JP6878437B2 - 自動車用の制御インターフェース - Google Patents

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Description

本発明は、特に静電容量方式タッチパネルを備えた自動車用の制御インターフェースに関する。
自動車の分野においては、空調システム、オーディオシステム、またはさらにナビゲーションシステムなどの電気または電子システムを制御するために多機能タッチパネル制御インターフェースがますます使用されている。そのようなインターフェースは、概して、ディスプレイ画面と関連付けられ、ドロップダウンメニューを使用したナビゲーションを可能にする。
タッチパネルにはいくつかの種類が存在し、最も一般的なものは、抵抗膜方式タッチパネルおよび静電容量方式タッチパネルである。
抵抗膜方式タッチパネルとは異なり、静電容量方式タッチパネルは、押圧された際にタッチパネルが変形しないように剛性を全体的に提供するために、ガラスまたはポリカーボネート板を備える。
その結果、静電容量方式タッチパネルの場合、ユーザによって加えられる接触力を検出することができない。
しかし、場合によっては、この情報は、ユーザの命令をより正確に解釈するために、例えば特にメニュー内でユーザによって行われた選択を確認するために、重要であることが分かっている。
さらには、圧力を検出することは、様々な形で使用され得るタッチパネルにさらなる自由次元またはさらなる自由度が追加されることを可能にすると言える。
解決策は、パッシブパネルに対して指によって作用する圧力も測定するように構成された4つのセンサを備える制御インターフェースを開示している文献米国第5854625号から知られている。
パネル上の圧力を測定するために、各コンデンサの容量値の変動が測定され、そこからパネル全体に加えられる圧力を推測する。ユーザの指の位置は、力の加法および減法計算を使用して特定される。
しかし、この解決策は、導入するのが高価で複雑である。
実際、タッチパネルは、支持フレームの上でばねによって懸架されなければならない。
また、この方法を使用してユーザの指の位置を特定することは、非常に不正確であることが分かっている。
さらに、この文献に説明されているタッチパネルは、例えば一方における支持フレーム、ならびに他方におけるタッチパネルと支持フレームとの間に介入されると同時にタッチパネルから懸架される制御および命令回路の存在が原因で、TFT画面などのディスプレイ画面上に直接載置されることができない。
さらに、たとえタッチパネルおよび支持フレームが透明であったとしても、ならびに制御および命令回路が別の場所に移動されるとしても、文献米国第5854625号の解決策は、画面による表示に関して自動的に問題を引き起こす。
実際、タッチパネルとディスプレイ画面との間にはかなりの空隙が存在し、その結果、TFT画面によって投影される光は、多重屈折の対象となり、複屈折現象に起因して画像はユーザにはぼけて見える。
本発明の目的は、表示された画像を変更することなくディスプレイ画面と直接的に関連付けられることができると同時に、静電容量方式タッチパネル上の指によって作用する圧力を測定することを可能にする、改善された静電容量方式タッチパネル制御インターフェースを提案することである。
そのため、本発明の目的は、
静電容量方式タッチパネルであって、検出表面を規定し、静電容量方式タッチパネルのこの検出表面上のユーザの指を位置特定するように構成されている少なくとも1つの静電容量位置特定センサを備える、静電容量方式タッチパネルと、
ディスプレイ画面を備えるディスプレイモジュールと、を備える、自動車用の制御インターフェースにおいて、
静電容量方式タッチパネルが、距離計を形成する少なくとも1つの非接触センサをさらに備え、この距離計が、距離計を形成する非接触センサとディスプレイモジュールによってもたらされる金属素子との間の距離に比例する測定値を非接触測定するように構成されること、および静電容量方式タッチパネルが、ユーザが静電容量方式タッチパネルを押圧したときに前記静電容量方式タッチパネルとディスプレイ画面との間の相対移動を可能にする透明な弾性光学接着剤層によってディスプレイ画面に固定されることを特徴とする、自動車用の制御インターフェースである。
制御インターフェースは、以下の特徴のうちの1つまたは複数を別個にまたは組み合わせて有し得る。
