JP6884859B2 - 懸濁粒子を含む噴霧可能なフレッシュニング製品及びそれを用いて空気又は表面をフレッシュニングする方法 - Google Patents
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Description
A.空気又は表面をフレッシュニングする方法であって、
複数の粒子及び構造化剤系を含むフレッシュニング組成物を提供する工程と、
複数のスプレー液滴の形態で当該フレッシュニング組成物を噴霧する工程であって、当該複数のスプレー液滴が、
本明細書に記載される正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたスプレーD(4,3)試験方法に従ってTS800噴霧器から噴霧されたとき、2.5未満の正規化されたD(90)値、
本明細書に記載される残渣試験方法に従って5スプレーにおいて8未満の残渣値、
本明細書に記載される25℃における相安定性等級試験方法に従って1又は2の相安定性等級
を有する、工程と、を含む方法。
B.当該複数のスプレー液滴が、2.0未満、好ましくは1.5未満の正規化されたD(90)値を有する、段落Aに記載の方法。
C.当該組成物が、当該組成物の総重量に基づいて、0.5重量%未満、好ましくは0.2重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満、最も好ましくは0.08重量%未満の当該構造化剤系を含む、段落A又は段落Bに記載の方法。
D.当該複数のスプレー液滴が、15スプレーにおいて8未満、好ましくは25スプレーにおいて8未満の残渣値を有する、段落A〜Cのいずれかに記載の方法。
E.当該複数のスプレー液滴が、2の相安定性等級を有する、段落A〜Dのいずれかに記載の方法。
F.当該粒子が、有益剤を封入する壁材料を含む有益剤送達粒子である、段落A〜Eのいずれかに記載の方法。
G.当該構造化剤系が、キサンタンガムと、コンニャクガム又はローカストビーンガムと、を含む、段落A〜Fのいずれかに記載の方法。
H.当該組成物が、当該組成物の85重量%〜99.5重量%の水性キャリアを含む、段落A〜Gのいずれかに記載の方法。
I.フレッシュニング組成物であって、
複数の粒子と、
構造化剤系と
を含み、
本明細書に記載される25℃における相安定性等級試験方法に従って1又は2の相安定性等級を有し、
本明細書に記載される正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたスプレーD(4,3)試験方法に従ってTS800噴霧器から噴霧されたとき、2.5未満の正規化されたD(90)値を有し、本明細書に記載される残渣試験方法に従って5スプレーにおいて8未満の残渣値を有するスプレー液滴を生成する、フレッシュニング組成物。
J.当該複数のスプレー液滴が、2.0未満、好ましくは1.5未満の正規化されたD(90)値を有する、段落Iに記載の組成物。
K.当該組成物が、当該組成物の総重量に基づいて、0.5重量%未満、好ましくは0.2重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満、最も好ましくは0.08重量%未満の当該構造化剤系を含む、段落I又は段落Jに記載の組成物。
L.当該複数のスプレー液滴が、2の相安定性等級を有する、段落I〜Kのいずれかに記載の組成物。
M.当該粒子が、有益剤を封入する壁材料を含む有益剤送達粒子である、段落I〜Lのいずれかに記載の組成物。
N.当該構造化剤系が、キサンタンガムと、コンニャクガム又はローカストビーンガムと、を含む、段落I〜Mのいずれかに記載の組成物。
O.当該組成物が、当該組成物の85重量%〜99.5重量%の水性キャリアを含む、段落I〜Nのいずれかに記載の組成物。
本開示のフレッシュニング組成物は、複数の粒子と、当該粒子を懸濁させるための構造化剤系とを含む。
zi2は、イオンの電荷数に等しい)。Basic Physical Chemistry,Walter J.Moore,p.370(1983)を参照。
フレッシュニング組成物は、複数の粒子を含み得る。本明細書で使用するとき、「粒子」は、固体又は半固体材料の少なくとも一部を含む。粒子は、様々な異なる形態をとり得る。粒子は、100%固体であってもよく、又は中空であってもよい。粒子は、例えば、メソ多孔性粒子、活性炭、ゼオライト、有益剤送達粒子、ワックス、ヒドロゲル、及び/又はラッカセイの殻を含み得る。好ましくは、粒子は、有益剤送達粒子を含み得る。
