JP6884616B2 - 印刷配線板 - Google Patents

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本開示は、電磁バンドギャップ構造を有する印刷配線板に関する。
多層印刷配線板の電源層−グラウンド層で生じる平行平板共振抑制または高周波ノイズ伝搬抑制には、ノイズ抑制部品またはノイズ伝搬抑制を有する多層印刷配線板が考えられる。多層印刷配線板における電源系ノイズの低減には、通常、コンデンサが用いられる。一方、ノイズ伝搬抑制には、電源層−グラウンド層に対して電磁バンドギャップ(Electromagnetic band gap:EBG)構造体が利用される。このようなEBG構造体を利用した印刷配線板は、例えば特許文献1〜5に開示されている。
特開2010−10183号公報 特開2013−58585号公報 特開2013−183082号公報 特開2013−255259号公報 特開2014−27559号公報
本開示の印刷配線板は、電源層とグラウンド層とを含み、電源層の一部に形成される電源層パターンが、隣接するEBG単位セル間を接続する直流給電路であるブランチと、このブランチに沿って設けられたスリットを介して対向するように設けられた電源層電極とを含み、ブランチと電源層電極とが、スリットを跨ぐように形成された導電部材を介して接続されており、電源層電極に対向するよう層間を設けて配置される容量結合素子とブランチとがビアを介して接続されるEBG単位セルが、周期的に配置された構造を有する。
本開示の一実施形態に係る印刷配線板を示す説明図である。 (a)は図1に示す印刷配線板に設けられたEBG構造の一実施形態を示す説明図であり、(b)はEBG構造に含まれる電源層パターンを示す説明図であり、(c)はEBG構造に含まれる容量結合素子を示す説明図である。 図2(a)に示すEBG構造を構成しているEBG単位セルに含まれる共振回路部分の等価回路である。 (a)は図1に示す印刷配線板に設けられたEBG構造の他の実施形態を示す説明図であり、(b)はEBG構造に含まれる電源層の表層パターンを示す説明図であり、(c)はEBG構造に含まれる電源層の内層パターンを示す説明図であり、(d)はEBG構造に含まれる電源層とは異なる内層の容量結合素子を示す説明図である。 (a)は図1に示す印刷配線板に設けられたEBG構造のさらに他の実施形態を示す説明図であり、(b)は長孔の拡大説明図である。 (a)は図5(a)に示すEBG構造に形成された長孔、第1のパッドおよび第2のパッドの説明図であり、(b)はブランチの説明図であり、(c)は電源層電極の説明図であり、(d)は容量結合素子の説明図である。 (a)は図4(a)に示すEBG構造で使用されている容量結合素子の変形例を示す説明図であり、(b)は図4(a)に示すEBG構造で使用されている電源層パターンの変形例を示す説明図である。
一般に使用されているコンデンサでは、等価直列インダクタンス(ESL)の影響によって、数百MHz以上でノイズ抑制の効果を期待できない。1GHz以上の周波数でのノイズ伝搬抑制については、EBG構造を基板に設けることが有効とされている。しかし、実用化にはEBG構造の小型化が不可欠であり、小型化が容易なオープンスタブを使用したEBG構造が報告されている。このEBG構造では、電源層−グラウンド層間にビアを形成する必要があり、コスト面で不利となる。一方、電源層−グラウンド層間にビアが形成されていないEBG構造は、一般的に小型化しにくいという問題がある。
本開示の印刷配線板に設けられているEBG構造は、電源層−グラウンド層間にビアが形成されていなくても、容量結合素子が電源層に付加されて、電源電極が多層構造を有することによって、より小型化を実現することができる。さらに、本開示の印刷配線板は、製造後に容量結合素子を実測し、その設計値と仕上がり値に違いが生じた場合、所望のカットオフ周波数へ容易に調整することができる。以下、本開示の印刷配線板について詳細に説明する。
本開示の一実施形態に係る印刷配線板1は、図1に示すように、電源層2とグラウンド層3とを含み、この電源層2は、その一部にEBG構造4を有している。電源層2とグラウンド層3の間は絶縁層5が設けられている。電源層2およびグラウンド層3は、例えば銅などの導電性材料を含むベタパターンで形成されている。電源層2の厚さは特に限定されず、例えば18〜70μm程度である。グラウンド層3の厚さも特に限定されず、例えば18〜70μm程度である。