一態様によれば、静電容量方式タッチパネルは、例えば、矩形状であり、制御インターフェースは、距離計を形成しかつ静電容量方式タッチパネルの四隅の近くに載置される4つの非接触センサを備える。
距離計を形成する各非接触センサは、特に、放出電極および受信電極を備え、距離計を形成する非接触センサの特性値が、一方では放出電極および受信電極との距離、他方ではディスプレイモジュールによってもたらされる金属素子との距離に応じて変化する。
第1の変形例によれば、非接触センサは、静電容量センサであり得、この場合、特性値は、具体的には、静電容量である。非接触センサは、静電容量位置特定センサと同じ技術を使用することができる。
第2の変形によれば、非接触センサは、誘導性センサであり、この場合、特性値はインダクタンスである。
さらに別の態様によれば、制御インターフェースは、特に、測定された特性値を、一方では放出電極と受信電極との距離、他方ではディスプレイモジュールによってもたらされる金属素子との距離の値に変換するように構成された計算および処理ユニットを備え、各々の距離値が静電容量方式タッチパネルにかけられた圧力値に対応する。
透明な光学接着剤層の厚さは、0.3mm〜2mm、特に1.5mmであると規定され得る。
透明な光学接着剤は、例えば、UV光学アクリレート接着剤または光学エストラマー、特に光学シリコンである。
別の態様によれば、透明な光学接着剤の硬度は、30〜80ショア00、特に30〜40ショア00である。
制御インターフェースは、静電容量方式タッチパネルに直接的または間接的に機械的に結合された少なくとも1つの振動アクチュエータを備える触覚フィードバックユニットをさらに備える。
さらに別の態様によれば、制御インターフェースは、静電容量方式タッチパネルに固定されたスタイリングトリムフレーム(styling trim frame)を備え、前記少なくとも1つの振動アクチュエータは、触覚フィードバックを、スタイリングトリムフレームを介して静電容量方式タッチパネルの検出表面に送信することができるように、スタイリングトリムフレームの下面の下に固定される。
ディスプレイモジュールによってもたらされる前記金属素子は、特に、ディスプレイ画面を取り囲む金属フレームによって形成される。
さらなる利点および特徴は、本発明の説明を理解することにより、並びに本発明の非限定的な実施形態を表す添付の図面から、明らかになるものとする。
一実施形態に係る制御インターフェースの分解斜視前面図である。 図1の制御インターフェースの上面の別の概略図である。 図1の制御インターフェースの部分的な横断面概略図である。 図1の制御インターフェースの動作を示す図である。 制御インターフェースの第2の実施形態の概略図である。
これらの図全体にわたって、同一の要素は同一の符号を使用する。
以下の実施形態は例である。たとえ説明が1つまたは複数の実施形態を参照するとしても、これは、各参照が同じ実施形態に関するということ、または特徴が単一の実施形態にのみ当てはまるということを必ずしも意味するわけではない。異なる実施形態の単純な特徴はまた、他の実施形態を提供するために組み合わせられる、または置き換えられる可能性がある。
水平面(X、Y)および垂直方向Zは、図1に示される三面体(X、Y、Z)によって示され、この三面体は、制御インターフェース1に対して不変である。これらの軸は、自動車内の軸の名称に対応するものであり、すなわち、慣例では、車両において、X軸は車両の縦軸に対応し、Y軸は車両の横軸に対応し、Z軸は車両の垂直軸に対応する。
図1は、例えば、車両のダッシュボード内に略垂直に配置される自動車用の制御インターフェース1の第1の実施形態の分解斜視図を示す。
この制御インターフェース1は、特に、好ましくは、例えば、オーディオ、空調、暖房、ナビゲーション、またはさらに電話システムなどの制御されるべき機能に関する情報を表示するための制御および表示パネルに特に統合されるように、自動車の車室内で使用される。
より具体的には、制御インターフェース1は、一方に、フラット画面5、例えば、TFT画面、LCD、LED、またはOLED画面、および、制御インターフェース1を車両の構造に固定するための前記フラット画面5の装着パッド8付きの特に金属製の支持フレーム7を備えるディスプレイモジュール3を備える。
制御インターフェース1は、フラット画面5から間隔を空けて、静電容量方式タッチパネル9、保護板11、および任意選択的に、偏光フィルム13をさらに備える。