フレッシュニング組成物は、少なくとも1つの構造化剤を有する構造化剤系を含む。構造化剤は、1つ以上の生体高分子を含み得る。このような生体高分子の非限定的な例としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、ラムノース、グルロン酸、及びこれらの混合物のポリマーなどの多糖類が挙げられる。
フレッシュニング組成物は、緩衝剤を含み得、当該緩衝剤は、カルボン酸、又はマレイン酸のようなジカルボン酸、クエン酸又はポリアクリル酸のような多塩基酸であってよい。当該酸は立体的に安定していてよく、所望のpHを維持するために、フレッシュニング組成物中で使用され得る。緩衝剤は、トリエタノールアミンのような塩基、又はクエン酸ナトリウムのような有機酸塩を含んでいてもよい。本発明のフレッシュニング組成物のpHは約3〜約8、あるいは約4〜約7、あるいは約5〜約8、あるいは約6〜約8、あるいは約6〜約7、あるいは約7、あるいは約6.5であってもよい。
フレッシュニング組成物は、無色半透明な溶液(clear translucent solution)を形成するために、当該フレッシュニング組成物に容易には溶解しない、任意の過剰な疎水性有機物質、特にいくつかの悪臭低減材料、香料材料、また当該フレッシュニング組成物に添加することができる任意成分(例えば、昆虫忌避剤、酸化防止剤など)を可溶化する可溶化助剤を含有し得る。好適な可溶化助剤は、非起泡性又は低起泡性界面活性剤のような界面活性剤である。好適な界面活性剤は、非イオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤、双極性界面活性剤、及びこれらの混合物である。
フレッシュニング組成物は、ポリエステル及びナイロンのような疎水性表面上に、フレッシュニング組成物を容易かつより均一に広げることができる低い表面張力を与える湿潤剤を含んでいてもよい。本発明の水溶液は、このような湿潤剤がないと、十分には広がらないことがわかっている。また、フレッシュニング組成物を広げると、組成物をより迅速に乾燥させることができ、その結果、処理された材料が直ちに使える状態になる。更に、湿潤剤を含有するフレッシュニング組成物は、悪臭中和を改善するために、疎水性の油性汚れによりよく浸透することができる。また、湿潤剤を含有するフレッシュニング組成物は、「着用中」の静電気制御を改善することもできる。濃縮フレッシュニング組成物の場合、湿潤剤は、濃縮フレッシュニング組成物中の抗菌性活性物質及び香料などの多くの活性物質の分散を促進する。
典型的には、フレッシュニング組成物に含まれる最低濃度の水溶性クアットは、当該フレッシュニング組成物の総重量に基づいて、少なくとも約0.01重量%、好ましくは少なくとも約0.05重量%、より好ましくは少なくとも約0.1重量%、更により好ましくは少なくとも約0.2重量%である。典型的には、フレッシュニング組成物に含まれる最高濃度の水溶性四級剤は、当該フレッシュニング組成物の総重量に基づいて、約20%以下、好ましくは、約10%未満、より好ましくは約3%未満である。典型的には、当該剤は、フレッシュニング組成物中に約0.2%〜約1.0%の量で存在する。
フレッシュニング組成物は、空気中又は無生物表面上の生存可能な微生物数を減少させるための化合物を有効量含み得る。抗菌性化合物は、ソファ、枕、ペットの寝具、及びカーペットなどの、ヒトの皮膚又はペットと接触した室内表面上に典型的に見られるグラム陰性菌若しくはグラム陽性菌、又は真菌に対して有効である。このような微生物種としては、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、黒色アスペルギルス(Aspergillus niger)、肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae)、化膿レンサ球菌(Steptococcus pyogenes)、ブタコレラ菌(Salmonella choleraesuis)、大腸菌(Escherichia coil)、毛瘡白癬菌(Trichophyton mentagrophytes)、及び緑膿菌(Pseudomonoas aeruginosa)が挙げられる。また、抗菌性化合物は、H1〜N1、ライノウイルス、呼吸系発疹ウイルス、1型ポリオウイルス、ロタウイルス、A型インフルエンザ、1型及び2型単純ヘルペス、A型肝炎、並びにヒトコロナウイルスなどの生存可能なウイルス数の減少に対して有効であり得る。
