JP6887428B2 - アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法 - Google Patents

アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6887428B2
JP6887428B2 JP2018519901A JP2018519901A JP6887428B2 JP 6887428 B2 JP6887428 B2 JP 6887428B2 JP 2018519901 A JP2018519901 A JP 2018519901A JP 2018519901 A JP2018519901 A JP 2018519901A JP 6887428 B2 JP6887428 B2 JP 6887428B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scheduling
subframes
subframe
present disclosure
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018519901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018531554A6 (ja
JP2018531554A (ja
Inventor
レイ ジャン
レイ ジャン
ホンメイ リュウ
ホンメイ リュウ
ガン ワン
ガン ワン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Publication of JP2018531554A publication Critical patent/JP2018531554A/ja
Publication of JP2018531554A6 publication Critical patent/JP2018531554A6/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6887428B2 publication Critical patent/JP6887428B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • H04W72/232Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal the control data signalling from the physical layer, e.g. DCI signalling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1215Wireless traffic scheduling for collaboration of different radio technologies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1263Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows
    • H04W72/1268Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows of uplink data flows
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/14Spectrum sharing arrangements between different networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本開示の実施形態は、一般に無線通信技術に関し、特に、アップリンク(UL)スケジューリングを実行するための方法及び装置、並びにアップリング送信を実行するための方法及び装置に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)において、3GPP無線通信ネットワークと無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)ネットワークとの間の端末の移動に必要なネットワーク構造及び様々な技術は、インターワーキングWLANと呼ばれる。マルチモード無線通信技術は、複数の無線通信技術を同時に使用するように進化している。複数の無線通信技術を同時に使用することにより、単位時間当たりの転送速度が向上し、また、端末の信頼性が向上する。
無線通信では、スペクトルは非常にまれなリソースである。許可された帯域は、特定の事業者が特定の無線サービスを提供するために独占的に許可されている周波数帯を表す。一方、免許不要の帯域は、特定の事業者に割り当てられていない周波数帯域を意味するが、所定の要件を満たす全てのエンティティが前記周波数帯域を使用できるように開放されている。
世界のいくつかの地域では、免許不要の帯域の技術は、例えば、LBT(Listen-Before-Talk)やチャネル帯域幅の占有条件等の特定の規制を遵守する必要がある。LBTは、チャネル利用可能性の不確定性をもたらす。例えば、免許不要の帯域は、サブフレーム中の任意の時間に利用可能である。
LAA(License Assisted Access)は、免許不要の帯域を使用するために既に提案されており、LTE−A(Long Term Evolvement-Advanced)の技術の1つになっている。LTE(Long Term Evolvement)システムでは、UL送信はeNB(evolved node B)によって制御される。換言すれば、UEは、eNBからのUL許可に従って信号を送信する。従って、ULデータ送信とUL許可送信との間には時間遅延が存在する。前述の不確定なダウンリンク(DL)及びULバースト長を考慮して、UL送信のためのレガシー方式が使用される場合、UL送信のためのUL許可を送信するのに十分なDLサブフレームが無いかもしれない
本開示では、従来技術の問題の少なくとも一部を緩和し、又は、少なくとも軽減するためのULスケジューリング及びUL送信のための新しい解決が提供される。
本開示の第1の態様によれば、ULスケジューリングを実行する方法が提供される。この方法は、ダウンリンク(DL)サブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを決定することを備え、前記少なくとも2つのモードは、異なるスケジューリング時間遅延を示す。
本開示の第2の態様によれば、UL送信を実行する方法が提供される。この方法は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードに基づいて、UL送信を実行することを備え、前記スケジューリングモードは、所定のスケジューリングモード、またはULスケジューリングモード表示で示されたスケジューリングモードである。
本開示の第3の態様によれば、前記ULスケジューリングを実行するための装置も提供される。本装置は、前記ダウンリンク(DL)サブフレームの数および前記ULサブフレームの数に基づいて、前記ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを決定するように構成されたスケジューリングモード決定部を備えてもよく、前記少なくとも2つのモードは、異なるスケジューリング遅延時間を示す。
本開示の第4の態様では、UL送信を実行するための装置が提供される。本装置は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードに基づいて、前記UL送信を実行するように構成されたUL送信実行部を備えてもよく、前記スケジューリングモードは、所定のスケジューリングモード、またはULスケジューリングモード表示で示されたスケジューリングモードである。
本開示の第5の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されたコンピュータ可読記憶媒体も提供され、前記コンピュータプログラムコードは、実行されると、装置に、第1の態様のいずれかの実施形態による方法における動作を実行させるように構成される。
本開示の第6の態様によれば、コンピュータプログラムコードが具現化されたコンピュータ可読記憶媒体がさらに提供され、前記コンピュータプログラムコードは、実行されると、装置に、第2の態様のいずれかの実施形態による方法における動作を実行させるように構成される。
本開示の第7の態様によれば、第5の態様によるコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の第8の態様によれば、第6の態様によるコンピュータ可読記憶媒体を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の実施形態の他の特徴および利点は、例として本発明の実施形態の原理を示す添付の図面と併せて読むと、以下の特定の実施形態の説明からも明らかになるであろう。
本発明の実施形態は、例示の意味で提供され、その利点は、添付図面を参照して以下により詳細に説明される。
図1は、本開示の一実施形態によるULスケジューリングを実行する方法100のフローチャートを概略的に示す。 図2は、DLバースト長がULバースト長と等しい場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図3は、DLバースト長がULバースト長よりも長い場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図4は、DLバースト長がULバースト長よりも短い場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図5は、DLバースト長がULバースト長よりも短い場合の本開示の他の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図6は、DLバースト長がULバースト長よりも短い場合の本開示のさらなる実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図7は、DLバースト長がULバースト長よりも短い場合の本開示のさらに他の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図8は、マルチサブフレームスケジューリングが可能にされた場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリングスキームを概略的に示す。 図9は、マルチサブフレームスケジューリングが可能にされた場合の本開示の別の実施形態による例示的なスケジューリングスキームを概略的に示す。 図10は、マルチサブフレームスケジューリングが可能にされた場合の本開示の更なる実施形態による例示的なスケジューリングスキームを概略的に示す。 図11は、マルチサブフレームスケジューリングが可能にされた場合の本開示のさらに別の実施形態による例示的なスケジューリングスキームを概略的に示す。 図12は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図13は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示の別の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図14は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示の更なる実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図15は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示のさらに別の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図16は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示のさらに別の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図17は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示の別の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図18は、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮される場合の本開示の更なる実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図19は、推定されたギャップ前にチャネルが利用可能である場合の本開示の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図20は、推定されたギャップ後にチャネルが利用可能である場合の本開示の別の実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。 図21は、本開示の一実施形態によるUL送信を実行する方法2100のフローチャートを概略的に示す。 図22は、本開示の一実施形態によるULスケジューリングを実行するための装置2200のブロック図を概略的に示す。 図23は、本開示の一実施形態によるUL送信を実行するための装置2300のブロック図を概略的に示す。 図24は、UEとして実施されるかまたはUEに含まれる装置2410と、本明細書で説明されるような無線ネットワークの基地局として実施されるかまたはその中に含まれる装置2320と、の簡略ブロック図をさらに示す。
以下、添付図面を参照しながら、本開示の実施形態を詳細に説明する。これらの実施形態は、当業者が本開示をより良く理解し実施できるようにするためにのみ提示されており、本開示の範囲を限定することを意図するものではないことを理解されたい。
添付の図面では、本開示の様々な実施形態が、ブロック図、フローチャート及び他の図に示されている。フローチャート又はブロック内の各ブロックは、指定された論理機能を実行するための1つ又は複数の実行可能命令を含むモジュール、プログラム、又はコードの一部を表すことができ、本開示では、ディスペンス可能ブロックを点線で示す。さらに、これらのブロックは、本方法のステップを実行するための特定のシーケンスで示されているが、実際には、図示されたシーケンスに従って厳密に実行される必要はない。例えば、それらは、それぞれの操作の性質に依存する逆の順序または同時に実行されてもよい。フローチャートのブロック図及び/又は各ブロック及びそれらの組み合わせは、特定の機能/動作を実行するための専用のハードウェアベースのシステムによって、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせによって実現されてもよいことにも留意されたい。
全般的に、請求の範囲において使用される用語は、本明細書において明示的に定義されていない限り、技術分野における通常の意味に従って解釈される。“a/an/the/said「要素、デバイス、コンポーネント、手段、ステップ等」”への言及は、そうでないと明示的に宣言されていない限り、複数のそのようなデバイス、コンポーネント、手段、ユニット、ステップなどを排除することなく、少なくとも1つの要素、デバイス、コンポーネント、手段、ユニットステップ等のインスタンスへの言及としてオープンに解釈される。また、本明細書において用いられる不定冠詞“a/an”は、複数のそのようなステップ、ユニット、モジュール、デバイス、及びオブジェクトなどを排除するものではない。
加えて、本開示の文脈において、ユーザ機器(UE:User Equipment)は、端末、モバイル端末(MT:Mobile Terminal)、加入者局(SS:Subscriber Station)、携帯加入者局(PSS:Portable Subscriber Station)、モバイル局(MS:Mobile Station)、又はアクセス端末(AT:Access Terminal)を参照することがあり、UE、端末、MT、SS、PSS、MS、又はATのいくつかの又は全ての機能が含まれ得る。更に、本開示の文脈において、用語“BS”は、例えばノードB(NodeB又はNB)、エボルブドノードB(eNodeB又はeNB)、ラジオヘッダ(RH:Radio Header)、リモートラジオヘッド(RRH:Remote Radio Head)、リレー、又はフェムト、ピコなどの低電力ノード、などを表し得る。
本開示の実施形態は、ULスケジューリングおよびUL送信のための新しい解決策を対象とする。この解決策は、eNBのようなサービングノードとUEのような端末装置との間で実行され、柔軟なULスケジューリング時間をサポートすることができる。特に、サービングノードは、ダウンリンク(DL)サブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを決定することができ、少なくとも2つのモードは異なるスケジューリング時間遅延を示す。eNBは、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを示すULスケジューリングモード表示を任意に送信することができ、あるいは、少なくとも2つのモードを所定のものとして設定することができる。端末装置は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードに基づいてUL送信を行うことができる。スケジューリングモードは、ULスケジューリングモード表示で示すことができる。または、スケジューリングモードは所定のものであり、端末装置は、予定されたULサブフレームを、所定のフレームおよびフレーム構造に基づいて推定することができる。