保護板11は、特に、色付きであるか、スモークがかかっているか、またはクリスタルである、例えば、ガラスまたはポリカーボネートなどの透明材料製であり、実質的に、裏に制御インターフェース1が装着されなければならない正面内に配置される開口部の寸法を有する。保護板11は、例えば、静電容量方式タッチパネル9上に透明な光学接着剤を使用して接着される。
保護板11の厚さは、偏光フィルム13付きの保護板11が正面と同一面であるように選択される。
例として、保護板13の厚さは、1.6〜2mmであり、静電容量方式タッチパネル9の厚さは、1.0〜1.4mm、好ましくは1.2mmである。
当然ながら、より単純な変形が、例えば、偏光フィルム13なしで企図されてもよい。
図1〜図3に見られるように、静電容量方式タッチパネル9は、全体的に矩形状であり、検出表面を規定し、ユーザの指を良好な解像度で位置特定するように構成された少なくとも1つの静電容量位置特定センサ17を備える。
例えば、静電容量位置特定センサ17は、例えばガラスなどの透明な基板上に載置される透明な導電体、特に、インジウムスズ酸化物(通称ITO)でできた電極を使用して作製される。したがって、静電容量位置特定センサ17によって規定される検出表面上において、静電容量方式タッチパネルは光学的に透明であるということが理解される。
静電容量位置特定センサ17は、特に、ユーザが、空調、ナビゲーション、カーラジオシステム、または、電話帳などのリストからの選択肢をスクロールして選択するといった機能を選択または有効化することを可能にする。
例えば、特に角においてはカバーによって、ユーザからは見えない静電容量方式タッチパネル9の周縁部において、静電容量方式タッチパネル9は、少なくとも1つの、この場合は4つの、非接触センサ19をさらに備え、各々が、距離計を形成し、距離計を形成する非接触センサ19と、ディスプレイモジュール3によってもたらされる金属素子との間の距離を非接触測定するように構成されている。
例えば、非接触センサは、容量性または誘導性センサである。
これらの非接触センサ19は、静電容量位置特定センサ17と同じ方法で静電容量方式タッチパネル9内に統合され得る。これにより、非接触センサ19を静電容量位置特定センサ17と同時に製造することができる、および同一または少なくとも同様のプロセスを使用するという利点を提供し、そのことが大幅なコスト削減をもたらす。実際、非接触センサ19は、静電容量位置特定センサ17と同じ技術を使用して、すなわち、ここでもITOでできた透明な導電体を、例えば、ガラス製の透明な基板上に載置することによって、静電容量センサとして作製され得る。
距離計を形成する各非接触センサ19は、放出電極19Aおよび受信電極19Bを備える。
金属素子は、例えばディスプレイモジュール3に固定された板の形態にある追加の金属素子であってもよいが、距離計を形成する4つの非接触センサ19は、位置特定センサ17の検出表面の外側および支持フレーム7の反対側に位置付けられた方がよく、支持フレーム7の部分はすでに金属であり、画面を電磁波障害から守るために接地されている。この金属支持フレーム7は、ディスプレイ画面5を取り囲む。
X−Y面の部分的な断面図のみを示す図3は、静電容量方式タッチパネル9が、透明な弾性光学接着剤層21によってディスプレイモジュール3に固定されることを示す。
この透明な光学接着剤層21はまた、金属フレーム7およびディスプレイ画面5の両方に接着し、ユーザが静電容量方式タッチパネル9を押圧したときに前記静電容量方式タッチパネル9とディスプレイ画面5との間の方向Xにおける相対移動を可能にする。実際には、静電容量方式タッチパネル9、または偏光フィルム13付きもしくは偏光フィルム13無の保護板11への押圧の効果は、透明な光学接着剤層21を圧迫することである。
したがって、透明な光学接着剤層21は、固定手段の機能だけでなく接触力の抑制器および送信器の機能も満たす。
透明な光学接着剤層21の厚さは、0.3mm〜2mm、特に1.5mmである。
第1の変形によれば、透明な光学接着剤は、UV光学アクリレート接着剤である。
第2の変形によれば、透明な光学接着剤は、光学エストラマー、特に光学シリコンである。
透明な光学接着剤層21の圧迫を可能にするため、透明な光学接着剤層21の硬度は、30〜80ショア00、特に30〜40ショア00である。
図4は、距離計を形成する非接触センサ19の動作を説明する簡略図である。