電源層2とグラウンド層3との間、電源層2の上面、およびグラウンド層3の下面には、絶縁層5が形成されている。絶縁層5は絶縁性を有する素材で形成されていれば特に限定されない。絶縁性を有する素材としては、例えば、エポキシ樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂などの有機樹脂などが挙げられる。これらの有機樹脂は2種以上を混合して用いてもよい。
絶縁性を有する素材として有機樹脂を使用する場合、有機樹脂に補強材を配合して使用してもよい。補強材としては、例えば、ガラス繊維、ガラス不織布、アラミド不織布、アラミド繊維、ポリエステル繊維などの絶縁性布材が挙げられる。補強材は2種以上を併用してもよい。さらに、絶縁性を有する素材には、シリカ、硫酸バリウム、タルク、クレー、ガラス、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機充填材が含まれていてもよい。
図1に示す印刷配線板1は、電源層2の一部にEBG構造4を有している。EBG構造4の一実施形態を、図2(a)〜(c)に基づいて説明する。図2(a)は、図1に示す印刷配線板1に設けられたEBG構造4の一部分を示す。図2(a)に示すように、EBG構造4は、複数のEBG単位セル41で形成されている。EBG単位セル41は、ブランチ45に沿う方向およびブランチ45に沿う方向と直交する方向に複数形成されている。図2(a)は、図1に示すEBG構造4のうち、ブランチ45に沿った方向に3つ並べて配置したEBG単位セル41を抜き出して示している。
図2(a)〜(c)に示すように、EBG単位セル41は、電源層パターン42の下方に層間を設けて容量結合素子43が配置された構造を有している。このEBG単位セル41は、設計段階で印刷配線板1内に設置される。そのため、ノイズ抑制部品と異なり印刷配線板作製後の実装コストが不要となる。EBG単位セル41の形状は特に限定されない。例えば、配置した際に省スペースとなる点で、EBG単位セル41の形状は略矩形状を有している。
図2(b)に示すように、電源層パターン42は、ブランチ45と、ブランチ45に沿って設けられたスリット46を介して対向するように設けられた電源層電極47とを含んでいる。ブランチ45は、電源供給に必要な直流電流を流すためのものであり、EBG単位セル41内に配置されている。ブランチ45が配置される場所は、EBG単位セル41内であれば特に限定されず、例えば、EBG単位セル41の端部に配置されている。ブランチ45は、例えば、隣接するEBG単位セル41間を、電源給電に必要な直流電流を流せる範囲で細く形成されている。ブランチ45は、容量結合素子43と重ならないように配置されると、よりインダクタンスを大きくすることができる。
ブランチ45と電源層電極47とは、スリット46を跨ぐように形成された導電部材48を介して接続されている。図2(a)および(b)に示すように、導電部材48は、スリット46を跨ぐように形成されていれば、特に限定されない。導電部材48は、例えば、ブランチ45および電源層電極47のそれぞれにおいて、スリット46と対向する領域近傍(接続領域45a、47a)を接続するように形成されている。導電部材48は、スリット46を跨ぐように実装可能な部材であれば限定されない、導電部材48としては、例えば0Ω抵抗器、はんだなどが挙げられる。
図2(c)に示すように、容量結合素子43は、電源層パターン42(ブランチ45)に形成されたビア44aに接続されるビア44bを少なくとも1つ有する。EBG構造4では、容量結合素子43は電源層電極47の下方から重ねるように配置されている。この容量結合素子43は、例えば銅などの導電性材料で形成されている。容量結合素子43は、電源層パターン42と同じ導電性材料で形成されていてもよい。容量結合素子43と電源層電極47とは平行平板コンデンサを形成し、容量結合(結合容量Cs)を実現する。
