、例えば、メッセージ内のデバイス構成ファイルIDまたはアセット追跡サービス200によって維持されるモバイル送受信機についての情報に基づいてもよい。更新されたユーザ規定デバイス構成が利用可能である場合、モバイル送受信機102は、更新されたユーザ規定デバイス構成をダウンロードしてもよい。
414では、ユーザ規定デバイス構成ファイルがダウンロードされた後、モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102の機能性が、ユーザ規定デバイス構成の追跡要件と対応するように、すなわち、ユーザ規定デバイス構成によって規定されたアラームが、判定されたトラベルモードに基づいて実装されるであろうように、ダウンロードされたユーザ規定デバイス構成ファイルを適用し、使用し始める。前述のように、ユーザ規定デバイス構成ファイルは、複数のトラベルモードを含む一方、デフォルトデバイス構成ファイルは、典型的には、デフォルトトラベルモードのみを含む。
図5は、本開示の一例示的実施形態による、GNSS追跡デバイス等のモバイル送受信機102のためのトラベルモードを設定する方法500の例示的フローチャートを示す。本方法は、モバイル送受信機102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。そのような方法500を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本開示を提供される当業者の範囲内である。方法500は、図示および/または説明される以外の付加的またはそれより少ないプロセスを含有してもよく、他の実施形態では、異なる順序で行われてもよい。方法500を行うためにプロセッサによって実行可能な機械可読コードは、モバイル送受信機102のメモリ等の機械可読媒体内に記憶されてもよい。
502では、モバイル送受信機102は、現在のトラベルモードを適用する。最初の電源投入時、現在のトラベルモードは、デフォルトトラベルモードである。前述のように、モバイル送受信機102は、常時定義されるトラベルモードを有する。現在のトラベルモードは、典型的には、メモリ112内に記憶されるパラメータまたは設定によって定義される。デフォルトトラベルモードは、典型的には、アセット追跡サービス200との通信が確立される前に最初の電源投入時のみに現在のトラベルモードとして設定される。
504では、モバイル送受信機102は、アセット追跡サービス200に接続する。
506では、モバイル送受信機102は、モバイル送受信機102についての識別デバイス情報を含むメッセージをアセット追跡サービス200に送信する。識別デバイス情報は、デバイスIDと、随意に、デバイス構成ファイルIDを含んでもよい。メッセージはまた、典型的には、モバイル変換器102と関連付けられた動作情報または追跡されているアセットを含む。動作情報は、現在の使用に関連する特徴および情報に加え、状況および/または環境情報を含んでもよい。状況および/または環境情報のうちの少なくとも一部は、衛星受信機120および/またはセンサ130によって得られてもよい。状況および/または環境情報は、場所、場所履歴、センサデータ、時間、輸送形態、トリガされるアラーム、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値、ドライバプロファイル、または顧客によって規定されたカスタム要件のうちの任意の1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。
508では、アセット追跡サービス200は、デバイスIDと、可能性として、状況および/または環境情報とに基づいて、モバイル送受信機102のためのトラベルモードを判定する。デバイスIDは、輸送形態および/または追跡されているアセットに関するトラベル日程に相関してもよい。
510では、アセット追跡サービス200は、メッセージをモバイル送受信機102に送信し、モバイル送受信機102に、新しいトラベルモードに変更するように命令する。
512では、モバイル送受信機102は、アセット追跡サービス200から受信されたメッセージに従って、新しいトラベルモードを選択および適用する。新しいトラベルモードと関連付けられたアラームが、次いで、アクティブとなり、アクティブであった全ての他のアラームは、非アクティブになる。アクティブアラームは、モバイル送受信機102によって使用され、測定および/または報告イベントをトリガする、アラームである。非アクティブアラームは、無視される。
方法400および500は、ともに行われるか、または、一般的方法において組み合わせられてもよいことを理解されたい。例えば、方法500の動作508から512は、方法400の動作414後に行われてもよい。アセット追跡サービス200は、アセット追跡サービス200が、モバイル送受信機102から、識別デバイス情報(例えば、デバイスID)と、随意に、場所/場所履歴および/またはセンサデータとを含む、メッセージを受信した後の任意の時間において、デバイスIDと、可能性として、場所、場所履歴、センサデータ、時間、輸送形態、トリガされるアラーム、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値、ドライバプロファイル、または顧客によって規定されたカスタム要件のうちの任意の1つまたはそれを上回るものを含み得る、状況および/または環境情報とに基づいてモバイル送受信機102のためのトラベルモードを判定してもよい(動作510)。モバイル送受信機102に新しいトラベルモードに変更することを命令する(動作510)メッセージは、同時に、またはユーザ規定デバイス構成ファイルがモバイル送受信機102にダウンロードされた直後、送信されてもよい。
