JP6885584B2 - 点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、調光器からの信号に基づいて光源を点灯させる点灯装置に関する。
近年、LED(Light Emitting Diode )を光源とする照明器具が、住宅用、事業所用、道路用、産業用等の用途に広く使用されている。照明器具の光源は、例えば商用の交流電圧を直流電圧に変換する点灯装置から直流電圧が印加されて駆動される。
従来、光源の光出力の大きさを変化させたり、色温度が異なる複数種類のLEDからの光を混色して中間的な色温度にしたりするための調光器が提供されている。調光器は、例えば調光つまみの操作に応じた情報を示す調光信号を出力し、この調光信号を入力する点灯装置が、調光信号によって示される情報に応じて光源の光出力の大きさ又は色温度を変化させる。
例えば特許文献1には、コントローラ(調光器)に接続されており、PWM信号である調光信号が入力されて光源ユニットの調光及び調色を個別に実行する点灯装置が開示されている。この点灯装置は、色可変モードにて調光信号のデューティが5%から90%まで変化する間に、光源モジュール4aの光出力が10%から90%まで直線的に変化し、光源モジュール4bの光出力が90%から10%まで直線的に変化するようになっている。
特許文献1には、光源モジュール4a及び4bのうち一方及び他方夫々の光出力が0%及び100%になってもよい、との記載があるが、一般的に光源の光出力の上限及び下限付近では、調光信号のデューティの変化に関わらず、光出力が一定に保持されることが多い。
例えば特許文献2には、色温度の情報を表す調色信号のデューティが約8%から約92%まで変化する間に、色温度が夫々5000°K及び3000°Kである2つのLEDアレイから光を混色して色温度を5000°Kから約3200°Kまで直線的に変化させる照明装置が開示されている。
この照明装置によれば、調色信号のデューティが92%から100%までの範囲内で色温度が一定(約3200°K)であり、調色信号のデューティが100%のときに色温度が3000°Kに変化する。このことは、調色信号のデューティが92%から100%までの範囲内で、2つのLEDアレイの光出力が一定に保持されており、調色信号のデューティが100%のときに色温度が5000°KのLEDアレイの光出力がゼロに調整されることを示唆している。
調色信号のデューティの上限付近でLEDアレイの光出力を調整する他の方法として、調色信号のデューティが増大して92%になったときに、色温度が5000°KのLEDアレイの光出力をゼロにする方法が考えられる。この方法によれば、調色信号のデューティが92%になったときに、2つのLEDアレイからの光を混色した色温度が約3200°Kから3000°Kに変化する。
特開2015−32451号公報 特開2012−4240号公報
しかしながら、特許文献2に記載された調色方法又は上記他の調色方法によれば、調色信号のデューティが約92%又は100%になったときに色温度が不自然に変化するため、使用者に不快感を与えるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、調色信号のデューティが0%又は100%に近づくように変化する場合であっても、調色された光源の色温度が不自然に変化しないようにすることが可能な点灯装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る点灯装置は、色温度が異なる第1及び第2光源からの光を混色して調整する度合いを示す調色信号と、前記第1及び第2光源の光量を調整する度合いを示す調光信号とを外部から時系列的に取得し、取得した調色信号及び調光信号に基づく電流を前記第1及び第2光源に供給して点灯させる点灯装置において、前記調色信号はPWM信号であり、取得した調色信号のデューティが第1閾値より大きく、且つ該第1閾値より大きい第2閾値より小さい範囲内にあるか否かを判定する判定部と、該判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記デューティの大小に応じて、前記第1光源に供給する電流を大小に調整し、且つ前記第2光源に供給する電流を小大に調整する調色部と、前記判定部で前記範囲内にないと判定し、且つ前記デューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第1光源に供給する電流を前記デューティの変化の有無に関わらずに漸減させる第1漸減部と、前記判定部で前記範囲内にないと判定し、且つ前記デューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第2光源に供給する電流を前記デューティの変化の有無に関わらずに漸減させる第2漸減部とを備えることを特徴とする。
なお、本願は、このような特徴的な処理部を備える点灯装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的な処理をステップとする点灯方法として実現したり、かかるステップをコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現したりすることができる。また、点灯装置の一部又は全部を半導体集積回路として実現したり、点灯装置を含むシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、調色信号のデューティが0%又は100%に近づくように変化する場合であっても、調色された光源の色温度が不自然に変化しないようにすることが可能となる。
本発明の実施形態1に係る点灯装置を含む点灯システムの構成例を示すブロック図である。 調光器からの調光信号及び調光器からの調色信号の一例を示すタイミングチャートである。 マイコンが出力する2系統のPWM信号の一例を示すタイミングチャートである。 調光信号のデューティとImaxに対するIsumの割合との関係を示すグラフである。 調色信号のデューティと光源に供給される電流との関係を示すグラフである。 調色信号のデューティと光源に供給される電流との関係を示すグラフである。 調色信号のデューティと光源に供給される電流との関係を示すグラフである。 調光信号及び調色信号を取得して光源に供給する電流を増/減させるマイコンの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る点灯装置で調色信号のデューティと光源に供給される電流との関係を示すグラフである。 調光信号及び調色信号を取得して光源に供給する電流を増/減させるマイコンの処理手順を示すフローチャートである。 調光信号及び調色信号を取得して光源に供給する電流を増/減させるマイコンの処理手順を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る点灯装置は、色温度が異なる第1及び第2光源からの光を混色して調整する度合いを示す調色信号と、前記第1及び第2光源の光量を調整する度合いを示す調光信号とを外部から時系列的に取得し、取得した調色信号及び調光信号に基づく電流を前記第1及び第2光源に供給して点灯させる点灯装置において、前記調色信号はPWM信号であり、取得した調色信号のデューティが第1閾値より大きく、且つ該第1閾値より大きい第2閾値より小さい範囲内にあるか否かを判定する判定部と、該判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記デューティの大小に応じて、前記第1光源に供給する電流を大小に調整し、且つ前記第2光源に供給する電流を小大に調整する調色部と、前記デューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第1光源に供給する電流を漸減させる第1漸減部と、前記デューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第2光源に供給する電流を漸減させる第2漸減部とを備えることを特徴とする。
