JP6877636B2 - 車載カメラ装置 - Google Patents

車載カメラ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6877636B2
JP6877636B2 JP2020516227A JP2020516227A JP6877636B2 JP 6877636 B2 JP6877636 B2 JP 6877636B2 JP 2020516227 A JP2020516227 A JP 2020516227A JP 2020516227 A JP2020516227 A JP 2020516227A JP 6877636 B2 JP6877636 B2 JP 6877636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
measuring unit
parallax
vehicle
distance measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020516227A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019208257A1 (ja
Inventor
衛 大場
衛 大場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Publication of JPWO2019208257A1 publication Critical patent/JPWO2019208257A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6877636B2 publication Critical patent/JP6877636B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C3/00Measuring distances in line of sight; Optical rangefinders
    • G01C3/02Details
    • G01C3/06Use of electric means to obtain final indication

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、撮像画像から先行車両との車間距離を測定する車載カメラ装置に関する。
撮像画像から先行車両との車間距離を測定する車載カメラ装置として、近接配置した二つのカメラ(ステレオカメラ)の視差を利用した複眼視によって車間距離を測定するものが知られている。
例えば、特許文献1の請求項1には、「車外の設定範囲内の対象に対し、互いに異なる方向から複数枚の画像を撮像する撮像系を備え、上記撮像系で撮像した複数枚の画像を処理して画像全体に渡る距離分布を出力する画像処理手段に、上記撮像系で撮像した複数枚の画像に対応して、所定の領域毎に一致度を高速で計算する一致度計算部と、上記一致度計算部で計算した一致度の最小値に基づいて、上記複数枚の画像の対応する画素位置のずれ量を上記距離分布に係わる情報として決定するずれ量決定部とを備えたことを特徴とする車輌用距離検出装置」と記載されている。
特開平5−114099号公報
車両前方を撮像する車載カメラ装置を車室内に取り付ける場合、その取り付け位置によっては、車両前方に死角が生じることがある。通常、カメラの仰角方向の視野角は一定であるから、車載カメラ装置の取り付け位置が高くなるほど、車両前方の死角が増加する。
そして、先行車両に接近するほど、先行車両が死角に入る可能性が高まり、ステレオカメラを利用して先行車両を検出する特許文献1の方式では、車間距離を検知できなくなることが多い。
特に、車高の高いボックスタイプの車両は、車載カメラ装置の設置位置の高さの影響により死角が大きくなる構造に加え、一般的な乗用車と同じ車間距離の場合でも、短いボンネットの影響により先行車両と車載カメラ装置の距離も短くなるため、ある程度の車間距離を確保していても、先行車両の一部が死角に入りこむ可能性が高くなる。このような構造上の問題により、ボックスタイプの車両では、一般的な乗用車に比べ、ステレオカメラを利用しての車間距離測定が不能となる場合が多かった。
本発明はこれらの問題を踏まえてなされたものであり、先行車両の一部が車載カメラ装置の死角に入り込んだ場合であっても、車間距離の正確な測定を継続できる車載カメラ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車載カメラ装置は、左右に近接配置した二つの撮像部と、該二つの撮像部が撮像した一対の撮像画像の視差から該撮像画像中の障害物との距離を測定する視差測距部と、一方の撮像部の撮像画像から前記障害物の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、前記視差測距部が測定した距離と、前記視差測距部が距離を測定した以降の前記特徴点の移動距離に基づいて、前記撮像画像中の障害物との距離を測定する単眼測距部と、前記視差測距部と前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離の一方を選択して出力する距離出力部と、備えたものとした。