フレッシュニング組成物は、防腐剤を含有してもよい。防腐剤は、特定の期間にわたって腐敗を防ぐか、又は意図せず混入した微生物の増殖を防ぐのに十分であるが、フレッシュニング組成物の悪臭中和性能に寄与するのに十分ではない量で存在し得る。換言すれば、防腐剤は、微生物によって生じる臭気を消すためにフレッシュニング組成物が沈着する表面上の微生物を死滅させるための抗菌性化合物として使用されているのではない。むしろ、防腐剤は、フレッシュニング組成物の保存寿命を長くするために、当該フレッシュニング組成物の腐敗を防ぐために用いられている。
フレッシュニング組成物は、他の悪臭低減技術を含み得る。当該技術としては、限定されるものではないが、アミン官能性ポリマー、金属イオン、シクロデキストリン、シクロデキストリン誘導体、ポリオール、酸化剤、活性炭、及びこれらの組み合わせを挙げることができる。
フレッシュニング組成物は、香料成分の処理された基材への付着及び当該基材からの放出を安定化及び強化する1つ以上の香料送達技術を含み得る。このような香料送達技術を使用して、処理された基材から香料が放出する寿命を延長することもできる。香料送達技術、特定の香料送達技術を作製する方法、及びこのような香料送達技術の使用は、米国特許出願公開第2007/0275866(A1)号に開示されている。
フレッシュニング組成物は、快感効果を供給するだけの(すなわち、悪臭は中和しないが、快い香りは提供する)1つ以上の香料原料を含む未封入香料を含み得る。好適な香料は、米国特許第6,248,135号に開示されている。例えば、フレッシュニング組成物は、悪臭を中和するための揮発性アルデヒドと快楽をもたらす香料アルデヒドとの混合物を含んでよい。
フレッシュニング組成物は、水性キャリアを含み得る。使用される水性キャリアは、蒸留水、脱イオン水、又は水道水であってもよい。水は、フレッシュニング組成物が水溶液になるような任意の量で存在し得る。水は、フレッシュニング組成物の約85重量%〜99.5重量%、あるいは約90重量%〜約99.5重量%、あるいは約92重量%〜約99.5重量%、あるいは約95重量%の量で存在し得る。少量の低分子量一価アルコール、例えば、エタノール、メタノール、並びにイソプロパノール、又はエチレングリコール及びプロピレングリコールなどのポリオールを含有する水も有用であり得る。しかし、エタノール及び/又はイソプロパノールなどの揮発性の低分子量一価アルコールは制限すべきであり、これは、これらの揮発性有機化合物が、引火性の問題と環境汚染の問題の双方の一因になるからである。少量の低分子量一価アルコールがフレッシュニング組成物中に存在する場合、香料及びいくつかの防腐剤用の安定化剤などにこれらのアルコールを添加したことに起因して、一価アルコールの濃度は、フレッシュニング組成物の約1重量%〜約5重量%、あるいは約6重量%未満、あるいは約3重量%未満、あるいは約1重量%未満であり得る。
フレッシュニング組成物は更に希釈剤を含んでもよい。例示的な希釈剤としては、ジプロピレングリコールメチルエーテル、及び3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール、及びこれらの混合物が挙げられる。
補助剤は、公知の目的のために本明細書におけるフレッシュニング組成物に添加することができる。このような補助剤としては、限定するものではないが、亜鉛塩、銅塩、及びこれらの混合物を含む水溶性金属塩;帯電防止剤;防虫剤及び防蛾剤;着色剤;酸化防止剤;アロマセラピー剤及びこれらの混合物が挙げられる。
フレッシュニング組成物は、スプレーディスペンサにパッケージ化されて、噴霧可能な製品を形成することができる。噴霧可能な製品は、空気中及び表面上での使用に好適であり得る。
本開示のフレッシュニング組成物は安定であり、消費者が許容できる噴霧を示し、最小限の残渣を有することが見出された。理論に束縛されるものではないが、本開示の構造化剤系は高度に有効な様式で互いに一意的に結合して、非常に低い多糖類濃度で安定性をもたらし、最小限の残渣で消費者が許容できる噴霧品質を可能にすると考えられる。
