JP6886431B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に関する。
搬送装置は、種々の産業分野において利用されており、被搬送物を循環搬送させる循環搬送装置が、顧客などに被搬送物を提供したり、ディスプレイしたりするために使用されている。例えば、循環搬送装置は、被搬送物として寿司などの飲食物を皿に載せ、厨房や客席に接するように設けられた無端状の循環搬送路上にて、飲食物を循環搬送させる装置として広く普及している。
特許文献1は、店舗に設置されているものと比較して小型で、簡単に組立分解することができる循環搬送装置を開示している。
特開2005−192661号公報
近頃では、種々の催しを開く家庭またはグループが増えており、娯楽性向上のために、その際に使用可能な循環搬送装置が望まれており、家庭などスペースの確保が困難な状況下で使用可能で、容易に取り扱う(簡単な構造ないし機構)ことができる搬送装置が求められていた。
本発明は、ユーザにとっての利便性を向上させた搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の搬送装置は、例えば、以下の構成を備える。すなわち、
複数のプレート部を搬送可能な搬送装置であって、
前記複数のプレート部を支持する支持部と、
前記複数のプレート部を搬送すべく、少なくとも1つのプレート部を押圧する押圧部と、を備え、
前記押圧部は定位置で回転可能に構成されている、搬送装置。
本発明によれば、ユーザにとっての利便性を向上させた搬送装置を提供することができる。
一実施形態に係る搬送装置の斜視図。 一実施形態に係る搬送装置の支持部の斜視図。 一実施形態に係る搬送装置の押圧部の斜視図。 一実施形態に係る複数のプレート部の斜視図。 一実施形態に係る搬送装置のリンク部の斜視図。 一実施形態に係る搬送装置のプレート部の側面図および底面図。 一実施形態に係るプレート部の連結状態を示す平面図および断面図。 一実施形態に係るプレート部の支持状態を示す平面図および切断部分側面図。 一実施形態に係る搬送装置の断面図。 一実施形態に係る搬送装置の搬送動作を示す概略図。 一実施形態の被搬送物を載置する搬送装置の斜視図。 別の実施形態に係る搬送装置の平面図。 別の実施形態に係るプレート部の側面図および底面図。 別の実施形態に係るプレート部の連結状態を示す平面図および断面図。
以下、本発明を適用できる実施形態を図面に基づいて説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る搬送装置は、複数のプレート部を搬送可能であり、複数のプレート部を支持する支持部と、複数のプレート部を搬送すべく、少なくとも1つのプレート部を押圧する押圧部と、を備えている。また、押圧部は、定位置で回転可能に構成されている。本実施形態に係る搬送装置によれば、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
<一実施形態に係る搬送装置>
(搬送装置本体)
図1は、一実施形態に係る搬送装置の斜視図を示す。搬送装置10は、プレート部20を複数(図1では8枚)有し、複数のプレート部20を搬送可能とするものである。なお、本願明細書において、便宜的に、プレート部20に被搬送物が置かれる側を上(矢印a向き)、その反対側を下(矢印b向き)、上と下の方向(aとbの方向)を垂直方向、それに直交する方向を水平方向、垂直方向に平行な面を垂直面、それに直交する面を水平面と呼ぶことがある。
搬送装置10の形状(上側から見た面など)は、特に限定されるものでなく、例えば、円形、楕円形、矩形などとすることができる。このように搬送装置10の平面形状(上側から見た面)は種々の形状とすることができ、ユーザの目的に応じて、形状を変更することができる。一実施形態において、搬送装置10を楕円形とした場合において、図1に示すように、湾曲部分でプレート部20が折り返し搬送されるような湾曲形状とすることもできる。
搬送装置10の寸法は、特に限定されるものでなく、被搬送物の寸法、設置場所のスペースなどに応じて調節することができる。一実施形態において、搬送装置10の平面形状が楕円形状の場合、楕円形の長軸を一実施形態において100cm以下、別の実施形態において50cm以下、さらに別の実施形態において30cm以下、さらに別の実施形態において20cm以下とすることができる。これにより、家庭などスペースの確保が困難な状況下で使用することができる。
