JP6885756B2 - 損傷許容性フェールセーフ(dtfs)高強度前負荷ピンアセンブリ - Google Patents

損傷許容性フェールセーフ(dtfs)高強度前負荷ピンアセンブリ Download PDF

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Description

本教示は、ヒンジアセンブリの分野に関し、特に、例えば、ヘリコプターのローターの部分として使用され得る、ヒンジピンアセンブリに関する。
リードラグヒンジ又はドラグヒンジは、ヘリコプターのローターブレードで使用され、回転中のコリオリ効果からもたらされるブレードの加速と減速を相殺する。リードラグヒンジは、リードラグヒンジピンの両端部にわたり延在する、一対のリードラグベアリングを含む。各リードラグベアリングは、個別のベアリング固定具を用いて適所に固定され、リードラグベアリングは、リードラグヒンジピンを適所に保持する。リードラグヒンジは、リードラグリンク、ストラップパック、及びピッチハウジングラグ内の開口部を通って延在する。それによって、リードラグヒンジが、ローターブレードをローターアセンブリに取り付け、一方で、ローターブレードがローターアセンブリの周りで回転する際に、ローターブレードが回転においてローターアセンブリに先んずる又は遅れることを可能にする。
使用中に、リードラグヒンジは、高い応力を経験し、疲労のために亀裂が成長し得るのみならず、腐食亀裂を被り得る。リードラグヒンジピンの故障は、緊急着陸を要し得るか、又は飛行中に壊滅的な不具合を起こし得る。そのようにして、リードラグヒンジは、使用中のローターアセンブリの壊滅的な不具合を避けるために、整備中に検査を要し、交換の可能性もある。
以前の設計よりも高い強度を有し且つよりロバストな設計のリードラグヒンジが、当該技術分野で求められている。
以下は、本教示の1以上の実施形態の幾つかの態様の基本的な理解を提供するために簡単な概要を提示する。本概要は、広範な概説ではなく、本発明の主要な要素若しくは重要な要素を特定すること、更には本開示の範囲を正確に記述することを意図しているのではない。むしろ、本概要の主要な目的は、後に提示される詳細な説明の前置きとして、単純な形式で1以上の概念を提示するためのものに過ぎない。
本教示による破壊抵抗性二重せん断ジョイントは、第1のボアを画定する第1の端部と第2のボアを画定する第2の端部を有するクレビス、第3のボアを画定する反力負荷部材を含み、第1のボア、第2のボア、及び第3のボアは同一線上にあり、第1のボア内に位置決めされた第1のスペーサと第2のボア内に位置決めされた第2のスペーサ、並びに第1のボア、第2のボア、及び第3のボア内に位置決めされたせん断ピンを更に含み、第1のスペーサと第2のスペーサは、第3のボアを画定する反力負荷部材から間隔を空けてせん断ピンを配置するように構成されている。
第1のスペーサと第2のスペーサは、各々、金属とフェノール物質のうちの少なくとも一方を有する基板を含み、ポリテトラフルオロエチレンを含むライナーを更に含む。一実施形態では、第1のスペーサが、クレビスの第1の端部及びせん断ピンの第1の端部と物理的に接触する第1のライナーであり、第2のスペーサが、クレビスの第2の端部及びせん断ピンの第2の端部と物理的に接触する第2のライナーであり、且つ、せん断ピンが、反力負荷部材から第1のライナーと第2のライナーへ、荷重を伝達するように構成されている。
破壊抵抗性二重せん断ジョイントは、第1のボア内に位置決めされた第1のベアリングと第2のボア内に位置決めされた第2のベアリングを更に含むことができる。一実施形態では、第1のスペーサが、第1のベアリングの階段状突起(stepped protrusion)であり、第2のスペーサが、第2のベアリングの階段状突起である。せん断ピンは、螺合する第1の端部と螺合する第2の端部を有するせん断ボルト、外側円筒を含み、せん断ボルトは、外側円筒内の開口部を通って延在し、せん断ボルトの螺合する第1の端部と螺合する第1のナット、及びせん断ボルトの螺合する第2の端部と螺合する第2のナットを更に含み、第1のナットと第2のナットとの間の反力が、外側円筒に圧縮応力を加え得る。
第1のナットと第2のナットとの間の反力は、外側円筒に圧縮応力を加えている間に、せん断ボルトに引張力を加える。一実施形態では、第1のピン拡張具が、第1のナットと外側円筒の第1の端部に物理的に接触し、第2のピン拡張具が、第2のナットと外側円筒の第2の端部に物理的に接触する。
破壊抵抗性二重せん断ジョイントは、任意選択的に、外側円筒の第1の端部において第1の傾斜肩部を含み、外側円筒の第2の端部において第2の傾斜肩部を含み、第1のナットが第1の傾斜肩部と物理的に接触し、第2のナットが第2の傾斜肩部と物理的に接触し得る。
一実施形態では、せん断ボルトが、4.0インチから10.0インチまでの長さを有し、0.5インチから2.5インチまでの直径を有する。せん断ボルト、外側円筒、第1のナット、及び第2のナットは、各々、スチール、非鉄合金、ニッケルコバルトクロムモリブデン合金、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含み得る。破壊抵抗性二重せん断ジョイントは、そこを通る開口部を有するキャップを更に含み、せん断ボルトの螺合する第1の端部がキャップ内の開口部を通って延在し、ファスナを更に含み、ファスナは、せん断ボルトの螺合する第1の端部内の横の孔を通って延在する。密封剤が、キャップの基部の周りに配置され得る。
一実施形態では、第1のスペーサが、クレビスの第1の端部の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされ、第2のスペーサが、クレビスの第2の端部の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされる。一実施形態において、せん断ピンの破壊は、せん断ピンが、クレビスの第1の端部と第2の端部のうちの少なくとも一方に物理的に接触し、且つ、それによって支持されることをもたらす。