トラベルモードはまた、ユーザ規定デバイス構成ファイル内の命令に従って、モバイル送受信機102によって変更されてもよい。例えば、新しいトラベルモードは、モバイル変換器と関連付けられた動作情報または追跡されているアセットに基づいて、判定されてもよい。動作情報は、状況および/または環境情報を備えてもよい。状況および/または環境情報は、場所、場所履歴、センサデータ、時間、輸送形態、トリガされるアラーム、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値、ドライバプロファイル、またはカスタム要件のうちの1つまたはそれを上回るものを含んでもよい。
例えば、追跡されるアセットおよびモバイル送受信機102が、「国内」の地理的囲いに進入すると、モバイル送受信機102は、トラベルモードを変更し、「国内」トラベルモードを使用してもよい。別の実施例として、冷蔵トラックに関して、トラベルモードは、温度がある閾値を上回って上昇すると、「非常事態」トラベルモードに変更してもよい。「非常事態」モードでは、アラーム(例えば、場所および/または他のセンサデータを測定し、ならびに/もしくは取得された場所および/または他のセンサデータを報告する)の頻度は、増加されてもよい。可聴アラームが、アラームの増加に加え、またはその代わりに、発報されてもよい。別の実施例として、トラベルモードは、「鉄道」モードにある間、ドアが開放されると、「侵入アラート」トラベルモードに変更されてもよい。「侵入アラート」モードでは、取得されたデータを測定および/または報告する頻度は、特に、アセットが窃盗され得るため、場所情報について増加されてもよい。アラームはまた、これは前のトラベルモードでは要求されなかったが、アセット内容物(例えば、満杯/空状態)の更新をトリガしてもよい。一方、道路、鉄道、または倉庫トラベルモード等の通常トラベルモードでは、トラベルモード構成は、ウェイクアップを最小限にし、バッテリ寿命を節約することを試み、非常事態またはアラートモードでは、バッテリ寿命は、もはやデータのタイプより優先順位が高くなく、および/またはより頻繁にデータが、集められ、アセット追跡サービス200に送信されてもよい。これは、アセット追跡サービス200のオペレータが、誤報アラームであったかどうかまたは特殊プロシージャに従う(例えば、ドライバに発呼する、警察に発呼する等)必要があるかどうかを判定することを可能にし得る。したがって、トラベルモードは、増加されたアラーム(例えば、ウェイクアップ)頻度を有し、および/または付加的データを測定し、および/または取得されたデータをより頻繁に報告する、新しいトラベルモードに変更されてもよい。逆に言えば、トラベルモードは、減少されたアラーム(例えば、ウェイクアップ)頻度を有し、および/または付加的データを測定し、および/または取得されたデータを低頻度で報告する、新しいトラベルモードに変更されてもよい(例えば、非常事態、アラーム、またはモニタモードから道路、鉄道、または倉庫等の通常モードに復帰するとき)。
別の実施例に関して、アセットが送達に遅延している場合、アセット追跡サービス200は、メッセージを送信し、トラベルモードを「道路」から「モニタ」に変更してもよく、例えば、「モニタ」トラベルモードは、より多くの情報(例えば、アセット場所および/または速度)を集め、より頻繁に、アセット追跡サービス200に送信してもよい。別の実施例として、追跡されたアセットおよびモバイル送受信機102が、閾値持続時間にわたって移動していないとき、モバイル送受信機102は、トラベルモードを「駐車」または「停止」トラベルモードを使用するように変更してもよい。これらの実施例におけるトラベルモードの変更は、適切なアラームがトリガされると、アクションが行われるように、ユーザ規定デバイス構成ファイル内に規定されるであろう。アセット追跡サービス200は、これらの実施例では、モバイル送受信機102と類似判定を行い得ることを理解されたい。
図6は、本開示の一例示的実施形態による、GNSS追跡デバイス等のモバイル送受信機102のためのトラベルモードを設定する方法600の例示的フローチャートを示す。本方法は、モバイル送受信機102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。そのような方法600を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本開示を提供される当業者の範囲内である。方法600は、図示および/または説明されるもの以外の付加的またはそれより少ないプロセスを含有してもよく、他の実施形態では、異なる順序で行われてもよい。方法600を行うためにプロセッサによって実行可能な機械可読コードは、モバイル送受信機102のメモリ等の機械可読媒体内に記憶されてもよい。
602では、モバイル送受信機102は、トラベルモードを変更するアクションを有するアクティブアラームによって規定された1つまたはそれを上回る条件パラメータを監視する。
604では、トラベルモードを変更するアクティブアラームによって規定された条件パラメータが検出されると、モバイル送受信機102は、アラーム内に規定されたアクションに従って、現在のトラベルモードを新しいトラベルモードに設定する。
方法600は、方法400および500ともに行われ得るか、または、一般的方法において組み合わせられ得ることを理解されたい。