一実施形態において、搬送装置10は、複数のプレート部20の搬送を開始させるためのスイッチ11を備えることができる。なお、スイッチ11は、搬送装置10に設けられていなくてもよい。スイッチ11の設置位置は、特に限定されるものでない。また、一実施形態において、搬送装置10は、その外周部に壁部12を備えている。壁部12は、無端状(環状)に形成されることができる。また、壁部12は、プレート部20より上側まで延びている(垂直方向の高さが高い)。これにより、被搬送物が搬送装置10から落下することを防止できる。
一実施形態において、搬送装置10は、搬送速度、搬送方向などを変更する制御部に接続された操作パネル(図示せず)を備えることができる。また、一実施形態において、搬送装置10は、その下側の底面に自身の移動を抑制する滑り止め部などを設けることができる。または、搬送装置10は、その下側の底面に自身を移動可能にするキャスターなどを設けることもできる。
搬送装置10の材質は、その内部を構成する部品を含め、特に限定されるものでなく、金属、樹脂などが使用される。一実施形態において、金属としてはステンレス、アルミニウムなどが挙げられ、樹脂としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、ポロスチレン樹脂、ABS樹脂、AS樹脂、ポリアミド樹脂、メラミン樹脂、ポリカーボネート、ポリ汗タール、エチレン・酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂などが挙げられる。
(支持部)
図2は、一実施形態に係る搬送装置の支持部の斜視図を示す。図2は、図1に示す搬送装置10から複数のプレート部20およびリンク部90(後述する)を取り外した状態を示している。
搬送装置10は外側支持部30を備えている。一実施形態において、外側支持部30は搬送装置10に固定されている。外側支持部30は、プレート部20の一方部を支持可能に構成されている。また、一実施形態において、外側支持部30には第1の支持部50が設けられている。第1の支持部50は、外側支持部30に固定されている。また、第1の支持部50は、外側支持部30を基準としたとき、高さ(垂直方向における外側支持部30からの長さ)が高い第1の高支持部51と、高さが低い第1の低支持部52を有している。一実施形態において、第1の支持部50は、複数のプレート部20を直接支持する支持部である。
搬送装置10は内側支持部40を備えている。内側支持部40は、プレート部20における外側支持部30が支持する部分とは別の他方部を支持可能に構成されている。一実施形態において、内側支持部40は平板状の水平部41とそれに略垂直で平板状の垂直部(把持部)42を有している。また、垂直部42は、複数のプレート部20を仕切ることができ、プレート部20に載置される被搬送物間の混合を防ぐことができる。なお、内側支持部40は垂直部42を設けずに水平部41で構成されていてもよい。また、一実施形態において、内側支持部40は、搬送装置10に着脱可能に構成されており、垂直部42を持って移動させること、すなわち、搬送装置10から取り外すことができる。
一実施形態において、内側支持部40の水平部41は第2の支持部60が設けられている。第2の支持部60は、水平部41を基準としたとき、高さ(垂直方向における水平部51からの長さ)が高い第2の高支持部61と、高さが低い第2の低支持部62を有している。一実施形態において、第2の支持部60は、複数のプレート部20を直接支持する支持部である。また、一実施形態において、内側支持部40の垂直部42の着脱に応じて、第2の支持部60も搬送装置10から着脱され得る。さらに、プレート部20を第2の支持部60に支持させた状態で、搬送装置10から着脱させることもできる。
また、第1の支持部50は、第2の支持部60の外側に配置されている。一実施形態において、第1の支持部50、および第2の支持部60は、それぞれ無端状(環形状)で、レーストラック状に配置されている。第1の支持部50、および第2の支持部60は、少なくとも一部が分離した形状(C字形状)であってもよい。
一実施形態において、内側支持部50と外側支持部60とは、溝部(間隙部)によって分離している。溝部70は無端状(環状)となるように構成されている。
(押圧部)
図3は、一実施形態に係る搬送装置の押圧部の斜視図を示す。図3は、図2に示す搬送装置10から内側支持部40を取り外した状態を示している。搬送装置10は押圧部80を備えている。