本開示の好ましいフレッシュニング組成物は、噴霧可能な製品が典型的に経験する応力下で粒子を懸濁させることができる。例えば、噴霧可能な製品は、出荷中、棚に置かれている間、及び消費者による取り扱い中、振盪、ティップング、フリッピングなどの動作を経験し得る。フレッシュニング組成物は、本明細書に開示されるクリープ回復比性能方法に従って測定したとき、少なくとも約0.1、あるいは少なくとも約0.2、あるいは少なくとも約0.3、あるいは少なくとも約0.4のクリープ回復比を有し得る。
本発明のフレッシュニング組成物は、散布することによって、例えば、スプレーディスペンサのような分配手段の中に本発明の水溶液を入れ、有効量を空気中、又は所望の表面若しくは物品上にスプレーすることによって、使うことができる。有効量とは、本明細書において定義されるとき、空気若しくは表面をフレッシュにする、及び/又はヒトの嗅覚によって認識できないが、物品若しくは表面に液体が染みこんだり、液体の水溜りができたりして、乾いたときに容易に認識可能な目に見える堆積物ができるほどではない点まで悪臭を中和するのに十分な量を意味する。散布は、スプレー装置、ローラー、パッドなどを使用することにより達成される。
メラミン−ホルムアルデヒド又はポリアクリレート粒子中の封入香料混合物を定量するための試験方法
非極性又はわずかに極性のカラムを用いて実施される、水素炎イオン化検出器を備えるガスクロマトグラフィー質量分析(GC−MS/FID)の分析クロマトグラフィー技術を用いる溶媒−抽出物の液体分析を介して、有益剤送達粒子中の各封入香料原料(PRM)混合物を同定し、定量する。GC−MS/FID分析用の溶媒抽出物を調製する前に、有益剤送達粒子及びその中に封入されたPRM混合物を、濾過を介してフレッシュニング組成物の残りから物理的に分離する。抽出されたサンプル及び既知の較正標準についてのGC−MS/FID結果に加えて、既知の重量のサンプルを共に用いて、有益剤送達粒子中の封入PRM混合物の絶対濃度及び重量パーセント(wt%)を推定する。この手順は、フレッシュニング組成物中に更なる遊離(封入されていない)香料原料が存在するにもかかわらず、メラミン−ホルムアルデヒド又はポリアクリレート壁材料に封入されたPRM混合物の定量に好適である。主にメラミン−ホルムアルデヒド又はポリアクリレート化学物質ではない壁材料を含む有益剤送達粒子は、封入香料の少なくとも95%という抽出効率を得るために、この方法を一部改変することを必要とする場合がある。このような改変には、別の溶媒又は加熱及び抽出時間の延長を挙げることができる。
各香料標準(Cstd)の濃度(単位:g/L)は、3つの参照標準のそれぞれについてCstd値が計算されるように、以下の式に従って各参照標準(標準A;標準B;標準C)中の個々のPRMの濃度(Cprm)を全て合計したものである:
Cstd(単位:g/L)=(Cprm1+Cprm2=Cprm3+...+Cprmn)
(式中、Cprm1〜Cprmn=参照標準物質の供給元によって提供される情報に基づく、参照標準中の各PRMの濃度であり、g/Lの単位で表される)。
Itotal=(IPRM1+IPRM2+IPRM3+...+IPRMn)
(式中、IPRM1〜IPRMn=(試験サンプル及び参照標準サンプルの両方について)所与のサンプル中の各PRMピークについてのピーク面積である)。
RFF=Cstd/Itotal
RFFavg=(標準AのRFF+標準BのRFF+標準CのRFF)/3
Wencap(単位:グラム)=RFFavg×Itotal×0.01
(式中、*は、乗法の数学演算子である)。
封入香料%=(Wencap/サンプル重量(グラム)×100)
(式中、*は、乗法の数学演算子である)。