この明細書に組み込まれ、且つ、この明細書の一部を構成する添付図面は、本教示の実施形態を例示しており、説明部分と共に、本開示の原理を解説するために役立っている。
一実施形態による、ヒンジピンアセンブリの分解側面図である。 一実施形態による、図1のヒンジピンアセンブリの組立側面図である。 図2のヒンジピンアセンブリを含むリードラグヒンジの分解側面図である。 図2のヒンジピンアセンブリを含むリードラグヒンジの組立側面図である。 図4のヒンジピンアセンブリを含むヘリコプターのローターシステムの部分の斜視図である。 図5のヘリコプターのローターシステムを含むヘリコプターの側面図である。 本教示の一実施形態による、外側円筒の断面図である。 本教示による、ヒンジピンアセンブリを含む別の1つのリードラグヒンジの組立側面図である。 本教示による、ヒンジピンアセンブリを含む別の1つのリードラグヒンジの組立側面図である。 本教示による、クレビス、反力負荷部材、及びヒンジピンアセンブリの斜視図である。 本教示による、ヒンジピンアセンブリの切り取った斜視図である。 本教示による、ヒンジピンアセンブリを含む別の1つのリードラグヒンジの組立側面図である。
図面の幾つかの詳細は、厳密な構造的精度、詳細、及び縮尺を維持することよりもむしろ、本教示の理解を容易にするように、単純化され描かれていることに注意せよ。
添付図面に例が示される本開示の例示的な実施形態に、以下で詳しく言及していく。可能な場合には、同一又は類似の部品を言及するのに、図面全体を通して同一の参照番号が使用されることになる。
本教示の一実施形態は、外側円筒又はシース、及び外側円筒を通って延在する内側ボルトを有する、ヒンジピン(すなわち、せん断ピン)を含む、リードラグヒンジを含み得る。使用中に、外側円筒は圧縮応力下にあり、一方、内側ボルトは引張力下にある。本教示は、以下で、ヘリコプターのローター内で使用されるリードラグヒンジを参照しながら説明されるが、他の使用、特に、他の高い応力での使用も考慮されることが理解され得る。
図1は、本教示の一実施形態による、ヒンジピンアセンブリ100の分解側面図であり、図2は、その組立側面図である。組み立てられたヒンジピンアセンブリは、概して、参照番号200を用いて指定される。図1及び図2は、外側円筒又はスリーブ102、せん断ボルト104、第1のピン拡張具106、第2のピン拡張具108、第1のナット110、及び第2のナット112を描いている。
一実施形態では、外側円筒102が、大きな圧縮前負荷(compressive preload)を維持することができる高強度材料から製造される。一実施形態では、外側円筒102が、チタニウム及び高強度スチールなどの材料から製造され又はそれを含み得る。外側円筒102は、非鉄高性能合金、例えば、MP35N(登録商標)であり又はそれを含み得る。MP35N(登録商標)は、ペンシルバニア州ワイオミッシングのCarpenter Technology Corporationから購入可能な、ニッケルコバルトクロムモリブデン合金である。外側円筒102は、高性能合金、例えば、ニッケル合金、コバルト合金、クロム合金、モリブデン合金、及びそれらのうちの任意の組み合わせであり又はそれを含み得る。他の満足な材料も考慮される。更に、外側円筒102は、約0.75インチから約3.0インチまでの外側直径、約0.5インチから約2.5インチまでの内側直径、及び約4.0インチから約10.0インチまでの長さを有し得る。本明細書で説明される材料及び寸法が、ヒンジピンアセンブリ100の特定の設計及び使用に応じて変動することは、理解されるだろう。
一実施形態では、せん断ボルト104が、チタニウムと高強度スチール、非鉄高性能合金、例えば、MP35N(登録商標)、又は1以上の他の満足な材料などの、材料から製造され又はそれを含み得る。更に、せん断ボルト104は、約0.5インチから約2.5インチまでの外側直径、及び約4.0インチから約10.0インチまでの長さを有し得る。
ナット110、112のみならずピン拡張具106、108は、チタニウムと高強度スチール、非鉄高性能合金、例えば、MP35N(登録商標)、又は1以上の他の満足な材料などの、材料から製造され又はそれを含み得る。ピン拡張器106、108とナット110、112の寸法は、以下で説明される圧縮力及び引張力のみならず、外側円筒102とせん断ボルト104の設計に応じる。
ヒンジピンアセンブリ100を組み立てるために、せん断ボルト104は、外側円筒102の中心を通して挿入され、第1のピン拡張具106は、せん断ボルト104の第1の端部を覆って配置され、第1のナット110のねじが、せん断ボルト104の螺合する第1の端部のねじ114と螺合する。続いて、第2のピン拡張具108は、せん断ボルト104の第2の端部を覆って配置され、第2のナット112のねじが、せん断ボルト104の螺合する第2の端部のねじ116と螺合する。
図2のヒンジピンアセンブリ100の組み立ての間に、第1のナット110と第2のナット112は、外側円筒102に圧縮応力(圧縮)を予め加え、せん断ボルト104にも引張力(引張)204を予め加える、反力によって締め付けられ得る。外側円筒102に与えられる許容可能な圧縮応力、及びせん断ボルト104に与えられる許容可能な引張力の量は、例えば、各構造物102〜112の材料、寸法、及び設計に応じる。一実施形態では、約50の平方インチ当たりのキロポンド(KSI)から約100KSIまでの圧縮応力が、組み立て及び使用の間に、外側円筒102に与えられ且つ維持され(すなわち、予め加えられ)得る。更に、約25の平方インチ当たりのキロポンド(KSI)から約140KSIまでの引張力が、組み立て及び使用の間に、せん断ボルト104に与えられ且つ維持され(すなわち、予め加えられ)得る。外側円筒102に予め加えられる圧縮応力とせん断ボルト104に予め加えられる引張力は、構造体の材料と寸法に応じて変動し得る。