本発明によれば、自車両が先行車両に接近し、先行車両の一部が車載カメラ装置の死角に入った場合でも、車間距離を正確に測定することができる。
実施例1の車載カメラ装置の概略構成を示すブロック図。 車載カメラ装置の取り付け位置と死角の関係を説明する概略図。 先行車両が普通車である場合の、視差検出限界前後の撮像画像を比較した図。 先行車両がトラックである場合の、視差検出限界前後の撮像画像を比較した図。 実施例1における先行車両の特徴点の抽出方法を示した図。 実施例1における車間距離測定処理を説明するフロー図。 図6の二閾値の大小関係を示す図。 実施例2における車間距離測定処理を説明するフロー図。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
まず、図2を用いて、自車両10と先行車両20の位置関係、および、本実施例の車載カメラ装置1の取り付け位置とその死角の関係を説明する。ここに例示する自車両10は車高が高くボンネットの短いボックスタイプの車両であり、先行車両20は車高の低い普通車であるが、両車両の組合せはこの例に限定されない。
車載カメラ装置1は、先行車両20から車載カメラ装置1までの距離(以下、「距離R」と称する)を測定するためのステレオカメラであり、自車両10の車室内であって、自車両10の先端から距離r1の位置、かつ、地面から高さhの位置に設置されている。自車両10がボックスタイプの場合、距離r1は約20cm程度であるが、一般的な車両の場合には、距離r1は約2m程度となることもある。
車載カメラ装置1が測定する距離Rは、前述の距離r1と、先行車両20の後端から自車両10の先端までの距離(以下、「車間距離r2」と称する)の和であるため、距離Rから既知の距離r1を減算することで車間距離r2を算出できる。なお、上述したように、車載カメラ装置1の取り付け位置が高くなるほど、また、距離r1が短くなるほど、自車両前方の死角領域(図2の斜線領域)が広がる傾向があるため、本実施例のように、車載カメラ装置1の取り付け位置が高く、距離r1が短いボックスタイプの自車両10では、先行車両20に接近した場合、視差を利用した距離Rの測定が不能となることが多い。
次に、図1のブロック図を用いて、本実施例に係る車載カメラ装置1の概要を説明する。ここに示すように、車載カメラ装置1は、主に、右撮像部2Rと、左撮像部2Lと、測距装置3より構成されたものであり、測距装置3からは測定した距離RがECU8に出力される。この測距装置3は、撮像部が撮像した撮像画像に基づいて距離Rを演算するものであり、これを実現するためのハードウェアとして、図示しない、CPU、主記憶装置、補助記憶装置、通信装置等を備えている。そして、主記憶装置にロードしたプログラムをCPUが実行することで、後述する視差測距部4、特徴点抽出部5、単眼測距部6、距離出力部7の各機能を実現するものであるが、以下では、このような周知技術を適宜省略しながら説明する。なお、図1では測距装置3とECU8を分離した構成を示しているが、本実施例の測距装置3をECU8に統合した構成としても良い。以下、各々の構成について、更に詳細に説明する。
右撮像部2Rと左撮像部2Lは、レンズ等を介してカメラ前方の状態を画像として取り込むものであり、近接配置された二つの撮像部によりステレオカメラを構成する。
視差測距部4は、右撮像部2Rと左撮像部2Lで撮像した一対の撮像画像の視差から、画像内立体物の奥行方向の距離を求める、ステレオ視での距離測定機能を持つ。ここで、ステレオ視での距離測定方法は、画像内立体物を構成する縦辺に注目し、右撮像部2Rと左撮像部2Lでその縦辺の画素上のずれを奥行方向の距離に換算するものであるが、これは周知技術であるので、その具体的な説明は省略する。
特徴点抽出部5は、右撮像部2Rあるいは左撮像部2Lから入力された撮像画像に基づいて、先行車両20の特徴的な部分(以下、「特徴点20a」と称する)を抽出するものである。ここで、特徴点20aとは、例えば、コントラストの濃淡の境界部(ルーフとリアガラスの境目、ルーフそのもの)や、特徴的な形状部(ルーフアンテナ等の突起)のように、撮像画像の画素レベルでユニークな部分であり、異なるタイミングに撮像した撮像画像からも容易に同一部を抽出できるような特徴的な部分である。ここで、特徴点20aの候補が複数ある場合は、なるべく画像上部のものを抽出することが望ましい。抽出された特徴点20aは、撮像画像上での座標yとして随時、単眼測距部6に出力される。なお、図1に例示する特徴点抽出部5では、左撮像部2Lの撮像画像が入力されているが、右撮像部2Rの撮像画像が入力される構成としても良い。
単眼測距部6は、視差測距部4が測定したステレオ視での距離Rと、特徴点抽出部5が抽出した特徴点20aの座標yの変化に基づいて、一方の撮像部(以下、「単眼」と称する)の撮像画像から距離R’を算出するものである。
距離出力部7は、視差測距部4が測定した距離Rと、単眼測距部6が測定した距離R’のいずれかを選択してECU8に出力する。距離Rと距離R’の双方が測定できた場合には、距離出力部7は、原理的に精度が高い視差測距部4による距離Rを選択して出力するが、視差測距部4による測定が不能となった場合には、単眼測距部6による距離R’を選択して出力する。
次に、図3と図4を用いて、視差測距部4による測定が不能となる状況を説明する。
