JP6880947B2 - 情報処理装置、照合装置、カード発行機 - Google Patents

情報処理装置、照合装置、カード発行機 Download PDF

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Description

本発明は、カード等の照合検査に用いるデータを作成する情報処理装置、およびそのデータを用いて照合検査を行う照合装置と、その照合装置を有するカード発行機に関する。
ICカードや磁気カードなどにカード情報を書込むカード発行の分野では、ある券種のカードに別の券種のカードのカード情報を誤って書込むことを防ぐため、カードに印刷された券種固有の券種コードをカメラにより撮影し、文字認識により読取った券種コードが正の券種コードに一致しているか否かを照合検査する(例えば、特許文献1参照)。
文字認識では、テンプレートマッチング方式によるOCR(Optical Character
Recognition)が一般的に用いられる。この際、あらかじめ文字ごとの良品画像(テンプレート)を登録し、券種コードの文字部分の画像と良品画像の一致度を所定の式に基づいて算出し、最も一致度が高い文字を認識文字として取得する。この方法は、印刷された券種コードの品質のばらつきや券種コードの背景の状態のばらつきが少ない理想的な状況においては、高い精度で文字を認識することができる。
特許第4202681号
しかしながら、文字認識技術を用いた照合検査では、印刷された券種コードの品質のばらつき等の影響によって、文字の読み誤り(以下、誤読と呼ぶ)が生じる問題があった。誤読が発生すると、カードに印刷された券種コードが正の券種コードと本来一致しているのに一致していないと判定する問題(以下、誤検出と呼ぶ)や、カードに印刷された券種コードが正の券種コードと本来一致していないのに一致していると判定する問題(以下、見逃しと呼ぶ)が発生する。
誤検出については、カード発行を一旦停止して目視による再検査をすることが多く、カードに正しく券種コードが印刷されているにも関わらず、カード発行の停止時間が増加して生産性が低下する問題がある。
一方、上記の見逃しは、あるカードの正の券種コードを誤読したコードが別のカードに実際に使用されている場合に生じる可能性があり、不良品が流出するリスクがあり致命的な問題となる。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであり、照合検査時のコードの誤読によるトラブルを防ぐためのデータを作成する情報処理装置、およびそのデータを用いて照合検査を行う照合装置と、その照合装置を有するカード発行機等を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための第1の発明は、対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コードを作成する誤読コード作成部と、照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に、前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定する判定部と、を有し、前記対象物はカードであり、前記コードは、前記カードの仕様を識別するための券種コードであることを特徴とする情報処理装置である。
本発明では、誤読する可能性のある文字の組合せをあらかじめ設定し、照合用のコードの文字を当該組合せによって置き換えたコードを誤読コードとして作成する。そして、実際に使用されているコードの一覧を示すコード群の中に誤読コードと一致するものが有るか否かを判定し、一致するものが有れば見逃しリスクが有るとし、一致するものが無ければ見逃しリスクが無いとすることができる。こうして作成した誤読コードや上記の判定結果に応じた運用を行うことで、照合検査において誤読によるトラブルを回避することができる。
発明の情報処理装置は、前記したカードの券種コード等の照合検査のために用いることで、カード発行の分野において誤読によるトラブルを防ぐことができる。
第2の発明は、対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コードを作成する誤読コード作成部と、照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に、前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定する判定部と、を有し、前記誤読コードについて誤読の危険度の作成を行うことを特徴とする情報処理装置である。
これにより、誤読コードについての誤読の危険度に応じた照合検査の運用が可能になる。