図3は、リードラグヒンジ300の部分として使用されている間の、図1及び図2のヒンジピンアセンブリ100の分解側面図であり、図4は、その組立側面図である。描かれているリードラグヒンジ300は、組み立てられたヒンジピンアセンブリ200、ピッチハウジングラグ302、リードラグリンク304、ストラップパック306、第1のリードラグベアリング308、第2のリードラグベアリング310、第1のベアリング固定具312、及び第2のベアリング固定具314を含む。ボーイングAH‐64アパッチヘリコプターで使用されるものなどの、リードラグヒンジ設計が、当該技術分野において知られている。組み立てられたリードラグヒンジ300が、図4で描かれ、概して、参照番号400によって特定される。
図3の構造物を組み立てるために、ストラップパック306が、リードラグリンク304内のストラップパックチャンバ316の中へ挿入され、その後、ストラップパック306とリードラグリンク304の一部分が、ピッチハウジングラグ302内のスロット317の中へ挿入される。第1のリードラグベアリング308は、ピッチハウジングラグ302を通して第1の開口部320の中へ配置され、リードラグリンク304内の第1の開口部322の中へも延在する。第1のリードラグベアリング308は、続いて、第1のベアリング固定具312によって適所に固定され得る。
次に、組み立てられたヒンジピンアセンブリ200が、ピッチハウジングラグ302内の第2の開口部324の中へ挿入され、リードラグリンク304内の第2の開口部326を通して、ストラップパック306内の開口部328を通して、ピッチハウジングラグ302内の第1の開口部320を通して、且つ、第1のリードラグベアリング308内のヒンジピンアセンブリ容器330の中へ挿入される。第1のピン拡張具106の肩部330は、第1のリードラグベアリング308の肩部332と物理的に接触するべきではないが、接触が使用の間に生じ、それによって、ヒンジピンアセンブリ200が第1のリードラグベアリング308内から離れることを妨げ得る。
続いて、第2のリードラグベアリング310は、ピッチハウジングラグ302を通して第2の開口部324の中へ配置され、且つ、リードラグリンク304内の第2の開口部326の中へも延在し得る。これは、ヒンジピンアセンブリ200を、第1のリードラグベアリング308内のヒンジピンアセンブリ容器334の中へ位置決めする。第2のリードラグベアリング310は、続いて、第2のベアリング固定具314によって適所に固定され得る。図4で描かれるように、第2のピン拡張具108の任意選択的な肩部336は、第2のリードラグベアリング310の肩部338と物理的に接触し得る。
ピッチハウジングラグ302が、第1のボア320(すなわち、ピッチハウジングラグ302を通る開口部320)を画定する第1の端部302Aと第2のボア324(すなわち、ピッチハウジングラグ302を通る開口部324)を画定する第2の端部302Bを含むクレビスを形成する。ストラップパック306は、クレビスのための反力負荷部材として機能し、第3のボア(すなわち、ストラップパック306内の開口部328)を画定する。
図4の組み立てられたリードラグヒンジ400と類似する、複数の組み立てられたリードラグヒンジが、図5の斜視図内で描かれているヘリコプターのローターシステム500内に配置され得る。図5のヘリコプターのローターシステム500は、複数のピッチハウジング504に取り付けられたローターハブ502を含む。複数のピッチハウジング504は、複数のリードラグヒンジ400を用いて、複数のブレード506に取り付けられている。図5では、4つのブレード506と4つのリードラグヒンジ400が描かれている。ヘリコプターのローターシステム500は、図6の側面図で描かれるような、ヘリコプター600の部分として組み立てられ且つ位置決めされ得る。
使用中に、リードラグヒンジは、高い応力を経験し、リードラグヒンジピンアセンブリは、疲労のために亀裂が成長するのみならず、腐食亀裂を被る。使用中に、外側円筒102は、主要な荷重支持部材であり、曲げ及びせん断作用を被る。しかし、リードラグヒンジピンアセンブリ200、特に、外側円筒102は、せん断ボルト104に螺合され且つトルクを加えるナット110からの絶え間のない圧縮状態202下にある。外側円筒102に表面の損傷がもたらされたならば、外側円筒102は、亀裂停止機構として機能し、一旦、表面亀裂が生じれば、外側円筒102への圧縮応力が更なる亀裂を低減させる。使用中に、外側円筒102を圧縮状態又は圧縮応力下に維持することによって、外側円筒102は、繰り返し疲労に抵抗することにおいて構造上の利点を生成する、初期圧縮状態へ置かれる。更に、この初期圧縮状態は、外側円筒102を通る亀裂の伝播を抑制する。外側円筒102内の亀裂は、例えば、製造中に又は表面の摩耗から若しくは経時的に積み重ねられた疲労から形成された表面欠陥から、開始し得る。
したがって、第1のナットと第2のナットとの間の反力は、外側円筒に圧縮応力を加え、それは、ヒンジピンアセンブリの亀裂の開始及び/又は伝播に対する抵抗性を高める。使用中に、外側円筒を圧縮応力下に置くことは、疲労を低減させた、したがって、一部の先行技術のヒンジピンと比較して故障しにくい、よりロバストなヒンジピンをもたらす。更に、使用中に、外側円筒の完全な故障の場合においてさえ、外側円筒を通るせん断ボルトは、ヒンジピンの何らかの構造上の統合性を維持する。したがって、ヒンジピンアセンブリは、フェールセーフなヒンジ及びヒンジピンシステム、例えば、リードラグヒンジを提供する。