本態様にあっては、PWM信号である調光信号及び調色信号を外部から取得し、取得したこれらの信号に基づく電流を第1及び第2光源に供給して点灯させる。取得した調色信号のデューティが第1閾値から第2閾値までの範囲内にある場合、調色信号のデューティの大小の変化(即ち増加及び減少)に応じて第1光源に供給する電流を大小に調整する(即ち増加及び減少させる)と共に、第2光源に供給する電流を小大に調整する(即ち減少及び増加させる)。また、取得した調色信号のデューティが第1閾値より小さい場合、第1光源に供給する電流を漸減させる。更に、調色信号のデューティが第2閾値より大きい場合、第2光源に供給する電流を漸減させる。
(2)前記第1及び第2漸減部は、前記第1及び第2光源に供給する電流を時間に対して一定の割合で減少させることが好ましい。
本態様にあっては、第1光源及び第2光源に供給する電流を漸減させる場合、時間の経過と共に直線的に電流を減少させる。
(3)前記第1及び第2漸減部で電流を漸減した場合、前記デューティを記憶する記憶部と、前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より小さいときに、前記第1光源に供給する電流を漸増させる第1漸増部と、前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第2閾値より大きいときに、前記第2光源に供給する電流を漸増させる第2漸増部とを更に備え、前記調色部は、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より大きく、且つ前記第2閾値より小さい範囲内にある場合に電流を調整し、前記記憶部は、前記第1及び第2漸増部で電流を漸増した場合、前記調色信号のデューティを記憶するようにしてあることが好ましい。
本態様にあっては、第1光源及び第2光源に供給する電流を漸減させた場合に、取得した調色信号のデューティを記憶しておく。記憶したデューティが第1閾値より小さく、且つ取得した調色信号のデューティが第1及び第2閾値の範囲内にある場合は、第1光源に供給する電流を漸増させ、記憶したデューティが第2閾値より大きく、且つ取得した調色信号のデューティが第1及び第2閾値の範囲内にある場合は、第2光源に供給する電流を漸増させる。更に、第1光源及び第2光源に供給する電流を漸増させた場合は、取得した調色信号のデューティを記憶して記憶内容を更新する。記憶したデューティと、取得した調色信号のデューティとが第1及び第2閾値の範囲内にある場合は、調色信号のデューティに応じて第1及び第2光源に供給する電流を調整する。
(4)前記第1及び第2漸増部夫々は、前記第1及び第2光源に供給する電流を、前記調色信号のデューティに応じて前記調色部が調整すべき電流に向けて、時間に対して一定の割合で増加させることが好ましい。
本態様にあっては、第1光源及び第2光源に供給する電流を漸増させる場合、取得した調色信号のデューティに応じて供給すべき電流に向けて、時間の経過と共に直線的に電流を増加させる。
(5)前記調色部は、前記第1閾値から第2閾値までの前記調色信号のデューティの変化に対して、前記第1及び第2光源夫々に供給する電流を変化させる範囲の上限同士及び下限同士が一致するように調整することが好ましい。
本態様にあっては、取得した調色信号のデューティが第1閾値から第2閾値までの範囲内で変化する場合、第1光源及び第2光源夫々に供給する電流の変化範囲について、上限同士が一致し、更に下限同士が一致するように調整する。
(6)前記調色部は、前記調色信号のデューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第2光源に供給する電流を、前記範囲の上限の電流及び下限の電流の和に維持するようにしてあり、且つ前記調色信号のデューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第1光源に供給する電流を、前記和に維持するようにしてあることが好ましい。
本態様にあっては、取得した調色信号のデューティが第1閾値より小さい場合、第2光源に供給する電流を、第2光源の変化範囲の上限の電流と第1光源の変化範囲の下限の電流とを加算した電流に維持する。また、取得した調色信号のデューティが第2閾値より大きい場合、第1光源に供給する電流を、第1光源の変化範囲の上限の電流と第2光源の変化範囲の下限の電流とを加算した電流に維持する。
(7)前記調光信号はPWM信号であり、取得した調光信号のデューティが第3閾値以上、且つ該第3閾値より大きい第4閾値以下である場合、前記第1及び第2光源夫々に供給する電流の和が、取得した調光信号のデューティに応じた大きさとなるように、前記第1及び第2光源に供給する電流を調整する調光部を更に備えることが好ましい。
本態様にあっては、外部から取得した調光信号のデューティが、第3閾値と該第3閾値より大きい第4閾値との間にある場合、第1及び第2光源夫々に供給する電流を加算した電流が、取得した調光信号のデューティに応じた大きさの電流となるように調整する。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る点灯装置の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、各実施形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る点灯装置を含む点灯システムの構成例を示すブロック図である。図中1は点灯装置であり、点灯装置1は、調光器3及び4夫々から調光信号及び調色信号を時系列的に取得し、取得した調光信号及び調色信号に基づく電流を光源5及び6(第1及び第2光源に相当)に供給して点灯させる。
調光器3は、使用者が不図示のつまみを回転させることにより、回転角に応じて、光源5及び6の光量を調整する度合いを示す調光信号を点灯装置1に出力する。調光器4は、使用者が不図示のつまみを回転させることにより、回転角に応じて、光源5及び6からの光を混色して調整する度合いを示す調色信号を点灯装置1に出力する。
光源5及び6は、例えばLEDを含み、供給される電流の増減に応じて光量が増減する。光源5及び6は、出力する光の色温度が互いに異なっている。このため、光源5及び6に供給される電流の配分に応じて、視認される光の色温度が変化する。
点灯装置1は、調光器3及び4夫々からの調光信号及び調色信号をフォトカプラ11及び21を介して取得し、取得した調光信号及び調色信号のデューティ比(以下、単にデューティという)を検出するマイクロコンピュータ(以下マイコンという)10を備える。マイコン10は、検出した夫々のデューティに基づいて2系統のPWM信号を出力する。検出されたデューティは、不図示のRAM(Random Access Memory )に記憶領域として確保された記憶部101に記憶される。但し、記憶部101に記憶せずに、マイコン10のレジスタ等に記憶してもよい。なお、フォトカプラ11及び21は、PWM信号を伝達するための他の回路素子又は他の回路であってもよい(以下同様)。
点灯装置1は、また、マイコン10が出力した2系統のPWM信号を各別に積分する積分回路12及び22と、該積分回路12及び22夫々の出力電圧が入力される演算増幅器(以下、オペアンプという)13及び23とを備える。オペアンプ13は、積分回路12の出力電圧と、後述する抵抗器17の検出電圧との差分を増幅する。オペアンプ23は、積分回路22の出力電圧と、後述する抵抗器27の検出電圧との差分を誤差電圧として増幅する。なお、マイコン10と積分回路12及び22夫々との間に他のフォトカプラを介在させて絶縁するようにしてもよい。
