JP6883156B1 - 溺水報知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】溺水者を発見、救護するため、溺水者が容易に操作できる溺水報知器を提供する。【解決手段】溺水者の意識が集中する口元に近い、首元や頭部に、輪状の溺水報知器を装着しておけば、溺水時に水面側で水を掻く手も使い易くなる。輪状の溺水報知器自体を起動部とし、どの部分をどの方向に引いても、溺水報知器に備えた周知装置が作動し、首元や頭部から離脱した溺水報知器が、水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、水泳や入浴で溺水した人を発見、救護する技術に関するものである。
輪状のゴム紐を口内から後頭部側にかけて被っておき、溺水時に口内に吸い込まれる水の水流圧を受けて、ゴム紐が分断されることにより、あるいは、溺れかけた溺水者が自発的に、口内のゴム紐を分断するか、口内外のゴム紐を手で引き離すことにより、輪状のゴム紐を開放し、ゴム紐に取付けた、浮きに付属する周知機器や、膨張式浮揚具を作動させ、浮きに付属する周知機器を水面に浮上させることを特徴とするものがある(特許文献1参照)。また、入水者の口内に引き込まれていた、口内係止物(11)が吐き出されることにより、口内係止物(11)をつないだ紐体でつながった、首巻部(3)に備えた周知装置や救護装置を作動させ、首巻部(3)や周知機器を水面に浮上させることを特徴とするものがある(特願2020−176367参照)。
国際公開第2020/039953号
輪状のゴム紐を口内から後頭部側にかけて被っておくものや、口内係止物(11)を口内に引き込んでおくものは、いずれも、口内に装置の一部を含んでおく必要がある。口内に物を含むことに抵抗のある使用者の場合や、意識のある溺水者が自発的に報知する場合には、口内に何も含ませずに手動で起動する溺水報知器も、溺水者の発見、救護に有効な手段の一つとなり得る。輪状のゴム紐を口内から後頭部側にかけて被っておくものは、ゴム紐であることに加え、頭部に被ってあることにより、比較的容易に、口内外のゴム紐を手で引き離すことができる。しかし、口内にゴム紐を含ませないで、頭頂部側に被っておくと、平常時にも抜け落ち易くなる。口内係止物(11)を口内に引き込んでおくもののように、首巻方式であれば、安定して装着することができる。しかし、口内に口内係止物(11)を含ませないで、首巻部(3)の両端を係止しておくと、係止部の位置が周りずれて、手で係止を解きづらくなり、また、ゴム紐及び諸物で構成された首巻部(3)を、頭部に被っておくもののように、手で引き離すことは、位置的に難しくなる。追加的事項であるが、口内係止物(11)を口内に引き込んでおくものにおいて、一時的に口内係止物(11)を口外へ出しておく場合に、首巻部(3)を脱着することには、煩わしさがある。
本発明の溺水報知器は、意識のある溺水者が自発的に、手動による容易な操作で、溺水の発生や沈水位置を報知できるようにして、迅速な溺水者の発見、救護につなげるためのものである。
首巻部(3)の両端をつなぐ簡易的な係止具を備え、入水者が溺水時に、首巻部(3)のどの部分をどの方向に引いても、首巻部(3)の係止が解かれて、溺水報知器が作動するようにする。口内係止物(11)を口内に引き込んでおくものにおいて、一時的に口内係止物(11)を口外へ出しておくためにも、前記係止具を流用できるようにする。ゴーグルや水中マスクと、首巻部(3)を、一体化することにより、溺水報知器を頭頂部側に、安定して装着できるようにし、ゴーグルや水中マスクを使用していた入水者が溺水時に、一体物の装着を引き離すことにより、溺水報知器が作動するようにする。
入水者が溺水時に、溺水の発生や沈水位置を報知するために、電子ブザーやエアーホーンのような音を発する発音器、電波信号を発する発信器、光を発する発光器といった、周知機器(4)を含んで復元力や浮力を有した首巻部(3)と、首巻部(3)の両端をつなぐ係止具を備え、首巻部(3)を入水者の首に巻いて付勢し、首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうる程度に、首巻部(3)の両端を簡易的に係止しておき、入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら周知機器(4)を作動させ、首元から離脱した首巻部(3)もしくは首巻部(3)から分離した周知機器(4)が、有した浮力により水面に浮上するようにする。
