JP6878129B2 - Rotor of rotating electric machine - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、回転電機の回転子に関する。 An embodiment of the present invention relates to a rotor of a rotary electric machine.
関連技術に係る回転電機10は、たとえば、タービン発電機であって、図18に示すように、回転子20および固定子40がケーシング60に収容されている。回転電機10は、ケーシング60の内部において冷却ガスCG(水素、空気などの冷却媒体)が循環して流れるように構成されている。
The rotary
具体的には、回転電機10において、回転子20は、円筒形状の回転子鉄心200が回転シャフト201の回転軸AXに対して同軸に設けられている。ここでは、回転シャフト201は、回転軸AXの軸方向が水平方向xに沿っている。また、回転子20においては、冷却ガスCGが流れる冷却流路が形成されている。回転子20の詳細な構成については、後述する。
Specifically, in the rotary
回転電機10において、固定子40は、固定子鉄心41に固定子コイル42が設置されている。固定子鉄心41は、円筒形状であって、エアギャップAGを介して、回転子鉄心200の周りを囲うように設置されている。固定子鉄心41には回転軸AXの軸方向に貫通する固定子スロットが内側に形成されており、固定子コイル42は、その固定子スロットに挿入されている。
In the rotary
この他に、固定子40においては、固定子給気部411および固定子排気部412が設けられている。固定子給気部411は、固定子40の外周側から内周側のエアギャップAGへ冷却ガスCGが流れる通風ダクトを有する。これに対して、固定子排気部412は、固定子40の内周側に位置するエアギャップAGから固定子40の外周側へ冷却ガスCGが流れる通風ダクトを有する。
In addition to this, the
回転電機10において、ケーシング60は、2重構造であって、内部ケーシング61の外側に外部ケーシング62が設けられている。内部ケーシング61は、回転シャフト201が貫通する貫通孔K61を有しており、回転子20と固定子40とを内部に収容している。外部ケーシング62は、回転シャフト201が貫通する貫通孔K62を有しており、内部ケーシング61を内部に収容している。
In the rotary
ケーシング60において、内部ケーシング61の上方には開口部K611が設けられており、その開口部K611にはガス冷却器80が取り付けられている。また、内部ケーシング61の貫通孔K61の内部には、ファン90が設けられている。
In the
ファン90は、軸流ファンであって、回転子20を挟むように回転シャフト201の一方の側部および他方の側部のそれぞれに設置されている。
The
回転電機10において、冷却ガスCGは、回転シャフト201と共にファン90が回転することによって、内部ケーシング61の外部から内部へ流入する。ここでは、回転シャフト201の一方の側部および他方の側部のそれぞれから中央部へ向かうように、冷却ガスCGが流れる。
In the rotary
内部ケーシング61の内部において、冷却ガスCGは、回転子20の内部に形成された冷却流路に流入した後に、回転子20の外周面と固定子40の内周面との間に位置するエアギャップAGに流出する。回転子20の内部を流れる冷却ガスCGの詳細な様子については、回転子20の詳細な構成と共に、後述する。
Inside the
また、内部ケーシング61の内部において、冷却ガスCGは、エアギャップAGを経由して、固定子40の内部に形成された冷却流路を流れる。固定子40の内部のうち、固定子排気部412では、冷却ガスCGは、固定子40の内周側に位置するエアギャップAGから固定子40の外周側へ流れる。そして、固定子給気部411では、固定子40の外周側から内周側のエアギャップAGへ冷却ガスCGが流れる。
Further, inside the
固定子40の外部へ排出された冷却ガスCGは、ガス冷却器80を介して、内部ケーシング61の内部から外部へ流れる。このとき、冷却ガスCGは、ガス冷却器80において冷却される。ガス冷却器80で冷却された冷却ガスCGは、外部ケーシング62のうち内部ケーシング61の外部に位置する空間を流れた後に、上述したように、ファン90の回転によって内部ケーシング61の外部から内部へ流入する。
The cooling gas CG discharged to the outside of the
このように、回転電機10では、ケーシング60の内部において冷却ガスCGが循環して流れることで各部が冷却される。
In this way, in the rotary
以下より、上記の回転子20の詳細な構成、および、回転子20の内部を流れる冷却ガスCGの詳細な様子について、図19から図23を用いて説明する。
Hereinafter, the detailed configuration of the
回転子20において、回転子鉄心200には、回転子スロットCS(コイルスロット)が形成されている。回転子スロットCSは、回転子鉄心200の外周側において、径方向に凹んだ溝である。回転子スロットCSは、回転軸AXに沿った軸方向において延在している。ここでは、回転子スロットCSは、回転子鉄心200の磁極部以外の部分において、複数が周方向に間を隔てて並ぶように設けられている(図19参照)。
In the
回転子鉄心200において回転子スロットCSの内部には、回転子コイル21がスロット絶縁物24を介して収容されている。回転子コイル21は、複数の界磁導体がターン絶縁物(図示省略)を介して径方向に積層されることで構成されている。回転子コイル21の外周側には、絶縁物であるクリページブロック22を介して回転子ウェッジ23が設置されており、回転子コイル21は、回転子ウェッジ23によって回転子スロットCSに固定されている。
In the
回転子20において、回転子鉄心200には、冷却ガスCGの流路として、サブスロットSSおよび径方向貫通流路RPが設けられている。
In the
回転子鉄心200において、サブスロットSSは、回転子スロットCSよりも内径側に形成されている。サブスロットSSは、回転子スロットCSと同様に、径方向に凹んだ溝である。サブスロットSSは、軸方向に延在しており、冷却ガスCGが軸方向に沿って流れる。
In the
径方向貫通流路RPは、回転子スロットCSの内部に設置された各部を径方向に貫通する貫通孔である。径方向貫通流路RPは、内側の一端がサブスロットSSに連結されており、サブスロットSSから内側の一端に冷却ガスCGが流入し、外側の他端から流出するように形成されている。ここでは、径方向貫通流路RPは、回転軸AXに沿った軸方向において複数が間を隔てて設けられている。このため、複数の径方向貫通流路RPのそれぞれは、サブスロットSSから冷却ガスCGが流入する。 The radial through-flow path RP is a through hole that penetrates each portion installed inside the rotor slot CS in the radial direction. The radial through-flow path RP is formed so that one inner end is connected to the sub-slot SS, and the cooling gas CG flows from the sub-slot SS to the inner one end and flows out from the outer other end. Here, a plurality of radial through-flow path RPs are provided at intervals in the axial direction along the rotation axis AX. Therefore, the cooling gas CG flows into each of the plurality of radial through-flow path RPs from the subslot SS.
具体的には、径方向貫通流路RPは、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とが、径方向において内側から外側へ向かって、順次、並ぶように設けられている(図20から図22参照)。 Specifically, in the radial through-flow path RP, the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3 are arranged from the inside to the outside in the radial direction. , Sequentially arranged so as to be arranged (see FIGS. 20 to 22).
径方向貫通流路RPのうち、径方向コイル流路部RP1は、回転子コイル21の積層体に形成された貫通孔である。径方向コイル流路部RP1において、径方向に直交する断面は、軸方向の幅が周方向の幅よりも広くなっている。径方向コイル流路部RP1の断面は、矩形形状において軸方向に並ぶ両端部に半円形状を付加した形状である(図23参照)。
Among the radial through-flow path RPs, the radial coil flow path portion RP1 is a through hole formed in the laminated body of the
径方向クリページブロック流路部RP2は、クリページブロック22に形成された貫通孔であって、径方向コイル流路部RP1に連結している。径方向クリページブロック流路部RP2は、径方向に直交する断面が円形であり、径方向コイル流路部RP1の軸方向における幅よりも直径が小さい。
The radial cripage block flow path portion RP2 is a through hole formed in the
径方向ウェッジ流路部RP3は、回転子ウェッジ23に形成された貫通孔であって、径方向クリページブロック流路部RP2に連結されている。径方向ウェッジ流路部RP3は、径方向に直交する断面が円形であり、直径が径方向クリページブロック流路部RP2よりも小さい。
The radial wedge flow path portion RP3 is a through hole formed in the
径方向貫通流路RPにおいては、径方向コイル流路部RP1の中心軸RC1と径方向クリページブロック流路部RP2の中心軸RC2と径方向ウェッジ流路部RP3の中心軸RC3とのそれぞれは、一致している。つまり、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とが同軸である。 In the radial through-flow path RP, the central axis RC1 of the radial coil flow path RP1, the central axis RC2 of the radial clip block flow path RP2, and the central axis RC3 of the radial wedge flow path RP3 are respectively. ,Match. That is, the radial coil flow path portion RP1, the radial direction cripage block flow path portion RP2, and the radial direction wedge flow path portion RP3 are coaxial.