図3は、先行車両20が普通車であるときの、視差測距部4による視差検出限界距離前後の撮像画像を比較した図である。図3(a)、(b)を比較すると、図3(a)では、先行車両20の後端位置を示す網掛けした先行車検出枠30と、視差測距部4が測定した距離Rに相当する「測定距離2m」が表示されているのに対し、図3(b)では、これらが表示されていない。
このような違いが生じるのは、車間距離がある程度確保されている図3(a)では、先行車両20の一部(後バンパーや後輪など)が死角に入り撮像できていないものの、車両の横部分を含む先行車両20の大部分が撮像されており、立体物を構成する縦辺部を検出できるため、視差による先行車両20の検出や距離測定が可能であるのに対し、図3(b)では、自車両10が先行車両20にさらに接近し、先行車両20の大部分が死角に入った結果、縦辺部が検出できなくなり、視差での先行車両20の検出や距離測定が不能となったからである。
また、図4は、先行車両20が荷台を持つトラック21であるときの、視差測距部4による視差検出限界距離前後の撮像画像を比較した図である。図4(a)、(b)を比較すると、図4(a)では、トラック21の後端位置を示す先行車検出枠30と「測定距離2m」が正常に表示されているのに対し、図4(b)では、トラック21のキャビン部分に先行車検出枠30が誤って表示され、本来の車間距離は1m未満であるのに視差測距部4は「測定距離3m」と誤検出している。
このような違いが生じるのは、十分な車間距離が確保されている図4(a)では、車両全体が見えており、トラック21の荷台後方部を正しく検出できるが、図4(b)のように荷台後方部が死角に入りこむ場合は、荷台を見失う一方で、キャビン部分を先行車両として検知し、キャビン部分との距離を誤って測定するからである。
図3(b)や図4(b)の状況は、複眼視によっては、先行車両20を見失ったり、距離測定に失敗したりした状況であるので、複眼視による測定距離を利用する従来技術では、追従走行や先行車両20の発進お知らせ等のアプリケーションを正常に利用することができなかった。
そこで、本実施例では、視差測距部4による距離測定に失敗した場合は、単眼測距部6により距離測定に切り替え、所望のアプリケーションの利用を継続できるようにした。単眼測距部6による距離R’の測定方法には各種方法があるが、以下では、視差検出限界距離前後の撮像画像を比較した図5等を用いて、距離R’の算出方法の一例を説明する。なお、視差検出限界距離は、自車両10への車載カメラ装置1の取り付け位置から予め計算でき、例えば、一般的な乗用車のルーフ部しか見えなくなる車間距離を視差検出限界距離とする場合には、2m程度である。
図5(a)は、視差検出限界距離以上の距離が確保されており、視差測距部4による距離測定が成功した時点の撮像画像である。ここでは、視差測距部4が測定した距離Rと、特徴点抽出部5が抽出したこの時点の特徴点20aの撮像画像上での高さ方向の座標yを図示している。一方、図5(b)は、車間距離が縮小した結果、視差測距部4による距離測定が失敗した状況を示しており、特徴点抽出部5が抽出したこの時点の特徴点20aの撮像画像上での高さ方向の座標yと、図5(a)の特徴点20aから図5(b)の特徴点20a’への移動距離Rを図示している。この場合、単眼測距部6が測定する距離R’は、視差測距部4が測定した距離Rと、特徴点20aの移動距離Rを用いて、次の式1に基づいて算出できる。
Figure 0006877636
ここで、単眼測距部6で実行される、特徴点20aの移動距離Rの算出方法には、種々方法があり、例えば、次の式2、式3の何れかを用いることができる(ただし、式2、式3におけるRの最大値はR)。
Figure 0006877636
Figure 0006877636
なお、式2、式3には、単純化した演算式を例示しているが、実際には、画素の距離的な重みに関する補正をほどこし、より精度の良く距離を求めることとしても良い。
図7に本実施例の車載カメラ装置1が実行する距離測定処理のフローチャートを示す。
視差測距部4による距離測定精度は、単眼測距部6による距離測定精度よりも高いため、ここに示すフローチャートは、通常は、視差測距部4により測定し、これに失敗した場合に、単眼測距部6による測定を行うものとなっている。
自車両10が走行を開始し先行車両20を見つけ、追従等の車間距離情報を利用した制御を実行する場合、先ずは、精度が良い視差測距部4を用いた距離測定を実行する(S61)。そして、視差測距部4で測定した距離が視差検出限界距離(閾値、例えば2m)以下であるかを判定する(S62)。NOの場合(十分な車間距離が確保されている場合)は、そのまま視差での距離測定を継続する(S61)。一方、YESの場合は、単眼測距部6による距離測定を準備する。すなわち、特徴点抽出部5は、撮像画像から先行車両20の特徴点20aを抽出し、また、単眼測距部6は、画像上での特徴点20aの座標yと、現時点での視差による測定距離Rを記憶する(S63)。
そして、所定時間経過後、視差測距部4による距離測定を再度実行し(S64)、その成否を判断する(S65)。視差測距部4による距離測定が成功した場合は(S65でYes)、視差での距離測定が実現可能な距離が確保されているため、S61に戻り、視差測距部4による距離測定を継続する。一方、自車両10が先行車両20に更に接近していた場合等は、視差での距離測定が不能となっているため(S65でNo)、視差測距部4による距離測定から単眼測距部6による距離測定を利用した制御に移行する(S66)。
