JP6889192B2 - ゲームプログラムおよびゲーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザによる自撮り画像を使用して進行するゲームを実行するためのゲームプログラムおよびゲーム装置に関する。
ユーザが撮影した写真からユーザの顔画像を検出する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この装置においては、検出された顔画像が年齢・性別・職業・国籍・出身地・表情などの属性に関し、いずれのカテゴリの顔の特徴に類似しているかが判定される。
また、いわゆる拡張現実(AR)の技術を用いて、現実空間に存在する所定の対象物をカメラで撮影すると、その対象物に記録されたデータが仮想ゲーム空間上で登場する技術も知られている(例えば、特許文献2)。
特開2007−080057号公報 特開2013−059541号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、検出された顔画像に対して、顔の特徴の類似・非類似が判定されるにすぎない。また、特許文献2に記載の技術においては、対象物にあらかじめ設定されていたデータが仮想ゲーム空間上に登場するにすぎない。
そしてこれらの技術をさらに発展させて、検出された顔画像をゲーム内に取り込むことによってそれ以降に発生するイベントが変化するゲームはこれまでに存在していなかった。そこで、本発明者らは、ユーザに自撮り画像をゲーム内に取り込ませることによって新たなイベントが発生する、興趣に富んだ新たなゲームを案出した。
本発明の目的は、ユーザによる自撮り画像を使用することによって新たなイベントが発生するゲームを実行するためのゲームプログラムを提供することである。
第1の発明は、ユーザによる操作を受けつける操作部と記憶部とを備えたゲーム装置を、
前記ユーザが所定の行動を行うことを予定している時間(以下、「行動時間」という。)を設定する行動時間設定手段、
前記ユーザの前記操作部に対する写真撮影操作に基づいて、写真画像を生成する画像生成手段、
前記ユーザの前記操作部に対する操作に基づいて前記写真画像が生成された場合に、ゲーム内で所定のイベントを発生させるゲーム進行手段、および
前記写真画像を解析する解析手段、
として機能させ、
前記行動時間設定手段は、前記行動時間を自動設定するものであり、
前記画像生成手段は、前記行動時間設定手段によって自動設定された前記行動時間にあわせて前記ユーザが前記操作部に対する操作を行った場合、前記写真画像を生成するものであり、
前記ゲーム進行手段は、所定のタイミングで前記イベントを発生させ、前記解析手段の解析結果が所定条件を満たしている場合には、前記イベントの前記タイミングを変化させる、
ゲームプログラムである。
また、第1の発明において、前記写真画像は、前記ユーザの自撮り画像であって、
前記解析手段は、前記自撮り画像における服装、メイクおよび髪型のうち少なくとも一つを解析することが好ましい。
また、第1の発明において、前記ゲーム装置を、仮想ゲーム空間上のキャラクタのメッセージを前記ユーザに通知するメッセージ通知手段、としてさらに機能させ、前記イベントは、前記メッセージ通知手段に前記キャラクタのメッセージを通知させることであることが好ましい。
また、前記メッセージ通知手段は、前記ユーザが前記ゲームを起動させていない場合には、前記ユーザに前記ゲームの起動を促す前記メッセージをプッシュ通知することが好ましい。
第2の発明は、前記ゲームプログラムを記憶する記憶部と、前記ゲームプログラムを実行する制御部と、を備えるゲーム装置である。
本発明によれば、ユーザによる自撮り画像を使用することによって新たなイベントが発生するゲームを実行するためのゲームプログラムを提供することができる。
本実施形態における、ゲーム装置の機能的構成を示す図である。 図1におけるゲーム装置のゲーム画面を示す図である。 図1におけるゲーム装置の待受画面を示す図である。 図1におけるゲーム装置のゲーム画面を示す図である。 本実施形態における、イベント発生処理を示すフローチャートである。
[実施形態]
本発明の実施の形態にかかるゲーム装置1について、図1〜図5を参照して説明する。
<ゲームの説明>
図1に示される本発明のゲーム装置1では、図2のとおり、仮想ゲーム空間上のキャラクタ41と会話をすることで進行するゲームが実行される。液晶画面140には、仮想ゲーム空間上のキャラクタ41のメッセージ42に対してユーザの回答が複数の選択肢43で表示される。そして、ユーザがタッチパッド150を介していずれかの選択肢43を選択した結果に応じてゲームが進行する。