回転子20において、冷却ガスCGは、保持環211(図21参照)が外周面側に設置された回転子鉄心200の鉄心端側Us(サブスロット上流側)からサブスロットSSに流入する。そして、サブスロットSSでは、冷却ガスCGは、回転軸AXに沿った軸方向において、鉄心端側Usから鉄心中央側Ds(サブスロット下流側)へ向かって流れる。このとき、回転子20の回転による遠心ファン効果によって、冷却ガスCGは、サブスロットSSから、軸方向に並ぶ複数の径方向貫通流路RPのそれぞれに、順次、分岐して導入される。
In the
径方向貫通流路RPにおいて、冷却ガスCGは、径方向の内側から外側へ向かって流れた後に、外部へ流出する。つまり、冷却ガスCGは、径方向貫通流路RPにおいて、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とを順次流れた後に、エアギャップAG(図18参照)へ排出される。 In the radial through-flow path RP, the cooling gas CG flows from the inside to the outside in the radial direction and then flows out to the outside. That is, the cooling gas CG sequentially flows through the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3 in the radial through flow path RP, and then the air gap AG. It is discharged to (see FIG. 18).
このように、回転子20においては、回転子コイル21の通電で生じたジュール熱が、ラジアルフロー方式によって冷却される。
In this way, in the
回転電機10においては、回転子20の構成部材である絶縁材(ターン絶縁物、スロット絶縁物など)の耐熱性能に起因して温度の上限が厳しく制限されている。回転電機10は、単機の容量の増大化と共に、回転子コイル21の電流密度が上昇する一方で、回転子コイル21の温度を絶縁材の耐熱温度よりも低く抑える必要がある。このため、回転子20の直径を大きくすると共に鉄心長を長くして、より多くの界磁導体を回転子鉄心200に設置することで、回転子コイル21による発熱量を減少させている。この他に、冷却ガスCGが流れる流路の通風面積を広くしている。上記のように、冷却性能を向上させるために、回転電機10の大型化が必要になる。
In the rotary
上記した回転電機10のようにサブスロットSSを用いた通風冷却方式で冷却を行う場合、サブスロットSSにおいて鉄心端側Usに位置する入口部分では、冷却ガスCGは、鉄心中央側Dsよりも流量が多く流速が高い。その結果、大きな圧力損失が発生するので、サブスロットSSから径方向貫通流路RPへ流入する冷却ガスCGの流量が十分に確保されず、冷却が不十分になる場合がある。回転電機10の容量の増大化に伴って回転子鉄心を長くしたときには、サブスロットSSが同様に長くなるので、更に、圧力損失が増加し、冷却ガスCGが流れにくくなる。特に、冷却ガスCGとして空気を利用する空冷方式の場合には、空気の熱容量が小さく、冷却ガスCGの温度が大きく上昇するため、上述した問題が顕在化する。
When cooling is performed by a ventilation cooling method using a subslot SS as in the rotary
上記のように、冷却ガスCGは、サブスロットSSにおいて軸方向に沿って流れるに伴って流量および流速が減少するので、図22に示すように、冷却ガスCGがサブスロットSSから径方向貫通流路RPに分岐して流入したときには、鉄心中央側Dsの壁側に偏って流れる。このため、大きな分岐圧力損失が発生する。これと共に、径方向貫通流路RPでは、鉄心端側Usの壁で流れの剥離が生じて渦が発生するので、冷却ガスCGの流れに対して、渦が大きな抵抗になる。その他、径方向貫通流路RPは、上記のように内部に段差があるので、大きな圧力損失が生じる。 As described above, the flow rate and the flow velocity of the cooling gas CG decrease as the cooling gas CG flows along the axial direction in the subslot SS. Therefore, as shown in FIG. 22, the cooling gas CG flows through the subslot SS in the radial direction. When it branches into the road RP and flows in, it flows unevenly toward the wall side of the Ds on the center side of the iron core. Therefore, a large branch pressure loss occurs. At the same time, in the radial through-flow path RP, the flow is separated at the wall of Us on the iron core end side to generate a vortex, so that the vortex becomes a large resistance to the flow of the cooling gas CG. In addition, the radial through-flow path RP has a step inside as described above, so that a large pressure loss occurs.
上記のような圧力損失の発生に起因して、冷却ガスCGの流量は、鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPの方が、鉄心中央側Dsに位置する径方向貫通流路RPよりも少なくなる。回転子コイル21の温度は、径方向貫通流路RPを通過する冷却ガスCGの流量に大きく依存する。このため、回転子コイル21の温度は、鉄心端側Usの方が鉄心中央側Dsよりも高くなる。したがって、鉄心端側Usに配置された回転子コイル21を十分に冷却するように冷却ガスCGを流す必要があるので、鉄心中央側Dsに配置された回転子コイル21においては、冷却ガスCGの流量が過剰な状態になる。特に、回転電機10の容量を増大化するために回転子鉄心200を長くしたときには、軸方向に配置する径方向貫通流路RPの数を増加させる必要があるので、鉄心中央側Dsでは冷却ガスCGの流量が更に過剰になる。すなわち、冷却ガスCGの流量は、軸方向に配置された複数の径方向貫通流路RPのそれぞれにおいて一定でなく、軸方向における流量分布が大きいので、軸方向で均一に冷却を行うことは、容易でない。
Due to the occurrence of the pressure loss as described above, the flow rate of the cooling gas CG is such that the radial through-flow path RP located at the end end side Us of the iron core is the radial through flow path RP located at the center Ds of the iron core. Less than. The temperature of the
回転電機10においては、冷却性能を向上させるために、さまざまな技術が提案されている(たとえば、特許文献1から5参照)。
In the rotary
しかしながら、従来においては冷却性能を十分に向上させることが困難であって、回転子コイル21を効果的に冷却することが容易でない。
However, conventionally, it is difficult to sufficiently improve the cooling performance, and it is not easy to effectively cool the
したがって、本発明が解決しようとする課題は、冷却性能を向上し、回転子コイルを効果的に冷却することができる、回転電機の回転子を提供することである。 Therefore, an object to be solved by the present invention is to provide a rotor of a rotary electric machine capable of improving cooling performance and effectively cooling the rotor coil.
回転電機の回転子は、回転子鉄心、回転子スロット、サブスロット、径方向貫通流路、および、軸方向流路を備える。回転子鉄心は、円筒形状であって、回転軸に対して同軸に設置される。回転子スロットは、回転子鉄心の外周側に形成されており、内部に回転子コイルを収容している。サブスロットは、回転子鉄心において回転子スロットよりも内周側に形成されており、冷却ガスが回転軸の軸方向に沿って流れる。径方向貫通流路は、回転子スロットにおいて回転軸の径方向に延在して貫通しており、サブスロットを介して冷却ガスが流入して外部へ流出する。ここでは、径方向貫通流路が軸方向に複数が配置されており、複数の径方向貫通流路のそれぞれにサブスロットから冷却ガスが流入する。軸方向流路は、回転子スロットにおいて軸方向に延在している。軸方向流路は、複数の径方向貫通流路のうち軸方向で隣り合う径方向貫通流路の間を連通させている。軸方向流路は、第1の軸方向流路と、サブスロットの下流側において径方向貫通流路を介して第1の軸方向流路に隣り合う第2の軸方向流路とを含む。第1の軸方向流路の出口部は、径方向貫通流路においてサブスロットの上流側に位置する壁面のうち径方向で当該出口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、サブスロットの上流側に位置している。第2の軸方向流路の入口部は、径方向貫通流路においてサブスロットの下流側に位置する壁面のうち径方向で当該入口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、サブスロットの上流側に突き出ていると共に、径方向において内側に位置する部分が開口している。 The rotor of the rotary electric machine includes a rotor core, a rotor slot, a subslot, a radial through flow path, and an axial flow path. The rotor core has a cylindrical shape and is installed coaxially with the rotation axis. The rotor slot is formed on the outer peripheral side of the rotor core, and houses the rotor coil inside. The sub-slot is formed on the inner peripheral side of the rotor core with respect to the rotor slot, and the cooling gas flows along the axial direction of the rotation shaft. The radial through flow path extends in the radial direction of the rotating shaft in the rotor slot and penetrates therethrough, and the cooling gas flows in through the subslot and flows out to the outside. Here, a plurality of radial through-passages are arranged in the axial direction, and cooling gas flows into each of the plurality of radial through-passages from the subslot. The axial flow path extends axially in the rotor slot. The axial through-flow path communicates between a plurality of radial through-passages that are adjacent to each other in the axial direction. The axial flow path includes a first axial flow path and a second axial flow path adjacent to the first axial flow path via the radial through flow path on the downstream side of the subslot. The outlet portion of the first axial flow path is a subslot with respect to the wall surface portion of the wall surface located on the upstream side of the subslot in the radial through flow path, which is located inside the outlet portion in the radial direction. It is located on the upstream side. The inlet portion of the second axial flow path is a subslot with respect to the wall surface portion of the wall surface located on the downstream side of the subslot in the radial through flow path, which is located inside the inlet portion in the radial direction. Along with protruding to the upstream side, a portion located inside in the radial direction is open.