EBG構造4において、ブランチ45と容量結合素子43とは、図2(a)〜(c)に示すように、ビア44(44a、44b)を介して接続されている。ビア44(44a、44b)は、例えば銅などの導電性材料で形成されている。電源層電極47と容量結合素子43との層間厚は特に限定されず、例えば25μm以下であり、十分な結合容量Csを有するようにするために5〜20μm程度であってもよく、12μm程度であってもよい。さらに、電源層電極47の接続領域47aは、容量結合素子43と重なるのがよい。
EBG構造4では、電源層2(電源層パターン42)とグラウンド層3との間にビアが形成されていない。容量結合素子43が電源層2(電源層パターン42)に付加されて、電源電極が多層構造(2層構造)を有している。その結果、EBG構造4は従来のEBG構造よりも小型化される。
さらに、EBG構造4では、ブランチ45と電源層電極47とは導電部材48で接続されている。このような導電部材48は、印刷配線板の製造後に、接続位置を調整して形成することができる。そのため、EBG構造4を有する印刷配線板では、印刷配線板の製造後に、容量結合素子43を実測し、その設計値と仕上がり値に違いが生じた場合、所望のカットオフ周波数への調整が容易である。
図3は、図2(a)に示すEBG単位セル41に含まれる並列共振回路部分の等価回路である。このとき、(1−N)*Lbはブランチ45のインダクタンス成分を示す。Nは0以上1以下で、ブランチ45から電源層電極47までの距離を表す変数である。また、Csは、電源層パターン42がスリット46で分割された電源層電極47と容量結合素子43の結合容量を示す。図2(a)では、電源層パターン42は、ブランチ45とスリット46を隔てて導電部材48で接続した電源層電極47を設けているため、ブランチ45から電源層電極47までのインダクタンス成分はN*Lbである。接続位置によって、Nは異なる値を採る。
次に、図4(a)〜(d)に基づいて、他の実施形態に係るEBG構造4’を説明する。上述の一実施形態に係るEBG構造4と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
EBG構造4’では、図4(a)〜(d)に示すように、電源層パターンは、ブランチ45と、ブランチ45に沿って設けられたスリット46を介して対向するように設けられたパッド群49とを含む表層パターン(図4(b))、および表層パターンと異なる層であり、電源層電極47を含む内層パターン(図4(c))を含む。パッド群49に含まれる複数のパッド49aと電源層電極47とは、パッド接続ビア49bを介して接続されている。
上述のEBG構造4は、単層構造の電源層パターン42を有している。そのため、上述のEBG構造4は、電源層パターンおよび容量結合素子の2層構造を有している。一方、EBG構造4’では、電源層パターンが表層パターンと内層パターンとの2層構造を有している。そのため、EBG構造4’は表層パターン、内層パターンおよび容量結合素子の3層構造を有している。
表層パターンに含まれるパッド群49は、複数のパッド49aから形成されている。パッド49aは、例えば銅などの導電性材料で形成されている。少なくとも1つのパッド49aは、スリット46を跨ぐように形成された導電部材48を介して、ブランチ45と接続されている。導電部材48については、上述のとおりであり、詳細な説明は省略する。
パッド49aにはパッド接続ビア49bが形成されている。パッド接続ビア49bは、例えば銅などの導電性材料で形成されている。このパッド接続ビア49bによって、表層パターンは、表層パターンの下方に配置されている電源層電極47を含む内層パターンと電気的に接続されている。
EBG構造4’において、ブランチ45と容量結合素子43とは、図4(a)〜(d)に示すように、ビア44(44a、44b)を介して接続されている。容量結合素子43は、内層パターンの直下に配置されている。ビア44(44a、44b)については上述のとおりであり、詳細な説明は省略する。
表層パターンと内層パターンとの厚さ方向の距離は任意である。内層パターンおよび容量結合素子43の各層の層間厚は特に限定されず、例えば25μm以下であり、十分な結合容量Csを有するようにするために5〜20μm程度であってもよく、12μm程度であってもよい。