続いて、単眼測距部6が再測定した測定距離R’と視差検出限界距離(閾値)を比較し(S67)、測定距離R’が視差検出限界距離(閾値)以上となるまで、単眼測距部6による距離測定を継続する(S66)。一方、単眼測距部6が測定した測定距離R’が視差検出限界距離(閾値)以上となった場合は、再び視差測距部4による距離測定に復帰する(S61)。
次に、図7を用いて、先行車両20との距離と、距離測定に用いる測距部の関係を説明する。図7のグラフは、横軸が時間、縦軸が先行車両20との距離であり、自車両10が先行車両20に接近し、先行車両20との距離が時間と共に短くなる様子を示したものである。
ここに示すように、距離が視差検出限界距離(閾値)となったタイミングTで特徴点抽出部5による特徴点20aの抽出と、単眼測距部5による座標yと距離Rの記憶が開始され、単眼での距離測定に必要な準備を開始する。すなわち、このタイミングTまでは、特徴抽出部5と単眼測距部6を停止しておいても良く、車載カメラ装置1のCPUの処理能力を抑制できる。自車両10が更に先行車両20に接近し、視差での距離検出結果が無くなったタイミングT以降は、視差測距部4を停止し、単眼測距部6による距離測定結果を使用しての制御を実行する。
以上の実施例によれば、先行車両20等の接近により視差を利用した距離測定が不能となった場合でも、単眼視による距離測定に切り替えることで、所望のアプリケーションの利用を継続することが可能となる。その際、視差で距離測定結果を単眼視での距離情報として引き継ぐため、単に単眼視による距離測定を実行する場合よりも精度の良い距離測定が可能となる。また、単眼視により距離測定する際は、抽出した特徴点のみに注目して先行車両20の移動量を推定するためCPUの処理負荷を低減することも可能である。
次に、図8を用いて、本発明の実施例2の車載カメラ装置1を説明する。なお、実施例1との共通点は重複説明を省略する。
実施例1でも説明したように、ステレオ視により距離を測定するには、同時に撮像された二つの撮像画像を必要とする。しかし、実使用時には、片側の撮像部が故障したり、片側のレンズが遮蔽されたりして、突発的に一つの撮像画像しか得られなくなる場合もある。
実施例1では、CPUの処理負荷を軽減するために、車間距離が所定未満となった時のみ、特徴点抽出部5と単眼測距部6を稼働する構成とした。しかし、より高性能なCPUを持つシステムの場合は、上記の処理開始に関する制限を設けることなく、常に特徴点抽出部5と単眼測距部6を稼働することで、撮像画像が突如一枚しか正常に撮像できなくなった場合も距離測定の継続が可能となる。
図8に、これらの処理を常時実施する場合のフローチャートを示す。ここに示す本実施例のフローチャートは、図7に示したフローチャートに対して、視差検出限界距離付近まで先行車接近していることを判定する処理(S62等)が削除された代わりに、先行車両20の特徴点20aの抽出、記憶処理(S81)と、視差測距部4による距離測定、記憶処理(S82)と、単眼測距部6による距離測定、記憶処理(S83)を常に実行し、更に、両測定距離の比較を行うものである(S84)。
通常は、視差測距部4と単眼測距部6の測定距離は一致しないながらも、略同程度の距離を測定できるため、距離出力部7は、より精度の高い視差測距部4による測定距離を選択して出力する(S85)。一方、何らかの事情により片方の撮像画像に突発的な不備が生じた場合は、視差測距部4と単眼測距部6の測定距離に誤差が大きくなるため、その誤差が所定値(例えば±5%)を超える場合、距離出力部7は、片方の撮像画像に不備が生じたと判断し、単眼測距部6による測定距離R’を選択して出力する(S86)。
このような処理により、本実施例の車載カメラ装置では、突発的に片側の撮像部に不備が生じた場合でも、視差測距部4から単眼測距部6に随時切り替えることができるため、先行車両20などの前方障害物の距離測定を継続することが可能となる。また、視差、単眼の両方が距離測定が可能な状態では、両者の測定結果を比較することにより、システムの信頼性をより向上させることが可能である。
10…自車両、1…車載カメラ装置、2R…右撮像部、2L…左撮像部、3…測距装置、4…視差測距部、5…特徴点抽出部、6…単眼測距部、7…距離出力部、8…ECU20…先行車両、20a…特徴点、21…トラック、30…先行車検出枠

Claims (5)

  1. 左右に近接配置した二つの撮像部と、
    該二つの撮像部が撮像した一対の撮像画像の視差から該撮像画像中の障害物との距離を測定する視差測距部と、
    一方の撮像部の撮像画像から前記障害物の特徴点を抽出する特徴点抽出部と、
    前記視差測距部が測定した距離と、前記視差測距部が距離を測定した以降の前記特徴点の移動距離に基づいて、前記撮像画像中の障害物との距離を測定する単眼測距部と、
    前記視差測距部と前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離の一方を選択して出力する距離出力部と、を備えたことを特徴とする車載カメラ装置。
  2. 前記距離出力部は、
    前記視差測距部による距離測定が可能な場合は、前記視差測距部が測定した前記障害物との距離を出力し、