<第1実施形態>
図1に示すように、本実施形態の回転子20においては、上記の関連技術(図22参照)の場合と異なり、軸方向流路APが回転子コイル21に更に形成されている。
<First Embodiment>
As shown in FIG. 1, in the
軸方向流路APは、軸方向に沿って延在した孔であって、軸方向で隣り合う径方向貫通流路RPの間を連通させている。軸方向流路APは、回転子コイル21のうち最も外側に位置する界磁導体の外周面に形成されている。
The axial flow path AP is a hole extending along the axial direction, and communicates between the axially adjacent radial through flow paths RPs. The axial flow path AP is formed on the outer peripheral surface of the field conductor located on the outermost side of the
本実施形態の回転子20では、軸方向で隣り合う径方向貫通流路RPのうち鉄心端側Us(サブスロット上流側)に位置する径方向貫通流路RPに流入した冷却ガスCGの一部は、軸方向流路APを経由して、鉄心中央側Ds(サブスロット下流側)に位置する他の径方向貫通流路RPへ流れる。
In the
具体的には、鉄心端側Usの径方向貫通流路RPでは、冷却ガスCGは、径方向コイル流路部RP1において鉄心中央側Dsの壁に沿って流れる。そして、径方向貫通流路RPでは、冷却ガスCGの一部が、径方向コイル流路部RP1から径方向クリページブロック流路部RP2へ流入する前に、軸方向流路APに流入する。ここでは、冷却ガスCGの一部は、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2との間の段差に衝突し、軸方向流路APに流入する。このため、衝突で流れが乱れた冷却ガスCGが軸方向流路APに流入し、流路抵抗の増加を抑制することできるので、冷却ガスCGが多く流れて回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Specifically, in the radial through-flow path RP of the iron core end side Us, the cooling gas CG flows along the wall of the iron core center side Ds in the radial coil flow path portion RP1. Then, in the radial through-flow path RP, a part of the cooling gas CG flows into the axial flow path AP before flowing from the radial coil flow path portion RP1 into the radial cripage block flow path portion RP2. Here, a part of the cooling gas CG collides with the step between the radial coil flow path portion RP1 and the radial cripage block flow path portion RP2, and flows into the axial flow path AP. Therefore, the cooling gas CG whose flow is disturbed by the collision flows into the axial flow path AP, and the increase in the flow path resistance can be suppressed. Therefore, a large amount of the cooling gas CG flows to effectively cool the
軸方向流路APにおいて冷却ガスCGが軸方向に沿って流れることで、冷却ガスCGが鉄心端側Usの径方向貫通流路RPから鉄心中央側Dsの径方向貫通流路RPに流入する。鉄心中央側Dsの径方向貫通流路RPにおいては、冷却ガスCGは、径方向コイル流路部RP1の鉄心端側Usに流入する。上述したように径方向コイル流路部RP1の鉄心端側Usでは流れの剥離が生じている。このため、径方向貫通流路RPにおいて、軸方向流路APを流れる冷却ガスCGと径方向コイル流路部RP1を流れる冷却ガスCGとが合流したときには、大きな通風抵抗が生じない。 As the cooling gas CG flows along the axial direction in the axial flow path AP, the cooling gas CG flows from the radial through-flow path RP of the iron core end side Us to the radial through-flow path RP of the iron core center side Ds. In the radial through-flow path RP of the iron core center side Ds, the cooling gas CG flows into the iron core end side Us of the radial coil flow path portion RP1. As described above, the flow is separated at the iron core end side Us of the radial coil flow path portion RP1. Therefore, in the radial through-flow path RP, when the cooling gas CG flowing through the axial flow path AP and the cooling gas CG flowing through the radial coil flow path portion RP1 merge, a large ventilation resistance does not occur.
以上のように、本実施形態の回転子20は、軸方向で隣り合う径方向貫通流路RPの間を軸方向流路APが連通しているので、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。その結果、より大きな界磁電流値を許容する回転電機10の回転子20を提供可能である。
As described above, in the
<第2実施形態>
図2に示すように、本実施形態の回転子20は、軸方向流路APの構成の一部が第1実施形態(図1参照)の場合と異なっている。本実施形態では、軸方向流路APは、回転子コイル21のうち最も外側に位置する界磁導体の外周面側でなく、内周面側に形成されている。
<Second Embodiment>
As shown in FIG. 2, the
この他に、軸方向流路APは、鉄心端側Usに位置する入口部が、径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1において鉄心端側Usに突き出るように形成されている。 In addition to this, the axial flow path AP is formed so that the inlet portion located on the iron core end side Us protrudes to the iron core end side Us in the radial coil flow path portion RP1 of the radial through flow path RP.
具体的には、軸方向流路APの入口部は、径方向コイル流路部RP1において鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち軸方向流路APの入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、軸方向で鉄心端側Usに位置している。これに伴い、軸方向流路APの入口部は、径方向において内側に位置する部分が開口している。また、径方向コイル流路部RP1の軸方向における幅は、軸方向流路APが位置する外側部分が内側部分よりも狭くなっている。 Specifically, the inlet portion of the axial flow path AP is located inside the wall surface located on the center side Ds of the iron core in the radial coil flow path portion RP1 in the radial direction with respect to the inlet portion of the axial flow path AP. It is located on the iron core end side Us in the axial direction with respect to the wall surface portion. Along with this, the inlet portion of the axial flow path AP is open at a portion located inside in the radial direction. Further, the width of the radial coil flow path portion RP1 in the axial direction is narrower in the outer portion where the axial flow path AP is located than in the inner portion.
本実施形態の回転子20において、冷却ガスCGは、径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1において鉄心中央側Dsに位置する壁面に沿って多くが流れる。径方向コイル流路部RP1において鉄心中央側Dsを流れる冷却ガスCGは、軸方向流路APにおいて、鉄心端側Usに位置する入口部へ向かう。上述したように、軸方向流路APの入口部は、径方向コイル流路部RP1において鉄心端側Usに突き出ており、径方向で内側に位置する部分が開口している。このため、冷却ガスCGが軸方向流路APに流入しやすくなるので、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第3実施形態>
図3に示すように、本実施形態の回転子20は、第1実施形態(図1参照)の場合と異なり、複数の軸方向流路APが設けられている。ここでは、軸方向流路APとして、第1軸方向流路AP1および第2軸方向流路AP1が設けられている。
<Third Embodiment>
As shown in FIG. 3, the
第1軸方向流路AP1は、回転子コイル21のうち最も外側に位置する界磁導体よりも1つ内側に位置する界磁導体の外周面側に形成されている。第2軸方向流路AP2は、回転子コイル21のうち最も外周側に位置する界磁導体の外周面側に形成されている。第2軸方向流路AP2の入口部は、径方向コイル流路部RP1において鉄心端側Usに突き出るように形成されている。つまり、第2軸方向流路AP2の入口部は、第1軸方向流路AP1の入口部に対して、軸方向で鉄心端側Usに位置している。これに伴い、径方向コイル流路部RP1の軸方向における幅は、第2軸方向流路AP2が位置する外側部分が、内側部分よりも狭くなっている。
The first axial flow path AP1 is formed on the outer peripheral surface side of the field conductor located one inside the field conductor located on the outermost side of the
具体的には、第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち第1軸方向流路AP1の入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、軸方向で同じ位置にある。第2軸方向流路AP2の入口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち第2軸方向流路AP2の入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、軸方向で鉄心端側Usに位置している。 Specifically, the inlet portion of the first axial flow path AP1 is radially inside the inlet portion of the first axial flow path AP1 among the wall surfaces located at the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP. It is at the same position in the axial direction with respect to the wall surface portion located at. The inlet portion of the second axial flow path AP2 is a wall surface portion of the wall surface located on the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP, which is located inside the inlet portion of the second axial direction flow path AP2 in the radial direction. On the other hand, it is located on the iron core end side Us in the axial direction.