例えば、ユーザが3つの選択肢43のうちから「意外にちゃんとしてるのね。」を選択した場合には、キャラクタ41は困惑しながら「心外だな。」と発言する。さらに、キャラクタ41がとった行動に基づいて、新たな会話イベントが発生し、ゲームが進行する。
また、ユーザがいわゆる自撮りをして、その自撮り画像をゲームに取り込むことで、キャラクタ41がその自撮り画像に対し反応を示す。例えば、ユーザの服装の色がピンク色であった場合に、図4のとおり、キャラクタ41が「今日は春らしい服装だね。」というメッセージ42を通知する。
<ハードウェア構成>
図1を参照して、本発明のゲームプログラムを提供するサーバ装置2のハードウェア構成、および、サーバ装置2からダウンロードされたゲームプログラムを用いてゲームが実行されるゲーム装置1のハードウェア構成について説明する。
なお、各ユーザには、それぞれ異なるアカウントが付与される。そして、アカウントごとにID(識別符号)が付与される。各ゲーム装置1が通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信を行う場合には、当該ゲーム装置1からユーザのアカウントが送信される。送信されたアカウントは、サーバ装置2において所定の認証がなされる。これにより、サーバ装置2と各ゲーム装置1との通信が可能となる。
<サーバ装置2の説明>
サーバ装置2は、制御部20、記憶部21、および、ネットワークインターフェース22を備える。
記憶部21およびネットワークインターフェース22は、バス200を介してサーバ装置2の制御部20に接続される。
制御部20は、サーバ装置2の動作を制御する。
記憶部21は、主にHDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)で構成される。記憶部21には、例えば、本発明のゲームプログラムを配信するための配信プログラムおよびデータが記憶される。
ネットワークインターフェース22は、サーバ装置2とゲーム装置1との間でデータを送受信するために、通信ネットワーク3に接続される。
<サーバ装置2の制御部20の機能的構成>
サーバ装置2の制御部20は、前記配信プログラムを実行することにより、情報処理手段201、照合手段202、および配信手段203として機能する。
情報処理手段201は、本発明のゲームプログラムの配信に必要なデータを、各ゲーム装置1との間で送受信する。
情報処理手段201が各ゲーム装置1から受信する情報としては、例えば、ダウンロード要求情報およびユーザのアカウント情報が含まれる。
情報処理手段201が各ゲーム装置1へ送信する情報としては、例えば、本発明のゲームプログラムがゲーム装置1へ適切に配信されたか否かの情報が含まれる。
照合手段202は、ゲーム装置1から送信されるユーザのID等を用いて、ユーザのアカウントの認証を行う。
配信手段203は、情報処理手段201でダウンロード要求情報およびユーザのアカウント情報を受信したのち、本発明のゲームプログラムを当該ゲーム装置1に配信する。
<ゲーム装置1の説明>
ゲーム装置1は、スピーカ130、液晶画面140、タッチパッド150、マイク160およびカメラ170が内蔵される、例えば、スマートフォンなどの端末装置である。このゲーム装置1において、サーバ装置2から配信されたゲームプログラムおよびデータに基づいてゲームが進行する。
また、ゲーム装置1は、他ゲーム装置1およびサーバ装置2との間で、インターネットあるいはLANなどの通信ネットワーク3を介して互いにデータ通信をすることができる。
ゲーム装置1は、制御部10、記憶部11、ネットワークインターフェース12、オーディオ処理部13、グラフィック処理部14、操作部15、音声入力部16、および撮影部17を備える。
記憶部11、ネットワークインターフェース12、オーディオ処理部13、グラフィック処理部14、操作部15、音声入力部16、および撮影部17は、バス100を介して、制御部10に接続される。
制御部10は、ゲーム装置1の動作を制御する。
記憶部11は、主にHDD、RAMおよびROMで構成される。記憶部11には、例えば、本実施形態におけるゲームを実行するためのゲームプログラムおよびデータが記憶される。
ネットワークインターフェース12は、ゲーム装置1とサーバ装置2との間でデータを送受信するために、通信ネットワーク3に接続される。これにより、ゲーム装置1に本発明のゲームプログラムおよびゲームデータがダウンロードされる。
オーディオ処理部13は、制御部10の指示に従ってデジタルのゲーム音声を再生および合成する。また、オーディオ処理部13には、スピーカ130が接続される。ゲーム音声は、スピーカ130から出力される。
グラフィック処理部14は、制御部10の指示に従って仮想ゲーム空間およびキャラクタ41などを含むゲーム画像を動画形式で描画する。グラフィック処理部14にて動画形式に描画されたゲーム画像は、ゲーム画面として液晶画面140に表示される。
