JP6884384B2 - 貝吊り用ピン向き修正ユニット - Google Patents

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本発明は、ロープに差し込まれている貝吊り用ピンをロープから除去するための貝吊り用ピン除去装置の分野に関し、より具体的には、貝吊り用ピン除去装置に送り込まれる貝吊り用ピンの向きを揃えるためのユニットに関する。
ホタテ貝の耳吊り養殖では、図1(b)に示されるように、長さ10〜15mの養殖ロープRに、長さ方向に沿って多数のホタテ貝Sが吊るされる。養殖ロープRにホタテ貝Sを吊るすために、例えば図1(a)に示されるような形状の貝吊り用ピンP(一般に、アゲピンと呼ばれている)が用いられる(例えば、特許文献1)。貝吊り用ピンPは、通常、両端及び中央付近に、該ピンPの長さ方向中央部に向かって斜めに立ち上がるくさび状の係止部を有する。両端の係止部は、ホタテ貝SがピンPから抜けるのを防止し、中央の係止部は、養殖ロープRに差し込まれた貝吊り用ピンPが偏るのを防止する。
養殖ロープRには一定間隔で貝吊り用ピンPを貫通させ、養殖ロープRから突出したピンPの両側に、耳片に穴を開けた1〜2枚のホタテ貝Sが吊るされる。貝吊り用ピンPは、通常、樹脂製である。1本の養殖ロープRには、一般に約10〜12cmの間隔で100本前後の貝吊り用ピンPが差し込まれている。ホタテ貝Sの出荷時には、専用の機械で養殖ロープRを強力に引きながら貝吊り用ピンPを引き千切ることによって、貝吊り用ピンPからホタテ貝Sを外すことができる。
ホタテ貝Sが外された養殖ロープRには貝吊り用ピンPが残っており、養殖ロープRの再利用のため、貝吊り用ピンPを養殖ロープRから除去する必要がある。貝吊り用ピンPを養殖ロープRから除去する作業は、かつては手作業で行われていたが、作業が煩雑で、作業性が悪いという問題があった。こうした問題を解決することを目的として、例えば特許文献2〜特許文献4に示されるように、養殖ロープRから貝吊り用ピンPを自動的に除去する装置が提案されている。
上述の特許文献2〜特許文献4に示される技術を含む従来技術は、すべての貝吊り用ピンPを除去することができずに必ず残ピンPが発生すること、養殖ロープRが汚れている場合や複数の養殖ロープRが連結されている場合には、前処理が必要であることなどといった理由により、貝吊り用ピンPの除去の作業性が低下しているのが現状である。こうした課題を解決するため、本発明の発明者は、簡単かつ確実にすべての貝吊り用ピンPを養殖ロープRから除去することが可能な除去装置を開発し、発明の名称を「貝吊り用ピン除去装置」とする特許出願を行っている(特願2016−237945)。
特開2015−198636号公報 特開2006−115806号公報 特開2009−159872号公報 特開2012−005357号公報
本発明の発明者による「貝吊り用ピン除去装置」は、貝吊り用ピンPを養殖ロープRから簡単かつ確実に除去することができる極めて有用な装置である。しかしながら、さらなる研究開発により、貝吊り用ピンPの除去の確実性をさらに向上させるには、装置に入る前には養殖ロープRのねじれにより様々な方向を向いている貝吊り用ピンPの向きを、事前に揃えておくことが好ましいことがわかった。このことは、「貝吊り用ピン除去装置」に、自動的に養殖ロープRを引くための自動ロープ引き装置を取り付けて、貝吊り用ピン除去作業を自動化する場合には、特に好ましい。
本発明は、本発明の発明者によってすでに提案された貝吊り用ピン除去装置を用いるに当たって、より確実に貝吊り用ピンを除去することができるように、貝吊り用ピンの向きを一定の方向に揃える貝吊り用ピン向き修正ユニットを提供することを課題とする。
本発明はまた、貝吊り用ピン向き修正ユニットを備えることにより、より効果的に貝吊り用ピンを養殖ロープから除去することができる貝吊り用ピン除去装置を提供することを別の課題とする。