ここでは、第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち径方向で第1軸方向流路AP1の入口部よりも外側に位置する壁面部分に対しては、鉄心中央側Dsに位置している。同様に、第2軸方向流路AP2の入口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち径方向で第2軸方向流路AP2の入口部よりも外側に位置する壁面部分(径方向クリページブロック流路部RP2の下流側の壁面)に対しては、鉄心中央側Dsに位置している。このため、本実施形態は、冷却ガスCGが軸方向流路APに流入しやすくなるので、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGの流量が増加する。 Here, the inlet portion of the first axial flow path AP1 is located outside the inlet portion of the first axial flow path AP1 in the radial direction among the wall surfaces located on the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP. It is located on the Ds on the center side of the iron core with respect to the wall surface portion. Similarly, the inlet portion of the second axial flow path AP2 is located outside the inlet portion of the second axial flow path AP2 in the radial direction among the wall surfaces located on the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP. It is located at Ds on the center side of the iron core with respect to the wall surface portion (the wall surface on the downstream side of the radial cripage block flow path portion RP2). Therefore, in the present embodiment, the cooling gas CG easily flows into the axial flow path AP, so that the flow rate of the cooling gas CG flowing through the radial through flow path RP increases.
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第4実施形態>
図4に示すように、本実施形態の回転子20は、第2実施形態(図2参照)の場合と異なり、軸方向流路APが複数であって、軸方向流路APとして第1軸方向流路AP1から第5軸方向流路AP5が設けられている。
<Fourth Embodiment>
As shown in FIG. 4, unlike the case of the second embodiment (see FIG. 2), the
第1軸方向流路AP1は、回転子コイル21のうち内側から2番目に位置する界磁導体の内周面側に形成されている。同様に、第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれは、径方向の内側から数えて、3番目から6番目に位置する界磁導体のそれぞれに、順次、形成されている。
The first axial flow path AP1 is formed on the inner peripheral surface side of the field conductor located second from the inside of the
第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち第1軸方向流路AP1の入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、軸方向で鉄心端側Usに位置している。これに伴い、第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向において内側に位置する部分が開口している。第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、配置位置が径方向において内側から外側に移動するに伴って、順次、鉄心端側Usにシフトしている。第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、第1軸方向流路AP1と同様に、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち各入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、軸方向で鉄心端側Usに位置している。 The inlet portion of the first axial flow path AP1 is a wall surface portion of the wall surface located on the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP, which is located inside the inlet portion of the first axial direction flow path AP1 in the radial direction. On the other hand, it is located on the iron core end side Us in the axial direction. Along with this, the inlet portion of the first axial flow path AP1 is open at a portion located inside in the radial direction. Each inlet portion of the second axial flow path AP2 to the fifth axial direction flow path AP5 is sequentially shifted to the iron core end side Us as the arrangement position moves from the inside to the outside in the radial direction. Each inlet of the 2nd axial flow path AP2 to the 5th axial direction flow path AP5 is a wall surface located on the center side Ds of the iron core in the radial through flow path RP, similarly to the 1st axial direction flow path AP1. It is located on the iron core end side Us in the axial direction with respect to the wall surface portion located inward in the radial direction from each inlet portion.
これに対して、第1軸方向流路AP1の出口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心端側Usに位置する壁面のうち径方向で第1軸方向流路AP1の出口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置している。第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの出口部は、入口部と同様に、配置位置が径方向において内側から外側に移動するに伴って、順次、鉄心端側Usにシフトしている。第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの出口部は、第1軸方向流路AP1と同様に、径方向貫通流路RPにおいて鉄心端側Usに位置する壁面のうち径方向で各出口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置している。 On the other hand, the outlet portion of the first axial flow path AP1 is inside the outlet portion of the first axial flow path AP1 in the radial direction among the wall surfaces located on the iron core end side Us in the radial through flow path RP. It is located on the iron core end side Us with respect to the wall surface portion located at. Similar to the inlet portion, each outlet portion of the second axial flow path AP2 to the fifth axial direction flow path AP5 sequentially moves from the inside to the outside in the radial direction, and the iron core end side Us Is shifting to. Each outlet of the 2nd axial flow path AP2 to the 5th axial direction flow path AP5 is a wall surface located on the iron core end side Us in the radial through flow path RP, similarly to the 1st axial direction flow path AP1. It is located on the iron core end side Us with respect to the wall surface portion located inside each outlet portion in the radial direction.
本実施形態の回転子20では、冷却ガスCGは、第2実施形態の場合と同様に、複数の軸方向流路AP(AP1〜AP5)のそれぞれの入口部へ流入した後に、複数の軸方向流路APのそれぞれの出口部から流出する。複数の軸方向流路AP(AP1〜AP5)のそれぞれの出口部は、径方向貫通流路RPにおいて鉄心端側Usに位置する壁面のうち径方向で各出口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置している。このため、冷却ガスCGが軸方向流路APに流入しやすくなると共に軸方向流路APから流出しやすくなるので、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第5実施形態>
図5に示すように、本実施形態の回転子20は、第4実施形態(図4)の場合と異なり、径方向非貫通流路RGが更に形成されている。径方向非貫通流路RGは、回転軸AXに沿った軸方向において複数が設けられている。
<Fifth Embodiment>
As shown in FIG. 5, in the
径方向非貫通流路RGは、回転子スロットCSの内部に設置された各部において、径方向に延在する孔である。ここでは、径方向非貫通流路RGは、非貫通孔であって、径方向において外側に位置する一端は開口部であるのに対して、内側に位置する他端は閉口部である。径方向非貫通流路RGは、軸方向において径方向貫通流路RPと交互に並ぶように配置されている。 The radial non-penetrating flow path RG is a hole extending in the radial direction in each portion installed inside the rotor slot CS. Here, the radial non-penetrating flow path RG is a non-penetrating hole, and one end located on the outer side in the radial direction is an opening, while the other end located on the inner side is a closed portion. The radial non-penetrating flow path RGs are arranged so as to alternate with the radial through-passage flow path RP in the axial direction.
具体的には、径方向非貫通流路RGは、径方向コイル流路部RG1と径方向クリページブロック流路部RG2と径方向ウェッジ流路部RG3とが径方向において順次並ぶように形成されている。 Specifically, the radial non-penetrating flow path RG is formed so that the radial coil flow path portion RG1, the radial clippage block flow path portion RG2, and the radial wedge flow path portion RG3 are sequentially arranged in the radial direction. ing.
径方向非貫通流路RGにおいて、径方向コイル流路部RG1は、回転子コイル21の積層体に形成された孔であって、径方向において外側に位置する一端は開口部であるのに対して、内側に位置する他端は閉口部である。径方向コイル流路部RG1は、回転子コイル21のうち径方向の内側から数えて4番目から6番目に位置する界磁導体に形成されている。図示を省略しているが、径方向コイル流路部RG1は、径方向に直交する断面が、径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1と同様である(図23参照)。
In the radial non-penetrating flow path RG, the radial coil flow path portion RG1 is a hole formed in the laminated body of the rotor coils 21, and one end located on the outer side in the radial direction is an opening. The other end located inside is a closed portion. The radial coil flow path portion RG1 is formed in the field conductor located at the 4th to 6th positions from the inside in the radial direction of the
径方向クリページブロック流路部RG2は、クリページブロック22に形成された貫通孔であって、径方向コイル流路部RG1に連結している。図示を省略しているが、径方向クリページブロック流路部RG2は、径方向に直交する断面が、径方向貫通流路RPの径方向クリページブロック流路部RP2と同様である(図23参照)。
The radial cripage block flow path portion RG2 is a through hole formed in the
径方向ウェッジ流路部RG3は、回転子ウェッジ23に形成された貫通孔であって、径方向クリページブロック流路部RG2に連結されている。図示を省略しているが、径方向ウェッジ流路部RG3は、径方向に直交する断面が、径方向貫通流路RPの径方向ウェッジ流路部RP3と同様である(図23参照)
The radial wedge flow path portion RG3 is a through hole formed in the
本実施形態において、径方向非貫通流路RGと、その径方向非貫通流路RGよりも鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPとの両者の間は、第3軸方向流路AP3から第5軸方向流路AP5のそれぞれを介して連通している。つまり、複数の軸方向流路APのうち、径方向の外側に設けられた軸方向流路AP(AP3〜AP5)が両者の間に介在している。ここでは、第3軸方向流路AP3から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1に連結されている。そして、第3軸方向流路AP3から第5軸方向流路AP5のそれぞれの出口部は、鉄心中央側Dsに位置する径方向非貫通流路RGの径方向コイル流路部RG1に連結されている。 In the present embodiment, there is a third axial flow path between both the radial non-penetrating flow path RG and the radial non-penetrating flow path RP located on the iron core end side Us from the radial non-penetrating flow path RG. It communicates from AP3 via each of the fifth axial flow paths AP5. That is, among the plurality of axial flow path APs, the axial flow path APs (AP3 to AP5) provided on the outer side in the radial direction are interposed between the two. Here, each inlet portion of the third axial flow path AP3 to the fifth axial direction flow path AP5 is connected to the radial coil flow path portion RP1 of the radial through flow path RP located on the iron core end side Us. There is. Then, each outlet portion of the third axial direction flow path AP3 to the fifth axial direction flow path AP5 is connected to the radial coil flow path portion RG1 of the radial non-penetrating flow path RG located at the center side Ds of the iron core. There is.