一実施形態において、押圧部80は、平板状の略円形部81と、その外周から離れる方向に略矩形の平板状の第1の押圧部82と、その反対側に離れる方向に略矩形の平板状の第2の押圧部83と、を有している。押圧部80は、略円形部81と、第1の押圧部82と、第2の押圧部83と、を一体で構成しても、別体で構成してもよい。押圧部80は、略円形部81の外周から離れる方向に略矩形の押圧部をさらに1以上設けてもよい。
押圧部80は、略円形部81の中心を軸に水平面で回転するように構成されている。後述するように、略円形部81の中心軸84は下側に延びており、それを回転させる駆動装置100に連結されている。押圧部80が回転することで、少なくとも1つのプレート部20が押圧され得る。後述するがプレート部20は、下側に延びる突出部21を有しており、突出部21が第1の押圧部82または第2の押圧部83に押圧され、少なくとも1つのプレート部20が移動する。また、これによって、隣接するプレート部20が押圧され、複数のプレート部20全体が移動する。
(プレート部)
図4は、一実施形態に係る複数のプレート部の斜視図を示す。図4は、図1に示される複数のプレート部20を斜め下側から見た図である。各プレート部20は、平板で略円盤状に形成されており、その円盤の略中心から下側に延びる突出部21を備えている。突出部21は、隣接するプレート部20の突出部21とリンク部90を介して連結されている。
一実施形態において、リンク部90は平板で略矩形状であり、両端部に嵌合部を有している。隣接するプレート部20の突出部21がリンク部90の両端部の嵌合部に挿入されることで、隣接するプレート部20同士が連結される。この連結が全てのプレート部20で行われることで、複数のプレート部20が環状に連結され、無端状(環状)に形成され得る。
プレート部20の枚数は、特に限定されるものでなく、一実施形態において6枚以上、別の実施形態において8枚以上、さらに別の実施形態において10枚以上、さらに別の実施形態において16枚以上、さらに別の実施形態において20枚以上である。この枚数のプレート部とすることで、多くの被搬送物を搬送することができる。また、プレート部20の枚数は、一実施形態において50枚以下、別の実施形態において40枚以下、さらに別の実施形態において30枚以下、さらに別の実施形態において26枚以下、さらに別の実施形態において24枚以下である。この枚数のプレート部とすることで、円滑な搬送ができる。
図5は、一実施形態に係る搬送装置のリンク部の斜視図を示す。図5は、図1に示す搬送装置10から複数のプレート部20を取り外した状態を示している。リンク部90の嵌合部は、いずれも、溝部70の上方に位置し、連結されたリンク部90は全体として略六角形状となっている。これより、図1に示す状態において、プレート部20の全ての突出部21が溝部70に挿入されることが理解される。
図6は、一実施形態に係る搬送装置のプレート部の側面図および底面図を示す。図6(a)はプレート部20の側面図であり、図6(b)はプレート部20の底面図(下側から見た図)である。一実施形態において、プレート部20は、載置部22と、凹部23と、を備え、全体として略円盤状である。載置部22と、凹部23は、一体で構成されても、別体で構成されてもよい。一実施形態において、各プレート部20は、いずれも略同一形状および寸法の略円盤状とすることができ、これにより製造効率が向上する。
載置部22は、被搬送物を載置する第1の面22aと、その反対側で突出部21が設けられた第2の面22bを有する。一実施形態において、突出部21は、円盤状のプレート部20の略中心に設けることができる。第2の面22bの縁には、凹部23が設けられている。凹部23は、別のプレート部20の載置部22の第2の面22bの少なくとも一部を載置する第1の凹部面23aと、その反対側の第2の凹部面23bを有する。
プレート部20の直径は、特に限定されるものでなく、搬送路の長さとプレート部の枚数との関係で決定することができる。また、プレート部20の載置部22の厚さは、特に限定されるものでなく、被搬送物の荷重に耐えられる厚さとすればよい。載置部22の厚さは、一実施形態において1mm以上、別の実施形態において3mm以上、さらに別の実施形態において5mm以上とすることができる。