第一の態様において、本発明は、養殖ロープに差し込まれた貝吊り用ピンを養殖ロープから除去するための貝吊り用ピン除去装置に用いられる貝吊り用ピン向き修正ユニットを提供する。貝吊り用ピン向き修正ユニットは、貝吊り用ピン除去装置に送り込まれる貝吊り用ピンの向きを修正することができる。貝吊り用ピン向き修正ユニットは、第1の内面を有する第1の部材と、第1の内面と対向する第2の内面を有する第2の部材とを備える。第1の内面と第2の内面とは、所定の間隔をもって対向し、貝吊り用ピンが差し込まれた状態のピン付き養殖ロープは、この間隔内を走行する。貝吊り用ピン向き修正ユニットは、間隔維持機構をさらに備えており、この間隔維持機構は、第1の内面と第2の内面との間の間隔が広がったときに、第1の部材及び第2の部材の一方又は両方に互いに近接する方向の力を与える。第1の部材及び第2の部材は、間隔内にピン付き養殖ロープが進入するときにピン付き養殖ロープに回転を与えるように構成されている。貝吊り用ピン向き修正ユニットは、間隔維持機構の作用により、ピン付き養殖ロープが間隔内を走行する間に、ピン付き養殖ロープを貝吊り用ピンの長さ方向が間隔の広がり方向に揃うようにさらに回転させることになる。
一実施形態においては、第1の部材及び第2の部材は、ピン付き養殖ロープが間隔に入る進入位置において、ピン付き養殖ロープの走行方向上流側に向かって突出する形状に形成されていることが好ましく、突出する形状は、円弧形状や三角形状などとすることができる。別の実施形態においては、第1の部材と第2の部材とは、ピン付き養殖ロープが間隔に入る進入位置において段違いに形成されていることが好ましい。第1の部材及び第2の部材が、上述のように形成されることにより、ピン付き養殖ロープが間隔内に入るときに回転することになる。
一実施形態においては、間隔維持機構は、第1の内面と第2の内面との間の間隔が所定の間隔より狭くならないように規制するスペーサを有することが好ましい。このスペーサにより、ピン付き養殖ロープが第1の内面と第2の内面とによって必要以上に力を加えられることがないため、ピン付き養殖ロープをスムーズに走行させながら貝吊り用ピンの向きを確実に揃えることができる。別の実施形態においては、間隔維持部材は、第1の部材と第2の部材とを連結しており、間隔内において、走行するピン付き養殖ロープの走行方向上流側及び下流側に位置するように配置することができる。この構成により、ピン付き養殖ロープの走行方向を、貝吊り用ピン除去装置のピン除去ユニットに適した方向に向けることができる。
第二の態様において、本発明は、上述のピン向き修正ユニットを備えた貝吊り用ピン除去装置を提供する。
(a)は、一般的な貝吊り用ピンの形状を示し、(b)は、貝吊り用ピンの使用状態の一例を示す。 本発明の一実施形態による貝吊り用ピン向き修正ユニットを備えた貝吊り用ピン除去装置の概略図を示す。 本発明の一実施形態による貝吊り用ピン向き修正ユニットを示し、(a)は左側面図、(b)は正面図、(c)は間隔が開いた状態の左側面図を示す。 本発明の別の実施形態による貝吊り用ピン向き修正ユニットの正面から見た形状を示す。 本発明の一実施形態による貝吊り用ピン向き修正ユニットの一連の動作を示す。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
図2は、本発明に係る貝吊り用ピン向き修正ユニット10が取り付けられた貝吊り用ピン除去装置1を示す。貝吊り用ピン除去装置1については、本発明の発明者による特許出願(特願2016−237945)がすでに行われている。貝吊り用ピン除去装置1には、貝吊り用ピンPが除去された後の養殖ロープRを引くための自動ロープ引き装置40が取り付けられていることが好ましい。
ピン付き養殖ロープPRは、養殖ロープRが例えば自動ロープ引き装置40によって引っ張られることによって図2の矢印の方向に走行し、貝吊り用ピン向き修正ユニット10に入る。ピン付き養殖ロープPRは、貝吊り用ピン向き修正ユニット10によって貝吊り用ピンPの向きが揃えられた後、貝吊り用ピン除去装置1に入り、装置1のピン除去ユニット4によって貝吊り用ピンPが除去される。この一連の装置及びそれらの動作により、貝吊り用ピンPは、自動的かつ確実に、養殖ロープRから引き抜かれる。