本実施形態の回転子20では、冷却ガスCGは、第4実施形態の場合と異なり、第3軸方向流路AP3から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部へ流入した場合には、径方向貫通流路RPへ流出せずに、径方向非貫通流路RGへ流出する。そして、その径方向非貫通流路RGに流入した冷却ガスCGは、径方向コイル流路部RG1と径方向クリページブロック流路部RG2と径方向ウェッジ流路部RG3とを順次流れて、外部へ排出される。このように、軸方向流路APから流出した冷却ガスCGは、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGに合流することなく外部へ排出される。このため、本実施形態では、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
本実施形態の変形例について、図6を用いて説明する。 A modified example of this embodiment will be described with reference to FIG.
本変形例では、図6に示すように、径方向に並ぶ複数の軸方向流路AP(AP1〜AP5)の全てが、径方向貫通流路RPと径方向非貫通流路RGとの間を連通するように設けている。つまり、径方向に並ぶ複数の軸方向流路AP(AP1〜AP5)において、外周側に位置する軸方向流路AP(AP3〜AP5)の他に、内周側に位置する軸方向流路AP(AP1,AP2)を、径方向貫通流路RPと径方向非貫通流路RGとの間に設けている。 In this modification, as shown in FIG. 6, all of the plurality of axial flow paths APs (AP1 to AP5) arranged in the radial direction are between the radial through-flow path RP and the radial non-penetration flow path RG. It is provided so that it can communicate with each other. That is, in a plurality of axial flow paths APs (AP1 to AP5) arranged in the radial direction, in addition to the axial flow path APs (AP3 to AP5) located on the outer peripheral side, the axial flow path APs located on the inner peripheral side (AP1, AP2) are provided between the radial through-flow path RP and the radial non-penetration flow path RG.
本変形例のように、軸方向で隣り合う径方向貫通流路RPの間を軸方向流路APで連通させない場合においても、上記と同様な作用および効果が得られる。 The same operation and effect as described above can be obtained even when the axial flow path AP does not communicate between the axially adjacent radial through flow path RPs as in this modification.
<第6実施形態>
図7に示すように、本実施形態の回転子20は、第4実施形態(図4参照)の場合と異なり、径方向非貫通流路RGbが形成されている。径方向非貫通流路RGbは、回転軸AXに沿った軸方向において複数が設けられている。
<Sixth Embodiment>
As shown in FIG. 7, the
径方向非貫通流路RGbは、径方向に延在する孔であって、回転子スロットCSの内部に設置された回転子コイル21の積層体に設けられている。ここでは、径方向非貫通流路RGbは、非貫通孔であって、径方向において外側に位置する一端、および、内側に位置する他端が、開口部でなく、閉口部である。 The radial non-penetrating flow path RGb is a hole extending in the radial direction, and is provided in a laminated body of rotor coils 21 installed inside the rotor slot CS. Here, the radial non-penetrating flow path RGb is a non-penetrating hole, and one end located on the outer side in the radial direction and the other end located on the inner side are not openings but closed portions.
径方向非貫通流路RGbは、回転子コイル21のうち径方向の内側から数えて2番目から6番目に位置する界磁導体に形成されている。図示を省略しているが、径方向非貫通流路RGbは、径方向に直交する断面が、径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1と同様である(図23参照)。径方向非貫通流路RGbは、軸方向において径方向貫通流路RPと交互に並ぶように配置されている。
The radial non-penetrating flow path RGb is formed in the field conductor located at the second to sixth positions in the
本実施形態において、径方向非貫通流路RGbと、その径方向非貫通流路RGbよりも鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPとの両者の間は、第1軸方向流路AP1から第3軸方向流路AP3のそれぞれを介して連通している。つまり、複数の軸方向流路APのうち、径方向の内側に設けられた軸方向流路AP(AP1〜AP3)が両者の間に介在している。ここでは、第1軸方向流路AP1から第3軸方向流路AP3のそれぞれの入口部は、鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPに連結されている。そして、第1軸方向流路AP1から第3軸方向流路AP3のそれぞれの出口部は、鉄心中央側Dsに位置する径方向非貫通流路RGbに連結されている。 In the present embodiment, there is a first axial flow path between both the radial non-penetrating flow path RGb and the radial non-penetrating flow path RP located on the iron core end side Us from the radial non-penetrating flow path RGb. It communicates from AP1 via each of the third axial flow paths AP3. That is, among the plurality of axial flow path APs, the axial flow path APs (AP1 to AP3) provided inside in the radial direction are interposed between the two. Here, each inlet portion of the first axial flow path AP1 to the third axial direction flow path AP3 is connected to the radial through flow path RP located on the iron core end side Us. The outlets of the first axial flow path AP1 to the third axial flow path AP3 are connected to the radial non-penetrating flow path RGb located at the center side Ds of the iron core.
これに対して、径方向非貫通流路RGbと、その径方向非貫通流路RGbよりも鉄心中央側Dsに位置する径方向貫通流路RPとの両者の間は、第4軸方向流路AP4および第5軸方向流路AP5のそれぞれを介して連通している。つまり、複数の軸方向流路APのうち、径方向の外側に設けられた軸方向流路AP(AP4,AP5)が両者の間に介在している。ここでは、第4軸方向流路AP4および第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、鉄心端側Usに位置する径方向非貫通流路RGbに連結されている。そして、第4軸方向流路AP4および第5軸方向流路AP5のそれぞれの出口部は、鉄心中央側Dsに位置する径方向貫通流路RPに連結されている。 On the other hand, between both the radial non-penetrating flow path RGb and the radial non-penetrating flow path RP located at the center side Ds of the iron core from the radial non-penetrating flow path RGb, there is a fourth axial flow path. It communicates with each of the AP4 and the fifth axial flow path AP5. That is, among the plurality of axial flow path APs, the axial flow path APs (AP4, AP5) provided on the outer side in the radial direction are interposed between the two. Here, the inlets of the fourth axial flow path AP4 and the fifth axial flow path AP5 are connected to the radial non-penetrating flow path RGb located on the iron core end side Us. The outlets of the fourth axial flow path AP4 and the fifth axial flow path AP5 are connected to the radial through flow path RP located at the center Ds of the iron core.
本実施形態の回転子20では、鉄心端側Usの径方向貫通流路RPに導入された冷却ガスCGの一部は、第1軸方向流路AP1から第3軸方向流路AP3のそれぞれを経由して、径方向非貫通流路RGbに流入する。そして、その径方向非貫通流路RGbに導入された冷却ガスCGは、第4軸方向流路AP4および第5軸方向流路AP5のそれぞれを経由して、鉄心中央側Dsに位置する他の径方向貫通流路RPへ流出する。このように、鉄心端側Usの径方向貫通流路RPに流入した冷却ガスCGの一部は、鉄心中央側Dsに位置する他の径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGと、外径側で合流する。このため、径方向貫通流路RPにおいて冷却ガスCGの流量が増加する距離が短い。その結果、流路抵抗の増加が抑制されるので、径方向貫通流路RPを流れる冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第7実施形態>
図8に示すように、本実施形態の回転子20は、第5実施形態(図5参照)と同様に径方向非貫通流路RG(第1径方向非貫通流路)が形成されている他に、その径方向非貫通流路RGと構成が異なる他の径方向非貫通流路RGc(第2径方向非貫通流路)が更に形成されている。
<7th Embodiment>
As shown in FIG. 8, in the
径方向非貫通流路RGcは、回転軸AXに沿った軸方向において、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPよりも更に鉄心端側Usに設けられている。 The radial non-penetrating flow path RGc is provided at the iron core end side Us more than the radial through flow path RP located at the most iron core end side Us in the axial direction along the rotation axis AX.