リードラグヒンジが、簡略化のために描かれていない他の構造を含み、一方、描かれている構造物が除去され又は修正され得ることは、理解され得る。例えば、図7は、説明されるピン拡張具106、108が使用されないように製造された外側円筒700を描いている側面図である。外側円筒700は、上述されたピン拡張具106、108の肩部330、336と同様に機能し得る、任意選択的な第1の肩部702と任意選択的な第2の肩部704を含み得る。したがって、外側円筒700は、組み合わされた図2の外側円筒102とピン拡張具106、108のものと類似した機能を有するが、より製造コストが低い単一の一体的な構造物である。
図4の実施形態では、一種の二重せん断ジョイントを描いているが、外側円筒102の位置402が、組み立てられたリードラグヒンジ400の使用中に、特に高いせん断応力に遭遇することは理解され得る。例えば、使用中に、リードラグリンク304の横の動きは、位置402における外側円筒102とリードラグベアリング308、310との間の物理的な接触から、外側円筒102の位置402において集中した高いせん断応力を与える。せん断応力は、組み立てられたリードラグヒンジ400の使用及び動作の間に加えられる荷重404に対抗する、反力負荷406からもたらされる。したがって、外側円筒102は、特に、位置402における破壊又は他の故障に対して脆弱である。更に、外側円筒に対する表面摩耗又は損傷は、例えば、位置402におけるベアリングの内側直径から生じ得る。図8は、外側円筒802、外側円筒802と第1のリードラグベアリング804との間に位置決めされた第1のスペーサ804、及び外側円筒802と第2のリードラグベアリング310との間に位置決めされた第2のスペーサ806を含む、組み立てられたリードラグヒンジ800を描いている。スペーサ804、806は、ベアリングの内側直径に低摩擦ライナーを含み又は提供し、それは、ライナーとの物理的な接触における構成要素又は構造物への損傷を低減させ又は除去する一方で、ライナーに対する隣接する構造物による極めて小さい動きを可能にする。
一実施形態では、第1のスペーサ804と第2のスペーサ806が、個別の構造物、例えば、リードラグヒンジ800の組み立ての間に外側円筒802の周りに位置決めされた、個別のリング形状のライナーであり得る。この実施形態では、スペーサ804、806が、金属又はフェノール物質のうちの少なくとも一方であり又はそれを含み、隣接する構造物との低摩擦を提供する、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)又は別のポリマーなどの材料を更に含み得る。他の材料も考慮される。したがって、スペーサ804、806は、より破壊抵抗性が高い二重せん断ジョイントを提供し得る。
図9は、組み立てられたリードラグヒンジ900の別の一実施形態を描いている。第1のスペーサ902と第2のスペーサ904は、それぞれ、第1のリードラグベアリング906と第2のリードラグベアリング908の階段状突起として形成されている。この実施形態では、最も高いせん断応力が、第1のリードラグベアリング906と第2のリードラグベアリング908の階段状突起の端部において、ヒンジピン、特に、外側円筒802に与えられる(例えば、図12を参照しながら以下で説明される領域1210と類似している)。ヒンジピンの外側円筒802とせん断ボルト104の破壊などの故障は、通常、この位置において生じる。この実施形態では、故障が生じれば、せん断ボルト104及び/又は外側円筒は横にシフトし得るが、未だ、故障のポイントに応じて第1のベアリング906又は第2のベアリング908の何れかによって支持される。そのような故障が、継続的な使用中にリードラグヒンジ900の振動をもたらし得る一方で、リードラグヒンジ900は、少なくとも一時的に機能し続け、それによって、ジョイントが直ちに壊滅的な故障を受けることを避ける。
ヒンジピンアセンブリの実施形態が、図10で描かれているクレビス1000のみならず、上述のリードラグヒンジピンアセンブリ400、800、900などの、様々な種類の二重せん断ジョイントと共に使用され得ることは理解され得る。図10は、ヒンジピン1002をクレビスアーム1006と反力負荷部材1008との接触から物理的に空間を空けさせる、スペーサ1004を含むヒンジピン1002を描いている。この実施形態では、ヒンジピン1002が、クレビスアーム1006内の孔及び反力負荷部材1008内の孔を通って延在する、単一のピンを含む。この実施形態では、ヒンジピン1002が、以前の実施形態で説明された外側円筒を含まないが、ヒンジピンとして機能するせん断ボルトと外側円筒を含むヒンジピンアセンブリの使用も、考慮される。
描かれているように、リードラグヒンジピンアセンブリ400(図4参照)、800(図8参照)、900(図9参照)、及びクレビス1000(図10参照)は、全て、そこを通ってヒンジピンアセンブリが延在するところの一対の端部(すなわち、第1及び第2の端部)によって画定される一対の同一線上のボア(すなわち、第1及び第2のボア)を含む。反力負荷部材、例えば、図10の反力負荷部材1008は、一対のボアと同一線上の第3のボアを画定する。ヒンジピンアセンブリは、第3のボアも通って延在する。使用されるならば、1以上のスペーサ、例えば、スペーサ804、806(図8参照)とスペーサ1004(図10参照)が、第3のボアを画定する反力負荷部材から物理的に間隔を空けて、ヒンジピンアセンブリを配置するように構成され、上述のような低摩擦ライナーを提供し得る。更に、ヒンジピンアセンブリが、第1、第2、及び第3のボアを通して位置決めされるときに、スペーサが、ヒンジピンアセンブリと第1及び第2の端部との間の物理的な接触を妨げる。更に、スペーサは、第3の孔を画定する反力負荷部材から間隔を空けて、ヒンジピンアセンブリを配置する。