の発明は、報処理装置により作成した、対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コード、および前記情報処理装置により、照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定した判定結果を用いて、対象物の照合検査を行う照合装置であって、コードが形成された対象物を撮影する撮影部と、前記撮影部によって前記対象物を撮影した撮影画像から前記コードを読取り、読取った前記コードを正のコードと比較して照合検査を行うコンピュータと、を有し、前記コンピュータは、前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが有る場合、前記対象物に形成された前記正のコードでないコードを前記正のコードと一致しているとする可能性があると判定し、前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが無く、且つ、前記対象物のコードの読取結果が前記誤読コードに一致する場合、照合検査の結果を合格と判定することを特徴とする照合装置である。
前記コンピュータは、前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが有る場合、例えば警報を出力する。
このように、本発明では、コード群の中に正のコードの誤読コードと一致するものが有る場合に見逃しリスクが有ると判定し、見逃しリスクを回避する運用を行うことができる。例えば警報を出力し、目視検査などを行うように促すことができる。一方、見逃しリスクが無い場合には、コードの読取結果が誤読コードと一致する場合に誤読を許容して誤検出によるトラブルを抑制し、生産性を向上させることができる。
の発明は、カードを対象物としてその照合検査を行う第の発明の照合装置と、カード情報を前記カードに書込むカード情報記録装置と、を有することを特徴とするカード発行機である。
本発明により、照合検査時のコードの誤読によるトラブルを防ぐためのデータを作成する情報処理装置、およびそのデータを用いて照合検査を行う照合装置と、その照合装置を有するカード発行機等を提供することができる。
カード発行システム5を示す図。 情報処理装置3のハードウェア構成と機能構成を示す図。 カード4の例を示す図。 カード発行機1の概略を示す図。 制御装置50のハードウェア構成を示す図。 照合装置20の概略を示す図。 コンピュータ23のハードウェア構成を示す図。 発行データ200と照合データ300を示す図。 コード領域情報302について説明する図。 判別式データ400について説明する図。 券種コードの誤検出と見逃しの発生について説明する図。 誤読コード303の作成と見逃しリスクコードの有無の判定について示すフローチャート。 誤読コード303と見逃しリスクコード、およびコード群100について説明する図。 照合検査の流れについて示すフローチャート。 券種コード41の読取について説明する図。 誤読コード303の作成方法について説明する図。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
(1.カード発行システム5)
図1は本発明の実施形態に係るカード発行システム5を示す図である。このカード発行システム5は、カード発行機1と情報処理装置3を有する。
カード発行機1はカードの発行を行うものである。すなわち、発行順に揃えられたカードを当該発行順に沿って搬送しつつ、その照合検査を行った後必要なカード情報を書込む。カード発行機1の詳細については後述する。
情報処理装置3は、カード(対象物)の照合検査に必要なデータの作成等を行うものであり、本実施形態では後述する判別式データや誤読コードの作成、見逃しリスクコードの有無の判定等を行う。
図2(a)は情報処理装置3のハードウェア構成を示す図である。図2(a)に示すように、情報処理装置3は、例えば制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、通信制御部35等をバス36により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部31はCPU、ROM、RAMなどから構成される。CPUは、記憶部32、ROMなどの記憶媒体に格納された情報処理装置3の処理に係るプログラムをRAM上のワークエリアに呼び出して実行する。ROMは不揮発性メモリであり、ブートプログラムやBIOSなどのプログラム、データなどを恒久的に保持している。RAMは揮発性メモリであり、記憶部32、ROMなどからロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部31が各種処理を行うために使用するワークエリアを備える。
記憶部32はハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等であり、制御部31が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OSなどが格納される。これらのプログラムやデータは、制御部31により必要に応じて読み出され実行される。本実施形態では、後述するコード群100が記憶部32にデータベース等として記録される。