径方向非貫通流路RGcは、径方向に延在する孔であって、回転子スロットCSの内部に設置された回転子コイル21の積層体に設けられている。ここでは、径方向非貫通流路RGcは、非貫通孔であって、径方向において内側に位置する一端が開口部であるが、外側に位置する他端が開口部でなく閉口部である。 The radial non-penetrating flow path RGc is a hole extending in the radial direction, and is provided in a laminated body of rotor coils 21 installed inside the rotor slot CS. Here, the radial non-penetrating flow path RGc is a non-penetrating hole, and one end located inside in the radial direction is an opening, but the other end located outside is not an opening but a closed portion.
径方向非貫通流路RGcは、回転子コイル21のうち径方向の内側から数えて1番目から3番目に位置する界磁導体に形成されている。図示を省略しているが、径方向非貫通流路RGcは、径方向に直交する断面が、径方向貫通流路RPの径方向コイル流路部RP1と同様である(図23参照)。
The radial non-penetrating flow path RGc is formed in the field conductor located at the first to third positions in the
径方向非貫通流路RGcと、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPとの両者の間は、第1軸方向流路AP1および第2軸方向流路AP2のそれぞれを介して連通している。つまり、複数の軸方向流路APのうち、径方向の内側に設けられた軸方向流路AP(AP1,AP2)が両者の間に介在している。ここでは、第1軸方向流路AP1および第2軸方向流路AP2のそれぞれの入口部は、径方向非貫通流路RGcに連結されている。そして、第1軸方向流路AP1および第2軸方向流路AP2のそれぞれの出口部は、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPに連結されている。 Between both the radial non-penetrating flow path RGc and the radial through-flow path RP located at the end end side of the iron core via the first axial flow path AP1 and the second axial flow path AP2, respectively. Communicating. That is, among the plurality of axial flow path APs, the axial flow path APs (AP1, AP2) provided inside in the radial direction are interposed between the two. Here, the inlets of the first axial flow path AP1 and the second axial flow path AP2 are connected to the radial non-penetrating flow path RGc. The outlets of the first axial flow path AP1 and the second axial flow path AP2 are connected to the radial through flow path RP located at the end end side Us of the iron core.
本実施形態の回転子20では、鉄心端側UsにおいてサブスロットSSから径方向非貫通流路RGcに冷却ガスCGが流入する。その径方向非貫通流路RGcに流入した冷却ガスCGは、第1軸方向流路AP1および第2軸方向流路AP2のそれぞれを介して、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPに導入される。このため、本実施形態では、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPにおいて、冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第8実施形態>
図9に示すように、本実施形態の回転子20は、第4実施形態(図4参照)と異なり、径方向非貫通流路RGcが更に形成されている。
<8th Embodiment>
As shown in FIG. 9, the
径方向非貫通流路RGcは、第7実施形態(図8参照)の場合と同様に、回転軸AXに沿った軸方向において、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPよりも更に鉄心端側Usに設けられている。本実施形態では、径方向非貫通流路RGcは、回転子コイル21のうち径方向の内側から数えて1番目から6番目に位置する界磁導体に形成されている。
As in the case of the seventh embodiment (see FIG. 8), the radial non-penetrating flow path RGc is larger than the radial through-flow path RP located at the most iron core end side Us in the axial direction along the rotation axis AX. Further, it is provided on the iron core end side Us. In the present embodiment, the radial non-penetrating flow path RGc is formed in the field conductor located at the 1st to 6th positions in the
径方向非貫通流路RGcと、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPとの両者の間は、第1軸方向流路AP1から第5軸方向流路AP5のそれぞれを介して連通している。ここでは、第1軸方向流路AP1から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、径方向非貫通流路RGcに連結されている。そして、第1軸方向流路AP1から第5軸方向流路AP5のそれぞれの出口部は、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPに連結されている。 Between both the radial non-penetrating flow path RGc and the radial through-flow path RP located at the end end side of the iron core via each of the first axial flow path AP1 to the fifth axial direction flow path AP5. Communicating. Here, each inlet portion of the first axial flow path AP1 to the fifth axial direction flow path AP5 is connected to the radial non-penetrating flow path RGc. Each outlet of the first axial flow path AP1 to the fifth axial flow path AP5 is connected to the radial through flow path RP located at the end end side Us of the iron core.
第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向非貫通流路RGcにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち第1軸方向流路AP1の入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置している。そして、第1軸方向流路AP1の入口部は、径方向において内側に位置する部分が開口している。径方向非貫通流路RGcにおいて、第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、配置位置が径方向の内側から外側に移動するに伴って、順次、鉄心端側Usにシフトしている。ここでは、第2軸方向流路AP2から第5軸方向流路AP5のそれぞれの入口部は、径方向非貫通流路RGcにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面のうち各入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置している。 The inlet of the first axial flow path AP1 is a wall surface located on the inner side of the inlet of the first axial flow path AP1 among the wall surfaces located on the center side Ds of the iron core in the radial non-penetrating flow path RGc. It is located on the iron core end side Us with respect to the portion. The inlet of the first axial flow path AP1 is open at a portion located inside in the radial direction. In the radial non-penetrating flow path RGc, the respective inlet portions of the second axial direction flow path AP2 to the fifth axial direction flow path AP5 are sequentially iron cores as the arrangement position moves from the inner side to the outer side in the radial direction. It is shifting to the end side Us. Here, each inlet portion of the second axial flow path AP2 to the fifth axial direction flow path AP5 is in the radial direction of the wall surface located at the center side Ds of the iron core in the radial non-penetrating flow path RGc. It is located on the iron core end side Us with respect to the wall surface portion located inside.
本実施形態の回転子20では、鉄心端側UsにおいてサブスロットSSから径方向非貫通流路RGcに冷却ガスCGが流入する。その径方向非貫通流路RGcに流入した冷却ガスCGは、複数の軸方向流路AP1〜AP5のそれぞれに導入される。ここでは、複数の軸方向流路AP1〜AP5のそれぞれの入口部は、各入口部よりも径方向の内側に位置する壁面部分に対して、鉄心端側Usに位置しているので、冷却ガスCGが軸方向流路APに導入されやすい。そして、複数の軸方向流路AP1〜AP5のそれぞれに導入された冷却ガスCGは、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPに導入される。このため、本実施形態では、最も鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPにおいて、冷却ガスCGの流量が増加する。
In the
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
<第9実施形態>
図10および図11に示すように、本実施形態の回転子20において、径方向貫通流路RPは、径方向コイル流路部RP1、径方向クリページブロック流路部RP2、および、径方向ウェッジ流路部RP3が、複数の径方向貫通流路部として径方向の内側から外側に向けて順次連結されているが、径方向貫通流路RPの形状が上記の関連技術(図22,図23参照)の場合と異なっている。本実施形態の径方向貫通流路RPは、径方向コイル流路部RP1の中心軸RC1と径方向クリページブロック流路部RP2の中心軸RC2と径方向ウェッジ流路部RP3の中心軸RC3とのそれぞれが、同軸でなく、一致していない。
<9th embodiment>
As shown in FIGS. 10 and 11, in the
具体的には、径方向貫通流路RPは、径方向コイル流路部RP1の中心軸RC1に対して径方向クリページブロック流路部RP2の中心軸RC2が鉄心中央側Dsに位置している。そして、径方向クリページブロック流路部RP2の中心軸RC2に対して径方向ウェッジ流路部RP3の中心軸RC3が鉄心中央側Dsに位置している。つまり、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とのそれぞれは、配置位置が径方向において内側から外側に移動するに伴って、中心軸RC1,RC2,RC3が、順次、鉄心中央側Dsにシフトしている。 Specifically, in the radial through flow path RP, the central axis RC2 of the radial cripage block flow path portion RP2 is located at the center axis Ds of the iron core with respect to the central axis RC1 of the radial coil flow path portion RP1. .. Then, the central axis RC3 of the radial wedge flow path portion RP3 is located at the center side Ds of the iron core with respect to the central axis RC2 of the radial clip page block flow path portion RP2. That is, each of the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3 has a central axis as the arrangement position moves from the inside to the outside in the radial direction. RC1, RC2, and RC3 are sequentially shifted to Ds on the center side of the iron core.