入水者の口内に引き込まれていた、口内係止物(11)が吐き出されることにより、口内係止物(11)をつないだ紐体でつながった、首巻部(3)に備えた周知装置や救護装置を作動させ、首巻部(3)や周知機器を水面に浮上させることを特徴とするものにおいて、前記首巻部(3)の一端に、口内係止物(11)をつないだ紐体と紐体挟持具(13)を備え、首巻部(3)のもう一端に、紐体掛け具(12)を備え、口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体掛け具(12)に掛けたうえで、口内に口内係止物(11)を引き込んで首巻部(3)を係止していた入水者が、一時的に口内係止物(11)を口外へ出しておくために、口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体挟持具(13)に挟持させて、首巻部(3)の係止を維持しておけると共に、入水者が溺水時に、紐体挟持具(13)に挟持されていた紐体を解き放すことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、紐体挟持具(13)による紐体の挟持が解かれたり、紐体掛け具(12)が弾性変形して掛けた紐体が外れたり、紐体掛け具(12)の取付け部が外れたりすることにより、首巻部(3)に備わった周知装置や救護装置を作動させることができるようにする。
前記首巻部(3)の両端をつなぐ係止具に代えて、首巻部(3)の両端間にゴーグルや水中マスクを備え、輪状に一体化し、一体物を入水者の頭部に被って付勢しておき、ゴーグルや水中マスクを使用していた入水者が溺水時に、一体物の装着を引き離すことにより、付勢されていた一体物が復元・消勢しながら周知機器(4)を作動させ、頭部から離脱した一体物もしくは一体物から分離した周知機器(4)が、有した浮力により水面に浮上するようにして、ゴーグルや水中マスクの使用と、溺水報知器の使用を、兼用させる。
入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力や浮力を有するように、例えば、弾力性と浮力を併せ持つ直棒や直板を曲げて巻くもの、二本の湾曲棒の各一端を浮きに可動接続してバネやゴムでつないだもの、伸縮紐の中間に浮きを取付けたもの、浮きに取付けた巻取りバネリールから両側に紐を引き出すもの等、その構成は多様なものが想定される。弾力性と浮力を併せ持つ直棒を曲げて巻くものは、例えば、ゴムスポンジやゴムチューブ等の素材が想定される。ゴムスポンジは独立気泡のもので、ゴムチューブはその両端を水密に封じて用いる。直板を曲げて巻くものや二本の湾曲棒は、比重1未満の合成樹脂等の素材が想定される。なお、前述の浮きに関しては全て、浮力を持たせた周知機器(4)に置き換えられるものである。周知機器(4)を含んで復元力や浮力を有した首巻部(3)と、首巻部(3)の両端をつなぐ係止具を含めた、全体として、水面に浮上する浮力を持たせておく。首巻部(3)もしくは首巻部(3)から分離した周知機器(4)が、その有した浮力により水面に浮上した際、発音部や発信部、発光部が、水面上に十分突出するよう重心に配慮しておく。
首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)やフック(2)を用いたもの、紐体、紐体掛け具(12)、及び紐体挟持具(13)を用いたもの等、その構成は多様なものが想定される。いずれにおいても、首巻部(3)を入水者の首に巻いて付勢した状態で、首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうる程度の簡易的な係止にしておいて、入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解きづらい場合でも、首巻部(3)自体を強く引けば、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれるようにしておく。磁石(1)を用いたものは、首巻部(3)の一端に磁石(1)を、もう一端に磁石(1)もしくは磁性体を取付け、互いに引き寄せあうようにする。首巻部(3)自体を強く引けば、引き離される程度の磁力にしておく。フック(2)を用いたものは、首巻部(3)の一端にフック(2)を、もう一端にフックやフック掛け具、もしくはフック掛け穴を設け、互いに引っ掛けるようにする。首巻部(3)自体を強く引けば、フックが弾性変形して外れるようにしておく。紐体、紐体掛け具(12)、及び紐体挟持具(13)を用いたものは、首巻部(3)の一端に紐体及び紐体挟持具(13)を、もう一端に紐体掛け具(12)を取付け、紐体を紐体掛け具(12)に掛けたうえで引き戻し、紐体挟持具(13)に挟持させるようにする。紐体挟持具(13)は、装着した首巻部(3)の外側の端部に、例えば、丸皿形状の部材を取付け、首巻部(3)と部材の隙間に、紐体を挟み込むようにする。部材単体で、紐体を挟み込むものでもよい。首巻部(3)自体を強く引けば、挟み込んだ紐体が解かれるようにしておくことができる。紐体掛け具(12)は、フックやリングが想定される。フックの場合、首巻部(3)自体を強く引けば、フックが弾性変形して、掛けた紐体が外れるようにしておくことができる。リングの場合、首巻部(3)自体を強く引けば、リングの取付け部が外れるようにしておくことができる。