従って、本開示の実施形態では、異なるDLバースト長およびULバースト長について、スケジューリング時間遅延を異なるようにすることができる。同時に、少なくとも2つのモードは、1つの単一端末装置または異なる端末装置によって共に使用することができ、複数のULサブフレームに対して1つまたは複数のUL許可を送信するために1つのDLサブフレームを使用することができる。このようにして、異なるバースト長に対して、ULサブフレームは、柔軟なULスケジューリング方式でスケジュールすることができる。
本開示のいくつかの実施形態では、ULスケジューリングはアップリンクセルラースケジューリングであり、UL送信はアップリンクセルラー送信である。アップリンクセルラー送信では、端末装置は、端末、MT、SS、PSS、MS、またはATなどのUEを含むことができる。一方、サービングノードは、ノードB(NodeBまたはNB)、または進化型NodeB(eNodeBまたはeNB)などのBSを備えることができる。
本発明の他の実施形態によれば、限定はされないが、LTE(Long Term Evolution)システムまたはLTE−A(Long Term Evolution Advanced)システムを含む様々な通信システムに適用することができる。通信の急速な発展を考えると、本発明を疑念なく具体化することができる将来のタイプの無線通信技術およびシステムも存在する。したがって、本発明の範囲を上記のシステムのみに限定するものとして認識されるべきではない。
以下、本発明のいくつかの実施形態について、図1乃至図24を参照して詳細に説明する。しかしながら、これらの例示的な実施形態は、例示のためだけに提示されており、本開示は、例示的な実施形態を参照して記載される特定の詳細にだけに限定されないことを理解されたい。
本開示の実施形態では、最大チャネル占有時間(MCOT)は、チャネル占有時間の限界であり、これは、DLバーストおよびULバーストの両方に適用することができることに留意されたい。すなわち、DLバーストおよびULバーストの全長はMCOTを超えてはならない。あるいは、MCOTはDLバーストとULバーストに別々に適用することもできる。言い換えれば、MCOTは、DLバーストおよびULバーストのいずれかに対する制限であり、DLバーストおよびULバーストのいずれもMCOT値を超えてはならない。Rel.13では、MCOTの最大値は10ミリ秒であるが、以下では一例として説明するが、本開示ではこれに限定されず、これよりも長くても短くてもよく、MCOTも入れ替えることができる可能な送信期間、予想される送信期間、可能な送信期間などのような他の異なる言葉によって識別される。
また、以下の説明では、説明のために、DLバーストにN個のDLサブフレームが存在し、ULバースト内にM個のULサブフレームが存在すると仮定すると、NはDLバースト中のDLサブフレームの総数であり、Mは、ULバースト中のULサブフレームの総数である。さらに、本開示では、nは、UL許可を送信するために使用されるDLサブフレームのセット内のDLサブフレームのインデックスを示すために使用され、n=0、1、...、N’−1であり、N’は、DLサブフレームのセット内のサブフレームの数を意味し、1≦N’≦Nであり、mは、ULバースト内のULサブフレームのインデックスであり、m=0、1、...、M−1であり、m’=mod(M、N’)は、MをN’で割った余りを意味する。これらの符号はすべて、本開示を通じて使用され、他に明示的に示されない限り、直前に記載された意味を有する。
次に、本開示の一実施形態によるULスケジューリングを実行する方法100のフローチャートを概略的に示す図1をまず参照する。方法100は、eNBなどのサービングノード、または任意の他の適切な装置で、またはそれによって実行することができる。
図1に示すように、方法100は、ULサブスケジューリングのための少なくとも2つのモードがDLサブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて決定されるステップ110から開始し、少なくとも2つのモードは異なるスケジューリング時間遅延を示す。
本開示の実施形態では、レガシースケジューリング方式(スケジューリング時間はn+kであり、nはシステムサブフレーム番号であり、kはUL許可とUL送信との間の所要時間遅延である)を使用することが提案される。DLバースト長がULバースト長以上であれば、レガシースケジューリング方式を適用することができる。一方、DLバースト長がULバースト長より短い場合、1つのDLサブフレームを使用して、複数のULサブフレームに対して1つ以上のUL許可を送信すること、すなわち、1つのDLサブフレームを使用して複数のサブフレームをスケジューリングすることが提案される。
DLバースト長がULバースト長以上である場合、ULサブフレームよりDLサブフレームを有するサブフレーム構成が使用されるので、ULスケジューリングのためのUL許可を送信するのに十分なDLサブフレームが存在する。そのような場合、LTEシステムにおける既存のスケジューリング方式を使用することはうまくいく。すなわち、DLバースト長がULバースト長以上であれば、スケジューリング時間n+kのレガシースケジューリング方式を用いることができる。
説明のために、図2および図3を参照して、DLバースト長がULバースト長に等しいかまたはそれよりも長い場合のスケジューリング方式の例を説明する。また、図2および図3に示すように、MCOTはDLおよびULの両方に適用され、これは、DLバーストおよびULバーストの全長がMCOTを超えてはならないことを意味する。
図2は、DLバースト長がULバースト長と等しい場合の本開示の一実施形態による例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図2に示すように、5つのDLサブフレームと5つのULサブフレームが存在する(すなわち、DLバースト長はULバースト長と等しい)ので、各DLサブフレームは、端末装置の1つのULサブフレームをスケジュールするため、DLサブフレームで運ばれるUL許可によって使用される。そのような場合、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延kは5であり、スケジューリングモードは「n+k」であり、ULサブフレームの各々をスケジュールすることができる。
図3は、DLバースト長がULバースト長よりも長い場合の本発明の一実施形態によるスケジューリングモードの他の例を概略的に示す図である。図3に示すように、6つのDLサブフレームと3つのULサブフレームが存在する(すなわち、DLバースト長はULバースト長よりも長い)ので、ULサブフレームをスケジュールするのに必要とされるよりも多くのDLサブフレームが存在する。このような場合には、所要時間遅延kを4に設定することができ、スケジューリングモードは依然として「n+k」であり、できるだけスケジューリング時間遅延を低減するために、それに最も近いDLサブフレームによってULサブフレームをスケジューリングすることができる。図3では、最後の3つのDLサブフレームは、ULサブフレームをスケジューリングするために使用される。
DL送信とUL送信との間のギャップ(またはDLバーストとULバーストとの間のギャップ)は可変であり、これは使用されるLBT方式に依存する。例えば、図2では、ギャップは、1つのサブフレームよりもはるかに小さな短いギャップとして示されており、一方で、図3では、DL送信とUL送信との間のギャップは、1つのサブフレームより長いものとして示されている。図3に示すような場合には、ギャップが、例えば、図2に示すギャップのように小さい場合、kを、例えば、3というように、より小さく設定することができる。
また、図2および図3を参照して説明したスケジューリング方式は、異なるMCOTおよび/または異なるk値を有する他の場合にも適用することができ、当業者は、本明細書で提供される教示からスケジューリング方式への変更を達成することができ、詳細な説明は省略する。
さらに、所要時間遅延kは、固定されたものではなく可変の値であることもまた理解できる。すなわち、既存のLTEシステムの固定値4とは異なり、kの値は4に等しいか、4より小さいか、または4より大きくすることができる。言い換えれば、所要時間遅延kは、したがってスケジューリング遅延時間は、異なるDL/ULの構成パターンによって異なる。例えば、所要時間遅延kは、使用されるサブフレーム構造、特に、ダウンリンクDLサブフレームの数及びULサブフレームの数に基づいて決定される可変値とすることができる。
LTE TDDシステムを例にとると、7つの異なるサブフレーム構造またはアップリンク/ダウンリンク UL/DL構成のパターン、すなわち構成0〜6がある。構成パターンの各々について、DLサブフレーム対ULサブフレームの異なる比率を有し、どの1つの構成パターンがデータ送信に使用されるかは、DL/ULトラフィック条件に基づいて決定される。ある構成パターンが選択されている場合には、これに基づいて所要時間遅延kを設定することができ、k値は固定ではなく、使用するサブフレーム構成パターンに基づいて変更することができ、加えて、ギャップを考慮する必要がある場合には、DL許可とUL送信との間のギャップに基づいて変更することができる。
そのような場合、図1のステップ120において、図示のように所要時間遅延を示すために、所要時間遅延表示を端末装置に送信することができる。所要時間遅延表示は、周期的に、または、k値が変更された場合にのみ送信されてもよい。所要時間遅延は、様々な方法で送信することができ、例えば、RRC信号またはDCIフォーマットのビットを使用することによって送信する。
変数kは、本明細書において、図2および図3を参照して説明されているが、それは、他のスケジューリング方式には適用できないということではない。その代わりに、本発明の開示に記載されているような任意のスケジューリング方式は、例えば、図4乃至図20を参照して説明するスケジューリング方式に適用することができる。
一方、DLバースト長がULバースト長より短い場合、1つのDLサブフレームは、複数のULサブフレームに対する1つ以上のUL許可を送信するために使用することができる。すなわち、複数のULサブフレームは、異なる端末装置にスケジューリングするか、または1つの端末装置にスケジューリングすることができる。換言すれば、決定されたスケジューリングモードは、複数のULサブフレームをスケジュールするために、異なる端末装置によって、または1つの単一の端末装置によって使用される。このようにして、たとえ十分なDLサブフレームが無くても、DLサブフレームによってすべてのULサブフレームをスケジュールすることができる。
上で述べたように、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、異なるスケジューリング時間遅延を示し、ダウンリンク(DL)サブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて決定することができる。特に、異なるスケジューリング時間遅延は、少なくともUL許可とUL送信との間の所要時間遅延kに基づいて決定することができる。
本開示の実施形態では、複数のスケジューリングモードを決定し、UL送信におけるサブフレームができるだけ多くスケジューリングされるようにすることができる。例えば、異なるスケジューリング遅延時間は、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延と、所要時間遅延の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張値と、所要時間遅延の別の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張時間値の倍数と、所要時間遅延および2つ以上の可変拡張値を備える時間遅延の組合わせと、のうちのいずれかから選択することができる。
次に、図1に示すように、ステップ130において、オプションで、ULスケジューリングモード表示は、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを表示するために、端末装置に送信することができる。また、スケジューリングモードが所定のものであると判定され、端末装置が、フレーム構造及び所定のモードに基づいて、スケジューリングされたULサブフレームを推定することができる。そのような場合、モード表示は必要ない。
ULスケジューリングモード表示は、任意の適切な方法で送信することができる。例えば、ダウンリンク制御情報(DCI)フォーマットのULインデックス、例えば、DCIフォーマット0/4のULインデックスを再利用することによって送信することができる。例えば、スケジューリングモード「n+k」を示すためにDCIフォーマットの「MSB=1」および「LSB=0」が使用され、2ビットを再利用できる。さらに、DCIフォーマットの追加ビットを使用してそれを送信することもできる。
例示の目的のために、本開示の実施形態で使用することができる様々な例示的なスケジューリング方式を説明するために図4乃至図11を参照する。MCOTは、DLおよびULの両方に適用され、これは、DLバーストおよびULバーストの全長がMCOTを超えてはならないことを意味する。これらの図において、図4乃至図7は、異なる端末装置によって異なるスケジューリングモードが使用され得るスケジューリング方式の例を示し、図8乃至図11は、マルチサブフレームスケジューリングをサポートするスケジューリング方式、すなわち、単一の端末装置によって使用できる異なるスケジューリングモードの例を示す。これらの図では、図示を簡略化するために、DL送信とUL送信との間の短いギャップが示されているが、本開示はこれに限定されないことを理解されたい。
最初に、図4乃至図7を参照して、異なる端末装置によって異なるスケジューリングモードが使用されるスケジューリング方式を説明する。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態によるDLバースト長がULバースト長より短い場合のスケジューリング方式の一例を概略的に示す。図4に示すように、DLバーストには4つのDLサブフレームがあり、ULバーストには6つのULサブフレームがある。ここにおいて、MCOT=10、k=4である。そのような場合、すべてのDLサブフレームは、すべてのULサブフレームがスケジューリングできるように、すなわちN’=N=4となるように、UL許可を送信するために使用することができる。スケジューリング方式には、例えば、「n+k」及び「n+2k」という2つのスケジューリングモードがあり、ここにおいて、第1のスケジューリング遅延時間が所要時間遅延kであり、他のスケジューリング遅延時間が所要時間遅延kの倍数である。スケジューリングモード「n+k」は第1の端末装置によって使用され、「MSB=1、LSB=0」で示され、スケジューリングモード「n+2k」は第2の端末装置によって使用され、「MSB=0、LSB=1」で、例えば示される。したがって、このスケジューリング方式では、最初のN’ULサブフレームについて、スケジューリングタイミングはn+kであり、すなわちサブフレーム0、1、2、3がサブフレーム4、5、6および7に対してUL許可を送信するために使用される。残りのM−N’またはm’(Mod(M、N’))ULサブフレームでは、スケジューリングタイミングはn+2kであり、すなわち、サブフレーム8および9それぞれに対してUL許可を送信するためにサブフレーム0および1が使用される。
本開示全体を通じて、スケジューリングモードは、異なる端末装置が同じスケジューリングモードまたはタイミングを使用しないように、それぞれが特定の表示を有する限り、任意の異なる表示で示され得ることが理解される。例えば、図4に示すようなスケジューリング方式の場合、第2のスケジューリングモードは、「MSB=1、LSB=1」、「MSB=0、LSB=0」のような任意の表示によって示すことができ、第1のスケジューリングモードのために使用されるものとは異なる。
次のモードであって、本開示の別の実施形態によるDLバースト長がULバースト長よりも短い場合のスケジューリング方式の例を概略的に示す図5を参照する。図5に示すように、DLバーストには4つのDLサブフレームがあり、ULバーストには6つのULサブフレームがあり、ここにおいて、MCOT=10およびk=4であり、これは図4と同様である。図5に示すスケジューリング方式では、例えば、「n+k」と「n+k+m」という2つのスケジューリングモードがあり、ここにおいて、スケジューリング遅延時間は所要時間遅延kであり、別のスケジューリング遅延時間は、所要時間遅延kおよび所定の拡張値m’である。したがって、図5のスケジューリング方式は、第2のスケジューリングモードn+k+m’は、第2の端末装置がn+2kの代わりに、残りのM−N’またはm’のULサブフレームをスケジュールするために使用される点で、図4のものとは異なる。このようにして、このスケジューリング方式では、サブフレーム8および9(残りの2つのULサブフレーム)に対してUL許可を送信するために、サブフレーム0および1ではなく、サブフレーム2および3が使用される。すなわち、図5に示すこのスケジューリング方式では、ULサブフレームに最も近い2つのDLサブフレームは、図4に示すように最初の2つのDLサブフレームを使用する代わりに、残りの2つのサブフレームに対してUL許可を送信するために使用される。このように、本開示の実施形態では、スケジューリングモードn+2kが使用されるとき、スケジューリングモードn+k+m’に置き換えることもできることが理解される。