凹部23の形状は、特に限定されるものでなく、載置部22の一部が載置できればよく、載置部22の外周と一致するように湾曲する湾曲部23cを有することができる。なお、湾曲部23cと対応するように、載置部22の端部も湾曲する湾曲部22cとすることができる。凹部23の厚さは、特に限定されるものでなく、載置部22の厚さと同等にすればよい。
図7は、一実施形態に係るプレート部の連結状態を示す平面図および断面図を示す。図7(a)はプレート部20の平面図であり、図7(b)は、プレート部20のX−X線断面図である。図7(a)は、一方のプレート部20の凹部23が別のプレート部20の載置部22の第2の面22bの少なくとも一部を載置していることを示している。
図7(b)は、一方のプレート部20’の第1の凹部面23aに別のプレート部20’’の第2の面22bが載置されていることを示している。各プレート部20の第1の面22aは、同じ高さ(面一)となっている。これにより、被搬送物が隣接するプレート部20の第1の面22aを跨って載置されても安定に保たれ得る。
また、一方のプレート部20’の突出部21に連結しているリンク部90が隣接する別のプレート部20’’の突出部21と連結している。リンク部90の篏合部に挿入された突出部21は、摺動可能に構成されており、接着などされていない。
図8は、一実施形態に係るプレート部の支持状態を示す平面図および切断部分側面図を示す。図8(a)は図1に示す搬送装置10から一部のプレート部20を取り外した状態の搬送装置10の平面図であり、図8(b)は、搬送装置10のY−Y線切断面の部分的な側面図である。図8(a)は、複数のプレート部20が第1の支持部50および第2の支持部60に支持されていることを示している。
図8(b)は、搬送装置10のY−Y線切断部分の側面図であるが、1つのプレート部20が支持部にどのように支持されているかを説明するために、紙面奥にある、プレート部20、第1の支持部50および第2の支持部60、内側支持部40の一部、外側支持部30、下側の構造などを省略している。
一実施形態において、プレート部20は、それの凹部23の第2の面23bが第1の低支持部52および第2の低支持部62に支持され、載置部22の第2の面22bが第1の高支持部51および第2の高支持部61に支持されている。また、プレート部20の突出部21は、溝部70に挿入されている。
また、一実施形態において、図8(a)に示されるように、プレート部20’の位置には、第2の高支持部61が配置されていないため、プレート部20’は、それの凹部23の第2の面23bが第1の低支持部52および第2の低支持部62に支持され、載置部22の第2の面22bが第1の高支持部61に支持されている。以上のようにプレート部20が支持部によって支持されることで、プレート部20の円滑な搬送が可能となる。
(駆動部)
図9は、一実施形態に係る搬送装置の断面図である。一実施形態において、搬送装置10は、内側支持部40および外側支持部30の下側に駆動部100を備えている。一実施形態において、駆動部100は、1以上のギア101、クラッチ102、モータ(図示せず)などを備えている。モータによりギア101およびクラッチ102が回転し、押圧部80に動力が伝達され、押圧部80の中心軸84が回転するよう構成されている。駆動部100はクラッチ102を有しているため、被搬送物が重荷重のときにスリップし、円滑な搬送が行われる。駆動部100によって、押圧部80の中心軸84が回転すると、第1の押圧部82(または第2の押圧部83)が、矢印c方向に回転し(逆回転でもよい)、プレート部20の突出部21を押圧する。また、駆動部100の搬送装置10における設置位置は、特に限定されるものでない。
駆動部100は、電源(図示せず)に接続される。一実施形態において、電源は商用電源であっても、電池であってもよい。また、一実施形態において、電源は、スイッチ11に接続されており、任意に搬送装置の可動を開始および停止することができる。また、電源は、プレート部20の搬送速度や搬送方向を制御し得る、制御部に接続されてもよい。
(搬送動作)
図10は、一実施形態に係る搬送装置の搬送動作を示す概略図である。図10は、図1において上側から見た図で、外側支持部30および内側支持部40などを省略した概略図であり、プレート部20が押圧部80によって押圧される状況を示している。図10(a)は、第1の押圧部82がプレート部20の突出部21を押圧しているが、第2の押圧部83はプレート部20の突出部21を押圧していない状態(第1の状態)を示している。押圧部80の略円形部81が矢印d方向に回転して、第1の押圧部82がプレート部20の突出部21を押圧すると、プレート部20が矢印e方向に移動し、リンク部90で連結された複数のプレート部20は移動する。