入水者の首元や頭部に装着した、溺水報知器自体を起動部とし、どの部分をどの方向に引いても、溺水報知器に備えた周知装置が作動し、首元や頭部から離脱した溺水報知器が水面に浮上するので、操作が容易であり、溺水状態の初期に発見、救護されることが期待される。簡素な物で構成されており、安価である。
溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例1) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例2) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例3) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例4) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例5) 図31・32におけるB−B線断面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例5) 図34におけるC−C線断面図である。(実施例5) 図34におけるD−D線断面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す左側面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例5) 図30におけるA−A線断面図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す斜視図である。(実施例5) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例6) 図44におけるA−A線断面図である。(実施例6) 図44におけるB−B線断面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例6) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例7) 図55におけるA−A線断面図である。(実施例7) 図56におけるB−B線断面図である。(実施例7) 図56におけるC−C線断面図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す斜視図である。(実施例7) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例8) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例8) 溺水報知器の実施例を示す斜視図である。(実施例8) 溺水報知器の実施例を示す右側面図である。(実施例9) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例9) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例9) 溺水報知器の実施例を示す上面図である。(実施例9) 溺水報知器の実施例を示す正面図である。(実施例9)
図1・2・3・4・5・6・7・8・9・10は本発明実施の一例を示している。図1・2・3に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、弾力性と浮力を併せ持つ直棒を曲げて巻くもの、及び、周知機器(4)を備えて構成され、入水者のあごの下で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものであり、首巻部(3)の一端に磁石(1)を、もう一端にも磁石(1)を取付け、互いに引き寄せあうようにしている。首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうるが、首巻部(3)自体を強く引けば、引き離される程度の磁力にしている。図7・8に示す例において、首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、フック(2)を用いたものであり、首巻部(3)の一端にフック(2)を、もう一端にフック掛け穴を設け、互いに引っ掛けるようにしている。首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうるが、首巻部(3)自体を強く引けば、フックが弾性変形して外れるようにしている。