点灯装置1は、更に、オペアンプ13及び23夫々が増幅した誤差電圧をフォトカプラ14及び24を介して入力するコンバータ用の制御IC15及び25と、該制御IC15及び25夫々によって電圧の変換が制御されるDC/DCコンバータ16及び26と、交流電源7の交流電圧を直流電圧に変換してDC/DCコンバータ16及び26に印加するPFC(Power Factor Controller )回路20とを備える。
DC/DCコンバータ16及び26夫々は、PFC回路20から印加された直流電圧を降圧し、降圧した直流電圧を抵抗器17及び27夫々を介して光源5及び6に印加することにより、光源5及び6に直流電流を供給する。光源5及び6夫々に供給される電流は抵抗器17及び27にて検出され、これによる検出電圧がオペアンプ13及び23に入力されるようになっている。なお、抵抗器17及び27夫々とDC/DCコンバータ16及び26との接続点が、例えば接地電位である基準電位に接続されている。
上述の構成により、抵抗器17及び27夫々に流れる電流が、積分回路12及び22の出力電圧に比例するように制御される。積分回路12及び22夫々の出力電圧は、マイコン10が出力する2系統のPWM信号のデューティに比例するから、光源5及び6夫々に供給される電流は、マイコン10が積分回路12及び22に対して出力するPWM信号のデューティに比例するように制御される。
次に、マイコン10が入出力するPWM信号について説明する。図2は、調光器3からの調光信号及び調光器4からの調色信号の一例を示すタイミングチャートであり、図3は、マイコン10が出力する2系統のPWM信号の一例を示すタイミングチャートである。図2及び3では、横軸が時間(t)を表し、縦軸が信号のオン/オフ状態を表す。調光信号及び調色信号は、周期がT1(例えば1ms)のPWM信号である。図2に示す例では、調光信号及び調色信号夫々のデューティが0.3及び0.6である。
調光信号は、光源5及び6の光量を調整する度合いをデューティによって示す信号である。調光器3及び4は、調光信号のデューティの仕様として5%から90%までをカバーするものが多いため、本実施形態1では、5%(第3閾値に相当)から90%(第4閾値に相当)までの変化範囲内で調光信号のデューティの大小に応じて、光源5及び6に供給する電流の和を小大に調整する。即ち、調光信号のデューティの増加及び減少(以下増/減ともいう)に応じて、光源5及び6に供給する電流の和を減少及び増加(以下、減/増ともいう)させる。具体的には、調光信号のデューティをD1とし、光源5及び6に供給する電流の和の最大値(定数)をImaxとし、光源5及び6に供給する電流の和(変数)をIsumとした場合、Isumは、以下の式(1)によって表される。
Isum=Imax(1−D1’)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
但し、
D1’=(D1−0.05)×0.95/0.85・・・・・・・・・・・・・・(2)
(0.05≦D1≦0.9)
式(1)で用いるD1’を、式(2)によってD1から変換して求めているのは、調光信号のデューティD1に係る5%から90%までの変化範囲を、D1’に係る0%から95%までの変化範囲に均等にマッピングするためである。上記の場合は、調光信号のデューティの大小に応じて、光源5及び6に供給する電流の和を小大に調整したが、これとは逆に、調光信号のデューティの大小に応じて、光源5及び6に供給する電流の和を大小に調整してもよい。この場合のIsumは、式(1)に代えてImaxとD1’との積によって算出すればよい。但し、D1’は式(2)で算出される値に0.5を加算したものとなる。これにより、調光信号のデューティD1に係る5%から90%までの変化範囲が、D1’に係る5%から100%までの変化範囲に均等にマッピングされる。
図4は、調光信号のデューティとImaxに対するIsumの割合との関係を示すグラフである。図の横軸は調光信号のデューティ(%)を表し、縦軸はIsum/Imax(%)を表す。図中の実線は、調光信号のデューティの大小に応じて光源4に供給する電流を小大に調整する場合の特性を示すものであり、破線は、調光信号のデューティの大小に応じて光源4に供給する電流を大小に調整する場合の特性を示すものである。なお、光源5及び6に供給する電流の和は、図4中の実線又は破線で示されるように調光信号のデューティD1に対して直線的に変化するものに限定されず、デューティD1に対して曲線的に滑らかに変化するものであってもよい。
図4の実線で示される特性の場合、式(1)よりIsum/Imaxは1−D1’であり、D1’は式(2)で表されるから、調光信号のデューティD1が5%から90%までの範囲内にあるときに、Isum/Imaxは図4に示される傾きが−0.95/0.85の直線上の点として表される。一方、図4の破線で示される特性の場合、Isum/ImaxはD1’であり、D1’は式(2)で表される値に0.5を加算したものであるから、調光信号のデューティD1が5%から90%までの範囲内にあるときに、Itgt/Imaxは図4に示される傾きが0.95/0.85の直線上の点として表される。以下では、調光信号のデューティの大小に応じて、光源5及び6に供給する電流の和を小大に調整する場合、即ち図4の実線で示される特性の場合について説明する。
なお、調光信号のデューティD1が5%より小さい場合、D1’の値は、デューティが5%のときに式(2)によって算出される値と同じく0に固定する。この場合、式(1)よりIsum=Imaxとなる。また、調光信号のデューティD1が90%より大きい場合、D1’の値は、デューティが90%のときに式(2)によって算出される値と同じく0.95に固定する。この場合、式(1)よりIsum=0.05Imaxとなる。
一方の調色信号は、光源5及び6からの光を混色して調整する度合いをデューティによって示す信号である。本実施形態1では、調色信号のデューティの大小に応じて、光源5に割り振って供給する電流を大小に調整し、光源6に割り振って供給する電流を小大に調整する。即ち、調色信号のデューティの増/減に応じて、光源5に供給する電流を増/減させ、光源6に供給する電流を減/増させる。具体的には、調色信号のデューティをD2とし、光源5及び6夫々に供給される電流をI1及びI2とした場合、I1及びI2夫々は以下の式(3)及び(4)によって表される。
I1=IsumD2’・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)
I2=Isum(1−D2’)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)
但し、
D2’=(D2−0.05)×0.90/0.85+0.05・・・・・・・・・(5)
(0.05≦D2≦0.9)
式(3)及び(4)で用いるD2’を、式(5)によってD2から変換して求めているのは、調色信号のデューティD2に係る5%から90%までの変化範囲を、D2’に係る5%から95%までの変化範囲に均等にマッピングするためである。ここで式(3)及び(4)の右辺のIsumに式(1)を代入して以下の式(6)及び(7)が得られる。
I1=Imax(1−D1’)D2’・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6)
I2=Imax(1−D1’)(1−D2’)・・・・・・・・・・・・・・・・(7)
但し、
Imax:光源5及び6に供給する電流の和の最大値