ピン除去ユニット4は、第1の回転体44aと、第1の回転体44aの真横に近接して配置された第2の回転体44bとを有する。なお、図2においては、第2の回転体44bは、第1の回転体44aの奥に配置されているため見えない。第1の回転体44aは、貝吊り用ピンPに食い込む形状の複数の突起を外表面に有し、モータ3の動力によって、水平な中心軸の周りに回転可能である。第2の回転体44bは、第1の回転体44aと同様に貝吊り用ピンPに食い込む形状の複数の突起を外表面に有し、モータ3の動力によって、第1の回転体44aとは逆方向に、水平な中心軸の周りに回転可能である。第2の回転体44bの中心軸は、第1の回転体44aの中心軸と概ね平行となるように配置される。貝吊り用ピンPが差し込まれた養殖ロープRは、第1の回転体44a及び第2の回転体44bの両方に近接して、これらの中心軸と概ね平行に走行する。養殖ロープRに挿入されている貝吊り用ピンPは、第1の回転体44aの突起と第2の回転体44bの突起との間に挿入され、互いに逆向きに回転する2つの回転体44a、44bの回転に伴って養殖ロープRから引き抜かれる。引き抜かれた貝吊り用ピンPは、ピン除去ユニット4から下方に排出されるようになっている。
図3は、本発明に係る貝吊り用ピン向き修正ユニット10(以下、単に修正ユニット10という)を示す。図3(a)は、修正ユニット10の左側面図であり、図3(b)は、修正ユニット10の正面図である。図3(c)は、修正ユニット10の間隔19が開いた状態の左側面図を示す。
修正ユニット10は、貝吊り用ピン除去装置1の前方部(すなわち、ピン付き養殖ロープPRの走行方向上流側)に固定され、装置1に固定される固定板11と、固定板11と対向して配置された可動板12とを有する。固定板11は内面11aを、可動板12は内面12aを有し、内面11aと内面12aとの間には、間隔19が存在する。ピン付き養殖ロープPRは、修正ユニット10における養殖ロープ進入位置20から間隔19に入り、間隔19内を走行した後、退出位置21から出て貝吊り用ピン除去装置1に入る。
固定板11及び可動板12は、それらの下部、すなわちピン付き養殖ロープPRの進入位置20に対応する部分11c、12cが、下方、すなわちピン付き養殖ロープPRの走行方向上流側に向かって、突出する形状に形成されている。この部分11c、12cが下方に突出する形状となっていることにより、間隔19に進入しようとするピン付き養殖ロープPRの貝吊り用ピンPが当たったときに、突出部11c、12cに沿って貝吊り用ピンPが滑り、貝吊り用ピンPとともにピン付き養殖ロープPRを回転させることができる。
突出部11c、12cの形状は、図3(b)に示されるように下向きに突出する円弧形状であることが好ましいが、これに限定されるものではなく、貝吊り用ピンPが突出部11c、12cに接触したときに貝吊り用ピンPが滑り、貝吊り用ピンPとともにピン付き養殖ロープPRを回転させることができる形状であればよい。例えば、ピン付き養殖ロープPRの進入位置20に対応する突出部11c、12cは、図4(a)に示される修正ユニット10’や図4(b)に示される修正ユニット10”のように、下方に向かって突出する三角形状とすることもできる。
固定板11と可動板12とは、ピン付き養殖ロープPRの間隔19への進入位置20に対応する部分が、図3に示されるように段違いに形成されていることが好ましい。すなわち、進入位置20において、例えば固定板11が可動板12より突出しているか、又は可動板12が固定板11より突出していることが好ましい。進入位置20においてこのように段違いに形成されていることによって、養殖ロープRの両側に突出している貝吊り用ピンPは、ピン付き養殖ロープPRをより容易に回転させることができる。
修正ユニット10は、可動板12が固定板11から離れる方向に移動し、間隔19を広げることができるようになっており、間隔19が広がったときには、固定板11及び可動板12に対して、互いに近接する方向の力を与えるように構成されている。この機能を実現するため、固定板11と可動板12とは、間隔維持機構13によって連結されている。