ここでは、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とのそれぞれの壁面において、鉄心中央側Dsに位置する端部は、軸方向で同じ位置にある。 Here, on the wall surfaces of the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3, the ends located at the center Ds of the iron core are the same in the axial direction. In position.
このため、本実施形態では、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面には、冷却ガスCGの流れに対して抵抗になる段差がないので、径方向貫通流路RPにおいて冷却ガスCGの流量が増加する。ここでは、特に、軸方向に並ぶ複数の径方向貫通流路RPのうち鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPで冷却ガスCGの流量が増加して、軸方向において流量が均一化する。 Therefore, in the present embodiment, the wall surface located at the center side Ds of the iron core in the radial through-flow path RP does not have a step that becomes resistance to the flow of the cooling gas CG, and therefore is cooled in the radial through-flow path RP. The flow rate of gas CG increases. Here, in particular, the flow rate of the cooling gas CG increases in the radial through-flow path RP located on the iron core end side Us among the plurality of radial through-flow path RPs arranged in the axial direction, and the flow rate becomes uniform in the axial direction. To do.
したがって、本実施形態の回転子20は、回転子コイル21を効果的に冷却することができる。
Therefore, the
本実施形態の変形例について、図12と図13とを用いて説明する。上記の実施形態では、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とのそれぞれの壁面において、鉄心中央側Dsに位置する端部は、軸方向で同じ位置にある。しかし、図12および図13に示すように、径方向コイル流路部RP1と径方向クリページブロック流路部RP2と径方向ウェッジ流路部RP3とのそれぞれの壁面において、鉄心中央側Dsに位置する端部は、鉄心中央側Dsに順次シフトした位置にあってもよい。この場合も、径方向貫通流路RPにおいて鉄心中央側Dsに位置する壁面には、冷却ガスCGの流れに対して抵抗になる段差がないので、上記と同様な作用および効果を得ることができる。 A modified example of this embodiment will be described with reference to FIGS. 12 and 13. In the above embodiment, on the wall surfaces of the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3, the end located at the center Ds of the iron core is the shaft. It is in the same position in the direction. However, as shown in FIGS. 12 and 13, they are located at the center Ds of the iron core on the wall surfaces of the radial coil flow path RP1, the radial clip block flow path RP2, and the radial wedge flow path RP3. The end portion to be formed may be at a position sequentially shifted to Ds on the center side of the iron core. Also in this case, since there is no step that becomes resistance to the flow of the cooling gas CG on the wall surface located on the iron core center side Ds in the radial through flow path RP, the same action and effect as described above can be obtained. ..
本実施形態の他の2つの変形例について、図14と図15とを順次用いて説明する。 Two other modifications of the present embodiment will be described with reference to FIGS. 14 and 15 in sequence.
図14に示すように、変形例において、径方向コイル流路部RP1は、第1径方向コイル流路部RP11、第2径方向コイル流路部RP12、および、第3径方向コイル流路部RP13を、径方向の内側から外側に向けて、順次、連結した構成である。ここでは、第1から第3の径方向コイル流路部RP11,RP12,RP13のそれぞれは、配置位置が径方向において内側から外側に移動するに伴って、軸方向の幅が、順次、小さくなっている。また、第1から第3の径方向コイル流路部RP11,RP12,RP13のそれぞれは、配置位置が径方向において内側から外側に移動するに伴って、各中心軸(図示省略)が、順次、鉄心中央側Dsにシフトしている。そして、第1から第3の径方向コイル流路部RP11,RP12,RP13の各壁面において鉄心中央側Dsに位置する端部は、軸方向で同じ位置にある。径方向クリページブロック流路部RP2および径方向ウェッジ流路部RP3は、軸方向の幅が、第3の径方向コイル流路部RP13と同じであって、鉄心中央側Dsに位置する端部が軸方向で同じ位置にある。このため、本変形例では、上記実施形態と同様な作用および効果を得ることができる。また、本変形例では、回転子コイル21の銅の占有率が増えるので、界磁電流による発熱を抑制可能である。
As shown in FIG. 14, in the modified example, the radial coil flow path portion RP1 is the first radial coil flow path portion RP11, the second radial coil flow path portion RP12, and the third radial coil flow path portion. The RP13s are sequentially connected from the inside to the outside in the radial direction. Here, the width of each of the first to third radial coil flow path portions RP11, RP12, and RP13 gradually decreases as the arrangement position moves from the inside to the outside in the radial direction. ing. Further, in each of the first to third radial coil flow path portions RP11, RP12, and RP13, each central axis (not shown) sequentially moves as the arrangement position moves from the inside to the outside in the radial direction. It shifts to Ds on the center side of the iron core. The ends of the first to third radial coil flow path portions RP11, RP12, and RP13 located on the center side Ds of the iron core are at the same position in the axial direction. The radial cripage block flow path portion RP2 and the radial wedge flow path portion RP3 have the same axial width as the third radial coil flow path portion RP13, and are located at the end portion located on the center side Ds of the iron core. Are in the same position in the axial direction. Therefore, in this modification, the same actions and effects as those of the above embodiment can be obtained. Further, in this modification, since the copper occupancy of the
図15に示すように、他の変形例において、複数の径方向貫通流路RPは、配置位置が軸方向において鉄心端側Usから鉄心中央側Dsに移動するに伴って、径方向クリページブロック流路部RP2および径方向ウェッジ流路部RP3の軸方向における幅が、順次、狭くなっている。これにより、径方向貫通流路RPの出口で生ずる流体抵抗は、鉄心端側Usよりも鉄心中央側Dsの方が大きくなる。その結果、本変形例では、軸方向において流量が均一化されるので、冷却性能を向上可能である。 As shown in FIG. 15, in another modification, the plurality of radial through-flow path RPs are arranged in the radial cripage block as the arrangement position moves from the iron core end side Us to the iron core center side Ds in the axial direction. The widths of the flow path portion RP2 and the radial wedge flow path portion RP3 in the axial direction are gradually narrowed. As a result, the fluid resistance generated at the outlet of the radial through-flow path RP becomes larger at the center side Ds of the iron core than at the end side Us of the iron core. As a result, in this modification, the flow rate is made uniform in the axial direction, so that the cooling performance can be improved.
<第10実施形態>
図16に示すように、本実施形態の回転子20においては、上記の関連技術(図22参照)の場合と異なり、複数の径方向貫通流路RPは、配置位置が軸方向において鉄心端側Usから鉄心中央側Dsに移動するに伴って、径方向コイル流路部RP1の軸方向における幅が、順次、狭くなっている。
<10th Embodiment>
As shown in FIG. 16, in the
これにより、複数の径方向貫通流路RPにおいて鉄心端側Usに位置する径方向貫通流路RPは、関連技術の場合よりも、摩擦損失および分岐損失が減少して、冷却ガスCGの流量が増加する。これに対して、鉄心中央側Dsに位置する径方向貫通流路RPは、関連技術の場合よりも、摩擦損失および分岐損失が増加して、冷却ガスCGの流量が減少する。 As a result, in the plurality of radial through-flow path RPs, the radial through-flow path RP located on the iron core end side Us has reduced friction loss and branch loss as compared with the case of the related technology, and the flow rate of the cooling gas CG is increased. To increase. On the other hand, in the radial through-flow path RP located at the center side Ds of the iron core, the friction loss and the branch loss increase and the flow rate of the cooling gas CG decreases as compared with the case of the related technology.
その結果、本実施形態では、軸方向において流量が均一化されるので、冷却性能を向上可能である。 As a result, in the present embodiment, the flow rate is made uniform in the axial direction, so that the cooling performance can be improved.
本実施形態の変形例について、図17を用いて説明する。 A modified example of this embodiment will be described with reference to FIG.