特に、図2の場合は、D1及びD2夫々が0.3及び0.6であるから、これらの値を式(2)及び(5)に代入し、得られたD1’及びD2’を式(6)及び(7)に代入することにより、以下の式(8)及び(9)が成立する。但し、有効数字を2桁とする。
I1=0.46Imax・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(8)
I2=0.26Imax・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(9)
上述したように、光源5及び6夫々に供給される電流は、マイコン10が積分回路12及び22に対して出力するPWM信号のデューティに比例する。ここで、マイコン10が出力する一方のPWM信号のデューティが1、且つ他方のPWM信号のデューティが0の場合に、光源5及び6の一方に供給される電流がImax、且つ他方に供給される電流が0となるようにすることができる。
マイコン10が、図2に示す調光信号及び調色信号を取得した場合、光源5及び6夫々に式(6)及び(7)で表される電流を供給するには、積分回路12及び22夫々に対して、図3の上段及び下段に示すPWM信号を出力すればよい。即ち、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して、デューティが0.46及び0.26のPWM信号を出力する。これらのPWM信号の周期は任意の長さでよいが、本実施形態1では周期をT2とする。このように、マイコン10は、調光信号及び調色信号夫々のデューティD1及びD2を検出して式(2)及び(5)に適用し、算出されたD1’及びD2’を式(6)及び(7)に適用することにより、積分回路12及び22夫々に対して出力すべきPWM信号のデューティを、Imaxの係数として算出することができる。
次に、光源5及び6に供給される電流が調色信号によって変化する様子を説明する。図5、図6及び図7は、調色信号のデューティと光源5及び6に供給される電流との関係を示すグラフである。これらの図中、横軸は調色信号のデューティ(%)を表し、縦軸は光源5及び6に供給される電流(mA)を表す。実線が光源5に対応し、破線が光源6に対応する。ここでは例としてImax=100mAとする。
調光信号のデューティD1は、図5の場合が5%以下、図6の場合が49.7%、図7の場合が90%以上である。よって、上述したように、図5の場合はIsum=Imax=100mAであり、図7の場合はIsum=0.05Imax=5mAである。図6の場合の調光信号のデューティは、式(1)の左辺でIsum=0.5Imaxとし、式(2)のD1’を式(1)の辺に代入してD1’を消去することにより、D1=0.497と算出されたものである。この場合はIsum=50mAである。調光信号のデューティD1が5%と90%との間の他の大きさである場合についても同様であるため、図示を省略する。
図5、図6及び図7の何れについても、調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内で変化する場合、光源5及び6夫々に供給する電流の変化範囲について、上限同士がIsumの95%に一致し、下限同士がIsumの5%に一致している。これは、光源5及び6夫々に供給する電流I1及びI2を式(3)〜(5)によって算出した結果である。これにより、5%及び90%という閾値の中間値が50%に一致しないにもかかわらず、光源5及び6夫々に供給する電流を、Isumの50%を中心にIsumの5%からIsumの95%まで滑らかに変化させることができる。
先ず図5について、マイコン10が最初に取り込んだ調色信号のデューティが5%より小さい場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを0%及び100%に維持する。これにより、光源5及び6夫々に供給される電流は0mA(図中の矢印付き実線の下側にある横向きの実線)及び100mAに維持される。ここで光源6に供給される電流は、調色信号のデューティが5%から90%までの間で変化するときに、光源6に供給される電流が変化する範囲の上限の電流と、光源5に供給される電流が変化する範囲の下限の電流とを加算した電流に一致している。つまり、通常は光源5及び6に割り振られるべき電流が、全て光源6に供給されている。
その後、調色信号のデューティが5%に上昇した場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを5%及び95%にする。これにより、光源5及び6夫々に供給される電流は5mA及び95mAとなる。このように光源5及び6に供給される電流が階段状に増減するが、増減分が相殺されるため、トータルの光量に変化は生じない。
その後、調色信号のデューティが5%(第1閾値に相当)から90%(第2閾値に相当)までの範囲内で増/減する場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを、式(6)及び(7)の右辺におけるImaxの係数として算出する。これにより、光源5に供給される電流は5mAから95mAまでの範囲内で増/減し、光源6に供給される電流は95mAから5mAまでの範囲内で減/増する。
その後、調色信号のデューティが90%になった場合、マイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを100%にする。これにより、光源5に供給される電流が100mAとなる。この場合、光源5に供給される電流が95%から100%に階段状に増加するが、光源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度の変化が特に目立つことはない。
その後、調色信号のデューティが90%より大きくなった場合、マイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを100%に維持すると共に、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて漸減させる(図中の矢印付き破線参照)。これにより、光源5に供給される電流が100mAとなり、光源6に供給される電流が5mAから0mAに漸減する。このように、光源6が突然消灯することがないように制御されるため、光源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度の変化が目立たなくなる。
なお、図5では、便宜上、調色信号のデューティが90%より大きくなるにつれて破線が右下がりに低下するように描いてあるが、実際にはマイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて一定の時間内(例えば3秒間)に一定の減少率で直線的に漸減させる。この間、マイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを95%から100%に向けて漸増させるようにしてもよい。なお、積分回路22に対して出力されるPWM信号のデューティが、例えば指数関数f(t)=a-bt (a及びbは正の実数、tは時間)、又は冪関数g(t)=ct-d (tは時間、c及びdは正の実数)で表される下に凸の曲線に沿って滑らかに減少するようにしてもよい。
一方、マイコン10が最初に取り込んだ調色信号のデューティが90%より大きい場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを100%及び0%に維持する。これにより、光源5及び6夫々に供給される電流は100mA及び0mA(図中の矢印付き破線の下側にある横向きの破線)に維持される。ここで光源5に供給される電流は、調色信号のデューティが5%から90%までの間で変化するときに、光源に5供給される電流が変化する範囲の上限の電流と、光源6に供給される電流が変化する範囲の下限の電流とを加算した電流に一致している。つまり、通常は光源5及び6に割り振られるべき電流が、全て光源5に供給されている。