図9・10に示す例において、首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、紐体、紐体掛け具(12)、及び紐体挟持具(13)を用いたものであり、首巻部(3)の一端に紐体及び紐体挟持具(13)を、もう一端に紐体掛け具(12)を取付け、紐体を紐体掛け具(12)に掛けたうえで引き戻し、紐体挟持具(13)に挟持させるようにしている。紐体掛け具(12)はリングであり、紐体挟持具(13)は、装着した首巻部(3)の外側の端部に、丸皿形状の部材を取付け、首巻部(3)と部材の隙間に、紐体を挟み込むようにしている。首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうるが、首巻部(3)自体を強く引けば、挟み込んだ紐体が解かれるようにしている。周知機器(4)は、入水者の背中側に位置するよう首巻部(3)の中間に取付けられている。そのスイッチ(4a)は、図5に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、曲げられた直棒に取付けられた紐で押し込まれ、内部の板バネ回路接点を押し開けるようにしておき、図4に示すように、首巻部(3)が復元した際には、内部の板バネ回路接点が戻り閉じて、スイッチ(4a)を押し戻し、周知機器(4)を作動させるようにしておく。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、周知機器(4)を作動させ、図6に示すように、首元から離脱した首巻部(3)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。本実施例の想定において、直棒はゴムスポンジである。周知機器(4)は、電子ブザー、エアーホーン、電波発信器、発光器を想定しており、スイッチ(4a)を介して電気的に作動させるものである。ガス圧式であるエアーホーンの場合は、スイッチ(4a)を介して電磁弁を開閉させるようにするが、首巻部(3)の復元による器械的な弁の開閉としてもよい。周知機器(4)の発音部や発信部、発光部が、水面上に突出するように、周知機器(4)の重心を各発出部の反対側に寄せておく。
図11・12・13・14・15・16は本発明実施の一例を示している。図11・12・13に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、二本の湾曲棒の各一端を、浮力を持たせた周知機器(4)にヒンジ付けして、ゴム紐でつないだもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。周知機器(4)は、入水者の背中側に位置するよう首巻部(3)の中間に取付けられている。そのスイッチ(4a)は、図15に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、二本の湾曲棒をつないだゴム紐で押し込まれ、内部の板バネ回路接点を押し開けるようにしておき、図14に示すように、首巻部(3)が復元した際には、内部の板バネ回路接点が戻り閉じて、スイッチ(4a)を押し戻し、周知機器(4)を作動させるようにしておく。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、周知機器(4)を作動させ、図16に示すように、首元から離脱した首巻部(3)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。本実施例の想定において、湾曲棒は合成樹脂である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図17・18・19・20・21・22は本発明実施の一例を示している。図17・18・19に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、伸縮紐の中間に、浮力を持たせた周知機器(4)を取付けたもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。周知機器(4)は、入水者の背中側に位置するように取付けられている。そのスイッチ(4a)は、図21に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、伸縮紐に取付けられた紐で押し込まれ、内部の板バネ回路接点を押し開けるようにしておき、図20に示すように、首巻部(3)が復元した際には、内部の板バネ回路接点が戻り閉じて、スイッチ(4a)を押し戻し、周知機器(4)を作動させるようにしておく。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、周知機器(4)を作動させ、図22に示すように、首元から離脱した首巻部(3)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。