図6は、本発明の他の実施例によるDLバースト長がULバースト長より短い場合のスケジューリング方式の一例を概略的に示す図である。図6に示すように、DLバーストには3つのDLサブフレームがあり、ULバーストには7つのULサブフレームがあり、MCOT=10およびk=3である。そのような場合、すべてのDLサブフレームは、すべてのULサブフレームがスケジューリングできるように、すなわち、N’=N=3となるように、UL許可を送信するために使用することができる。このスケジューリング方式では、「n+k」、「n+2k」、「n+3k」の3つのスケジューリングモードがあり、第1のスケジューリング遅延時間は所要時間遅延kであり、第2のスケジューリング遅延時間は所要時間遅延の倍数(2k)であり、第3のスケジューリング遅延時間は所要時間遅延の別の倍数(3k)である。したがって、図4で使用される2つのスケジューリングモードでスケジュールされたサブフレームに加えて、残りのm’(mod(M、N’))サブフレームは、第3のスケジューリングモードn+3kにおいてさらにスケジューリングされることができる。スケジューリングモード「n+3k」は、第3の端末装置によって使用され、例えば「MSB=1、LSB=1」によって示されることができる。したがって、このスケジューリング方式では、最初のN’ULサブフレームについて、n+k、すなわちサブフレーム0、1、2は、サブフレーム3、4、5に対してUL許可を送信するために使用される。第2のN’ULサブフレームについては、スケジューリングタイミングはn+2kであり、すなわち、サブフレーム0、1、2は、サブフレーム6、7、8に対してUL許可を送信するために使用される。最後のm’ULサブフレームの場合、スケジューリングタイミングはn+3kであり、すなわち、サブフレーム0は、サブフレーム9に対してUL許可を送信するために使用される。
図7は、本開示のさらに別の実施形態による、DLバースト長がULバースト長よりも短い場合の例示的なスケジューリング方式をさらに概略的に示す。図7に示すように、DLバーストには3つのDLサブフレームがあり、ULバーストには7つのULサブフレームがあり、MCOT=10、k=3であり、それは図6と同様である。図7に示されたようなスケジューリング方式では、「n+k」、「n+2k」、「n+2k+m’」という3つのスケジューリングモードもあり、第1のスケジューリング遅延時間は所要時間遅延kであり、第2スケジューリング遅延時間は所定時間遅延の倍数であり、第3のスケジューリング遅延時間は所要時間遅延と所定の拡張時間値m’の倍数である。したがって、図7のスケジューリング方式は、残りのm’ULサブフレームをスケジューリングするために第3のスケジューリングモードn+2k+m’が使用されるという点で、図6のものとは異なる。このようにして、このスケジューリング方式では、サブフレーム2は、サブフレーム9(残りの1つのULサブフレーム)に対してUL許可を送信するために使用される。したがって、図7に示すこのスケジューリング方式では、図6に示すように第1のDLサブフレームを使用する代わりに、残りのm’サブフレームに対してULサブフレームに最も近いDLサブフレームがUL許可を送信するために使用される。図5の場合と同様に、スケジューリングモードn+3kを使用する場合には、同様にスケジューリングモードn+2k+m’に置き換えることができ、同様に、スケジューリングモードn+4kをn+3k+m’に置き換える等ができる。
以下では、マルチサブフレームスケジューリングをサポートする例示的なスケジューリング方式を説明するためにさらに図8乃至図11を参照する。ここで、マルチサブフレームスケジューリングとは、複数のULサブフレームをスケジューリングするために、1つのUL許可が使用されるスケジューリング方式を意味する。したがって、このような意味では、図4乃至図7を参照して説明したスケジューリング方式は、これらのスケジューリング方式では異なるUL許可によって異なる端末装置によって使用されるため、マルチサブフレームスケジューリングには属さない。しかし、図4乃至図7を参照して説明したこれらのスケジューリング方式は、マルチサブフレームスケジューリングがより一般的な方法で定義される場合、マルチサブフレームスケジューリングとして考えることもできる。例えば、1つのDLサブフレームを使用して、1つまたは複数のUL許可によって複数のULサブフレームをスケジューリングするスケジューリング方法として定義することができ、そのような場合には、図4乃至7を参照して説明したこれらのスケジューリング方式は、マルチサブフレームスケジューリングに属することになる。したがって、図4乃至図7を参照して説明したスケジューリング方式は、いくつかの実施形態ではマルチサブフレームスケジューリングに属さないと説明されているが、それらは説明のためのものであり、マルチサブフレームスケジューリングに拡張することができる。
図8を参照すると、図8は、本開示の一実施形態に従ってマルチサブフレームがイネーブルされる場合の例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図8に示すように、DLバーストには4つのDLサブフレームがあり、ULバーストには6つのULサブフレームがあり、MCOT=10およびk=4である。そのような場合、すべてのDLサブフレームは、すべてのULサブフレームがスケジューリングされるように、すなわちN’=N=4になるように、UL許可を送信するために使用することができる。スケジューリング方式には、例えば、「n+k」と「n+2k」という2つのスケジューリングモードがある。図4に示したものとは異なり、スケジューリングモード「n+k」と「n+2k」という2つのスケジューリングモードは、1つの端末装置で2つのスケジューリングモードで使用され、「MSB=1、LSB=1」で示され、スケジューリングモード「n+k」は端末装置で使用され、例えば「MSB=0、LSB=1」で示される。したがって、表示10(MSB=1、LSB=0)の受信に応答して、端末装置は、両方のサブフレームn+kおよびn+2kに対応するPUSCH送信を調整する。すなわち、サブフレーム0はサブフレーム4と8の両方に対してUL許可を送信するために使用され、サブフレーム1はサブフレーム5と9の両方に対してUL許可を送信するために使用される。端末装置は、表示01(MSB=0、LSB=1)の受信に応答して、サブフレームn+kに対応するPUSCH送信を調整する。すなわち、サブフレーム2はサブフレーム6に対してUL許可を送信するために使用され、サブフレーム3はサブフレーム7に対してUL許可を送信するために使用される。
図9は、本開示の別の実施形態によるマルチサブフレームスケジューリングがイネーブルにされた場合の例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図9に示すように、DLバーストには3つのDLサブフレームがあり、ULバーストには7つのULサブフレームがあり、MCOT=10、k=3である。そのような場合、すべてのDLサブフレームは、すべてのULサブフレームがスケジューリングされ得るように、すなわちN’=N=3になるように、UL許可を送信するために使用される。スケジューリング方式には、「n+k」、「n+2k」、「n+3k」という3つのスケジューリングモードがある。図6に示したものとは異なり、1つの端末装置で3つのスケジューリングモード「n+k」、「n+2k」、「n+3k」を使用することができ、「MSB=1、LSB=1」によって示され、スケジューリングモード「n+k」と「n+2k」は、1つの端末装置で使用可能であり、例えば、「MSB=1、LSB=0」で示される。したがって、表示11(MSB=1、LSB=1)の受信に応答して、端末装置は、サブフレームn+k、n+2k及びn+3kの全てにおいて対応するPUSCH送信を調整する。すなわち、サブフレーム0はサブフレーム3、6、9に対してUL許可を送信するために使用される。表示10(MSB=1、LSB=0)の受信に応答して、端末装置は、サブフレームn+kとn+2kの両方において対応するPUSCH送信を調整する。すなわち、サブフレーム1はサブフレーム4と7に対してUL許可を送信するために使用され、サブフレーム2はサブフレーム5と8に対してUL許可を送信するために使用される。
図10は、本開示の更なる実施形態によるマルチサブフレームスケジューリングがイネーブルにされた場合の例示的なスケジューリングス方式を概略的に示す。図10に示すように、DLバーストには3つのDLサブフレームがあり、ULバーストには7つのULサブフレームがあり、MCOT=10、k=3である。そのような場合、すべてのDLサブフレームは、すべてのULサブフレームがスケジューリングされ得るように、すなわちN’=N=3になるように、UL許可を送信するために使用される。スケジューリング方式には、時間遅延の組合わせがあり、それは、所要時間遅延と2つ以上の可変拡張値とを備え、すなわち、スケジューリングモードの組み合わせが有る。図10に示すように、スケジューリングモードは下記のように示される。
n+k+2n+k’
ここにおいて、k’=0,1、...、floor(M/N’)である。floor(M/N’)は、MをN’で割った結果の値を切り捨てる演算を意味する。すなわち、結果の値の小数を無視して整数を得ることである。
したがって、図10に示すこのスケジューリング方式では、スケジューリングモードは、n+k+2n、n+k+2n+1、...、n+k+2n+floor(M/N’)を備え、それは、DLサブフレームのそれぞれは、ceil(M/N’)個の連続したULサブフレームに対するUL許可を送信するために使用されることを意味する。ceil(M/N’)は、MをN’で割った結果の値の切り上げ演算を意味する。すなわち、結果の値の小数(ゼロを含まない)を1とすることにより整数を得ることである。結果値の小数がゼロでない場合、ceil(M/N’)はfloor(M/N’)+1になることが理解できる。したがって、図10に示すようなスケジューリング方式では、ceil(M/N’)が3であるため、3つの異なるスケジューリングモードが存在する。特に、スケジューリング方式では、サブフレーム0は、サブフレーム3、4、5に対するUL許可を送信するために使用され、サブフレーム1は、サブフレーム6、7、8に対するUL許可を送信するために使用され、サブフレーム2は、サブフレーム9に対するUL許可を送信するために使用される。
ここで、「floor(M/N’)」および「ceil(M/N’)」ではN’を使用するが、kは、通常N’に等しいので、N’もkで置き換えることができ、これはまた、以下に記載する任意のN’にも適用することができる。
図11は、本開示のさらに別の実施形態によるマルチサブフレームスケジューリングがイネーブルにされた場合の例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図10に示すスケジューリング方式とは異なり、図11ではスケジューリングモードと他のスケジューリングモードとを組み合わせて使用し、スケジューリングモードの組み合わせは、floor(M/N’)スケジューリングモードを備え、それは、下記のように示される。
n+k+n+k’’
ここにおいて、k’’=0,1、...、floor(M/N’)−1である。残りの1つは下記のように示される。
n+N’*floor(M/N’)+m’
したがって、このスケジューリング方式では、スケジューリングモードは、n+k+nと、n+k+n+1と、...n+k+n+floor(M/N’)−1と、floor(M/N’)+m’と、を備える。これは、DLサブフレームの各々が、floor(M/N’)の連続するULサブフレームに対するUL許可を送信するために使用され、残りのモードm’(mod(M/N’))のULサブフレームは、最後のm’mod(M/N’))のDLサブフレームによってスケジュールされる。具体的には、図11に示すように、スケジューリング方式では、サブフレーム0は、サブフレーム3、4に対するUL許可を送信するために使用され、サブフレーム1は、サブフレーム5、6に対するUL許可を送信するために使用される。サブフレーム2は、サブフレーム7、8、残りのサブフレーム9に対するUL許可を送信するために使用される。第1のm’(mod(M/N’))のDLサブフレームを使用し、残りのモードm’(mod(M/N’))のULサブフレームを送信することができると理解される。
図8乃至図11を参照して説明した異なるスケジューリングモードは、単一の端末装置によって使用することができ、複数の端末装置によって使用することも可能であることを理解されたい。言い換えれば、図4乃至図7に示すスケジューリング方式とは異なり、異なるスケジューリングモードが異なる端末装置によって使用され、図8乃至図11に示されるスケジューリングモードは、これに限定されない。すなわち、スケジューリング方式は、ULサブフレームが可能な限り多くスケジューリングされ得る限り、単一の端末装置および/または複数の端末装置によって使用され得る。
また、上述したスケジューリング方式から、通常、異なるスケジューリングタイミングを示すために、スケジューリングモード表示に、2つのビットが使用されることが分かる。これは、DCIフォーマット0/4内でULインデックスを再利用することによって実装することも、2つの追加ビットを導入することによって実装することもできる。
図4乃至図7を参照して説明したスケジューリング方式では、現在の通信でサポートされている「n+k」を示すために既にMSB=1とLSB=0とが使用されているが、これを変更することができ、DCIフォーマットの別のビットを再利用することもできるし、新たに導入されたビットをスケジューリングモードの表示として使用することもできる。
図4乃至図7を参照して説明したスケジューリング方式では、例えば、n+kのための表示00、n+2kのための表示01、n+3kのための表示10、n+4kのための表示11等の2ビットの他の組み合わせを使用することも可能である。最後のmod(M、N’)のULサブフレームが最後のmod(M、N’)のDLサブフレームによってスケジューリングされた場合、それを示すために組合せ内の利用可能な表示の1つを使用することができる。さらに、他の組み合わせも可能である。
図8および図9を参照して説明したスケジューリング方式では、表示01(または00)がスケジューリングタイミングn+kを示し、表示10(または01)がn+kとn+2kとの組み合わせを示し、表示11(または10)がn+k、n+2kおよびn+3kを示すために、2ビットを再定義することができる。他の組み合わせも可能であることが理解できる。
図10及び図11を参照して説明したスケジューリング方式では、n+k+2n+k’には、特別な表示は必要ないが、n+N’*floor(M/N’)+m’を使用した場合、n+k+n+k’’とn+N’*floor(M/N’)+m’とを区別するための表示が要求される。例えば、表示10は、n+k+n+k’を示すために使用され、表示01は、n+N’*floor(M/N’)+m’を示すために使用される。
さらに、スケジューリング方式は、フレーム構造(サブフレーム構成パターン)に特有のものとすることができる。したがって、フレーム構造が固定されている場合、スケジューリング方式も固定される。このような場合、端末装置は、スケジュールされたULサブフレームを単独で推定することができ、何らの表示も必要ない。
ここまでは、DLバーストとULバーストの総数にMCOTを適用し、DL送信とUL送信との間のギャップが短いという条件でスケジューリング方式を説明した。しかしながら、DLバースト及びULバーストは別々に送信することができ、各バーストはそれ自身のMCOTを有することができる。これは、MCOTをDLバーストとULバーストに別々に適用できることを意味する。つまり、MCOTはDLバーストとULバーストのどちらにも制限され、DLバーストとULバーストのどちらもMCOT値を超過しない。また、DL送信とUL送信との間のギャップは可変であり、使用されるLBT方式に依存することも理解できる。したがって、ギャップは1つのサブフレームより短くてもよく、チャネルが別のMCOT時間のためにチャネルを使用することができる他の無線アクセス技術(RATs)またはノードによって占有されている場合、数サブフレームの間続くことができる。
そのような場合、サービングノードは、DL送信とUL送信との間のギャップを推定することができ、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、推定されたギャップにさらに基づくことができる。ギャップは、例えば、チャネル占有状態に基づいて、様々な方法で推定することができる。一例として、過去のCCAまたはeCCAの期間を参照として使用できる。本開示の実施形態では、ギャップは、スケジューリングモードを決定する際に考慮されてもよく、例えば、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、所要時間遅延にギャップ内の複数のサブフレームを加えることによって決定される。本開示のいくつかの実施形態では、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、最新のQ DLサブフレームを使用して、ギャップ内のサブフレームの数が所要時間遅延よりも小さい場合に、すべてのULサブフレームをスケジュールすることによって決定することができる。ここにおいて、Qは、ギャップ内のサブフレームの数と所要時間遅延との間の差である。本開示のいくつかの他の実施形態では、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、すべてのULサブフレームをスケジュールするために最後のDLサブフレームを使用することによって決定することができる。