クリープ回復比を求めるための測定は、TA Discovery HR−2 Hybrid Rheometer(TA Instruments(New Castle,Delaware,U.S.A.))及び添付のTRIOSソフトウェアバージョン3.2.0.3877又は等価物を用いて行われる。この機器には、Double Gap Cup(TA Instrument、カタログ番号546050.901)、Double Gap Rotor(TA Instruments、カタログ番号546049.901)、及びSplit Cover(TA Instruments、カタログ番号545626.001)が装備されている。製造業者の推奨に従って較正を行う。25℃に設定された冷却循環水浴をConcentric Cylinderに取り付ける。Concentric Cylinderの温度を25℃に設定する。機器が設定温度に達するまでControl Panel内で温度を監視し、次いで、更に5分間放置して確実に平衡化した後、サンプル材料をDouble Gap Cupにロードする。
クリープ回復比=(最大歪み−平均歪み回復)/最大歪み
降伏応力及びスプレー剪断粘度を求めるための測定はTA Discovery HR−2 Hybrid Rheometer(TA Instruments(New Castle,Delaware,U.S.A.))及び添付のTRIOSソフトウェアバージョン3.2.0.3877又は等価物を用いて行われる。この機器には、Double Gap Cup(TA Instrument、カタログ番号546050.901)、Double Gap Rotor(TA Instruments、カタログ番号546049.901)、及びSplit Cover(TA Instruments、カタログ番号545626.001)が装備されている。製造業者の推奨に従って較正を行う。25℃に設定された冷却循環水浴をConcentric Cylinderに取り付ける。Concentric Cylinderの温度を25℃に設定する。機器が設定温度に達するまでControl Panel内で温度を監視し、次いで、更に5分間放置して確実に平衡化した後、サンプル材料をDouble Gap Cupにロードする。
試験されるスプレーディスペンサ及びフレッシュニング組成物の組み合わせについて、HunterLab LabScan XE Spectrophotometer及び添付のEasyMatch QCオペレーティングソフトウェア(全てHunter Lab/Hunter Associates Laboratory Inc.(Reston,Virginia,U.S.A.)から入手可能)又は等価物を使用して、残渣値を求めるための測定を行う。この機器は、400nm〜700nmの波長範囲及び10nm間隔の分解能を有するフルスキャニング分光光度計である。この機器は、波長の範囲において表面から反射された光の量を測定することによって、数値目盛色空間システムにおいて物質の色及び輝度を示す。CIELAB色空間内において、3本の軸はそれぞれL*、a*、b*スケール軸として知られている。明度はL*軸上で定量され、L*値は0〜100の範囲であり、ゼロの値は黒を表し、100の値は白を表す。試験組成物の残渣値を求めるために、試験されるサンプル組成物で濃いネイビーブルーのウール生地の材料見本を噴霧処理する前後に、当該生地の材料見本からL*色測定値を得る。次いで、得られたL*測定値から残渣値を計算する。
残渣5=SQRT((L10*−L15*)^2+(L20*−L25*)^2);
残渣15=SQRT((L10*−L115*)^2+(L20*−L215*)^2);
残渣25=SQRT((L10*−L125*)^2+(L20*−L225*)^2);
(式中、L10*及びL20*は、それぞれ、未処理材料見本から、第1及び第2の反復試験用材料見本から計算された平均初期L*値であり;
L15*及びL25*は、それぞれ、第1の処理(5スプレー)後、第1及び第2の反復試験用材料見本から計算された平均L*値であり;
L115*及びL215*は、それぞれ、第2の処理(累積的に15スプレー)後、第1及び第2の反復試験用材料見本から計算された平均L*値であり;
L125*及びL225*は、それぞれ、第3の処理(累積的に25スプレー)後、第1及び第2の反復試験用材料見本から計算された平均L*値であり;
SQRTは、数学関数「平方根」であり;
^2は、数学関数「二乗」である)。
以下の指示に従って、2週間保存した後のサンプルの目視観測によって相安定性等級を判定した。サンプルの調製後1時間以内に、150mLの生成物のサンプルを清浄な8ozジャー(例えば、VWR、カタログ番号16195−805又は等価物)に入れ、金属キャップ(例えば、VWR、カタログ番号89204−934又は等価物)できつく密閉する。ジャーを、25℃及び相対湿度60%に設定された、制御された温度/制御された湿度の室内に置いた。次いで、密閉されたサンプルジャーを2週間静置した(例えば、振盪も混合もせずに)。