    前記視差測距部による距離測定が不能な場合は、前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離を出力することを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ装置。
  3. 前記視差測距部が測定した前記障害物との距離が所定の閾値以上である場合は、前記特徴点抽出部と前記単眼測距部の処理を停止するとともに、
    前記視差測距部が測定した前記障害物との距離が所定の閾値未満である場合は、前記特徴点抽出部と前記単眼測距部の処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ装置。
  4. 前記距離出力部は、
    前記視差測距部と前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離の誤差が所定値未満である場合は、前記視差測距部が測定した前記障害物との距離を出力し、
    前記視差測距部と前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離の誤差が所定値以上である場合は、前記単眼測距部が測定した前記障害物との距離を出力することを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ装置。
  5. 前記二つの撮像部の取り付け高さ、前記二つの撮像部から自車両の前面ノーズまでの長さ、および、前記車載カメラ装置の視野角から計算される車両近傍の死角に前記障害物が入り込んだ場合、
    前記単眼測距部は、前記障害物が死角に入りこむ前に前記視差測距部が測定した距離と、前記特徴点抽出部が抽出した前記障害物が死角に入りこむ前後の特徴点の移動距離に基づいて、前記障害物までの距離を測定することを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ装置。
JP2020516227A 2018-04-23 2019-04-12 車載カメラ装置 Active JP6877636B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018082014 2018-04-23
JP2018082014 2018-04-23
PCT/JP2019/015905 WO2019208257A1 (ja) 2018-04-23 2019-04-12 車載カメラ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019208257A1 JPWO2019208257A1 (ja) 2021-02-12
JP6877636B2 true JP6877636B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=68295412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020516227A Active JP6877636B2 (ja) 2018-04-23 2019-04-12 車載カメラ装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6877636B2 (ja)
CN (1) CN111971528B (ja)
WO (1) WO2019208257A1 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3775200B2 (ja) * 2000-10-06 2006-05-17 日産自動車株式会社 車間距離推定装置
JP2006258497A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Omron Corp 車両用物体認識装置
CN101391589A (zh) * 2008-10-30 2009-03-25 上海大学 车载智能报警方法和装置
JP5414714B2 (ja) * 2011-03-04 2014-02-12 日立オートモティブシステムズ株式会社 車戴カメラ及び車載カメラシステム
JP6182866B2 (ja) * 2012-03-21 2017-08-23 株式会社リコー 校正装置、距離計測装置及び車両
US20160275359A1 (en) * 2013-12-26 2016-09-22 Mitsubishi Electric Corporation Information processing apparatus, information processing method, and computer readable medium storing a program
JP6138861B2 (ja) * 2015-06-25 2017-05-31 日立オートモティブシステムズ株式会社 距離算出装置
JP6339058B2 (ja) * 2015-09-30 2018-06-06 株式会社東芝 車載器および車頭間距離算出方法
JP6623044B2 (ja) * 2015-11-25 2019-12-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 ステレオカメラ装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019208257A1 (ja) 2019-10-31