以下、図12乃至図18を参照して、ULスケジューリングのためのモードが推定されたギャップにさらに基づいたスケジューリング方式を説明する。DLバーストとULバーストとの間のギャップは、少なくともTサブフレームと仮定し、DLバーストはスロット境界で終了し、ULバーストは所定のシンボルで開始することができ、部分サブフレーム送信が許可された場合、総ギャップは、Tサブフレーム+部分サブフレームとすることができ、Tサブフレーム+部分サブフレームとしてスケジューリング時間をカウントすることは可能であるが、説明のためスケジューリングタイミングをTで数えても構わない。また、説明を簡略化するために、図12乃至図18を参照すると、送信は、サブフレーム境界で開始および終了として示される。さらに、スケジューリング方式は、DLバーストとULバーストとの間により長いギャップがある場合、図4乃至図11で説明された場合にも実現可能であることにも留意されたい。
本開示のいくつかの実施形態では、少なくともT個のサブフレームは、利用不可能なサブフレームとして推定される。図2乃至図11に示されたような全ての方式は、T個のサブフレームをスケジューリング時間遅延に追加することによって適用することができる。すなわち、例えば、図12および図13に示すように、n+kは、n+k+Tとして変更でき、n+2kは、n+k+Tとして変更でき、n+k+m’は、n+k+T+m’として変更できる。
図12は、本発明の一実施形態による、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮され、異なる端末装置によって異なるスケジューリングモードが使用される場合の例示的なスケジューリング方式を示す。図12に示すように、最初の4つのULサブフレームは、Tをn+kに加えて得られるn+k+Tモードでスケジューリングすることができ、最後の2つのULサブフレームは、Tをn+2kに加えることによって得られるn+2k+Tモードでスケジューリングすることができる。さらに、n+2k+Tモードは、n+k+m’にTを加えることによって得られるn+k+T+m’モードに置き換えることもできることは明らかである。
図13は、本発明の別の実施形態による、DL送信とUL送信との間のギャップが考慮され、マルチサブフレームスケジューリングがサポートされる場合の例示的なスケジューリング方式を示す。図12に示されるものと同様に、図13で、Tをn+Tとn+2kのそれぞれに加算することによって得られたn+k+Tモードとn+2k+Tモード内において、DLサブフレーム0は、ULサブフレーム0および4をスケジューリングするためのUL許可を送信するために使用され、DLサブフレーム1は、ULサブフレーム1および5のスケジューリングするためのUL許可を送信するために使用される。DLサブフレーム2および3は、Tをn+kに加算することによって得られるn+T+kモード内において、サブフレーム2および3をそれぞれスケジューリングするためのUL許可を送信するために使用される。さらに、n+2k+Tモードは、Tをn+k+m’に加えることによって得られるn+k+T+m’モードに置き換えることも可能であることは明らかである。
本開示の実施形態では、TがKよりも短い場合、所要時間遅延kを考慮に入れてTをとることが可能である。そのような場合、図14乃至図17に示すように、ULサブフレームは、DLバースト内の最後のk−Tサブフレームによってスケジューリングすることができる。
図14に示すように、ULサブフレームは、n+kモード、n+k+(k−T)モード、およびn+k+2(k−T)モードの最後の2つのDLサブフレームによってスケジューリングすることができ、3つのモードは、3つの端末装置によって使用することができる。特に、DLサブフレーム2は、ULサブフレーム0、2、4に対するUL許可を送信するために使用され、DLサブフレーム3は、ULサブフレーム1、3、5に対するUL許可を送信するために使用され、したがって、ULサブフレーム0および1は、n+kモードでスケジューリングされ、ULサブフレーム2および3は、n+k+(k−T)モードでスケジューリングされ、ULサブフレーム4および5は、n+k+2(k−T)モードでスケジューリングされる。
図15は、本開示の別の実施形態によるスケジューリング方式の別の例を概略的に示す。図15に示すように、ULサブフレームは、n+kモード、n+k+(k−T)モード、およびn+k+2(k−T)モードの組み合わせモードで最後の2つのDLサブフレームによってスケジュールすることができる。組み合わせモードは、1つの端末装置または2つの異なる端末装置によって使用することができる。したがって、DLサブフレーム2は、ULサブフレーム0、2および4をスケジューリングするための単一のUL許可を送信するために使用され、サブフレーム3は、ULサブフレーム1、3および5をスケジューリングするための単一のUL許可を送信するために使用される。
図14および図15に示されているものより多くのULサブフレームが存在する場合には、n+k+3(k−T)、n+k+4(k−T)等をさらに使用することも可能である。
図16および図17は、本開示のさらなる実施形態によるさらなるスケジューリング方式の例を概略的に示す。図16および図17のスケジューリング方式は、DLバースト内の最後のK−T DLサブフレームがULサブフレームに対するUL許可を送信するために使用され、k’およびk’’が使用され、k’=0、1、...、floor(M/(N’))であり、k’’=0、1、...、floor(M/(N’))−1であり、N’がNまたはkの代わりにk−Tに等しいこと以外は、図10および図11に示したものと同様である。
さらに、T>=kであり、所要時間遅延kに対してTを考慮することができる、すなわち、図18に示すように、ULバースト内のすべてのULサブフレームをスケジューリングするために、最後の1つのDLサブフレームを使用することを考慮してもよい。ここにおいて、ULサブフレームは、n+T+mでスケジューリングされる。また、そのような場合には、図12または図13に示すようなスケジューリング方式、すなわち、Tをスケジューリング時間遅延に直接加算することも可能である。
以上、チャネルが第1のスケジュールされたULサブフレームでちょうど利用可能であるとして、実施形態を説明した。しかし、実際のUL送信では、ULバースト後またはULバースト前にチャネルが存在する可能性があり、そのような場合には問題が生じる可能性があることが理解できる。例えば、チャネルがULバーストの前に利用可能である場合、2つの可能性のあるオプションが存在し得る。1つのオプションでは、端末装置は、スケジュールされたサブフレームが到着するまで待つことができ、このような場合、待ち時間の間に他のRATSおよびノードによってチャネルが占有されることを可能にする。別のオプションとして、待ち時間の間にチャネルが他のRATSおよびノードによって占有されることは許されず、端末装置はチャネルを予約するための予約信号を送信してもよく、これはチャネルリソースの無駄を意味する。そのような場合、端末装置はスケジュール通りにUL送信を実行することができる。すなわち、端末装置はULバーストおよびスケジュールされたULサブフレームの前にクリアチャネルを実際に占有し、スケジュールされたより多くのULサブフレームを実際に占有し、しかし、UL送信がMCOTを超える可能性がある。あるいは、UEは、MCOTを満たすために許可された時間内にのみ送信することができ、したがって、端末装置は、予測される送信期間またはMCOTを知り、送信の開始を監視し、予約信号を考慮する必要がある。一方、チャネルがULバーストの後にある場合、ULバーストは一定時間延期され、以前に送信されたUL許可はULバースト全体をカバーすることができず、そのような場合、端末装置がスケジューリングされたとおりにUL送信を行う場合、それは低い送信効率を意味する。
これを考慮して、本方法は、図1のステップ140に示すように、許可されたUL送信期間を示す送信期間表示を送信することをさらに備えることができる。上述のように、実際のUL送信では、チャネルは、ULバーストの後またはULバーストの前に利用可能の場合があり、したがって、リソースの浪費、効率の低い送信などの潜在的な問題が存在する可能性がある。そのような場合、UL送信において効率的な送信時間を保証するために、必要以上のサブフレームをUL送信に使用できるように、追加ULサブフレームが許可されると有利である。
図19は、本開示の一実施形態による、推定されたギャップTの前にチャネルが利用可能である場合の例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図19に示すように、チャネルがULバーストの前に利用可能である場合、UL送信のために使用されたULサブフレームの直前、すなわちULのスケジュールされたバーストの前に位置する追加ULサブフレームをスケジューリングすることができる。そのような場合、eNBなどのサービングノードは、要求されたよりも十分なUL許可、すなわち、ULバーストおよびサブフレーム0−5に対するUL許可を送信する。このようにして、効率的な送信時間を保証することができる。一方、端末装置が送信の開始を監視し、それに応じてUL MCOT内で送信することができるので、端末装置が予測送信期間またはMCOTを知ることが好ましい。これにより、予測送信期間またはMCOTは超えないことが保証される。予測情報は、例えば、DCIフォーマット1Cによって送信されてもよい。さらに、n+2k+Tモードをn+k+T+m’モードに置き換えることもできることは明らかである。
図20は、本開示の一実施形態による、推定されたギャップの後にチャネルが利用可能である場合の例示的なスケジューリング方式を概略的に示す。図20に示すように、チャネルがULバーストの後に利用可能である場合、UL送信のために使用されたULサブフレームの直後、すなわちULスケジュールされたバーストの後に位置する追加ULサブフレームをスケジューリングすることができる。したがって、そのような場合、eNBなどのサービングノードは、要求されたよりも十分なUL許可、すなわち、サブフレーム0−6に対するUL許可を送信する。このようにして、効率的な送信時間を保証することができる。その間に、端末装置が送信の開始を監視し、それに応じてUL MCOT内で送信することができるので、端末装置が予測送信期間またはMCOTを知ることが好ましい。これにより、予測送信期間またはMCOTを超えないことが保証される。同様に、予測情報は、例えば、DCIフォーマット1Cによって送信されてもよい。さらに、n+2k+Tモードをn+k+T+m’モードに置き換えることもできることは明らかである。
図20および図21は、追加サブフレームをスケジューリングする2つの方法を説明するためにのみ提示され、追加サブフレームをスケジューリングする方法は、図示されたスケジューリング方式に限定されず、本明細書で提供される、例えば、図2乃至図18に示されるスケジューリング方式のいずれかに適用され得る。さらに、追加ULサブフレームは、チャネルがいつ利用可能であるかに依存する2つ以上のサブフレームであり得ることも理解される。さらに、UL送信が部分的なサブフレームの開始および/または終了することを許可する部分的なサブフレーム送信が可能である場合、追加ULサブフレームは部分的なサブフレームを含むことができることも理解される。
図12乃至図18を参照して説明したスケジューリング方式の場合、スケジューリングモードの表示は、図4乃至図8のものと同様であり得ることが理解され、唯一の相違は、スケジューリング遅延時間またはスケジューリングタイミングが変更される点にある。
特に、ギャップ内のサブフレームの数Tが、図12および図13に示されたものと同様に、所要時間遅延kに加えられる実施形態では、異なる修正されたスケジューリングモードを示すために類似の表示を使用することができる。図14および図15を参照して説明した実施形態の場合、表示10はn+kに使用され、表示01はn+k+(k−T)に使用され、表示11はn+k+2(k−T)に使用される。または代わりに、表示11は、n+k、n+k+(k−T)およびn+k+2(k−T)に使用されてもよい。さらに、これらのスケジューリングモードを示すために2ビットの他の可能な組み合わせを使用することも可能である。また、スケジューリング方式については、図16および図17に示すように、表示は、図10および図11のそれらと似ている。
ステップ120乃至140は、任意の適切な方法で実行することができ、それらは、図示のシーケンスに限定されていることに留意されたい。代わりに、それらは、それらとは異なる順序で実施されてもよいし、または、同時に実行されてもよい。
図21は、本開示の一実施形態によるUL送信を実行する方法2100のフローチャートをさらに概略的に示す。本開示の実施形態によれば、方法2000は、UEまたは任意の他の適切な装置のような端末装置で実行することができる。
図21に示すように、方法2100は、ステップ2110から開始し、UL送信は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードに基づいて実行される。スケジューリングモードは、所定のスケジューリングモード、またはULスケジューリングモード表示で示されたスケジューリングモードとすることができる。スケジューリングモードが所定のスケジューリングモードである場合、またはスケジューリングモードがサブフレーム構造に特有の場合、モード表示は不要である。
一方、スケジューリングモードがサービングモードeNBによってリアルタイムで決定される場合、サービングモードは、端末装置にULスケジューリングモード表示を送信することができる。したがって、ステップ2120において、方法2100は、ULスケジューリングのスケジューリングモードを示すULスケジューリングモード表示を受信するステップをさらに含むことができる。このような場合、ULスケジューリングモードは様々な方法で受信することができる。例えば、ULスケジューリングモード表示は、ダウンリンク制御情報フォーマット内のULインデックスによって、または、代わりに、ダウンリンク制御情報フォーマット内の追加ビットによって受信することができる。
本開示の実施形態では、ULスケジューリングにおいて、異なる端末装置は、異なるスケジューリング遅延時間遅延を有する異なるスケジューリングモードを使用することができる。本開示の他の実施形態では、ULスケジューリングにおいて、単一の端末装置は、異なるスケジューリング時間遅延を有する異なるスケジューリングモードを使用することができる。
本開示の実施形態では、異なるスケジューリング時間遅延は、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延kに少なくとも基づいて決定することができる。所要時間遅延kは固定値であってもよい。あるいは、それは、DLサブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて決定される可変値であってもよい。そのような場合、ステップS2130において、方法2100は、所要時間遅延kを示す所要時間遅延表示を受信することをさらに含むことができる。
本開示の別の実施形態では、異なるスケジューリング時間遅延は、UL送信内のサブフレームが可能な限り多くスケジューリングされるために、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延kと、所要時間遅延kの倍数と、所要時間遅延kおよび所定の拡張値と、所要時間遅延kの別の倍数と、所要時間遅延kおよび所定の拡張時間値の倍数と、所要時間遅延kおよび2つ以上の可変拡張値を備える時間遅延の組合わせと、のうちのいずれかから選択することができる。
本開示の実施形態では、DL送信とUL送信との間のギャップに基づいて、異なるスケジューリングモードをさらに決定することができる。
本開示の実施形態では、異なるスケジューリングモードは、ギャップ内の複数のサブフレームを所要時間遅延に追加することと、ギャップ内の複数のサブフレームの数が所要時間遅延よりも小さい場合、すべてのULサブフレームをスケジュールするために最新のQ DLサブフレームを使用することと、すべてのULサブフレームをスケジュールするために、最後のDLサブフレームを使用することと、のうちの少なくともいずれか1つによってさらに決定され、Qは、ギャップ内の複数のサブフレームの数と所要時間遅延との差分である。
本開示の実施形態では、効率的な送信時間を保証するため、UL送信において要求されるよりも多くのサブフレームが使用されるように、追加ULサブフレームが許可される。そのような場合、ステップ2140において、方法2100は、許可されたUL送信期間を示す送信期間表示を受信することをさらに備え、UL送信は、許可されたUL送信期間において実行される。追加ULサブフレームは、UL送信のために使用されたULサブフレームの直前、または直後に位置する。
図1のステップ120乃至140と同様に、ステップ2120乃至2140は、任意の適切な方法で実行することができ、それらは例示されたシーケンスに限定されていることに留意されたい。代わりに、それらは、それらとは異なる順序で実施されてもよいし、または、同時に実行されてもよい。
図22は、本開示の一実施形態によるULスケジューリングを実行するための装置2200のブロック図を概略的に示す。本開示の実施形態によれば、装置2200は、eNBのようなサービングノード、または任意の他の適切な装置で実施することができる。