入力部33は情報処理装置3に各種の設定入力を行うものである。
表示部34は例えば液晶ディスプレイ等である。
通信制御部35はネットワーク等を介した通信を媒介する通信インタフェースであり、照合装置20のコンピュータ等との間で通信を行う。
バス36は、情報処理装置3の各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図2(b)は情報処理装置3の機能構成を示す図である。図2(b)に示すように情報処理装置3は誤読コード作成部37、判定部38、判別式データ作成部39を有する。
誤読コード作成部37は、カードの照合検査に用いる照合用の券種コードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換え、誤読コードを作成するものである。この処理の詳細については後述する。
判定部38は、前記のコード群100の中に、見逃しリスクコードが有るか否かを判定するものである。見逃しリスクコードは上記の誤読コードと一致するコードであるが、この処理の詳細については後述する。
判別式データ作成部39は、機械学習を行って後述する判別式データを作成するものである。
(2.カード4)
図3はカード発行機1で発行されるカード4の例を示す図である。図3に示すように、カード4では一方の面に券種コード41が印刷等により形成されるとともに、記録部42とサインパネル43が設けられる。図3の例ではカード4が略矩形状であるが、その形状は特に限定されない。
券種コード41は、コード(文字列)によってカード4の各種の仕様(券種)を識別する識別情報である。券種コード41によって識別される仕様には、例えばカード4の絵柄や記録部42の種類があるが、これに限ることはない。
券種コード41は主にカード4の端周辺に英数字で形成される。その文字のフォント(書体)、サイズ、縦横比、色等は様々であり、これらの特徴は文字の外観に影響する。このような文字の外観に影響を与える特徴を総称して書式というものとする。また文字は英数字に限らず、漢字、ひらがな、カタカナ、および各種の記号等である場合もある。
記録部42はカード情報が書込まれる部分である。図3の例では記録部42が磁気テープであるが、これに限ることはなく、ICチップなどでもよい。
サインパネル43は、カード4の保有者が自己の氏名などを筆記する部分である。
(3.カード発行機1)
図4はカード発行機1の概略を示す図である。図4に示すように、カード発行機1は、カード供給装置10、照合装置20、カード情報記録装置30、カード排出装置40等を有し、制御装置50の制御によってカード4の発行を行う。カード発行機1は、この他照合検査の結果等を表示するディスプレイなども備える。
カード供給装置10は、発行順に揃えられたカード4を、当該発行順に沿って照合装置20に送り出し、供給するものである。
照合装置20は、カード4の照合検査を行うものである。ここでは、カード4に形成された券種コード41を読取って、その券種コード41が適正であるか否かを判定する。カード4の照合検査はカード4の発行順に行われる。照合装置20の詳細については後述する。
カード情報記録装置30は、照合検査を行った後のカード4に必要なカード情報を書込むものであり、リーダライタ等を備える。
カード排出装置40は、カード情報を書込んだカード4を排出し、前記した発行順にスタッカ(不図示)等に収容するものである。
制御装置50は、カード発行機1でのカード4の発行に係る全般的な制御を行うものである。
図5は制御装置50のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、制御装置50は、例えば制御部51、記憶部52、入力部53、通信制御部54等をバス55により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部51、記憶部52、入力部53、通信制御部54、バス55は前記した制御部31、記憶部32、入力部33、通信制御部35、バス36と略同様である。また記憶部52には後述する発行データ200が記録される。
(4.照合装置20)
図6は照合装置20の概略を示す図である。図6に示すように、照合装置20は、カメラ21、照明22、コンピュータ23等を有する。
カメラ21は、直下に搬送されたカード4を撮影する撮影部であり、例えばCCD(Charge
Coupled Device)カメラ等が用いられるが、これに限ることはない。
照明22は、直下に搬送されたカード4に照明光を照射するものである。本実施形態では、ラメ(光沢)のあるカード4等についても検査精度を向上させるためドーム型照明を用いている。ドーム型照明の頂部には開口221があり、カメラ21によるカード4の撮影はこの開口221から行っている。しかしながら、照明22がこれに限ることはない。