図11は、ヒンジピンを適所に固定する取付アセンブリを含む、ヒンジアセンブリ1100の斜視切取図である。取付アセンブリは、ヒンジピンアセンブリの摩耗を増加させ得る汚染を低減させるために、ヒンジピンアセンブリを密封もする。図11がヒンジピン1102の一端部を描いている一方で、(簡略化のために描かれていない)ヒンジピン1102の反対側の端部は、類似の構造又は異なる構造を含み得る。図11では、ヒンジピン1102が、キャップ1104内の開口部を通って延在する。コッタピン1106などのファスナが、ヒンジピン1102の端部を通って横に延在する孔を通って延在し得る。当該技術分野において知られているように、コッタピン1106のばね作用は、少なくとも部分的に、ヒンジピン1102を通る孔内のコッタピン1106の位置を維持する。ファスナは、描かれているように、ベアリング310に対してキャプ1104を更に保持する。密封剤1108、例えば、ポリマー接着剤、金属の半田、又は別の接着剤若しくは密封剤が、キャップの基部の周りに且つリードラグベアリング310の表面上に配置され得る。密封剤は、ヒンジピン1102の領域の中への汚染物の侵入を低減させ又は妨げる。ファスナ1106とキャップ1104の取り付けは、ナット112がヒンジアセンブリ1100の使用中に緩むことを更に妨げ得る。
図12は、図8の実施形態の第1のスペーサ804と第2のスペーサ806と比較して修正された、第1のスペーサ1202と第2のスペーサ1204を含む、組み立てられたリードラグヒンジ1200を描いている。図8の実施形態では、スペーサ804、806が、それらが物理的に接触する部材、より具体的には、ベアリング308、310の端部と位置合わせされている。図12の実施形態では、スペーサ1202、1204が、ヒンジピンアセンブリ100の表面1206とヒンジピンアセンブリ100の表面と対向する表面の間に位置決めされ、且つ、それらと物理的に接触する。ヒンジピンアセンブリ100の表面1206は、例えば、描かれているように外側円筒802の表面であり、外側円筒802が使用されていなければ、せん断ボルト104の表面であり、ヒンジピン1002、又は別のヒンジピンアセンブリの表面であり得る。ヒンジピンアセンブリの表面に対向する表面は、例えば、描かれているように、リードラグベアリング308、310の表面であり、クレビスの表面であり、又は別の表面であり得る。この実施形態では、スペーサ1202、1204は、図8のスペーサ804、806と比較して、より短い高さを有する。図12では、表面1208の一部分がスペーサ1202、1204によって覆われず、したがって、表面1208の一部分は、スペーサ1202、1204との物理的な接触から自由である。図12の構造物の使用中に、ヒンジピンアセンブリ100及び特に外側円筒802の最も高いせん断応力の領域1210は、スペーサ1202、1204の端部又は下側の範囲に与えられる。言い換えると、スペーサ1202、1204の端部は、使用中にヒンジピンアセンブリの最も高い応力の領域1210を画定する。この実施形態では、部材308、310の第1の範囲1212と第2の範囲1214との間の中間位置に、最も高い応力の領域1210がある。その領域にスペーサ1202、1204が取り付けられ、その領域は、図4及び図8の実施形態のように部材308、310の端部にはない。図8では、ヒンジピンアセンブリ100が最も高い応力の領域(例えば、スペーサ804、806の端部)において破壊したならば、外側円筒802は、リードラグベアリング308、310から滑り出るだろう。図12では、ヒンジピンアセンブリ100が最も高い応力の領域(例えば、スペーサ1202、1204の端部)において破壊したならば、外側円筒802は、リードラグベアリングと物理的に接触且つ係合し、それによって、より故障抵抗性の高いヒンジピンアセンブリ100を提供する。言い換えると、外側円筒820(又は他のヒンジピンアセンブリ100の構造物)の破壊は、外側円筒がリードラグベアリング308、310と物理的に接触するように、外側円筒802の横の動きをもたらす。そのような故障が、継続的な使用中にリードラグヒンジ1200の振動をもたらし得る一方で、リードラグヒンジ1200は、少なくとも一時的に機能し続け、それによって、ジョイントが直ちに壊滅的な故障を受けることを避ける。したがって、図12のリードラグヒンジ1200は、破壊に先立って、外側円筒802が、リードラグベアリング308、310と物理的に接触しないように構成されている。破壊の後に、リードラグベアリング1200が完全な故障なしに機能し続けるように、外側円筒802は、リードラグベアリング308、310のうちの一方と物理的に接触し、それによって支持される。
図12の構造物をクレビスの構造物として説明することにおいて、各スペーサ1202、1204、及び各スペーサ1202、1204の端部は、クレビスの端部の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされる。各スペーサ1202、1204の端部は、各クレビスの上側範囲又は下側範囲の何れとも位置合わせされないが、それぞれの端部によって画定されたボア内に位置決めされる。ヒンジピンアセンブリが最も高い応力の領域(例えば、スペーサ1202、1204の端部)において破壊するならば、ヒンジピンアセンブリは、クレビスのそれぞれの端部と物理的に接触及び係合し、クレビスのそれぞれの端部によって支持され、それによって、より故障抵抗性の高いヒンジピンアセンブリを提供する。言い換えると、ヒンジピンアセンブリの一部分の破壊は、ヒンジピンアセンブリがクレビスと物理的に接触するように、ヒンジピンアセンブリの横の動きをもたらし得る。
広範な本開示を明記する数値的範囲及びパラメータが概算であるにもかかわらず、特定の例において明記された数値は、できるだけ正確に報告されている。しかしながら、任意の数値は、それぞれの試験的測定に見られる標準偏差から必然的に生じる若干の誤差を本質的に含んでいる。更に、本明細書で開示されたすべての範囲が、本明細書内に包含される任意のすべての部分範囲を含むと理解すべきである。例えば、「10未満」の範囲は、最小値0から最大値10の間の(を含む)任意のすべての部分範囲を含むことができ、要するに、任意のすべての部分範囲は、例えば、1から5などの、0以上の最小値及び10以下の最大値を有している。場合によっては、パラメータとして提示された数値は、負の値を取ることができる。この場合、「10未満」として記載されている例示の範囲は、−1、−2、−3、−10、−20、−30などといった、負の値を取ることができる。