図7Aおよび7Bは、本開示の一例示的実施形態による、GNSS追跡デバイス等のモバイル送受信機102を動作させる方法700、710の例示的フローチャートを示す。本方法は、モバイル送受信機102のプロセッサによって実行されるソフトウェアによって実施されてもよい。そのような方法700または710を実施するためのソフトウェアのコーディングは、本開示を提供される当業者の範囲内である。方法700および710は、図示および/または説明されるもの以外の付加的またはそれより少ないプロセスを含有してもよく、他の実施形態では、異なる順序で行われてもよい。方法700または710を行うためにプロセッサによって実行可能な機械可読コードは、モバイル送受信機102のメモリ等の機械可読媒体内に記憶されてもよい。
図7Aは、一般的方法を図示する。702では、モバイル送受信機102が、ある非アクティブ期間後、時間ベースまたはセンサベースのアラーム等のアラームに応答して、ウェイクアップする。モバイル送受信機102は、プロセッサ104、セルラー送受信機114、衛星受信機120、およびセンサ130のうちの1つまたはそれを上回るものが低電力モードにあったスリープモードからウェイクアップしてもよい。ウェイクアップは、1つまたは任意の数のアラームによってトリガされてもよい。例えば、モバイル送受信機102は、センサ130のうちの1つまたはそれを上回るものの測定によって生じる時間ベースのアラームまたはセンサベースのアラームに従ってウェイクアップしてもよい。セルラー送受信機114および/または衛星受信機120のウェイクアップは、実施形態に応じて、メインプロセッサ104またはベースバンドプロセッサ304によって行われ得る、セルラー送受信機114および/または衛星受信機120を低電力モードからアクティブ化することを含んでもよい。
704では、モバイル送受信機102は、702においてウェイクアップをトリガしたアラームに応答して、アクションを行う。706では、スリープモードが、モバイル送受信機102のために、例えば、プロセッサ104、セルラー送受信機114、衛星受信機120、またはセンサ130のうちの1つまたはそれを上回るもののために始動される。
図7Bは、より詳細な方法を図示する。702では、モバイル送受信機102が、ある非アクティブ期間後、時間ベースまたはセンサベースのアラーム等のアラームに応答して、ウェイクアップする。
711では、702においてウェイクアップをトリガしたアラームに応答したアクションが、トラベルモードの変更を含むとき、モバイル送受信機102は、現在のトラベルモードをアラームと関連付けられたトラベルモードに変更する。代替として、トラベルモードは、アラームに関する全ての処理が完了された後、モバイル変換器102によって設定されてもよい。また、トラベルモードは、上記に説明されるように、アセット追跡サービス200によって設定されてもよいことを理解されたい。
712では、702においてウェイクアップをトリガしたアラームに応答したアクションが、衛星受信機120および/またはセンサ130を使用したデータの測定を含むとき、モバイル送受信機102は、アラームに従ってデータロギングを行う。データロギングは、センサ130を使用したその場所の判定および/またはその環境の感知を含んでもよい。その場所を判定するとき、モバイル送受信機102は、衛星受信機120を使用して、その場所を判定し、判定された場所および判定された場所と関連付けられた時間をメモリ112内のデータログに記憶する。その場所を感知するとき、モバイル送受信機102は、随意に、センサ130のうちの1つまたはそれを上回るものを介して、モバイル送受信機102の環境を感知する。センサ130を介して得られるセンサデータおよびセンサデータが得られた時間は、メモリ112内に記憶されるデータログに記憶される。
714では、702においてウェイクアップをトリガしたアラームに応答したアクションが、アセット追跡サービス200への報告されたデータを含む場合、モバイル送受信機102は、セルラー送受信機114に関する無線信号が利用可能であるかどうかを判定する。
無線信号が利用可能であるとき、処理は、716に進み、そこで、モバイル送受信機102は、無線サービスを選択し、それにアクセスする、または接続し、無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービス200に送信する。
706では、モバイル送受信機102が、無線サービスを使用して、データログの少なくとも一部をアセット追跡サービス200に送信した後、スリープモードが、モバイル送受信機102のために、例えば、プロセッサ104、セルラー送受信機114、衛星受信機120、またはセンサ130のうちの1つまたはそれを上回るもののために始動される。同様に、無線信号が利用不可能であるとき(決定ブロック714)、動作は、706に進み、そこで、スリープ電力モードが、始動されてもよい。
本明細書に説明されるフローチャートおよび図面内のステップならびに/または動作は、例示目的のためだけのものである。本開示の教示から逸脱することなく、これらのステップおよび/または動作の多くの変形例が存在し得る。例えば、ステップは、異なる順序で行われてもよい、またはステップは、追加される、削除される、もしくは修正されてもよい。
本開示は、少なくとも部分的に、方法の観点から説明されるが、当業者は、本開示がまた、説明される方法の側面および特徴のうちの少なくともいくつかを、ハードウェアコンポーネント、ソフトウェア、またはその2つの任意の組み合わせを用いて、もしくは任意の他の様式において、行うための種々のコンポーネントを対象とすることを理解するであろう。さらに、本開示はまた、本明細書に説明される方法を行うためのその上に記憶されるプログラム命令を含む、事前に記録された記憶デバイスまたは他の類似の機械可読媒体も対象とする。