図10(b)は、第1の状態から複数のプレート部20が移動した後の状態を示しており、第1の押圧部82と第2の押圧部83が異なるプレート部20の突出部21を押圧している状態(第3の状態)を示している。押圧部80の略円形部81が矢印d方向に回転して、第1の押圧部82と第2の押圧部83とがプレート部20の突出部21を押圧すると、プレート部20が矢印e方向に移動し、リンク部90で連結された複数のプレート部20は移動する。
第3の状態から複数のプレート部20が移動すると、第2の押圧部83がプレート部20の突出部21を押圧しているが、第1の押圧部82はプレート部20の突出部21を押圧していない状態(第2の状態)となる(図示せず)。このように押圧部80は一定位置で回転し、プレート部20を押圧し、複数のプレート部20を搬送可能にする。なお、第1の状態、第2の状態、および第3の状態は、プレート部20が透明(可視光に対して)である場合、上側から溝部70の間に視認できる。
(搬送装置の使用)
一実施形態の搬送装置10は、製品の製造工程、製品の販売時、展示品の陳列時などで使用することができる。搬送装置10で搬送する被搬送物は、特に限定されるものでなく、無機物であっても、有機物であってもよく、無機物としては、ガラス、金属、陶器、およびセラミックで構成される物品、有機物としては、プラスチックで構成されるもの、飲食物、および植物などの物品が挙げられる。一実施形態において、被搬送物は、製品(電気電子部品、精密機械部品、産業用品、生活用品など)、製造部品、装飾品、日用品、食品(寿司、果物など)、玩具、展示品(食品サンプルなど)などとすることができる。
図11は、一実施形態の被搬送物を載置する搬送装置の斜視図である。図11を使用して、一実施形態の搬送装置10を使用して被搬送物を搬送する方法を説明する。
まず、複数のプレート部20の第1の面22aに被搬送物を載置するための複数の皿13が載置される。なお、被搬送物を皿13などに載置せずに搬送することもできる。次に、皿13に、被搬送物(例えば、寿司などの食品)を置く(図示せず)。次に、搬送装置10のスイッチ11を押し、駆動部100を駆動させる。これにより、プレート部20が矢印fのように水平面上で移動し、被搬送物が搬送される。一実施形態の搬送装置10は、搬送速度、搬送方向などを変更するための操作パネルを設け、搬送装置10の使用において、スイッチ11を押した後(前)に搬送速度、搬送方向などを調節するように構成してもよい。
本発明者らは、一の実施形態に係る搬送装置10が、上述のようなプレート部、支持部および押圧部を備える場合、特にプレート部が円滑に搬送されることを見出した。
<別の実施形態の搬送装置>
別の実施形態の搬送装置は、一実施形態に係る搬送装置とプレート部の形状およびプレート部の連結方法が異なるものである。以下、一実施形態に係る搬送装置と異なる部分を中心に説明する。
(搬送装置本体)
図12は、別の実施形態に係る搬送装置の平面図を示す。搬送装置200は、プレート部220を複数(図12では8枚)有し、複数のプレート部220を搬送可能とするものである。
(支持部)
別の実施形態に係る搬送装置200は、内側支持部240および外側支持部230を備えている。別の実施形態においては、搬送装置200は、第1の支持部、および第2の支持部を備えていなくてもよく、複数のプレート部220を内側支持部240および外側支持部230に直接支持させることができる。一実施形態において、内側支持部240と外側支持部230の間には溝部270(間隙部)が形成されている。溝部270は無端状(環状)となるように構成されている。
別の実施形態に係る搬送装置200は、一実施形態に係る搬送装置10と同様に、内側支持部240が平板状の水平部に加えて、それに略垂直で平板状の垂直部(図示せず)を有することができるが、図12に示すように、内側支持部240は水平部で構成されてもよい。
(プレート部)