本開示の実施形態では、装置2200は、スケジューリングモード決定部2210を備えることができる。スケジューリングモード決定部2210は、DLサブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを決定するように構成され、少なくとも2つのモードは、異なるスケジューリング時間遅延を示してもよい。
本開示の実施形態では、異なるスケジューリング時間遅延は、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延に少なくとも基づいて決定することができる。
本開示の実施形態では、所要時間遅延は、DLサブフレームの数およびULサブフレームの数に基づいて決定することができる。
本開示の実施形態では、本方法は、所要時間遅延を示す所要時間遅延表示を送信するように構成することができる遅延表示送信部2220をさらに備えることができる。
本開示の実施形態では、少なくとも2つのモードを異なる端末装置に使用することができる。または代わりに、少なくとも2つのモードが単一の端末装置に使用される。
本開示の実施形態では、UL送信内のサブフレームが可能な限り多くスケジューリングされるために、異なるスケジューリング時間遅延を決定することができる。異なるスケジューリング時間遅延は、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延と、所要時間遅延の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張値と、所要時間遅延の別の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張時間値の倍数と、所要時間遅延および2つ以上の可変拡張値を備える時間遅延の組合せと、のうちのいずれかから選択することができる。
本開示の実施形態では、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、DL送信とUL送信との間のギャップに基づいてさらに決定することができる。
本開示の実施形態では、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードは、ギャップ内の複数のサブフレームを所要時間遅延に追加することと、ギャップ内の複数のサブフレームの数が所要時間遅延よりも小さい場合、すべてのULサブフレームをスケジュールするために最新のQ DLサブフレームを使用することと、すべてのULサブフレームをスケジュールするために、最後のDLサブフレームを使用することと、のうちの少なくともいずれか1つによって決定され、Qは、ギャップ内の複数のサブフレームの数と所要時間遅延との差分である。
本開示の実施形態では、装置は、期間表示送信部2230をさらに備えることができる。期間表示送信部2330は、許可されたUL送信期間を示す送信期間表示を送信するように構成される。そのような場合、UL送信において効率的な送信時間を保証するために、UL送信において要求されるよりも多くのサブフレームを使用されるように、追加ULサブフレームが許可される。本開示の実施形態では、追加ULサブフレームは、UL送信に使用されたULサブフレームの直前または直後に位置することができる。
本開示の実施形態では、装置2200は、モード表示送信部2240をさらに備えることができる。モード表示送信部2240は、ULスケジューリングのための少なくとも2つのモードを示すULスケジューリングモード表示を送信するように構成することができる。モード表示送信部2240は、多くの異なる方法でULスケジューリングモード表示を送信するように構成することができる。例えば、ULスケジューリングモード表示は、ダウンリンク制御情報フォーマット内でULインデックスを再利用することによって送信される。別の例では、ULスケジューリングモード表示は、ダウンリンク制御情報フォーマット内で追加ビットを使用することによって送信することができる。
図23は、本開示の一実施形態によるUL送信を実行するための装置2300のブロック図を概略的に示す。装置2300は、UEまたは任意の他の適切な装置のような端末装置で実施することができる。
図23に示すように、装置2300は、UL送信実行部2310を備えることができる。UL送信実行部2310は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードに基づいてUL送信を行うように構成されてもよく、スケジューリングモードは、所定のスケジューリングモード、またはULスケジューリングモード表示で示されたスケジューリングモードである。
本開示の実施形態では、ULスケジューリングにおいて、異なる端末装置は、異なるスケジューリング遅延時間遅延を有する異なるスケジューリングモードを使用することができる。
本開示の実施形態では、ULスケジューリングにおいて、単一の端末装置は、単一の端末装置によって使用される異なるスケジューリング時間遅延を有する異なるスケジューリングモードを使用することもできる。
本開示の実施形態では、異なるスケジューリング時間遅延は、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延に少なくとも基づいて決定することができる。
本開示の実施形態では、装置2300は、遅延表示受信部2320をさらに備えることができる。遅延表示受信部2320は、DLサブフレームの数とULサブフレームの数とに基づいて決定される所定時間遅延を示す所要時間遅延表示を受信するように構成される。
本開示の実施形態では、異なるスケジューリング時間遅延は、UL送信内のサブフレームが可能な限り多くスケジューリングされるために、UL許可とUL送信との間の所要時間遅延と、所要時間遅延の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張値と、所要時間遅延の別の倍数と、所要時間遅延および所定の拡張時間値の倍数と、所要時間遅延および2つ以上の可変拡張値とを備える時間遅延の組合せと、のうちのいずれかから選択することができる。
本開示の実施形態では、DL送信とUL送信との間のギャップに基づいて、異なるスケジューリングモードをさらに決定することができる。例えば、異なるスケジューリングモードは、ギャップ内の複数のサブフレームを所要時間遅延に追加することと、ギャップ内のサブフレームの数が所要時間遅延よりも小さい場合、すべてのULサブフレームをスケジュールするために最新のQ DLサブフレームを使用することと、すべてのULサブフレームをスケジュールするために、最後のDLサブフレームを使用することと、のうちの少なくともいずれかによって決定され、Qは、ギャップ内の複数のサブフレームの数と所要時間遅延との間の差分である。
本開示の実施形態では、装置は、期間表示受信部2330をさらに備えることができる。期間表示受信部2330は、許可されたUL送信期間を示す送信期間表示を受信するように構成されてもよく、効率的な送信時間を保証するため、UL送信において要求されるよりも多くのサブフレームが使用されるように、追加ULサブフレームが許可され、許可されたUL送信期間において、UL送信が実行される。
本開示のいくつかの実施形態では、追加ULサブフレームは、UL送信に使用されたULサブフレームの直前に位置することができる。本開示の別の実施形態では、追加ULサブフレームは、UL送信に使用されたULサブフレームの直後に位置することができる。
本開示の実施形態では、装置2300は、スケジューリングモード受信部2340をさらに備えることができる。スケジューリングモード受信部2340は、ULスケジューリングのためのスケジューリングモードを示すULスケジューリングモード表示を受信するように構成することができる。本開示の実施形態では、ULスケジューリングモード表示は、多くの異なる方法で受信することができる。例えば、ULスケジューリングモード表示は、ダウンリンク制御情報フォーマット内のULインデックスによって受信することができる。または、かわりに、ULスケジューリングモード表示は、ダウンリンク制御情報フォーマット内の追加ビットによって受信することができる。
以上、装置2200および装置2300について、図22および図23を参照して簡単に説明した。装置2200および2300は、図1乃至図21を参照して説明したような機能を実装するように構成されてもよいことに留意されたい。したがって、これらの装置におけるモジュールの動作の詳細については、図1乃至図21を参照して説明した方法の各ステップに関する説明を参照することができる。
さらに、装置2200および2300の構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの任意の組み合わせで具体化されてもよいことに留意されたい。例えば、装置2200および2300の構成要素は、回路、プロセッサまたは任意の他の適切な選択装置によってそれぞれ実現されてもよい。さらに、当業者であれば、上記の例は限定を目的としたものではなく、本開示がこれに限定されないことを理解するであろう。本明細書に提供された開示から多くの変形、追加、削除および改変を容易に想到することができ、これらの全ての変形、追加、削除および改変は、本開示の保護範囲に入る。
さらに、本開示のいくつかの実施形態では、装置2200および2300は、少なくとも1つのプロセッサを備えることができる。本開示の実施形態と共に使用するのに適した少なくとも1つのプロセッサは、例えば、将来知られている、または将来開発される汎用プロセッサおよび専用プロセッサの両方を含むことができる。装置2200および2300は、少なくとも1つのメモリをさらに備えることができる。少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイスなどの半導体メモリデバイスを含むことができる。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能命令のプログラムを格納するために使用されてもよい。このプログラムは、任意の高水準および/または低水準の適合可能または解釈可能なプログラミング言語で記述することができる。実施形態によれば、コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つのプロセッサを用いて、装置2200および2300に少なくとも図1乃至図21を参照して説明した方法による動作を実行させるように構成することができる。
図24はさらに、無線ネットワーク内の無線ネットワークのためのUEのような端末装置内に具現化されるかまたはそれに含まれ得る装置2410と、本明細書に記載のNBまたはeNBのような基地局内に具現化されるかまたはそれに含まれ得る装置2420と、の簡略化されたブロック図を示す。
装置2410は、データプロセッサ(DP)のような少なくとも1つのプロセッサ2411と、プロセッサ2411に結合された少なくとも1つのメモリ(MEM)2412と、を備える。装置2410は、プロセッサ2411に結合された送信機TXおよび受信機RX2413をさらに備えていてもよく、プロセッサ2411は、装置2420に通信接続するように動作可能であってもよい。MEM2412は、プログラム(PROG)2414を記憶する。PROG2414は、関連するプロセッサ2411上で実行されると、例えば、方法2100を実行するために、本開示の実施形態に従って装置2410が動作することを可能にする命令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ2411と少なくとも1つのMEM2412との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実装するように適合された処理手段2415を形成することができる。
装置2420は、DPのような少なくとも1つのプロセッサ2421と、プロセッサ2421に結合された少なくとも1つのMEM2422と、を備える。装置2420は、プロセッサ2421に結合された適切なTX/RX2423をさらに備えていてもよく、プロセッサ2421は、装置2410と無線通信のために動作可能であってもよい。MEM2422は、PROG2424を記憶する。PROG2424は、関連するプロセッサ2421上で実行されると、例えば、方法100を実行するために、本開示の実施形態に従って装置2420が動作することを可能にする命令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ2421と少なくとも1つのMEM2422との組み合わせは、本開示の様々な実施形態を実装するように適合された処理手段2425を形成することができる。
本開示の様々な実施形態は、プロセッサ2411、2421、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアの1つまたは複数、またはそれらの組み合わせによる実行可能なコンピュータプログラムによって実装されてもよい。
MEM2412および2422は、ローカル技術環境に適した任意のタイプのものであってよく、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリのような、これらの例に限定されない、任意の適したデータ記憶技術を使用して実現されてもよい。
プロセッサ2411および2411は、ローカルな技術環境に適した任意のタイプのものであってもよく、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサDSPおよびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサの1つまたは複数であって、これらの例に限定されないようなものを含むことができる。
加えて、本開示はまた、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、上記のようなコンピュータプログラムを含むキャリアを提供することができる。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、光コンパクトディスクまたはRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD−ROM、DVD、Blue−rayディスクなどの電子メモリデバイスなどである。
本明細書で説明される技術は、様々な手段によって実施されてもよく、その結果、一実施形態で説明される装置に対応する1以上の機能を実装する装置は、従来技術の手段だけでなく、実施の形態で説明した装置に対応する1以上の機能を実現する手段を備えてもよく、それぞれの別個の機能のための別個の手段、または2つ以上の機能を実行するように構成された手段を備えてもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア(1つまたは複数の装置)、ファームウェア(1つまたは複数の装置)、ソフトウェア(1つまたは複数のモジュール)、またはそれらの組み合わせで実施されてもよい。ファームウェアまたはソフトウェアの場合、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、ファンクションなど)を介して実装を行うことができる。
本明細書の例示的な実施形態は、方法および装置のブロック図およびフローチャート図を参照して上述されている。ブロック図およびフローチャート図の各ブロック、ならびにブロック図およびフローチャート図におけるブロックの組み合わせは、それぞれ、コンピュータプログラム命令を含む様々な手段によって実施できることが理解されるであろう。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理装置上で実行される命令が、フローチャートまたはブロック内の指定された機能を実行するための手段を作成するように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置にロードされてマシンを生成することができる。
この明細書は、多くの具体的な実装の詳細を含むが、これらは、実装の範囲または請求される可能性のある範囲の限定として解釈されるべきではなく、特定の実装の特定の実施形態に固有の機能の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈において本明細書で説明される特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施されてもよい。逆に、単一の実施形態の文脈で記載されている様々な特徴は、複数の実施形態で別々にまたは任意の適切なサブコンビネーションで実施することもできる。さらに、特徴は、特定の組み合わせで作用するものとして上述されており、当初はそのように主張されていたとしても、請求された組み合わせからの1つ以上の特徴は、場合によっては組み合わせから切り取られてもよく、請求された組み合わせは、サブコンビネーションまたはサブコンビネーションのバリエーションに向けられてもよい。
技術が進歩するにつれて、本発明の概念は様々な方法で実施できることは、当業者には明らかであろう。上述の実施形態は、開示を限定するものではなく説明するために与えられており、当業者が容易に理解するように、本開示の主旨および範囲から逸脱することなく改変および変形が可能であることを理解されたい。そのような改変および変形は、開示および添付の請求項の範囲内にあると考えられる。本開示の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定される。