操作部15には、ユーザからの操作信号が入力される。本実施形態において操作部15には、入力位置検出装置であるタッチパッド150を介してユーザからの操作信号が入力される。ユーザはタッチパッド150をタッチすることによって、選択肢43の選択、あるいは、オブジェクトの操作等を行う。
音声入力部16は、ゲーム装置1の周囲の音を検出する。音声入力部16には、マイク160が接続されている。音声入力部16は、例えば、ユーザの声、あるいは、周囲の騒音の音声認識を行い、その情報を制御部10へ送信する。
撮影部17は、ユーザの自撮り画像を撮影する。撮影部17には、ゲーム装置1の液晶画面140と同じ面に配置されたカメラ170が接続されている。撮影部17は、カメラ170を介して、例えば、ユーザの全身を撮影し、その情報を制御部10へ送信する。
<ゲーム装置1の制御部10の機能的構成>
ゲーム装置1の制御部10は、サーバ装置2からゲーム装置1にダウンロードしたゲームプログラムを実行することで、ゲーム進行手段101、通信手段102、行動時間設定手段103、画像生成手段104、自撮り促進手段105、メッセージ通知手段106、解析手段107として機能する。
<ゲーム進行手段101の説明>
ゲーム進行手段101は、ゲームデータに含まれるゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを記憶部11から読み出し、二次元または三次元の仮想ゲーム空間を生成する。
また、ゲーム進行手段101は、仮想ゲーム空間にキャラクタ41を配置する。そして、ゲーム進行手段101は、ユーザによるタッチパッド150への操作信号、および、ゲームの進行状況に応じて、仮想ゲーム空間におけるキャラクタ41の行動を制御する。
また、ゲーム進行手段101は、これらの仮想ゲーム空間およびキャラクタ41をゲーム画面として液晶画面140に表示するための情報を生成する。これらの情報に従って、図2〜図4のとおり、グラフィック処理部14が液晶画面140上にゲーム画像を描画する。
また、ゲーム進行手段101は、後述の行動時間経過後に自撮り促進手段105によって自撮りすべき旨が通知されたのちにユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて自撮り画像が生成された場合に、ゲーム内で所定のイベントを発生させる。本実施形態においては、ゲーム進行手段101は、メッセージ通知手段106に所定の通知タイミングでキャラクタ41のメッセージを通知させる。
また、ゲーム進行手段101は、後述の解析手段107の解析結果が所定条件を満たしている場合には、メッセージ通知手段106によるメッセージの通知タイミングを変化させる。所定条件は、例えば、蓄積された履歴情報から普段のユーザの様子と自撮り画像が生成された時点でのユーザの様子とが異なると判断された場合、あるいは、ユーザの肌の露出がいつもより多い場合である。
解析手段107の解析結果が所定条件を満たしているがユーザがゲームを起動していない場合には、ゲーム進行手段101は、メッセージ通知手段106に対し、ユーザにゲームを起動(ゲームにログイン)させるべき旨のメッセージをプッシュ通知させる。これにより、ユーザはゲームの起動が促される。
例えば、ユーザの様子がいつもと異なる場合には、キャラクタ41が「どこに行くの?出かける前に僕と会ってよ。」、「まみに会いたいな」、「さみしいな」など、1分おきに立て続けにメッセージをプッシュ通知する。
また、ゲーム進行手段101は、そのプッシュ通知後にユーザがゲームを起動しない場合には、所定時間の経過後にキャラクタ41の行動を変化させる。例えば、キャラクタ41は、怒ったり、ユーザの操作に対して反応しなくなったり、ユーザと会わなくなったりする。
<通信手段102の説明>
通信手段102は、例えば、ユーザの操作に基づいて、新たなゲームデータのダウンロード要求情報をサーバ装置2に送信する。このゲームデータは、例えば、ユーザが課金することによって新たに使用することができるようになるアイテム(例えば、キャラクタ41へのプレゼント)などのデータである。
<行動時間設定手段103の説明>
行動時間設定手段103は、ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて、ユーザが所定の行動を行うことを予定している時間(以下、「行動時間」という。)を設定する。例えば、ユーザは、家を出る時間として8時を入力することができる。すなわち、ユーザは行動内容、および、それを実行する時間を適宜設定することができる。
<画像生成手段104の説明>