本開示は、請求項の主題から逸脱することなく、他の具体的形態で具現化されてもよい。説明される例示的実施形態は、あらゆる点において、例証にすぎず、制限ではないと見なされるべきである。本開示は、本技術における全ての好適な変更を網羅および包含することを意図する。本開示の範囲は、したがって、前述の説明によってではなく、添付の請求項によって説明される。請求項の範囲は、実施例に記載される実施形態によって限定されるべきではなく、全体として本説明に一致する最も広義な解釈が与えられるべきである。

Claims (22)

  1. バイル送受信機を動作させる方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサ無線送受信機衛星受信機とを有し、前記無線送受信機および前記衛星受信機のそれぞれは、前記プロセッサに結合されており、前記モバイル送受信機は、移動可能なアセット上に提供されており、前記方法は、
    メッセージをアセット追跡サービスに送信することであって、モバイル送受信機からの前記メッセージは、前記モバイル送受信機関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ことと、
    メッセージを前記アセット追跡サービスから受信することであって、前記メッセージは、前記デバイスIDに相関された、前記移動可能なアセットのトラベル日程、アセットタイプ、アセット内容物、アセット価値のうちの少なくとも1つに基づいて選択されたトラベルモードを前記モバイル送受信機が適用するための命令を含む、ことと、
    前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することであって、前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することは、
    前記現在のトラベルモードに関して定義されたアラームに応答して、前記モバイル送受信機をウェイクアップすることであって、前記現在のトラベルモードおよびアラームは、前記モバイル送受信機のメモリ内に記憶されるユーザ規定デバイス構成によって定義される、ことと、
    前記アラーム関連付けられたアクションを実行することと
    を含む、ことと
    を含む、方法。
  2. 前記選択されたトラベルモードは、前記モバイル送受信機に関連付けられた動作情報または前記移動可能なアセットに付加的に基づく、請求項1に記載の方法。
  3. 前記動作情報は状況および/または環境情報を含み、前記状況および/または環境情報は、場所、場所履歴、センサデータ、時間、輸送形態、トリガされるアラームドライバプロファイル、またはカスタム要件のうちの1つ以上のものを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記アクションを実行することは前記現在のトラベルモードを新しいトラベルモードに変更することを含む、請求項13のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記新しいトラベルモードは、前記アラームによって規定される、請求項14のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記方法は、メッセージをアセット追跡サービスに送信することさらに含み、前記メッセージは少なくとも1つの記憶されたトラベルモードを更新することを要求するモバイル送受信機からのものである、請求項15のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記アクションを実行することは、
    1つ以上のセンサを使用して、場所および/または環境条件を測定することと、
    前記測定された場所および/または環境条件を報告するメッセージを前記アセット追跡サービスに送信することと
    を含む、請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記アラームは、時間ベースまたはセンサベースである、請求項17のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記アラームがセンサベースであるとき1つ以上のセンサを使用して、前記センサベースのアラーム関連付けられた環境条件を周期的に測定し、前記測定頻度および前記測定する際に使用される1つ以上のセンサは、前記アラームによって定義される、請求項18のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記方法は、前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用する前に、前記モバイル送受信機のデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、前記ユーザ規定デバイス構成を前記アセット追跡サービスからダウンロードすることをさらに含む、請求項19のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記モバイル送受信機からの前記メッセージは、前記モバイル送受信機によって測定された場所情報および/またはセンサデータを含み、前記トラベルモードは前記場所情報および/または前記センサデータに基づいて付加的に選択される、請求項110のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記トラベルモードは、「鉄道」、「船舶」、「道路」、「埠頭」「国内」のうちの少なくとも1つを含む、請求項111のいずれか1項に記載の方法。