別の実施形態に係る搬送装置200のプレート部220は、プレート部221およびプレート部222を備えている。プレート部221にプレート部222の一部が重なっており、二段構造となっている。プレート部220は、円盤の外周の2点を結ぶ直線で欠けた半円盤形状を有している。円盤の欠けの程度は、特に限定されるものでないが、一実施形態において円盤の中心から円盤の半径の1/2の部分に前記2点を結ぶ直線があるように欠けたものとすることができ、別の実施形態において円盤の中心から円盤の半径の2/3の部分、さらに別の実施形態において円盤の中心から円盤の半径の3/4の部分、さらに別の実施形態において円盤の中心から円盤の半径の4/5の部分とすることができる。プレート部220の枚数は特に限定されるものでなく、一実施形態に係る搬送装置10と同様の枚数とすることができる。
プレート部221、222は、それぞれ、被搬送物を載置するための載置部であり、第1の面221a、222aを有している。一実施形態において、プレート部221同士は、第1の面221aが同じ高さ(面一)となっており、プレート部222同士は、第1の面222a同士が同じ高さ(面一)となっている。一実施形態において、プレート部221の第1の面221aの一部をプレート部222の第1の面222aと同じ高さ(面一)となるように、プレート部221の厚さを調整することもできる。これにより、被搬送物が隣接するプレート部221の第1の面221aと、プレート部222の第1の面222aとを跨って載置されても安定に保たれ得る。
図13は、別の実施形態に係るプレート部の側面図および底面図を示す。図13(a)はプレート部221、222の側面図であり、図13(b)はプレート部201、202の底面図である。一実施形態において、プレート部221は、第1の面221a、第2の面221b、および第1の面221aと第2の面221bの間を貫通する嵌合部224を有している。また、プレート部222は第1の面222a、第2の面222b、および第2の面222bから突出する突出部223を有している。一実施形態において、プレート部221と、プレート部222とは、嵌合部224および突出部223のいずれを有するかが異なるが、両者の形状および寸法は略同一である。
図14は、別の実施形態に係るプレート部の連結状態を示す平面図および断面図を示である。図14(a)はプレート部221、222の平面図であり、図14(b)は、プレート部221、222のX−X線断面図である。図14(a)は、プレート部221の第1の面221aの一部がプレート部222の第2の面222bの一部を載置することを示している。
図14(b)はプレート部221の第1の面221aの一部にプレート部222の第2の面222bの一部が載置され、プレート部222の第2の面222bに設けられた突出部223がプレート部221の第1の面221aと第2の面221bの間を貫通している嵌合部224に挿入されている。プレート部221とプレート部222は互いに回転可能であり、嵌合部224において接着などされていない。このようにプレート部221とプレート部222が交互に連結され、プレート部221が下側でプレート部222が上側となるように積層され、複数のプレート部220が形成される。別の実施形態のプレート部220は、一実施形態のプレート部20と異なり、リンク部を有さないため、部品点数が減らせてコスト低減することができる。
本発明者らは、別の実施形態に係る搬送装置200が、上述のようなプレート部および押圧部を備える場合、特にプレート部が円滑に搬送されることを見出した。
10、200 搬送装置、11 スイッチ、12 壁部、20、20’、20’’、220 プレート部、21、221 突出部、22 載置部、22a、221a、222a 第1の面、22b、221b、222b 第2の面、22c 湾曲部、223 突出部、224 嵌合部、23 凹部、23a 第1の凹部面、23b 第2の凹部面、23c 湾曲部、30、230 外側支持部、40、240 内側支持部、50 第1の支持部、51 第1の高支持部、52 第1の低支持部、60 第2の支持部、61 第2の高支持部、62 第2の低支持部、70、270 溝部、80 押圧部、81 略円形部、82 第1の押圧部、83 第2の押圧部、84 中心軸、90 リンク部、100 駆動部、101 ギア、102 クラッチ、

Claims (16)

  1. 複数のプレート部を搬送可能な搬送装置であって、
    前記複数のプレート部を支持する支持部と、
    前記複数のプレート部を搬送すべく、少なくとも1つのプレート部を押圧する押圧部と、を備え、
    前記押圧部は定位置で回転可能に構成されており、
    前記支持部は前記搬送装置に固定されている外側支持部と、前記搬送装置に着脱可能に設けられている内側支持部と、で構成されており、