その後、調色信号のデューティが90%に低下した場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを95%及び5%にする。これにより、光源5及び6夫々に供給される電流は95mA及び5mAとなる。このように光源5及び6に供給される電流が階段状に増減するが、増減分が相殺されるため、トータルの光量に変化は生じない。
その後、調色信号のデューティD2が5%から90%までの範囲内で増/減する場合、マイコン10は、積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティを、式(6)及び(7)の右辺におけるImaxの係数として算出する。これにより、光源5に供給される電流は5mAから95mAまでの範囲内で増/減し、光源6に供給される電流は95mAから5mAまでの範囲内で減/増する。
その後、調色信号のデューティが5%になった場合、マイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを100%にする。これにより、光源6に供給される電流が100mAとなる。この場合、光源6に供給される電流が95%から100%に階段状に増加するが、光源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度の変化が特に目立つことはない。
その後、調色信号のデューティが5%より小さくなった場合、マイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを100%に維持すると共に、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて漸減させる(図中の矢印付き実線参照)。これにより、光源6に供給される電流が100mAとなり、光源5に供給される電流が5mAから0mAに漸減する。このように、光源5が突然消灯することがないように制御されるため、光源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度の変化が目立たなくなる。
なお、図5では、便宜上、調色信号のデューティが5%より小さくなるにつれて実線が左下がりに低下するように描いてあるが、実際にはマイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて一定の時間内(例えば3秒間)に一定の減少率で直線的に漸減させる。この間、マイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを95%から100%に向けて漸増させるようにしてもよい。なお、積分回路12に対して出力されるPWM信号のデューティが、下に凸の曲線に沿って滑らかに減少するようにしてもよい。
図6に移って、調光信号のデューティが49.7%の場合は、調光信号のデューティが5%以下である図5の場合と比較して、マイコン10が出力するPWM信号のデューティが1/2になる点に違いがある。調色信号のデューティの変化に応じたマイコン10の処理内容に本質的な違いがないため、詳細な説明を省略する。具体的には、図5の場合、マイコン10が最初に取り込んだ調色信号のデューティに応じて積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティの境界値は、0%、100%、5%、及び95%であった。図6の場合は、これらの境界値が、0%、50%、2.5%、及び47.5%となる。
図7に移って、調光信号のデューティが90%以上の場合は、調光信号のデューティが5%以下である図5の場合と比較して、マイコン10が出力するPWM信号のデューティが1/20になる点に違いがある。調色信号のデューティの変化に応じたマイコン10の処理内容に本質的な違いがないため、詳細な説明を省略する。具体的には、図5の場合、マイコン10が最初に取り込んだ調色信号のデューティに応じて積分回路12及び22夫々に対して出力するPWM信号のデューティの境界値は、0%、100%、5%、及び95%であった。図7の場合は、これらの境界値が、0%、5%、0.25%、及び4.75%となる。
以下では、上述した点灯装置1の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。図8は、調光信号及び調色信号を取得して光源5及び6に供給する電流を増/減させるマイコン10の処理手順を示すフローチャートである。図8の処理は、例えば点灯装置1の電源が投入された場合、マイコン10による初期化の後に起動され、2回目以降はステップS11から始まる処理として適時に起動される。以下の処理では、マイコン10が取得して検出した調光信号のデューティ及び調色信号のデューティ(ここでは、調光デューティ及び調色デューティという)が、後の比較のために検出の都度記憶部101に記憶される。
図8の処理が起動された場合、マイコン10は、所謂フェードインの処理を行う(S10)。具体的にマイコン10は、取得した調光信号及び調色信号夫々のデューティを検出してD1及びD2を式(2)及び(5)に代入し、得られたD1’及びD2’を式(6)及び(7)に代入することによって、積分回路12及び22夫々に対して出力すべきPWM信号のデューティを算出する。その後、マイコン10は、算出又は決定したデューティを目標値として、積分回路12及び22夫々に対して出力すべきPWM信号のデューティを漸増させることにより、フェードインを実現する。なお、本実施形態1では、簡単のために、調光信号及び調色信号が5%以上、且つ90%以下のときにフェードインが実行されるものとする。
次いで、マイコン10は、調光器3及び4夫々から調光信号及び調色信号を取り込んで夫々のデューティを検出し(S11)、検出した調光デューティに変更が有ったか否かを判定する(S12)。変更が有った場合(S12:YES)、マイコン10は、検出した調光デューティの増/減に応じて第1光源(光源5:以下同様)及び第2光源(光源6:以下同様)夫々に供給する電流を減/増させた(S13:調光部に相当)後、ステップS11に処理を移す。この場合、基本的には式(1)及び(2)に従って、調光デューティの増加が供給電流の減少に対応付けられ、調光デューティの減少が供給電流の増加に対応付けられる。供給電流の増/減が、マイコン10が出力するPWM信号のデューティの増/減によって実現されるのは、上述したとおりである。
ステップS12で調光デューティに変更が無かった場合(S12:NO)、マイコン10は、検出した調色デューティに変更が有ったか否かを判定し(S14)、変更が無かった場合(S14:NO)、調光信号及び調色信号を時系列的に取り込むために、ステップS11に処理を移す。
ステップS12及びS14における変更の有無の判定では、例えば記憶部101に記憶したデューティとの差分が1%以上であるか否かを判定して、一定の範囲内の差分を変更と扱わないようにすることが好ましい。また、後述するステップS18及びS19夫々で光源5及び6の電流の漸減が実行された後に、図8のステップS11から始まる処理が起動された場合、ステップS14では、検出した調色デューティが5%以上且つ90%以下となるまで変更無しと判定することが好ましい。これにより、再び光源5及び6の電流の漸減が実行されることが防止される。