コンピュータ23は、照合装置20での照合検査全体を制御するものである。コンピュータ23は、カード4がカメラ21の直下まで搬送されるとカメラ21にトリガ信号を出力してカード4を撮影させ、カード4の撮影画像をカメラ21から取得する。そして、撮影画像から券種コード41を読取り、それが適正か否か判定する。
図7はコンピュータ23のハードウェア構成を示す図である。図7に示すように、コンピュータ23は、例えば制御部231、記憶部232、入力部233、通信制御部234等をバス235により接続して構成される。但しこれに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
制御部231、記憶部232、入力部233、通信制御部234、バス235は前記した制御部31、記憶部32、入力部33、通信制御部35、バス36と略同様である。また記憶部232には後述する照合データ300や判別式データ400が記録されている。
(5.発行データ200と照合データ300)
図8(a)は制御装置50の記憶部52に記録される発行データ200を示す図である。発行データ200は、個々のカード4ごとに、発行番号201、券種コード202、カード情報203等を紐づけて記録したものである。
発行番号201は、前記したカード4の発行順を識別する識別情報であり、個々のカード4と発行番号201は一対一で対応する。
券種コード202は、発行番号201に対応するカード4の券種を示す識別情報であり、テキストデータなどとして記録される。券種コード202は、カード4の券種コード41の読取結果との比較対象となる照合用の正のコードである。
カード情報203は、発行番号201に対応するカード4に書込む情報であり、例えばカード4の保有者の個人情報などである。
図8(b)は、コンピュータ23の記憶部232に記録される照合データ300を示す図である。照合データ300は券種コードに応じた読取方法や検査方法等を定めるものである。照合データ300は、個々の券種コードごとに、券種コード301、コード領域情報302、誤読コード303、見逃しリスクコードの有無304等を紐づけて記録したものである。
券種コード301は上記の券種コード202と同様である。
コード領域情報302は、カード4上で券種コード301(41)が形成される領域を示す。この領域は、例えば図9の点線で示すようにカード4の縦横のエッジ部分からの距離L1、L2と領域Aの縦横のサイズ等を用いて表すことができる。コード領域情報302では、必要に応じて券種コード301(41)の各文字部分の領域等も定めることができる。
誤読コード303は、券種コード301に対して誤読する可能性のあるコードである。誤読コード303は、券種コード301の文字を、当該文字と誤読する可能性のある別の文字で置き換えたコードであるが、これについては後述する。
見逃しリスクコードの有無304は、券種コード301に対し、誤読による見逃しが発生する可能性のあるコード(見逃しリスクコード)が有るか無いかを記録したものである。見逃しリスクコードは、情報処理装置3の記憶部32に記録されたコード群100の中のコードのうち、誤読コード303と一致するものであるが、その詳細については後述する。
(6.判別式データ400)
コンピュータ23の記憶部232には、カード4の券種コード41を読取る際に用いる判別式データ400も記録される。
すなわち、本実施形態では従来のようにテンプレートマッチングによって券種コード41を読取るのではなく、機械学習によって得た判別式データ400を用いて文字を判別し、券種コード41を読取る。
機械学習については既知であるが、その一例について簡単に説明すると、図10に示すように、様々な文字の画像Lを、横軸を文字部分の第1の特徴量xの値、縦軸を第2の特徴量の値yとしてプロットした時に、ある文字の画像群(図の例では○で示す「1」の画像群)およびその他の文字の画像群(図の例では●で示す)と、境界線aとの最短距離bが最大となるように、これらの画像群を区分する境界線aの式を算出するものである。
図10において境界線aの右下にある画像群は「1」の文字の画像Lであり、境界線aの左上にある画像群は「1」でない文字の画像Lである。従って、境界線aの式を、Zを所定値として仮にf(x,y)=Zで表すと、ある文字の画像の文字部分の特徴量の値x、yを境界線aの式の左辺に代入したときにf(x,y)<Zとなる場合、その文字は「1」であると判別することができる。このf(x,y)<Zが、「1」を判別する判別式(識別関数)である。
本実施形態では、図10に例示するように異なる書式、背景を有する大量の文字の画像を文字ごとに分類して前記の情報処理装置3に登録し、情報処理装置3により各画像の文字部分について必要な特徴量を算出したうえで上記の機械学習を行うことで、特徴量により文字を判別するための上記の判別式を各文字について予め作成する。作成された判別式は、照合装置20のコンピュータ23の記憶部232に判別式データ400として記録される。上記した文字の画像は、照合装置20と同様の撮影環境で撮影されたものであることが望ましい。
