JP6886631B2 - 熱交換器用金属プレートおよびその製造方法、ならびに熱交換器およびその製造方法 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明する。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
まず、図1により、本実施の形態による熱交換器の概略について説明する。図1は、本実施の形態による熱交換器を示す分解斜視図である。
次に、図2乃至図4を参照して、本実施の形態による金属プレートの構成について説明する。なお、以下においては、第1の流体F1用の一対の金属プレート20A、20Bの構成について説明するが、第2の流体F2用の一対の金属プレート20C、20Dについてもその構成は略同様である。
次に、図6(a)−(f)を参照して、本実施の形態による金属プレートの製造方法について説明する。以下においては、金属プレート20Aを作製する場合を例に挙げて説明するが、他の金属プレート20B〜20Dについても同様である。
次に、図7(a)−(d)を参照して、本実施の形態による熱交換器の製造方法について説明する。
次に、このような構成からなる熱交換器の作用について述べる。
次に、図8および図9を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図8および図9は本発明の第2の実施の形態を示す図である。図8および図9に示す第2の実施の形態は、めっき層29が形成されている領域が異なるものであり、他の構成は上述した第1の実施の形態と略同一である。図8および図9において、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図8は、本実施の形態による金属プレート40Aを示す断面図(図4に対応する図)である。図8に示すように、本実施の形態による金属プレート40Aにおいて、めっき層29は、プレート本体28の外周領域21の表面、伝熱フィン25の表面、及びプレート本体28の側面28bに形成されている。一方、第1の実施の形態とは異なり、めっき層29は、プレート本体28の薄肉領域22内および裏面28cには形成されていない。この他の構成は、第1の実施の形態の場合と略同一である。
次に、本実施の形態による金属プレートの製造方法について説明する。
次に、図10および図11を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図10および図11は本発明の第3の実施の形態を示す図である。図10および図11に示す第3の実施の形態は、めっき層29が形成されている領域が異なるものであり、他の構成は上述した第1の実施の形態および第2の実施の形態と略同一である。図10および図11において、第1の実施の形態および第2の実施の形態と同一部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図10は、本実施の形態による金属プレート50Aを示す断面図(図4に対応する図)である。図10に示すように、本実施の形態による金属プレート50Aにおいて、めっき層29は、プレート本体28の外周領域21の表面、伝熱フィン25の表面、プレート本体28の側面28b及び裏面28cに形成されている。一方、第1の実施の形態とは異なり、めっき層29は、プレート本体28の薄肉領域22内には形成されていない。この他の構成は、第1の実施の形態の場合と略同一である。
次に、本実施の形態による金属プレートの製造方法について説明する。
11 一方の固定板
12 他方の固定板
20A〜20D 金属プレート
21 外周領域
22 薄肉領域
25 伝熱フィン
26 流路
27 縁部
28 プレート本体
29 めっき層
31 金属基板
32 レジスト層
Claims (11)
- 熱交換器用金属プレートの製造方法であって、
金属基板を準備する工程と、
前記金属基板に所定のパターンのレジスト層を形成する工程と、
前記金属基板のうち前記レジスト層によって覆われていない部分にめっき層を形成する工程と、
前記レジスト層を除去する工程と、
前記めっき層を耐腐食膜として前記金属基板をエッチング加工することにより、前記金属基板に、外周領域と、前記外周領域の内側に形成され、前記外周領域よりも薄肉の薄肉領域と、前記薄肉領域から前記金属基板の厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィンとをそれぞれ形成する工程とを備え、
前記めっき層は、前記金属基板のうち少なくとも前記伝熱フィンの表面および前記外周領域の表面に形成されていることを特徴とする熱交換器用金属プレートの製造方法。 - 前記めっき層は、前記金属基板の側面及び裏面にも形成されることを特徴とする請求項1記載の熱交換器用金属プレートの製造方法。
- 前記めっき層は、前記金属基板の側面にも形成され、前記金属基板の裏面には形成されないことを特徴とする請求項1記載の熱交換器用金属プレートの製造方法。
- 前記めっき層は、Ni−P又はNi−B−Pを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の熱交換器用金属プレートの製造方法。
- 前記めっき層の厚みは、5μm以上40μm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の熱交換器用金属プレートの製造方法。
- 熱交換器用金属プレートであって、
外周領域と、前記外周領域の内側に形成され、前記外周領域よりも薄肉の薄肉領域と、前記薄肉領域から前記熱交換器用金属プレートの厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィンとを有するプレート本体と、
前記プレート本体のうち、少なくとも前記伝熱フィンの表面および前記外周領域の表面に形成されためっき層とを備え、
前記めっき層は、前記薄肉領域内には形成されておらず、
前記めっき層は、前記プレート本体の側面の厚み方向全域及び裏面にも形成されることを特徴とする熱交換器用金属プレート。 - 熱交換器用金属プレートであって、
外周領域と、前記外周領域の内側に形成され、前記外周領域よりも薄肉の薄肉領域と、前記薄肉領域から前記熱交換器用金属プレートの厚み方向に突出するように設けられた伝熱フィンとを有するプレート本体と、
前記プレート本体のうち、少なくとも前記伝熱フィンの表面および前記外周領域の表面に形成されためっき層とを備え、
前記めっき層は、前記薄肉領域内には形成されておらず、
前記めっき層は、前記プレート本体の側面の厚み方向全域にも形成され、前記プレート本体の裏面には形成されないことを特徴とする熱交換器用金属プレート。 - 前記めっき層は、Ni−P又はNi−B−Pを含むことを特徴とする請求項6又は7記載の熱交換器用金属プレート。
- 前記めっき層の厚みは、5μm以上40μm以下であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項記載の熱交換器用金属プレート。
- 互いに積層して配置された複数の熱交換器用金属プレートを備え、
前記複数の熱交換器用金属プレートのうちの少なくとも一部は、請求項6乃至9のいずれか一項に記載の熱交換器用金属プレートであることを特徴とする熱交換器。 - 請求項6乃至9のいずれか一項に記載の熱交換器用金属プレートを複数準備する工程と、
前記複数の熱交換器用金属プレートを互いに積層した状態で、前記複数の熱交換器用金属プレートの前記めっき層を加熱溶融することにより、前記複数の熱交換器用金属プレートを互いに接合する工程と備えたことを特徴とする熱交換器の製造方法。
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