ステップS14で調色デューティに変更が有った場合(S14:YES)、マイコン10は、検出した調色デューティが5%以上、且つ90%以下の範囲内にあるか否かを判定する(S15:判定部に相当)。調色デューティが上記デューティの範囲内にある場合(S15:YES)、マイコン10は、検出した調色デューティの増/減に応じて、第1光源に供給する電流を増/減させると共に、第2光源に供給する電流を減/増させた(S16:調色部に相当)後、ステップS11に処理を移す。この場合、基本的には式(3)〜(5)に従って、調色デューティの増加が第1光源及び第2光源夫々への供給電流の増加及び減少に対応付けられ、調色デューティの減少が第1光源及び第2光源夫々への供給電流の減少及び増加に対応付けられる。
検出した調色デューティが上記デューティの範囲内にない場合(S15:NO)、マイコン10は、検出した調色デューティが5%未満であるか否かを判定する(S17)。調色デューティが5%未満である場合(S17:YES)、マイコン10は、第2光源に供給する電流を、検出した調光デューティに応じた電流の100%値、即ち調光デューティと式(1)及び(2)とによって決まるIsumの値とし、更に第1光源に供給する電流をIsumの5%値から漸減させて(S18:第1漸減部に相当)図8の処理を終了する。この場合、直前に第1光源に供給していた電流から漸減させるようにしてもよい。
検出した調色デューティが5%未満ではない場合(S17:NO)、即ち90%より大きい場合、マイコン10は、第1光源に供給する電流を、検出した調光デューティに応じた電流の100%値、即ち調光デューティと式(1)及び(2)とによって決まるIsumの値とし、更に第2光源に供給する電流をIsumの5%値から漸減させて(S19:第2漸減部に相当)図8の処理を終了する。この場合、直前に第2光源に供給していた電流から漸減させるようにしてもよい。
上記のフローチャートのステップS15では、調色デューティが5%以上、且つ90%以下であるか否かを判定したが、調色デューティが5%より大きく、且つ90%より小さいか否かを判定するようにしてもよい。この場合、ステップS17では出した調色デューティが5%以下であるか否かを判定すればよい。また、ステップS15では、検出した調色デューティが5%以上、且つ90%以下の範囲内にあるか否かを判定したが、検出したデューティが5%を上回り、且つ90%を下回る範囲内にあるか否かを判定してもよい。この場合、ステップS17では、検出した調色デューティが5%以下であるか否かを判定すればよい。
以上のように本実施形態1によれば、PWM信号である調光信号及び調色信号夫々を調光器3及び4から取得し、取得したこれらの信号に基づく電流を光の色温度が異なる光源5及び6に供給して点灯させる。調光器4から取得した調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内にある場合、調色信号のデューティの大小(即ち増加及び減少)に応じて光源5に供給する電流を大小に調整する(即ち増加及び減少させる)と共に、光源6に供給する電流を小大に調整する(即ち減少及び増加させる)。また、取得した調色信号のデューティが5%より小さい場合、光源5に供給する電流を漸減させる。更に、調色信号のデューティが90%より大きい場合、光源6に供給する電流を漸減させる。従って、調色信号のデューティが0%又は100%に近づくように変化する場合であっても、調色された光源の色温度が不自然に変化しないようにすることが可能となる。
また、本実施形態1によれば、光源5及び6に供給する電流を漸減させる場合、時間の経過と共に直線的に電流を減少させるため、光源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度を、簡単な制御でスムーズに変化させることができる。
更に、本実施形態1によれば、取得した調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内で変化する場合、光源5及び6夫々に供給する電流の変化範囲について、上限同士がIsumの95%に一致し、下限同士がIsumの5%に一致するように調整する。これにより、調色信号のデューティに係る第1閾値及び第2閾値の中心値と0.5(50%)とが一致しない場合であっても、光源5及び6に供給する電流をIsumの50%値を中心に滑らかに変化させることができる。
更に、本実施形態1によれば、取得した調色信号のデューティが5%より小さい場合、光源6に供給する電流を、光源6の変化範囲の上限の電流である0.95Isumと光源5の変化範囲の下限の電流である0.05Isumとを加算した電流(Isum)に維持する。また、取得した調色信号のデューティが90%より大きい場合、光源5の変化範囲の上限の電流である0.95Isumと光源6の変化範囲の下限の電流である0.05Isumとを加算した電流(Isum)に維持する。これにより、調色信号のデューティが90%を上回って上限に至るまで、及び5%を下回って下限に至るまでの間、光源5及び6夫々に供給する電流を、調光器による調整範囲の違いに依存することなくIsumに維持することができる。
更に、本実施形態1によれば、調光器3から取得した調光信号のデューティが、90%と5%との間にある場合、光源5及び6夫々に供給する電流を加算した電流が、取得した調光信号のデューティに応じた大きさの電流となるように調整する。これにより、標準的な調光器が出力可能な調光信号の変化範囲内で、光源5及び6に供給する電流の総量を、調光信号のデューティに応じて正確に増/減させることができる。
(実施形態2)
実施形態1は、調色信号のデューティが5%に上昇した場合に光源5に供給する電流を階段状に増加させ、調色信号のデューティが90%に低下した場合に光源6に供給する電流を階段状に増加させる形態であった。これに対し、実施形態2は、調色信号のデューティが5%以上に上昇した場合に光源5に供給する電流を漸増させ、調色信号のデューティが90%以下に低下した場合に光源6に供給する電流を漸増させる形態である。実施形態2における点灯装置1の構成は、実施形態1の場合と同様であるため、実施形態1に対応する箇所には同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態2では、実施形態1の図5に対応する図とフローチャートとを用いて説明する。
図9は、本発明の実施形態2に係る点灯装置1で調色信号のデューティと光源5及び6に供給される電流との関係を示すグラフである。図中横軸は調色信号のデューティ(%)を表し、縦軸は光源5及び6に供給される電流(mA)を表す。実線が光源5に対応し、破線が光源6に対応する。ここでは、簡単のために、調光信号のデューティが5%より小さい場合、即ちIsum=Imax=100mAの場合について、マイコン10が時系列的に取り込む調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内にあるところから動作を開始するものとして、実施形態1の図5の場合と異なる部分を中心に説明を行う。
マイコン10が取り込んだ調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内で増/減する場合、実施形態1の場合と同様に、光源5に供給される電流は5mAから95mAまでの範囲内で増/減し、光源6に供給される電流は95mAから5mAまでの範囲内で減/増する。
その後、調色信号のデューティが90%より大きくなった場合、マイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを100%に維持すると共に、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて一定の時間内に一定の減少率で漸減させる(図9に示す右下向きの矢印付き破線参照)。これにより、光源5に供給される電流が100mAとなり、光源6に供給される電流が5mAから0mAに漸減するのは、実施形態1の場合と同様である。