更に、本開示は下記の条項による実施形態を含む。
条項1
第1のボアを画定する第1の端部と第2のボアを画定する第2の端部を備えたクレビス、
第3のボアを画定する反力負荷部材であって、前記第1のボア、前記第2のボア、及び前記第3のボアが同一線上にある、反力負荷部材、
前記第1のボア内に位置決めされた第1のスペーサと前記第2のボア内に位置決めされた第2のスペーサ、並びに
前記第1のボア、前記第2のボア、及び前記第3のボア内に位置決めされたせん断ピンであって、前記第1のスペーサと前記第2のスペーサが、前記第3のボアを画定する前記反力負荷部材から間隔を空けて前記せん断ピンを配置するように構成されている、せん断ピンを備える、破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項2
前記第1のスペーサと前記第2のスペーサが、各々、金属とフェノール物質のうちの少なくとも一方を含む基板を含み、ポリテトラフルオロエチレンを含むライナーを更に備える、条項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項3
前記第1のスペーサが、前記クレビスの前記第1の端部及び前記せん断ピンの第1の端部と物理的に接触する第1のライナーであり、
前記第2のスペーサが、前記クレビスの前記第2の端部及び前記せん断ピンの第2の端部と物理的に接触する第2のライナーであり、且つ
前記せん断ピンが、前記反力負荷部材から前記第1のライナーと前記第2のライナーへ、荷重を伝達するように構成されている、条項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項4
前記第1のボア内に位置決めされた第1のベアリングと前記第2のボア内に位置決めされた第2のベアリングを更に備える、条項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項5
前記第1のスペーサが、前記第1のベアリングの階段状突起であり、前記第2のスペーサが、前記第2のベアリングの階段状突起である、条項4に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項6
前記せん断ピンが、
ねじ山がつけられた第1の端部及びねじ山がつけられた第2の端部を備えたせん断ボルト、
外側円筒であって、前記せん断ボルトが、前記外側円筒内の開口部を通って延在する、外側円筒
前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部と螺合する第1のナット、並びに
前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第2の端部と螺合する第2のナットを備え、
前記第1のナットと前記第2のナットとの間の反力が、前記外側円筒に圧縮応力を加える、条項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項7
前記第1のナットと前記第2のナットとの間の前記反力が、前記外側円筒に前記圧縮応力を加えている間に、前記せん断ボルトに引張力を加える、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項8
前記第1のナットと前記外側円筒の第1の端部に物理的に接触する、第1のピン拡張具、及び
前記第2のナットと前記外側円筒の第2の端部に物理的に接触する、第2のピン拡張具を更に備える、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項9
前記外側円筒の第1の端部において第1の傾斜肩部、及び
前記外側円筒の第2の端部において第2の傾斜肩部を更に備え、
前記第1のナットが前記第1の傾斜肩部と物理的に接触し、前記第2のナットが前記第2の傾斜肩部と物理的に接触する、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項10
前記せん断ボルトが、4.0インチから10.0インチまでの長さを有し、0.5インチから2.5インチまでの直径を有する、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項11
前記せん断ボルト、前記外側円筒、前記第1のナット、及び前記第2のナットが、各々、スチール、非鉄合金、ニッケルコバルトクロムモリブデン合金、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項12
キャップを通る開口部を有するキャップであって、前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部が前記キャップ内の前記開口部を通って延在する、キャップ、及び
前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部内の横の孔を通って延在する、ファスナを更に備える、条項6に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項13
前記キャップの基部の周りに密封剤を更に含む、条項12に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項14
前記第1のスペーサが、前記クレビスの前記第1の端部の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされ、且つ