実際には、非接触センサ19が静電容量センサである場合、放出電極19Aは、電界、例えば交流磁界を、所与の期間にわたって放出する。磁力線23は、光学接着剤層21を貫通し、受信電極19Bによって受信されるために、ディスプレイモジュール3のフレーム7によって形成された金属素子によって変形される。
非接触センサ19が誘導性センサである場合、放出電極19Aは、磁界、例えば交流磁界を、所与の期間にわたって放出する。磁力線23は、光学接着剤層21を貫通し、受信電極19Bによって受信されるために、ディスプレイモジュール3のフレーム7によって形成された金属素子によって変形される。
静電容量方式タッチパネル9が矢印25の方向に押圧されるとき、電極19Aおよび19Bは、金属フレーム7に近づき、その結果、距離計を形成する非接触センサ19の特性測定値(静電容量センサの場合は静電容量、および誘導性センサの場合はインダクタンス)の変動が生じる。共鳴または発振回路内に置かれたとき、特性測定値の変動の結果は、共鳴周波数の変動であり、それは、この特性測定値を決定するために測定され得る。
したがって、特性測定値は、距離計を形成する各非接触センサ19について測定され得、各測定値が、一方では非接触センサ19間の距離、他方ではディスプレイモジュール3のフレーム7と距離に対応する。
光学接着剤層21に対して押圧する圧力の範囲がフックの法則に従う線形範囲であると仮定すると、各距離は、明らかな接触力およびひいては特定の接触圧力に対応する。
さらに、制御インターフェース1は、例えば、特性測定値を、一方では放出電極19Aと受信電極19Bとの距離、他方では金属フレーム7との距離の値に変換するように構成された計算および処理ユニット27(図2を参照のこと)をさらに備え、各々の距離値が静電容量方式タッチパネル9にかけられた圧力値に対応する。
図5は、制御インターフェース1の第2の実施形態の横断面図として簡略図を示す。
この実施形態は、それが、静電容量方式タッチパネル9に直接的または間接的に機械的に結合された少なくとも1つの振動アクチュエータ33を備える触覚フィードバックユニット31をさらに備えるという点で、図1〜3の実施形態とは異なる。振動アクチュエータ33は、例えば、振動を、Y−Z面内の方向(矢印35を参照のこと)に生成する。これは、方向Xにおける圧力測定を妨害することを回避するのに有用である。
図5に見られるように、例えば、制御インターフェース1は、ダッシュボードの正面に統合され、例えば接着剤によって、静電容量方式タッチパネル9に固定されることが意図されるスタイリングトリムフレーム37を備える。振動アクチュエータ33は、触覚フィードバックを、スタイリングトリムフレーム37を介してタッチパネル9の検出表面に送信することができるように、スタイリングトリムフレーム37の下面の下に固定される。
実際には、透明な光学接着剤層21は、ディスプレイモジュール3に対する静電容量方式タッチパネル9の、およびひいては偏光フィルム13付きの保護板11の、Y−Z面における特定の量の相対移動を可能にする。
振動アクチュエータ33を制御するために、制御インターフェースは、例えば、マイクロプロセッサおよび制御回路を備えた、PCB「プリント回路基板」などの電子基板39を備える。振動アクチュエータ33および電子基板39は、ケーブルによって接続されるが、これは図示されない。
静電容量方式タッチパネル9の振動は、ユーザの指または任意の他の起動手段(例えばタッチペン)の押圧または移動などの接触に応答してユーザに触覚フィードバックが提供されることを可能にする。
このフィードバックは、それが静電容量方式タッチパネル9に触れることによって認識され得るため、「触覚」と呼ばれる。
振動アクチュエータ33は、例えば、「振動モータ」またはフライ級モータとも呼ばれるERM(Eccentric Rotating−Mass、偏心回転質量)型のものである。別の例によると、振動アクチュエータ33は、電磁石型のものである。例えば、それは、ボイスコイル技術としても知られているラウドスピーカ技術のものに類似する技術に基づく。例えば、振動アクチュエータ33は、「リニアモータ」とも呼ばれるLRA(Linear Resonant Actuator、リニア共鳴アクチュエータ)である。例えば、可動部は、固定コイル内を摺動する可動磁石によって、または固定磁石の周りを摺動する可動コイルによって形成され、可動部分および固定部分は電磁効果によって協働する。別の例によると、振動アクチュエータ33は、圧電型のものである。