CN111971528B (zh) 2022-06-03
CN111971528A (zh) 2020-11-20
JPWO2019208257A1 (ja) 2021-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10242576B2 (en) Obstacle detection device
JP4052650B2 (ja) 障害物検出装置、方法及びプログラム
JP3630100B2 (ja) 車線検出装置
US7542835B2 (en) Vehicle image processing device
US10776946B2 (en) Image processing device, object recognizing device, device control system, moving object, image processing method, and computer-readable medium
US20200074212A1 (en) Information processing device, imaging device, equipment control system, mobile object, information processing method, and computer-readable recording medium
US8730325B2 (en) Traveling lane detector
EP3282389B1 (en) Image processing apparatus, image capturing apparatus, moving body apparatus control system, image processing method, and program
EP3432265A1 (en) Image processing device, apparatus control system, image pickup device, image processing method, and program
CN110341621B (zh) 一种障碍物检测方法及装置
KR102304851B1 (ko) Ecu, 상기 ecu를 포함하는 무인 자율 주행 차량, 및 이의 주변 차량 인지 방법
US20190325607A1 (en) Movement information estimation device, abnormality detection device, and abnormality detection method
WO2019068699A1 (en) METHOD FOR CLASSIFYING AN OBJECT POINT AS STATIC OR DYNAMIC, DRIVER ASSISTANCE SYSTEM, AND MOTOR VEHICLE
JP2020056717A (ja) 位置検出装置
JP6631691B2 (ja) 画像処理装置、機器制御システム、撮像装置、画像処理方法、及び、プログラム
JP6877636B2 (ja) 車載カメラ装置
EP3287948B1 (en) Image processing apparatus, moving body apparatus control system, image processing method, and program
US10643077B2 (en) Image processing device, imaging device, equipment control system, equipment, image processing method, and recording medium storing program
CN112400094B (zh) 物体探测装置
JP7134780B2 (ja) ステレオカメラ装置
EP2919191B1 (en) Disparity value deriving device, equipment control system, movable apparatus, robot, and disparity value producing method
WO2018097269A1 (en) Information processing device, imaging device, equipment control system, mobile object, information processing method, and computer-readable recording medium
JP2020042716A (ja) 異常検出装置および異常検出方法
JP7318377B2 (ja) 物体検知装置
JP2022123153A (ja) ステレオ画像処理装置及びステレオ画像処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6877636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6877636

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250