前記第2のスペーサが、前記クレビスの前記第2の端部の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされる、条項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
条項15
前記せん断ピンの破壊が、前記せん断ピンが、前記クレビスの前記第1の端部と前記第2の端部のうちの少なくとも一方と物理的に接触し、且つ、前記クレビスの前記第1の端部と前記第2の端部のうちの少なくとも一方によって支持されることをもたらすように、構成されている、条項14に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
本教示は1以上の実施態様に関して示されたが、添付の特許請求の範囲の主旨及び範囲から逸脱することなく、示された実施例に対する代替及び/又は変形を実施することが可能である。例えば、プロセスが一連の作用又は事象として記載されているが、本開示はそのような作用又は事象の順番に限定されないことが認識されるだろう。そのような作用は、異なる順番で及び/又は本明細書に記載されたものを除いた別の作用又は事象と同時に起こることがある。また、本開示の一又は複数の態様若しくは実施形態に従って方法論を実施するために、すべてのプロセス段階が必要とされるわけではない。構造的構成要素及び/又は処理段階を追加でき、既存の構造的構成要素及び/又は処理段階を除去又は修正できると認識されるだろう。更に、本明細書に示された作用のうちの一又は複数は、一又は複数の別個の作用及び/又は段階で実行されることがある。また更に、「含んでいる(including)」「含む(includes)」「有している(having)」「有する(has)」「伴う(with)」又はそれらの変形の用語が詳細な説明及び特許請求の範囲のどちらにも使用される限りにおいては、そのような用語は、「備えている(comprising)」という用語と同様に包含されることを意図している。「〜のうちの少なくとも1つ」という用語は、列挙された項目のうちの一又は複数を選択できることを意味するために使用される。本明細書で使用される際に、例えば、A及びBなどのアイテムのリストに関する「のうちの1以上(one or more of)」という用語は、A単独、B単独、又はA及びBを意味する。「のうちの1以上(one or more of)」という用語は、リストされたアイテムのうちの1以上が選択され得ることを意味するために使用される。更に、考察及び特許請求の範囲で、他方における一方など2つの材料に対して使用された「における、上に(on)」という用語は、材料間の少なくともいくらかの接触を意味するのに対し、「上方に(over)」は、複数の材料が接近しているが、接触は可能だが必須ではない一又は複数の追加的な介在する材料を伴う可能性がある。「における、上に(on)」と「上方に(over)」のどちらも、本明細書で使用されるように何れの方向性も示さない。「コンフォーマル(conformal)」という用語は、下にある材料の角度がコンフォーマル材料によって保護されるコーティング材を形容する。「約」という用語は、列挙された値が、例示された実施形態に対してプロセス又は構造の不適合を生じさせない限り、いくらか変更され得ることを示す。最後に、「例示的」は、記述が、理想的であることを示唆するというよりむしろ、例として使用されていることを示している。本開示の他の実施形態は、本明細書の開示の仕様及び実践を検討することにより、当業者には明らかになるだろう。仕様及び例を単なる例示的ものと見なすことが意図されており、本開示の真の範囲及び精神は、以下の特許請求の範囲によって示されている。
本出願で使用される相対位置の用語は、被加工物の方向付けに関わらず、被加工物の従来の平面又は作業面に平行な平面に基づき定義される。本出願で使用される「水平な(horizontal)」又は「横に向かった(lateral)」という用語は、被加工物の方向付けに関わらず、被加工物の従来の平面又は作業面に平行な平面として定義される。「垂直な(Vertical)」という用語は、水平に対して直角方向を指す。「における、上に(on)」「側面(「側壁」においてのように)」「高い」「低い」「上方に(over)」「最上部(top)」「下に」などの用語は、被加工物の方向付けに関わらず、被加工物の最上面にある従来の平面又は作業面に対して定義される。

Claims (14)

  1. 破壊抵抗性二重せん断ジョイントであって、該破壊抵抗性二重せん断ジョイントは、
    第1のボア(320)を画定する第1の端部(302A)と第2のボア(324)を画定する第2の端部(302B)を備えたクレビス、
    前記第1のボア内に位置決めされた第1のベアリング、
    前記第2のボア内に位置決めされた第2のベアリング、
    第3のボア(328)を画定する反力負荷部材であって、前記第1のボア(320)、前記第2のボア(324)、及び前記第3のボア(328)が同一線上にある、反力負荷部材、
    前記第1のボア(320)内に位置決めされた第1のスペーサ(804)と前記第2のボア(324)内に位置決めされた第2のスペーサ(806)、並びに
    前記第1のボア(320)、前記第2のボア(324)、及び前記第3のボア(328)内に位置決めされたせん断ピンであって、前記第1のスペーサ(804)と前記第2のスペーサ(806)が、前記第3のボア(328)を画定する前記反力負荷部材から間隔を空けて前記せん断ピンを配置するように構成されている、せん断ピンを備え、
    前記第1のスペーサは、前記第1のベアリングと前記せん断ピンとの間に位置決めされており、前記第2のスペーサは、前記第2のベアリングと前記せん断ピンとの間に位置決めされている、破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  2. 前記第1のスペーサ(804)と前記第2のスペーサ(806)が、各々、金属とフェノール物質のうちの少なくとも一方を含む基板を含み、ポリテトラフルオロエチレンを含むライナーを更に備える、請求項1に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  3. 前記第1のスペーサ(804)が、前記クレビスの前記第1の端部(302A)及び前記せん断ピンの第1の端部と物理的に接触する第1のライナーであり、