その後、調色信号のデューティが増加から減少に転じて再び90%以下に低下した場合、マイコン10は、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを95%にすると共に、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを0%から5%に向けて一定の時間内に一定の増加率で直線的に漸増させる(図9に示す左上向きの矢印付き破線参照)。これにより、光源5に供給される電流が95mAとなり、光源6に供給される電流が0mAから5mAに漸増する。このように、調色信号が90%より大きい領域における破線は、調色信号のデューティに応じて変化する電流を示しているのではなく、時間の経過に応じて変化する電流を示している。なお、積分回路22に対して出力されるPWM信号のデューティが、上に凸の曲線に沿って滑らかに増加するようにしてもよい。
上記と同様に、調色信号のデューティが5%より小さくなった場合、マイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを100%に維持すると共に、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを5%から0%に向けて漸減させる(図9に示す左下向きの矢印付き実線参照)。これにより、光源6に供給される電流が100mAとなり、光源5に供給される電流が5mAから0mAに漸減するのは、実施形態1の場合と同様である。
その後、調色信号のデューティが減少から増加に転じて再び5%以上に上昇した場合、マイコン10は、積分回路22に対して出力するPWM信号のデューティを95%にすると共に、積分回路12に対して出力するPWM信号のデューティを0%から5%に向けて一定の時間内に一定の増加率で直線的に漸増させる(図9に示す右上向きの矢印付き実線参照)。これにより、光源6に供給される電流が95mAとなり、光源5に供給される電流が0mAから5mAに漸増する。このように、調色信号が5%より小さい領域における破線は、調色信号のデューティに応じて変化する電流を示しているのではなく、時間の経過に応じて変化する電流を示している。なお、積分回路12に対して出力されるPWM信号のデューティが、上に凸の曲線に沿って滑らかに増加するようにしてもよい。
図9に示すように、5%及び90%を境に変化する調色信号のデューティに応じてマイコン10が光源5及び6に供給する電流を漸減及び漸増させるには、前回の漸増及び漸減の際に検出していた調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内にあったか否かを記憶しておく必要がある。そこで、本実施形態2では、検出した調色信号のデューティを明示的に、且つ積極的に記憶部101に記憶する。なお、検出した調色信号のデューティが5%から90%までの範囲内にあるか否かを示すフラグを記憶部101に記憶するようにしてもよく、デューティそのものを記憶する場合と同様の判定が行える。
以下では、上述した点灯装置1の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。図10及び図11は、調光信号及び調色信号を取得して光源5及び6に供給する電流を増/減させるマイコン10の処理手順を示すフローチャートである。図10,11の処理は、実施形態1の図8に示す処理と同様のタイミングで起動される。図10のステップS20〜S25、S27〜S29及びS31夫々の処理は、図8のステップS10〜S15、S16〜S18及びS19の処理と同様であるため、これらのステップの説明の一部を省略する。なお、後述するフェードインのステップS20では、検出した調色信号のデューティが初期値として記憶部101に記憶されるものとする。
図10の処理が起動され、フェードインが終了し(S20)、ステップS21で検出した調色デューティに変更があった場合(S24:YES)、CPU10は、検出した調色デューティが5%以上、且つ90%以下の範囲内にあるか否かを判定する(S25)。検出した調色デューティが上記デューティの範囲内にある場合(S25:YES)、マイコン10は、記憶部101に記憶したデューティが5%以上、且つ90%以下の範囲内にあるか否かを判定する(S26)。
記憶したデューティが上記デューティの範囲内にある場合(S26:YES)、即ち、前回デューティを記憶したときに検出していた調色デューティが5%から90%までの範囲内にあった場合、マイコン10は、検出した調色デューティの増/減に応じて、第1光源に供給する電流を増/減させると共に、第2光源に供給する電流を減/増させた(S27)後、ステップS21に処理を移す。
検出した調色デューティが上記範囲内にない場合(S25:NO)、マイコン10は、検出した調色デューティが5%未満であるか否かを判定する(S28)。検出した調色デューティが5%未満である場合(S28:YES)、マイコン10は、第2光源に供給する電流をIsumの100%値にすると共に、第1光源に供給する電流を漸減させ(S29)、検出した調色デューティを記憶部101に記憶して(S30)図10の処理を終了する。検出した調色デューティが5%未満ではない場合(S28:NO)、即ち90%より大きい場合、マイコン10は、第1光源に供給する電流をIsumの100%値にすると共に、第2光源に供給する電流を漸減させ(S31)、検出した調色デューティを記憶部101に記憶して(S32)図10の処理を終了する。
ステップS26で、記憶部101に記憶したデューティが上記範囲内にない場合(S26:NO)、即ち、前回デューティを記憶したときに検出していた調色デューティが5%から90%までの範囲内になかった場合、図11に移って、CPU10は、記憶部101に記憶したデューティが5%未満であるか否かを判定する(S40)。
記憶したデューティが5%未満である場合(S40:YES)、マイコン10は、第2光源に供給する電流を、検出した調光デューティに応じた電流の95%値、即ち調光デューティと式(1)及び(2)とによって決まるIsumの95%値とし、更に第1光源に供給する電流を0%値からIsumの5%値に向けて漸増させる(S41:第1漸増部に相当)。その後、CPU10は、検出した調色デューティを記憶部101に記憶して(S42)図11の処理を終了する。
記憶したデューティが5%未満ではない場合(S40:NO)、即ち90%より大きい場合、マイコン10は、第1光源に供給する電流を、検出した調光デューティに応じた電流(Isum)の95%値とし(図9参照)、更に第2光源に供給する電流を0%値からIsumの5%値に向けて漸増させ(S43:第2漸増部に相当)、検出した調色デューティを記憶部101に記憶して(S44)図11の処理を終了する。
なお、ステップS41では、検出した調色デューティに応じて、第2光源に供給する電流を)95%値より少ない電流にし、第1光源の漸増の目標とする電流を5%値より多い電流にしてもよい。また、ステップS43では、検出した調色デューティに応じて、第1光源に供給する電流を)95%値より少ない電流にし、第2光源の漸増の目標とする電流を5%値より多い電流にしてもよい。