スタイリングトリムフレーム37の下面からの振動アクチュエータ33の懸架に起因して、透明な光学接着剤層21は、振動アクチュエータ33によって生成される振動の抑制器としても作用し、Xに沿ってディスプレイモジュール3に向かう静電容量方式タッチパネル9の移動を制限する。
触覚フィードバックは、例えば、ユーザの指が依然として接触状態にある間に持続時間および接触力がそれぞれのしきい値を越えたとき、またはユーザが静電容量方式タッチパネル9から自分の指を持ち上げる過程にあることを移動測定が示すとき、検出された接触に応答して生成され得る。
静電容量方式タッチパネル9の振動は、静電容量方式タッチパネル9の移動の測定を妨害しないということに留意されたい。第一に、静電容量方式タッチパネル9の移動の測定は、測定値の取得の後に起こるためである。続いて、静電容量方式タッチパネル9の振動は、必ずしもおよび専ら、測定される変位の垂直方向Xに向けられるわけではなく、静電容量方式タッチパネル9の面(Y、Z)にも向けられ得るためであり、したがって移動測定の垂直方向Xにおける振動からの影響は小さい。さらに、振動は、非常に短い持続時間、例えば、200ミリ秒未満にわたってのみ放出され、それは、連続して実施され得る移動測定にほとんど影響を与えない。最後に、移動測定を静電容量方式タッチパネル9の振動と区別して、または平均移動を決定して、静電容量方式タッチパネル9が振動するか否かに従って、振動ありまたはなしの平均移動しきい値と比較されるように触覚フィードバックユニット31を構成することも可能である。
より具体的には、触覚フィードバックユニット31は、例えば、静電容量方式タッチパネル9、保護板11、および適切な場合には偏光フィルム13によって形成される可動部分の移動に関連して、したがってユーザによってかけられる接触力に関連して、例えば、速度(または形状)、周波数、位相シフト、加速の振幅、振動の持続時間を規定することができる。この依存性は、例えば、比例関係もしくは数学的規則であるか、または、触覚フィードバックユニット31のメモリ内に事前に記憶された対応テーブルにおいて予め規定されてもよい。
また、例えば、触覚フィードバックユニット31は、測定された移動がトリガしきい値より大きいときのみ触覚フィードバックを生成するために振動アクチュエータ33を制御するように構成されると規定され得る。触覚フィードバックをトリガしきい値に応じてプログラムすることにより、例えば、静電容量方式タッチパネル9上に指を走らせるユーザと、命令を起動または選択するために実施される意図的な押圧との区別を行うことが可能になる。静電容量方式タッチパネル9を不注意にかすることによって発生し得る触覚フィードバックの意図しない生成も回避される。
したがって、制御インターフェース1は単純であり、制限された数の部品から製作されるということが理解される。
実際、距離計を形成する静電容量センサ19を静電容量方式タッチパネル9内に統合すること、および特に静電容量方式タッチパネル9とディスプレイモジュール3との間の圧迫を測定するために金属フレーム7を使用することによって、組立単純性、組立時間、および組立費用が実質的に改善する。

Claims (15)

  1. 静電容量方式タッチパネル(9)であって、検出表面を規定し、前記静電容量方式タッチパネル(9)のこの検出表面上のユーザの指を位置特定するように構成されている少なくとも1つの静電容量位置特定センサ(17)を備える、静電容量方式タッチパネル(9)と、
    ディスプレイ画面(5)を有するディスプレイモジュール(3)と、を備える、自動車用の制御インターフェース(1)において、
    前記静電容量方式タッチパネル(9)が、距離計を形成する少なくとも1つの非接触センサ(19)をさらに備え、前記距離計が、前記距離計を形成する前記非接触センサ(19)と前記ディスプレイモジュール(3)によってもたらされる金属素子(7)との間の距離に比例する測定値を非接触測定するように構成され、
    前記静電容量方式タッチパネル(9)が、ユーザが前記静電容量方式タッチパネル(9)を押圧したときに前記静電容量方式タッチパネル(9)と前記ディスプレイ画面(5)との間の相対移動を可能にする透明な弾性光学接着剤層(21)によって前記ディスプレイ画面(5)に固定され
    前記ディスプレイモジュール(3)によってもたらされる前記金属素子が、前記ディスプレイ画面(5)を取り囲む金属フレーム(7)によって形成されることを特徴とする自動車用の制御インターフェース(1)。