図10の例では2つの特徴量で「1」の文字を判別できるが、これに限ることはなく、3つ以上の特徴量で文字の判別を行ったり、あるいは1つの特徴量で文字の判別を行える場合もある。上記の特徴量としては、文字部分の円形度、凸面度、縦横比、穴の数などがあるが、これに限ることはない。また特徴量は後述する照合検査時と同様の手順によって算出される。
判別式データ400は、前記したように異なる書式、背景を有する大量の文字の画像から求めることで、文字の書式や背景に関わらずその文字を共通して判別できるものとなり、従来のテンプレートマッチングのように、文字の書式や背景ごとに良品画像(テンプレート)を登録する必要もない。また、機械学習を用いることで、より多くの情報から文字の規則性を統計的に求めて精度の良い判別式データ400を作成することができ、券種コード41の品質のばらつき等がある場合でも認識精度の向上が期待でき誤読の抑制につながる。
(7.誤読コード303と見逃しリスクコード)
前記したように、誤読コード303は、券種コード301に対し誤読する可能性のあるコードである。
すなわち、照合検査の対象となるカード4の正の券種コード(例えば「0123456」)に対し、コンピュータ23による読取時に誤読する可能性のある一対の文字の組合せ(例えば「0」と「D」)を設定すると、当該券種コードに対し誤読する可能性のある誤読コードは、当該券種コードを上記の文字の組合せによって置き換えたもの(例えば券種コードの「0」を「D」に置き換えた「D123456」)である。
図11(a)に示すようにカード4に正の券種コード(「0123456」)が正しく形成されているにも関わらず、その券種コードの読取時に誤読が発生し、券種コードの読取結果が誤読コード(「D123456」)となると、照合対象となる正の券種コードとは一致しなくなるので照合装置20による照合結果は不合格となり、オペレータが都度カード発行機1を停止して目視による再検査を行う。ところが、実際には券種コードは正しく形成されているので再検査の結果は合格であり、券種コードの誤検出によってカード発行機1を一旦停止することで生産性の低下が生じる。
一方、見逃しリスクコードは、前記したように、券種コード301に対し、誤読による見逃しが発生する可能性のあるコードである。
すなわち、照合検査の対象となるカード4の正の券種コード(例えば「0123456」)の誤読コード(例えば「D123456」)が、図11(b)に示すように実際にカード4’の券種コードとして使用されている場合、カード4の照合検査において、カード4が正しい発行順で供給されなかったケース等、何らかのミスで異なるカード4’の券種コードの読取を行ってしまう可能性がある。
その場合、図11(b)に示すように誤読が発生すると(「D123456」を「0123456」と誤読すると)、誤って合格と判定されてしまうことがある。このように見逃しが発生すると、カード情報記録装置30によって上記のカード4’に異なるカード4のカード情報が書込まれてしまうため、不良品が流出する致命的な結果となる。このように、誤読コードが実際に使用されている場合には見逃しリスクが生じる。そこで本実施形態では、実際に使用されている券種コードのうち誤読コードと一致するものを見逃しリスクコードとする。
本実施形態では、情報処理装置3によって誤読コード303の作成や見逃しリスクコードの有無の判定を行うことができる。図12は誤読コード303の作成と見逃しリスクコードの有無の判定を行う際の処理を示すフローチャートであり、図12の各ステップは情報処理装置3の制御部31によって実行される。
本実施形態では、まず、オペレータが照合用の券種コード301を情報処理装置3に入力し、コンピュータ23による読取時に誤読する可能性のある一対の文字の組合せを情報処理装置3で1または複数設定する。情報処理装置3は、券種コード301の入力および上記の文字の組合せの設定を受付ける(S101、S102)。
すると、情報処理装置3は、図13に示すように、入力された券種コード301について、上記設定された文字の組合せによって券種コード301の文字を置き換えた誤読コード303を作成し(S103)、コード群100の中に誤読コード303と一致するものがあるか否かを判定する(S104)。
このコード群100は照合用の券種コードとして使用されているコードの一覧であり、例えば現在までにカードに形成した券種コードを情報処理装置3の記憶部32にデータベースとして記録したものである。
情報処理装置3は、このコード群100の中に誤読コード303と一致するものがある場合(S104;YES)、それを見逃しリスクコードとし、券種コード301に対する見逃しリスクコードが有ると判定する(S105)。
一方、コード群100の中に誤読コード303と一致するものがない場合(S104;NO)、情報処理装置3は、券種コード301に対する見逃しリスクコードが無いと判定する(S106)。