以上のように本実施形態2によれば、光源5(第1光源)及び光源6(第2光源)に供給する電流を漸減させた場合に、検出した調色信号のデューティを記憶部101に記憶しておく。記憶したデューティが5%より小さく、且つ検出した調色信号のデューティが5%及び90%の範囲内にある場合は、光源5に供給する電流を漸増させ、記憶部101に記憶したデューティが90%より大きく、且つ検出した調色信号のデューティが5%及び90%の範囲内にある場合は、光源6に供給する電流を漸増させる。更に、光源5及び6に供給する電流を漸増させた場合は、検出した調色信号のデューティを記憶部101記憶して記憶内容を更新する。記憶部101に記憶したデューティと、検出した調色信号のデューティとが5%及び90%の範囲内にある場合は、調色信号のデューティに応じて光源5及び光源6に供給する電流を調整する。従って、調色信号のデューティが0%近くから増加するか又は100%近くから減少すように変化する場合であっても、調色された光源の色温度が不自然に変化しないようにすることが可能となる。
また、本実施形態2によれば、光源5及び6に供給する電流を漸増させる場合、検出した調色信号のデューティに応じて供給すべき電流に向けて、時間の経過と共に直線的に電流を増加させるため、源5及び6からの光が混色されて視認されたときの色温度を、簡単な制御でスムーズに変化させることができる。
1 点灯装置
10 マイコン
101 記憶部
11、21、14、24 フォトカプラ
12、22 積分回路
13、23 オペアンプ
15、25 制御IC
16、26 DC/DCコンバータ
17、27 抵抗器
20 PFC回路
3、4 調光器
5、6 光源
7 交流電源

Claims (8)

  1. 色温度が異なる第1及び第2光源からの光を混色して調整する度合いを示す調色信号と、前記第1及び第2光源の光量を調整する度合いを示す調光信号とを外部から時系列的に取得し、取得した調色信号及び調光信号に基づく電流を前記第1及び第2光源に供給して点灯させる点灯装置において、
    前記調色信号はPWM信号であり、
    取得した調色信号のデューティが第1閾値より大きく、且つ該第1閾値より大きい第2閾値より小さい範囲内にあるか否かを判定する判定部と、
    該判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記デューティの大小に応じて、前記第1光源に供給する電流を大小に調整し、且つ前記第2光源に供給する電流を小大に調整する調色部と、
    前記判定部で前記範囲内にないと判定し、且つ前記デューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第1光源に供給する電流を前記デューティの変化の有無に関わらずに漸減させる第1漸減部と、
    前記判定部で前記範囲内にないと判定し、且つ前記デューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第2光源に供給する電流を前記デューティの変化の有無に関わらずに漸減させる第2漸減部と
    を備えることを特徴とする点灯装置。
  2. 前記第1及び第2漸減部は、前記第1及び第2光源に供給する電流を時間に対して一定の割合で減少させることを特徴とする請求項1に記載の点灯装置。
  3. 前記第1及び第2漸減部で電流を漸減した場合、前記デューティを記憶する記憶部と、
    前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より小さいときに、前記第1光源に供給する電流を漸増させる第1漸増部と、
    前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第2閾値より大きいときに、前記第2光源に供給する電流を漸増させる第2漸増部と
    を更に備え、
    前記調色部は、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より大きく、且つ前記第2閾値より小さい範囲内にある場合に電流を調整し、
    前記記憶部は、前記第1及び第2漸増部で電流を漸増した場合、前記調色信号のデューティを記憶するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の点灯装置。
  4. 色温度が異なる第1及び第2光源からの光を混色して調整する度合いを示す調色信号と、前記第1及び第2光源の光量を調整する度合いを示す調光信号とを外部から時系列的に取得し、取得した調色信号及び調光信号に基づく電流を前記第1及び第2光源に供給して点灯させる点灯装置において、
    前記調色信号はPWM信号であり、
    取得した調色信号のデューティが第1閾値より大きく、且つ該第1閾値より大きい第2閾値より小さい範囲内にあるか否かを判定する判定部と、
    該判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記デューティの大小に応じて、前記第1光源に供給する電流を大小に調整し、且つ前記第2光源に供給する電流を小大に調整する調色部と、
    前記デューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第1光源に供給する電流を漸減させる第1漸減部と、
    前記デューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第2光源に供給する電流を漸減させる第2漸減部と
    前記第1及び第2漸減部で電流を漸減した場合、前記デューティを記憶する記憶部と、
    前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より小さいときに、前記第1光源に供給する電流を漸増させる第1漸増部と、
    前記判定部で前記範囲内にあると判定した場合、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第2閾値より大きいときに、前記第2光源に供給する電流を漸増させる第2漸増部と
    を備え
    前記調色部は、前記記憶部に記憶されたデューティが前記第1閾値より大きく、且つ前記第2閾値より小さい範囲内にある場合に電流を調整し、
    前記記憶部は、前記第1及び第2漸増部で電流を漸増した場合、前記調色信号のデューティを記憶するようにしてあ
    ことを特徴とする点灯装置。
  5. 前記第1及び第2漸増部夫々は、前記第1及び第2光源に供給する電流を、前記調色信号のデューティに応じて前記調色部が調整すべき電流に向けて、時間に対して一定の割合で増加させることを特徴とする請求項3又は4に記載の点灯装置。
  6. 前記調色部は、前記第1閾値から第2閾値までの前記調色信号のデューティの変化に対して、前記第1及び第2光源夫々に供給する電流を変化させる範囲の上限同士及び下限同士が一致するように調整する
    ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の点灯装置。
  7. 前記調色部は、
    前記調色信号のデューティが前記第1閾値より小さい場合、前記第2光源に供給する電流を、前記範囲の上限の電流及び下限の電流の和に維持するようにしてあり、且つ
    前記調色信号のデューティが前記第2閾値より大きい場合、前記第1光源に供給する電流を、前記和に維持するようにしてある
    ことを特徴とする請求項に記載の点灯装置。
  8. 前記調光信号はPWM信号であり、
    取得した調光信号のデューティが第3閾値以上、且つ該第3閾値より大きい第4閾値以下である場合、前記第1及び第2光源夫々に供給する電流の和が、取得した調光信号のデューティに応じた大きさとなるように、前記第1及び第2光源に供給する電流を調整する調光部を更に備えることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載の点灯装置。
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