Claims (8)

  1. サブフレームnにおいて、第1のパラメータと第2のパラメータによって示される、MSBとLSBの組み合わせを、免許不要のスペクトル内の複数のサブフレームの各々におけるPUSCH送信をスケジューリングするための第1のDCI(Downlink Control Information)フォーマットであって、DCIフォーマット1Cとは異なる前記第1のDCIフォーマットで基地局から受信することを備え、
    前記サブフレームnからのオフセットが予め決められた値に等しいか、又は、前記基地局によって決定されたオフセット値であるかは、前記第1のパラメータおよび前記第2のパラメータに基づき
    前記第1のパラメータおよび前記第2のパラメータに基づいて、前記複数のサブフレームで、前記PUSCH送信を実行すること、
    を備え、ユーザ機器によって実行される方法。
  2. 前記PUSCH送信は、前記免許不要のスペクトル上のチャネルにアクセスするためのチャネルアクセス手順上で調整される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記PUSCH送信は、サブフレームのシンボル内で開始する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記PUSCH送信は、1つ以上の連続するサブフレームを占有する、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の方法。
  5. サブフレームnにおいて、第1のパラメータと第2のパラメータによって示される、MSBとLSBの組み合わせを、免許不要のスペクトル内の複数のサブフレームの各々におけるPUSCH送信をスケジューリングするための第1のDCI(Downlink Control Information)フォーマットであって、DCIフォーマット1Cとは異なる前記第1のDCIフォーマットでユーザ機器に送信することを備え、
    前記サブフレームnからのオフセットが予め決められた値に等しいか、又は、基地局によって決定されたオフセット値であるかは、前記第1のパラメータおよび前記第2のパラメータに基づき
    前記第1のパラメータおよび前記第2のパラメータに基づいて、前記複数のサブフレームで、前記PUSCH送信を受信すること、
    を備え、基地局によって実行される方法。
  6. 前記PUSCH送信は、前記免許不要のスペクトル上のチャネルにアクセスするためのチャネルアクセス手順上で調整される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記PUSCH送信は、サブフレームのシンボル内で開始する、
    請求項5または6に記載の方法。
  8. 前記PUSCH送信は、1つ以上の連続するサブフレームを占有する、請求項5乃至7のいずれか1つに記載の方法。
JP2018519901A 2016-02-02 2016-02-02 アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法 Active JP6887428B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/073216 WO2017132840A1 (en) 2016-02-02 2016-02-02 Methods and apparatuses for performing uplink scheduling and ul transmission