こうして作成した誤読コード303や、見逃しリスクコードの有無(コード群100の中に誤読コード303と一致するものが有るか否か)の判定結果が、前記した照合データ300の誤読コード303および見逃しリスクコードの有無304として記録される。
(8.照合検査)
次に、照合装置20で行う照合検査の流れについて図14等を参照して説明する。図14は照合検査の流れについて示すフローチャートである。図14の各ステップは照合装置20のコンピュータ23が実行する処理である。
本実施形態では、カード4の照合検査を行う際、まず照合装置20のコンピュータ23が、カード発行機1の制御装置50から当該カード4の発行番号201および発行番号201に紐付く正の券種コード202を事前に受信する(S1)。
次に、照合装置20のコンピュータ23は、カメラ21を制御してカード4の撮影を行う(S2)。コンピュータ23はカード4の撮影画像をカメラ21から取得する。カード4の撮影画像の例を図15(a)に示す。
次に、照合装置20のコンピュータ23は、カード4の撮影画像からカード4に形成された券種コード41の画像を取得する(S3)。
S3では、図15(b)の点線で示すようにカード4の撮影画像におけるカード4のエッジ部分を抽出し、必要に応じてエッジ部分の角度調整等の位置補正を行う。そして、照合データ300から券種コード202(301)に対応するコード領域情報302を取得し、エッジ部分の位置とコード領域情報302を用いてカード4において券種コード41が形成された領域を抽出し、これを券種コード41の画像として取得する。
次に、照合装置20のコンピュータ23は、券種コード41の画像から判別式データ400を用いた文字認識を行い、その券種コード41を読取る(S4)。
S4では、券種コード41の画像を二値化して図15(c)に示すように文字部分の抽出を行う。図15(c)の例では、画像を二値化した際の低輝度部分として文字部分が抽出されている。次に、抽出したそれぞれの文字部分について、判別に必要な特徴量を算出する。そして、算出した特徴量と機械学習から得た前記の判別式データ400を用いて、各文字部分が示す文字を判別し、券種コード41の読取を行う。
例えば前記した「1」の文字の例(図10参照)では、文字部分について第1の特徴量の値xと第2の特徴量の値yを算出し、それらが前記した判別式f(x,y)<Zの関係を満たせば、その文字部分を「1」の文字と判別できる。
次に、照合装置20のコンピュータ23は、前記のS1でカード発行機1の制御装置50から受信した正の券種コード202に対応する見逃しリスクコードが有るか否かを判定する(S5)。
S5では、照合データ300を参照し、正の券種コード202(301)に紐付く見逃しリスクコードの有無304を取得する。そして、見逃しリスクコードの有無304が「有」、すなわちコード群100の中に、正の券種コード202(301)の誤読コード303と一致するものが有る場合は(S5;YES)、見逃しリスクが有ると判定する。
つまり、この場合では、図11(b)のカード4’の例で説明したように、カードに形成された正の券種コード202でない(誤読コード303である)券種コード41を、誤読によって正の券種コード202と一致していると判定する可能性(見逃しリスク)があると判定し、ディスプレイにその旨を示す警報を表示したりアラーム音を発生するなどの警報出力を行う(S6)。
これにより、カード4の搬送を一旦停止して目視による照合検査を行うなど、見逃しリスクを回避できる運用を行うように促す。以上の手順により、誤読により生じる見逃しリスクを回避することが可能である。なお、見逃しリスクを回避できる自動検査方法がある場合には、S6で警報を出力する代わりにそのような方法による照合検査に切り替えることも可能である。
一方、照合装置20のコンピュータ23は、見逃しリスクコードの有無304が「無」、すなわちコード群100の中に正の券種コード202(301)の誤読コード303と一致するものが無い場合(S5;NO)、見逃しリスクが無いと判定し、S4で読取った券種コードと正の券種コード202を比較してこれらが一致するか否か判定する(S7)。
照合装置20のコンピュータ23は、S4で読取った券種コードが正の券種コード202と一致する場合(S7;YES)、照合検査の結果を合格とし、その旨をディスプレイに表示するなどして処理を終了する(S8)。
一方、S4で読取った券種コードが正の券種コード202と一致しない場合(S7;NO)、照合装置20のコンピュータ23は照合データ300を参照し、S4で読取った券種コードが正の券種コード202(301)の誤読コード303に一致するか否かを判定する(S9)。