画像生成手段104は、ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて、ユーザの自撮り画像を生成する。例えば、ユーザがゲームを起動させている場合は、画像生成手段104は、ユーザによる撮影操作に基づいて、ユーザの自撮り画像を生成する。一方、ユーザがゲームを起動させていない場合には、制御部10はゲーム装置1に設定されている時間(以下、「端末時間」という。)が行動時間になったときにプッシュ通知がなされたのちにユーザの操作に基づいて画像生成手段104がユーザに自撮り画像をゲーム内に取り込ませる。
なお、本実施形態において、自撮り画像が生成されることには、行動時間の経過後にユーザがゲーム中にカメラ170で自撮り画像を撮影する場合だけではなく、行動時間の経過前にユーザが自撮り画像を撮影しておき、行動時間の経過後それをゲーム内に取り込む場合も含む。
<自撮り促進手段105の説明>
自撮り促進手段105は、端末時間が行動時間になった場合に、ユーザに自撮り画像を生成させることを促す。具体的には、自撮り促進手段105は、ユーザに自撮り画像を送信すべき旨の情報を、ゲーム進行手段101を介してメッセージ通知手段106へ送信する。
これにより、例えば、キャラクタ41は「まみ、そろそろ出かける時間だよ。今日はどんな服装で出かけるのか、写真を撮って見せてよ。」とのメッセージを通知する。
このメッセージは、ユーザがゲームを起動している場合はゲーム画面上に表示される。一方、ユーザがゲームを起動していない場合は図3のようにゲーム装置1の待受画面の上部にメッセージ44がプッシュ通知される。
<メッセージ通知手段106の説明>
メッセージ通知手段106は、ゲーム進行手段101からの信号を受信して、所定の通知タイミングでキャラクタ41のメッセージをユーザに通知する。所定の通知タイミングは、例えば、ユーザが自撮り画像をゲーム内に取り込んで1分が経過したときである。この場合には、キャラクタ41は図4のとおり、「今日は春らしい服装だね。」とメッセージ42を通知する。
また、ユーザがキャラクタ41にメッセージを送信してから10分が経過したときに、メッセージ通知手段106は、キャラクタ41が「まみからの手紙が届いたよ。」などとメッセージを通知する。キャラクタ41から通知されるメッセージは、ユーザがゲームを起動させていない場合は、図3と同様、ゲーム装置1の待受画面の上部にプッシュ通知される。これにより、ユーザはゲームの起動を促される。
また、メッセージ通知手段106は、解析手段107の解析結果が所定条件を満たしているがユーザがゲームを起動させていない場合には、前述のとおり、「まみに会いたいな。」、「さみしいな。」などのメッセージをキャラクタ41に発信させる。
<解析手段107の説明>
解析手段107は、自撮り画像を解析する。具体的には、解析手段107は、送信されたユーザの自撮り画像から服装、メイク、髪型などを検出する。解析手段107は、記憶部11に保存されている服装検出テンプレート、メイク検出テンプレート、髪形検出テンプレートなどを用い、自撮り画像を解析する。すなわち、各検出テンプレートと撮影された自撮り画像とでテンプレートマッチングが行われる。
そして、解析手段107は、記憶部11に保存されている解析用属性データと解析された自撮り画像とを比較して、類似度を0〜100%の間の実数で数値化する。例えば、服装について、類似度に関する値が100%に近いほど、服装検出テンプレートに記憶された服装とユーザの自撮り画像における服装との類似度合いが高いことを意味する。これにより、解析手段107は、ユーザの自撮り画像における服装、メイク、髪形などを特定し、その解析結果を生成する。
また、解析手段107は、記憶部11にその解析結果を記憶させる。これにより、ユーザの自撮り画像におけるメイク、髪形、服装などの履歴情報が累積される。
なお、本実施形態において、自撮り画像は全身画像である。そして、解析手段107は、ユーザの自撮り画像が全身画像となっているかを判定する。自撮り画像が全身画像か否かは、顔、腕、脚が撮影されているか否かによって判定される。自撮り画像が全身画像でないと判定された場合には、解析手段107は、ユーザに自撮り画像の撮り直しを要求するため、自撮り促進手段105に対して情報を送信する。
また、解析手段107は、ユーザの肌の露出が多いか否かを判定する。例えば、色彩、明度、彩度などから肌の部分を抽出し、肌の部分の面積の合計を算出する。そして、解析手段107は、肌の部分の面積の合計が多い場合に、ユーザの肌の露出が多いと判定する。また、解析手段107は、肌の露出量の基準を、例えば、季節に応じて変化させる。
これらの解析結果は、解析手段107からゲーム進行手段101へ送信される。
<イベント発生処理の説明>
以下、図5を参照して、本発明のイベント発生処理について説明する。