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019201428A Division JP2020039147A (ja) 2019-11-06 2019-11-06 ユーザ機器、及び基地局によって実行される方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2018531554A JP2018531554A (ja) 2018-10-25
JP2018531554A6 JP2018531554A6 (ja) 2018-12-13
JP6887428B2 true JP6887428B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=59499262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018519901A Active JP6887428B2 (ja) 2016-02-02 2016-02-02 アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法

Country Status (7)

Country Link
US (2) US10880908B2 (ja)
EP (1) EP3332596B1 (ja)
JP (1) JP6887428B2 (ja)
KR (2) KR102290725B1 (ja)
CN (1) CN108141871A (ja)
WO (1) WO2017132840A1 (ja)
ZA (1) ZA201801551B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107294577A (zh) * 2016-04-01 2017-10-24 索尼公司 无线通信系统中的电子设备和无线通信方法
CN109391426B (zh) * 2017-08-11 2021-11-16 中兴通讯股份有限公司 资源位置的指示、接收方法及装置
CN111480388B (zh) 2017-10-19 2023-11-24 交互数字专利控股公司 用于未许可频带中的定向系统的信道接入过程
CN109756973B (zh) 2017-11-01 2022-06-28 华为技术有限公司 资源分配方法、装置及系统
WO2020032583A1 (ko) * 2018-08-08 2020-02-13 엘지전자 주식회사 비순차적 스케줄링에 기반하여 상향링크 물리 채널을 송수신하는 방법 및 이를 위한 장치
US20210258923A1 (en) * 2018-09-27 2021-08-19 Ntt Docomo, Inc. User device
US11665593B2 (en) * 2018-11-07 2023-05-30 Nec Corporation Management server, data processing method, and non-transitory computer-readable medium
FR3088795A1 (fr) * 2018-11-19 2020-05-22 Orange Procédé de mise à disposition d’un deuxième opérateur d’une ressource d’accès gérée par un premier opérateur
US11246153B2 (en) * 2019-02-15 2022-02-08 Mediatek Singapore Pte. Ltd. Method and apparatus for handling out-of-order uplink scheduling in mobile communications