  2. 前記静電容量方式タッチパネル(9)が矩形状であること、および前記静電容量方式タッチパネル(9)が、前記距離計を形成し、かつ前記静電容量方式タッチパネル(9)の四隅の近くに載置される4つの非接触センサ(19)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の制御インターフェース。
  3. 前記距離計を形成する各非接触センサ(19)が、放出電極(19A)および受信電極(19B)を備え、前記距離計を形成する前記非接触センサ(19)の特性値が、一方では前記放出電極(19A)と前記受信電極(19B)との距離、他方では前記ディスプレイモジュール(3)によってもたらされる前記金属素子(7)と前記放出電極(19A)との距離および前記受信電極(19B)と前記金属素子(7)との距離に応じて変化することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の制御インターフェース。
  4. 前記非接触センサ(19)が静電容量センサであることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の制御インターフェース。
  5. 前記特性値が静電容量であることを特徴とする、請求項3および4に併せて記載の制御インターフェース。
  6. 前記非接触センサ(19)が、前記静電容量位置特定センサ(17)と同じ技術を使用することを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の制御インターフェース。
  7. 前記非接触センサ(19)が誘導性センサであることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の制御インターフェース。
  8. 前記特性値がインダクタンスであることを特徴とする、請求項3および7に併せて記載の制御インターフェース。
  9. 前記制御インターフェースが、測定された前記特性値を、一方では前記放出電極(19A)と前記受信電極(19B)との距離、他方では前記ディスプレイモジュール(3)によってもたらされる前記金属素子(7)と前記放出電極(19A)との距離および前記受信電極(19B)と前記金属素子(7)との距離の値に変換するように構成された計算および処理ユニット(27)をさらに備え、各々の距離値が前記静電容量方式タッチパネル(3)に作用する圧力値に対応する、ことを特徴とする、請求項3から8のいずれかに記載の制御インターフェース。
  10. 前記透明な光学接着剤層(21)の厚さが、0.3mm〜2mm、特に1.5mmであることを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載のインターフェース。
  11. 前記透明な光学接着剤が、UV光学アクリレート接着剤であることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のインターフェース。
  12. 前記透明な光学接着剤が、光学エストラマー、特に光学シリコンであることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載のインターフェース。
  13. 前記透明な光学接着剤の硬度が、30〜80ショア00、特に30〜40ショア00であることを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載のインターフェース。
  14. 前記インターフェースが、前記静電容量方式タッチパネル(9)に直接的または間接的に機械的に結合された少なくとも1つの振動アクチュエータ(33)を有する触覚フィードバックユニット(31)をさらに備えることを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載のインターフェース。
  15. 前記インターフェースが、前記静電容量方式タッチパネルに固定されたスタイリングトリムフレームを備えること、および前記少なくとも1つの振動アクチュエータ(33)が、触覚フィードバックを、前記スタイリングトリムフレーム(37)を介して前記静電容量方式タッチパネル(9)の前記検出表面に送信することができるように、前記スタイリングトリムフレーム(37)の下面の下に固定されることを特徴とする、請求項14に記載のインターフェース。
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