間隔維持機構13は、固定板11及び可動板12を貫通し、少なくとも両端部にネジが切られたシャフト14と、シャフト14の両端部において締められたナット15、16と、固定板11の外面11bとナット16との間において内空間をシャフト14が貫通するように配置されたコイルばね17とを有する。固定板11と可動板12との間に位置するシャフト14の部分には、間隔19が所定の間隔より狭くならないように規制するスペーサ18が配置されることが好ましい。間隔19の所定の間隔は、概ね養殖ロープRの直径と同程度又はそれより若干広くなるように調整されることが好ましい。
間隔維持機構13は、ピン付き養殖ロープPRの走行方向上流側及び下流側の2箇所に、鉛直方向に並ぶように設けられている。進入位置20から間隔19に入ったピン付き養殖ロープPRは、間隔19内を上方に走行し、下流側の間隔調整機構13に巻き掛けられて方向を変え、退出位置21から出る。間隔調整機構13の数及び配置は、この実施形態に限定されるものではない。例えば2つの間隔維持機構13が、縦方向斜め位置に配置されるように設けられたり、3つの間隔維持機構13が、鉛直方向にまっすぐ並ぶように設けたりしてもよい。あるいは、3つの間隔維持機構13が、直線状ではなく、例えば三角形状に配置されてもよい。
可動板12は、図3(c)に示されるように、間隔19内のピン付き養殖ロープPRから内面11a、12aに力が加えられたときに、固定板11から離れる方向、すなわち図3(c)の矢印の方向に移動する。このとき、コイルばね17は、固定板11の外面11bとナット16とによって圧縮される。矢印方向に移動した可動板12には、圧縮されたコイルばね17の復元力によって、固定板11の方向に戻ろうとする力が与えられる。
ここで、図5を用いて修正ユニット10の動作を説明する。ピン付き養殖ロープPRは、図2に示されるように貝吊り用ピンPが除去された後の養殖ロープRが自動ロープ引き装置40で引っ張られることによって、図3(a)及び図3(b)に示される矢印の方向に走行する。ピン付き養殖ロープPRは、進入位置20から修正ユニット10の間隔19内に入り、貝吊り用ピンPの向きが揃いながら退出位置21から出ていく。
進入位置20において、貝吊り用ピンPが固定板11及び可動板12を横切る方向を向くように進入してきたピン付き養殖ロープPRは、最初に養殖ロープRの一方の側(本実施形態においては、固定板11の側)に突出している部分P1のみが、固定板11の突出部11cに当たる(図5(a))。部分P1のみが固定板11に当たったときには、部分P1は固定板11との接触によって抵抗を受けるが、養殖ロープRの他方の側(本実施形態においては、可動板12の側)に突出している部分P2は抵抗を受けない。そうすると、部分P1が、間隔19内の方向に引っ張られつつ固定板11の突出部11cの円弧に沿って移動し、ピン付き養殖ロープPRは、それに伴って図5(a)の矢印の方向に回転し始める。
次に、貝吊り用ピンPの部分P2が、可動板12の突出部12cに当たると、部分P2もまた、間隔19内の方向に引っ張られつつ、固定板12の突出部12cの円弧に沿って移動し、ピン付き養殖ロープPRは、それに伴って図5(a)の矢印の方向にさらに回転する。それとともに、ピン付き養殖ロープPRは、可動板12を図3(c)に示される矢印の方向に押し広げながら、間隔19内に進入する。固定板11と可動板12との間が広がることによって、ピン付き養殖ロープPRは回転しやすくなる。このとき、貝吊り用ピンPは、一部が折れ曲がりながら間隔19内に進入する場合もある。
間隔19が広がると、コイルばね17の復元力によって可動板12が固定板11に近づこうとする。そうすると、間隔19内に進入したピン付き養殖ロープPRが間隔19内を走行するとき、可動板12が固定板11に近づくにつれて、貝吊り用ピンPの長さ方向が固定板11の内面11aの広がり方向に揃うようになる(図5(b))。最終的に、間隔19が所定の間隔に戻ったときに、貝吊り用ピンPの長さ方向は、固定板11の内面11a及び可動板12の内面12aと概ね平行になる(図5(c))。なお、スペーサ18の存在によって、間隔19はこれ以上狭くなることがないため、ピン付き養殖ロープPRは固定板11及び可動板12によって走行を妨げられることがない。