EBG構造4’では、電源層2(電源層パターン)とグラウンド層3との間にビアが形成されていない。しかし、ブランチ45と電源層電極47とを同一層ではなく、異なる層に形成することによって、電源電極が、電源層パターン(表層パターンおよび内層パターン)と容量結合素子43とを含む多層構造(3層構造)を有することになる。したがって、部品実装の影響で面積を確保しにくい表層ではなく、面積を確保しやすい内層に電源層パターンを形成できる。
さらに、EBG構造4’では、ブランチ45とパッド49aとが、導電部材48で接続される。そのため、EBG構造4’を有する印刷配線板では、印刷配線板の製造後に、パッド群49内の適切な位置のパッド49aを選択して導電部材48を接続することができる。その結果、EBG構造4’を有する印刷配線板では、印刷配線板の製造後に、容量結合素子43を実測し、その設計値と仕上がり値に違いが生じた場合、所望のカットオフ周波数への調整が容易である。
次に、図5および図6に基づいて、さらに他の実施形態に係るEBG構造4’’を説明する。上述の一実施形態に係るEBG構造4と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
EBG構造4’’では、図5(a)に示すように、スリット46として長孔461が形成されている。この長孔461は、図5(b)に示すように、長手側内壁面に導体が被着されており(導体被着領域461a)、長孔461の両端部内壁面には導体が被着されていない(非導体領域461b)。長孔461は、例えば下記の(i)〜(iii)のような方法で形成される。
(i)長孔を形成した後、長孔の両端部内壁面をレジストでマスキングし、めっき処理を施す。
(ii)長孔を形成した後、長孔の内壁面全面にめっき処理を施し、長孔の両端部内壁面に被着しているめっきを機械的に除去する。
(iii)長孔を形成した後、長孔の内壁面全面にめっき処理を施し、長孔の両端部内壁面以外(長手側内壁面)をレジストでマスキングし、長孔の両端部内壁面に被着しているめっきをエッチングなど化学的に除去する。
図5(a)および図6(a)に示すように、ブランチ45は内層に形成され、長孔461の長手側内壁面に被着された導体(導体被着領域461a)を介して表層に形成された第1のパッド45bと電気的に接続している。電源層電極47も内層に形成され、長孔461の長手側内壁面に被着された導体(導体被着領域461a)を介して表層に形成された第2のパッド47bと電気的に接続している。第1のパッド45bおよび第2のパッド47bは、例えば銅などの導電性材料で形成されている。
図5(a)および図6(a)に示すように、表層に形成された第1のパッド45bと表層に形成された第2のパッド47bとは、長孔461を跨ぐように形成された導電部材48を介して接続されている。すなわち、導電部材48を介してブランチ45と電源層電極47とが電気的に接続されている。導電部材48については、上述のとおりであり、詳細な説明は省略する。
EBG構造4’’において、ブランチ45と容量結合素子43とは、図5(a)、図6(b)および(d)に示すように、ビア44(44a、44b)を介して接続されている。容量結合素子43は、電源層電極47の直下に配置されている。ビア44(44a、44b)については上述のとおりであり、詳細な説明は省略する。
ブランチ45と電源層電極47とは(図6(b)および(c))、同一平面上(同一層)に形成されていてもよく、異なる平面上に形成されていてもよい。ブランチ45と電源層電極47とが異なる平面上に形成されていても、ブランチ45と電源層電極47とは、表層に形成された第1のパッド45b、表層に形成された第2のパッド47b、導電部材48、および導体被着領域461aを介して電気的に接続される。
EBG構造4’’では、表層に形成された第1のパッド45bと表層に形成された第2のパッド47bとが、導電部材48で接続される。そのため、EBG構造4’’を有する印刷配線板では、印刷配線板の製造後に、第1のパッド45bと第2のパッド47bとの接続位置を調節して導電部材48を接続することができる。その結果、EBG構造4’’を有する印刷配線板では、印刷配線板の製造後に、容量結合素子43を実測し、その設計値と仕上がり値に違いが生じた場合、所望のカットオフ周波数への調整が容易である。さらに、EBG構造4’’は、ブランチ45を内層に形成しているため、外部ノイズの影響を受けにくい。