まず、行動時間設定手段103が、ユーザが行動時間を設定しているか否かを判定する(ステップS1)。
ユーザが行動時間を設定していない場合(S1:NO)には、本発明のイベント発生処理は終了する。
一方、ユーザが行動時間を設定している場合(S1:YES)には、行動時間設定手段103が、端末時間が行動時間になったか否かを判定する(ステップS2)。
端末時間が行動時間になっていない場合(S2:NO)には、処理はステップS2を繰り返す。
一方、端末時間が行動時間になっている場合(S2:YES)には、自撮り促進手段105がユーザに自撮り画像を生成することを促す(ステップS3)。
ついで、画像生成手段104が、ユーザがゲーム中にカメラ170を起動させて自撮りを行ったか否か、あるいは、事前に撮影された自撮り画像をユーザがゲーム内に取り込んだか否かを判定する(ステップS4)。
画像生成手段104が、ユーザが自撮りを行わず、かつ、事前に撮影された自撮り画像をゲーム内に取り込んでもいないと判定した場合(S4:NO)には、処理はステップS3へ戻る。
一方、画像生成手段104が、ユーザが自撮りを行った、あるいは、事前に撮影された自撮り画像をゲーム内に取り込んだと判定した場合(S4:YES)には、解析手段107が、ユーザの自撮り画像が全身画像であるか否かを判定する(ステップS5)。
ユーザの自撮り画像が全身画像ではないと判定された場合(S5:NO)には、解析手段107は、ユーザに対して全身画像の自撮りをするよう要請するための情報を自撮り促進手段105に送信し、処理はステップS3に戻る。
ユーザの自撮り画像が全身画像であると判定された場合(S5:YES)には、解析手段107は、ユーザの自撮り画像に関して、その他の解析を行う(ステップS6)。
ついで、ゲーム進行手段101が、解析手段107による解析結果を受信して、メッセージ通知手段106に指示を出して、所定の通知タイミングでキャラクタ41にメッセージを発信させる(ステップS7)。この場合には、例えば図4のとおり、キャラクタ41が「今日は春らしい服装だね。」とのメッセージ42を通知する。
ついで、解析手段107が、自撮り画像の解析結果が所定条件を満たしているか否かを判定する(ステップS8)。
解析結果が所定条件を満たしていない場合(S8:NO)には、本発明のイベント発生処理は終了する。
一方、解析結果が所定条件を満たしている場合(S8:YES)には、ゲーム進行手段101が、メッセージ通知手段106に対しメッセージを通知する通知タイミングを変更させる(ステップS9)。その後、本発明のイベント発生処理は終了する。
以上の手順により、本発明のイベント発生処理が実行される。
なお、前述された制御手段および処理手順は一例であり、本発明の実施形態はこれらには限られない。処理手順等は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
以上をまとめると、本実施形態のゲームプログラムは、
ユーザによる操作を受けつけるタッチパッド150と記憶部11とを備えたゲーム装置1を、
ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて、ユーザが所定の行動を行うことを予定している時間(以下、「行動時間」という。)を設定する行動時間設定手段103、
ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて、ユーザの自撮り画像を生成する画像生成手段104、
ゲーム装置1に設定されている時間が行動時間になった場合に、ユーザに自撮り画像を生成させることを促す自撮り促進手段105、および
自撮り促進手段105がユーザに自撮り画像を生成することを促したのちに、ユーザのタッチパッド150に対する操作に基づいて自撮り画像が生成された場合に、ゲーム内で所定のイベントを発生させるゲーム進行手段101、
として機能させる。
<発明の効果>
本実施形態のゲームプログラムによれば、ユーザによる自撮り画像を使用することによって新たなイベントが発生するゲームを実行することができる。
[他の実施形態]
前記実施形態においては、キャラクタのメッセージが液晶画面に表示される例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、キャラクタの声が音声出力されてユーザに通知されてもよい。
また、「行動時間になった場合」には、端末時間が行動時間になった直後のほか、例えば、行動時間の30分後、あるいは行動時間の2時間後なども含まれる。また、行動時間の経過後、どれくらいの時間とするかはユーザが任意に設定することができてもよい。