ピン付き養殖ロープPRは、貝吊り用ピンPの長さ方向が固定板11の内面11a及び可動板12の内面12aと概ね平行になった状態で、修正ユニット10の退出位置21から出て、貝吊り用ピン除去装置1に入る。このとき、貝吊り用ピンPの長さ方向が、貝吊り用ピン除去装置1のピン除去ユニット4における第1の回転体44aと第2の回転体44bとの間に挿入されやすい方向に揃っているため、貝吊り用ピンPは、ピン除去ユニット4の回転体の突起に容易に引っかかり、養殖ロープRから確実に引き抜かれることになる。
1 貝吊り用ピン除去装置
4 ピン除去ユニット
10 貝吊り用ピン向き修正ユニット
11 固定板
11a 内面
11b 外面
11c 突出部
12 可動板
12a 内面
12b 外面
12c 突出部
13 間隔維持機構
14 シャフト
15、16 ナット
17 コイルばね
18 スペーサ
19 間隔
20 養殖ロープの進入位置
21 養殖ロープの退出位置
40 自動ロープ引き装置

PR 貝吊り用ピン付き養殖ロープ
R 養殖ロープ
P 貝吊り用ピン
S ホタテ貝


Claims (8)

  1. 養殖ロープに差し込まれた貝吊り用ピンを養殖ロープから除去するための貝吊り用ピン除去装置に用いられ、該貝吊り用ピン除去装置に送り込まれる貝吊り用ピンの向きを修正する、貝吊り用ピン向き修正ユニットであって、
    第1の内面を有する第1の部材と、
    前記第1の内面と対向する第2の内面を有する第2の部材と、
    貝吊り用ピンが差し込まれた状態のピン付き養殖ロープが走行する、前記第1の内面と前記第2の内面との間の間隔と、
    前記間隔が所定の間隔より狭くならないように規制するスペーサを有し、前記間隔が広がったときに、前記第1の部材及び前記第2の部材の一方又は両方に、互いに近接する方向の力を与える間隔維持機構と
    を備え、
    前記第1の部材及び前記第2の部材は、前記間隔内にピン付き養殖ロープが進入するときにピン付き養殖ロープに回転を与える形状を有することを特徴とする、貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  2. 前記第1の部材及び前記第2の部材は、ピン付き養殖ロープの走行方向上流側に向かって突出する形状に形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  3. 前記第1の部材と前記第2の部材とは、ピン付き養殖ロープが前記間隔に入る進入位置において段違いに形成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  4. 前記突出する形状は円弧形状である、請求項に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  5. 前記突出する形状は三角形状である、請求項に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  6. 前記間隔維持機構は、前記第1の部材と前記第2の部材とを連結しており、前記間隔内において、走行するピン付き養殖ロープの走行方向上流側及び下流側に位置することを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  7. 前記第1の部材及び前記第2の部材の一方は、貝吊り用ピン除去装置に固定された固定部材であり、前記第1の部材及び前記第2の部材の他方は、貝吊り用ピン除去装置に固定されない可動部材であることを特徴とする、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニット。
  8. 請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の貝吊り用ピン向き修正ユニットを備えた貝吊り用ピン除去装置。
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