図17に示すように、本変形例では、複数の径方向貫通流路RPは、配置位置が軸方向において鉄心端側Usから鉄心中央側Dsに移動するに伴って、径方向コイル流路部RP1の軸方向における幅と同様に、径方向クリページブロック流路部RP2の軸方向における幅、および、径方向ウェッジ流路部RP3の軸方向における幅が、順次、狭くなっている。これにより、径方向貫通流路RPの出口で生ずる流体抵抗は、鉄心端側Usよりも鉄心中央側Dsの方が大きくなる。その結果、本変形例では、軸方向において流量が均一化されるので、冷却性能を向上可能である。 As shown in FIG. 17, in this modification, the plurality of radial through-flow path RPs are arranged in the radial coil flow path portion as the arrangement position moves from the iron core end side Us to the iron core center side Ds in the axial direction. Similar to the axial width of the RP1, the axial width of the radial clip page block flow path portion RP2 and the axial width of the radial wedge flow path portion RP3 are gradually narrowed. As a result, the fluid resistance generated at the outlet of the radial through-flow path RP becomes larger at the center side Ds of the iron core than at the end side Us of the iron core. As a result, in this modification, the flow rate is made uniform in the axial direction, so that the cooling performance can be improved.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although some embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other embodiments, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the gist of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are also included in the scope of the invention described in the claims and the equivalent scope thereof.
10…回転電機、20…回転子、21…回転子コイル、22…クリページブロック、23…回転子ウェッジ、24…スロット絶縁物、40…固定子、41…固定子鉄心、42…固定子コイル、60…ケーシング、61…内部ケーシング、62…外部ケーシング、80…ガス冷却器、90…ファン、200…回転子鉄心、201…回転シャフト、211…保持環、411…固定子給気部、412…固定子排気部、AG…エアギャップ、AP…軸方向流路、AP1…第1軸方向流路、AP2…第2軸方向流路、AP3…第3軸方向流路、AP4…第4軸方向流路、AP5…第5軸方向流路、AX…回転軸、CG…冷却ガス、CS…回転子スロット、Ds…鉄心中央側(下流側)、K61…貫通孔、K611…開口部、K62…貫通孔、RC1…中心軸、RC2…中心軸、RC3…中心軸、RG…径方向非貫通流路、RG1…径方向コイル流路部、RG2…径方向クリページブロック流路部、RG3…径方向ウェッジ流路部、RGb…径方向非貫通流路、RGc…径方向非貫通流路、RP…径方向貫通流路、RP1…径方向コイル流路部、RP11…第1径方向コイル流路部、RP12…第2径方向コイル流路部、RP13…第3径方向コイル流路部、RP2…径方向クリページブロック流路部、RP3…径方向ウェッジ流路部、SS…サブスロット、Us…鉄心端側(上流側)、x…水平方向(軸方向に相当)、z…鉛直方向(径方向の一部に相当) 10 ... Rotating machine, 20 ... Rotator, 21 ... Rotator coil, 22 ... Crip page block, 23 ... Rotator wedge, 24 ... Slot insulator, 40 ... Steader, 41 ... Steader iron core, 42 ... Steader coil , 60 ... Casing, 61 ... Internal Casing, 62 ... External Casing, 80 ... Gas Cooler, 90 ... Fan, 200 ... Rotator Iron Core, 201 ... Rotating Shaft, 211 ... Holding Ring, 411 ... Fixture Air Supply Unit, 412 ... Controller exhaust unit, AG ... Air gap, AP ... Axial flow path, AP1 ... 1st axial flow path, AP2 ... 2nd axial flow path, AP3 ... 3rd axial flow path, AP4 ... 4th axis Directional flow path, AP5 ... Fifth axial direction flow path, AX ... Rotating shaft, CG ... Cooling gas, CS ... Rotator slot, Ds ... Iron core center side (downstream side), K61 ... Through hole, K611 ... Opening, K62 ... through hole, RC1 ... central axis, RC2 ... central axis, RC3 ... central axis, RG ... radial non-penetrating flow path, RG1 ... radial coil flow path, RG2 ... radial clip block flow path, RG3 ... Radial wedge flow path, RGb ... radial non-penetrating flow path, RGc ... radial non-penetrating flow path, RP ... radial through flow path, RP1 ... radial coil flow path, RP11 ... first radial coil flow Road section, RP12 ... 2nd radial coil flow path section, RP13 ... 3rd radial coil flow path section, RP2 ... radial clip page block flow path section, RP3 ... radial wedge flow path section, SS ... subslot, Us ... Iron core end side (upstream side), x ... Horizontal direction (corresponding to the axial direction), z ... Vertical direction (corresponding to a part of the radial direction)
Claims (4)
前記回転子鉄心の外周側に形成されており、内部に回転子コイルを収容している回転子スロットと、
前記回転子鉄心において前記回転子スロットよりも内周側に形成されており、冷却ガスが前記回転軸の軸方向に沿って流れるサブスロットと、
前記回転子スロットにおいて前記回転軸の径方向に延在して貫通しており、前記サブスロットを介して前記冷却ガスが流入して外部へ流出する径方向貫通流路と
を備え、前記径方向貫通流路が前記軸方向に複数が配置されており、前記複数の径方向貫通流路のそれぞれに前記サブスロットから前記冷却ガスが流入する、回転電機の回転子であって、
前記回転子スロットにおいて前記軸方向に延在しており、前記複数の径方向貫通流路のうち前記軸方向で隣り合う径方向貫通流路の間を連通させる軸方向流路
を有し、
前記軸方向流路は、
第1の軸方向流路と、
前記サブスロットの下流側において前記径方向貫通流路を介して前記第1の軸方向流路に隣り合う第2の軸方向流路と
を含み、
前記第1の軸方向流路の出口部は、前記径方向貫通流路において前記サブスロットの上流側に位置する壁面のうち前記径方向で当該出口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、前記サブスロットの上流側に位置しており、
前記第2の軸方向流路の入口部は、前記径方向貫通流路において前記サブスロットの下流側に位置する壁面のうち前記径方向で当該入口部よりも内側に位置する壁面部分に対して、前記サブスロットの上流側に突き出ていると共に、前記径方向において内側に位置する部分が開口している、
回転電機の回転子。 A cylindrical rotor core installed coaxially with the rotating shaft,
A rotor slot formed on the outer peripheral side of the rotor core and accommodating the rotor coil inside,
A sub-slot formed in the rotor core on the inner peripheral side of the rotor slot and through which cooling gas flows along the axial direction of the rotating shaft.
The rotor slot extends and penetrates in the radial direction of the rotating shaft, and is provided with a radial penetrating flow path through which the cooling gas flows in through the subslot and flows out to the outside, and is provided in the radial direction. A rotor of a rotary electric machine in which a plurality of through-passages are arranged in the axial direction, and the cooling gas flows into each of the plurality of radial through-flow passages from the subslot.
The rotor slot has an axial flow path extending in the axial direction and communicating between the plurality of radial through-flow paths adjacent to each other in the axial direction.
The axial flow path is
The first axial flow path and
With a second axial flow path adjacent to the first axial flow path via the radial through flow path on the downstream side of the subslot.
Including
The outlet portion of the first axial flow path is a wall surface portion of the wall surface located on the upstream side of the subslot in the radial through flow path, which is located inside the outlet portion in the radial direction. , Located on the upstream side of the subslot,
The inlet portion of the second axial flow path is a wall surface portion of the wall surface located on the downstream side of the subslot in the radial through flow path, which is located inside the inlet portion in the radial direction. , Protruding to the upstream side of the sub-slot and opening a portion located inside in the radial direction.
Rotor of rotating electric machine.
を有し、
前記冷却ガスが前記径方向貫通流路および前記径方向非貫通流路を介して外部へ流出される、
請求項1に記載の回転電機の回転子。 The rotor slot has a radial non-penetrating flow path extending in the radial direction.
The cooling gas flows out through the radial through-passage and the radial non-penetration flow path.
The rotor of the rotary electric machine according to claim 1.
請求項2に記載の回転電機の回転子。 The axial through-flow path is formed so that among a plurality of radial through-flow paths, adjacent radial through-flow paths in the axial direction communicate with each other via the radial non-through-through flow path.
The rotor of the rotary electric machine according to claim 2.
前記冷却ガスの一部が、前記径方向非貫通流路を介して、最も上流側の径方向貫通流路に流入するように構成されている、
請求項2または3に記載の回転電機の回転子。 The radial non-penetrating flow path is provided on the upstream side of the radial penetrating flow path located on the upstream side of the subslot among the plurality of radial through-flow paths.
A part of the cooling gas is configured to flow into the most upstream radial through-passage through the radial non-penetration flow path.
The rotor of a rotary electric machine according to claim 2 or 3.
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