本実施例の想定において、伸縮紐はゴム紐である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図23・24・25・26・27・28は本発明実施の一例を示している。図23・24・25に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、浮力を持たせた周知機器(4)に付加した、巻取りバネリールから両側に紐を引き出すもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、引き出された紐の両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。周知機器(4)は、入水者の背中側に位置するように装着されている。そのスイッチ(4a)は、図27に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、巻取りバネリールから両側に引き出された紐の根付近くの両側の突起に引っ掛かるように通された、両側のリングをつないだ紐で押し込まれ、内部の板バネ回路接点を押し開けるようにしておき、図26に示すように、首巻部(3)が復元した際には、内部の板バネ回路接点が戻り閉じて、スイッチ(4a)を押し戻し、周知機器(4)を作動させるようにしておく。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、周知機器(4)を作動させ、図28に示すように、首元から離脱した首巻部(3)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。本実施例の想定において、首巻部(3)の復元は、引き出された紐が全て巻取りバネリールに巻き戻された状態である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図29・30・31・32・33・34・35・36・37・38・39・40・41は本発明実施の一例を示している。図29・30・31に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、弾力性と浮力を併せ持つ直棒を曲げて巻くもの、及び、エアーホーン(6)を備えて構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。エアーホーン(6)は、入水者の背中側に位置するよう首巻部(3)の中間に備えられている。エアーホーン(6)は、キャップ(6d)とケース(6c)をスライド挟圧して内部の弁を作動させるものである。図37・38・39・40に示すように、ケース(6c)側のロックバー(6g)をキャップ(6d)側に倒してスライドロックし、キャップ(6d)とケース(6c)に輪ゴム(6e)を巻いてスライド挟圧し、ケース(6c)の軸を首巻部(3)に取付けたホルダー(6b)に差し込んで、互いに垂直姿勢を保つようにケース(6c)とホルダー(6b)を輪ゴム(6f)で巻き、首巻部(3)を首に係止した状態で、エアーホーン(6)をホルダー(6b)に平行に倒して輪ゴム(6f)をねじり、キャップ(6d)の舌部をホルダー(6b)中央のカムに作用させてスライドロックし、キャップ(6d)とケース(6c)の端部の突出部をストッパー(6a)で留めてエアーホーン(6)とホルダー(6b)の平行姿勢を保つようにし、キャップ(6d)側のロックバー(6g)をケース(6c)側に倒し戻しておく。ストッパー(6a)は紐で首巻部(3)につながれた球体で、ホルダー(6b)両端の穴に各々通されており、首巻部(3)が首に巻かれている間は、その張力によって穴に固定されるが、首巻部(3)が復元して張力を失うと、キャップ(6d)とケース(6c)の端部の突出部によって、穴からはね出される。図33に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、エアーホーン(6)はキャップ(6d)の舌部とホルダー(6b)中央のカムの作用でスライドロックされているが、図32・41に示すように、首巻部(3)の係止が解かれると、ストッパー(6a)がはね出され、ねじられた輪ゴム(6f)がエアーホーン(6)をホルダー(6b)に垂直に起こし戻し、カムの作用によるスライドロックが解除され、輪ゴム(6e)がエアーホーン(6)をスライド挟圧して内部の弁を作動させる。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、エアーホーン(6)を作動させ、図34・35・36に示すように、首元から離脱した首巻部(3)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。