S4で読取った券種コードが誤読コード303に一致する場合(S9;YES)、照合装置20のコンピュータ23は券種コードの誤読を許容する。すなわち、券種コードの誤読が発生しているがカード4の券種コード41自体は正しく形成されているとして照合検査の結果を合格とし、その旨をディスプレイに表示するなどして処理を終了する(S8)。これは、S4で読取った券種コードが誤読コード303に一致する場合は、正の券種コードを誤読した場合、または誤読コード303に該当する券種コードを正しく読取った場合の2つに分けられるが、誤読コード303に該当する券種コードが存在しないこと(見逃しリスクコードが存在しないこと)がS5において既に判明していることから、正の券種コードを誤読したことが断定できるためである。これにより、誤読の結果生じる誤検出による生産性の低下を防止することができる。
S4で読取った券種コードが誤読コード303に一致しない場合(S9;NO)、照合装置20のコンピュータ23は照合検査の結果を不合格とし、ディスプレイにその旨を示す警報を表示したりアラーム音を発生するなど警報出力を行い(S6)、カード4の搬送を一旦停止して目視による再検査を促すなどして処理を終了する。
券種コード41の読取結果や照合結果はコンピュータ23の記憶部232等に記録され、カード発行機1のディスプレイなどでも表示される。カード発行機1のディスプレイには、上記に加え、カード4の撮影画像や券種コード41の画像等も表示でき、上記のS6において目視検査のためにディスプレイに表示させたり、上記のS8において検査結果(カード4の券種コード41が「合格」であること)の目視による二次的な確認のためにディスプレイに表示させたりして照合検査の補助に用いることができる。照合検査を行った後のカード4はカード情報記録装置30に送られ、発行データ200のカード情報203を記録部42に書込む流れとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、誤読する可能性のある文字の組合せをあらかじめ設定し、券種コード301の文字を当該組合せによって置き換えたコードを、誤読コード303として作成する。そして、誤読コード303と一致するコードが前記のコード群100の中に有るか否かを判定し、一致するものが有れば見逃しリスクが有るとし、一致するものが無ければ見逃しリスクが無いとすることができる。こうして作成した誤読コード303や上記の判定結果(見逃しリスクコードの有無304)に応じた運用を行うことで、照合検査において誤読によるトラブルを回避することができる。
特に本実施形態では、コード群100の中に正の券種コード202(301)の誤読コード303と一致するものが有る場合に見逃しリスクが有ると判定し、見逃しリスクを回避する運用を行うことができる。具体的には、例えば警報を出力し、目視検査などを行うように促すことができる。一方、見逃しリスクが無い場合には、券種コード41の読取結果が誤読コード303と一致する場合に誤読を許容して誤検出によるトラブルを抑制し、生産性を向上させることができる。
このように、情報処理装置3によって作成した誤読コード303や見逃しリスクコードの有無304をカード4の券種コード41の照合検査に用いることで、カード発行の分野において誤読によるトラブルを防ぐことができる。
しかしながら、本発明はこれに限ることはない。例えば、本実施形態の照合装置20はカード4に形成された券種コード41の照合検査を行っているが、検査対象は券種コード41に限ることはなく、文字列によるコードであれば特に限定されない。例えばカード4に漢字等で形成されたカード4の保有者の氏名を同様の方法で照合することも可能である。また、カード4以外の対象物に形成されたコードの照合検査も、同様の方法で行うことが可能である。
その他、例えば図14のS5の判定で見逃しリスクコードの有無304が「有」の場合(S5;YES)に、正の券種コード202(301)に対応するコード領域情報302と、見逃しリスクコードに該当する別の券種コード301のコード領域情報302を比較し、これらが一致していなければ見逃しリスクが無いと判定し、S7以降の処理に進むことも可能である。
また、誤読する可能性のある文字の組合せを、その誤読の可能性の高さに応じて分類し、分類結果を情報処理装置3に入力することで、図12で説明した誤読コード303の作成や見逃しリスクコードの有無の判定と併せて、誤読コード303ごとの誤読の危険度(誤読が生じる可能性の度合い)を作成し、照合データ300として記録してもよい。例えば図13の例において、「0」と「D」の誤読の可能性が高い場合、その組合せによって券種コード「0123456」の文字を置き換えた誤読コード「D123456」については、誤読の危険度が高いとする。
この場合、危険度をディスプレイに表示する他、危険度に応じた照合検査の運用が可能になる。例えば図14のS5の判定で見逃しリスクコードの有無304が「有」の場合(S5;YES)に誤読コード303の危険度による判定を行い、危険度が所定値より低ければS7以降の処理に移行する、といった処理が可能である。その他、図14のS5の判定で見逃しリスクコードの有無304が「有」の場合(S5;YES)にS6で行う警報を誤読コード303の危険度に応じて異ならせることもできる。