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101820742B1 (ko) 2011-05-30 2018-01-22 삼성전자 주식회사 이동 통신 시스템 및 그 시스템에서 데이터 전송 방법
EP2765723B1 (en) 2011-10-04 2016-05-18 LG Electronics Inc. Method for scheduling bundling in wireless access system and apparatus for same
CN103891182B (zh) 2011-10-11 2017-09-22 Lg电子株式会社 无线接入系统中的捆绑调度方法及其设备
CN103384192A (zh) * 2012-05-02 2013-11-06 北京三星通信技术研究有限公司 动态tdd系统中保持上行harq进程的传输连续性的方法
CN104080161A (zh) * 2013-03-29 2014-10-01 北京三星通信技术研究有限公司 物理上行共享信道的传输方法及用户设备
CN104104483A (zh) * 2013-04-03 2014-10-15 北京三星通信技术研究有限公司 物理上行共享信道的传输方法、上行调度方法及设备
CN104104486A (zh) 2013-04-12 2014-10-15 北京三星通信技术研究有限公司 一种支持多子帧调度上行数据传输的方法和设备
WO2015042835A1 (en) * 2013-09-26 2015-04-02 Qualcomm Incorporated METHOD AND APPARATUS FOR EFFICIENT USAGE OF DAI BITS FOR eIMTA IN LTE
WO2016105125A1 (ko) * 2014-12-23 2016-06-30 엘지전자 주식회사 비면허 대역에서의 상향링크 전송 방법 및 이를 이용한 장치
KR101993544B1 (ko) * 2015-04-06 2019-06-26 후지쯔 가부시끼가이샤 기지국, 단말기, 무선 통신 시스템, 기지국의 제어 방법 및 단말기의 제어 방법
KR102467048B1 (ko) * 2015-04-09 2022-11-14 한국전자통신연구원 히든 노드 문제와 사용자 단말들의 채널 점유를 고려한 상향 링크 데이터 전송 방법
US10448420B2 (en) * 2015-04-10 2019-10-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for allocating uplink resources
US10375714B2 (en) * 2015-08-12 2019-08-06 Blackberry Limited Uplink resource scheduling control in response to channel busy condition
CN107925918B (zh) * 2015-08-14 2022-01-04 联想创新有限公司(香港) 无线通信系统中的上行链路/下行链路调度
EP3320738B1 (en) * 2015-08-14 2024-07-31 Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) Burst-based transmission scheduling in wireless communication system
DE112015006876T5 (de) * 2015-09-04 2018-05-30 Intel Corporation Pusch-Uplink ohne Autorisierung
CN106658742B (zh) * 2015-11-03 2020-07-03 中兴通讯股份有限公司 数据调度及传输的方法、装置及系统
EP4131838B1 (en) * 2015-12-07 2024-05-29 Apple Inc. Multi-subframe uplink scheduling in unlicensed spectrum
WO2017126926A1 (ko) * 2016-01-20 2017-07-27 주식회사 윌러스표준기술연구소 비면허 대역 채널 액세스 방법, 장치, 및 시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US10880908B2 (en) 2020-12-29
US20180324825A1 (en) 2018-11-08
US20210105792A1 (en) 2021-04-08
EP3332596A1 (en) 2018-06-13
JP2018531554A (ja) 2018-10-25
ZA201801551B (en) 2019-07-31
KR20210003953A (ko) 2021-01-12
CN108141871A (zh) 2018-06-08
EP3332596A4 (en) 2019-03-13
WO2017132840A1 (en) 2017-08-10
KR20180040630A (ko) 2018-04-20
EP3332596B1 (en) 2021-09-29
KR102290725B1 (ko) 2021-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6887428B2 (ja) アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法
JP2018531554A6 (ja) アップリンクスケジューリングとアップリンク送信を実行するための方法
ES2827698T3 (es) Transmisión de señales de referencia de descubrimiento en una portadora sin licencia en una red inalámbrica
KR101901219B1 (ko) 전송 방법 및 통신 장치
JP7036196B2 (ja) 第1のユーザ機器、基地局、第1のユーザ機器による方法、および基地局による方法
CN112333692B (zh) 用于执行传输的方法和设备
WO2017025066A1 (zh) 一种数据传输方法及装置
JP2021517382A (ja) サウンディング参照信号の伝送方法、端末機器およびネットワーク機器
JP7042793B2 (ja) 無線通信システムにおける方法
US10506580B2 (en) Uplink data transmission method and device
US11115994B2 (en) Triggering/initiating backoff procedure(s) based on congestion indication(s) to defer scheduling request transmission
CN108141855B (zh) 用于执行上行链路传输和接收的方法和装置
CN110809311B (zh) 用于执行部分子帧传输的方法和装置
US20240284515A1 (en) Methods, computer readable medium and devices for communication
EP3113530B1 (en) A wireless communications node, and method of reserving a time period for communications on a spectrum band shared between two different wireless network technologies
JP2020039147A (ja) ユーザ機器、及び基地局によって実行される方法
US20220408486A1 (en) Methods, devices and computer readable media for communication on unlicensed band
JP6988955B2 (ja) 上りリンク送信及び受信を実施するための方法、ユーザ機器、及び基地局
WO2020029070A1 (en) Method, apparatus and computer readable media for resource allocation
JP2022009495A (ja) 第1のユーザ機器、基地局、第1のユーザ機器による方法、および基地局による方法
JP7255658B2 (ja) ユーザ機器、基地局、及び方法
WO2020029197A1 (en) Methods and devices for v2v communication
CN110999164A (zh) 用于基于授权辅助访问的数据通信的方法和设备
WO2020006758A1 (en) Methods, devices and computer readable media for aul transmission and aul transmission configuration
US20200169891A1 (en) Methods and devices for uplink data transmission and scheduling on unlicensed band

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180418

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190226

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190722

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191106

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20191106

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20191118

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20191119

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20191227

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20200107

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200303

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200414

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200512

C28A Non-patent document cited

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C2838

Effective date: 20200512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200709

C13 Notice of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13

Effective date: 20200915

C302 Record of communication

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C302

Effective date: 20200916

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201112

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20201201

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20201215

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210202

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210202

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6887428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150