    前記第2のスペーサ(806)が、前記クレビスの前記第2の端部(302B)及び前記せん断ピンの第2の端部と物理的に接触する第2のライナーであり、且つ
    前記せん断ピンが、前記反力負荷部材から前記第1のライナーと前記第2のライナーへ、荷重を伝達するように構成されている、請求項1又は2に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  4. 前記第1のスペーサ(804)が、前記第1のベアリングの階段状突起であり、前記第2のスペーサ(806)が、前記第2のベアリングの階段状突起である、請求項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  5. 前記せん断ピンが、
    ねじ山がつけられた第1の端部及びねじ山がつけられた第2の端部を備えたせん断ボルト、
    外側円筒であって、前記せん断ボルトが、前記外側円筒内の開口部を通って延在する、外側円筒
    前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部と螺合する第1のナット、並びに
    前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第2の端部と螺合する第2のナットを備え、
    前記第1のナットと前記第2のナットとの間の反力が、前記外側円筒に圧縮応力を加える、請求項1からのいずれか一項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  6. 前記第1のナットと前記第2のナットとの間の前記反力が、前記外側円筒に前記圧縮応力を加えている間に、前記せん断ボルトに引張力を加える、請求項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  7. 前記第1のナットと前記外側円筒の第1の端部に物理的に接触する、第1のピン拡張具、及び
    前記第2のナットと前記外側円筒の第2の端部に物理的に接触する、第2のピン拡張具を更に備える、請求項又はに記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  8. 前記外側円筒の第1の端部において第1の傾斜肩部、及び
    前記外側円筒の第2の端部において第2の傾斜肩部を更に備え、
    前記第1のナットが前記第1の傾斜肩部と物理的に接触し、前記第2のナットが前記第2の傾斜肩部と物理的に接触する、請求項5、又は7に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  9. 前記せん断ボルトが、4.0インチから10.0インチまでの長さを有し、0.5インチから2.5インチまでの直径を有する、請求項からのいずれか一項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  10. 前記せん断ボルト、前記外側円筒、前記第1のナット、及び前記第2のナットが、各々、スチール、非鉄合金、ニッケルコバルトクロムモリブデン合金、及びそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを含む、請求項からのいずれか一項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  11. キャップ(1104)を通る開口部を有するキャップ(1104)であって、前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部が前記キャップ(1104)内の前記開口部を通って延在する、キャップ(1104)、及び
    前記せん断ボルトの前記ねじ山がつけられた第1の端部内の横の孔を通って延在する、ファスナ(1106)を更に備える、請求項から10のいずれか一項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  12. 前記キャップ(1104)の基部の周りに密封剤(1108)を更に含む、請求項11に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  13. 前記第1のスペーサ(804)が、前記クレビスの前記第1の端部(302A)の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされ、且つ
    前記第2のスペーサ(806)が、前記クレビスの前記第2の端部(302B)の上側範囲と下側範囲との間に完全に位置決めされる、請求項1から12のいずれか一項に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
  14. 前記せん断ピンの破壊が、前記せん断ピンが、前記クレビスの前記第1の端部(302A)と前記第2の端部(302B)のうちの少なくとも一方と物理的に接触し、且つ、前記クレビスの前記第1の端部と前記第2の端部のうちの少なくとも一方によって支持されることをもたらすように、構成されている、請求項13に記載の破壊抵抗性二重せん断ジョイント。
JP2017048125A 2016-03-17 2017-03-14 損傷許容性フェールセーフ(dtfs)高強度前負荷ピンアセンブリ Active JP6885756B2 (ja)

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