層も相分離も観察されず、サンプルが全体にわたって均質な濁度であるとみなされたので、サンプルが安定であると考えられる場合、等級2を与え;
区別が困難である起こり得る相分離層が観察され、サンプル中の濁度が2週間の保存中に大きくは変化しなかったので、サンプルが中等度に安定であると考えられる場合、等級1を与え;
サンプル内に明らかな層若しくは分離が観察されたか、又は2週間の保存中に濁度が著しく変化したので、サンプルが不安定であると考えられる場合、等級0を与えた。
150mmの焦点距離を有する300mmレンズを備えるMalvern Spraytec 2000レーザー回折スプレー液滴体積サイジング機器(Malvern Instruments(Worcestershire,UK)によって供給)及びAir Purge System(100.0kPa(14.5psi)以下)を使用して、正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたD(4,3)の値を含むスプレー液滴体積サイズ分布測定値を求めた。ミー理論及びフラウンホーファー近似光学理論を利用して、コンピュータ及びSpraytecソフトウェアバージョン3.20又は等価物などの機器に添付されているソフトウェアを使用してこのシステムを制御した。50〜70L/分の空気流速(60L/分が標的速度であった)で、飽和を防ぐために作動スプレープルーム軌道に直接対向してシステムを配置するように注意しながら、大気制御用のドラフト内に当該システムを配置した。測定中の散布ノズルのオリフィスからレーザーまでの距離は15cmであった。スプレー液滴分析中、トリガーを1回引く毎に1.3mLを送達するアクチュエータ及びノズル選択型のFine Mistセット(全てWestrock Company/Silgan(Norcross,Georgia,USA)によって供給)を備えるTS−800トリガー噴霧器を介してスプレープルームとしてボトルから「噴霧」位置に各サンプルを散布した。分析される各サンプル複製物毎に、新しいトリガー噴霧器及び新しいノズルを備える新しいボトルを使用した。バックグラウンド制御及び試験サンプルデータ収集期間中又はこれらの間に照明条件を変更しなかった。95%未満の光遮蔽値を、正確な結果を提供するのに好適であるとみなした。
正規化されたスプレーD(90)の値=D(90)実施例/D(90)対照;
正規化されたスプレーD(4,3)の値=D(4,3)実施例/D(4,3)対照;
(式中、
D(90)及びD(4,3)は、実施例及び対照のサンプルの両方について別々に機器のソフトウェアから得られた値であり、
実施例の表中の各サンプルについて報告された正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたスプレーD(4,3)の値はそれぞれ、1サンプルあたり5回の反復噴霧から計算された平均値である)。
複数角度光散乱検出(Multi-Angle Light Scattering Detection、GPC−MALS)を使用するゲル透過クロマトグラフィーを用いて、キサンタンガムの重量平均分子量(Mw)を測定する。好適な機器は、直列に接続されたDAWN EOS 18−angle LS及びOptilab REX差動RI検出器(Wyatt Technology)を備えるWaters 2695 Separation Module(Waters Associates)又は等価物である。