本実施例の想定は、エアーホーンを器械的な弁の開閉で作動させるものであるが、スイッチを介して電気的に作動させる他の周知機器に応用することも可能である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図42・43・44・45・46・47・48・49は本発明実施の一例を示している。図42・43・44に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、二本の伸縮紐の間に、浮力を持たせたエアーホーン(7)を備えたもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。エアーホーン(7)は、入水者の背中側に位置するように備えられている。エアーホーン(7)は、キャップ(7d)とケース(7c)をスライド挟圧して内部の弁を作動させるものである。図49に示すように、エアーホーン(7)を保持するホルダー(7b)は、円筒容器を軸方向に切り取った形状で、その半円筒部の複数カ所に、弓に弦を張るように、輪ゴム(7f)を巻いておく。ホルダー(7b)中間の内部突起であるストッパー(7a)に、キャップ(7d)とケース(7c)の隙間を押し込んでスライドロックしたうえで、キャップ(7d)とケース(7c)に輪ゴム(7e)を巻いてスライド挟圧し、ホルダー(7b)端部にヒンジ付けされたロックバー(7g)で押さえ込んで、ロックバー(7g)先端側にヒンジ付けされたリングを、ホルダー(7b)端部の突起にスナップフィットさせて、エアーホーン(7)をホルダー(7b)に保持させておく。使用する際は、首巻部(3)を首に係止した状態で、スナップフィットを外すようにする。二本の伸縮紐は、ホルダー(7b)端部のヒンジ部と、ロックバー(7g)先端側のリングに各々つながれており、首巻部(3)が首に巻かれている間、エアーホーン(7)は首側のホルダー(7b)とロックバー(7g)に挟持される。図46・47に示すように、首巻部(3)が首に巻かれている間、キャップ(7d)とケース(7c)はその隙間にストッパー(7a)が挟まって、スライドロックされており、また、キャップ(7d)とケース(7c)はホルダー(7b)に張られた輪ゴム(7f)を押し込んでこれを付勢させている。図45に示すように、首巻部(3)の係止が解かれると、ロックバー(7g)が外れ、付勢されていた輪ゴム(7f)がエアーホーン(7)をホルダー(7b)からはじき出し、キャップ(7d)とケース(7c)はストッパー(7a)が外れてスライドロックが解除され、輪ゴム(7e)がエアーホーン(7)をスライド挟圧して内部の弁を作動させる。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、エアーホーン(7)を作動させ、首元を離れ、図48に示すように、首巻部(3)から分離したエアーホーン(7)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。ホルダー(7b)に紐体やアーム等を付加して入水者の首に拘束しておき、首巻部(3)の係止が解かれた後も首元に残留させ、エアーホーン(7)のみを離脱させることもできるものである。本実施例の想定において、伸縮紐はゴム紐である。本実施例の想定は、エアーホーンを器械的な弁の開閉で作動させるものであるが、スイッチを介して電気的に作動させる他の周知機器に応用することも可能である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図50・51・52・53・54・55・56・57・58・59は本発明実施の一例を示している。図50・51・52に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、一本の伸縮紐の中間に、浮力を持たせたエアーホーン(8)を備えたもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、磁石(1)を用いたものである。エアーホーン(8)は、入水者の背中側に位置するように備えられている。エアーホーン(8)は、キャップ(8d)とケース(8c)をスライド挟圧して内部の弁を作動させるものである。図55・56・57・58に示すように、キャップ(8d)とケース(8c)の端部の突出部を、ホルダー(8b)両端の開口部に引っ掛けることにより、エアーホーン(8)をスライドロック状態でホルダー(8b)に装着し、キャップ(8d)とケース(8c)に輪ゴム(8e)を巻いてスライド挟圧しておく。ホルダー(8b)は長方形の角筒状であり、中間のヒンジ部で折れ曲がるようになっており、同じく長方形の角筒状であるストッパー(8a)が、そのヒンジ部を包むようにして、ホルダー(8b)の折れ曲がりを阻止している。さらに、ホルダー(8b)とストッパー(8a)を包むように、ホルダー(8b)両端の開口部を挟圧する輪ゴム(8f)が巻かれている。