前記実施形態では、行動時間の経過後に自撮り画像が生成された場合に発生する所定のイベントとして、キャラクタがメッセージを通知する例が記載されているが、本発明はこれには限られない。キャラクタがユーザに対して、マイクを介してキャラクタに「好き」と言わせることなど、様々なイベントがある。
また、前記実施形態では、解析手段による解析結果が満たすべき所定条件は、蓄積された履歴情報から普段のユーザの様子と自撮り画像が生成された時点でのユーザの様子とが異なると判断された場合、あるいは、ユーザの肌の露出がいつもより多い場合であった。しかしながら、例えば、解析結果が満たすべき所定条件は、ユーザが服装の色を暖色系でまとめたことなど、色の類似に関する情報であってもよい。
前記実施形態では、自撮り画像がゲーム内に取り込まれることによって、それ以降に発生するイベントが変化するゲームの例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、自撮り画像ではなく、風景画像がゲーム内に取り込まれることによって、それ以降に発生するイベントが変化してもよい。
さらに、前記実施形態とは異なり、自撮り画像ではなく、ユーザの声あるいは周囲の環境音が入力されることによって、それ以降に発生するイベントが変化してもよい。
また、前記実施形態においては、行動時間は、ユーザの操作に基づいて設定される例が記載されているが、本発明はこれには限られない。例えば、行動時間は、ユーザ以外の第三者が設定してもよい。この場合には、例えば、ユーザの家族が別の端末装置で設定した情報をゲーム装置が直接受信またはサーバ装置等を介して受信して、ユーザの行動時間が設定される。
さらには、ゲームプログラム(キャラクタ)がユーザの行動時間を勝手に設定してもよい。この場合には、例えば、彼氏役であるキャラクタが彼女役であるユーザの行動時間を勝手に決めて、ユーザがそれに従うか否かを決めることとなり、より疑似恋愛感のあるゲームが提供されうる。
また、前記実施形態においては、ゲーム装置はスマートフォンなどの端末装置である例が記載されているが、本発明は、これには限られない。例えば、ディスプレイおよびコントローラが外部接続される据え置き型のゲーム装置、あるいは、パーソナルコンピュータであってもよい。
1 ゲーム装置
101 ゲーム進行手段
102 通信手段
103 行動時間設定手段
104 画像生成手段
105 自撮り促進手段
106 メッセージ通知手段
107 解析手段
2 サーバ装置
201 情報処理手段
202 照合手段
203 配信手段
3 通信ネットワーク

Claims (5)

  1. ユーザによる操作を受けつける操作部と記憶部とを備えたゲーム装置を、
    前記ユーザが所定の行動を行うことを予定している時間(以下、「行動時間」という。)を設定する行動時間設定手段、
    前記ユーザの前記操作部に対する写真撮影操作に基づいて、写真画像を生成する画像生成手段、
    前記ユーザの前記操作部に対する操作に基づいて前記写真画像が生成された場合に、ゲーム内で所定のイベントを発生させるゲーム進行手段、および
    前記写真画像を解析する解析手段、
    として機能させ、
    前記行動時間設定手段は、前記行動時間を自動設定するものであり、
    前記画像生成手段は、前記行動時間設定手段によって自動設定された前記行動時間にあわせて前記ユーザが前記操作部に対する操作を行った場合、前記写真画像を生成するものであり、
    前記ゲーム進行手段は、所定のタイミングで前記イベントを発生させ、前記解析手段の解析結果が所定条件を満たしている場合には、前記イベントの前記タイミングを変化させる、
    ゲームプログラム。
  2. 前記写真画像は、前記ユーザの自撮り画像であって、
    前記解析手段は、前記自撮り画像における服装、メイクおよび髪型のうち少なくとも一つを解析する、
    請求項1に記載のゲームプログラム。
  3. 前記ゲーム装置を、
    仮想ゲーム空間上のキャラクタのメッセージを前記ユーザに通知するメッセージ通知手段、
    としてさらに機能させ、
    前記イベントは、前記メッセージ通知手段に前記キャラクタのメッセージを通知させることである、
    請求項1または2に記載のゲームプログラム。
  4. 前記メッセージ通知手段は、前記ユーザが前記ゲームを起動させていない場合には、前記ユーザに前記ゲームの起動を促す前記メッセージをプッシュ通知する、
    請求項3に記載のゲームプログラム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のゲームプログラムを記憶する記憶部と、前記ゲームプログラムを実行する制御部と、
    を備えるゲーム装置。
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