フローインジェクションエレクトロスプレーイオン化四重極飛行時間型質量分析(Flow Injection Electrospray Ionization Quadrupole Time-Of-Flight Mass Spectrometry、FI−QTOF−MS)を用いて、アセチル化糖フラグメントの非アセチル化糖フラグメントに対する比を測定し、それによって、試験される多糖ポリマー材料における相対的アセチル化修飾度を決定する。このタンデム質量分析では、エレクトロスプレーイオン化によって発生した全てのイオンが特定の前駆体イオンを選択することなくこの第1の質量フィルタを通過するように、第1の四重極質量分析装置をRF専用(広帯域)モードに設定する。第1の四重極を通過した後の全てのイオンは、次いで、第2の四重極においてフラグメント化される。最終的に全てのフラグメントイオンを質量分離し、その質量対電荷比(m/z)に従ってTOF質量分析装置によって検出する。ポリマー又はガム材料については、多糖類をフラグメント化して構造シグネチャーイオンm/z 205(アセチル化糖)及び構造シグネチャーイオンm/z 163(非アセチル化糖)を与える。これら2つの質量フラグメント由来のピーク強度値の比は、試験される物質中に存在するアセチル化度を示し、より高い比がより高いアセチル化度を示す。
脱イオン水(M1)
逆浸透脱イオン(DI)水は、100コロニー形成単位(CFU)/mL以下を含有し、少なくとも50k−オームの固有抵抗を有しなければならない。
100グラムの1%K−ガム溶液を、表1に示す以下の組成になるように調製する。
100グラムの1%キサンタンガムガム溶液を、表2に示す以下の組成になるように調製する。
(合計香油19〜23%、Encapsys,LLC(1401 N.Rankin Street,Appleton,WI 54911))
(30%塩化マグネシウム溶液、Mineral Research & Development(5910 Pharr Mill Road,Harrisburg,NC 28075))
(KemEcal 142 PG、100%,Kemira Chemicals,Inc.(1000 Parkwood Circle,Suite 500,Atlanta,GA 30339))
(ジエチレングリコール、99.6%(100%)、Indorama Ventures LLC(9502 Bayport Boulevard,Pasadena,TX 77507))
(ポリアルキレンオキシドメチルシロキサンコポリマー、60〜100%(100%)、Momentive(商標)、3500 South State Route 2,Friendly,WV 26146)
(Cavasol W7 HP TL、40%、Wacker Biosolutions(Hanns−Seidel−Platz 4,81737 Munchen,Germany))
(SDA40B/190PF/DNB TBA/137600、94.3%、Equistar Chemicals,LP(LyondellBasell Tower,1221 McKinney Street,Houston,TX 77252))
(Koralone(商標)B−119防腐剤、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、19%、The Dow Chemical Company(100 Independence Mall West,Philadelphia,PA 19106))
(クエン酸、50%、Univar USA Inc.(17425 NW Union Hill Road,Redmond,WA 98052))
(カタログ番号J60603、100%、Alfa Aesar,Thermo Fisher Scientific Chemicals,Inc.(30 Bond Street,Ward Hill,MA 01835−8099))
(Kelcogel、食品等級、物質番号10040280,CP Kelco,Inc.(3100 Cumberland Boulevard,Atlanta,GA 30339))
(カタログ番号L1135、100%、Spectrum Chemical Mfg.Corp.(14422 S.San Pedro Street,Gardena,CA 90248))
以下のプロトコールによって記載されているとおり、全ての実施例を調製した。
Claims (13)
- 空気、家庭内表面又は布地表面をフレッシュニングする方法であって、
複数の粒子及び構造化剤系を含むフレッシュニング組成物を提供する工程であって、前記粒子が、有益剤送達粒子であり、前記フレッシュニング組成物が、前記フレッシュニング組成物の0.001重量%〜2.0重量%の前記粒子を含み、前記構造化剤系が、第1の多糖類及び第2の多糖類を含む多糖類系であり、前記第1の多糖類が、キサンタンガムを含み、前記第2の多糖類が、コンニャクガム、ローカストビーンガム及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、前記フレッシュニング組成物中の前記多糖類の総濃度が、前記フレッシュニング組成物の0.1重量%未満であり、前記第2の多糖類が、前記多糖類系の15重量%〜90重量%の濃度で存在する、工程と、