輪ゴム(8f)の挟圧作用線は、ヒンジ部の中心点と重なっており、ホルダー(8b)は圧縮力のみを受ける。伸縮紐は、ホルダー(8b)の中空部に通され、ホルダー(8b)両端の開口部から引き出されている。使用する際は、首巻部(3)を首に係止した状態で、ストッパー(8a)をスライドさせてヒンジ部を露出させ、ホルダー(8b)の折れ曲がりの阻止を解除する。ホルダー(8b)両端の引っ掛かりに作用する、輪ゴム(8e)の挟圧作用線が、ヒンジ部の中心点からわずかにずれているので、輪ゴム(8e)の挟圧力により、ホルダー(8b)はエアーホーン(8)側への曲げモーメントを受けるが、ヒンジ部付近と首元の接触部を支点にした、伸縮紐の張力による使用者側への曲げモーメントによって、ホルダー(8b)の折れ曲がりは阻止される。伸縮紐の張力による使用者側への曲げモーメントは、キャップ(8d)とケース(8c)の突出部の引っ掛かりに作用し、ホルダー(8b)の折れ曲がりは阻止される。図53・59に示すように、首巻部(3)の係止が解かれると、伸縮紐の張力による使用者側への曲げモーメントが消勢し、ホルダー(8b)の折れ曲がりの阻止は解除され、輪ゴム(8e)による曲げモーメントでホルダー(8b)はエアーホーン(8)側へ少し折り曲げられ、エアーホーン(8)はスライドロックが解除され、輪ゴム(8e)がエアーホーン(8)をスライド挟圧して内部の弁を作動させ、輪ゴム(8f)の挟圧作用線がヒンジ部の中心点から少しずれることにより、ホルダー(8b)への輪ゴム(8f)の圧縮力は曲げモーメントを発生し、ホルダー(8b)はエアーホーン(8)側へ大きく折り曲げられ、ホルダー(8b)両端への引っ掛かりを失ったエアーホーン(8)は、ホルダー(8b)からはじき出される。入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら、エアーホーン(8)を作動させ、首元を離れ、図54に示すように、首巻部(3)から分離したエアーホーン(8)が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。ホルダー(8b)に紐体やアーム等を付加して入水者の首に拘束しておき、首巻部(3)の係止が解かれた後も首元に残留させ、エアーホーン(8)のみを離脱させることもできるものである。本実施例の想定において、伸縮紐はゴム紐である。本実施例の想定は、エアーホーンを器械的な弁の開閉で作動させるものであるが、スイッチを介して電気的に作動させる他の周知機器に応用することも可能である。以上の特記外は、実施例1と同様であり、省略する。
図60・61・62は本発明実施の一例を示している。なお、以下の特記外は、実施例7と同様であり、省略する。図60・61・62に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、弾力性を持つ二枚の直板を曲げて巻くものの間に、浮力を持たせたエアーホーン(8)を備えたもので構成され、入水者のあごの下の係止部で、その両端が係止され、係止を解かれると首から離脱するよう弾性的に付勢されている。二枚の直板は、エアーホーン(8)を装着するホルダー(8b)内に差し込まれ、長さ調節や格納ができるようになっている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具は、紐体、紐体掛け具(12)、及び紐体挟持具(13)を用いたものである。紐体掛け具(12)はリングであり、紐体挟持具(13)は、装着した首巻部(3)の外側の端部に、丸皿形状の部材を取付け、首巻部(3)と部材の隙間に、紐体を挟み込むようにしている。入水者の口内に引き込まれていた、口内係止物(11)が吐き出されることにより、口内係止物(11)をつないだ紐体でつながった、首巻部(3)に備えた周知装置や救護装置を作動させ、首巻部(3)や周知機器を水面に浮上させることを特徴とするものにおいて、次のように活用することができる。口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体掛け具(12)に掛けたうえで、口内に口内係止物(11)を引き込んで首巻部(3)を係止していた入水者が、一時的に口内係止物(11)を口外へ出しておくために、口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体挟持具(13)に挟持させて、首巻部(3)の係止を維持しておくようにする。入水者が溺水時に、紐体挟持具(13)に挟持されていた紐体を解き放すことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、紐体挟持具(13)による紐体の挟持が解かれることにより、首巻部(3)に備わった周知装置や救護装置を作動させるようにする。