  13. 各トラベルモードは、前記トラベルモードにおいて使用されるべき1つ以上のアラームを定義する、請求項112のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記アラームのそれぞれは、アラームIDと、前記アラームのタイプを識別するアラームタイプと、前記アラームがトリガされるために満たされるべき1つ以上の条件パラメータと、前記アラームがトリガされるときに行われる1つ以上のアクションによって定義される、請求項13に記載の方法。
  15. バイル送受信機を動作させる方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサ無線送受信機衛星受信機とを有し、前記無線送受信機および前記衛星受信機のそれぞれは、前記プロセッサに結合されており、前記モバイル送受信機は、移動可能なアセット上に提供されており、前記方法は、
    メッセージをアセット追跡サービスに送信することであって、前記メッセージは、前記モバイル送受信機からのものであり、前記メッセージは、前記モバイル送受信機関連付けられたデバイス識別子(ID)を含む、ことと、
    前記モバイル送受信機のデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成を前記アセット追跡サービスからダウンロードすることと
    前記デバイスIDに相関された、前記移動可能なアセットのトラベル日程、アセットタイプ、アセット内容物、セット価値のうちの少なくとも1つに基づいてトラベルモードを選択することと
    を含む、方法。
  16. 前記方法は、前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することをさらに含み、
    前記選択されたトラベルモードを現在のトラベルモードとして適用することは、
    前記現在のトラベルモードに関して定義されたアラームに応答して、前記モバイル送受信機をウェイクアップすることであって、前記現在のトラベルモードおよびアラームは、前記モバイル送受信機のメモリ内に記憶される前記ユーザ規定デバイス構成によって定義される、ことと、
    前記アラーム関連付けられたアクションを実行することと
    を含む請求項15に記載の方法。
  17. アセット追跡サービスによってモバイル送受信機を構成する方法であって、前記モバイル送受信機は、プロセッサ無線送受信機とを有し、前記無線送受信機は、前記プロセッサに結合されており、前記モバイル送受信機は、移動可能なアセット上に提供されており、前記方法は、
    メッセージをモバイル送受信機から受信することであって、前記メッセージは、デバイス識別子(ID)を含む、ことと、
    前記デバイスIDに従って、前記モバイル送受信機のデバイス構成を判定することと、
    前記判定されたデバイス構成がデフォルトデバイス構成であるとき、ユーザ規定デバイス構成を前記モバイル送受信機に送信することと
    前記デバイスIDに相関された、前記移動可能なアセットのトラベル日程、アセットタイプ、アセット内容物、セット価値のうちの少なくとも1つに基づいて、いくつかのトラベルモードから、前記モバイル送受信機のためのトラベルモードを選択することと
    を含む、方法。
  18. 前記方法は、前記モバイル送受信機が前記選択されたトラベルモードを適用するための命令を含むメッセージを前記モバイル送受信機に送信することさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記モバイル送受信機からの前記メッセージは、前記モバイル送受信機によって測定された場所情報および/またはセンサデータを含み、前記トラベルモードは前記場所情報および/または前記センサデータに基づいて付加的に選択される、請求項17または請求項18に記載の方法。
  20. 各トラベルモードは、前記トラベルモードにおいて使用されるべき1つ以上のアラームを定義し、前記アラームのそれぞれは、アラームIDと、前記アラームのタイプを識別するアラームタイプと、前記アラームがトリガされるために満たされるべき1つ以上の条件パラメータと、前記アラームがトリガされるときに行われる1つ以上のアクションによって定義される、請求項1719のいずれか1項に記載の方法。
  21. モバイル送受信機であって、前記モバイル送受信機は、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されたメモリと、
    前記プロセッサに結合された衛星受信機と、
    前記プロセッサに結合されたセルラー送受信機と
    を備え、
    前記メモリは、実行可能な命令が有形に記憶されており、前記実行可能な命令は、前記プロセッサによって実行されると請求項120のいずれか1項に記載の方法を実行することを前記モバイル送受信機に行わせるモバイル送受信機。
  22. 行可能命令が有形に記憶されている非一過性機械読み取り可能な媒体であって、前記実行可能命令は、プロセッサメモリ衛星受信機少なくとも1つの無線送受信機とを備えるモバイル送受信機のプロセッサによって実行されると請求項120のいずれか1項に記載の方法を実行することを前記モバイル送受信機に行わせる、非一過性機械読み取り可能な媒体。
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