複数のスプレー液滴の形態で前記フレッシュニング組成物を噴霧する工程であって、前記複数のスプレー液滴が、
本明細書に記載される正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたスプレーD(4,3)試験方法に従ってTS800噴霧器から噴霧されたとき、2.5未満の正規化されたD(90)値、
本明細書に記載される残渣試験方法に従って5スプレーにおいて8未満の残渣値、及び
本明細書に記載される25℃における相安定性等級試験方法に従って1又は2の相安定性等級
を有する、工程と、を含む方法。 - 前記複数のスプレー液滴が、2.0未満の正規化されたD(90)値を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記フレッシュニング組成物中の前記多糖類の総濃度が、前記フレッシュニング組成物の0.08重量%未満である、請求項1又は2に記載の方法。
- 前記複数のスプレー液滴が、15スプレーにおいて8未満の残渣値を有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
- 前記複数のスプレー液滴が、2の相安定性等級を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記粒子が、有益剤を封入する壁材料を含む有益剤送達粒子である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フレッシュニング組成物が、前記フレッシュニング組成物の85重量%〜99.5重量%の水性キャリアを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
- 空気、家庭内表面又は布地表面をフレッシュニングするフレッシュニング組成物であって、
複数の粒子であって、前記粒子が、有益剤送達粒子であり、前記フレッシュニング組成物が、前記フレッシュニング組成物の0.001重量%〜2.0重量%の前記粒子を含む、粒子と、
構造化剤系であって、前記構造化剤系が、第1の多糖類及び第2の多糖類を含む多糖類系であり、前記第1の多糖類が、キサンタンガムを含み、前記第2の多糖類が、コンニャクガム、ローカストビーンガム及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、前記フレッシュニング組成物中の前記多糖類の総濃度が、前記フレッシュニング組成物の0.1重量%未満であり、前記第2の多糖類が、前記多糖類系の15重量%〜90重量%の濃度で存在する、構造化剤系と
を含み、
本明細書に記載される25℃における相安定性等級試験方法に従って1又は2の相安定性等級を有し、
本明細書に記載される正規化されたスプレーD(90)及び正規化されたスプレーD(4,3)試験方法に従ってTS800噴霧器から噴霧されたとき、2.5未満の正規化されたD(90)値を有し、本明細書に記載される残渣試験方法に従って5スプレーにおいて8未満の残渣値を有するスプレー液滴を生成する、フレッシュニング組成物。 - 前記複数のスプレー液滴が、2.0未満の正規化されたD(90)値を有する、請求項8に記載の組成物。
- 前記フレッシュニング組成物中の前記多糖類の総濃度が、前記フレッシュニング組成物の0.08重量%未満である、請求項8又は9に記載の組成物。
- 前記複数のスプレー液滴が、2の相安定性等級を有する、請求項8〜10のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記粒子が、有益剤を封入する壁材料を含む有益剤送達粒子である、請求項8〜11のいずれか一項に記載の組成物。
- 前記フレッシュニング組成物が、前記フレッシュニング組成物の85重量%〜99.5重量%の水性キャリアを含む、請求項8〜12のいずれか一項に記載の組成物。
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