図63・64・65・66・67は本発明実施の一例を示している。なお、以下の特記外は、実施例3と同様であり、省略する。図63・64・65に示すように、入水者の首に巻く首巻部(3)は、復元力と浮力を有するように、伸縮紐の中間に、浮力を持たせた周知機器(4)を取付けたもので構成されている。首巻部(3)の両端をつなぐ係止具に代わり、首巻部(3)の両端間にはゴーグルが備えられ、輪状に一体化されており、一体物は入水者の頭部に被られて、弾性的に付勢されている。周知機器(4)は、入水者の背中側に位置するように取付けられている。そのスイッチ(4a)は、一体物が頭部に被られている間、伸縮紐に取付けられた紐で押し込まれ、内部の板バネ回路接点を押し開けるようにしておき、図66に示すように、一体物が復元した際には、内部の板バネ回路接点が戻り閉じて、スイッチ(4a)を押し戻し、周知機器(4)を作動させるようにしておく。ゴーグルを使用していた入水者が溺水時に、一体物の装着を引き離すことにより、付勢されていた一体物が復元・消勢しながら周知機器(4)を作動させ、図67に示すように、頭部から離脱した一体物が水面に浮上して、溺水の発生や沈水位置を周囲に知らせることになる。
水泳や入浴時における溺水事故を減らすことが期待され、遊泳施設や入浴施設の安全管理に利用することも考えられる。
1 磁石
2 フック
3 首巻部
4 周知機器
4a スイッチ
6 エアーホーン
6a ストッパー
6b ホルダー
6c ケース
6d キャップ
6e 輪ゴム
6f 輪ゴム
6g ロックバー
7 エアーホーン
7a ストッパー
7b ホルダー
7c ケース
7d キャップ
7e 輪ゴム
7f 輪ゴム
7g ロックバー
8 エアーホーン
8a ストッパー
8b ホルダー
8c ケース
8d キャップ
8e 輪ゴム
8f 輪ゴム
11 口内係止物
12 紐体掛け具
13 紐体挟持具

Claims (3)

  1. 入水者が溺水時に、溺水の発生や沈水位置を報知するためのものであって、電子ブザーやエアーホーンのような音を発する発音器、電波信号を発する発信器、光を発する発光器といった、周知機器(4)を含んで復元力や浮力を有した首巻部(3)と、首巻部(3)の両端をつなぐ係止具を備え、首巻部(3)を入水者の首に巻いて付勢し、首巻部(3)の復元力や入水者の通常動作には耐えうる程度に、首巻部(3)の両端を簡易的に係止しておき、入水者が溺水時に、首巻部(3)の係止具を解くことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、首巻部(3)の簡易的な係止が解かれることにより、付勢されていた首巻部(3)が復元・消勢しながら周知機器(4)を作動させ、首元から離脱した首巻部(3)もしくは首巻部(3)から分離した周知機器(4)が、有した浮力により水面に浮上することを特徴とする溺水報知器。
  2. 入水者の口内に引き込まれていた、口内係止物(11)が吐き出されることにより、口内係止物(11)をつないだ紐体でつながった、首巻部(3)に備えた周知装置や救護装置を作動させ、首巻部(3)や周知機器を水面に浮上させることを特徴とするものにおいて、前記首巻部(3)の一端に、口内係止物(11)をつないだ紐体と紐体挟持具(13)を備え、首巻部(3)のもう一端に、紐体掛け具(12)を備え、口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体掛け具(12)に掛けたうえで、口内に口内係止物(11)を引き込んで首巻部(3)を係止していた入水者が、一時的に口内係止物(11)を口外へ出しておくために、口内係止物(11)をつないだ紐体を紐体挟持具(13)に挟持させて、首巻部(3)の係止を維持しておけると共に、入水者が溺水時に、紐体挟持具(13)に挟持されていた紐体を解き放すことにより、あるいは、首巻部(3)自体を強く引いて、紐体挟持具(13)による紐体の挟持が解かれたり、紐体掛け具(12)が弾性変形して掛けた紐体が外れたり、紐体掛け具(12)の取付け部が外れたりすることにより、首巻部(3)に備わった周知装置や救護装置を作動させることができることを特徴とする請求項1に記載の溺水報知器。
  3. 前記首巻部(3)の両端をつなぐ係止具に代えて、首巻部(3)の両端間にゴーグルや水中マスクを備え、輪状に一体化し、一体物を入水者の頭部に被って付勢しておき、ゴーグルや水中マスクを使用していた入水者が溺水時に、一体物の装着を引き離すことにより、付勢されていた一体物が復元・消勢しながら周知機器(4)を作動させ、頭部から離脱した一体物もしくは一体物から分離した周知機器(4)が、有した浮力により水面に浮上するものであり、ゴーグルや水中マスクの使用と、溺水報知器の使用を、兼用させることを特徴とする請求項1に記載の溺水報知器。
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