以上、本開示の印刷配線板を説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図4(a)〜(d)に示すEBG構造4’は、表層パターン、内層パターンおよび容量結合素子43がこの順に積層された構造を有している。しかし、このような構造に限定されず、EBG構造4’の変形例としては、例えば、表層パターン、図7(a)に示す容量結合素子43および図7(b)に示す内層パターンがこの順に積層された構造を有していてもよい。
この場合、パッド接続ビア49bは、容量結合素子43を貫通しないように、容量結合素子43の外部に形成され、表層パターンと内層パターンに含まれる電源層電極47とを電気的に接続している。ブランチ45と容量結合素子43とを電気的に接続するビア44(44b)は、ブランチ45を含む表層パターンと、表層パターンの直下に配置されている容量結合素子43とを、電気的に接続すればよい。そのため、図7(b)に示す内層パターンには、ビア44(44b)が形成されていない。この場合の各層の層間厚は上述のとおりであり、詳細な説明は省略する。
例えば、EBG構造4’’において、ブランチ45と電源層電極47とが異なる平面上に形成されている場合、ブランチ45と電源層電極47との間に容量結合素子43が形成されていてもよい。
1 印刷配線板
2 電源層
3 グラウンド層
4、4’、4’’ EBG構造
41 EBG単位セル
42 電源層パターン
43 容量結合素子
44、44a、44b ビア
45 ブランチ
45a 接続領域
45b 第1パッド
46 スリット
461 長孔
461a 導体被着領域
461b 非導体領域
47 電源層電極
47a 接続領域
47b 第2パッド
48 導電部材
49 パッド群
49a パッド
49b パッド接続ビア
5 絶縁層

Claims (5)

  1. 電源層とグラウンド層とを含み、
    電源層の一部に形成される電源層パターンが、隣接するEBG単位セル間を接続する直流給電路であるブランチと、このブランチに沿って設けられたスリットを介して対向するように設けられた電源層電極とを含み、
    ブランチと電源層電極とが、スリットを跨ぐように形成された導電部材を介して接続されており、
    前記スリットが長孔で形成され、長孔の長手側内壁面に導体が被着されており、該導体と前記ブランチとを電気的に接続する第1のパッドが表層に設けられており、該導体と前記電源層電極とを電気的に接続する第2のパッドが表層に設けられており、第1のパッドと第2のパッドとが、前記導電部材を介して接続されており、
    電源層電極に対向するよう層間を設けて配置される容量結合素子とブランチとがビアを介して接続されるEBG単位セルが、周期的に配置された構造を有することを特徴とする印刷配線板。
  2. 電源層とグラウンド層とを含み、
    電源層の一部に形成される電源層パターンが、隣接するEBG単位セル間を接続する直流給電路であるブランチと、このブランチに沿って設けられたスリットを介して対向するように設けられたパッド群とを含む表層パターン、および表層パターンと異なる層であり、電源層電極を含む内層パターンを含み、
    パッド群に含まれる複数のパッドと電源層電極とが、パッド接続ビアを介して接続されており、
    ブランチとパッド群に含まれるパッドの少なくとも1つとが、スリットを跨ぐように形成された導電部材を介して接続されており、
    電源層電極に対向するよう層間を設けて配置される容量結合素子とブランチとがビアを介して接続されるEBG単位セルが、周期的に配置された構造を有することを特徴とする印刷配線板。
  3. 前記導電部材が、0Ω抵抗器またははんだである請求項1または2に記載の印刷配線板。
  4. 前記ブランチがEBG単位セルの端部に配置される請求項1〜のいずれかに記載の印刷配線板。
  5. 前記電源層電極と前記容量結合素子との層間の厚さが25μm以下である請求項1〜のいずれかに記載の印刷配線板。
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