    前記複数のプレート部は前記内側支持部に支持された状態で前記搬送装置に着脱可能であり、
    前記プレート部は、一部が欠けた円盤状であり、前記プレート部の欠けた部分の面が、搬送装置の内方に向くように前記プレート部が配置される、搬送装置。
  2. 複数のプレート部を搬送可能な搬送装置であって、
    前記複数のプレート部を支持する支持部と、
    前記複数のプレート部を搬送すべく、少なくとも1つのプレート部を押圧する押圧部と、を備え、
    前記押圧部は定位置で回転可能に構成されており、
    前記支持部は前記搬送装置に固定されている外側支持部と、前記搬送装置に着脱可能に設けられている内側支持部と、で構成されており、
    前記複数のプレート部は前記内側支持部に支持された状態で前記搬送装置に着脱可能であり、
    前記プレート部は、突出部を備え、前記突出部に着脱可能な略矩形状のリンク部を介して隣接するプレート部と連結され、前記プレート部は、凹部が形成されている円盤である、搬送装置。
  3. 前記外側支持部は、プレート部の一方部を支持可能に構成され、前記内側支持部は、前記プレート部の他方部を支持可能に構成されている、請求項1または2に記載の搬送装置。
  4. 前記搬送装置には、無端状の溝部が形成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の搬送装置。
  5. 前記押圧部は、第1の押圧部と、第2の押圧部と、を備え、前記押圧部は、回転状態において、前記第1の押圧部のみが前記プレート部を押圧する第1の状態、前記第2の押圧部のみが前記プレート部を押圧する第2の状態、または前記第1の押圧部と前記第2の押圧部とが前記プレート部を押圧する第3の状態を取る、請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記押圧部は、前記第1の状態において、前記第1の押圧部のみが前記溝部から視認可能に構成され、前記第2の状態において、前記第2の押圧部のみが前記溝部から視認可能に構成され、前記第3の状態において、前記第1の押圧部と前記第2の押圧部とが前記溝部から視認可能に構成されている、請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記プレート部は、前記支持部による支持状態において前記溝部に挿入可能な突出部を備え、
    前記押圧部は、前記プレート部の前記突出部を押圧する、
    請求項4に記載の搬送装置。
  8. 前記プレート部は、前記支持部による支持状態において前記溝部に挿入可能な突出部を備え、前記突出部を介して、隣接するプレート部同士が連結される、請求項4に記載の搬送装置。
  9. 前記搬送装置には、無端状の溝部が形成されており、
    前記プレート部は、前記支持部による支持状態において前記溝部に挿入可能な突出部を備え、
    前記複数のプレート部の一部のプレート部は、前記突出部と嵌合可能な嵌合部を有する、請求項1に記載の搬送装置。
  10. 前記プレート部の第1の面と他のプレート部の第1の面とは同一平面にある、請求項1から9のいずれか一項に記載の搬送装置。
  11. 前記凹部は、隣接するプレート部の一部と摺動可能に構成されている、請求項2に記載の搬送装置。
  12. 前記プレート部は、載置部と、前記凹部と、を備え、前記載置部および前記凹部は、それぞれ第1の面および第2の面を有し、
    前記支持部は、外側支持部を備え、前記外側支持部は、前記載置部の第2の面を支持する第1の支持部と、前記凹部の第2の面を支持する第2の支持部と、を備えている、請求項2または11に記載の搬送装置。
  13. 前記第1の支持部、および前記第2の支持部は無端状である、請求項12に記載の搬送装置。
  14. 前記搬送装置は、前記押圧部を回転可能に駆動させる駆動部を備え、
    前記駆動部は、クラッチを介して押圧部に動力を伝達可能に構成されている、請求項1から13のいずれか一項に記載の搬送装置。
  15. 前記搬送装置は、壁部を備え、前記壁部は無端状である、請求項1から14のいずれか一項に記載の搬送装置。
  16. 前記支持部は、内側支持部を備え、
    前記内側支持部は把持部を有している、請求項1から15のいずれか一項に記載の搬送装置。
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