また、例えば図16(a)に示すように、誤読する可能性のある文字の組合せ(例えば「0」と「D」)に一致する文字が券種コード301の中に複数ある場合(例えば「0123450」)、当該文字のうち1つを当該組合せによって置き換えたもの(例えば「D123450」と「012345D」)と、2つ以上を当該組合せによって置き換えたもの(例えば「D12345D」)を誤読コード303として作成することが可能であり、後者については前記の危険度を低いとできる。
同様に、図16(b)に示すように、誤読する可能性のある文字の組合せが複数あり(例えば「0」と「D」、「4」と「A」)、それらの組合せに一致する文字が券種コード301の中に複数ある場合(例えば「0123456」)、券種コードの文字を1つの組合せによって置き換えたもの(例えば「D123456」と「0123A56」)のほか、2つ以上の文字を各組合せによって置き換えたもの(例えば「D123A56」)を誤読コード303として作成することができ、後者については前記の危険度を低いとできる。
さらに、本実施形態では機械学習から得た判別式を用いて文字認識を行っているが、通常のテンプレートマッチングによるOCRによって文字を読取ることも可能である。
以上、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1:カード発行機
3:情報処理装置
4、4':カード
5:カード発行システム
10:カード供給装置
20:照合装置
21:カメラ
22:照明
23:コンピュータ
30:カード情報記録装置
37:誤読コード作成部
38:判定部
39:判別式データ作成部
40:カード排出装置
41、202、301:券種コード
42:記録部
43:サインパネル
50:制御装置
100:コード群
200:発行データ
201:発行番号
203:カード情報
300:照合データ
302:コード領域情報
303:誤読コード
304:見逃しリスクコードの有無
400:判別式データ

Claims (5)

  1. 対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コードを作成する誤読コード作成部と、
    照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に、前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定する判定部と、
    を有し、
    前記対象物はカードであり、
    前記コードは、前記カードの仕様を識別するための券種コードであることを特徴とする情報処理装置。
  2. 対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コードを作成する誤読コード作成部と、
    照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に、前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定する判定部と、
    を有し、
    前記誤読コードについて誤読の危険度の作成を行うことを特徴とする情報処理装置。
  3. 報処理装置により作成した、対象物の照合検査に用いる照合用のコードの文字を、コンピュータによる読取りを行う際に誤読する可能性があるとして設定された文字の組合せによって置き換えた誤読コード、および前記情報処理装置により、照合用のコードとして使用されているコードの一覧であるコード群の中に前記誤読コードと一致するものが有るか否かを判定した判定結果を用いて、対象物の照合検査を行う照合装置であって、
    コードが形成された対象物を撮影する撮影部と、
    前記撮影部によって前記対象物を撮影した撮影画像から前記コードを読取り、読取った前記コードを正のコードと比較して照合検査を行うコンピュータと、
    を有し、
    前記コンピュータは、
    前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが有る場合、前記対象物に形成された前記正のコードでないコードを前記正のコードと一致しているとする可能性があると判定し、
    前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが無く、且つ、前記対象物のコードの読取結果が前記正のコードの前記誤読コードに一致する場合、照合検査の結果を合格と判定する
    ことを特徴とする照合装置。
  4. 前記コンピュータは、
    前記コード群の中に前記正のコードの前記誤読コードと一致するものが有る場合、警報を出力することを特徴とする請求項記載の照合装置。
  5. カードを対象物としてその照合検査を行う請求項または請求項に記載の照合装置と、
    カード情報を前記カードに書込むカード情報記録装置と、
    を有することを特徴とするカード発行機。
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